JP2011164723A - 遠隔入力装置 - Google Patents

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智巨 清水
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翔吾 山口
Kozo Nishimura
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Abstract

【課題】複雑な処理、制御を必要とせずに、メニュー画面上の選択アイコンから他の選択アイコンにポインタを移動させ易く、操作性に優れた遠隔入力装置を提供する。
【解決手段】遠隔入力装置1は、表示メニューが表示される表示部300と、入力スイッチ190、位置検出部としてのX軸エンコーダ170とY軸エンコーダ175、及び2次元駆動部としてのX軸モータ150とY軸モータ155を有し、表示部300上へポインタ320を表示して遠隔入力操作する遠隔操作部100と、表示メニューの座標に対応した力覚パターン203、粘性摩擦係数パターン204、及びポインタ320の位置座標に基づく力覚を遠隔操作部100に付与する駆動部201を有する操作制御部としての制御ECU200と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、遠隔入力装置に関する。
従来、遠隔入力装置において、操作者によって操作される操作部に操作感を付与するものとして、力覚付与型の遠隔入力装置がある(例えば、特許文献1参照)。この遠隔入力装置は、操作者によって操作される操作部と、操作状態を検出するストローク検出部と、操作部に力覚を付与する力覚発生部と、外部装置と、ストローク検出部より出力されるストローク情報及び外部装置より送信される部品データに基づいて力覚発生部の駆動を制御し、操作部にその操作状態に応じた所定の力覚を付与する制御部とを有して構成されている。
この遠隔入力装置によれば、操作者が操作部を操作するときに力覚発生部から操作部に反力が作用するので、その操作状態に応じた操作感が得られる。そして、反力を操作部に付与するための力覚パターンを何段階にも切替えて調整することで操作性の向上を行う構成とされている。
特開2004−319173号公報
しかし、特許文献1に示す遠隔入力装置は、表示画面上に遠隔入力操作される機器の機能に対応した選択ボタンが配置されていても、目標とする選択ボタンへの移動時にオーバーシュートし易く、操作者が注意深くポインタ操作して停止させる必要があり、操作性に改善すべきものがあった。
従って、本発明の目的は、複雑な処理、制御を必要とせずに、メニュー画面上の選択ボタンから他の選択ボタンにポインタを移動させ易く、操作性に優れた遠隔入力装置を提供する。
本発明の一態様は、入力スイッチ、位置検出部、及び2次元駆動部を有し、表示メニューが表示される表示画面上へポインタを表示して遠隔入力操作する遠隔操作部と、ポインタによる選択又は決定で特定の機能を実行する表示メニュー上の特定範囲において力覚を付与するための力覚パターン、前記特定範囲の前記ポインタを停止させる位置に前記ポインタが近づくにつれて前記遠隔操作部の操作方向とは逆方向の粘性摩擦力を模した力覚を付与するための粘性摩擦係数パターン、及び前記ポインタの位置座標、に基づく力覚を前記遠隔操作部に付与する駆動部を有する操作制御部と、を備える遠隔入力装置を提供する。
本発明によれば、複雑な処理、制御を必要とせずに、メニュー画面上の選択ボタンから他の選択ボタンにポインタを移動させ易く、操作性に優れた遠隔入力装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置を構成する遠隔操作部が車両のセンターコンソールに装着された場合の斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置を構成する遠隔操作部を示す斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置の構成ブロック図である。 図4(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示された表示メニューの一例であり、(b)は、その表示メニュー上のアイコンに設定された第1及び第2の領域を示す概略図であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例である。 図5(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。 図6(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。 図7(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。 図8(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。 図9(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置1は、入力スイッチ190、位置検出部としてのX軸エンコーダ170とY軸エンコーダ175、及び2次元駆動部としてのX軸モータ150とY軸モータ155を有し、表示メニューが表示される表示画面としての表示部300上へポインタ320を表示して遠隔入力操作する遠隔操作部100と、表示メニューの座標に対応した力覚パターン203、粘性摩擦係数パターン204、及びポインタ320の位置座標に基づく力覚を遠隔操作部100に付与する駆動部201を有する操作制御部としての制御ECU(Electronic Control Unit)200と、を備えて概略構成されている。
