JP2011129652A - ウエハの分離収納装置及び分離収納方法 - Google Patents

ウエハの分離収納装置及び分離収納方法 Download PDF

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Abstract

【課題】積層されたウエハを的確に1枚ずつ分離して、カセットに収納する。
【解決手段】ウエハ4の分離収納を水中で行なうように水が満たされた貯水槽3と、前記貯水槽3内に設けられ積層ウエハ4を載置するウエハ載置部5と、ウエハ載置部5上方の水面上に前下がり傾斜状態に設けられ、積層ウエハ4の上面から前方に向けて水流を噴射する第1噴射ノズル17と、貯水槽3内のウエハ載置部5の前方に積層ウエハ4の側面と対向するように設けられ、積層ウエハ4の前方側面に向けて気泡を含んだ水流を噴射する第2噴射ノズル18とから構成し、積層ウエハ4に第2噴射ノズル18から気泡を含んだ水流を噴射することによって積層ウエハ4間に気泡を介在させながらウエハ載置部5の上面のウエハ4に第1噴射ノズル17によって水流を搬送方向に向けて噴射することでウエハ4を1枚ずつ前方に送り出すようにしたウエハの分離収納装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワイヤソー等により切断され洗浄された積層ウエハを分離収納するウエハの分離収納装置及び分離収納方法に関する。
従来から、太陽電池や半導体チップ等の製造にあたり、シリコン等のインゴットがワイヤソー等の切断装置で枚葉状に切断され、多数のウエハが形成されている。
例えばワイヤソーで切断されて形成されたウエハは、切断屑や切断時に使用されるスラリ等で汚染されているため、各種の洗浄液で洗浄され、その後、切断時に固定されていたカーボンやセラミック等のダミー部材が剥離されることで、多数枚の積層されたウエハが得られる。
そして、上記の積層されたウエハは、汚れの乾燥による固着やウォータースポットによるシミの残りを防止するために水中で1枚ずつ分離され、カセットに収納された後、乾燥工程等の次工程に搬送される(例えば特許文献1)。
また、上記特許文献1のようなウエハの処理システムは、大掛かりでコストも高く付くものとなるため、特に太陽電池の製造においては、一連の工程において未だ手作業で行われている現状がある。
特開平9−237770号公報、図3、図14
ところで、上記特許文献1においては、積層されたウエハの搬送方向と反対側の斜め上方から第1噴射ノズルで水を噴射し、最上部のウエハの浮き上がりを防止しながら、この状態で第2の噴射ノズルで積層されたウエハの最上部の上面に対して搬送方向の斜め上方から水を噴射して、積層されたウエハを最上部から1枚ずつ分離するようになっている。
しかしながら、積層されたウエハは自重により、ウエハ同士が貼り付き易く、特に生産効率の向上や、携帯機器の発展に伴ってウエハの厚みも薄くなってきているために、より一層ウエハ同士が貼りつき易い状態にあり、上記のように第1噴射ノズルによる斜め上方からの水圧による押圧だけでは、1枚ずつ分離できずに貼り付いた状態で複数枚のウエハが送り出されてしまう問題があった。
また、第1噴射ノズルと第2噴射ノズルの噴射方向が互いに打ち消し合うように作用するため、第1噴射ノズルと第2噴射ノズルの噴射する水圧や噴射方向の調整が微妙であり、調整に時間を要する問題があった。さらに、ウエハが噴射される水によって上方から押圧されているため、上段から2枚目のウエハと最上段のウエハとの間に抵抗が発生し、複数枚が送り出されたり、ウエハ同士が接触した状態で送り出されるためウエハに傷が生じたりする問題もあった。
さらに、積層ウエハの下段に行くに従って、上段に位置するウエハの重量によりウエハ同士が貼り付き易くなるため、複数枚のウエハが送り出されてしまう問題が顕著となる。このように複数枚のウエハが送り出された場合は、収納時に収納カセットのガイド溝と接触して、ウエハが破損したり、破損したウエハで収納カセットや既に収納されたウエハを汚染したりする問題があった。
