JP2011148234A - 画像印刷方法及び画像印刷装置 - Google Patents

画像印刷方法及び画像印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011148234A
JP2011148234A JP2010012402A JP2010012402A JP2011148234A JP 2011148234 A JP2011148234 A JP 2011148234A JP 2010012402 A JP2010012402 A JP 2010012402A JP 2010012402 A JP2010012402 A JP 2010012402A JP 2011148234 A JP2011148234 A JP 2011148234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
monochrome
data
color
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010012402A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideji Yoneoka
秀治 米岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riso Kagaku Corp
Original Assignee
Riso Kagaku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Riso Kagaku Corp filed Critical Riso Kagaku Corp
Priority to JP2010012402A priority Critical patent/JP2011148234A/ja
Priority to US12/974,443 priority patent/US20110181648A1/en
Publication of JP2011148234A publication Critical patent/JP2011148234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6016Conversion to subtractive colour signals
    • H04N1/6022Generating a fourth subtractive colour signal, e.g. under colour removal, black masking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を実現することができる画像印刷装置及びそれを用いた画像印刷方法を提供する。
【解決手段】画像印刷装置を用いた画像印刷方法は、画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モードかコンポジットブラック印刷モードかを設定する(S4)。ピュアブラック印刷モードが設定されると、画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成し(S5)、第1のモノクロ画像印刷データに基づきKの単色を用いてピュアブラック印刷が実行される(S9)。コンポジットブラック印刷モードが設定されると、画像データに第2のモノクロ処理を行い、画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成し(S6−S8)、第2のモノクロ画像印刷データに基づきCMYKの各色を用いてコンポジットブラック印刷が実行される(S9)。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像印刷方法及び画像印刷装置に関し、特にカラー画像の印刷機能を有する画像印刷装置におけるモノクロ画像の印刷方法及びこの印刷方法を実現するための画像印刷装置に関する。
家庭内やオフィスを問わず、パーソナルコンピュータにUSBケーブル、LANケーブル等によって接続されたプリンタにはカラープリンタの普及が著しい。また、最近のカラープリンタは、単に印刷機能だけでなく、ファクシミリ機能やスキャナ機能を備えた複合機である場合が多い。
一般的に、カラープリンタにおいては、シアン(C)、マゼンダ(M)及びイエロー(Y)の三原色に、ブラック(B又はK)を加えた4色のインクが使用されている。特に、インクジェットカラープリンタにおいては、低価格化によりその普及が一段と加速されている。下記特許文献1には、カラーインクジェットプリンタにおいて、ブラックの印刷方法として、ピュアブラックを用いる印刷方法と、コンポジットブラックを用いる印刷方法とが開示されている。
ピュアブラックを用いる印刷方法は、ブラックのインクのみを用いて印刷する方法であり、テキストや図形のような輪郭を明確にする画像の印刷に適している。また、この印刷方法においては、三原色のインクを用いないので、インク使用量を制限することができる。
一方、コンポジットブラックを用いる印刷方法は、シアン、マゼンダ、イエロー又はこれら三原色に加えてブラックのインクを重ね打ちすることによってブラックを表現し印刷する方法である。この印刷方法は、赤みや青みを帯びたブラックを表現することができるので、カラー写真等の印刷に適している。
特開平9−52390号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたカラーインクジェットプリンタ並びにその印刷方法においては、各種の画像データ(テキスト、図形、写真等の画像の種類)に応じて、インク使用量を考慮しつつ特に節約しつつ、ピュアブラックとコンポジットブラックとを使い分ける点について、配慮がなされていなかった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を実現することができる画像印刷方法及び画像印刷装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の実施例に係る第1の特徴は、画像印刷方法において、画像データがモノクロ画像データであるか否かを判断する工程と、モノクロ画像データであると判断された画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定する工程と、ピュアブラック印刷モードが設定されると、画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行う工程と、コンポジットブラック印刷モードが設定されると、画像データに第2のモノクロ処理を行い、この第2のモノクロ処理が行われた画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、第2のモノクロ画像印刷データに基づきカラー印刷に使用されるシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う工程とを備える。
本発明の実施例に係る第2の特徴は、画像印刷方法において、画像データがモノクロ画像データであるか否かを判断する工程と、モノクロ画像データであると判断された画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定する工程と、ピュアブラック印刷モードが設定されると、画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行う工程と、コンポジットブラック印刷モードが設定されると、画像データに第2のモノクロ処理を行い、モノクロ画像データの濃淡に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用い、第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データの濃淡に応じて各色の出力比率を割り当てたカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、第2のモノクロ画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う工程とを備える。