JP2011184120A - 原稿搬送装置 - Google Patents

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洋一 坂井
Masaki Omori
正樹 大森
Seiji Nishizawa
聖児 西沢
Junya Nakajima
淳哉 中嶋
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Abstract

【課題】 重ねて搬送路を搬送される先原稿と次原稿とが異なる長さであっても、確実に原稿を搬送及び排紙し、また排紙された原稿の整列性を向上させることのできる原稿搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 読取位置に対して原稿を搬送する搬送手段と、読み取られた原稿をスイッチバックして原稿を反転して送る反転排出手段と、反転排出手段からの先原稿と搬送手段からの次原稿とを重ねて搬送し、先原稿を排紙トレイに排紙するとともに次原稿をスイッチバックして再び読取位置に向けて送る排紙手段と、を設け、先原稿と次原稿の長さを比較し、先原稿の長さが次原稿の長さよりも長い場合は、次原稿を搬送経路で待機させ、先原稿が反転排出経路の所定位置を通過した時点で次原稿を待機位置から搬送するようにした。
【選択図】図10

Description

本発明は、所定の読取位置に原稿を搬送する原稿搬送装置に関し、詳しくは原稿の両面を読み取るために片面を読み取られた原稿をスイッチバック反転させて再び読取位置に搬送し、両面を読み取られた原稿を排紙するための原稿搬送制御に関する。
複写機やスキャナ等の画像形成装置においては、原稿を画像読取部のプラテンガラス上に搬送するADF(オート・ドキュメント・フィーダ)と称される原稿搬送装置が用いられている。
従来、この種の原稿搬送装置としては、原稿を読み取る読取位置に給紙トレイ上の原稿を給紙する給紙経路と、給紙経路から原稿を受けて読取位置を通過させる搬送経路と、読み取られた原稿を排紙トレイに排紙する排紙経路と、排紙経路に設けられた排紙ローラ対によって排紙経路上でスイッチバックされた原稿を排紙経路から受けて再び搬送経路に案内する循環経路とで構成され、読取位置で表面を読み取られた原稿を排紙ローラ対に搬送し、この排紙ローラ対にてスイッチバックした後に循環経路を介して反転させて再び読取位置に搬送し、原稿の裏面を読み取るものがある。
そして、このように構成された原稿搬送装置では、裏面を読み取られた原稿を排紙トレイ上でページ順序が揃うように再び反転して排紙する必要があり、この反転排紙する手段として、例えば、特許文献1のように原稿の裏面を読み取る際と同様に排紙ローラ対で原稿をスイッチバックした後に読取位置を介して原稿を搬送することで原稿の表裏を反転して排紙経路から排紙トレイに排紙する構成や、特許文献2のように排紙トレイの下方に原稿をスイッチバックさせるスイッチバック経路と、このスイッチバック経路からの原稿を排紙経路に案内する反転経路を設け、読取位置で表裏両面を読み取られた原稿をスイッチバック経路にてスイッチバックさせた後に反転経路を介して排紙トレイに排紙する構成が知られている。
また、特許文献1では、両面原稿の読取処理を短縮するために、先行原稿と後続原稿を重ねて搬送する構成を備えている。この構成では、表裏両面を読み取られた原稿を頁揃え反転させるために循環経路から送られた先原稿を搬送経路内に所定量だけ搬送した時点で次原稿を搬送経路内に送り込む。これによって、先原稿と次原稿は所定距離ずらした状態で重なって搬送径路を搬送される。そして、重なった状態で搬送される2枚の原稿は、その状態で排紙経路に送られ、次原稿の後端よりも先行する先原稿の後端が排紙ローラ対を通過した所定の位置に到達した時点で排紙ローラ対が逆転される。これによって、先原稿は排紙トレイ上に排紙され、次原稿は排紙ローラ対にてスイッチバックされる。
特開2006−327728号公報 特開2004−175460号公報
特許文献1では、循環経路から送られた先原稿を搬送経路内に所定量だけ搬送した時点で次原稿を搬送経路内に送り込むことで先原稿の先端を次原稿の先端に対して搬送方向に所定距離ずれるようにしている。そして、先原稿と次原稿の先端を所定距離ずらすことによって、排紙ローラ対の位置において先原稿は排紙ローラ対を通過させた時点で次原稿の搬送方向先端部を排紙ローラ対でニップする状態としている。しかしながら、先原稿に続く次原稿の原稿サイズが先原稿の原稿サイズよりも小さい場合は、先原稿の後端が次原稿の後端よりも排紙方向の下流側に位置することとなるため、先原稿を排紙トレイ上に排紙し、次原稿を排紙ローラ対にてスイッチバックすることはできない。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、重ねて搬送路を搬送される先原稿と次原稿とが異なる長さであっても、確実に原稿を搬送及び排紙することができる原稿搬送装置を提供することを目的とする。
