JP2011110617A - バリ取り工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のバリ取り加工条件に対応可能であると共に、ランニングコストを抑えることが可能なバリ取り工具を提供する。
【解決手段】本発明のバリ取り工具10は、回転シャフト11の先端部の内部の機構部屋15と、側面に開放したカッター部受容孔14とが連通している。また、機構部屋15内に収容された弾性リング50は、カッター部受容孔14に受容されたカッター部30の基端部に当接し、通常は、カッター部30がカッター部受容孔14から突出した状態に維持している。そして、シャフト内流路40の先端開口45が、弾性リング50の内側に開放し、弾性リング50がシャフト内流路40の先端開口45を閉塞した構造になっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転シャフトの先端部に備えたカッター部受容孔に、カッター部を受容して内外方向に往復動可能に支持し、回転状態でカッター部をワークに押し付けてバリを除去可能なバリ取り工具に関する。
この種のバリ取り工具の第1従来例として、カッター部受容孔に連通したシャフト内流路に、例えば工場エアーやクーラント等の流体を供給してその流体をカッター部受容孔から外側に排出し、その際の流体の動圧でカッター部を外側に付勢するバリ取り工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、第2従来例として、カッター部受容孔の奥部に設けた弾性部材によって、カッター部を外側に付勢するバリ取り工具も知られている。
特許第4113502号(第1図、第4図、請求項1)
しかしながら、上記した第1従来例のバリ取り工具では、カッター部を外側に付勢するために、工場エアー又はクーラントを大量に使用することになり、ランニングコストがかかるという問題があった。また、第1従来例のバリ取り工具では、ワークの材質等のバリ取り加工条件に応じてカッター部への付勢力を変更することができるが、第2従来例のバリ取り工具では、そのような変更を行うことができないので、それを補うために複数種類のバリ取り工具を用意しておく必要があり、イニシャルコストがかかるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、種々のバリ取り加工条件に対応可能であると共に、ランニングコストを抑えることが可能なバリ取り工具の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るバリ取り工具は、回転シャフトの先端部の側面に開放したカッター部受容孔に、カッター部を受容して内外方向に往復動可能に支持し、回転シャフトが回転した状態でカッター部をワークに押し付けてバリを除去可能なバリ取り工具において、回転シャフトの先端部の内部に形成されて、カッター部受容孔が連通した機構部屋と、機構部屋に収容されて、回転シャフトの中心軸を囲む環状をなすと共にカッター部の基端部に当接し、通常は、カッター部をカッター部受容孔の外側に突出させた状態に維持し、カッター部がワークから受けた力によって弾性変形してカッター部の内側への移動を許容するゴム製又は樹脂製の弾性リングと、回転シャフトの内部を軸方向に延び、回転シャフトの基端部の外面に開放した基端開口と、弾性リングの内側に開放した先端開口とを有し、基端開口から先端開口に向けて加圧流体を供給可能なシャフト内流路と、弾性リングを含み、シャフト内流路の先端開口を閉塞する先端流体受圧部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のバリ取り工具において、カッター部受容孔を複数設けて、共通の機構部屋に連通させると共に、カッター部を複数のカッター部受容孔に対応して複数設けて、共通の弾性リングに当接させたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のバリ取り工具において、弾性リングは、断面溝形をなしてその溝開口が中心軸側に向けられ、機構部屋内には、弾性リングの内側を貫通し、弾性リングの