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、モノクロ画像データの濃淡に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用い、第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データの濃淡に応じて各色の出力比率を割り当てたカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることが好ましい。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、モノクロ画像データが保有する階調数に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用い、第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データの階調数に応じて各色の出力比率を割り当てたカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることが好ましい。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、各色の出力比率が異なる多種類の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用い、各色の出力比率を変えてモノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることが好ましい。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、ページ内のモノクロ画像データのデータ量に応じて、データ量が多い場合には各色出力変換テーブルの各色の出力比率の小さい種類を選択し、データ量が少ない場合には各色出力変換テーブルの各色の出力比率の大きい種類を選択し、モノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることが好ましい。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、ブラックの出力比率に比べて小さいシアン、マゼンダ及びイエローの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用いて、第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることが好ましい。
第2の特徴に係る画像印刷方法において、カラー印刷の実行数をカウントする工程と、ピュアブラック印刷若しくはコンポジットブラック印刷の実行数をカウントする工程とを備えることが好ましい。
本発明の実施例に係る第3の特徴は、画像印刷装置において、画像データを入力する画像入力ユニットと、画像入力ユニットに入力された画像データに基づき、カラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データを生成する画像印刷データ生成ユニットと、画像印刷データ生成ユニットにおいて生成されたカラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データに基づきカラー印刷及びモノクロ印刷を行う印刷ユニットとを備え、画像印刷データ生成ユニットは、入力された画像データがカラー画像データであるかモノクロ画像データであるかを判断する画像データ判定部と、カラー画像データであると判断された画像データにカラー変換処理を行い、カラー画像印刷データを生成するカラー画像印刷データ生成部と、モノクロ画像データであると判断された画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定するブラック印刷モード設定部と、ブラック印刷モード設定部においてピュアブラック印刷モードが設定されると、モノクロ画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する第1のモノクロ画像印刷データ生成部と、ブラック印刷モード設定部においてコンポジットブラック印刷モードが設定されると、モノクロ画像データに第2のモノクロ処理を行い、この第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する第2のモノクロ画像印刷データ生成部とを備え、印刷ユニットは、カラー画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてカラー印刷を行い、第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行い、又は第2のモノクロ画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行うことである。
第3の特徴に係る画像印刷装置において、画像印刷データ生成ユニットは、モノクロ画像データの濃淡に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを更に備え、第2のモノクロ画像印刷データ生成部は、各色出力変換テーブルを用い、モノクロ画像データの濃淡に応じて各色の出力比率を割り当てるカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成することが好ましい。
第3の特徴に係る画像印刷装置において、画像印刷データ生成ユニットは、モノクロ画像データが保有する階調数に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを更に備え、第2のモノクロ画像印刷データ生成部は、各色出力変換テーブルを用い、モノクロ画像データの階調数に応じた各色の出力比率を割り当てるカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成することが好ましい。
第3の特徴に係る画像印刷装置において、画像印刷データ生成ユニットは、各色の出力比率が異なる多種類の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを更に備え、第2のモノクロ画像印刷データ生成部は、各色出力変換テーブルを用いて各色の出力比率を変えてモノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成することが好ましい。
第3の特徴に係る画像印刷装置において、カラー印刷の実行数をカウントする第1のカウンタと、ピュアブラック印刷若しくは前記コンポジットブラック印刷の実行数をカウントする第2のカウンタとを更に備えることが好ましい。
本発明によれば、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を実現することができる画像印刷方法及び画像印刷装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る画像印刷方法を説明するフローチャートである。 実施例1に係る画像印刷装置のシステム構成図である。 実施例1に係る画像印刷装置の各色出力変換テーブルを示す図である。 本発明の実施例2に係る画像印刷方法を説明するフローチャートである。 実施例2に係る画像印刷装置のシステム構成図である。 実施例2に係る画像印刷装置の各色出力変換テーブルを示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
また、以下に示す実施例はこの発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(実施例1)
本発明の実施例1は、少なくともインクジェットプリンタ機能及びスキャナ機能を有する複合機としての画像印刷装置及び画像印刷方法に本発明を適用した例を説明するものである。
[画像印刷装置のシステム構成]
実施例1に係る画像印刷装置1は、図2に示すように、画像データを入力する画像入力ユニット2と、画像入力ユニット2に入力された画像データに基づき、カラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データを生成する画像印刷データ生成ユニット3と、画像印刷データ生成ユニット3において生成されたカラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データに基づきカラー印刷及びモノクロ印刷を行う印刷ユニット4とを備えている。これらの画像入力ユニット2、画像印刷データ生成ユニット3、印刷ユニット4のそれぞれはデータバス5を通して相互に接続されている。
