JP2011155072A - 固体撮像素子および電子情報機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】画素サイズ縮小に伴う受光部面積の縮小が為されても、工程増加を伴うことがないかまたは、溝のエッチング加工時間をより短くして、シャッター電圧の上昇を無くするかまたは下げる。
【解決手段】不要電荷を排出するドレイン領域として機能するn型シリコン基板2の表層にN+エピタキシャル層3およびN−エピタキシャル層7を形成し、画素サイズに応じた受光部5とN+エピタキシャル層3とに挟まれたP型領域4(P型層)の垂直方向幅Bと受光部5の底面部のN型層水平方向幅Aの寸法比(B/A)を画素サイズ縮小前後で同じ一定値にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器に関する。
従来、画像光を画像信号として電気信号に変換する固体撮像素子としては、CCD型イメージセンサやCMOSイメージセンサなどが知られている。このうち、CCD型イメージセンサは、光照射により電荷を発生する複数の受光部(フォトダイオード)が設けられた受光領域と、この受光領域の各受光部で発生した電荷を信号電荷として読み出して垂直電荷転送動作を行った後に水平電荷転送動作を行う転送領域とが共通基板上に設けられている。
このようなCCD型イメージセンサにおいては、近年の画素の縮小化に伴って、受光領域の不要電荷を排出する縦型オーバーフロードレイン構造におけるシャッター電圧上昇を抑制することが重要であり、例えば特許文献1には、非受光領域(転送領域)のシャッター電圧の影響を軽減する構造を有する固体撮像素子が開示されている。
図6は、特許文献1に開示されている従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。
図6に示すように、従来のCCD固体撮像素子100は、表層にN層101が形成されたn型シリコン基板102の上層にエピタキシャル層103が設けられており、N層101は受光部104に隣接する垂直電荷転送部106の形成領域に溝部105が形成されている。このように、従来のCCD固体撮像素子100は、ドレイン領域として機能する基板深さが非受光領域(転送領域)で受光領域(受光部104)よりも深くなるように構成されている。
なお、エピタキシャル層103内には、従来のCCD固体撮像素子100と同様に、マトリクス状に配列された複数の受光部104と、この受光部104で取り込んだ信号電荷を垂直方向に電荷転送する垂直電荷転送部106と、この垂直電荷転送部106により電荷転送された信号電荷を水平方向に電荷転送する水平電荷転送部(図示せず)とが設けられている。さらに、垂直電荷転送部106に電荷転送パルスを印加する転送電極107が垂直電荷転送部106の上層に形成されており、転送電極107の上層にはSiO層108を介して受光部領域に開口部109を有する遮光膜110が形成されている。
ここで、N層101に溝部105を形成することによって、オーバーフロードレインを構成するn型シリコン基板102から受光部104までの距離aよりもn型シリコン基板102から垂直電荷転送部106までの距離bを長くしているが、n型シリコン基板102から受光部104までの距離よりもn型シリコン基板102から垂直電荷転送部106までの距離の方が長くなるのであれば、必ずしもN層101に溝部105を形成する必要はなく、溝部を形成したn型シリコン基板102の表面に一定膜厚のN層101を形成してもよい。
特開2006−120750号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来のCCD固体撮像素子100では、画素サイズ縮小に伴う受光部面積の縮小が為されても、縦型オーバーフロードレイン構造におけるシャッター電圧上昇を抑制するために、基板深さを、受光領域(受光部104)と非受光領域(垂直電荷転送部106)の領域毎に変更する必要が有り、エピタキシャル成長させる前に溝部105を形成する工程が増加することから、製造容易性の面で大幅に不利になるという問題があった。さらに、縦型オーバーフロードレイン構造におけるシャッター電圧を更に抑制することが要求されている。この場合、溝部105をさらに深く形成しなければならず、エッチング加工時間がかかり、製造容易性の面で大幅に不利になるという問題があった。