そこで、本発明の課題は、ウエハの複数枚の取り出しを防止し、1枚ずつ確実に取出しが行えるようにするとともに、ウエハを傷付けずに搬送して収納できるウエハの分離収納装置を提供することにある。
そこで請求項1の発明は、洗浄後に積層されたウエハを1枚ずつ分離してカセットに収納するウエハの分離収納装置において、前記ウエハの分離収納を水中で行なうように水が満たされた貯水槽と、前記貯水槽内に設けられ前記積層されたウエハを載置するウエハ載置部と、前記ウエハ載置部上方の水面上に前下がり傾斜状態に設けられ、積層されたウエハの上面から前方に向けて水流を噴射する第1噴射ノズルと、前記貯水槽内のウエハ載置部の前方に積層されたウエハの側面と対向するように設けられ、前記積層されたウエハの前方側面に向けて気泡を含んだ水流を噴射する第2噴射ノズルとから構成し、前記積層されたウエハに第2噴射ノズルから気泡を含んだ水流を噴射することによって積層されたウエハ間に気泡を介在させながらウエハ載置部の上面のウエハに第1噴射ノズルによって水流を搬送方向に向けて噴射することでウエハを1枚ずつ前方に送り出すようにした構成を採用したウエハの分離収納装置である。
また、請求項2の発明は、前記積層ウエハ載置部の前方に前記分離されたウエハを挟むように赤外線透過センサを設け、分離されたウエハに赤外線を透過させて前記ウエハに重なりが生じているか否かを検出するようにした構成を採用した請求項1記載のウエハの分離収納装置である。
また、請求項3の発明は、前記積層ウエハ載置部の前方で、前記ウエハの搬送経路に第一の反射型光学センサを搬送経路と垂直方向に複数設けると共に前記第一の反射型光学センサとほぼウエハの1枚分の距離を隔てた前方に少なくとも1つの第二の反射型光学センサをウエハの搬送経路に設け、前記第一の反射型光学センサでウエハ前端部を検出してから、第二の反射型光学センサでウエハ前端部を検出するまでの間、ウエハを搬送経路に沿って搬送させながら、前記各々の第一の反射型光学センサでウエハの存在を確認することでウエハの欠けを検出するようにした構成を採用したウエハの分離収納装置である。
また、請求項4の発明は、洗浄後に積層されたウエハを1枚ずつ分離してカセットに順次収納していくウエハの分離収納方法において、水中内に設けられたウエハ載置部にウエハを積層載置し、前記積層されたウエハの最上段付近の前方側面に向けて気泡を含んだ水流を噴射してウエハ間の隙間に前記気泡を介在させ、この状態で前記積層されたウエハの上面から水流を搬送方向に向けて噴射することでウエハ載置部の上面からウエハを1枚ずつ前方に送り出すようにした構成を採用したウエハの分離収納方法である。
本発明によれば、積層されて夫々が貼り付いたウエハであっても効率良く1枚ずつ分離でき、自動的に分離された状態で収納カセットに収納できる。
また、本発明によれば、積層ウエハのカセットへの分離収納が水中で行われるので、ウエハ表面への洗浄時のウォータースポット等のシミの残存を防止できる。
さらに、本発明によれば、積層されたウエハ間に気泡を導入できるので、ウエハ同士の貼り付きが防止できるとともにこの気泡の介在によってウエハ同士の接触が防止でき、気泡が潤滑的な役割を果たすので抵抗無くウエハが1枚ずつ円滑に送り出される。また、ウエハ間に気泡が介在することで、一度開いた隙間が継続的に維持でき、ウエハの分離が円滑に行える。
また、本発明によれば、割れたウエハを検出する光学センサが設けられているので割れたウエハが収納されることを防止でき、異常ウエハの選定が自動的に行えるので、効率良く収納が行なえる。さらに、複数枚取りを検出する赤外線の透過センサが設けられているので、そのウエハに合わせた赤外線波長を設定することで、ウエハの収納までに赤外線透過を行なって複数枚取りを検出でき、収納カセットのウエハの破片による汚染やウエハを破損することなく、効率良い分離収納が行なえる。