溝開口縁が密着した1対のリング密着部を有するリング支持筒が設けられ、シャフト内流路は、リング支持筒の内部まで延びかつ先端開口が1対のリング密着部の間で弾性リングの溝内空間に向かって開口したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1又は2に記載のバリ取り工具において、機構部屋に、回転シャフトの軸方向で対向しかつ平行に配置された第1リング端部当接面と第2リング端部当接面とを設けて、それらの間で弾性リングを軸方向で挟持し、弾性リングの基端側端面が当接した第1リング端部当接面のうち弾性リングとの環状当接領域の内側に、シャフト内流路の先端開口を開口させたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のバリ取り工具において、弾性リングのうちカッター部との当接部分に位置決め貫通孔を形成し、位置決め貫通孔にカッター部の一部を嵌合して閉塞したところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載のバリ取り工具において、回転シャフトは、回転シャフト本体と先端閉塞盤とを組み付けてなり、回転シャフト本体には、機構部屋と、その機構部屋を回転シャフト本体の前面に開放した部品受入口とが形成され、先端閉塞盤により部品受入口が閉塞されるように構成したところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載のバリ取り工具において、カッター部受容孔の軸方向の途中又は、カッター部受容孔と機構部屋との境界部分には、回転シャフトの中心軸側を向いた待受ストッパ面が形成され、カッター部には、待受ストッパ面に当接する段差ストッパ面が形成されたところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項6又は7に記載のバリ取り工具において、弾性リングは、断面溝形をなしてその溝開口が中心軸側に向けられ、先端閉塞盤から機構部屋側に突出して弾性リングの内側を貫通し、弾性リングの溝開口縁が密着した1対のリング密着部を有するリング支持筒が設けられると共に、リング支持筒の先端部が回転シャフト本体に結合されて、リング支持筒の内側までシャフト内流路が延び、シャフト内流路の先端開口は、リング支持筒のうち1対のリング密着部の間で弾性リングの溝内空間に向かって開口したところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項8に記載のバリ取り工具において、1対のリング密着部には、弾性リングの溝開口縁が凹凸係合した係合溝が形成されたところに特徴を有する。
請求項10の発明に係るバリ取り工具は、回転シャフトの先端部の外面に開放したカッター部受容孔に、カッター部を受容して内外方向に往復動可能に支持し、回転シャフトが回転した状態でカッター部をワークに押し付けてバリを除去可能なバリ取り工具において、回転シャフトの先端部の内部に形成されて、カッター部受容孔が連通した機構部屋と、機構部屋に収容されてカッター部の基端部に当接し、通常は、カッター部をカッター部受容孔の外側に突出させた状態に維持し、カッター部がワークから受けた力によって弾性変形してカッター部の内側への移動を許容するゴム製又は樹脂製の弾性部材と、回転シャフトの内部を軸方向に延び、回転シャフトの基端部の外面に開放した基端開口と、機構部屋内に開放した先端開口とを有し、基端開口から先端開口に向けて加圧流体を供給可能なシャフト内流路と、弾性部材を含み、シャフト内流路の先端開口を閉塞する先端流体受圧部とを備えたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のバリ取り工具では、回転シャフトの先端部の内部の機構部屋と、側面に開放したカッター部受容孔とが連通している。また、機構部屋内に収容されたゴム製又は樹脂製の弾性リングは、カッター部受容孔に受容されたカッター部の基端部に当接し、通常は、カッター部がカッター部受容孔から突出した状態に維持している。ここで、本発明では、シャフト内流路の先端開口が、弾性リングの内側に開放して、弾性リングを含む先端流体受圧部が、シャフト内流路の先端開口を閉塞している。これにより、弾性リングは、その弾発力に、シャフト内流路内の流体圧力を加えた押圧力をカッター部に付与して、カッター部を外側に付勢することができる。そして、シャフト内流路に流体を付与するか否かの切り替え又は、流体圧力の変更によって弾性リングからカッター部に付与する押圧力を適宜変更することができ、種々のバリ取り加工条件に対応することが可能になる。しかも、流体の消費量が従来に比べて減り、これによりランニングコストを抑えることができる。