本発明は、上記従来の問題を解決するもので、画素サイズ縮小に伴う受光部面積の縮小が為されても、工程増加を伴うことがないかまたは、溝のエッチング加工時間をより短くして、シャッター電圧の上昇を無くするかまたはシャッター電圧を下げることができる固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する第1導電型領域で構成された複数の受光部と、該受光部の不要電荷を排出するための第1導電型ドレイン層と、該受光部と該第1導電型ドレイン層間に設けられ、基準電圧を印加して不要電荷を該受光部から該第1導電型ドレイン層側に排出可能とする第2導電型層とを有した縦型オーバーフロードレイン構造において、画素サイズの縮小により該受光部の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、該第2導電型層の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、該受光部の水平方向幅Aと該第2導電型層の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上該一定値以下であり、そのことにより上記目的が達成される。
また、好ましくは、本発明の固体撮像素子における比(B2/A2)の範囲は、0.4≦比(B2/A2)≦2または0.4≦比(B2/A2)≦1.6である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部の水平方向幅A2の範囲が0.5μm≦A2≦1.0μm、前記第2導電型層の垂直方向幅B2の範囲が0.4μm≦B2≦1.0μmであるかまたは、該受光部の水平方向幅A2の範囲が0.5μm≦A2≦1.0μm、該第2導電型層の垂直方向幅B2の範囲が0.4μm≦B2≦0.8μmである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における比B1/A1および前記B2/A2を同一の一定値とする。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における比(B2/A2)は1である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部の水平方向幅A2が0.8μm、前記第2導電型層の垂直方向幅B2が0.8μmである。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における比(B2/A2)の一定値は、前記受光部の蓄積電荷容量と該受光部からのオーバーフロードレイン(電荷排出)との関係が最適になるときの値である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2導電型層の不純物濃度は1017〜1018cmー3である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における複数の受光部の水平方向幅Aは、平面視矩形または正方形の1辺寸法または、平面視円形の直径寸法であって、該受光部の底面積を変化させた場合にそれに伴って変化する寸法である。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における第2導電型層の表面に、前記受光部に隣接する垂直電荷転送部の形成領域下方位置のみに溝部が形成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子における受光部下のドレイン領域として機能する前記第2導電型層の表面深さが、前記垂直電荷転送部の下方領域の前記溝部底面の表面深さよりも浅くなるように構成されている。
さらに、好ましくは、本発明の固体撮像素子において、第1導電型半導体基板上に前記第1導電型ドレイン層が形成され、該第1導電型ドレイン層上に前記第2導電型層が形成され、該第2導電型層上に前記複数の受光部が平面視で列方向および行方向にマトリクス状に形成され、列方向の複数の受光部と、これに隣接する列方向の複数の受光部との間に前記垂直電荷転送部が複数列形成され、該垂直電荷転送部は、いずれか一方の列方向の複数の受光部からの信号電荷を各画素毎に読み出して列方向に電荷転送する。
本発明の電子情報機器は、本発明の上記固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
上記構成により、以下、本発明の作用を説明する。
