JP2011150133A - マルチコア光ファイバ - Google Patents

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Abstract

【課題】偏波モード分散の増大が抑制されたマルチコア光ファイバを提供する。
【解決手段】マルチコア光ファイバ1では、光軸A方向に直交する断面において、複数のマルチコアユニット21〜27が各マルチコアユニットの中心に関して3回以上の回転対称性を有するように配置されていることから、構造非対称性が低減され、構造複屈折を低減することができ、偏波モード分散の増大が抑制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、光通信用の伝送用媒体として、同一断面上に複数のコア領域が配置されたマルチコア光ファイバに関する。
近年の光ファイバネットワークのトラフィック量の増大に対応する光ファイバとして、1本のファイバに多数のコアを収容したマルチコア光ファイバ(Multicore fiber;MCF)の使用が注目されている。このマルチコア光ファイバとして、例えば、非特許文献1の図7には、屈折率差とコア径とが同一の複数のコアを密に配置した結合コア群が、隣接した結合コア群との間でのクロストークを回避することが可能な非結合距離だけ離間して配置されたマルチコアファイバが記載されている。
國分、外1名、「異種非結合および同種結合マルチコアファイバ」、2009年電子情報通信学会通信ソサイエティ大会通信講演論文集2、電子情報通信学会2009年9月、S-42−S-43
しかしながら、非特許文献1の図7に記載されたマルチコアファイバの結合コア群の配置によれば、180度回転させると回転前の配置と一致する2回の回転対称性を有している一方、横方向と縦方向との間ではその構成が大きく異なる。したがって、この光ファイバでは、大きな構造複屈折が発生し、その結果、偏波モード分散(Polarization Mode Dispersion;PMD)が増大する可能性がある。偏波モード分散は、光ファイバ通信におけるビットレートや伝送距離を制限する一因であるため、偏波モード分散の増大は大容量且つ長距離伝送にマルチコア光ファイバを適用する際の大きな問題となる可能性がある。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、偏波モード分散の増大が抑制されたマルチコア光ファイバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のコア領域が光軸方向に延びて所定のコア配列構造を形成した複数のマルチコアユニットを有し、前記複数のマルチコアユニットのそれぞれは、光軸方向に延びて、その周囲がクラッド領域で覆われると共に、当該光軸方向に直交する断面において、当該マルチコアユニットの中心に関して3回以上の回転対称性を有することを特徴とする。
上記のマルチコア光ファイバによれば、複数のマルチコアユニットが、光軸方向に直交する断面において、マルチコアユニットの中心に関して3回以上の回転対称性を有するように配置されていることから、構造非対称性が低減され、構造複屈折を低減することができ、偏波モード分散の増大が抑制される。
ここで、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のマルチコアユニットのうち1以上の隣接するマルチコアユニット間において、そのコア配列構造が互いに同じであると共に、当該コア配列構造に含まれる前記コア領域の屈折率分布が互いに異なる態様とすることができる。
このように、1以上の隣接するマルチコアユニット間において、そのコア配列構造が互いに同じであると共に、当該コア配列構造に含まれる前記コア領域の屈折率分布が互いに異なることで、この屈折率分布が異なるコア領域を備えた隣接するマルチコアユニット間の結合を低減させ、マルチコアユニット間のクロストークを低減させることが可能となる。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のマルチコアユニットは、1以上の隣接するマルチコアユニット間で、互いに異なるコア配列構造を有するマルチコアユニットが含まれる態様とすることができる。
このように、1以上の隣接するマルチコアユニット間で互いに異なるコア配列構造を有する態様とすることで、他のマルチコアユニットとの間の結合を低減させ、クロストークを低減させることが可能となる。
また、本発明に係るマルチコア光ファイバは、複数のマルチコアユニットのうちの1つのマルチコアユニットと、このマルチコアユニットに対して隣接するマルチコアユニットとの間に漏洩低減部が存在する態様とすることもできる。