[請求項2の発明]
カッター部受容孔及びカッター部は、1つであってもよいし、複数であってもよい。カッター部受容孔及びカッター部を複数備えた場合は、弾性リングを軸方向に複数並べて各弾性リングにカッター部を当接させてもよいし、請求項2の構成のように、複数のカッター部を共通の弾性リングに当接させて、部品点数の削減を図ってもよい。
[請求項3の発明]
請求項3の発明のように弾性リングを内側からリング支持筒で支持することで安定した弾発力をカッター部に付与することが可能になる。また、請求項3の構成のように、弾性リングを断面溝形にしてその溝開口縁をリング支持筒に密着させると共にリング支持筒のうちリング密着部の間にシャフト内流路の先端開口を配置すれば、流体の漏れ防止機能が高まる。
[請求項4の発明]
また、請求項4の構成によれば、弾性リングが軸方向で第1と第2のリング端部当接面の間に挟持されるので、弾性リングの内側に支持部材を設けた場合に比べて、構造が簡素化されて低コストで製造可能になる。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、弾性リングとカッター部との当接位置が安定し、カッター部の挙動も安定する。
[請求項6の発明]
請求項6の構成によれば、回転シャフト本体から先端閉塞盤を離脱させて機構部屋を開放することで、バリ取り工具のメンテナンスを容易に行うことができる。
[請求項7の発明]
請求項7の構成によれば、回転シャフトの待受ストッパ面にカッター部の段差ストッパ面が当接し、カッター部受容孔の外側へのカッター部の突出量が安定する。
[請求項8,9の発明]
請求項8の構成によれば、先端閉塞盤から突出したリング支持筒に弾性リングを装着した状態で、先端閉塞盤を回転シャフト本体に組み付ければ、組付作業を容易に行うことができる。また、請求項9の構成のように、リング支持筒に、弾性リングの溝開口縁と凹凸係合した係合溝を形成しておけば、リング支持筒の軸方向における弾性リングの位置ずれが防がれると共に、リング支持筒と弾性リングとの間の密着度が増す。
[請求項10の発明]
請求項10のバリ取り工具では、回転シャフトの先端部の内部の機構部屋と、外面に開放したカッター部受容孔とが連通している。また、機構部屋内に収容されたゴム製又は樹脂製の弾性部材は、カッター部受容孔に受容されたカッター部の基端部に当接し、通常は、カッター部がカッター部受容孔から突出した状態に維持している。ここで、本発明では、シャフト内流路の先端開口が機構部屋内に開放し、弾性部材を含む先端流体受圧部が、シャフト内流路の先端開口を閉塞している。これにより、弾性部材は、その弾発力に、シャフト内流路内の流体圧力を加えた押圧力をカッター部に付与して、カッター部を外側に付勢することができる。そして、シャフト内流路に流体を付与するか否かの切り替え又は、流体圧力の変更によって弾性部材からカッター部に付与する押圧力を適宜変更することができ、種々のバリ取り加工条件に対応することが可能になる。しかも、流体の消費量が従来に比べて減り、これによりランニングコストを抑えることができる