本発明においては、被写体からの画像光を光電変換して撮像する第1導電型領域で構成された複数の受光部と、受光部の不要電荷を排出するための第1導電型ドレイン層と、受光部と第1導電型ドレイン層間に設けられ、基準電圧を印加して不要電荷を該受光部から該第1導電型ドレイン層側に排出可能とする第2導電型層とを有した縦型オーバーフロードレイン構造において、画素サイズの縮小により受光部の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、第2導電型層の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部の水平方向幅Aと第2導電型層の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上該一定値以下である。
また、第2導電型層の表面に、受光部に隣接する垂直電荷転送部の形成領域下方位置のみに溝部が形成されていてもよい。この場合、受光部下のドレイン領域として機能する第2導電型層の表面深さが、垂直電荷転送部の下方領域の溝部の表面深さよりも浅くなるように構成されている。
これによって、画素サイズ縮小に伴って受光部底面の面積が縮小されて、受光部の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定されても、第2導電型層の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部の水平方向幅Aと第2導電型層の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2を0.4以上一定値以下とするので、従来の溝加工工程の増加なく、基準電圧としてのシャッター電圧の上昇を抑制して同等かまたは下げることが可能となる。
第2導電型層の表面に、受光部に隣接する垂直電荷転送部の形成領域下方位置のみに溝部を形成すれば、その溝部の深さを従来の溝加工工程の溝深さよりも大幅に浅くして、エッチング溝加工時間がより短くなり、シャッター電圧をさらに低減することが可能となる。
以上により、本発明によれば、画素サイズ縮小に伴って受光部底面の面積が縮小されて、受光部の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定されても、第2導電型層の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部の水平方向幅Aと第2導電型層の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2を0.4以上一定値以下とするため、従来の溝加工工程の増加なく、基準電圧としてのシャッター電圧の上昇を無くするかまたはシャッター電圧を下げることができる。
また、第2導電型層の表面に、受光部に隣接する垂直電荷転送部の形成領域下方位置のみに溝部を形成すれば、その溝部の深さを従来の溝加工工程の溝深さに比べて大幅に浅くすることができて、エッチング溝加工時間をより短くでき、シャッター電圧をさらに低減することができる。
本発明の実施形態1におけるCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 図1のCCD固体撮像素子のCC’断面構造におけるポテンシャルを示す図である。 図1の受光部水平方向幅Aとシャッター電圧との相関関係を示す図である。 本発明の実施形態2におけるCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態3として、本発明の実施形態1、2のCCD固体撮像素子1または1Aを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 特許文献1に開示されている従来のCCD固体撮像素子の要部構成例を示す縦断面図である。
以下に、本発明のCCD固体撮像素子の実施形態1、2および、このCCD固体撮像素子の実施形態1、2のいずれかを画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばカメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の実施形態3について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図における構成部材のそれぞれの厚みや長さなどは図面作成上の観点から、図示する構成に限定されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1におけるCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。