は本発明のウエハ分離収納装置の平面図である。 は図1のA−A方向矢視断面図である。 (a)乃至(c)は本発明のウエハ分離動作を表す説明図である。 は本発明のウエハ分離動作を表す説明図である。 は図4のC−C方向から見たウエハ分離動作を表す説明図である。 (a)及び(b)は本発明のウエハの搬送動作を表す説明図である。 (a)及び(b)は本発明の異常ウエハの分離動作を表す説明図である。 (a)及び(b)は本発明の異常ウエハの検出動作を表す説明図である。 は本発明の複数枚取りの検出動作を表す図1のB−B方向から見た説明図である。 (a)及び(b)は本発明の複数枚取りの検出動作を表す説明図である。 は本発明のウエハ収納部の収納動作を表す説明図である。
以下、本発明のウエハ分離収納装置の一実施形態について図1乃至図11に基づいて説明する。なお、理解が容易なようにウエハの厚みと気泡についてはやや誇張して描いてある。また、噴射ノズル等の固定部材についても一部省略してある。
図1は、本発明のウエハ分離収納装置の全体を表す平面図であり、図2は図1のA−A方向から見た断面矢視図である。
図1及び図2のようにウエハ分離収納装置1は、全体が支持枠2で構成される貯水槽3内に形成され、ウエハ4の一連の分離収納工程は、ウエハ4を貯水槽3に張られた水中に浸漬した状態で行うようになっている。
前記ウエハ分離収納装置1は、その左端部に積層したウエハ4を載置するウエハ載置部5と、ウエハ4の搬送方向(図1及び図2の図示右方向)に沿ってウエハ4の幅方向を支持するように設けられたガイドレール6、7と、分離搬送されるウエハ4の割れ及び複数枚取りの検出を行うウエハ検査部8と、前記ウエハ検査部8で検査され異常があったウエハ4を分離排出するウエハ排出部9と、分離されたウエハ4を収納するウエハ収納部10とが横方向に沿って一列に設けられている。
次にウエハ分離収納装置1の詳細について図1及び図2に基づいて以下に説明する。
前記ウエハ載置部5は、側壁2と垂直に設けられた支持板11上に設けられ、支持板11の幅方向両側部には、ウエハ4の横方向への動きを規制するガイド板16が立設されている。
また、この支持板11上には側壁2に沿ってレール13が設けられており、同じくこの支持板11上にはL字形状の昇降板12が設けられ、この昇降板12の後方に設けられたスライダ14が前記レール13と摺動可能に嵌合することで昇降板12は、図示しない適宜の駆動源で昇降可能になっている。
また、前記昇降板12は、ウエハ4の積層面がコの字状に形成され、ウエハ4との接触が最低限となるようになっており、その上面の後端にはウエハ4の後端をガイドする2本の支柱15が立設されている。なお、この支柱15のウエハ4との接触部は適宜なシリコーンゴム等の柔軟な部材が設けられ、ウエハ4が支柱15と接触しても破損しないようになっている。
また、このウエハ載置部5の水面33の上方には、図示しない適宜な支持枠に固定された水を噴射する噴射ノズル17(第1噴射ノズル)が搬送方向に対して前下がり傾斜状態で設けられており、この噴射ノズル17は、水流を供給するホースを接続する接続アダプタ52が設けられると共に適宜必要に応じて空気を吸入し、噴射する水55に気泡を含有させる空気導入管53が設けられている。なお、上記は、通常の水流のみを噴射する噴射ノズルを設けても良い。
また、前記噴射ノズル17から噴射する水流は、ノズル先端から放射状に広がり、噴射した水面に放射円(図4及び図5参照)が生じるものを好ましく使用できる。
前記ウエハ載置部5の搬送方向側方(図1及び図2の図示右側)には、ウエハ載置部5に載置されたウエハ4の側面に向けて気泡56を含んだ水流を噴射する2本の噴射ノズル18(第2噴射ノズル)が設けられ図示しない適宜な支持枠に固定されている。また、前記噴射ノズル18の下方にも噴射ノズル18と同様に気泡56を含んだ水流を噴射する噴射ノズル19が設けられ、図示しない適宜な支持枠に固定されている。
前記噴射ノズル18は、円筒状に形成され、そのノズルの途中に上下方向に貫通した穴20が設けられ、前記噴射ノズル18の下方には前記穴20の下方にパイプの開口端が位置するようにエアパイプ22が設けられている。なお、前記噴射ノズル18の先端部は円筒形状(パイプ状)のものが使用され、水流を噴射できれば形状は限定されない。