読取位置に対して原稿を搬送する搬送手段と、読み取られた原稿をスイッチバックして原稿を反転して送る反転排出手段と、反転排出手段からの先原稿と搬送手段からの次原稿とを重ねて搬送し、先原稿を排紙トレイに排紙するとともに次原稿をスイッチバックして再び読取位置に向けて送る排紙手段と、を設け、先原稿と次原稿の長さを比較し、先原稿の長さが次原稿の長さよりも長い場合は、次原稿を搬送経路で待機させ、先原稿が反転排出経路の所定位置を通過した時点で次原稿を待機位置から搬送するようにした。
この構成によって、先原稿の長さと次原稿の長さが異なる場合であっても、排紙手段にて搬送される先原稿を確実に排紙トレイに排出するとともに先原稿と重なって搬送される次原稿を確実にスイッチバックさせることができ、原稿の搬送不良を防止するとの効果を奏する。
本発明に係る原稿搬送装置および原稿搬送装置が搭載された画像読取装置の構成を示す断面図である。 本発明に係る原稿搬送装置の主要部分を示す拡大断面図である。 本発明に係る原稿搬送装置の制御系を示すブロック図である。 本発明に係る原稿搬送装置の原稿の流れを示す説明図である。 本発明に係る原稿の排紙動作とスイッチバック動作とが同時に行われる状態を示す状態図である。 本発明に係る原稿サイズの検出動作を示す動作フローチャート図である。 本発明に係る原稿サイズによって搬送排出動作を選択するための選択動作を示す動作フローチャート図である。 本発明に係る第1の搬送排出動作を示す動作フローチャート図である。 本発明に係る第2の搬送排出動作を示す動作フローチャート図である。 本発明に係る第1の搬送排出動作における先原稿と次原稿の搬送状態を示す状態図である。 本発明に係る第2の搬送排出動作における先原稿と次原稿の搬送状態を示す状態図である。
図1は本発明の原稿搬送装置および原稿搬送装置が搭載された画像読取装置の構成を示す断面図であり、図2は原稿搬送装置の主要部分を示す拡大断面図である。以下、図面を参照しつつ本発明に係る原稿搬送装置の実施形態を詳細に説明する。図1に示すように本発明の原稿搬送装置3は、画像読取手段を有する画像読取装置本体2の上方に開閉可能に取り付けられている。
画像読取装置本体2の画像読取手段は、光学キャリッジ5を固定した状態で第1のコンタクトガラス6の上面を通過する原稿を読み取る。また、本体2の上面には、原稿を載置するための第2のコンタクトガラス7が設けられ、このコンタクトガラス7上にセットされた原稿に対して光学キャリッジ5が移動することによって読み取ることができる。
光学キャリッジ5は、原稿に光を照射するランプと原稿からの反射光の向きを偏向する第1ミラーを有する第1キャリッジ10と、第1ミラーからの光の向きを偏向して導く第2、第3ミラーを有する第2キャリッジ11とから構成されている。そして、第1のコンタクトガラス6上を搬送される原稿や第2のコンタクトガラス7上に載置された原稿にランプによって光を照射し、原稿の反射光を複数のミラーを介してレンズ16で集光する。レンズ16で集光された光はCCDなどの光電変換素子17で光電変換されて原稿画像が読み取られる。
次に、原稿搬送装置3の構成について説明する。この原稿搬送装置3は、図1及び図2に示すように、複数枚の原稿を載置可能な給紙トレイ20と、読取処理の終了した原稿を収納する排紙トレイ22とを備えている。 また、この原稿搬送装置3には、給紙トレイ20から第1のコンタクトガラス6に向けて原稿を給紙する給紙経路23が設けられた給紙部と、給紙経路23から原稿を受けて第1のコンタクトガラス6に給送して通過させる搬送経路24が設けられた搬送部と、搬送経路24からの原稿を排紙口41から排紙トレイ22に案内する排紙経路25が設けられた排紙部と、排出経路25と給紙径路23を連通する循環経路45が設けられた循環部と、第1のコンタクトガラス6の下流で排紙経路25と分岐し、排紙トレイ22と白色板21との間に形成されたスイッチバック経路46とスイッチバック経路46からの原稿を反転して排紙経路25の排紙口41側に案内する反転排出経路49とが設けられた反転排出部と、を備えている。
給紙部には、給紙トレイ20上の原稿を繰り出す繰出ローラ27と、繰り出された原稿を給送する給紙ローラ28と、この給紙ローラ28に圧接して原稿を1枚ずつ分離する分離パッド29と、1枚ずつ分離されて給紙される原稿の先端を突き当てて整合した後に送り出すレジストローラ対30と、が設けられ、給紙経路23に沿って原稿を給紙する。
搬送部は、レジストローラ対30からの原稿を第1のコンタクトガラス6上に供給する第1のリードローラ対32と、第1のコンタクトガラス6上を通過した原稿を下流に向けて搬送する第2のリードローラ対33と、が設けられ、第1のコンタクトガラス6の上面を介して搬送経路24に沿って原稿を搬送する。
排紙部には、排紙トレイ22上に原稿を排紙する排紙ローラ対43が設けられている。なお、排紙ローラ対43は、原稿の排紙方向の後端部をニップした状態で正転から反転し、原稿をスイッチバックさせて排紙経路25の下流側から循環経路45に搬送する機能を兼用している。また、循環部には排紙ローラ対43でスイッチバックされた原稿を給紙経路23に送る待機ローラ対48が設けられている。
