JP2011174121A - ニッケル粉末およびその製造方法 - Google Patents
ニッケル粉末およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011174121A JP2011174121A JP2010037950A JP2010037950A JP2011174121A JP 2011174121 A JP2011174121 A JP 2011174121A JP 2010037950 A JP2010037950 A JP 2010037950A JP 2010037950 A JP2010037950 A JP 2010037950A JP 2011174121 A JP2011174121 A JP 2011174121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nickel
- nickel powder
- particle size
- mass
- dry film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
【解決手段】SEM粒径およびD50で表す平均粒径が0.1〜0.4μm、300℃におけるカールフィッシャー水分測定による水分量が1.2質量%以下、かつ酸素含有量が2.0質量%以下であることを特徴とするニッケル粉末。
【選択図】なし
Description
乾式法とは、塩化ニッケルガスと還元性ガスとを接触させることにより金属ニッケル粉末を生成させる気相還元法に代表されるニッケル粉末の製造方法で、金属ハロゲン化物、すなわち、ニッケルハロゲン化物、特に塩化ニッケルの蒸気を気相中で水素還元してニッケル粉末を作製するものである。
(b)表面粗さRaが0.15μm以下であること
乾燥膜密度は、積層セラミックコンデンサ製造時における電極のクラックの発生に大きな影響を与える。ニッケル粉末は、ペースト化された後、誘電体グリーンシート上に印刷され、そこで乾燥される。この際に分散性が悪い粉末もしくはペースト中でその分散性を維持できず凝集してしまうような粉末の場合には、乾燥膜中に多数の空隙が存在してしまい、その結果として、乾燥膜が厚くなる。そのため印刷面積は一定であるので、膜厚が厚い場合には、その乾燥膜の密度は低くなるということである。この低密度の乾燥膜を積層セラミックコンデンサの製造に用いた場合、その後の焼成工程において、焼結の際にニッケル粉末間の空隙を埋めるべく収縮量が大きくなり、その結果、誘電体層との収縮量の大きなミスマッチが生じ、クラック等の構造欠陥が多発してしまうという問題が生じる。したがって、乾燥膜密度は高密度であることが要求される。
この提案によれば、ビヒクル中への分散性に優れ、導電ペースト中の充填率が高く、さらには粒度分布特性に優れており、絶縁破壊の起こりにくい特性を有しているとされている。
よって、係るニッケル粉末を用いた導電ペーストによれば、積層セラミックコンデンサ製造時におけるクラックの発生を抑制し、かつ、平坦性に優れる乾燥膜を備え、薄層化した場合においても内部電極の作製不良によるショート等の障害が生じないため、高品質の内部電極を歩留まりよく作製することができ、さらに、本発明の製造方法は、容易で量産性に優れたものであり、工業的に顕著な効果を奏するものである。
(1)乾燥膜密度の低下
ニッケル粉末に含有される酸素は、水酸化ニッケルもしくは酸化ニッケル形態で存在していると考えられるが、水酸化ニッケルおよび酸化ニッケルの密度は、それぞれ4.2g/cm3、6.7g/cm3であり、金属ニッケルの密度8.9g/cm3と比較して非常に小さい。したがって、酸素含有量が多いということは、水酸化ニッケルおよび酸化ニッケルが多く存在し、これらの密度を勘案すると、個々の粒子の密度が小さくなることを示している。
例えば、カールフィッシャー水分量が1.8質量%のニッケル粉末を、窒素気流中において熱重量−示差熱分析装置(TG−DTA)により重量変化を測定した場合、100℃程度から重量減少が確認されている。この重量減少は、主に吸着水分の蒸発によるものと考えられるが、これら温度域での水分の蒸発は、導電ペーストを乾燥させる温度域と一致するため、乾燥膜中に穴を形成させ、その結果として粗な膜が形成され乾燥膜密度が低下する原因となる。また、粗な膜が形成されることにより、膜の表面粗さも悪化してしまい、内部電極表面の凸部が、誘電体層を突き抜け易くなり、内部電極のショート不良の発生を招き易くなる。
MLCCの製造における焼成工程は、還元雰囲気中で行われる。このため、酸素含有量および水分含有量の多いニッケル粉末は、加熱による吸着水分の蒸発、さらに含有される酸素と還元雰囲気中の水素ガスとの結合による水の生成、蒸発という変化が生じ、大量のガスが発生することになる。このガスの発生は、TG−DTA測定結果から、100〜600℃程度と非常に広い温度域で確認される。この発生したガス成分は、製造工程中のコンデンサ内部に内圧を生じさせ、その結果、クラック等の発生原因となる。