また、前記噴射ノズル18は図示しない水供給ホースが適時バルブを切り替えて水を供給できるように接続され、エアパイプ22には、エア供給源がエアホースによって接続されている。
従って、噴射ノズル18に水を供給するとともにエアパイプ22に空気を導入することでエアパイプ22から気泡56が発生され、気泡56が水中を上昇して穴20の内部に進入するようになっている(図3参照)。この時、噴射ノズル18の上側の穴20からは、噴射ノズル18を通る水流の勢いによって周囲の水が引き込まれ、噴射ノズル18の下側の穴20からは気泡56が吸い込まれて、噴射ノズル18の先端から気泡56を含んだ水流が噴射されることになる。
前記噴射ノズル18の下方には噴射ノズル19が設けられており、この噴射ノズル19の先端部は斜め前方に向けて2つの噴射口が設けられている。この噴射ノズル19は、積層されたウエハ4の下段部分でウエハ4同士が貼り付いてしまい、上段部分に移動した際にウエハ4を分離することが困難となることを防止するために設けられている。すなわち、ウエハ載置部5の最上段に達する前に予めウエハ4同士を分離させるようになっている。
この噴射ノズル19も噴射ノズル18と同様にノズル中央付近に貫通した穴21が設けられ、その下方にはエアパイプ23が設けられており、気泡56を含んだ水流を積層されたウエハ4の側面に噴射するようになっている。
前記ガイドレール6及び7は、断面がL字形状に形成され(図9参照)、ウエハ載置部5とウエハ収納部10との間にウエハ4両側部が5mm程度重なるように搬送方向に沿って設けられている。また、ガイドレール6、7は支持枠28上に固定された2本のレール29、29上に設けられ、夫々のガイドレール6、7の下面に設けられたスライダ30が上記のレール29に摺動可能に嵌合するとともに支持枠28に固定されたシリンダ31に接続され、このシリンダ31の伸縮により前記ガイドレール6、7はウエハ4の幅方向に開閉するようになっている。
また、両ガイドレール6、7の側壁部分の内部には穴24が穿設されており、この穴24には供給口25、26から適宜のポンプがバルブを介して接続されており水が供給されるようになっている。また、この穴24は、両ガイドレール6、7の搬送経路側方に設けられた複数の開口27に連通して、搬送方向に向けて供給された水を噴出するようになっており、両ガイドレール6、7上に供給されたウエハ4をウエハ収納部10に向けて水流で搬送するようになっている。
また、両ガイドレール6、7間のウエハ載置部5側の端部下方には、搬送方向と垂直に積層ウエハ4の最上段のみ通過できる高さのストッパ壁51が設けられており、ウエハ4の複数枚の飛び出しを防止している。なお、このストッパ壁51のウエハ4と接触する可能性のある部分にゴム等の柔軟な部材を設けておくことで、ウエハ4のストッパ壁51への接触による破損を防止できる。
次にウエハ検査部8の構成について図1及び図2に基づいて以下に説明する。
前記噴射ノズル群18の搬送方向前方の搬送経路下方にはウエハ4に割れや欠けが無いかを検出する3個の反射型の光学センサ35(第一光学センサ)が、搬送方向と垂直に並べて設けられており、さらに前記光学センサ35の搬送方向前方にはウエハ4の長さ分の間隔を開けて、搬送経路中央下方に光学センサ36(第二光学センサ)が設けられている。
また、前記光学センサ35及び36の間の中央には搬送経路を挟んで上下に透過型の赤外線センサ37の発光部と受光部が設けられ、その赤外線センサ37と隣接して反射型の光学センサ38が搬送方向と垂直で水面33上に設けられている。このウエハ検査部8の動作については後述する。
次にウエハ排出部9について説明すると、ウエハ排出部9の搬送経路下方には割れ等ウエハ検査部8で異常が認められたウエハ4を排出する収納ボックス39が図示しない適宜な支持枠に取出し可能に固定されている。この収納ボックス39の中央上方で水面33上には水を噴射する噴射ノズル40が下方に向けて設けられ、異常なウエハ4を下方の収納ボックスに向けて押し出すようになっている。