反転排出部には、スイッチバック経路46に搬入された原稿をスイッチバックして反転排紙経路49に送るスイッチバックローラ対44が設けられている。なお、排紙ローラ対43及びスイッチバックローラ対44は、一方のローラから他方のローラが離間するように構成されており、原稿の搬送状態によって圧接・離間制御される。
また、搬送経路24から連通された排出経路25とスイッチバック経路46との分岐部には、読み取りの過程に応じて、第2のリードローラ対33からの原稿を排紙経路25とスイッチバック経路46のいずれかに一方に案内するための第1のフラッパ34が設けられており、排紙経路25と循環経路45の連結部には、排紙ローラ対43でスイッチバックされた原稿を循環経路45に案内するための第2のフラッパ52が設けられている。さらに、反転排出部にはスイッチバックローラ対44でスイッチバックされた原稿を反転排出経路49に案内するための第3のフラッパ53が設けられている。なお、第2、第3のフラッパ52、53は、自重で下方に移動するように支持されている。これによって、第2のフラッパ52は、第2のリードローラ33からの原稿によって上方に押し上げられて原稿が通過し、原稿が通過すると下方に移動して排紙経路25と循環経路49を連通させる。同様に第3のフラッパ53は、第2のリードローラ33からの原稿によって上方に押し上げられて原稿が通過し、原稿が通過すると下方に移動してスイッチバック経路46と反転排出経路49とを連通させる。
また、図3の制御系のブロック図に示すように、原稿が通過する各所には各種のセンサが設けられている。繰出ローラ27の近傍には給紙トレイ21上の原稿を検出するエンプティセンサS1、給送経路23にはレジストセンサS2、リードセンサS3が設けられ、排出経路25には排出センサS4が設けられている。また反転排出経路49には反転排出センサS5が配置される。そして、これらの各センサの原稿検出によって給紙モータM1、排出モータM2、待機モータM3の駆動をCPUが実装された制御基板にて制御し、原稿を搬送する。
給紙モータM1は、給紙ローラ28とレジストローラ対30に電磁クラッチCL1、CL2を介して駆動連結されており、排出モータM2は排紙ローラ対43とスイッチバックローラ対44に駆動連結されている。また、待機モータM3は待機ローラ対48に駆動連結されている。
また、第1のソレノイドSOL1は排紙ローラ対43の駆動ローラ43aから従動ローラ43bを離間する方向に移動させ、第1のソレノイドSOL1はスイッチバックローラ対44の従動ローラから駆動ローラを離間させる方向に移動させる。これによって、各ローラ対43、44の圧接、離間が制御される。
次に、原稿搬送装置の動作を図4の原稿の流れを示す説明図に基づき説明すると、給紙トレイ20上の原稿は図4の実線で示すように給紙経路23から搬送経路24に案内されて読取位置Xで表面が読み取られる。読取位置で表面を読み取られた原稿は図4の破線で示すように排紙経路25に搬送され、この排紙経路25の排紙ローラ対43にてスイッチバックした後に循環経路45を介して搬送経路24に戻され、表裏を反転しつつ再び読取位置Xに案内されて原稿の裏面を読み取る。読取位置Xで表裏両面を読み取られた原稿は図4の2点鎖線で示すようにスイッチバック経路46に案内され、スイッチバックされる。スイッチバックされた原稿は反転排出経路49を介して排出経路25の下流側に表裏反転しつつ案内され、排出経路25から排紙トレイ22に排紙される。
この原稿搬送動作について、詳細に説明すると、最初に給紙トレイ20上に原稿が載置されたことをエンプティセンサS1が検知すると、給紙モータM1が駆動し、電磁クラッチCL1をONすると繰出ローラ27及び給紙ローラ28が回転駆動する。これによって、給紙トレイ20上に載置された最上位の原稿が順次繰り出され、分離パッド29によって原稿が1枚に分離されて送られる。なお、原稿の給紙開始時におけるイニシャル動作で排紙ローラ対43及びスイッチバックローラ対44は離間する位置に移動され、また第1のフラッパ34は、排紙経路25に沿って案内されるような向きに移動される。
1枚に分離された原稿の先端をレジストセンサS2が検知すると、その検知した時点から原稿を所定量搬送することによって、レジストローラ対30のニップ部分に1枚目の原稿の先端が突き当たり、これによって原稿の先端が整合されて原稿スキューが取り除かれる。
その後、電磁クラッチCL2がONされ、レジストローラ対30が回転駆動する。そして、原稿はレジストローラ対30と第1、第2のリードローラ対32、33によって第1のコンタクトガラス6上を搬送される。この第1のプラテンガラス6上を通過する際に原稿の表面が読み取られる。
第1のプラテンガラス6を通過した原稿は、第1のフラッパ34を介して排紙経路25に沿って案内される。この1枚目の原稿の先端部が排紙経路25に案内されていく間に、1枚目の原稿の後端がレジストセンサS2で検知されると、電磁クラッチCL2がOFFされてレジストローラ対30は停止され、2枚目の原稿の給送が繰出ローラ27及び給紙ローラ28によって開始される。給紙された2枚目の原稿の先端はレジストローラ対30のニップ部分に突き当たって整合される。