画像入力ユニット2は、画像印刷装置1の外部から画像データを入力するネットワークインターフェイス21と、スキャナ機能を備えて複合機を構築するためのスキャナインターフェイス22と、外部メモリに接続する外部メモリインターフェイス24とを備えている。
ネットワークインターフェイス21は、USBケーブル、SCSIケーブル、IEEEケーブル、有線LAN、無線LAN、電話回線、通信回線等の伝送経路を通して、1つ若しくは複数の端末に接続されている。ここで、端末には、パーソナルコンピュータ、携帯端末等、画像印刷装置1に画像データを少なくとも送信することができる機器という意味で使用されている。ネットワークインターフェイス21はスキャナインターフェイス22や外部メモリインターフェイス24のそれぞれを通して送信される画像データ等のデータを端末に送信する機能を有し、画像入力ユニット2は双方向のデータを送受信可能な画像入出力ユニットとしての機能を備えている。
スキャナインターフェイス22はスキャナユニット23に接続されている。スキャナユニット23を用いて入力された画像データはスキャナインターフェイス22を通して画像印刷生成ユニット3や端末に出力される。
外部メモリインターフェイス24には画像印刷装置1の外部のメモリ(記憶媒体)を接続することができ、この外部のメモリから外部メモリインターフェイス24を通して少なくとも画像データを画像印刷生成ユニット3等に出力することができる。また、外部メモリインターフェイス24においては、ネットワークインターフェイス21を通して端末から送信されるデータをメモリに記憶させることができ、或いはメモリに記憶されたデータを端末に送信することができる。外部のメモリには、CDディスクやDVDディスクに画像データを記憶する光ディスク、ハードディスク等の固定型外部メモリ、USBメモリ、SDカード等の可搬型メモリの少なくともいずれかが含まれる。
画像印刷データ生成ユニット3は、画像データ判定部31と、カラー画像印刷データ生成部32と、ブラック印刷モード設定部33と、第1のモノクロ画像印刷データ生成部34と、第2のモノクロ画像印刷データ生成部35と、カウンタ39とを備えている。更に、画像印刷データ生成ユニット3は、画像印刷装置1の全体の動作制御、画像データ処理等を行う中央演算処理ユニット(CPU)36と、第1の内蔵メモリ37と、第2の内蔵メモリ38とを少なくとも備えている。第1の内蔵メモリ37には、例えば画像データやプログラムデータを一時的に記憶することができ、この記憶されたデータを読み出すことができるランダムアクセスメモリ(RAM)が使用されている。第2の内蔵メモリ38には、例えば画像データやプログラムデータ等のデータを大量に記憶することができ、この記憶されたデータを読み出すことができるハードディスク(HDD)が使用されている。
画像データ判定部31は、画像入力ユニット2のネットワークインターフェイス21を通して入力された画像データがカラー画像データであるかモノクロ画像データであるかを判断する機能を有する。カラー画像印刷データ生成部32は、画像データ判定部31において入力された画像データがカラー画像データであると判断された画像データにカラー変換処理を行い、カラー画像印刷データを生成する機能を有する。ブラック印刷モード設定部33は、画像データ判定部31において入力された画像データがモノクロ画像データであると判断された画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定する機能を有する。このピュアブラック印刷モードかコンポジットブラック印刷モードかの設定については、印刷ユニット4の印刷制御部42に接続された図示しない画像印刷装置1の操作パネルを利用して、ユーザにおいて任意に行うことができる。また、この設定については、端末から伝送経路を通してユーザにおいて行うことができる。なお、実施例1並びにこれ以降の実施例2等の説明において、「モノクロ画像データ」とは、ホワイトに対応する画像データとブラックに対応する画像データとを有するいわゆるモノクロ画像データと、それらの間の中間色に対応する画像データも含むいわゆるグレースケール画像データとの双方を含む意味において使用されている。
第1のモノクロ画像印刷データ生成部34は、ブラック印刷モード設定部33においてピュアブラック印刷モードが設定されると、モノクロ画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する機能を有する。第2のモノクロ画像印刷データ生成部35は、ブラック印刷モード設定部においてコンポジットブラック印刷モードが設定されると、モノクロ画像データに第2のモノクロ処理を行い、この第2のモノクロ処理が行われたモノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する機能を有する。
カウンタ39は第1のカウンタ391と第2のカウンタ392とを備えている。ここで、第1のカウンタ391は、印刷ユニット4からデータバス5を通して送信されるカラー印刷の実行数をカウントする機能を有する。カラー印刷の実行数とは、カラー印刷を実行した例えばA4サイズの用紙枚数である。第2のカウンタ392は、同様に印刷ユニット4からデータバス5を通して送信されるピュアブラック印刷若しくはコンポジットブラック印刷の実行数をカウントする機能を有する。ピュアブラック印刷、コンポジットブラック印刷はいずれもモノクロ印刷及びグレースケール印刷を含み、これらの印刷の実行数とはブラック印刷を実行した例えばA4サイズの用紙枚数である。
なお、実施例1に係る画像印刷装置1は、画像印刷データ生成ユニット3はハードウェア構成であるが、中央演算処理ユニット36等を用いて画像印刷データ生成ユニット3の一部をソフトウェア構成としてもよい。
印刷ユニット4は、印刷部インターフェイス41と、印刷制御部42と、印刷ヘッドインターフェイス43と、印刷ヘッド44とを少なくとも備えている。印刷制御部42は印刷部インターフェイス41を通してデータバス5に接続されている。この印刷制御部42においては、例えばカラー印刷かモノクロ印刷かの設定、モノクロ印刷においてピュアブラック印刷かコンポジットブラック印刷かの設定等を行うことができる。印刷ヘッド44は、印刷ヘッドインターフェイス43を通してデータバス5に接続されている。印刷ヘッド44は、実施例1において、ピュアブラック色を印字(吐出)する第1の印刷ヘッド441と、シアン(C)色を印字する第2の印刷ヘッド442と、マゼンダ(M)色を印字する第3の印刷ヘッド443と、イエロー(Y)色を印字する第4の印刷ヘッド444との4色の印刷ヘッドを備えている。
印刷ユニット4は、カラー画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてカラー印刷を行う機能を有する。更に、印刷ユニット4は、第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行い、又は第2のモノクロ画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う機能を有する。
なお、実施例1に係る画像印刷装置1においては、画像印刷データ生成ユニット3のブラック印刷モード設定部32の機能を印刷ユニット4の印刷制御部42に持たせることができる。この場合、画像印刷データ生成ユニット3のブラック印刷モード設定部32を省略することができる。
[画像印刷方法]
次に、前述の画像印刷装置1を用いた画像印刷方法は、図1に示すように、以下の手順において実行される。この画像印刷方法の説明においては、前述の図2に示す画像印刷装置1の各構成が参照される。
まず、最初に、画像印刷装置1に画像データが入力される(S1)。画像データはパーソナルコンピュータ等の端末において作成される。この画像データは、端末から伝送経路を通して画像印刷装置1に出力され、更に画像印刷装置1のネットワークインターフェイス21及びデータバス5を通して画像印刷データ生成ユニット3の第1の内蔵メモリ37に一時的に記憶され又は第2の内蔵メモリ38に記憶される。また、画像データは、画像印刷装置1のスキャナユニット23において生成され、スキャナインターフェイス22及びデータバス5を通して第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶される。また、画像データは予め端末等において作成され、この作成された画像データを可搬型メモリに記憶し、この可搬型メモリに記憶された画像データを外部メモリインターフェイス24及びデータバス5を通して第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶することができる。
(1)カラー印刷モード
第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶された画像データは画像印刷データ生成ユニット3において画像データ判定部31に出力される。この画像データ判定部31において入力された画像データがカラー画像データであるかモノクロ画像データであるかが判断される(S2)。ここで、実施例1において、画像印刷装置1は、画像データがカラー画像データの場合にはカラー印刷モードにおいてカラー印刷が自動的に実行され、画像データがモノクロ画像データの場合にはモノクロ印刷モードにおいてモノクロ印刷が自動的に実行される印刷設定になっている。
画像データ判定部31において、画像データがカラー画像データであると判断された場合、この画像データはカラー画像印刷データ生成部32に出力される。カラー画像印刷データ生成部32においては、カラー画像データにカラー変換処理が実行され、カラー画像印刷データが生成される(S3)。カラー変換処理は、例えば赤(R)色、緑(G)色又は青(B)色を現す8ビット(256階調)データを、シアン、マゼンダ、イエロー又はブラックの2値データ並びに各色インクの吐出量のデータに変換する処理である。
カラー画像印刷データ生成部32において生成されたカラー画像印刷データはデータバス5を通して印刷ユニット4の印刷ヘッドインターフェイス43に出力される。印刷ヘッドインターフェイス43においては、カラー画像印刷データに基づき第1の印刷ヘッド441乃至第4の印刷ヘッド444のインク吐出タイミング並びにその吐出量を制御し、任意の用紙にカラー印刷が実行される(S9)。
この後、印刷された結果(印刷された原稿)がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかの判断が行われる(S10)。ここでは、カラー印刷であると判断され、カラー印刷枚数(回数)がカウントされる(S11)。カラー印刷枚数のカウントはカウンタ39の第1のカウンタ391により行われる。このカラー印刷枚数のカウント数は、例えば画像印刷装置1をレンタルにおいて使用する場合のカラー印刷枚数に応じた課金の算出に利用される。また、カラー印刷であるか否かの判断は、例えばカラー画像印刷データ生成部33から印刷ヘッドインターフェイス43に出力されるカラー画像印刷データを利用して判断する。このカラー印刷枚数のカウントが終了すると、画像印刷装置1のカラー印刷が終了する。
(2)ピュアブラック印刷モード
一方、画像印刷データ生成ユニット3の第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶された画像データが画像データ判定部31においてモノクロ画像データ(又はグレースケール画像データ)と判断された場合(S2)、図示しない端末や画像印刷装置1の操作パネルからブラック印刷モード設定部33を通して、ピュアブラック印刷モードかコンポジットブラック印刷モードかのいずれかの設定を、ユーザが任意に行う(S4)。
ここで、モノクロ画像データがテキストや図形を主体とした画像データ、下書きやさほど重要でない写真等の画像データである場合、インクの使用量を削減し、ランニングコストを抑制するために、ユーザがピュアブラック印刷モードを選択すると、モノクロ画像データは第1のモノクロ画像印刷データ生成部34に出力される。第1のモノクロ画像印刷データ生成部34においては、モノクロ画像データに第1のモノクロ変換処理(ブラック単色変換処理)が実行され、第1のモノクロ画像印刷データが生成される(S5)。第1のモノクロ変換処理は、例えば赤色、緑色又は青色をあらわす8ビット(256階調)データを、ブラック及びホワイトの2値データ並びにブラックインクの吐出量のデータ(後述する図3参照。)に変換する処理である。
第1のモノクロ画像印刷データ生成部34において生成された第1のモノクロ画像印刷データはデータバス5を通して印刷ユニット4の印刷ヘッドインターフェイス43に出力される。印刷ヘッドインターフェイス43においては、第1のモノクロ画像印刷データに基づき第1の印刷ヘッド441だけのインク吐出タイミング並びにその吐出量を制御し、任意の用紙にピュアブラック印刷が実行される(S9)。
この後、印刷された結果(印刷された原稿)がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかの判断が行われる(S10)。ここでは、モノクロ(ピュアブラック)印刷であると判断され、モノクロ印刷枚数(回数)がカウントされる(S12)。モノクロ印刷枚数のカウントはカウンタ39の第2のカウンタ392により行われる。このモノクロ印刷枚数のカウント数は、例えば画像印刷装置1をレンタルにおいて使用する場合のモノクロ印刷枚数に応じた課金の算出に利用される。また、モノクロ印刷であるか否かの判断は、例えば第1のモノクロ画像印刷データ生成部34から印刷ヘッドインターフェイス43に出力される第1のモノクロ画像印刷データを利用して判断する。このモノクロ印刷枚数のカウントが終了すると、画像印刷装置1のモノクロ印刷が終了する。
(3)コンポジットブラック印刷モード
また、画像印刷データ生成ユニット3の第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶された画像データが画像データ判定部31においてモノクロ画像データ(又はグレースケール画像データ)と判断され(S2)、図示しない端末や画像印刷装置1の操作パネルからブラック印刷モード設定部33を通して、ユーザがコンポジットブラック印刷モードを選択すると(S4)、モノクロ画像データは第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に出力される。モノクロ画像データが写真やイラスト等であってブラック自身の深みや濃さを表現したい場合、赤みや青みを表現したい場合等には、ユーザにおいてコンポジットブラック印刷モードを任意に選択することができる。
第2のモノクロ画像印刷データ生成部35においては、モノクロ画像データに第2のモノクロ変換処理(ブラック単色変換処理)が実行され、第2のモノクロ画像印刷データが生成される(S6)。第2のモノクロ変換処理は基本的には第1のモノクロ変換処理と同様である。
更に、第2のモノクロ画像印刷データ生成部35において、コンポジットブラック印刷モードに従い、ブラックインクにシアン、マゼンダ、イエローの各色のインクを重ね打ちするための第2のモノクロ変換印刷データ(CMYK変換済みモノクロ変換印刷データ)が生成される。つまり、第2のモノクロ画像印刷データの濃淡に応じて、ブラックインクにカラーインクの各色の出力比率を割り当てるカラー変換処理が行われる。
最初に、図2及び図3に示す各色出力変換テーブル351が参照される(S7)。各色出力変換テーブルは、モノクロ画像データ、実施例1において第2のモノクロ画像印刷データの濃淡に対応するシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色の出力比率を記憶したデータである。実施例1において、各色出力変換テーブル351は、第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に内蔵されている。
図3中、左側はモノクロ画像印刷データの階調を示す。モノクロ画像印刷データの階調は、ここでは7段階であり、数字の「1」から「7」に向かって濃くなる。なお、符号「K」はブラックインク(黒色インク)を意味する。
図3中、中央は、前述のピュアブラック印刷モード(ブラック単色)時、すなわちステップS5における第1のモノクロ画像印刷データの階調数に対応するインクドロップ数を示す。実施例1においては、第1のモノクロ画像印刷データの階調数が「1」の場合にはブラックインクドロップ数は「1」であり、階調数が「2」の場合にはブラックインクドロップ数は「2」であり、…、階調数が「7」の場合にはブラックインクドロップ数は「7」である。つまり、第1のモノクロ画像印刷データが保有する階調数に対応してピュアブラック印刷モード時のインクドロップ数は変化し、第1のモノクロ画像印刷データの階調数が増加するに従いインクドロップ数が増加する。また、ピュアブラック印刷モード時においては、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インク(カラーインク)は使用されていない。