また、収納ボックス39の搬送方向前方に隣接して搬送経路の下方に搬送方向と垂直に噴射ノズル41が設けられ、水面33に向けて水を噴射するようになっており、異常なウエハ4が搬送されてきた際に、この噴射ノズル41から水を噴射することで水面33を持ち上げるとともに水流の壁によってウエハ4を堰き止めるようになっている。なお、この噴射ノズル41に代えて、上下動可能なシャッター壁を設けても良いが、ウエハ4の保護の観点から上記のような水を噴射する噴射ノズルを設けることが好ましい。
ウエハ検査部8で異常が認められなかったウエハ4は、上記のウエハ排出部9をそのまま通過し、ウエハ収納部10に向けて搬送される。
次にウエハ収納部10について図2及び図11に基づいて説明すると、ウエハ収納部10には、収納カセット44を載置固定するL字形状の載置台45が設けられており、この載置台45はその背面にスライダ47が設けられ、このスライダ47が貯水槽3の側壁2に立設されたレール46と摺動可能に嵌合することにより載置台45は図示しない適宜な駆動源により昇降可能になっている。
前記載置台45には、複数の支柱48で支持されて形成された収納カセット44が固定され、この収納カセット44の支柱48に刻まれた溝部の下段からウエハ4が順次上段に向けて収納されていくようになっている。従って、収納されたウエハ4は順次収納カセット44とともに水中方向に下降して行くことになり、空気中に晒されることが無い。なお、この収納カセット44の収納ピッチはウエハ4の厚み、その後の工程に応じて適宜選択できる。
このウエハ収納部10の搬送方向手前(図示左方向)には水を噴射する噴射ノズル43が収納カセット44の斜め下方に搬送方向に向けて前上がり傾斜状態で設けられ、ガイドレール6、7の終端部を通過したウエハ4を収納カセット44内に送り出すようになっている。この時、ガイドレール6、7の終端部にはガイドローラ42が設けられ、下方向から噴射される水流によってウエハ4が水面33から飛び出すことを防止するとともに収納カセット44の所定の溝に収納されるよう案内するようになっている。
以上が本発明のウエハ分離収納装置1の構成であり、次に本発明のウエハ分離収納装置1のウエハの分離収納動作について図3乃至図7に基づいて以下に説明する。
図3(a)乃至(c)は、本発明のウエハ4の分離動作を表す説明図であり、まず、図3(a)のようにウエハ載置部5の昇降板12上にワイヤソー等で切断され、洗浄が終了したウエハ4を積層状態で載置する。このウエハ4の載置は、前工程から自動的にラインで送られてくるようにしても良い。また、この時、ガイドレール6、7に設けられた開口27から水を噴射させておき、搬送方向にウエハ4が水流で送られるようにしておく。
図3(b)のように積層されたウエハ4が昇降板12に載置されると上段の2本の噴射ノズル18に水が供給され、同時にエアパイプ22にも空気が導入されて噴射ノズル18(第2噴射ノズル)から気泡56を含んだ水流が積層されたウエハ4の上段付近の側面に向かって噴射される。これと同時に下段の噴射ノズル19にも水が供給され、エアパイプ23に空気が導入されることで噴射ノズル19から気泡56を含んだ水流が積層されたウエハ4の中下段の側面に向けて噴射される。
なお、ここで噴射される水流に含有させる気泡の大きさは、使用するウエハ4の材質や厚みで適正な大きさが決まるため特に限定はしないが、好ましくは、10μm以上3mm以下のものが利用できる。また、例えば150〜300μm厚みのシリコンウエハであれば、ウエハ4の間の隙間を的確な間隔に維持するとともに円滑に抵抗無くウエハ4を1枚ずつ分離させる面から0.5mm以上1mm以下の気泡径のものが好ましく利用できる。あまり、気泡径が大きいとウエハ4が暴れたり、ウエハ4の隙間内に気泡56を維持できなくなる問題があり、逆に気泡径が小さすぎると、ウエハ4に達するまでに気泡56が消失したり、ウエハ4の隙間を維持できなくなる問題があるが、ウエハ4の材質や厚みに応じて適宜選択すれば良い。
このように気泡56を含んだ水流が積層されたウエハ4の側面に噴射されることで、水流の勢いによってウエハ4間に隙間が生じ、さらにその隙間に気泡56が導入されることになる。なお、この時、水流のみでは、一度開いたウエハ4間の隙間が閉じてしまうため、気泡56を含んだ水流を噴射するようにする。