そして、電磁クラッチCL1をOFFした時点から所定の時間が経過した後に電磁クラッチCL2をONする。これによって、レジストローラ対30が駆動して2枚目の原稿が第1のプラテンガラス6に向けて送り出される。なお、前述の所定時間は先に給紙された1枚目の原稿と2枚目の原稿との間隔を一定に保つために予め定められた時間である。
一方、1枚目の原稿の先端部が排出センサS4で検知されると排出モータM2が正転駆動し、第1ソレノイドSOL1をON(吸引)する。これによって、排紙ローラ対43の従動ローラ43bが駆動ローラ43aに圧接し、1枚目の原稿が排紙トレイ22側に向けてさらに搬送される。
2枚目の原稿が第1のプラテンガラス6に向けて搬送される間に、第1のプラテンガラス6を通過した1枚目の原稿は、その後端が排出センサS4で検知されてから一定時間が経過した時点で排出モータM2を停止することによって排紙ローラ対43でニップされた状態で停止する。その後に排出モータM2を逆転駆動することで排紙ローラ対43は逆回転駆動され、1枚目の原稿がスイッチバックされる。
そして、排紙ローラ対43でスイッチバックされた1枚目の原稿は第1のスイッチバック経路45に沿って搬送される。そして、1枚目の原稿の先端部が回転駆動する待機ローラ対48でニップされた後に待機モータM3を停止することによって1枚目の原稿は一旦停止状態となる。1枚目の原稿が待機ローラ対48でニップ保持されて停止されると、第1ソレノイドSOL1をOFF(吸引解除)して排紙ローラ対43を離間させ、排出モータM2を正転駆動に切り換える。
この状態で、第1のコンタクトガラス6を通過した2枚目の原稿を排出ローラ対43に排出経路25に沿って搬送する。このとき、2枚目の原稿は排出経路25の下流部分で1枚目の原稿の下方を搬送される。なお、このとき排紙ローラ対43を離間させているので2枚目の原稿の先端部は支障なく排紙トレイ側に向かって搬送される。また離間した排紙ローラ対43の駆動ローラ43aを正回転駆動しているので、2枚目の原稿には駆動ローラ43aの接触した際の搬送力が付与されスムーズに送られる。
2枚目の原稿がレジストセンサS2を通過する電磁クラッチCL2をOFFする。また2枚目の原稿の後端部がレジストセンサS2で検知された時点から所定時間経過後に待機モータM3を駆動する。これによって、経路45、49で停止している1枚目の原稿の先端がレジストローラ対30に当接してその先端が整合され。その後に電磁クラッチCL2をONしてレジストローラ対を回転駆動して1枚目の原稿を第1のコンタクトガラス6に向けて反転して搬送させる。この間、第1のリードローラ対32、第2のリードローラ対33、排紙ローラ対43の正回転駆動によって、2枚目の原稿が排出パスの下流側で1枚目の原稿とすれ違うようにし
て搬送される。このとき、排紙ローラ対43は離間した状態で、1枚目の原稿と2枚目の原稿のそれぞれ異なる方向に搬送される。そして、リードセンサS3が2枚目の原稿の後端を検出してから2枚目の原稿の後端が第1コンタクトガラス6の読取位置Xに到達する時間が経過した後に第1ソレノイドSOL1がONされ、排紙ローラ対43が圧接される。これによって、排紙ローラ対43が1枚目の原稿と2枚目の原稿を重ねて圧接し、その状態で1枚目の原稿と2枚目の原稿は排出経路25内の一部でそれぞれ異なる方向に搬送されることとなる。このとき、駆動ローラ43aはその摩擦係数が原稿と従動ローラ43bの摩擦係数より高く設定されている。これによって、従動ローラ43bと2枚目の原稿との間の1枚目の原稿は待機ローラ48、レジストローラ対30、第1のリードローラ対43によって読取位置Xに向って送られ、駆動ローラ43aと1枚目の原稿との間の2枚目の原稿は駆動ローラ43bの搬送力によって1枚目の原稿に抗して排紙トレイ22側に送られる。
そして、2枚目の原稿の後端が排出センサS4に検知されてから一定時間後に排出モータM2を正転駆動から逆転駆動に切り換えることで排紙ローラ対43は正転駆動から逆回転駆動されて2枚目の原稿がスイッチバックされる。このとき、1枚目の原稿の後端は排紙ローラ対43のニップ位置を通過しており、2枚目の原稿のスイッチバック動作に影響しない。スイッチバックされた2枚目の原稿は第1のスイッチバック経路45に沿って搬送され、待機ローラ対48にニップされると待機モータM3を停止する。そして、これと同時に第1のソレノイドSOL1をOFFして2枚目の原稿を停止して待機させる。
一方、1枚目の原稿は、裏面が読み取られた後、先端部が第1のフラッパ34によって切り替えられた経路を通って第2のスイッチバック経路46へ案内される。なお、第1のフラッパ34は、2枚目の原稿の後端部が排出センサS4で検知されると時計回りに回動してスイッチバック経路46へ連絡する経路を形成する。また、1枚目の原稿の後端がリードセンサS3に検知されると第2のソレノイドSOL2がON(吸着)され、スイッチバックローラ44が圧接状態とされる。