なお、請求項1〜10の何れかの本発明に係るバリ取り工具において、従来のバリ取り工具に比べて微量の流体が、弾性リング又は弾性部材と他の部位との間の隙間、又は、弾性リング又は弾性部材に形成した微小な孔を通ってカッター部受容孔の外側に漏れるように構成し、カッター部受容孔に対する外部から異物の侵入を防ぐようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るバリ取り工具の側面図 バリ取り工具の先端ヘッド部の側断面図 バリ取り工具の先端ヘッド部の横断面図 バリ取り工具の正面図 ワーク及びバリ取り工具の側断面図 第2実施形態のバリ取り工具における先端ヘッド部の側断面図 第3実施形態のバリ取り工具における先端ヘッド部の側断面図 第4実施形態のバリ取り工具における先端ヘッド部の側断面図 バリ取り工具の先端ヘッド部の横断面図 第5実施形態に係るバリ取り工具の側面図 バリ取り工具の先端ヘッド部の側断面図 バリ取り工具の先端ヘッド部の横断面図 バリ取り工具の正面図
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。本実施形態のバリ取り工具10は、回転シャフト11にカッター部30と弾性リング50とを組み付けて構成されている。また、回転シャフト11は、回転シャフト本体12に先端閉塞盤20を組み付けてなる。その回転シャフト本体12は、基端部から先端寄り位置まで均一外径の円筒軸部12Aになっていて、その円筒軸部12Aより先端側に先端ヘッド部13(本発明の「回転シャフトの先端部」に相当する)を備えている。なお、先端ヘッド部13は、円筒軸部12A側が円筒軸部12Aに向かって徐々に縮径したテーパー形状をなし、そのテーパー部分より先端側は略均一外径の円柱状になっている。
図2に示すように、先端ヘッド部13には、先端面に開放した閉塞盤受容部16が形成され、その閉塞盤受容部16の奥側にリング収容部17が形成されている。閉塞盤受容部16は、断面円形をなし(図4参照)、リング収容部17は、図3に示すように、断面が略四角形になっている。また、リング収容部17の角筒状内側面の角部は、閉塞盤受容部16の内面より外側に広がって、リング収容部17の角筒状内側面における各辺の中央部分は、閉塞盤受容部16の内面内側を横切っている。また、リング収容部17の奥面には、断面円形の芯出し孔18が開口し、さらにその奥部に雌螺子孔19が形成され、その雌螺子孔19の奥部に円筒軸部12Aの内側空間が連通している。
図3に示すように、先端ヘッド部13には、側面に開放したカッター部受容孔14が複数形成されている。具体的には、カッター部受容孔14は、リング収容部17の角筒状内側面における4辺の各平坦面の中央に配置され、先端ヘッド部13の径方向で、先端ヘッド部13におけるリング収容部17の外側壁部を貫通している。即ち、本実施形態では、カッター部受容孔14は4つ設けられて、先端ヘッド部13の中心軸回りを均等配置されている。
図2に示すように、先端閉塞盤20は、円板状の円形本体部21の中心部からリング支持筒22が突出した構造になっている。また、円形本体部21は、閉塞盤受容部16に丁度嵌合される外径及び厚さをなしている。
リング支持筒22は、円筒状をなし、その基端部から先端側に向かって順番に、リング装着部23、芯出し軸部24、雄螺子部25とを備えている。そして、先端閉塞盤20の芯出し軸部24が先端ヘッド部13の芯出し孔18に嵌合して、先端閉塞盤20が先端ヘッド部13に芯出しされ、先端閉塞盤20の雄螺子部25が先端ヘッド部13の雌螺子孔19に螺合していくと、先端閉塞盤20の円形本体部21が、先端ヘッド部13における閉塞盤受容部16とリング収容部17との段差面に当接して位置決めされる。この状態で、リング収容部17における閉塞盤受容部16側の開放口が円形本体部21によって閉塞されて、リング収容部17の内側が本発明に係る機構部屋15になる。また、その機構部屋15の中心部にリング装着部23が配置される。そのリング装着部23には、図3に示すように、四方に側方分岐孔43が貫通形成されてリング支持筒22の中心部の中心空洞部42に連通している。そして、中心空洞部42が円筒軸部12Aの中心空洞部41に連通して、これら中心空洞部41,42と側方分岐孔43とから本発明に係るシャフト内流路40が構成されている。また、リング支持筒22の側面における各側方分岐孔43の開口が、本発明に係るシャフト内流路40の先端開口45になっている。さらに、円筒軸部12Aにおける中心空洞部41の基端部端面の開口が、本発明に係る基端開口46(図1参照)になっている。
なお、円形本体部21における外側端面には、先端閉塞盤20を螺合操作するための工具係止凹部20Aが複数形成されている(図4参照)。