この気泡56を含んだ水流を積層されたウエハ4の側面に噴射した状態で、図3(b)及び図4のようにウエハ載置部5上に設けられた噴射ノズル17(第1噴射ノズル)から、最上段のウエハ4の上面に搬送方向に向けて水を噴射する。この時、噴射する水は水面33に達した際に噴射円50が直径5cm程度に拡散するようにするのが好ましく、また、噴射する角度は約45°で水面からの距離も約5cm程度で行なうことが好ましいが、水圧に応じて適宜この値は変更できる。すなわち、搬送方向に向けて最上段のウエハ4を送り出すとともにウエハ4が水面33から飛び出さない程度に上方からの押圧が加われば良い。
また、図4及び図5のように噴射円50が生じるノズルを用いれば、ウエハ4の上面で噴射円50内の水が外周部に向けて押しのけられ、押しのけられた水が最上段と2段目のウエハ4の間に回り込んで、最上段のウエハ4を持ち上げるように作用するので、最上段のウエハ4のみが送り出され易くなるという効果がある。従って、噴射ノズル17(第1噴射ノズル)として、噴射円50が生じるノズルを使用することが好ましい。また、螺旋流を発するノズルも好ましく用いることができる。上記のようなノズルは、公知な各種の拡散ノズルを用いることができる。なお、図5において理解が容易なようにウエハ4の隙間はやや誇張して描いてある。
上記の動作を行うことで図3(c)のように積層されたウエハ4の最上段のウエハ4が二点鎖線位置から実線位置へと送り出され、ウエハ検査部8へ搬送される。
ウエハ積層部5から分離されたウエハ4は、図6(a)のようにウエハ検査部8に搬送され、ウエハ4の割れや欠けの検査を光学センサ35及び36で行うとともに複数枚が重なっていないかの検査を赤外線センサ37及び光学センサ38で行う。この検査についての詳細は後述する。
上記のようにウエハ検査部8でウエハ4の検査が行われ、ウエハ4が正常であると判断されれば図6(b)のようにガイドレール6、7の側面に設けられた開口27からの搬送方向への水流によってウエハ4は、ウエハ排出部9上をそのまま通過し、ガイドレール6、7の後端部まで達した後、ガイドローラ42が必要に応じて回転しながらウエハ4が水面33から飛び出さないように案内し、さらに噴射ノズル43から水流を搬送方向の斜め上方に向けて噴射することでウエハ4は支柱48の溝に案内されながら収納カセット44内に収納される。
上記の動作が繰り返されながら、順次ウエハ載置部5の昇降板12を上昇させるとともにウエハ収納部10の載置台45を下降させて、ウエハ4が収納カセット44に1枚ずつ分離された状態で収納されるようになっている。
以上が通常のウエハ4の分離収納動作であるが、ウエハ4に割れや欠け、複数枚取りが認められた場合の動作を図7(a)及び(b)に基づいて以下に説明する。
図7(a)のようにウエハ検査部8でウエハ4に異常が検出された場合、ウエハ排出部9の搬送方向後方に設けられた噴射ノズル41から水流を水面33に向けて噴射し、水流による壁を形成するとともに水面33も***させる。
この状態でウエハ4が水流によってウエハ排出部9上に搬送されるが、この時、上記のように水流の壁が形成されているのでウエハ4はウエハ排出部9上で停止する。なお、上記の噴射ノズル41に代えて、板状のシャッターを上下させるようにすることも可能であるが、ウエハ4に与える衝撃を緩和させるために上記シャッターには適宜ゴム等の柔軟な部材をウエハ4と接触する部分に設けることが好ましい。さらに好ましくは、本実施例のように水流による壁とすることがウエハ4の損傷に対して効果的である。
また、ウエハ排出部9上にウエハ4が搬送されるとガイドレール6、7をシリンダ31の作用によってウエハ4の幅方向に開放し、ウエハ4との係合を解く。なお、ガイドレール6、7は、いずれか一方のみ開放するようにしても良い。