待機ローラ対48にニップして待機された2枚目の原稿は、1枚目の原稿の後端がレジストセンサS2で検知した後に待機モータM3を駆動して停止した状態のレジストローラ対30に当接する。これによって、原稿の先端が整合される。そして、電磁クラッチCL2をONすることでレジストローラ対30を回転駆動させて原稿を第1のコンタクトガラス6の読取位置Xに向けて再給送される。
スイッチバック経路46に搬送された1枚目の原稿は、その後端が排出センサS4で検知されるとその所定時間後に排出モータM2を逆転駆動から正転駆動に切り換える。これによって、スイッチバックローラ対44が正回転駆動から逆回転駆動に切り換わり、1枚目の原稿をスイッチバックさせる。スイッチバックされた1枚目の原稿は反転排出経路49に沿って排紙ローラ対43に送られ、排紙ローラ対43によって排紙トレイ22に排出される。
一方、2枚目の原稿は1枚目の原稿に続いて第1のコンタクトガラス6の読取位置Xに搬送されて裏面が読み取られ、スイッチバック経路46に搬送される。このとき、2枚目の原稿の先端を排出センサS4が検出すると第2のソレノイドSOL2がOFF(吸着解除)されて第2のスイッチバックローラ44が離間する。そして、1枚目の原稿と2枚目の原稿が第2スイッチバックパス内ですれ違うようにして搬送される。この2枚目の原稿の搬送過程で2枚目の原稿がレジストセンサS2を通過したことが検出されると電磁クラッチCL1をONする。これによって、繰出ローラ27、給紙ローラ28が回転駆動して3枚目の原稿の給紙動作が開始される。
そして、2枚目の原稿の後端部がリードセンサS3で検出された時点から2枚目の原稿の後端が読取位置Xに到達する時間が経過すると第2のソレノイドSOL2がONされてスイッチバックローラ対44が圧接する。これと同時に排出モータM2が正回転駆動から逆回転駆動に切り換えられる。このとき、1枚目の原稿の後端はスイッチバックローラ対44を通過している。これによって、2枚目の原稿がスイッチバックされ、反転排出経路49に沿って排紙ローラ対43に送られる。そして、排紙ローラ対43によって排紙トレイ22に向かって搬送される。
3枚目の原稿は、先の1枚目の原稿と同様にレジストローラ対30で先端が整合され、レジストローラ対30、第1のリードローラ対32によって第1のコンタクトガラス6に搬送され、第1のコンタクトガラス6の読取位置Xで表面を読み取られた後に第2のリードローラ33によって搬送経路24、排紙経路25に沿って送られる。そして、3枚目の原稿は、図5(a)に示すように2枚目の原稿を排出中の排紙ローラ対43に送られ、図5(b)に示すように2枚目の原稿と重なった状態で排紙トレイ22側に向かって搬送される。このとき、3枚目の原稿の後端は、2枚目の原稿の後端に対して排紙トレイ22の方向と異なる方向に所定距離Lだけ離れた位置となった状態で搬送される。そして、3枚目の原稿の後端部が排出センサS4で検知した時点から所定時間後に排出モータM2を停止する。これによって、排紙ローラ対43は一旦停止される。このとき、図5(c)に示すように2枚目の原稿は排紙トレイ22に排出され、3枚目の原稿は排紙トレイ22と異なる側の端部が排紙ローラ対43にニップされた状態で停止する。そして、この状態から排出モータM2を逆転駆動することで、排紙ローラ対43が逆回転駆動して3枚目の原稿がスイッチバックされる。なお、排紙ローラ対43は、2枚目の原稿がスイッチバックローラ対44によってスイッチバックされると同時に離間し、3枚目の原稿の後端が読取位置Xを到達した時点で圧接される。
その後、後続の4枚目の原稿は読取位置Xを通過し、排出経路25の下流部分で待機ローラ対48によってニップされた状態で待機される3枚目の原稿の下方を搬送される。以降において、3枚目の原稿は先の1枚目の原稿と同様に搬送され、また4枚目の原稿は2枚目の原稿と同様に搬送される。
ここで、図5(a)(b)(c)に示すように2枚目の原稿を反転排出経路から排紙経路に搬送し、3枚目の原稿を搬送経路から排紙経路に送る際において、原稿サイズが異なる混載原稿を取り扱う場合に同一原稿サイズを取り扱う場合と同様な制御を実行すると、原稿の搬送不良や排紙整列性が悪くなるとの問題がある。つまり、3枚目の原稿の原稿サイズが2枚目の原稿の原稿サイズよりも小さい場合は、2枚目の原稿の後端が次原稿の後端よりも排紙方向の下流側に位置することとなるため、2枚目の原稿を排紙トレイ上に排紙し、3枚目の原稿を排紙ローラ対にてスイッチバックすることはできない。また、3枚目の原稿の原稿サイズが2枚目の原稿の原稿サイズよりも大きい場合は、2枚目の原稿が排紙ローラ対を通過しても3枚目の原稿をスイッチバック位置まで搬送するため、2枚の原稿が静電気などで離れ難くなっているときには2枚目の原稿が排紙口から遠い位置まで運ばれる。これによって、排紙トレイ上に落下する原稿位置がばらつき、排紙トレイへの原稿整列性が低下する。
したがって、本実施の形態においては、第2のリードローラ対33とスイッチバックローラ対44を制御して、混載原稿であっても確実に2枚目の原稿を排紙し、3枚目の原稿をスイッチバックでき、また排紙整列性も良好になるように構成している。
この2枚目の原稿と3枚目の原稿とのサイズが異なる場合の動作について説明する。なお、便宜上、以降において2枚目の原稿を先原稿D1、3枚目の原稿を次原稿D2という。