各カッター部受容孔14には、カッター部30がリング収容部17側から受容されている。カッター部30は、チップ支持部材31の先端面に超硬チップ34を固定した構造になっている。チップ支持部材31は、カッター部受容孔14に摺動可能に嵌合した円柱部32と、その基端部から側方に張り出した鍔部33とからなる。また、鍔部33における円柱部32との段差面は、本発明における段差ストッパ面33Sになっている。そして、リング収容部17の角筒状内側面における平坦面を本発明に係る待受ストッパ面17Sとして、その待受ストッパ面17Sに段差ストッパ面33Sが当接してカッター部受容孔14が外側に抜け出ないようになっている(図3参照)。
また、鍔部33は、全体が円板状をなし、その周面における一部を切除するよに回転止平坦面33Hが形成されている。そして、この回転止平坦面33Hが、図2に示すように、先端閉塞盤20における円形本体部21の内面に宛がわれてカッター部30の軸回りの回転が規制されている。
図3に示すように、カッター部30の段差ストッパ面33Sが待受ストッパ面17Sに当接した状態で、円柱部32の先端面はカッター部受容孔14の内側に位置している。そして、円柱部32の先端面に固定された超硬チップ34のみが、先端ヘッド部13の側面から外側に突出している。その超硬チップ34は、底面が円柱部32の先端面と同じ円形をなした円形ドーム形状になっている。そして、超硬チップ34の底面が、例えば、工業用接着剤で円柱部32の先端面に固定されている。なお、本実施形態の円柱部32は、ハイス鋼で構成されている。
図2に示すように、リング支持筒22におけるリング装着部23には、その外側に弾性リング50が嵌合されて、その弾性リング50が機構部屋15に収容されている。弾性リング50は、例えば、工業用ゴムで構成され、断面溝形をなしてその溝開口が中心軸側に向けられている。即ち、弾性リング50は、タイヤ構造になっている。また、弾性リング50における1対の溝開口縁50M,50Mの内側には、リップ51が形成されている。
弾性リング50は、溝開口縁50M,50Mの外側部を、機構部屋15における軸方向の1対の対向面に密着させると共に、溝開口縁50M,50Mの内周面をリング装着部23の2箇所に密着させた状態になっている。また、前記したシャフト内流路40の先端開口45群は、リング装着部23のうち弾性リング50の溝開口縁50M,50Mが密着した1対のリング密着部の間に配置されている。これにより、先端開口45群が、弾性リング50の内側に開放すると共に、先端開口45群が弾性リング50によって閉塞されている。即ち、本実施形態では、本発明に係る「先端流体受圧部」が弾性リング50のみで構成されている。
弾性リング50の外周面には、各カッター部30の基端部が当接している。そして、弾性リング50は、通常は、カッター部30をカッター部受容孔14の外側に突出させた状態に維持し、カッター部30が外側から押圧されると、弾性リング50が弾性変形してカッター部30の内側への移動が許容されるようになっている。
本実施形態のバリ取り工具10の構成に関する説明は以上である。次に、このバリ取り工具10の作用効果について説明する。図5に示したワークWでは、第1の加工孔91を加工した後に、その第1の加工孔91と斜めに交差するように第2の加工孔92が加工された結果、第1と第2の加工孔91,92との交差部分で第1の加工孔91側にバリ93が突出している。このようなバリ93は、本実施形態のバリ取り工具10を用いて切除することができる。
そのためには、バリ取り工具10における回転シャフト11の基端部を図示しない回転駆動源の回転出力軸に取り付け、その回転出力軸の中心部からバリ取り工具10のシャフト内流路40に、加圧流体(例えば、圧縮エアー)を供給可能な状態にする。そして、バリ取り工具10を、第2の加工孔92から第1の加工孔91に向けて挿入して行く。このとき、例えば、第2の加工孔92の内面の途中部分にカッター部30による引っ掻き溝を付けたくない場合には、バリ取り工具10のシャフト内流路40への加圧流体の供給を停止しておく。また、バリ取り工具10の回転を止めた状態でバリ取り工具10を挿入していってもよい。