ここで、本実施の形態に係る力覚パターン203は、ポインタ320による選択又は決定で特定の機能を実行する表示メニュー上の特定範囲としてのアイコン内において力覚を付与するためのパターンである。
また、力覚とは、***作体が操作されている方向に抗する反力を***作体に付加することで、ユーザに***作体の操作感を与えるものである。
また、本実施の形態に係る粘性摩擦係数パターン204は、アイコン内のポインタ320を停止させる位置にポインタ320が近づくにつれて遠隔操作部100の操作方向とは逆方向の粘性摩擦力を模した力覚を付与するためのパターンである。また、粘性摩擦係数パターン204は、表示メニュー310上の複数のアイコンにおいて、ポインタ320との距離に基づいて粘性摩擦係数の最大値が大きくなるパターンである。この粘性摩擦係数パターン204は、複数のパターンが含まれ、制御ECU200によってポインタ320の位置に応じて適した粘性摩擦係数パターンが選択される。
操作ノブ120に付与される力覚は、この力覚パターン203と粘性摩擦係数パターン204に基づいて決定される。
特定範囲は、例えば、特定の機能を実行するアイコンが占める領域である。力覚パターン203及び粘性摩擦係数パターン204は、この特定範囲における表示メニューに対応して形成された2次元データプロファイルである。具体的には、表示メニューに対応して、X方向、Y方向距離Sと引込力レベルFとの関係(F−S特性)、及びX方向、Y方向距離Sと粘性摩擦係数μとの関係(μ―S特性)が規定され、力覚パターン203及び粘性摩擦係数パターン204として定義されている。このF−S特性及びμ―S特性は、後述する記憶部に数値データ、テーブルとして格納され、例えば、制御ECU200によって所定の処理時に適宜参照される。
図1は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置を構成する遠隔操作部が車両のセンターコンソールに装着された場合の斜視図である。運転席5の左方で車両の中央付近に遠隔操作部100が設けられたセンターコンソール6が配置され、インスツルメントパネル8でステアリング7の左方、ユーザから視認できる位置に表示部300が設けられている。遠隔操作部100の設置場所は、センターコンソール6に限定されず、ステアリング7やユーザの手が無理なく届く範囲である。
図2は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置を構成する遠隔操作部を示す斜視図である。遠隔操作部100には、ベース110及びベース110を覆うカバー111と、ユーザが操作できるようにこのカバー111から突出して取付けられた操作ノブ120が設けられている。この操作ノブ120は、ベース110に取付けられたXY球面軸受124に一端が支持されたノブシャフト125に取り付けられている。
X方向にはノブシャフト125と当接しY方向にはノブシャフト125と摺動するX方向へスライド移動可能なXキャリッジ140と、Xキャリッジ140と直交しY方向にはノブシャフト125と当接しX方向にはノブシャフト125と摺動するY方向へスライド移動可能なYキャリッジ145により、2次元スライド機構が構成されている。操作ノブ120のXY操作により、ノブシャフト125はこの2次元スライド機構をX方向及びY方向に移動させる。
一方、Xキャリッジ140、Yキャリッジ145は、それぞれの両端がX軸スライドガイド180とY軸スライドガイド185にそれぞれ支持されている。それぞれの一端側にはX軸ラックギア130、Y軸ラックギア135が取付けられており、このラックギアはベース110側に装着されたX軸モータ150、Y軸モータ155と結合して、各モータから力覚パターン203に基づいた反力を受ける。
上記の反力は、2次元スライド機構及びノブシャフト125を介してX軸モータ150、Y軸モータ155からの力を操作ノブ120に作用させて反力を呈示する。すなわち、遠隔操作部100に対して力覚制御を行い、ユーザが操作ノブ120を操作する際に適度な操作感覚を付与する。
図3は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置の構成ブロック図である。遠隔操作部100は、入力スイッチ190、位置検出部としてのX軸エンコーダ170とY軸エンコーダ175、及び2次元駆動部としてのX軸モータ150とY軸モータ155を備える。入力スイッチ190、X軸エンコーダ170、Y軸エンコーダ175、及び、X軸モータ150、Y軸モータ155は、いずれも制御ECU200と接続されている。
入力スイッチ190は、操作ノブ120の押圧操作によりスイッチONされて、制御ECU200にスイッチ信号を出力する。また、X軸エンコーダ170とY軸エンコーダ175は、操作ノブ120のXY操作によるX方向移動信号及びY方向移動信号を制御ECU200に出力する。一方、X軸モータ150、Y軸モータ155には、制御ECU200から力覚制御のための駆動電流が供給される。