図3中、右側はコンポジットブラック印刷モード時のインクドロップ数を示す。コンポジットブラック印刷モードは、ピュアブラック印刷モードと同様であるが、ここでは第2のモノクロ画像印刷データの階調数に対応するインクドロップ数を示す。実施例1においては、第2のモノクロ画像印刷データの階調数が「1」の場合にはブラックインクドロップ数は「1」であり、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「2」の場合にはブラックインクドロップ数は「2」であり、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「3」の場合にはブラックインクドロップ数は「3」であり、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、イエローインクのドロップ数は「1」に設定される。階調数が「4」の場合にはブラックインクドロップ数は「4」であり、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、イエローインクのドロップ数は「1」に設定される。階調数が「5」の場合にはブラックインクドロップ数は「5」であり、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、シアンインク及びイエローインクのドロップ数はそれぞれ「1」に設定される。階調数が「6」の場合にはブラックインクドロップ数は「6」であり、シアンインクのドロップ数は「1」、マゼンダインクのドロップ数は「1」であるが、イエローインクのドロップ数は「2」に設定される。階調数が「7」の場合にはブラックインクドロップ数は「7」であり、シアンインクのドロップ数は「2」、マゼンダインクのドロップ数は「1」であるが、イエローインクのドロップ数は「2」に設定される。
つまり、第2のモノクロ画像印刷データが保有する階調数に対応してコンポジットブラック印刷モード時のブラックインクドロップ数並びにカラーインクドロップ数は変化し、第2のモノクロ画像印刷データの階調数が増加するに従いインクドロップ数が増加する。実施例1において、第2のモノクロ画像印刷データが保有する階調数が増えることに従い、カラーインクのドロップ数を少しづつ増加する設定がなされている。ここでは、それほど高くない階調数「3」又は「4」においてイエローインクのみ追加し、階調数が「5」、「6」と高くなるに従い、シアンインク及びマゼンダインクを順次追加する設定がなされている。このカラーインクのドロップ数の設定はブラックの階調度の影響の大きさを考慮して設定されている。ブラックの階調度への影響はマゼンダ、シアン、イエローの順に少ない。ブラックの階調度への影響を考慮する場合、この例に限定されるものではない。また、シアン、マゼンダ、イエローの各色カラーインクのドロップ数の比率はインク残量に応じて変化するように設定可能である。例えば、マゼンダインクの残量が少ない場合、階調数「6」においてマゼンダインクに代えてシアンインクを用い、最も印刷精度を要求される階調数「7」においてマゼンダインクを使用する調整が可能である。このような調整は、カラーインクの残量を検出し、この検出結果に基づきソフトウェアを用いてカラーインクの種類を変更することにより、容易に実現可能である。
また、コンポジットブラック印刷モード時においては、ブラックインクのドロップ数(インク使用量)に対してカラーインクのドロップ数(インク使用量)は少なく設定されているので、カラー印刷モードに比べてランニングコストを削減することができる。
なお、実施例1に係る画像印刷装置1において、各色出力変換テーブル351は、第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に内蔵されているが、第2の内蔵メモリ38に記憶させてもよい。
第2のモノクロ画像印刷データは、第2のモノクロ画像印刷データ生成部35において、図3に示す各色出力変換テーブルに基づき、ブラックインクにシアン、マゼンダ、イエローの各色のインクを重ね打ちするための第2のモノクロ変換印刷データに変換される(S8)。
第2のモノクロ画像印刷データ生成部35において生成された第2のモノクロ変換印刷データはデータバス5を通して印刷ユニット4の印刷ヘッドインターフェイス43に出力される。印刷ヘッドインターフェイス43においては、第2のモノクロ変換印刷データに基づき第1の印刷ヘッド441乃至第4の印刷ヘッド444のインク吐出タイミング並びにその吐出量を制御し、任意の用紙にコンポジットブラック印刷が実行される(S9)。
この後、印刷された結果(印刷された原稿)がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかの判断が行われる(S10)。ここでは、モノクロ(コンポジットブラック)印刷であると判断され、モノクロ印刷枚数(回数)がカウントされる(S12)。モノクロ印刷枚数のカウントはカウンタ39の第2のカウンタ392により行われる。また、モノクロ印刷であるか否かの判断は、例えば第2のモノクロ画像印刷データ生成部35から印刷ヘッドインターフェイス43に出力される第2のモノクロ変換印刷データを利用して判断する。このモノクロ印刷枚数のカウントが終了すると、画像印刷装置1のモノクロ印刷が終了する。
[実施例1の特徴]
このように構成される画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法においては、画像印刷データ生成ユニット3を備え、モノクロ印刷又はグレースケール印刷の印刷モードをピュアブラック印刷モードかコンポジットブラック印刷モードかのいずれかを選択することができるので、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を実現することができる。
更に、画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法においては、コンポジットブラック印刷モードのカラーインクの使用量が図3に示す各色出力変換テーブルに基づきブラックインクの使用量に比べて少ないので、更にカラーインクの使用量を削減しつつ、コンポジットブラック印刷を実現することができる。加えて、画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法においては、コンポジットブラック印刷モードのカラーインクの使用量が少なく、モノクロ印刷(又はクレースケール印刷)と見なして課金することができるので、ユーザサイドにおけるランニングコストを削減することができる。
(実施例2)
本発明の実施例2は、前述の実施例1に係る画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法において、コンポジットブラック印刷モードにおけるカラーインクの使用量を節約する機能を備えた例を説明するものである。
[画像印刷装置のシステム構成]
実施例2に係る画像印刷装置1は、基本的には前述の図2に示す実施例1に係る画像印刷装置1と同様であるが、図5に示すように、画像印刷データ生成ユニット3の第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に、第2のモノクロ画像印刷データの同一の階調に対して各色の出力比率が異なる多種類の出力比率を記憶した各色出力変換テーブル351と、第2のモノクロ画像印刷データのデータ量の大小を判定するデータ量判定部352とを備えている。
図6に示すように、各色出力変換テーブル351は、コンポジットブラック印刷モードにおいて、濃度優先モードとインク節約モードとの2種類の出力比率を備えている。同図6には、比較のためにピュアブラック印刷モードのインクドロップ数が併記されている。