続いて、ウエハ排出部9上に搬送されたウエハ4に対してウエハ排出部9の上方に設けられた噴射ノズル40から水流を噴射し、ウエハ4を下方の収納ボックス39に向けて押圧することでウエハ4は収納ボックス39内に収納される。なお、ウエハ4の割れや欠けを検出した場合とウエハ4が複数枚重なっていた場合とで別の収納ボックスを用意するようにし、自動的に入れ替えるようにしておけば、複数枚取りの場合に再度、ウエハ4を利用に供するようにすることができる。
以上が本発明のウエハ分離装置1の動作であるが、次にウエハ検査部8でのウエハ4の検査方法について、図8(a)及び(b)に基づいて以下に説明する。
図8(a)は、ウエハ4の後方側の一部に欠け部54があった場合を例にした説明図であり、ウエハ載置部5から分離されたウエハ4は、搬送経路下方の幅方向に並べて設けられた3個の反射型の光学センサ35(第一光学センサ)上に達し、この時、ウエハ4に向けて光を照射することでウエハ4の搬送方向の前端部を検出し始める。
図8(b)のようにウエハ4は前方に搬送されながら、前端部が反射型の光学センサ36(第二光学センサ)上に達すると光学センサ35の検出を停止させる。この検出開始から検出停止までの間に上記光学センサ35の何れかの検出が行われなければ、ウエハ4の一部が破損して欠け部54があるものと検出し、ウエハ排出部9でウエハ4を分離するようになっている。
また、ウエハ4の前端部の一部に欠けがあった場合は、光学センサ35の検出開始時に何れかの光学センサ35の検出がされないため、ウエハ4の異常を検出できる。また、ウエハ4が幅方向に2つに割れていた場合でウエハ4の長さが短い場合は、光学センサ35及び36で検出される検出の時間差でウエハ4の異常を検出できる。なお、光学センサ35、36の設置個数は適宜、ウエハ4の大きさ、形状に応じて変更できるが、少なくとも上記のような配列で配置しておけば、大部分の異常は検出できる。
次に、ウエハ4が複数枚取りされたかどうかを検査する検査方法について図9及び図10に基づいて以下に説明する。
図9及び図10(a)のようにウエハ4が搬送され、ウエハ検査部8の中央に設けられた赤外線センサ37及び反射型の光学センサ38にウエハ4の前端部が達すると、まず、光学センサ38でウエハ4を認識すると同時に赤外線センサ37からウエハ4の1枚を投下する波長の赤外線を照射し、検出を始める。この時、使用する赤外線の波長は、850nm以上のものが好ましく利用でき、水を介して検出する関係上、水の吸収波長である1450nm周辺を避けることが好ましい。この波長は、ウエハ4の1枚の厚みから選定すれば良く、例えば150〜200μmの厚みのシリコンウエハを用いた場合、1300nmの波長の赤外線を用いれば効率良く検出できる。
続いて、ウエハ4を赤外線が透過するか否かを検出し、透過すればウエハ4が複数枚取りされていないと判断する。ここで、赤外線センサ37から照射された赤外線を透過しない場合は、ウエハ4が2枚以上重なっていると判断する。図9はウエハ4が2枚重なっている場合を表し、この場合は、赤外線を透過しないため、ウエハ4が複数枚重なっていると判断される。
次に図10(b)のようにさらにウエハ4が搬送され、ウエハ4の後端部が光学センサ38を通過すると、赤外線センサ37の検出を停止させる。なお、赤外線センサ37を絶えず動作させるようにしても良いが、誤動作が多くなるため、上記のように反射型の光学センサ38でウエハ4が存在する間だけ検出するようにすることが好ましい。
このように、複数枚取りの有無が判断されたウエハ4はウエハ排出部9上に搬送され、異常が無い場合は、ウエハ収納部10にそのまま搬送され、複数枚取りされている場合は、ウエハ排出部9でウエハ4を収納ボックス39に排出する。
以上が本発明の一実施形態であるが、本発明は上記に限定されず、発明の範囲内で適宜に変更できる。
例えば、本発明では第2噴射ノズルとして水流噴射用のノズルと気泡を供給するエアパイプを一体に設けた噴射ノズルを使用したが、噴射ノズルと気泡発生器を別々のものとし、噴射ノズルの穴に気泡発生器からの気泡を導入できるようにしたものでも良い。また、第2噴射ノズル自体に気泡を吸い込んで導入できるようにした一体状のノズルであっても良い。