制御ECU200は、例えば、判断処理を行なうマイコン(CPU;Central Processing Unit)と、演算処理の作業領域としてのRAM(Random Access Memory)とを備えて概略構成される。また制御ECU200は、X軸モータ150とY軸モータ155をドライブするための駆動部201と、処理演算プログラム、メニュー画面の位置データ、力覚付与のための力覚パターン203及び粘性摩擦係数パターン204等を記憶しておく記憶部202と、を備えている。この制御ECU200は、車両通信バス400を介して表示部300に接続され、メニュー画面の位置データに基づいて表示部300にメニュー表示を行なうと共に、操作ノブ120のXY操作によるポインタを表示部300に表示する。
また、制御ECU200は、CAN(Controller Area Network)通信等の車載LAN(Local Area Network)の車両通信バス400を介して制御対象機器、例えば、カーナビ装置401、エアコン装置402等と接続されている。これにより、表示部300に表示されたメニュー表示に対する遠隔操作部100の操作に基づいて、車両通信バス400を介して制御対象機器、例えば、カーナビ装置401、エアコン装置402等が遠隔制御される。
(ポインタ320がアイコン311の左側に位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図4(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示された表示メニューの一例であり、(b)は、その表示メニュー上のアイコンに設定された第1及び第2の領域を示す概略図であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(d)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。
図4(c)における引込力レベルは、後述する図5(b)〜図9(b)において、遠隔操作部100の操作ノブ120に付与される、ポインタ320を右側に引き込むような力覚をF〜F、左側に引き込むような力覚をF−1〜F−3としている。
また、図4(d)における粘性摩擦係数は、後述する図5(c)〜図9(c)において、操作ノブ120に付与される、操作方向とは逆方向の力覚をμ〜μとしている。以下では、まず、ポインタ320がアイコン311の左側に位置する際の力覚パターン203について説明する。
図4(a)において、左上に原点Oをとり、右方向にX軸、下方向にY軸とする。表示メニュー310の中央部付近には、エアコン装置402の特定範囲としてのアイコン311〜313が表示されている。このアイコン311〜313は、例えば、同じ形状を有している。なお、本実施の形態における特定範囲は、長方形状を有するアイコン311〜313としてX軸と平行方向に並ぶが、これに限定されず、アイコンの数、アイコンの形状、アイコンの配置等は自由である。
アイコン311〜313は、例えば、ポインタ320による選択又は決定によってエアコン装置402の動作を切り替えるものである。ポインタ320による選択又は決定によって、アイコン311は、例えば、エアコン装置402のファンの低速動作に切り替わり、アイコン312は中速動作に切り替わり、アイコン313は高速動作に切り替わる。
ここで、ポインタ320による選択又は決定は、例えば、操作ノブ120に対するプッシュ操作によってなされる。このプッシュ操作により、入力スイッチ190がオンされ、入力スイッチ190は、制御ECU200にプッシュ操作信号を出力する。制御ECU200は、例えば、取得したプッシュ操作信号及びポインタ320の座標に基づいてエアコン装置402の動作を切り替える。
またアイコン311は、図4(b)に示すように、アイコン311の中心を境に、第1の領域311aと、第2の領域311bとに分けられている。同様に、アイコン312は、アイコン312の中心を境に、第1の領域312aと、第2の領域312bとに分けられ、アイコン313は、アイコン313の中心を境に、第1の領域313aと、第2の領域313bとに分けられている。なお、本実施の形態において、第1の領域311a〜313aと第2の領域311b〜313bとの境は、ポインタ320を停止させる位置であるアイコンの中心としたが、これに限定されず、用途に応じて中心からずれても良いし、複数設定されても良い。
なお、図4(c)に示す力覚パターン203、及び図4(d)に示す粘性摩擦係数パターン204は、ポインタ320が図4(a)及び(b)に示すように、アイコン311の左側に位置する場合のパターンを示している。また、この力覚パターン203は、図4(c)に示すように、各アイコン311〜313に対応する同一のパターンから構成されている。さらに、粘性摩擦係数パターン204は、図4(d)に示すように、第1のパターン314、第2のパターン315及び第3のパターン316から構成されている。
ここで、ポインタ320の移動速度がゼロ、又は移動方向の変化が、所定の時間(例えば、0.5秒。)継続した場合は、制御ECU200によって別の粘性摩擦係数パターンへと変更される。変更された粘性摩擦係数パターンについては、後述する。また、力覚パターン203は、ポインタ320の位置に関わらず常に同じパターンである。まず、力覚パターン203について説明する。なお、座標X〜X間のパターンと、X〜X10間のパターン及びX11〜X15間のパターンは、同じであるので、以下では、X〜X間のパターンを例にとって説明する。