濃度優先モードは、ここでは前述の実施例1に係る画像印刷装置1の各色出力変換テーブル351に記憶された出力比率と同様に設定されている。すなわち、第2のモノクロ画像印刷データの階調数が「1」の場合にはブラックインクドロップ数は「1」であり、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「2」の場合にはブラックインクドロップ数は「2」であり、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「3」の場合にはブラックインクドロップ数は「3」であり、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、イエローインクのドロップ数は「1」に設定される。階調数が「4」の場合にはブラックインクドロップ数は「4」であり、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、イエローインクのドロップ数は「1」に設定される。階調数が「5」の場合にはブラックインクドロップ数は「5」であり、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、シアンインク及びイエローインクのドロップ数はそれぞれ「1」に設定される。階調数が「6」の場合にはブラックインクドロップ数は「6」であり、シアンインクのドロップ数は「1」、マゼンダインクのドロップ数は「1」であるが、イエローインクのドロップ数は「2」に設定される。階調数が「7」の場合にはブラックインクドロップ数は「7」であり、シアンインクのドロップ数は「2」、マゼンダインクのドロップ数は「1」であるが、イエローインクのドロップ数は「2」に設定される。
インク節約モードは、濃度優先モードに対して全体的にインク使用量を少なく設定している。すなわち、第2のモノクロ画像印刷データの階調数が「1」〜「3」の場合にはブラックインクドロップ数は「1」〜「3」であり、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「4」の場合にはブラックインクドロップ数は「3」に減少し節約され、シアンインク、マゼンダインク及びイエローインクの各色インクのドロップ数は「0」である。階調数が「5」の場合にはブラックインクドロップ数は「4」に減少し節約され、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」である。階調数が「6」の場合にはブラックインクドロップ数は「5」に減少し節約され、シアンインク、マゼンダインクのドロップ数は「0」であるが、イエローインクのドロップ数は「1」に設定される。階調数が「7」の場合にはブラックインクドロップ数は「6」に減少し節約され、マゼンダインク、シアンインク及びイエローインクのドロップ数はそれぞれ「1」に設定される。
データ量判定部352は、例えば1ページの印刷範囲内の第2のモノクロ画像印刷データのデータ量に対して、予め設定された閾値を基準に大小の判定を自動的に行い、データ量が少ない場合には前述の濃度優先モードを選択し、データ量が多い場合には前述のインク節約モードを選択する。なお、このモード選択は、ユーザサイドにおいて切り替えられる設定にしてもよい。また、各色出力変換テーブルは、濃度優先モードとインク節約モードとの間に少なくとも1以上の中間モードを備えてもよい。また、データ量判定部352の機能は画像印刷データ生成ユニット3の中央演算処理ユニット36に実行させてもよい。更に、予め設定された閾値は、一定値としてもよいが、インク残量に応じて変えられるようにしてもよい。例えば、カラーインクの残量が少なくなった場合には、カラーインクのドロップ数を少なくすれば、カラーインクの使用量を節約することができる。また、予め設定された閾値は、カラーインクとブラックインクとのそれぞれにおいて別々に設定してもよい。
[画像印刷方法]
次に、前述の画像印刷装置1を用いた画像印刷方法は、図4に示すように、以下の手順において実行される。この画像印刷方法の説明においては、前述の図5に示す画像印刷装置1の各構成が参照される。また、実施例2に係る画像印刷方法は、実施例1に係る画像印刷方法の相違点のみ、つまりコンポジットブラック印刷モードについてのみ説明する。
実施例2に係る画像印刷装置1を用いた画像印刷方法において、画像印刷データ生成ユニット3の第1の内蔵メモリ37又は第2の内蔵メモリ38に記憶された画像データが画像データ判定部31においてモノクロ画像データ(又はグレースケール画像データ)と判断され(S2)、図示しない端末や画像印刷装置1の操作パネルからブラック印刷モード設定部33を通して、ユーザがコンポジットブラック印刷モードを選択すると(S4)、モノクロ画像データは第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に出力される。モノクロ画像データが写真やイラスト等であってブラック自身の深みや濃さを表現したい場合には、ユーザにおいてコンポジットブラック印刷モードを任意に選択することができる。
第2のモノクロ画像印刷データ生成部35においては、モノクロ画像データに第2のモノクロ変換処理(ブラック単色変換処理)が実行され、第2のモノクロ画像印刷データが生成される(S6)。第2のモノクロ変換処理は基本的には第1のモノクロ変換処理と同様である。
第2のモノクロ画像印刷データ生成部35のデータ量判定部352において、例えばA4サイズの1ページ内の第2のモノクロ画像印刷データのデータ量の大小が判定される(S71)。第2のモノクロ画像印刷データのデータ量が少ない(小さい)場合には各色出力変換テーブル351の各色の出力比率の大きい濃度優先モードが選択され(S72)、第2のモノクロ画像印刷データの濃淡に応じて、ブラックインクにカラーインクの各色の出力比率を割り当てるカラー変換処理が行われ、第2のモノクロ変換印刷データが生成される(S8)。また、第2のモノクロ画像印刷データのデータ量が多い(大きい)場合には各色出力変換テーブル351の各色の出力比率の小さいインク節約モードが選択され(S73)、第2のモノクロ画像印刷データの濃淡に応じて、ブラックインクにカラーインクの各色の出力比率を割り当てるカラー変換処理が行われ、第2のモノクロ変換印刷データが生成される(S8)。
第2のモノクロ画像印刷データ生成部35において生成された第2のモノクロ変換印刷データはデータバス5を通して印刷ユニット4の印刷ヘッドインターフェイス43に出力される。印刷ヘッドインターフェイス43においては、第2のモノクロ変換印刷データに基づき第1の印刷ヘッド441乃至第4の印刷ヘッド444のインク吐出タイミング並びにその吐出量を制御し、任意の用紙にコンポジットブラック印刷が実行される(S9)。
この後、印刷された結果(印刷された原稿)がカラー印刷であるかモノクロ印刷であるかの判断が行われる(S10)。ここでは、モノクロ(コンポジットブラック)印刷であると判断され、モノクロ印刷枚数(回数)がカウントされる(S12)。モノクロ印刷枚数のカウントはカウンタ39の第2のカウンタ392により行われる。また、モノクロ印刷であるか否かの判断は、例えば第2のモノクロ画像印刷データ生成部35から印刷ヘッドインターフェイス43に出力される第2のモノクロ変換印刷データを利用して判断する。このモノクロ印刷枚数のカウントが終了すると、画像印刷装置1のモノクロ印刷が終了する。
[実施例2の特徴]
このように構成される画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法においては、前述の実施例1に係る画像印刷装置1及びそれを用いた画像印刷方法により得られる効果と同様の効果を得られることができる。更に、画像印刷装置1においては、画像印刷データ生成ユニット3の第2のモノクロ画像印刷データ生成部35に各色の出力比率が異なる多種類の出力比率を記憶した各色出力変換テーブル351及び第2のモノクロ画像印刷データのデータ量の大小を判定するデータ量判定部352とを備え、第2のモノクロ画像印刷データのデータ量に応じて各色インクの使用量を調整したので、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を実現することができる。
(その他の実施例)
上記のように、本発明を実施例1及び実施例2によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものでない。本発明は様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術に適用することができる。例えば、前述の実施例等においては、画像印刷装置1としてインクジェットプリンタに適用した例について説明したが、本発明は、各色トナーを用いてカラー印刷を実行することができるレザープリンタ等に適用可能である。