また、第2噴射ノズルでの気泡を含んだ水流の噴射方向は特に限定されず、ウエハ間に気泡を導入でき、ウエハが搬送方向に飛び出さなければ良い。
また、第1噴射ノズルの水の噴射も噴射方向は特に限定されず、第2噴射ノズルによって分離されたウエハを搬送方向に送り出すとともに水面から飛び出さなければ良い。
また、第2噴射ノズルとウエハ側面との距離もウエハの厚みや水流の強さによって適宜調整すれば良い。
1 ウエハ分離収納装置
2 側壁
3 貯水槽
4 ウエハ
5 ウエハ載置部
6 ガイドレール
7 ガイドレール
8 ウエハ検査部
9 ウエハ排出部
10 ウエハ収納部
11 支持板
12 昇降板
13 レール
14 スライダ
15 支柱
16 ガイド板
17 噴射ノズル(第1噴射ノズル)
18 噴射ノズル(第2噴射ノズル)
19 噴射ノズル
20 穴
21 穴
22 エアパイプ
23 エアパイプ
24 穴
25 供給口
26 供給口
27 開口
28 支持枠
29 レール
30 スライダ
31 シリンダ
32 支持枠
33 水面
35 光学センサ(第一光学センサ)
36 光学センサ(第二光学センサ)
37 赤外線センサ
38 光学センサ
39 収納ボックス
40 噴射ノズル
41 噴射ノズル
42 ガイドローラ
43 噴射ノズル
44 収納カセット
45 載置台
46 レール
47 スライダ
48 支柱
50 噴射円
51 ストッパ壁
52 接続アダプタ
53 空気導入管
54 欠け部
55 水
56 気泡

Claims (4)

  1. 洗浄後に積層されたウエハを1枚ずつ分離してカセットに収納するウエハの分離収納装置において、
    前記ウエハの分離収納を水中で行なうように水が満たされた貯水槽と、
    前記貯水槽内に設けられ前記積層されたウエハを載置するウエハ載置部と、
    前記ウエハ載置部上方の水面上に前下がり傾斜状態に設けられ、積層されたウエハの上面から前方に向けて水流を噴射する第1噴射ノズルと、
    前記貯水槽内のウエハ載置部の前方に積層されたウエハの側面と対向するように設けられ、前記積層されたウエハの前方側面に向けて気泡を含んだ水流を噴射する第2噴射ノズルとから構成し、
    前記積層されたウエハに第2噴射ノズルから気泡を含んだ水流を噴射することによって積層されたウエハ間に気泡を介在させながらウエハ載置部の上面のウエハに第1噴射ノズルによって水流を搬送方向に向けて噴射することでウエハを1枚ずつ前方に送り出すようにしたことを特徴とするウエハの分離収納装置。
  2. 前記積層ウエハ載置部の前方に前記分離されたウエハを挟むように赤外線透過センサを設け、分離されたウエハに赤外線を透過させて前記ウエハに重なりが生じているか否かを検出するようにしたことを特徴とする請求項1記載のウエハの分離収納装置。
  3. 前記積層ウエハ載置部の前方で、前記ウエハの搬送経路に第一の反射型光学センサを搬送経路と垂直方向に複数設けると共に前記第一の反射型光学センサとほぼウエハの1枚分の距離を隔てた前方に少なくとも1つの第二の反射型光学センサをウエハの搬送経路に設け、前記第一の反射型光学センサでウエハ前端部を検出してから、第二の反射型光学センサでウエハ前端部を検出するまでの間、ウエハを搬送経路に沿って搬送させながら、前記各々の第一の反射型光学センサでウエハの存在を確認することでウエハの割れを検出するようにしたことを特徴とするウエハの分離収納装置。
  4. 洗浄後に積層されたウエハを1枚ずつ分離してカセットに順次収納していくウエハの分離収納方法において、
    水中内に設けられたウエハ載置部にウエハを積層載置し、
    前記積層されたウエハの最上段付近の前方側面に向けて気泡を含んだ水流を噴射してウエハ間の隙間に前記気泡を介在させ、
    この状態で前記積層されたウエハの上面から水流を搬送方向に向けて噴射することで積層されたウエハからウエハを1枚ずつ前方に送り出すようにしたことを特徴とするウエハの分離収納方法。
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