このように、隣接して配置された2つのマルチコアユニットの間に漏洩低減部が存在する態様とすることで、このマルチコアユニットの間のクロストークを低減させることが可能となる。
本発明によれば、偏波モード分散の増大が抑制されたマルチコア光ファイバが提供される。
第1実施形態に係るマルチコア光ファイバの構成を示す図である。 図1のマルチコア光ファイバの光軸に垂直な断面を示す図である。 第2実施形態に係るマルチコア光ファイバの光軸に垂直な断面を示す図である。 第3実施形態に係るマルチコア光ファイバの光軸に垂直な断面を示す図である。 第4実施形態に係るマルチコア光ファイバの光軸に垂直な断面を示す図である。 図4のマルチコア光ファイバの断面の一部を拡大した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るマルチコア光ファイバの構成を示す図である。図1に示すように、マルチコア光ファイバ1は、ファイバ中心の光軸Aに沿ってそれぞれ伸び、その周囲がクラッド領域30で覆われた複数のコア領域10で構成されたマルチコアユニット20を含む裸光ファイバと、この裸光ファイバの外周に設けられた樹脂被覆40を備える。裸光ファイバに含まれるマルチコアユニット20は、それぞれ4つのコア領域10から構成される。なお、コア領域10それぞれを覆うクラッド領域は、コア領域10それぞれを一体的に覆う共通のクラッド領域であっても、コア領域10それぞれに用意されたクラッド領域であってもよい。
この図1に示すマルチコア光ファイバ1の光軸Aに垂直な断面を図2に示す。図2に示すように、このマルチコア光ファイバ1では、4つのコア領域10からなり同一のコア配列構造を有するマルチコアユニット21〜27が光軸Aに垂直な断面に配置されている。そして、このマルチコアユニット21〜27の中心が、六方格子の格子点上となる位置に配置されている。また、各マルチコアユニット21〜27を構成する4つのコア領域10は、光軸A方向に直交する断面において、マルチコアユニット21〜27のそれぞれの中心に関して4回の回転対称性を有している。そして、マルチコアユニット21〜27のうちの一つのマルチコアユニットに含まれる4つのコア領域10は、これらのコア領域10の間での結合が積極的に起きるように近接して配置され、所謂結合型のマルチコアを形成している。また、マルチコアユニット21〜27をそれぞれ構成する4つのコア領域10はその屈折率分布が全てのマルチコアユニット21〜27において同一となっている。
上記のマルチコア光ファイバ1の構成の一例として、例えば、マルチコア光ファイバ1のうち樹脂被覆40を除く裸光ファイバは直径が125μmの石英系光ファイバであって、マルチコアユニット21〜27を構成する4つのコア領域10には、それぞれ屈折率増加剤としてGeOが添加され、コア領域10の外周に設けられたクラッド領域20は純シリカからなる構成が挙げられる。このとき、このマルチコア光ファイバ1における複数のコア領域10のそれぞれは、コア半径が8.5μmであり、ステップ構造の屈折率プロファイルを有する。また、このステップ構造屈折率プロファイルにおいて、コアとクラッドとの間の比屈折率差は、0.35%とされる。そして、マルチコアユニット21〜27の中心が配置される六方格子は格子間隔が32μmとする構成が挙げられる。
上記のマルチコア光ファイバ1によれば、光軸A方向に直交する断面において、複数のマルチコアユニット21〜27が、各マルチコアユニットの中心に関して3回以上の回転対称性を有するように配置されていることから、構造非対称性が低減され、構造複屈折を低減することができ、偏波モード分散の増大が抑制される。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態に係るマルチコア光ファイバ2の光軸に垂直な断面(樹脂被覆を除く裸光ファイバの部分のみ)を示す図である。図3に示すマルチコア光ファイバ2は、第1実施形態のマルチコア光ファイバ1と比較して、以下の点が相違する。すなわち、マルチコア光ファイバ2に含まれるマルチコアユニット31〜37にはそれぞれ7つのコア領域10(10a〜10d)が含まれ、このマルチコアユニット31〜37のうち1以上の隣接するマルチコアユニットの間においてコア配列構造が互いに同じであると共に、そのマルチコアユニットのコア配列構造に含まれるコア領域の屈折率分布が互いに異なる点である。以下、具体的に説明する。
図3に示すように、マルチコア光ファイバ2では、7つのコア領域10(10a〜10d)からなり同一のコア配列構造を有するマルチコアユニット31〜37が光軸Aに垂直な断面に配置されている。そして、このマルチコアユニット31〜37の中心が、六方格子の格子点上となる位置に配置されている。マルチコアユニット31〜37のうちの一つのマルチコアユニットに含まれる7つのコア領域10は、これらのコア領域10の間での結合が積極的に起きるように近接して配置され、所謂結合型のマルチコアを形成している。