図6は原稿サイズを検出する動作フローチャート図であり、図7は原稿サイズによって第1、第2の搬送排出動作を選択する動作フローチャート図である。また、図8は第1の搬送排出動作を示す動作フローチャート図であり、図9は第2の搬送排出動作を示す動作フローチャート図である。さらに、図10は第1の搬送排出動作における先原稿D1と次原稿D2の搬送状態を示す状態図であり、図11は第2の搬送排出動作における先原稿D1と次原稿D2の搬送状態を示す状態図である。
先ず、原稿サイズの検出動作について図6に基づき説明する。原稿を給紙トレイ20から読取位置Xに搬送する過程において、給紙経路23に設けられたレジストセンサS2が原稿の先端を検出してから原稿の後端を検出するまでの給紙モータM1の駆動パルスをパルスカウンタCNでカウントし、このカウント値から原稿のサイズを判別する(ST1〜ST5)。一方、レジストセンサS2が原稿の後端を検出する前に原稿の先端が排出センサS4で検出され、この排出センサS4の検出から所定量搬送した位置に原稿先端が到達した時点おいてもレジストセンサS2で原稿の後端が検出されなければ、複数の幅センサ(図示せず)の検出状態によって原稿サイズを判別する(ST3、ST6〜ST8)。そして、判別された原稿サイズは原稿毎にRAMに記憶される(ST9)。なお、幅センサはレジストセンサS2と同一位置で原稿搬送方向と直交する幅方向に複数配置されている。本実施の形態では所定以上のサイズの原稿は原稿幅のみで検出できるように構成しているので幅センサで検出された原稿幅から原稿サイズを特定できる。つまり、本実施の形態においては、取り扱う原稿を一般的なサイズであるA5横、A5縦、A4横、A4縦、A3縦のA系列とB5横、B5縦、B4縦のB系列とにしており、また図10(a)に示すようにレジストセンサS2から排出センサS4の検出から所定量搬送した位置P1までの距離LaをA4横の長さよりも長くしている。このため、原稿の先端が所定の位置P1に到達した時点でレジストセンサS2にてその長さが検出できないサイズの原稿はB4縦、A4縦、A3縦、B4縦の4種類であり、この4種類は原稿幅が異なるため、複数の幅センサを各サイズに対応した幅方向の位置に配置すれば容易にサイズが判別できる。
そして、図7のフローチャート図に示すように原稿サイズ検出動作でRAMに格納された先原稿D1と次原稿D2のサイズを比較し、先原稿D1のサイズの長さが次原稿D2のサイズの長さよりも長い場合は第1の搬送排出動作が実行される(ST11〜ST12)。一方、先原稿D1のサイズの長さが次原稿D2のサイズの長さよりも短い場合は第2の搬送排出動作が実行される(ST11、ST13)。なお、この第1、第2の搬送排出動作は、次原稿D2の先端が所定位置P1に到達し、原稿サイズ検出動作にて次原稿D2のサイズが判別された後に実行される。
先原稿D1の長さが次原稿D2の長さよりも長い場合の第1の搬送排出動作について図8及び図10に基づき説明すると、図10(a)に示すように次原稿D2の先端が所定位置P1に到達した時点において、先原稿D1はスイッチバック経路46にてスイッチバックされ、スイッチバックローラ対44によって先原稿D1を反転排出経路に向けて搬送されている。そして、スイッチバックローラ対44にて搬送される先原稿D1と第1、第2のリードローラ32、33で搬送される次原稿D2が離間した排紙ローラ対34の間を重なった状態で搬送される。
第1の搬送排出動作においては、先ず次原稿D2の後端がリードセンサS3で検出された時点より次原稿D2を読取位置Xと第2のリードローラ対33の間の所定の待機位置P2に至る距離に相当する搬送量搬送したならば、給紙モータM1を停止する(ST21〜ST23)。これによって第2のリードローラ対33は停止し、図10(b)に示すように次原稿D2はその後端が所定位置P1で停止して待機状態となる。なお、本実施の形態では原稿の搬送量に相当するパルス数を設定し、給紙モータM1または排出モータM2の駆動パルスをカウ
ントすることで原稿が所定量搬送されたか否かを判断している。
そして、給紙モータM1を停止すると同時に第1ソレノイドSOL1をONし、排紙ローラ対43を圧接する(ST25)。このとき、先原稿D1は次原稿D2と排紙ローラ対43の駆動ローラ43aに挟まれた状態となり、駆動ローラ43aによって搬送される。なお、先原稿D1と排紙ローラ対43の従動ローラ43bに挟まれて停止した状態の次原稿D2は第2のリードローラ対33でニップされているので先原稿D1の移動に追従せずに停止した状態を保持する。
そして、図10(c)に示すように先原稿D1の後端が反転排出センサS5にて検出された時点で給紙モータM1を再駆動する(ST25〜ST26)。これによって、第2のリードローラ対33が駆動し、次原稿D2は先原稿D1とともに排紙方向に搬送される。なお、本実施の形態では、図10(c)に示すように反転排出センサS5から排紙ローラ対43の位置までの距離L1よりも上述の所定位置P2から排紙ローラ対43の位置までの距離L2を距離Lxだけ長くなるように構成している。したがって、図10(e)に示すように先原稿D1の後端は次原稿D2の後端に対して距離Lx排紙方向に離れた位置となって2枚の原稿が排紙ローラ対43にて搬送される。