図1において、本実施形態1の固体撮像素子1は、n型シリコン基板2上に第1導電型ドレイン層としてのN+エピタキシャル層3を形成し、このN+エピタキシャル層3上に、基準電圧のシャッター電圧を印加して不要電荷をn型シリコン基板2側に排出するための所定層厚(垂直方向幅B)の第2導電型層としてのP型領域4を形成している。この所定層厚(垂直方向幅B)のP型領域4上に、被写体からの画像光を光電変換して撮像する複数の受光部5(PD)が平面視で列方向および行方向にマトリクス状に配設されている。列方向の複数の受光部5と、これに隣接する列方向の複数の受光部5との間に、列方向の複数の受光部5からの信号電荷を各画素毎に読み出して垂直方向に電荷転送する垂直電荷転送部6が列方向(垂直方向)に複数配置されている。
このN+エピタキシャル層3上のP型領域4を含むN−エピタキシャル層7上にはゲート絶縁膜8が形成されている。垂直電荷転送部6上にはゲート絶縁膜8を介して、信号電荷読み出しを兼ねた電荷転送電極9が配設されている。電荷転送電極9上には、絶縁膜10を介して、各受光部5上を光入射用に開口部11で開口すると共に、電荷転送電極9上を覆った遮光膜12が形成されている。なお、各受光部5の上方には、画素毎にRGBで色配列(例えばベイヤ配列)されたカラーフィルタ(図示せず)が設けられ、その上に集光用のマイクロレンズ(図示せず)が画素毎に設けられている。
要するに、単位画素部毎に、n型シリコン基板2、N+エピタキシャル層3およびN−エピタキシャル層7の積層で形成される半導体基板上に、遮光膜12で覆われた転送電極9と、転送電極9直下に設けられた垂直電荷転送部6と、遮光膜12で覆われていない開口部11に対応して所定深さ位置に設けられた受光部5とを有している。ここで、受光部5はN−エピタキシャル層7中に第2導電型層としてのP型領域4と隣接する領域に形成されており、P型領域4の垂直方向幅B(厚さ)は受光部5とN+エピタキシャル層3に挟まれた所定厚さ領域(P型領域4の垂直方向幅B)で規定される。また、受光部5は、遮光膜12で覆われた垂直電荷転送部6直下の領域には形成されておらず、遮光膜12で覆われていない開口部11の下方位置に形成されており、受光部5の底面部の水平方向幅A(または底面積に比例した幅寸法)を規定することができる。
この複数の受光部5の水平方向幅Aは、平面視矩形または正方形の1辺寸法または、平面視円形の直径寸法であって、受光部5の底面積を変化させた場合にそれに伴って変化する寸法である。
この場合の縦型オーバーフロードレイン構造は、不要電荷を排出するドレイン領域として機能する第1導電型ドレイン層としてのN+エピタキシャル層3と、電荷を溜める第1導電型領域を構成する受光部5と、これらのN+エピタキシャル層3と受光部5との間に形成され、電位障壁を形成可能とする第2導電型層としてのP型領域4とを有している。このP型領域4の電位障壁を上げたり下げたりすることによって、受光部5で電荷を溜めたり、受光部5からN+エピタキシャル層3側に不要電荷を排出して受光部5内の電荷量をリセットしたりすることができる。
この場合に、画素サイズの縮小により受光部5の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、P型領域4の層厚の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部5の水平方向幅AとP型領域4の層厚の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上その一定値以下にしている。
受光部5の水平方向幅AとP型領域4の垂直方向幅Bとの比(B/A)は、受光部5の蓄積電荷容量と受光部5からのオーバーフロードレイン(電荷排出)との関係が最適になるように一定値に設定する。受光部5に電荷が蓄積され過ぎると受光部5から電荷が溢れて、隣接画素に電荷が供給されないように基板側に電荷が抜けるようにP型領域4の不純物濃度と垂直方向幅B(P型領域4の厚さ)とを設定して電位障壁の高さを設定制御する必要がある。オーバーフロードレイン(電荷排出)を制御する電位障壁が高過ぎると、受光部5から電荷が溢れたときに隣接画素にまで電荷が供給されてしまい、電位障壁が低過ぎると、蓄積電荷容量が少な過ぎて撮像感度に影響することになる。
図2は、図1のCCD固体撮像素子のCC’断面構造におけるポテンシャルを示す図である。
図2に示すように、P型領域4のOFDポテンシャルに応じて、受光部5(PD)に信号電荷が蓄積されるが、シャッター電圧(典型例として19〜20V)として基板基準電位がP型領域4に印加されて、P型領域4のOFDポテンシャルが点線部分まで低下してこの蓄積電荷が受光部5(PD)からN+エピタキシャル層3さらにn型シリコン基板2側に排出されて受光部5(PD)の蓄積電荷が初期値にリセットされる。これがシャッタ動作である。この時点からの露光時間、受光部5(PD)への入射光により信号電荷が生成されて蓄積される。P型領域4の不純物濃度によりOFDポテンシャル高さ(障壁高さ)が設定されている。