そして、マルチコアユニット31〜37のうち、マルチコアユニット31では、光軸A方向に直交する断面において、1つのコア領域10aがマルチコアユニット31の中心に配置され、コア領域10aとは異なる屈折率分布であって、さらに互いに異なる屈折率分布を有する2種類のコア領域10bと10cがコア領域10aの周囲を囲むように交互に配置される。一方、マルチコアユニット32〜36では、光軸A方向に直交する断面において、同一の屈折率分布を有するコア領域10dが、マルチコアユニット31と同様に、1つのコア領域10dを中心とし、その周囲を6つのコア領域10dが取り囲むように配置される。この結果、マルチコアユニット31〜37において、マルチコアユニット31〜37それぞれの中心に関して6回の回転対称性を有するようにコア領域10が配置される。
上記のマルチコア光ファイバ2の構成として、マルチコア光ファイバ2のうち樹脂被覆40を除く裸光ファイバの直径が125μmである場合に、複数のコア領域10a〜10dの構成の一例としては、例えば、コア領域10a〜10dのコア半径が8.5μmであり、それぞれステップ構造の屈折率プロファイルを有し、コア領域10a,10b,10c,10dにおけるコアとクラッドとの間の比屈折率差がそれぞれ0.1,0.2,0.3,0.35%とされ、マルチコアユニット31〜37の中心が配置される六方格子の格子間隔を40μmとする構成が挙げられる。なお、上記の構成に含まれるコア領域のうち、マルチコアユニット31に含まれて、その比屈折率差が0.1%であるコア領域10a及び比屈折率差が0.2%であるコア領域10bは、他のコア領域10c,10dとの間で伝送損失が異なる可能性があるが、コア領域10a及び10bを実際の通信には使用しない構成とすることで、実際の通信に使用されるコア領域における伝送損失を同等とすることができる。
また、このマルチコア光ファイバ2における複数のコア領域10a〜10dの他の構成としては、例えば、コア領域10a〜10dのコア半径が7.5μmであり、それぞれステップ構造の屈折率プロファイルを有し、コア領域10a,10b,10c,10dにおけるコアとクラッドとの間の比屈折率差がそれぞれ0,−0.1,0.45,0.45%とされ、マルチコアユニット31〜37の中心が配置される六方格子の格子間隔を40μmとする構成が挙げられる。
本実施形態に係るマルチコア光ファイバ2のように、複数のマルチコアユニット31〜37のうち、1以上の隣接するマルチコアユニット間において、そのコア配列構造が互いに同じであると共に、当該コア配列構造に含まれるコア領域の屈折率分布が互いに異なる構成とすることで、この屈折率分布が異なるコア領域を有する他のマルチコアユニット(本実施形態では、マルチコアユニット31に対するマルチコアユニット32〜37)との間の結合を低減させ、マルチコアユニット間のクロストークを低減させることが可能となる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態に係るマルチコア光ファイバ3の光軸に垂直な断面(樹脂被覆を除く裸光ファイバの部分のみ)を示す図である。図4に示すマルチコア光ファイバ3は、第1実施形態のマルチコア光ファイバ1と比較して、以下の点が相違する。すなわち、マルチコア光ファイバ3に含まれるマルチコアユニット41〜47において、互いに異なるコア配列構造を有するマルチコアユニットが含まれる点である。
図4に示すように、マルチコア光ファイバ3では、六方格子の格子点上となる位置にその中心が配置された7つのマルチコアユニット41〜47が設けられている。具体的には、7つのコア領域10からなるマルチコアユニット41が六方格子の中央部の格子点、すなわち、マルチコア光ファイバ3の中心に配置されている。このマルチコアユニット41では、1つのコア領域10がマルチコアユニット41の中心に配置され、その周囲を6つのコア領域10が取り囲むように配置される。そして、3つのコア領域10からなるマルチコアユニット42,44,46と4つのコア領域10からなるマルチコアユニット43,45,47が六方格子の外周部の格子点上に交互に配置される。マルチコアユニット41を構成するコア領域10は、光軸A方向に直交する断面において、マルチコアユニット41の中心に関して6回の回転対称性を有するように配置されている。そして、マルチコアユニット42,44,46を構成するコア領域10は、光軸A方向に直交する断面において、マルチコアユニット42,44,46それぞれの中心に関して3回の回転対称性を有し、マルチコアユニット43,45,47を構成するコア領域10は、光軸A方向に直交する断面において、マルチコアユニット43,45,47それぞれの中心に関して4回の回転対称性を有するように配置されている。そして、マルチコアユニット41〜47のうちの一つのマルチコアユニットに含まれるコア領域10は、同一のマルチコアユニットを構成するコア領域10の間での結合が積極的に起きるように近接して配置され、所謂結合型のマルチコアを形成している。なお、マルチコアユニット41〜47をそれぞれ構成するコア領域10はその屈折率分布が全てのマルチコアユニット41〜47において同一となっている。