水分含有量が多いニッケル粉末は、ペースト中で分散性が悪化する傾向にある。この理由については、詳細は不明であるが次のように考えられる。
まず、ニッケル粉末の吸着水は、粉末表面に存在していると考える。通常、ペーストの作製には、適度な乾燥性とペースト化した際の粘度を考慮してターピネオール等の比較的高分子な有機溶剤と粘度調整溶剤として石油系炭化水素溶剤が溶剤成分に用いられる。このターピネオールおよび石油系炭化水素溶剤は、沸点が180℃前後のものを用いるが、このような溶剤は、水との相溶性をほとんど有しておらず、ペースト中に水分含有量の多いニッケル粉末を分散させようとすると、ニッケル粉末表面に存在する吸着水の影響により、溶剤と親和性が得られず、結果的に粉末同士が凝集してしまい、そのために分散性が悪化するものと考えられる。
このようにして、ペースト中でのニッケル粉末の分散性の悪化、すなわち粉末の凝集は、乾燥膜密度の低下と表面粗さの悪化を招いてしまう。
以下に本発明の構成を要素毎に説明する。
本発明のニッケル粉末の平均粒径は、0.1〜0.4μmであり、0.1〜0.3μmであることが好ましい。
本発明において使用する平均粒径は、その尺度として走査型電子顕微鏡観察により求める平均粒径(以下、SEM粒径と称す)、およびレーザー回折散乱式粒度分布測定装置で測定して体積積算で50%となる粒径を求める平均粒径(以下、D50と称す)とする両者で表している。
したがって、SEM粒径と比べてD50が大きい場合には、ニッケル粉末中の粒子の凝集が多く、分散性が悪いことを意味している。そのため、SEM粒径とD50のいずれもが0.1〜0.4μmの範囲にあることが必要であり、SEM粒径とD50は同程度の値であることが好ましく、D50とSEM粒径の比(D50/SEM粒径)は3以下、望ましくは2以下であると良い。
(300℃におけるカールフィッシャー水分測定による水分量:水分量)
本発明では、ニッケル粉末の水分含有量を「300℃におけるカールフィッシャー水分測定」によって測定された水分量を以って定義する。この「300℃におけるカールフィッシャー水分測定」による水分量(以下、カールフィッシャー水分量と称す)は1.2質量%以下が望ましい。
本発明のニッケル粉末の酸素含有量は、2.0質量%以下が望ましい。
酸素含有量が2質量%を超えると、ニッケル粉末に含まれる水酸化ニッケルもしくは酸化ニッケルの割合が高くなり、高い乾燥膜密度、例えば、4.5g/cm3以上の乾燥膜密度を得ることができない。ニッケル粉末の酸素含有量は、当然、少ないほどより高い乾燥膜密度を得ることができるが、酸素含有量が過度に少ないと、ニッケル粉末が大気と接触した際に大気中の酸素との酸化が生じ、発熱、すなわち、燃焼するという状態が生じやすくなる。したがって、実際の製造工程中での操作性などを考慮すると、酸素含有量は0.5〜2質量%とすることが好ましく、0.5〜1.8質量%とすることがより好ましい。
本発明のニッケル粉末と、エチルセルロースおよびターピネオールなどの溶剤からなる導電ペーストを、塗布し、乾燥させて得られる乾燥膜において、下記数1によって求められる乾燥膜密度が4.5g/cm3以上であることが望ましい。
エチルセルロース(15重量部)をターピネオール(80重量部)に投入し撹拌しながら加熱してエチルセルロースの溶け込んだターピネオール溶液を作製する。続いて、この溶液18重量部と、本発明のニッケル粉末54重量部と、ターピネオール28重量部とを、3本ロールミルにて混練し、導電ペーストを作製する。さらにPETフィルム上に200μmの厚みでニッケルペーストを塗布し、120℃で1時間乾燥させる。この乾燥膜をPETフィルムから剥離し、適当な大きさに切り出して、その膜の重量および体積を測定する。測定された重量および体積から数1を用いて乾燥膜密度を算出する。
なお、ここに記載した各構成成分の組成割合は適宜選択できるものである。
乾燥膜の表面粗さ(Ra)は0.15μm以下、好ましくは0.10μm以下である。
乾燥膜の表面粗さ(Ra)が0.15μmを越えると、内部電極表面に粗大な凸部が存在し、該凸部が、誘電体層を突き抜けてしまい、内部電極のショート不良が発生しやすくなる。なお、本発明において表面粗さは、JIS B0601−1994に規定される算術平均表面粗さRaを用いている。
本発明のニッケル粉末の作製は、先ず、平均粒径0.1〜0.4μmのニッケル粉末を、湿式還元法であるニッケル塩水溶液中の還元反応で作製することが望ましく、このニッケル粉末を溶液から固液分離し、真空下で加熱、乾燥することを特徴とするものである。
また、水分、酸素、不純物を極力排除し、水分や酸素との再結合を抑制した高純度不活性雰囲気、例えば6N以上のArガスを用いることもでき、真空下および不活性雰囲気下での雰囲気中の水分量は100ppm以下、酸素量は100ppm以下であることが望ましい。
また、アルカリ性物質も、特に限定されるものではなく、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア等の水溶性アルカリ性物質を用いることができる。