そして、第1と第2の加工孔91,92の交差部分の近傍にバリ取り工具10の先端ヘッド部13が到達したら、バリ取り工具10を回転させながら軸方向に往復動して第1と第2の加工孔91,92の境界部分にカッター部30を押し付ける。ここで、ワークWが例えば、アルミのように硬度が低い材料の場合には、シャフト内流路40への加圧流体の供給を停止するか、流体圧力を低くしておく。これにより、バリ93が除去された後に、ワークWの内面にカッター部30が押し付けられてもカッター部30がカッター部受容孔14内に没入し、ワークWの内面が過剰に切除される事態を防ぐことができる。
一方、ワークWが例えば、鋼材のように硬度が高い材料である場合には、その硬度に応じてシャフト内流路40への加圧流体の流体圧力を上げる。これにより、カッター部30がカッター部受容孔14内に没入し難くなり、通常では除去され難いバリ93を除去することができる。
このとき、本実施形態のバリ取り工具10では、加圧流体がバリ取り工具10から大量に排出されることはない。なぜなら、本実施形態のバリ取り工具10では、シャフト内流路40の先端開口45が、バリ取り工具10の内部で弾性リング50によって閉塞されているからである。これにより、加圧流体の消費量が従来に比べて減り、ランニングコストを抑えることができる。また、弾性リング50は、その弾発力に、シャフト内流路40内の流体圧力を加えた押圧力をカッター部30に付与して、カッター部30を外側に付勢することができる。これにより、上記したように、シャフト内流路40に流体を付与するか否かの切り替え又は、流体圧力の変更によって弾性リング50からカッター部30に付与する押圧力を適宜変更することができ、種々のバリ取り加工条件に対応することが可能になる。また、本実施形態では、弾性リング50を内側からリング支持筒22で支持しているので、安定した押圧力をカッター部30に付与することが可能になる。さらに、回転シャフト本体12から先端閉塞盤20を離脱させれば、機構部屋15内が外側に開放されるので、メンテナンスを容易に行うことができる。
[第2実施形態]
本実施形態のバリ取り工具10Aは、図6に示されており、リング支持筒22のうち弾性リング50Aの溝開口縁50M,50Mが密着する1対のリング密着部に、その弾性リング50Aの溝開口縁50M,50Mが凹凸係合した係合溝26,26を有する点が第1実施形態と異なる。その他の構成に関しては、第1実施形態と同じである。本実施形態のバリ取り工具10Aによれば、リング支持筒22の軸方向における弾性リング50の位置ずれが防がれると共に、リング支持筒22と弾性リング50Aとの間の密着度が増す。
[第3実施形態]
本実施形態のバリ取り工具10Bは、図7に示されており、弾性リング50Bが円筒状をなし、その両端部が、機構部屋15のうち軸方向で対向した第1と第2のリング端部当接面15A,15Bの間に挟持されている。この構成により、弾性リング50Bの構造が簡素化されて低コストで製造が可能になる。
[第4実施形態]
本実施形態は、図8〜図10に示されており、第3実施形態を変形したものである。具体的には、本実施形態のバリ取り工具10Cでは、図8に示すように、先端閉塞盤20Cからリング支持筒22が排除され、シャフト内流路40の先端開口45Cが、第1と第2のリング端部当接面15A,15Bのうち円筒軸部12A側の第2のリング端部当接面15Bの中心に開口している。そして、第2のリング端部当接面15Bのうちの先端開口45Cの回りに弾性リング50Cの一端面が当接している。なお、図9に示すように、カッター部受容孔14及びカッター部30が180度の間隔を空けた2箇所に設けられている点も第3実施形態と異なる。また、先端閉塞盤20Cには、工具係止凹部20Aに代えて角柱突部20Kを備えた点も、第3実施形態と異なる。その他の構成に関しては、第1実施形態と同じである。
本実施形態によれば、弾性リング50Cの内側にリング支持筒を備えずに弾性リング50Cを小径化し、バリ取り工具10Cの先端部における径方向のコンパクト化を図ることが可能になる。
[第5実施形態]