図3は、図1の受光部5の水平方向幅Aをx軸(水平軸)、シャッター電圧をy軸(垂直軸)とした場合の相関関係を示す図である。
図3はP型領域4の垂直方向幅Bをパラメータとして変えた場合の挙動を示しており、B1>B2の時には一般的にシャッター電圧はB1時の方が高い電圧となる傾向がある。また、図中●において画素サイズα、画素サイズβ(大きさはα>βとする)の場合を例として図示している。
画素サイズの縮小により、受光部5の水平方向幅Aは一般的にスケーリング則に伴って小さくなり、画素サイズの場合には受光部5の水平方向幅AはA1からA2へと小さくなる。このとき、シャッター電圧VはV1からV2へと上昇することになる(図中矢印1)。このシャッター電圧上昇を回避するために、同一の画素サイズの場合にはP型領域4の垂直方向幅Bを小さくすればよい(図中矢印2)。
このとき、P型領域4の垂直方向幅Bと受光部5の水平方向幅Aとの比、即ち、B1/A1、B2/A2をそれぞれ同じ一定値とすることにより、画素サイズ縮小に伴うシャッター電圧上昇(V1→V2)を回避することができる。
即ち、画素サイズの縮小により受光部5の水平方向幅AがA1からA2と小さく設定した場合に、基準電圧であるシャッター電圧が変化しないように第2導電型層としてのP型領域4の垂直方向幅BもB1からB2に小さくして、受光部5の水平方向幅AとP型領域4の垂直方向幅Bの比B1/A1および比B2/A2で同一の一定値とする。これによって、画素サイズ縮小に伴うシャッター電圧上昇(V1→V2)を回避することができる。
P型領域4の垂直方向幅Bを縮小する手段としては、図1においてN−エピタキシャル層7を薄膜化することや、P型領域4の幅(層厚)自体を縮小化することなどが考えられるが、特に製造方法において限定する必要はない。
受光部5の水平方向幅A(または底面積)が大きい方が受光部5からn型シリコン基板2側に電荷を抜き易く、P型領域4の垂直方向幅Bが小さい方が受光部5からn型シリコン基板2側に電荷を抜き易い。前述したように、CCD固体撮像素子1の画素サイズ縮小に伴って、受光部5の水平方向幅Aの寸法も小さくなるが、水平方向幅Aの寸法が小さくなると、これに応じてP型領域4の垂直方向幅Bを小さくしないと電荷を抜き難くなる。したがって、画素サイズの縮小により受光部5の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、P型領域4の層厚の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部5の水平方向幅AとP型領域4の層厚の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上その一定値以下にしている。
具体的には、ここでは、A=0.8μm、B=0.8μmで、一定値が比(B/A)=比B1/A1=比B2/A2=1である。A、Bの寸法範囲を具体的に考えると、0.5μm≦A≦1.0μm、0.4μm≦B≦1.0μmであれば、0.4≦比(B/A)≦2となし、また、0.5μm≦A≦1.0μm、0.4μm≦B≦0.8μmであれば、0.4≦比(B/A)≦1.6となる。このとき、P型領域4の不純物濃度は、1017〜1018cmー3程度のボロン濃度のものを用いる。この不純物濃度範囲を外れると動作上厳しくなる。
以上により、本実施形態1によれば、不要電荷を排出するドレイン領域として機能するn型シリコン基板2の表層にN+エピタキシャル層3およびN−エピタキシャル層7を形成し、画素サイズに応じた受光部5とN+エピタキシャル層3とに挟まれたP型領域4(P型層)の垂直方向幅Bと受光部5の底面部のN型層水平方向幅Aの寸法比(B/A)を画素サイズ縮小前後で同じ一定値にする。要するに、画素サイズ縮小に伴って受光部5の底面面積が縮小されて、受光部5の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定しても、第2導電型層であるP型領域4(P型層)の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部5の水平方向幅AとP型領域4の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2を0.4以上一定値以下とする。