硫化物による湿式処理では、通常、水溶液を用い、硫化物には、硫化水素ナトリウム、硫化水素アンモニウム、硫化ナトリウム、硫化アンモニウム等を用いる。例えば、ニッケル粉末を硫化物の溶液により湿式処理する方法としては、純水にニッケル粉末を混合、攪拌しながら、硫化物の溶液を添加した後に、固液分離し、乾燥する方法が好ましい。
(乾燥膜密度)
乾燥膜密度は、まず、エチルセルロース(15重量部)をターピネオール(80重量部)に投入し撹拌しながら80℃に加熱してエチルセルロースの溶け込んだターピネオール溶液を作製した。続いて、この溶液18重量部と、本発明のニッケル粉末54重量部と、ターピネオール28重量部とを、3本ロールミルにて混練し、導電ペーストを作製した。
水分含有量は、300℃におけるカールフィッシャー水分測定によるカールフィッシャー水分量、すなわち非酸化性ガス雰囲気下で試料を300℃にて処理をし、気化したガスからカールフィッシャー滴定により分析したものである。
酸素含有量は、赤外線吸収法を用いて分析した。
SEM粒径は、ニッケル粉末を走査型電子顕微鏡(SEM)(JEOL社製、走査型電子顕微鏡JSM−5510)を用いて観察し、倍率10000倍のSEM観察写真20視野について、画像処理ソフト(マウンテック社製 MAC−VIEW)にて10000個の粒子の直径を測定し、その個数平均値を求め、SEM粒径とした。なお、粒子の直径は、粒子外周の任意の2点間で最大となる距離とした。
導電ペーストを2.54cm(1インチ)角のパイレックスガラス上にスクリーン印刷し、真空中、120℃で1時間乾燥させることにより、10mm角、膜厚1μmの乾燥膜を作製した。作製した乾燥膜の表面粗さRa(算術平均表面粗さ)をJIS B0601−1994の規格に基づいて測定した。本発明における表面粗さRaは、JIS B0601−1994に規定される算術平均表面粗さ(Ra)であり、その値が0.10μm以下であるものを合格とした。
なお、溶液中のパラジウムおよび銀のニッケル塩水溶液中のニッケルの量に対する添加量は、ICP発光分光分析法より計測して確認した。これらの添加量を表1にそれぞれ示す。
この得られたニッケル粉末について、平均粒径(SEM、D50)、水分量、乾燥膜密度および乾燥膜表面粗さを評価した。得られた結果を表2にまとめて示す。
乾燥温度を100℃とした以外は、実施例1と同様にしてニッケル粉末を作製した。パラジウムおよび銀の添加量を表1に、得られたニッケル粉末の評価結果を表2にまとめて示す。
ニッケル塩水溶液中のニッケルの量に対するパラジウム添加量を300質量ppm、銀添加量を3.0質量ppm、ゼラチン添加量を300質量ppmとしたこと、ニッケル塩水溶液中のニッケルの量に対して0.5質量%のクロムを塩化ニッケル水溶液に溶解させて添加したこと、乾燥温度を100℃としたこと以外は、実施例1と同様にしてニッケル粉末を作製した。なお、溶液中のクロムの添加量は、ICP発光分光分析法より計測して確認した。パラジウム、銀およびクロムの添加量を表1に、得られたニッケル粉末の評価結果を表2にまとめて示す。
ニッケル塩水溶液中のニッケルの量に対するパラジウム添加量を300質量ppm、銀添加量を3.0質量ppm、ゼラチン添加量を300質量ppmとしたこと、ニッケル塩水溶液中のニッケルの量に対して0.5質量%のクロムを塩化ニッケル水溶液に溶解させて添加したこと、乾燥温度を400℃としたこと以外は、実施例1と同様にしてニッケル粉末を作製した。なお、溶液中のクロムの添加量は、ICP発光分光分析法より計測して確認した。パラジウム、銀およびクロムの添加量を表1に、得られたニッケル粉末の評価結果を表2にまとめて示す。
一方、比較例1および比較例2は、乾燥温度が低く水分量が1.2質量%を超えているため、乾燥膜密度が小さくなっていることから、積層セラミックコンデンサ用のニッケル粉末として好ましくないことがわかる。さらに、比較例3では、乾燥温度が高くD50が0.4μmを超えているため、乾燥膜密度がさらに小さく、乾燥膜の表面粗さも極端に大きくなっていることから、積層セラミックコンデンサ用のニッケル粉末として適合しないことがわかる。これは、D50/SEM粒径が3.4と大きく、ニッケル粉末が凝集しているためと考えられる。
Claims (5)
- SEM粒径およびD50で表す平均粒径が0.1〜0.4μm、水分含有量が300℃におけるカールフィッシャー水分測定による水分量換算で1.2質量%以下、かつ酸素含有量が2.0質量%以下であることを特徴とするニッケル粉末。
- SEM粒径およびD50で表す平均粒径が0.1〜0.4μm、水分含有量が300℃におけるカールフィッシャー水分測定による水分量換算で1.2質量%以下、かつ酸素含有量が2.0質量%以下のニッケル粉末、エチルセルロース、およびターピネオールからなる導電ペーストを、塗布し、乾燥させて形成した乾燥膜の乾燥膜密度が4.5g/cm3以上であることを特徴とするニッケル粉末。