本実施形態は、図10〜図13に示されている。図10に示すように、本実施形態のバリ取り工具10Dの回転シャフト本体12に備えた先端ヘッド部13Dは、第1実施形態の回転シャフト本体12の先端ヘッド部13に比べて軸方向に偏平な形状をなしている。また、図13に示すように、先端ヘッド部13Dを軸方向から見ると正六角形になっている。そして、その正六角形の各辺の中心毎にカッター部受容孔14が形成されて、そこにカッター部30Dが受容されている。
本実施形態の弾性リング50Dは、先端閉塞盤20Dから突出した中心シャフト22Dを、それから離れた位置で囲んでいる。そして、図11に示すように、弾性リング50Dの軸方向の両端面が、機構部屋15Dの1と第2のリング端部当接面15A,15Bに摺動可能に密着している。また、弾性リング50Dの周方向を6等分する位置には円形の位置決め貫通孔52が形成されている(図12参照)。そして、カッター部30Dの基端面から突出したエンボス35が位置決め貫通孔52に嵌合されている。これにより、位置決め貫通孔52が閉塞されると共に、弾性リング50Dに対してカッター部30Dが位置決めされている。
本実施形態の構成によれば、位置決め貫通孔52とエンボス35との嵌合により、弾性リング50Dとカッター部30Dとの当接位置が安定し、カッター部30Dの挙動も安定する。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記各実施形態のバリ取り工具10,10A〜10Dは、カッター部30,30Dを複数備えていたが、カッター部を1つだけ備えた構成にしてもよい。
(2)前記各実施形態では、カッター部30は、カッター部受容孔14に嵌合することで往復動可能に支持されていたが、例えば、回動可能なレバーの先端部にカッター部を固定し、そのレバーの回動を伴ってカッター部がカッター部受容孔の内外方向に往復動する構成としてもよい。
(3)前記各実施形態では、回転シャフト11の側面からカッター部30が突出していたが、回転シャフトの端面からカッター部を突出させた構造にしてもよい。
(4)前記各実施形態の弾性リング50に代えて、シート構造や袋構造の弾性部材で先端開口45を塞ぎかつカッター部を押圧する構成にしてもよい。
10,10A〜10D バリ取り工具
11 回転シャフト
12 回転シャフト本体
12A 円筒軸部
13,13D 先端ヘッド部
14 カッター部受容孔
15,15D 機構部屋
15A 第1のリング端部当接面
15B 第2のリング端部当接面
20,20B,20C,20D 先端閉塞盤
22 リング支持筒
22D 中心シャフト
23 リング装着部
26,26 係合溝
30,30D カッター部
33S 段差ストッパ面
40 シャフト内流路
45,45C 先端開口
46 基端開口
50,50A〜50D 弾性リング
50M 溝開口縁
52 位置決め貫通孔
93 バリ
W ワーク

Claims (10)

  1. 回転シャフトの先端部の側面に開放したカッター部受容孔に、カッター部を受容して内外方向に往復動可能に支持し、前記回転シャフトが回転した状態で前記カッター部をワークに押し付けてバリを除去可能なバリ取り工具において、
    前記回転シャフトの先端部の内部に形成されて、前記カッター部受容孔が連通した機構部屋と、
    前記機構部屋に収容されて、前記回転シャフトの中心軸を囲む環状をなすと共に前記カッター部の基端部に当接し、通常は、前記カッター部を前記カッター部受容孔の外側に突出させた状態に維持し、前記カッター部が前記ワークから受けた力によって弾性変形して前記カッター部の内側への移動を許容するゴム製又は樹脂製の弾性リングと、
    前記回転シャフトの内部を軸方向に延び、前記回転シャフトの基端部の外面に開放した基端開口と、前記弾性リングの内側に開放した先端開口とを有し、前記基端開口から前記先端開口に向けて加圧流体を供給可能なシャフト内流路と、
    前記弾性リングを含み、前記シャフト内流路の前記先端開口を閉塞する先端流体受圧部とを備えたことを特徴とするバリ取り工具。
  2. 前記カッター部受容孔を複数設けて、共通の前記機構部屋に連通させると共に、前記カッター部を前記複数のカッター部受容孔に対応して複数設けて、共通の前記弾性リングに当接させたことを特徴とする請求項1に記載のバリ取り工具。