(力覚パターン203について)
アイコン311の第1の領域311aでは、図4(c)に示すように、座標X〜X間において引込力レベルがF−1であり、座標Xにおいて引込力レベルがゼロである。これは、ポインタ320が第1の領域311aの左側から入ってきたとき、アイコン311の中心に向けてポインタ320を引き込むような力覚が生じることを示している。なお、この座標X〜X間は、引込力レベルが一定の値を取るが、これに限定されず、例えば、アイコンの中心に引き込む力が、Xの引込力レベル>Xの引込力レベルであっても良い。
また、第1の領域311aにおける座標X〜X間では、引込力レベルF−1からゼロまで変化している。この引込力レベルの変化は、引込力レベルが一定である場合よりも、良好な操作感を作り出す。
第2の領域311bでは、座標X〜X間において引込力レベルがゼロからFまで変化する。この引込力レベルの変化は、引込力レベルが一定である場合よりも、良好な操作感を作り出す。
第1及び第2の領域311a、311bにおける座標X〜Xの引込力レベルF−1〜Fの変化は、ポインタ320がアイコン311をオーバーシュートしても、操作ノブ120にアイコン311の中心方向の力覚を付与することで、ポインタ320をアイコン311の中心で停止させ易くするものである。
力覚パターン203は、上記のアイコン311におけるパターンが、他のアイコン312、313に対しても繰り返される。なお、本実施の形態における力覚パターンん203は、同一形状であったが、これに限定されず、用途に応じてアイコン毎に変更されたパターンであっても良いし、ポインタ320の位置に基づいて選択されるパターンであっても良い。
(粘性摩擦係数パターン204について)
第1の領域311a〜313aは、図4(b)に示すように、ポインタ320が、アイコン311〜313の左側から右側に移動する際、各アイコン311〜313の中心に向けて粘性摩擦力が大きく働くような力覚が発生する領域である。
第1のパターン314は、座標X〜X(例えば、幅W。)間で、操作ノブ120に粘性摩擦係数μが働くような力覚を発生させるためのパターンであり、鋸歯形状を有し、座標Xにおいて粘性摩擦係数が最大値μとなる。
第2のパターン315は、座標X〜X(例えば、幅W。)間で、操作ノブ120に粘性摩擦係数μが働くような力覚を発生させるためのパターンであり、鋸歯形状を有し、座標Xにおいて粘性摩擦係数が最大値μ(>μ)となる。
第3のパターン316は、座標X11〜X13(例えば、幅W。)間で、操作ノブ120に粘性摩擦係数μが働くような力覚を発生させるためのパターンであり、鋸歯形状を有し、座標X13において粘性摩擦係数が最大値μ(>μ)となる。
この第1〜第3のパターン314〜316は、操作ノブ120に粘性摩擦力が働くような力覚を付与することで、ポインタ320をアイコンの中心に停止させ易くするものである。
上記のように、ポインタ320がアイコン311の左側から右側に移動する際の粘性摩擦係数パターン204は、図4(d)に示すように、ポインタ320からの距離が遠くなるにつれて、第1の領域311a〜313aで操作ノブ120に付与される粘性摩擦力を模した力覚が、徐々に大きくなる。
言い換えるなら、粘性摩擦係数パターン204は、表示メニュー310上の複数のアイコンにおいて、ポインタ320との距離に基づいて、操作ノブ120に付与される粘性摩擦係数の最大値が大きくなるパターンである。
この粘性摩擦係数パターン204は、例えば、ユーザがアイコン311ではなく、アイコン313をポインタ320で示す操作を行うとき、アイコン311及び312における粘性摩擦係数を、アイコン313における粘性摩擦係数よりも小さくすることによって、操作ノブ120に付与される力覚により、意図しない不自然な操作となることを防止している。
以下に、図4(a)に示すポインタ320を右側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第1のパターン314に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第2のパターン315に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X10間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X10〜X11間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X11〜X13間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第3のパターン316に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X13〜X15間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X15より右側では、ユーザは、力覚を受けない。
(ポインタ320がアイコン311の第2の領域311bに位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図5(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。以下では、図5(a)に示すように、ポインタ320がアイコン311の第2の領域311bに位置する際の粘性摩擦係数パターン204について説明する。
力覚パターン203は、図5(b)に示すように、図4(c)に示す力覚パターン203と同一である。
粘性摩擦係数パターン204は、図5(c)に示すように、第4のパターン317と、第1のパターン314と、第2のパターン315と、を備えて概略構成されている。
この第4のパターン317は、第1のパターン314の鏡像である。また、第4のパターン317は、アイコン311の第2の領域311bに対応して形成される。
以下に、図5(a)に示すポインタ320を右側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
図5(a)に示すポインタ320の位置から座標Xに至るまで、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力と粘性摩擦係数パターン204の第4のパターン317に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力と粘性摩擦係数パターン204の第1のパターン314に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X10間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力に応じた力覚を受ける。
座標X10〜X11間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X11〜X13間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力と粘性摩擦係数パターン204の第2のパターン315に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X13〜X15間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力に応じた力覚を受ける。
座標X15より右側では、ユーザは、力覚を受けない。
続いて、以下に、図5(a)に示すポインタ320を左側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
図5(a)に示すポインタ320の位置から座標Xに至るまで、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力と粘性摩擦係数パターン204の第4のパターン317に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力に応じた力覚を受ける。
座標Xより左側では、ユーザは、力覚を受けない。
(ポインタ320がアイコン311、312の間に位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図6(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。以下では、図6(a)に示すように、ポインタ320がアイコン311とアイコン312の間に位置する際の粘性摩擦係数パターン204について説明する。
力覚パターン203は、図6(b)に示すように、図4(c)に示す力覚パターン203と同一である。
粘性摩擦係数パターン204は、図6(c)に示すように、図5(c)に示す粘性摩擦係数パターン204と同一である。
(ポインタ320がアイコン312の第2の領域312bに位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図7(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。以下では、図7(a)に示すように、ポインタ320がアイコン312の第2の領域312bに位置する際の粘性摩擦係数パターン204について説明する。
力覚パターン203は、図7(b)に示すように、図4(c)に示す力覚パターン203と同一である。
粘性摩擦係数パターン204は、図7(c)に示すように、第5のパターン318と、第4のパターン317と、第1のパターン314と、を備えて概略構成されている。
この第5のパターン318は、第2のパターン315の鏡像である。また、第5のパターン318は、アイコン312の第2の領域312bに対応して形成される。
以下に、図7(a)に示すポインタ320を右側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
図7(a)に示すポインタ320の位置から座標X10に至るまで、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第4のパターン317に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X10〜X11間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X11〜X13間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第1のパターン314に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X13〜X15間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X15より右側では、ユーザは、力覚を受けない。
続いて、以下に、図7(a)に示すポインタ320を左側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
図7(a)に示すポインタ320の位置から座標Xに至るまで、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第4のパターン317に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第5のパターン318に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標Xより左側では、ユーザは、力覚を受けない。
(ポインタ320がアイコン312、313の間に位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図8(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。以下では、図8(a)に示すように、ポインタ320がアイコン312とアイコン313の間に位置する際の力覚パターン203について説明する。
力覚パターン203は、図8(b)に示すように、図4(c)に示す力覚パターン203と同一である。
粘性摩擦係数パターン204は、図8(c)に示すように、図7(c)に示す粘性摩擦係数パターン204と同一である。
(ポインタ320がアイコン313の右側に位置する際の粘性摩擦係数パターン204について)
図9(a)は、本発明の実施の形態に係る遠隔入力装置における表示部に表示されたアイコンとポインタの位置関係を示す概略図であり、(b)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の引込力レベルFの関係を示す力覚パターンの一例であり、(c)は、表示メニュー画面に対応するX位置とX方向の粘性摩擦係数μの関係を示す粘性摩擦係数パターンの一例である。以下では、図9(a)に示すように、ポインタ320がアイコン313の右側に位置する際の力覚パターン203について説明する。
力覚パターン203は、図9(b)に示すように、図4(c)に示す力覚パターン203と同一である。
粘性摩擦係数パターン204は、図9(c)に示すように、第6のパターン319と、第5のパターン318と、第4のパターン317と、を備えて概略構成されている。
この第6のパターン319は、第3のパターン316の鏡像である。また、第6のパターン319は、アイコン311の第2の領域311bに対応して形成される。
以下に、図9(a)に示すポインタ320を左側に操作したときのユーザの受ける力覚について説明する。
座標X15〜X13間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第4のパターン317に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X13〜X11間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X11〜X10間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X10〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第5のパターン318に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚を受けない。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルと粘性摩擦係数パターン204の第6のパターン319に基づく粘性摩擦力とに応じた力覚を受ける。
座標X〜X間において、ユーザは、力覚パターン203に基づく引込力レベルに応じた力覚を受ける。
座標Xより左側では、ユーザは、力覚を受けない。
以下に、遠隔入力装置1の動作について各図を参照しながら説明する。
(動作)
図4(a)に示す、アイコン311の左側に位置するポインタ320を用いて、アイコン312を選択する動作について説明する。
ユーザは、表示部300に表示された表示メニュー310のアイコン312を選択するため、操作ノブ120を、ポインタ320が右側に移動するように操作する。
制御ECU200は、X軸及びY軸エンコーダ170、175から出力された信号に基づいて、ポインタ320を移動させる制御信号を生成して表示部300を制御する。
また、制御ECU200は、ユーザが操作する前のポインタ320の位置に基づいて粘性摩擦係数パターン204を選択する。制御ECU200の駆動部201は、力覚パターン203、及び選択された粘性摩擦係数パターン204に基づいてX軸及びY軸モータ150、155を制御し、力覚パターン203及び粘性摩擦係数パターン204に基づく力覚を、操作ノブ120を介してユーザに伝える。
ユーザは、例えば、引込力レベルF〜Fの間の操作力で操作ノブ120を操作するとき、アイコン311の第1の領域311aでは、操作方向に操作ノブ120がアシストされるような力覚(F−1からゼロ。)を感じる。この力覚は、力覚パターン203に従って、一定の大きさを保った後、徐々に小さくなり、また同時に、操作方向とは逆方向で徐々に大きくなる粘性摩擦力(粘性摩擦係数がゼロからμ。)を合わせて感じる。
続いて、ユーザは、第2の領域311bでは、操作方向とは逆方向の力覚(ゼロからF。)を感じるとともに粘性摩擦力を感じなくなる。この力覚は、力覚パターン203に従って徐々に大きくなる。ユーザは、座標Xにおいて、力覚の方向が切り替わるのを感じる。
続いて、ユーザは、第2の領域311bの座標X〜X間で一定の力覚を感じ、力覚が付与されない座標X〜X間では、力覚を感じない。
続いて、ユーザは、アイコン312の第1の領域312aでは、第1の領域311aと同じ大きさで、操作方向にアシストされるような力覚を感じる。この力覚は、力覚パターン203に従って、一定の大きさを保った後、徐々に小さくなり、また同時に、第1の領域311aで感じたよりも大きく、また操作方向とは逆方向で徐々に大きくなる粘性摩擦力(粘性摩擦係数がゼロからμ。)を合わせて感じる。
続いて、ユーザは、座標Xおいて、力覚の方向が切り替わるのを感じるとともに、粘性摩擦力を感じなくなる。ユーザは、この力覚を感じることで、アイコン312の中心にポインタ320が到達したことを認識し、操作を停止する。
(実施の形態の効果)
本発明の実施の形態による遠隔入力装置1によれば、複雑な処理、制御を必要とせずに、メニュー画面上のアイコンから他のアイコンにポインタ320を移動させるための操作がし易い。また、遠隔入力装置1は、力覚パターンから力覚を作り出す入力装置と比べて、力覚パターン203及び粘性摩擦係数パターン204を用いて力覚を作り出すので、ユーザが感じる力覚が自然で操作性に優れている。
遠隔入力装置1は、粘性摩擦係数パターン204に基づく粘性摩擦力が、ポインタ320から離れるにつれて大きくなるので、ユーザは、ポインタ320が目的のアイコンを通過したことを認識し易く、素早く操作方向を変更し、目的のアイコンの中心にポインタ320を移動させることができる。
遠隔入力装置1は、操作ノブ120を介してユーザに力覚を付与するので、ユーザは、操作ノブ120等に視線移動することなく、操作することができる。また、遠隔入力装置1は、ユーザに的確な力覚を付与するので、誤操作によるポインタ320のオーバーシュートが発生し難い。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形及び組み合わせが可能である。
例えば、遠隔入力装置1は、例えば、その一部がソフトウエア上で実行されても良い。
例えば、上記の実施の形態においては、X軸方向の粘性摩擦係数パターン204について説明したが、Y軸方向の粘性摩擦係数パターンもX軸方向の粘性摩擦係数パターン204と同様に設定されても良い。また、例えば、ポインタ320の移動の方向に基づいてX軸方向又はY軸方向への移動方向を検出し、その結果に基づいて粘性摩擦係数パターン204を設定しても良い。
1…遠隔入力装置、5…運転席、6…センターコンソール、7…ステアリング、8…インスツルメントパネル、100…遠隔操作部、110…ベース、111…カバー、120…操作ノブ、124…XY球面軸受、125…ノブシャフト、130…X軸ラックギア、135…Y軸ラックギア、140…Xキャリッジ、145…Yキャリッジ、150…X軸モータ、155…Y軸モータ、170…X軸エンコーダ、175…Y軸エンコーダ、180…X軸スライドガイド、185…Y軸スライドガイド、190…入力スイッチ、200…制御ECU、201…駆動部、202…記憶部、203…力覚パターン、204…粘性摩擦係数パターン、300…表示部、310…表示メニュー、311…アイコン、311a…第1の領域、311b…第2の領域、312…アイコン、312a…第1の領域、312b…第2の領域、313…アイコン、313a…第1の領域、313b…第2の領域、314…第1のパターン、315…第2のパターン、316…第3のパターン、317…第4のパターン、318…第5のパターン、319…第6のパターン、320…ポインタ、400…車両通信バス、401…カーナビ装置、402…エアコン装置

Claims (3)

  1. 入力スイッチ、位置検出部、及び2次元駆動部を有し、表示メニューが表示される表示画面上へポインタを表示して遠隔入力操作する遠隔操作部と、
    ポインタによる選択又は決定で特定の機能を実行する表示メニュー上の特定範囲において力覚を付与するための力覚パターン、前記特定範囲の前記ポインタを停止させる位置に前記ポインタが近づくにつれて前記遠隔操作部の操作方向とは逆方向の粘性摩擦力を模した力覚を付与するための粘性摩擦係数パターン、及び前記ポインタの位置座標、に基づく力覚を前記遠隔操作部に付与する駆動部を有する操作制御部と、
    を備える遠隔入力装置。
  2. 前記粘性摩擦係数パターンは、前記表示メニュー上の複数の特定範囲において、前記ポインタとの距離に基づいて前記粘性摩擦係数の最大値が大きくなる請求項1に記載の遠隔入力装置。
  3. 前記操作制御部は、前記位置検出部により検出される前記ポインタの停止、又は前記ポインタの移動方向の変化に基づいて前記粘性摩擦係数パターンを変更する請求項2に記載の遠隔入力装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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