- 前記乾燥膜の算術平均表面粗さRaが、0.15μm以下であることを特徴とする請求項2に記載のニッケル粉末。
- SEM粒径およびD50で表す平均粒径が0.1〜0.4μmのニッケル粒子を、真空下で130〜300℃の温度範囲で熱乾燥して請求項1から3のいずれかに記載のニッケル粉末を生成することを特徴とするニッケル粉末の製造方法。
- 前記ニッケル粒子が、パラジウムを含有する複合コロイド溶液、還元剤およびアルカリ性物質とからなるアルカリ性コロイド溶液に、ニッケル塩水溶液を添加して生成させたニッケル粒子であることを特徴とする請求項4に記載のニッケル粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010037950A JP5526856B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | ニッケル粉末およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010037950A JP5526856B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | ニッケル粉末およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011174121A true JP2011174121A (ja) | 2011-09-08 |
JP5526856B2 JP5526856B2 (ja) | 2014-06-18 |
Family
ID=44687238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010037950A Active JP5526856B2 (ja) | 2010-02-23 | 2010-02-23 | ニッケル粉末およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5526856B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221192A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉及びその製造方法 |
JP2014091862A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
JP2015040329A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 住友金属鉱山株式会社 | ニッケル粉とその製造方法、及びそれを用いたニッケルペースト |
JP2017025400A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | 住友金属鉱山株式会社 | 積層セラミックコンデンサ用ニッケル粉末および導電ペースト |
CN110799285A (zh) * | 2017-07-05 | 2020-02-14 | 东邦钛株式会社 | 金属粉末及其制造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000169904A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末の焼結性改善方法 |
JP2001247903A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | ニッケル粉、導電ペースト及びニッケル粉の製造方法 |
JP2007138291A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
JP2009013490A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
-
2010
- 2010-02-23 JP JP2010037950A patent/JP5526856B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000169904A (ja) * | 1998-12-04 | 2000-06-20 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末の焼結性改善方法 |
JP2001247903A (ja) * | 1999-12-28 | 2001-09-14 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | ニッケル粉、導電ペースト及びニッケル粉の製造方法 |
JP2007138291A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-06-07 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