上記のマルチコア光ファイバ3の構成として、例えば、マルチコア光ファイバ3のうち樹脂被覆40を除く裸光ファイバの直径が125μmである場合に、複数のコア領域10のそれぞれは、コア半径が8.5μmであり、ステップ構造の屈折率プロファイルを有する構成が挙げられる。このとき、このステップ構造屈折率プロファイルにおいて、コアとクラッドとの間の比屈折率差は、0.35%とされる。そして、マルチコアユニット41〜47の中心が配置される六方格子は格子間隔が36μmとされる。
このように、マルチコアユニット41〜47のうち、1以上の隣接するマルチコアユニット間で互いに異なるコア配列構造を有する態様とすることで、互いに異なるコア配列構造を有する他のマルチコアユニットとの間の結合を低減させ、クロストークを低減させることが可能となる。そして、本実施形態のマルチコア光ファイバ3では、このクロストークのさらなる低減を、マルチコアユニット41〜47に含まれるコア領域10の屈折率分布の変更を伴うことなく達成することができるという効果を奏する。
なお、上記のマルチコア光ファイバ3の他の構成として、例えば、マルチコア光ファイバ3のうち樹脂被覆40を除く裸光ファイバの直径が125μmである場合に、複数のコア領域10のそれぞれは、コア半径が8.5μmであり、ステップ構造の屈折率プロファイルを有する構成が挙げられる。このとき、このステップ構造屈折率プロファイルにおいて、コアとクラッドとの間の比屈折率差は、0.35%とされる。そして、六方格子の中心に配置されるマルチコアユニット41〜47については、その外側に比屈折率差が−0.3%であって厚さが5μmのトレンチを設けた構造を採用することもできる。このようにトレンチを設けた場合には、曲げ損失を低減させると共に、より一層のマルチコアユニット間のクロストークの低減が可能となる。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態に係るマルチコア光ファイバ4の光軸に垂直な断面(樹脂被覆を除く裸光ファイバの部分のみ)を示す図である。図5に示すマルチコア光ファイバ4は、第1実施形態のマルチコア光ファイバ1と比較して、以下の点が相違する。すなわち、マルチコア光ファイバ4では、マルチコアユニット21〜27のそれぞれの周囲に環状の漏洩低減部60が設けられる点である。
図5に示すように、本実施形態に係るマルチコア光ファイバ4には、7つのマルチコアユニット21〜27が設けられ、この7つのマルチコアユニット21〜27を構成する4つのコア領域10は、光軸A方向に直交する断面において、マルチコアユニット21〜27のそれぞれの中心に対して4回の回転対称を有するように配置されている。そして、マルチコアユニット21〜27のうちの一つのマルチコアユニットに含まれる4つのコア領域10は、これらのコア領域10の間での結合が積極的に起きるように近接して配置され、所謂結合型のマルチコアを形成している。また、マルチコアユニット21〜27をそれぞれ構成する4つのコア領域10はその屈折率分布が全てのマルチコアユニット21〜27において同一とされている。この点は、マルチコア光ファイバ1と同様の点である。そして、マルチコアユニット21〜27のそれぞれの周囲に漏洩低減部60が設けられている。
この漏洩低減部60について、図6を用いて説明する。図6は、漏れ光低減メカニズムとともに漏洩低減部の構造及び機能を説明するための図であり、図5に示す領域A(光軸Aに直交する当該マルチコア光ファイバ4の断面上の領域)に相当している。