このように、画素サイズ縮小に伴う受光部5の底面積の縮小が為されても、受光部5およびP型領域4の不純物濃度、P型領域4の深さ(垂直方向幅B)を調節することにより、従来の溝加工工程を行うことなく、CCD固体撮像素子1の画素サイズ縮小に伴うシャッター電圧上昇の影響を無くすことができて、基準電圧としてのシャッター電圧の上昇を抑制して同等かまたは下げることができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、受光部5の水平方向幅AとP型領域4の垂直方向幅Bの画素サイズ縮小前の比B1/A1を一定値として、画素サイズ縮小後の比B2/A2を0.4以上一定値以下とすることにより、従来の溝加工工程の増加を伴うことなくシャッター電圧上昇を無くすかまたは下げる場合について説明したが、本実施形態2では、上記実施形態1に加えて、浅い溝を形成し、溝のエッチング加工時間をより短くしてシャッター電圧をさらに低下する場合について説明する。
図4は、本発明の実施形態2におけるCCD固体撮像素子の要部構成例を模式的に示す縦断面図である。なお、図1の構成部材と同一の作用効果を奏する構成部材には同一の符号を付している。
図4において、本実施形態2のCCD固体撮像素子1Aにおいて、第1導電型半導体基板としてのn型シリコン基板2上に第1導電型ドレイン層としてのN+エピタキシャル層3が形成され、N+エピタキシャル層3上にP型領域4(P型層)が形成され、このP型領域4(P型層)上に複数の受光部5が平面視で列方向および行方向にマトリクス状に形成され、列方向の複数の受光部5と、これに隣接する列方向の複数の受光部5との間に垂直電荷転送部6が複数列形成され、垂直電荷転送部6はそれぞれ、いずれか一方の列方向の複数の受光部5からの信号電荷を各画素毎に読み出して列方向に電荷転送するものである。
本実施形態2のCCD固体撮像素子1Aの縦型オーバーフロードレイン構造も、上記実施形態1の場合と同様に、不要電荷を排出するドレイン領域として機能する第1導電型ドレイン層としてのN+エピタキシャル層3と、電荷を溜める第1導電型領域としての受光部5と、これらのN+エピタキシャル層3と受光部5との間に形成された電位障壁を制御可能とする第2導電型層としてのP型領域14とを有している。このP型領域4の電位障壁を上げたり下げたり制御することによって、リセット後に受光部5で信号電荷を溜めたり、受光部5からN+エピタキシャル層3側に不要電荷を排出してリセットしたりすることができる。
P型領域14の表面には、受光部5に隣接する垂直電荷転送部6の形成領域下方位置のみに溝部13(凹部)が形成されている。このように、CCD固体撮像素子1Aにおいて、受光部5下のドレイン領域として機能するP型領域14の表面深さが、垂直電荷転送部6の下方領域の溝部13の表面深さよりも浅くなるように構成されている。
この場合にも、上記実施形態1の場合と同様に、画素サイズの縮小により受光部5の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、P型領域14の層厚の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、受光部5の水平方向幅AとP型領域14の層厚の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上その一定値以下にしている。
具体的には、ここでは、A=0.8μm、B=0.8μmで、一定値が比(B/A)=比B1/A1=比B2/A2=1である。A、Bの寸法範囲を具体的に考えると、0.5μm≦A≦1.0μm、0.4μm≦B≦1.0μmであれば、0.4≦比(B/A)≦2となし、また、0.5μm≦A≦1.0μm、0.4μm≦B≦0.8μmであれば、0.4≦比(B/A)≦1.6となる。このとき、P型領域14の不純物濃度は、1017〜1018cmー3程度のボロン濃度のものを用いる。この不純物濃度範囲を外れると動作上厳しくなる。
以上により、本実施形態2によれば、不要電荷を排出するドレイン領域として機能するn型シリコン基板2の表層にN+エピタキシャル層3およびその上にN−エピタキシャル層17を形成し、画素サイズに応じた受光部5とN+エピタキシャル層3との間に挟まれたP型層14の垂直方向幅B(厚さ)と受光部5の底部のN型層水平方向幅A(または底面積に応じた幅)の寸法比(B/A)のうち、画素サイズの縮小前の寸法比(B1/A1)を一定値(たとえば1)にし、転送領域下のP型領域14(P型層)の厚さを薄くして、画素サイズの縮小後の寸法比(B2/A2)を同じ一定値(たとえば1)とするため、CCD固体撮像素子1Aの画素サイズ縮小に伴うシャッター電圧の影響を更に軽減することができて、シャッター電圧の印加による不具合をより抑制することができる。