上述した第1の搬送排出動作では、次原稿D2を搬送経路24の待機位置P2で待機させ、先原稿D1の後端が排出センサS5で検出した時点で次原稿D2を停止位置P2から再搬送するようにしたので、先原稿D1の長さが次原稿D2の長さよりも長い場合であっても確実に先原稿D1を排紙トレイ22上に排出させ、次原稿D2のみをスイッチバック搬送して循環経路45に送ることができる。
続いて、先原稿D1の長さが次原稿D2の長さよりも短い場合の第2の搬送排出動作について図9、図11に基づき説明すると、図11(a)に示すように第1の搬送排出動作と同様に次原稿D2の先端が所定位置P1に到達した時点において、先原稿D1はスイッチバックローラ対44によって反転排出経路に沿って搬送されており、その後に先原稿D1と次原稿D2は離間した排紙ローラ対34の間を重なった状態で搬送される。
先原稿D1がスイッチバックローラ対44によって反転排出経路に沿って搬送されえる過程において、反転排出センサS5が先原稿D1の先端を検出した時点より所定の搬送量を搬送した時点で排出モータM2を停止する(ST31〜ST33)。このとき、図11(b)に示すようにスイッチバックローラ対44にて搬送される原稿はその後端がスイッチバックローラ対44の排出方向の下流側近傍の所定の待機位置P3に到達して停止し、待機状態となる。
その後、次原稿D2の後端がリードセンサS3で検出された時点より読取位置Xと第2のリードローラ対33の間の所定の停止位置P2に至る距離に相当する搬送量搬送させた後に給紙モータM1を停止する(ST34〜ST36)。これによって、第2のリードローラ対33は停止し、次原稿D2はその後端が所定の待機位置P2で一旦停止される。これと同時に第1ソレノイドSOL1をONし、排紙ローラ対43を圧接し、排出モータM2を再び正転駆動する(ST37〜ST38)。これによって、図11(c)に示すようにスイッチバックローラ対44と排紙駆動ローラ43aが回転駆動し、先原稿D1はスイッチバックローラ対44と排紙駆動ローラ43aとで搬送される。なお、このとき上述したように次原稿D2は第2のリードローラ対33でニップされているので先原稿D1の移動に追従しない。
そして、図11(d)に示すように先原稿D1の後端が反転排出センサS5にて検出された時点で給紙モータM1を再駆動する(ST39〜ST40)。これによって、第2のリードローラ対33が駆動し、次原稿D2は先原稿D1とともに排紙方向に搬送される。このとき、先原稿D1の後端は次原稿D2の後端に対して図11(e)に示すように距離Lx排紙方向に離れた位置となって2枚の原稿が排紙ローラ対で搬送される。
なお、第2の搬送排出動作を実行するか否かは先原稿D1が反転排出センサS5を通過した後に選択されるが、ここでは予め反転排出センサS5で先原稿D1の先端を検出し、所定量搬送のための駆動パルス数のパルスカウンタCNでカウントを行っており、第1の搬送排出動作が選択された場合は、駆動パルス数のカウント値をクリアすることとなっている。また、上記の所定量は先原稿D1のサイズの長さから一定の長さを差し引いた長さに相当する搬送量である。
また、上述した第2の搬送排出動作では、先原稿D1をスイッチバック経路46の待機位置P3で待機させ、次原稿D2が搬送経路24の所定の停止位置P2に到達した時点で先原稿D1を再搬送し、先原稿D1の後端が排出センサS5で検出した時点で次原稿D2を停止位置P2から再搬送するようにした。これは、次原稿D2の読取中、すなわち原稿が読取位置Xを通過中に排紙ローラ対43を圧接すると原稿の読取画像に歪みが生じること、先原稿D1がスイッチバックローラ対44を通過した位置で待機できないことを配慮して制御したものである。したがって、例えば、反転排出経路49の反転排出センサS5の下流にローラ対を設けるとともに待機位置P3を反転排出経路49の反転排紙センサS5の位置に設定する。そして、反転排紙センサS5が先原稿D1の後端を検出した時点で先原稿D1を停止して待機させ、次原稿D2の後端が読取位置下流の位置P2に到達した時点で排紙ローラ対を圧接するとともに先原稿D1を再搬送して先原稿D1と次原稿D2を重ねて送るようにしてもよい。
上述した第2の搬送排出動作では、先原稿D1をスイッチバック経路46または反転排出経路49の待機位置で待機させ、次原稿D2が搬送経路24の所定の位置P2に到達した時点で先原稿D1を再搬送するようにしたので、先原稿D1の長さが次原稿D2の長さよりも短い場合であっても先原稿D1が排出ローラ対43から大きく飛び出ることを防止することができ原稿の排紙整列性を向上することができる。