図6に示すように、環状の漏洩低減部60がマルチコアユニット21〜27それぞれに対して用意されていて、マルチコアユニット21〜27を構成するコア領域10と、このコア領域10の周囲を覆うクラッド領域30の一部を取り囲んでいる。より具体的には、図6に示すように、クラッド領域30は、コア領域10内を伝搬する光の伝送特性に影響を与える領域としてコア領域10の外周及びコア領域10に囲まれた中心領域に設けられた光学クラッド30Aと、コア領域10内を伝搬する光の伝送特性に影響を与えない領域として光学クラッド30Aの外周に設けられた物理クラッド30Bとを備える。漏洩低減部60は、コア領域10それぞれの伝送性能の劣化を避けるべく、物理クラッド30B内に形成されるのがより好ましい。なお、光学クラッド30Aと物理クラッド30Bとは、伝送特性に影響を与えるか否かという機能の観点から区別される領域であり、組成等により構造上区別することはできないため、図6では、本願発明に理解を容易にするため、クラッド領域30を構成する光学クラッド30Aと物理クラッド30Bの境界が便宜的に破線で示されている。
そして、図6に示すように、漏洩低減部60は、コア領域10からの漏れ光のパワーを低減する領域であって、吸収、散乱、閉じ込め等の光制御により漏れ光の光量を効果的に低減するよう機能する。また、光軸Aに対して直交するマルチコア光ファイバ4の断面において、漏洩低減部60は、4つのコア領域10により構成されるマルチコアユニットの中心からの距離が、コア領域10が単体で存在することを想定した場合の波長1.55μmにおけるMFDの5/2倍になる位置からクラッド領域30の外周面(物理クラッドと樹脂被覆との界面)までの間に設けられる。あるいは、漏洩低減部60は、複数のコア領域10からなるマルチコアユニットの電界振幅がそのピーク値から10−4以下になる位置からマルチコア光ファイバ4の外周面までの間に設けられてもよい。
上記のマルチコア光ファイバ4の構成の一例として、例えば、マルチコア光ファイバ4のうち樹脂被覆40を除く裸光ファイバは直径が125μmの石英系光ファイバであって、マルチコアユニット21〜27を構成する4つのコア領域10には、それぞれ屈折率増加剤としてGeOが添加され、コア領域10の外周に設けられたクラッド領域20は純シリカからなる構成が挙げられる。このとき、このマルチコア光ファイバ1における複数のコア領域10のそれぞれは、コア半径が8.5μmであり、ステップ構造の屈折率プロファイルを有し、コアとクラッドとの間の比屈折率差は、0.35%とされる。また、マルチコアユニット21〜27の中心が配置される六方格子は格子間隔が32μmとされ、さらに、マルチコアユニット21〜27の周囲を取り囲んで設けられる漏洩低減部60は、比屈折率差が−0.5%とされ、厚さが5μmとされる。
このように、マルチコアユニット21〜27それぞれの周囲を漏洩低減部60で囲んで、隣接するマルチコアユニット21〜27との間に漏洩低減部60が存在する態様とすることで、他のマルチコアユニットとの間のクロストークを低減させることが可能となる。
なお、漏洩低減部60は、マルチコアユニット21〜27の周囲を囲む構成である必要はなく、互いに異なるマルチコアユニットに含まれるコア領域10の中心同士を結んだ直線上に漏洩低減部60が配置されることで、他のマルチコアユニットとの間のクロストークを低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されず、種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施形態では、マルチコアユニットに含まれるコア配列構造の変更と、コア領域の屈折率分布の変更と、についてそれぞれ別の実施形態において説明したが、これらを組み合わせてもよい。
1〜4…マルチコア光ファイバ、10,10a〜10d…コア領域、20〜27,31〜37,41〜47…マルチコアユニット、30…クラッド領域、40…樹脂被覆、60…漏洩低減部。

Claims (4)

  1. 複数のコア領域が光軸方向に延びて所定のコア配列構造を形成した複数のマルチコアユニットを有し、
    前記複数のマルチコアユニットのそれぞれは、光軸方向に延びて、その周囲がクラッド領域で覆われると共に、当該光軸方向に直交する断面において、当該マルチコアユニットの中心に関して3回以上の回転対称性を有することを特徴とするマルチコア光ファイバ。
  2. 前記複数のマルチコアユニットのうち1以上の隣接するマルチコアユニット間において、そのコア配列構造が互いに同じであると共に、当該コア配列構造に含まれる前記コア領域の屈折率分布が互いに異なることを特徴とする請求項1記載のマルチコア光ファイバ。
  3. 前記複数のマルチコアユニットは、1以上の隣接するマルチコアユニット間において、互いに異なる前記コア配列構造を有することを特徴とする請求項1記載のマルチコア光ファイバ。
  4. 前記複数のマルチコアユニットのうちの1つのマルチコアユニットと、このマルチコアユニットに対して隣接するマルチコアユニットとの間に漏洩低減部が存在することを特徴とする請求項1記載のマルチコア光ファイバ。
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