  3. 前記弾性リングは、断面溝形をなしてその溝開口が中心軸側に向けられ、
    前記機構部屋内には、前記弾性リングの内側を貫通し、前記弾性リングの溝開口縁が密着した1対のリング密着部を有するリング支持筒が設けられ、
    前記シャフト内流路は、前記リング支持筒の内部まで延びかつ前記先端開口が前記1対のリング密着部の間で前記弾性リングの溝内空間に向かって開口したことを特徴とする請求項1又は2に記載のバリ取り工具。
  4. 前記機構部屋に、前記回転シャフトの軸方向で対向しかつ平行に配置された第1リング端部当接面と第2リング端部当接面とを設けて、それらの間で前記弾性リングを軸方向で挟持し、前記弾性リングの基端側端面が当接した前記第1リング端部当接面のうち前記弾性リングとの環状当接領域の内側に、前記シャフト内流路の前記先端開口を開口させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のバリ取り工具。
  5. 前記弾性リングのうち前記カッター部との当接部分に位置決め貫通孔を形成し、前記位置決め貫通孔に前記カッター部の一部を嵌合して閉塞したことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のバリ取り工具。
  6. 前記回転シャフトは、回転シャフト本体と先端閉塞盤とを組み付けてなり、
    前記回転シャフト本体には、前記機構部屋と、その機構部屋を前記回転シャフト本体の前面に開放した部品受入口とが形成され、前記先端閉塞盤により前記部品受入口が閉塞されるように構成したことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1の請求項に記載のバリ取り工具。
  7. 前記カッター部受容孔の軸方向の途中又は、前記カッター部受容孔と前記機構部屋との境界部分には、前記回転シャフトの中心軸側を向いた待受ストッパ面が形成され、前記カッター部には、前記待受ストッパ面に当接する段差ストッパ面が形成されたことを特徴とする請求項6に記載のバリ取り工具。
  8. 前記弾性リングは、断面溝形をなしてその溝開口が中心軸側に向けられ、
    前記先端閉塞盤から前記機構部屋側に突出して前記弾性リングの内側を貫通し、前記弾性リングの溝開口縁が密着した1対のリング密着部を有するリング支持筒が設けられると共に、前記リング支持筒の先端部が前記回転シャフト本体に結合されて、前記リング支持筒の内側まで前記シャフト内流路が延び、
    前記シャフト内流路の前記先端開口は、前記リング支持筒のうち前記1対のリング密着部の間で前記弾性リングの溝内空間に向かって開口したことを特徴とする請求項6又は7に記載のバリ取り工具。
  9. 前記1対のリング密着部には、前記弾性リングの溝開口縁が凹凸係合した係合溝が形成されたことを特徴とする請求項8に記載のバリ取り工具。
  10. 回転シャフトの先端部の外面に開放したカッター部受容孔に、カッター部を受容して内外方向に往復動可能に支持し、前記回転シャフトが回転した状態で前記カッター部をワークに押し付けてバリを除去可能なバリ取り工具において、
    前記回転シャフトの先端部の内部に形成されて、前記カッター部受容孔が連通した機構部屋と、
    前記機構部屋に収容されて前記カッター部の基端部に当接し、通常は、前記カッター部を前記カッター部受容孔の外側に突出させた状態に維持し、前記カッター部が前記ワークから受けた力によって弾性変形して前記カッター部の内側への移動を許容するゴム製又は樹脂製の弾性部材と、
    前記回転シャフトの内部を軸方向に延び、前記回転シャフトの基端部の外面に開放した基端開口と、前記機構部屋内に開放した先端開口とを有し、前記基端開口から前記先端開口に向けて加圧流体を供給可能なシャフト内流路と、
    前記弾性部材を含み、前記シャフト内流路の前記先端開口を閉塞する先端流体受圧部とを備えたことを特徴とするバリ取り工具。
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