なお、上述した実施の形態では、1枚目の表面、2枚目の表面、1枚目の裏面、2枚目の裏面、3枚目の表面、4枚目の表面、3枚目の裏面、4枚目の裏面の順に原稿を読み取るように原稿の搬送動作を実行させたが、1枚目の表面、1枚目の裏面、2枚目の表面、2枚目の裏面、3枚目の表面、3枚目の裏面、4枚目の表面、4枚目の裏面の順に原稿を読み取るように搬送してもよい。この場合には、1枚目の原稿の表面を読取位置で読み取った後に原稿を排紙部でスイッチバックさせ、循環部を介して読み取り位置に再搬送し、原稿の裏面を読み取った後に反転排出部に原稿を搬送する。この際に原稿がレジストセンサS2を通過した次点で次原稿を給紙し、先原稿に続いて読取位置に搬送する。反転排出部に搬送された先原稿は反転排出部にスイッチバックされて反転排出経路49を介して、排紙部の排紙ローラ対43に送られる。同時に読み取り位置でその表面を読み取られた次原稿も排紙経路25に沿って排紙ローラ対43に送られる。そして、先原稿と次原稿は排紙経路25の下流側を重なった状態で搬送され、先原稿は排紙トレイ22に排紙され、次原稿はスイッチバック搬送される。つまり、上述した実施の形態の読み取り手順によれば、排紙ローラ対34で搬送される2枚目の原稿の後端と3枚目の原稿のサイズに応じて搬送排出動作を制御したが、この読み取り手順では1枚目の原稿の後端と2枚目の原稿の搬送排出動作を制御することとなる。
上記の実施の形態によれば、先原稿の長さが次原稿の長さよりも長い場合は、次原稿を搬送途中で待機させ、先原稿が所定の位置を通過したことに基づき待機状態の次原稿を搬送するようにし、先原稿の長さが次原稿の長さよりも短い場合は先原稿を排出途中で待機させ、次原稿が所定の位置を通過したことに基づき待機中の先原稿を搬送するようにしたので、確実に先原稿を排紙トレイ上に排出し、次原稿のみをスイッチバックさせることができ、また排出トレイに排紙される原稿の整列性を向上することができる。
2 画像読取装置 3 原稿搬送装置 6 第1のコンタクトガラス 20 給紙トレイ 22 排紙トレイ 23 給紙経路 25 排紙経路 33 第2のリードローラ対 43 排紙ローラ対 45 循環経路 44 スイッチバックローラ対 46 スイッチバック経路 49 反転排出経路 S2 レジストセンサ S3 リードセンサ S4 排出センサ S5 反転排出センサ

Claims (5)

  1. 原稿を載置する給紙トレイと、原稿を読み取る読取位置で読み取られた原稿を収納する排紙トレイと、前記給紙トレイ上の原稿を前記読取位置に向けて給紙する給紙部と、前記読取位置に対して原稿を搬送する搬送部と、読み取られた原稿を排紙トレイ上に排紙する排紙部と、前記読取位置で読み取られた原稿を読取位置に再び搬送するための循環部と、読み取られた原稿を反転して前記排紙部に搬送する反転排出部と、を備えた原稿搬送装置において、
    前記反転排出部に設けられ原稿を前記反転排出部から前記排紙部に搬送する反転排出手段と、前記搬送部に設けられて原稿を前記搬送部から前記排紙部に搬送する搬送手段と、前記排紙部に設けられて前記反転排出手段からの原稿と前記搬送手段からの原稿とを重ねて搬送し、前記反転排出手段からの原稿を排紙するとともに前記搬送手段からの原稿をスイッチバックして前記循環部に送る排紙手段と、前記読取位置の上流側に配置され原稿を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づき原稿の長さを判別する判別手段と、前記判別手段で判別された先原稿と先原稿に続いて前記読取位置に搬送される次原稿の長さを比較し、先原稿の長さが次原稿の長さよりも長い場合は、前記搬送部から前記排出部に搬送される次原稿を前記搬送部の所定の待機位置で停止させ、前記反転排出部から前記排出部に搬送される先原稿が前記反転排出部の所定位置を通過した時点で次原稿を前記搬送部の前記待機位置から搬送するように前記搬送手段と前記反転搬送手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記制御手段は、先原稿の長さが次原稿の長さよりも短い場合は、前記反転排出部から前記排出部に搬送される先原稿を前記反転排出部の所定の待機位置で停止させ、前記搬送部から前記排出部に搬送される次原稿が前記搬送部の所定位置を通過した時点で先原稿を前記反転排出部の前記待機位置から搬送するように前記搬送手段と前記反転搬送手段を制御する請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記搬送手段は、前記読取位置の下流側に設けられた搬送ローラ対を有し、
    前記搬送部の待機位置を前記読取位置と前記搬送ローラ対との間に設けたことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記反転排出部の所定位置を、該反転排出部の所定位置から前記排紙手段に至る距離が前記搬送部の待機位置から前記排出手段に至る距離よりも短くなる位置に設けたことを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記搬送部の所定位置を、該搬送部の所定位置から前記排紙手段に至る距離が前記反転排出部の待機位置から前記排出手段に至る距離よりも長くなる位置に設けたことを特徴とする請求項2に記載の原稿搬送装置。
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