本発明は、インク使用量を抑制しつつ、印刷目的に応じたモノクロ印刷又はグレースケール印刷を行う画像印刷装置及びそれを用いた画像印刷方法に広く適用可能である。
1…画像印刷装置、
2…画像入力ユニット、
21…ネットワークインターフェイス、22…スキャナインターフェイス、23…スキャナユニット、24…外部メモリインターフェイス、
3…画像印刷データ生成ユニット、31…画像データ判定部、32…カラー画像印刷データ生成部、33…ブラック印刷モード設定部、34…第1のモノクロ画像印刷データ生成部、35…第2のモノクロ画像印刷データ生成部、351…各色出力変換テーブル、352…データ量判定部、36…中央演算処理ユニット、37…第1の内蔵メモリ、38…第2の内蔵メモリ、39…カウンタ、391…第1のカウンタ、392…第2のカウンタ、
4…印刷ユニット、41…印刷部インターフェイス、42…印刷制御部、43…印刷ヘッドインターフェイス、44…印刷ヘッド、441…第1の印刷ヘッド、442…第2の印刷ヘッド、443…第3の印刷ヘッド、444…第4の印刷ヘッド。

Claims (5)

  1. 画像データがモノクロ画像データであるか否かを判断する工程と、
    前記モノクロ画像データであると判断された前記画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定する工程と、
    前記ピュアブラック印刷モードが設定されると、前記画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、
    前記第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行う工程と、
    前記コンポジットブラック印刷モードが設定されると、前記画像データに第2のモノクロ処理を行い、この第2のモノクロ処理が行われた前記画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、
    前記第2のモノクロ画像印刷データに基づきカラー印刷に使用されるシアン、マゼンダ、イエロー及び前記ブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする画像印刷方法。
  2. 画像データがモノクロ画像データであるか否かを判断する工程と、
    前記モノクロ画像データであると判断された前記画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定する工程と、
    前記ピュアブラック印刷モードが設定されると、前記画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、
    前記第1のモノクロ画像印刷データに基づきブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行う工程と、
    前記コンポジットブラック印刷モードが設定されると、前記画像データに第2のモノクロ処理を行い、前記モノクロ画像データの濃淡に対応する前記シアン、前記マゼンダ、前記イエロー及び前記ブラックの各色の出力比率を記憶した各色出力変換テーブルを用い、前記第2のモノクロ処理が行われた前記モノクロ画像データの濃淡に応じて前記各色の出力比率を割り当てたカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程と、
    前記第2のモノクロ画像印刷データに基づき前記シアン、前記マゼンダ、前記イエロー及び前記ブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う工程と、
    を備えたことを特徴とする画像印刷方法。
  3. 前記第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、前記各色の出力比率が異なる多種類の出力比率を記憶した前記各色出力変換テーブルを用い、各色の出力比率を変えて前記モノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることを特徴とする請求項2に記載の画像印刷方法。
  4. 前記第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程は、ページ内の前記モノクロ画像データのデータ量に応じて、前記データ量が多い場合には前記各色出力変換テーブルの各色の出力比率の小さい種類を選択し、前記データ量が少ない場合には前記各色出力変換テーブルの各色の出力比率の大きい種類を選択し、前記モノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する工程であることを特徴とする請求項3に記載の画像印刷方法。
  5. 画像データを入力する画像入力ユニットと、
    前記画像入力ユニットに入力された画像データに基づき、カラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データを生成する画像印刷データ生成ユニットと、
    前記画像印刷データ生成ユニットにおいて生成されたカラー画像印刷データ及びモノクロ画像印刷データに基づきカラー印刷及びモノクロ印刷を行う印刷ユニットと、を備え、
    前記画像印刷データ生成ユニットは、
    入力された前記画像データがカラー画像データであるかモノクロ画像データであるかを判断する画像データ判定部と、
    前記カラー画像データであると判断された前記画像データにカラー変換処理を行い、カラー画像印刷データを生成するカラー画像印刷データ生成部と、
    前記モノクロ画像データであると判断された前記画像データの印刷モードをピュアブラック印刷モード、コンポジットブラック印刷モードのいずれかに設定するブラック印刷モード設定部と、
    前記ブラック印刷モード設定部において前記ピュアブラック印刷モードが設定されると、前記モノクロ画像データに第1のモノクロ処理を行い、第1のモノクロ画像印刷データを生成する第1のモノクロ画像印刷データ生成部と、
    前記ブラック印刷モード設定部において前記コンポジットブラック印刷モードが設定されると、前記モノクロ画像データに第2のモノクロ処理を行い、この第2のモノクロ処理が行われた前記モノクロ画像データにカラー変換処理を行い、第2のモノクロ画像印刷データを生成する第2のモノクロ画像印刷データ生成部と、を備え、
    前記印刷ユニットは、前記カラー画像印刷データに基づきシアン、マゼンダ、イエロー及びブラックの各色を用いてカラー印刷を行い、前記第1のモノクロ画像印刷データに基づき前記ブラックの単色を用いてピュアブラック印刷を行い、又は前記第2のモノクロ画像印刷データに基づき前記シアン、前記マゼンダ、前記イエロー及び前記ブラックの各色を用いてコンポジットブラック印刷を行う
    ことを特徴とする画像印刷装置。
JP2010012402A 2010-01-22 2010-01-22 画像印刷方法及び画像印刷装置 Pending JP2011148234A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012402A JP2011148234A (ja) 2010-01-22 2010-01-22 画像印刷方法及び画像印刷装置
US12/974,443 US20110181648A1 (en) 2010-01-22 2010-12-21 Image printing method and image printing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010012402A JP2011148234A (ja) 2010-01-22 2010-01-22 画像印刷方法及び画像印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011148234A true JP2011148234A (ja) 2011-08-04

Family

ID=44308647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010012402A Pending JP2011148234A (ja) 2010-01-22 2010-01-22 画像印刷方法及び画像印刷装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110181648A1 (ja)