JP2009013490A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221192A (ja) * | 2012-04-18 | 2013-10-28 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉及びその製造方法 |
JP2014091862A (ja) * | 2012-11-07 | 2014-05-19 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | ニッケル粉末およびその製造方法 |
JP2015040329A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 住友金属鉱山株式会社 | ニッケル粉とその製造方法、及びそれを用いたニッケルペースト |
JP2017025400A (ja) * | 2015-07-28 | 2017-02-02 | 住友金属鉱山株式会社 | 積層セラミックコンデンサ用ニッケル粉末および導電ペースト |
CN110799285A (zh) * | 2017-07-05 | 2020-02-14 | 东邦钛株式会社 | 金属粉末及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5526856B2 (ja) | 2014-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3034202B1 (en) | Metal powder paste and method for producing same | |
EP1972397B1 (en) | Nickel powder, method for manufacturing same, conductor paste, and multilayer ceramic electronic component using same | |
JP5574154B2 (ja) | ニッケル粉末およびその製造方法 | |
JP4957172B2 (ja) | ニッケル粉末およびその製造方法 | |
KR101745030B1 (ko) | 니켈 미분 및 그 제조 방법 | |
WO2010021202A1 (ja) | ニッケル粉末またはニッケルを主成分とする合金粉末およびその製造方法、導電性ペースト、並びに積層セラミックコンデンサ | |
JP2016028176A (ja) | 銅粉の製造方法 | |
JP2010053409A (ja) | 金属粉末の製造方法および金属粉末、導電性ペースト、積層セラミックコンデンサ | |
JP5526856B2 (ja) | ニッケル粉末およびその製造方法 | |
JP5522885B2 (ja) | ニッケル粉及びその製造方法並びに導電性ペースト | |
JP5843820B2 (ja) | 表面処理された金属粉の製造方法 | |
JP5843819B2 (ja) | 表面処理された金属粉の製造方法 | |
JP4100244B2 (ja) | ニッケル粉末とその製造方法 | |
JP5206246B2 (ja) | ニッケル粉末およびその製造方法 | |
JP6213301B2 (ja) | ニッケル粉末の製造方法 | |
JP4940520B2 (ja) | 金属粉末およびその製造方法、導電性ペーストならびに積層セラミック電子部品 | |
JP3474170B2 (ja) | ニッケル粉及び導電ペースト | |
JP6151017B2 (ja) | ニッケル超微粉、導電ペーストおよびニッケル超微粉の製造方法 | |
JP2014231643A (ja) | 金属粉末の製造方法、金属粉末及び積層セラミックコンデンサ用導電性ペースト | |
JP2009079269A (ja) | 導電性ペースト用銅粉およびその製造方法、並びに、導電性ペースト | |
JP5942791B2 (ja) | ニッケル粉末の製造方法 | |
JP2013067865A (ja) | 金属粉末、導電性ペースト及び積層セラミックコンデンサ | |
JP2004176120A (ja) | 導電粉末、その製造方法、及びそれを用いた導電ペースト | |
JP4096645B2 (ja) | ニッケル粉末の製造方法、ニッケル粉末、導電性ペースト、及び積層セラミック電子部品 | |
WO2017115462A1 (ja) | 銀合金粉末およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140220 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140303 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5526856 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |