JP2011163329A - エンジンの吸気マニフォルド - Google Patents

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Abstract

【課題】レゾナンス管の長さの変更,特に短縮を簡単に行うことができ,しかも製作が容易なエンジンの吸気マニフォルドを提供する。
【解決手段】分割面P1により分割された合成樹脂製の第1ブロックM1と第2ブロックM2とに,サージタンク1,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の各一半部1r,4r,7rと各他半部1f,4f,7fとをそれぞれ形成し,これら第1及び第2ブロックM1,M2を分割面P1で突き合わせて相互に振動溶着して,サージタンク1,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の各一半部1r,4r,7rと各他半部1f,4f,7fとそれぞれ接合し,レゾナンス管7及びレゾナンスチャンバ4間に,該レゾナンス管7のレゾナンスチャンバ4への開口部7bに臨む共通隔壁15を形成した。
【選択図】 図5

Description

本発明は,吸気導入管を有するサージタンクと,このサージタンクから並列して延びる複数の吸気分岐管と,これら吸気分岐管の下流端相互を連結してエンジンに接合される取り付けフランジと,前記サージタンクに隣接するレゾナンスチャンバと,前記サージタンク及びレゾナンスチャンバ間を連通するレゾナンス管とを有する,エンジンの吸気マニフォルドに関し,特に合成樹脂製の吸気マニフォルドの改良に関する。
かゝる合成樹脂製の吸気制御装置は,特許文献1に開示されているように,既に知られている。
特開2009−8004号公報
特許文献1に記載の合成樹脂製の吸気マニフォルドでは,レゾナンスチャンバ及びレゾナンス管を有する合成樹脂製のカバー部材を,サージタンク及び吸気分岐管を有する合成樹脂製のマニフォルド本体に振動溶着しているので,レゾナンス管の長さを変更して,レゾナンスチャンバの共鳴特性を変更する際には,カバー部材を新規に製作すべく,その成形用の金型等を新規に製作しなければならず,したがってレゾナンスチャンバの共鳴特性の変更には,多大の費用がかかることになる。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,レゾナンス管の長さの変更,特に短縮を簡単に行うことができ,しかも製作が容易なエンジンの吸気マニフォルドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,吸気導入管を有するサージタンクと,このサージタンクから並列して延びる複数の吸気分岐管と,これら吸気分岐管の下流端相互を連結してエンジンに接合される取り付けフランジと,前記サージタンクに隣接するレゾナンスチャンバと,前記サージタンク及びレゾナンスチャンバ間を連通するレゾナンス管とを有する,エンジンの吸気マニフォルドにおいて,分割面により分割された合成樹脂製の第1ブロックと第2ブロックとに,前記サージタンク,レゾナンスチャンバ及びレゾナンス管の各一半部と各他半部とをそれぞれ形成し,これら第1及び第2ブロックを前記分割面で突き合わせて相互に振動溶着して,前記サージタンク,レゾナンスチャンバ及びレゾナンス管の各一半部と各他半部とをそれぞれ接合し,前記レゾナンス管及び前記レゾナンスチャンバ間には,該レゾナンス管のレゾナンスチャンバへの開口部に臨む共通隔壁を形成したことを第1の特徴とする。尚,前記第1及び第2ブロックは,後述する本発明の実施例中の中央ブロックM1及び前ブロックM2にそれぞれ対応し,また前記分割面は同実施例中の第1分割面P1に対応する。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記レゾナンス管を,前記第1及び第2ブロックの振動溶着時,それらに加える加圧力方向に沿うように配設し,このレゾナンス管を通る前記分割面が,前記加圧力方向に対し傾斜した斜面を備えることを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前記レゾナンス管を通る前記分割面が,前記斜面の少なくとも一端から,前記加圧力方向に対し垂直に延びる垂直面を備えることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば,第1ブロックと第2ブロックとに,サージタンク,レゾナンスチャンバ及びレゾナンス管の各一半部と各他半部とをそれぞれ形成するので,第1及び第2ブロックを振動溶着するだけで,サージタンク,レゾナンスチャンバ及びレゾナンス管の三者を一挙に形成することができ,吸気マニフォルドの製作が容易である。しかもレゾナンス管の長さの変更(短縮)する際には,レゾナンス管のレゾナンスチャンバへの開口部を広げるように,レゾナンス管及びレゾナンスチャンバ間の共通隔壁を削り取ることにより,第1及び第2ブロックを新規に製作せずに,レゾナンス管の長さを容易に短縮することができ,レゾナンスチャンバの共鳴特性の変更を低コストで行うことができる。
本発明の第2の特徴によれば,レゾナンス管を,第1及び第2ブロックの振動溶着時の加圧力方向に沿うように配設したにも拘らず,レゾナンス管を通る前記分割面が,前記加圧力方向に対し傾斜した斜面を備えるので,第1及び第2ブロックに対する加圧力によりレゾナンス管の一半部と他半部とを前記斜面で圧接することができ,したがってレゾナンス管の一半部及び他半部の振動溶着を確実に行うことができる。
本発明の第3の特徴によれば,レゾナンス管7では,第1及び第2ブロックに対する加圧力を前記垂直面で受け止めることで,レゾナンス管の一半部と他半部とを前記斜面で滑らせることなく確実に圧接させことができ,これにより前記垂直面及び斜面においてレゾナンス管の一半部及び他半部を確実に振動溶着することができる。
本発明の一実施例に係るエンジンの吸気マニフォルドの正面図。 同吸気マニフォルドの平面図(図1の2矢視図)。 同吸気マニフォルドの背面図。 図1の4−4線断面図。 図1の5−5線断面図。 図4の6−6線断面図。 図4の7−7線断面図。 図5に対応する同吸気マニフォルドの分解断面図。 図5の9−9線断面図。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。尚,説明の便宜状,吸気マニフォルドMにおいて上下左右とは,図1における上下左右の方向を言い,前後とは,図1における表裏の方向,したがって図2においては下上の方向を言うことにする。
先ず図1〜図6において,エンジンの吸気マニフォルドMは,サージタンク1と,このサージタンク1の後部の天井壁から左右方向に並列して立ち上がり,途中からサージタンク1の前側へ弧を描きつゝ略直角に屈曲して延びる複数の吸気分岐管2,2…と,これら吸気分岐管2,2…の下流端相互を一体に連結する取り付けフランジ3と,この取り付けフランジ3の下方でサージタンク1と吸気分岐管2,2…の立ち上がり部とに隙間なく隣接するレゾナンスチャンバ4と,サージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間を連通するレゾナンス管7とを有する。サージタンク1とレゾナンスチャンバ4との間には,それらを区画する第1共通隔壁5が形成され,また吸気分岐管2,2…の立ち上がり部とレゾナンスチャンバ4との間には,それらを区画すべく第1共通隔壁5の後端から略直角に起立する第2共通隔壁6が形成される。
図1及び図6に示すように,取り付けフランジ3は,吸気分岐管2,2…の配列方向Aに沿って長く延びる形状をなし,またサージタンク1及びレゾナンスチャンバ4は,同じく吸気分岐管2,2…の配列方向Aに長く延びる一つの箱体8を構成し,この箱体8の,取り付けフランジ3の長手方向に沿う長辺は取り付けフランジ3の略全長に等しくなっている。
また図6及び図7に示すように,吸気分岐管2,2…は,それらの間隔が吸気分岐管の下流端から上流端に向かって,即ち取り付けフランジ3側からサージタンク1側に向かって減少するように配置される。これにより,上記箱体8は吸気分岐管2,2…の配列方向Aに沿う左右両端部に,左右最外側の吸気分岐管2,2の上流端部より左右外側方に張り出す張り出し部8a,8bを有することになる。
箱体8において,サージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間を区画する第1共通隔壁5は,箱体8の右方張り出し部8aの上部から,左方張り出し部8bのやゝ下寄りの中間部に向かって下る傾面状に形成され,箱体8の右方張り出し部8aには,サージタンク1内に開口する吸気導入管9が一体に形成される。この吸気導入管9は,その上流端に図示しないスロットルボデーを取り付けるためのフランジ9aを備えている。
再び図4及び図7において,吸気分岐管2,2…の上流端は,互いに平行してサージタンク1の天井面10に開口し,その天井面10は,吸気分岐管2,2…の上流端部の中心軸線に直交する一平面に形成される。一方,吸気分岐管2,2…の下流端部を一体に連結する取り付けフランジ3も,吸気分岐管2,2…の下流端部の中心軸線に直交するように配置される。こうして上記天井面10は,取り付けフランジ3からの等距離位置を占めることになり,吸気分岐管2,2…を略等長に揃えることができる。尚,吸気分岐管2,2…の上流端の,サージタンク1への開口端部はファンネル状に形成することもできる。
図5,図6及び図9に示すように,前記レゾナンス管7は,箱体8の左方張り出し部8bにおけるサージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間に配設されるもので,そのレゾナンス管7の一端部7aは,吸気分岐管2,2…から離れた箇所でサージタンク1内に開口し,他端7bは,吸気分岐管2,2…に近接した箇所でレゾナンスチャンバ4内に開口する。こうしてレゾナンス管7は,前記第2共通隔壁6に直交する方向に延びるようして左方張り出し部8bに配設される。
図2,図5及び図6に示すように,レゾナンスチャンバ4の内面には,その第2共通隔壁6から天井面にかけて互いに平行に延びる多数の内側補強リブ12,12…が形成され,またレゾナンスチャンバ4の外面,特に上面には,内側リブ12,12…と直交する方向に延びる多数の外側リブ13,13…が形成される。これら内側及び外側リブ12,13によりレゾナンスチャンバ4は効果的に補強され,内部の圧力脈動に対する耐久性が向上する。またその他の箱体8の外面にも多数の補強リブが形成される。
図4,図5及び図8に示すように,吸気マニフォルドMは,全体として上下方向に延びる第1及び第2分割面P1,P2によって,中央ブロックM1,その前側及び後側にそれぞれ配置される前ブロックM2及び後ブロックM3の3ブロックに分割され,それらは合成樹脂により個別に成形された後,各分割面P1,P2において相互に振動溶着される。
中央ブロックM1は,取り付けフランジ3,吸気分岐管2,2…の前半部2f,サージタンク1の中間部1m,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の各後半部4r,7rを有し,前ブロックM2は,サージタンク1の前部1f,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の各前半部4f,7fを有し,後ブロックM3は,サージタンク1の後部1r及び吸気分岐管2,2…の後半部2rを有する。
レゾナンス管7を分割する第1分割面P1は,図5に示すように,レゾナンス管7のサージタンク1への開口部7aを二分する第1垂直面P1aと,レゾナンス管7のレゾナンスチャンバ4への開口部7bの前縁を通る第2垂直面P1cと,第1垂直面P1aの上端から後上がり傾斜して第2垂直面P1cの下端に達する斜面P1bとで構成される。而して,合成樹脂で成形された中央,前,後ブロックM1〜M3は,第1及び第2分割面P1,P2でおいて互いに突き合わされ,加圧されて振動溶着される。
レゾナンス管7及びレゾナンスチャンバ4間には,レゾナンス管7のレゾナンスチャンバ4への開口部7bに臨む共通隔壁15が形成される。
次に,この実施例の作用について説明する。
エンジンの運転中,サージタンク1は,各吸気分岐管2,2…への吸気の均等分配を図ると共に,吸気分岐管2,2…相互の吸気干渉を防ぎ,また脈動効果により吸気密度を増加させる等により,エンジンの吸気効率の向上を図る。またレゾナンスチャンバ4は,エンジンの所定の回転数領域で共鳴効果を発揮して,エンジンの吸気効率の向上を図ると共に吸気騒音の低減に寄与する。レゾナンスチャンバ4の共鳴効果のエンジン回転数に対する発生時期及びその強弱は,レゾナンスチャンバ4の容積及びレゾナンス管7の長さの変更により調節することができる。
ところで,この吸気マニフォルドMにおいて,レゾナンスチャンバ4は,サージタンク1と,吸気分岐管2,2…のサージタンク1からの延出部,即ち立ち上がり部とに,互いに直交する第1及び第2共通隔壁5,6を挟んで隙間なく隣接配置されるので,サージタンク1及び複数の吸気分岐管2,2…により囲まれるスペースを有効に利用してレゾナンスチャンバ4を設置することができ,吸気マニフォルドMのコンパクト化に大いに寄与する。しかもサージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間には,レゾナンス管7が第2共通隔壁6に直交する方向に延びるように形成されるので,サージタンク1,レゾナンスチャンバ4及び吸気分岐管2,2…のコンパクトな配置を全く阻害することなく,比較的長いレゾナンス管7を得ることができる。
箱体8の,吸気分岐管2,2…の配列方向Aに沿う左右両端部には,吸気分岐管2,2…のうち,左右最外側に位置する吸気分岐管2,2の上流端部より左右外側方に張り出す張り出し部8a,8bを有し,その右方張り出し部8aには,サージタンク1内に開口する吸気導入管9が一体に形成されるので,吸気導入管9と吸気分岐管2,2…との間に充分な距離を取ることができて,吸気分岐管2,2…への吸気の均等分配性を高めることができ,前述のように吸気分岐管2,2…の長さは略等長に揃えられることゝ相俟って,エンジンの各気筒への吸気分配性を良好にすることができ,エンジンの出力性能の向上を掛け図ることができる。
一方,箱体8の左方張り出し部8bでは,レゾナンス管7がサージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間に配設されるので,取り付けフランジ3下方のデッドスペースをレゾナンス管7の配設に有効利用することになり,吸気マニフォルドMの更なるコンパクト化に寄与し得る。
またサージタンク1及びレゾナンスチャンバ4間を区画する第1共通隔壁5は,箱体8の右方張り出し部8aの上部の吸気導入管9から,左方張り出し部8bのレゾナンス管7の入口に向かって斜めに下る斜面に形成されるので,吸気導入管9からサージタンク1に流入した吸気は,第1共通隔壁により整流されて素早くレゾナンス管7に到達し,レゾナンスチャンバ4への吸気充填速度が高くなり,したがってレゾナンスチャンバ4内の圧力の早期安定化を図り,エンジンの所定回転数領域での共振を的確に発生させることができる。
吸気マニフォルドMの組み立てに当たっては,先ず中央ブロックM1及び前ブロックM2を第1分割面P1で突き合わせ,第1分割面P1の主要部に直交する方向に加圧力Fを加えてながら,吸気分岐管2,2…の配列方向Aに沿って中央ブロックM1及び前ブロックM2を相対的に振動させることにより,両ブロックM1,M2を,その間に発生する摩擦熱により相互に溶着する。その際,レゾナンス管7では,第1及び第2垂直面P1a,P1cで上記加圧力Fを垂直に受け止めことで,レゾナンス管7の前半部7fと後半部7rとは斜面P1bで滑ることなく確実に圧接することができ,これにより第1,第2垂直面P1a,P2c及び斜面P2bにおいてレゾナンス管7の前半部7f及び後半部7rを相互に確実に振動溶着することができる。
ところで,中央ブロックM1と前ブロックM2とに,サージタンク1,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の各後半部1m(中間部),4r,7rと各前半部1f,4f,7fとがそれぞれ形成されるので,上記のように中央ブロックM1及び前ブロックM2を振動溶着するだけで,サージタンク1,レゾナンスチャンバ4及びレゾナンス管7の三者を一挙に形成することができ,吸気マニフォルドMの製作性の向上に寄与する。
次に,中央ブロックM1及び後ブロックM3を第2分割面P2で突き合わせ,第2分割面P2の主要部に直交する方向に加圧力Fを加えてながら,上記と同様の要領で中央ブロックM1及び後ブロックM3を相互に振動溶着して,吸気マニフォルドMの組み立ては完了する。尚,組み立てに際して,最初に中央ブロックM1及び後ブロックM3間の振動溶着を行い,その後で中央ブロックM1及び前ブロックM2間の振動溶着を行うこともできる。
図9に示すように,レゾナンス管7の長さをL1からL2に短縮する際には,レゾナンス管7のレゾナンスチャンバ4への開口部7bを広げるように,レゾナンス管7及びレゾナンスチャンバ4間の共通隔壁15を鎖線で示すように削り取ることにより,中央ブロックM1及び前ブロックM2を新規に製作せずに,レゾナンス管7の長さを容易に短縮することができる。したがって,レゾナンスチャンバ4の共鳴特性の変更を低コストで行うことができる。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,吸気マニフォルドMのエンジンへの取り付け姿勢は自由であり,箱体8を取り付けフランジ3の上方に配置することもできる。
F・・・・・加圧力
M・・・・・吸気マニフォルド
M1・・・・第1ブロック(中央ブロック)
M2・・・・第2ブロック(前ブロック)
P1・・・・分割面(第1分割面)
P1a,P1ac・・・垂直面
P1b・・・斜面
1・・・・・サージタンク
1・・・・・サージタンク
2・・・・・吸気分岐管
3・・・・・取り付けフランジ
4・・・・・レゾナンスチャンバ
7・・・・・レゾナンス管
7a・・・・レゾナンス管のサージタンクへの開口部
7b・・・・レゾナンス管のレゾナンスチャンバへの開口部
9・・・・・吸気導入管
10・・・・サージタンクの内面(天井面)

Claims (3)

  1. 吸気導入管(9)を有するサージタンク(1)と,このサージタンク(1)から並列して延びる複数の吸気分岐管(2,2…)と,これら吸気分岐管(2,2…)の下流端相互を連結してエンジンに接合される取り付けフランジ(3)と,前記サージタンク(1)に隣接するレゾナンスチャンバ(4)と,前記サージタンク(1)及びレゾナンスチャンバ(4)間を連通するレゾナンス管(7)とを有する,エンジンの吸気マニフォルドにおいて,
    分割面(P1)により分割された合成樹脂製の第1ブロック(M1)と第2ブロック(M2)とに,前記サージタンク(1),レゾナンスチャンバ(4)及びレゾナンス管(7)の各一半部(1m,4r,7r)と各他半部(1f,4f,7f)とをそれぞれ形成し,これら第1及び第2ブロック(M1,M2)を前記分割面(P1)で突き合わせて相互に振動溶着して,前記サージタンク(1),レゾナンスチャンバ(4)及びレゾナンス管(7)の各一半部(1m,4r,7r)と各他半部(1f,4f,7f)とをそれぞれ接合し,前記レゾナンス管(7)及び前記レゾナンスチャンバ(4)間には,該レゾナンス管(7)のレゾナンスチャンバ(4)への開口部(7b)に臨む共通隔壁(15)を形成したことを特徴とする,エンジンの吸気マニフォルド。
  2. 請求項1記載のエンジンの吸気マニフォルドにおいて,
    前記レゾナンス管(7)を,前記第1及び第2ブロック(M1,M2)の振動溶着時,それらに加える加圧力(F)方向に沿うように配設し,このレゾナンス管(7)を通る前記分割面(P1)が,前記加圧力(F)方向に対し傾斜した斜面(P1b)を備えることを特徴とする,エンジンの吸気マニフォルド。
  3. 請求項2記載のエンジンの吸気マニフォルドにおいて,
    前記レゾナンス管(7)を通る前記分割面(P1)が,前記斜面(P1b)の少なくとも一端から,前記加圧力(F)方向に対し垂直に延びる垂直面(P1a,P1c)を備えることを特徴とする,エンジンの吸気マニフォルド。
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