このように、画素サイズ縮小に伴う受光部5の面積縮小が為されても、溝を形成しかつ、受光部5およびP型領域14の不純物濃度、P型領域14の深さ(垂直方向幅B)を調節することにより、溝のエッチング加工時間をより短くしてもシャッター電圧を更に低減することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3として、本発明の実施形態1、2のCCD固体撮像素子1または1Aを撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図5において、本実施形態3の電子情報機器90は、上記実施形態1、2のCCD固体撮像素子1または1Aからの撮像信号に所定の画像信号処理を施してカラー画像信号を得る固体撮像装置91と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を記録用に所定の信号処理した後にデータ記録可能とする記録メディアなどのメモリ部92と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示可能とする液晶表示装置などの表示手段93と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を通信用に所定の信号処理をした後に通信処理可能とする送受信装置などの通信手段94と、この固体撮像装置91からのカラー画像信号を印刷用に所定の印刷信号処理をした後に印刷処理可能とするプリンタなどの画像出力手段95とを有している。なお、この電子情報機器90として、これに限らず、固体撮像装置91の他に、メモリ部92と、表示手段93と、通信手段94と、プリンタなどの画像出力手段95とのうちの少なくともいずれかを有していてもよい。
この電子情報機器90としては、前述したように例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラ、ドアホンカメラ、車載用後方監視カメラなどの車載用カメラおよびテレビジョン電話用カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、カメラ付き携帯電話装置および携帯端末装置(PDA)などの画像入力デバイスを有した電子機器が考えられる。
したがって、本実施形態3によれば、この固体撮像装置91からのカラー画像信号に基づいて、これを表示画面上に良好に表示したり、これを紙面にて画像出力手段95により良好にプリントアウト(印刷)したり、これを通信データとして有線または無線にて良好に通信したり、これをメモリ部92に所定のデータ圧縮処理を行って良好に記憶したり、各種データ処理を良好に行うことができる。
なお、上記実施形態1、2では、被写体からの画像光を光電変換して撮像するN型領域で構成された複数の受光部5と、受光部5の不要電荷を排出するためのN型ドレイン層としてのN+エピタキシャル層3と、受光部5とN+エピタキシャル層3間に設けられ、基準電圧であるシャッター電圧を印加して不要電荷を受光部5からN+エピタキシャル層3側に排出可能とするP型領域4とを有した縦型オーバーフロードレイン構造において、複数の受光部5の水平方向幅AとP型領域4の垂直方向幅Bの画素サイズの縮小前後の比(B/A)が同じ一定値である場合を含むように説明したが、これに限らず、被写体からの画像光を光電変換して撮像するP型領域で構成された複数の受光部5と、受光部5の不要電荷を排出するためのP型ドレイン層としてのP+エピタキシャル層と、受光部5とP+エピタキシャル層間に設けられ、基準電圧であるシャッター電圧を印加して不要電荷を受光部5からP+エピタキシャル層3側に排出可能とするN型領域とを有した縦型オーバーフロードレイン構造において、複数の受光部5の水平方向幅AとN型領域の垂直方向幅Bの画素サイズの縮小前後の比(B/A)が同じ一定値である場合を含むように導電型を逆導電型にしてもよい。
以上のように、本発明の好ましい実施形態1〜3を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態1〜3に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態1〜3の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、被写体からの画像光を光電変換して撮像する半導体素子で構成された固体撮像素子および、この固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラおよびデジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、監視カメラなどの画像入力カメラ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、テレビジョン電話装置、カメラ付き携帯電話装置などの電子情報機器の分野において、画素サイズ縮小に伴う受光部面積の縮小が為されても、工程増加を伴うことがないかまたは、溝のエッチング加工時間をより短くして、シャッター電圧の上昇を無くするかまたは下げることが可能となり、高画素のビデオカメラ、デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話器など、固体撮像素子を利用可能な電子情報機器に幅広く利用することができる。