JP (1) JP2011148234A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074509A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Riso Kagaku Corp 画像データ変換ユニット
JP2014028465A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Brother Ind Ltd 液体吐出装置、及びその制御方法
JP2020104483A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 ブラザー工業株式会社 制御装置、および、コンピュータプログラム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101354144B1 (ko) * 2012-05-07 2014-01-27 주식회사 파수닷컴 인쇄 제어 장치 및 방법
JP2023013472A (ja) * 2021-07-16 2023-01-26 セイコーエプソン株式会社 印刷装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004237657A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Seiko Epson Corp 画像形成システムおよび画像形成方法並びにこれに用いる課金処理方法
JP2005091607A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005335138A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、およびプログラム
JP2008164698A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp 画像形成方法および装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5975678A (en) * 1994-10-27 1999-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus and method using plural types of ink

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004237657A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Seiko Epson Corp 画像形成システムおよび画像形成方法並びにこれに用いる課金処理方法
JP2005091607A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005335138A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、およびプログラム
JP2008164698A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kyocera Mita Corp 画像形成方法および装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074509A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Riso Kagaku Corp 画像データ変換ユニット
JP2014028465A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Brother Ind Ltd 液体吐出装置、及びその制御方法
JP2020104483A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 ブラザー工業株式会社 制御装置、および、コンピュータプログラム
JP7303483B2 (ja) 2018-12-28 2023-07-05 ブラザー工業株式会社 制御装置、および、コンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20110181648A1 (en) 2011-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1887788A2 (en) Information-processing apparatus, and information-processing method
JP2011148234A (ja) 画像印刷方法及び画像印刷装置
US8610957B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer-readable medium
US9406004B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP4793185B2 (ja) 画像処理装置およびプログラム
JP5865864B2 (ja) 画像形成装置及びその濃淡色材設定プログラム
JP6087334B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
US20130128307A1 (en) Printing device and printing method of printing device
JP2015126277A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US20160041796A1 (en) Print control apparatus, print control method, image forming apparatus, image forming method and computer-readable recording medium
US9061523B2 (en) Image forming apparatus, control method thereof, and computer readable information recording medium
US11178309B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory recording medium storing image processing program
JP4208877B2 (ja) 画像処理装置及び方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
US8531730B2 (en) Printing device, and control method of printing device
US8654403B2 (en) Image processing apparatus and program therefor
JP6794821B2 (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP6204292B2 (ja) 画像形成装置
JP2014041363A (ja) 画像形成装置、課金量算出方法及び課金量算出プログラム
US8643907B2 (en) Image processing apparatus and program therefor
JP2004320190A (ja) 変換テーブル作成方法、印刷方法、変換装置、及び印刷装置
JP2005144828A (ja) 画像形成装置
JP7524681B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2010205016A (ja) 情報処理装置とプログラム
JP2018121222A (ja) 画像処理装置、および、コンピュータプログラム
JP2015114490A (ja) 画像処理装置および画像処理方法ならびにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131022