1 CCD固体撮像素子
2 n型シリコン基板
3 N+エピタキシャル層
4,14 P型領域
5 受光部
6 垂直電荷転送部
7,17 N−エピタキシャル層
8 ゲート絶縁膜
9 転送電極
10 絶縁膜
11 開口部
12 遮光膜
13 溝
90 電子情報機器
91 固体撮像装置
92 メモリ部
93 表示手段
94 通信手段
95 画像出力手段

Claims (13)

  1. 被写体からの画像光を光電変換して撮像する第1導電型領域で構成された複数の受光部と、該受光部の不要電荷を排出するための第1導電型ドレイン層と、該受光部と該第1導電型ドレイン層間に設けられ、基準電圧を印加して不要電荷を該受光部から該第1導電型ドレイン層側に排出可能とする第2導電型層とを有した縦型オーバーフロードレイン構造において、
    画素サイズの縮小により該受光部の水平方向幅AをA1からA2に小さく設定するときに、該第2導電型層の垂直方向幅BもB1からB2に小さく設定して、該受光部の水平方向幅Aと該第2導電型層の垂直方向幅Bの比B1/A1を一定値として、比B2/A2が0.4以上該一定値以下である固体撮像素子。
  2. 前記比(B2/A2)の範囲は、0.4≦比(B2/A2)≦2または0.4≦比(B2/A2)≦1.6である請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記受光部の水平方向幅A2の範囲が0.5μm≦A2≦1.0μm、前記第2導電型層の垂直方向幅B2の範囲が0.4μm≦B2≦1.0μmであるかまたは、該受光部の水平方向幅A2の範囲が0.5μm≦A2≦1.0μm、該第2導電型層の垂直方向幅B2の範囲が0.4μm≦B2≦0.8μmである請求項2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記比B1/A1および前記B2/A2を同一の一定値とする請求項3に記載の固体撮像素子。
  5. 前記比(B2/A2)は1である請求項1または4に記載の固体撮像素子。
  6. 前記受光部の水平方向幅A2が0.8μm、前記第2導電型層の垂直方向幅B2が0.8μmである請求項5に記載の固体撮像素子。
  7. 前記比(B2/A2)の一定値は、前記受光部の蓄積電荷容量と該受光部からのオーバーフロードレイン(電荷排出)との関係が最適になるときの値である請求項1に記載の固体撮像素子。
  8. 前記第2導電型層の不純物濃度は1017〜1018cmー3である請求項1に記載の固体撮像素子。
  9. 前記複数の受光部の水平方向幅Aは、平面視矩形または正方形の1辺寸法または、平面視円形の直径寸法であって、該受光部の底面積を変化させた場合にそれに伴って変化する寸法である請求項1に記載の固体撮像素子。
  10. 前記第2導電型層の表面に、前記受光部に隣接する垂直電荷転送部の形成領域下方位置のみに溝部が形成されている請求項1に記載の固体撮像素子。
  11. 前記受光部下のドレイン領域として機能する前記第2導電型層の表面深さが、前記垂直電荷転送部の下方領域の前記溝部底面の表面深さよりも浅くなるように構成されている請求項10に記載の固体撮像素子。
  12. 第1導電型半導体基板上に前記第1導電型ドレイン層が形成され、該第1導電型ドレイン層上に前記第2導電型層が形成され、該第2導電型層上に前記複数の受光部が平面視で列方向および行方向にマトリクス状に形成され、列方向の複数の受光部と、これに隣接する列方向の複数の受光部との間に前記垂直電荷転送部が複数列形成され、該垂直電荷転送部は、いずれか一方の列方向の複数の受光部からの信号電荷を各画素毎に読み出して列方向に電荷転送する請求項11に記載の固体撮像素子。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の固体撮像素子を画像入力デバイスとして撮像部に用いた電子情報機器。
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