JP2011108758A - 高耐圧mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、高耐圧半導体装置 - Google Patents

高耐圧mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、高耐圧半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011108758A
JP2011108758A JP2009260350A JP2009260350A JP2011108758A JP 2011108758 A JP2011108758 A JP 2011108758A JP 2009260350 A JP2009260350 A JP 2009260350A JP 2009260350 A JP2009260350 A JP 2009260350A JP 2011108758 A JP2011108758 A JP 2011108758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
well
drain
mos transistor
source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009260350A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5434501B2 (ja
Inventor
Masashi Shima
昌司 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2009260350A priority Critical patent/JP5434501B2/ja
Publication of JP2011108758A publication Critical patent/JP2011108758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5434501B2 publication Critical patent/JP5434501B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/7833Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with lightly doped drain or source extension, e.g. LDD MOSFET's; DDD MOSFET's
    • H01L29/7835Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with lightly doped drain or source extension, e.g. LDD MOSFET's; DDD MOSFET's with asymmetrical source and drain regions, e.g. lateral high-voltage MISFETs with drain offset region, extended drain MISFETs
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66007Multistep manufacturing processes
    • H01L29/66075Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials
    • H01L29/66227Multistep manufacturing processes of devices having semiconductor bodies comprising group 14 or group 13/15 materials the devices being controllable only by the electric current supplied or the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched, e.g. three-terminal devices
    • H01L29/66409Unipolar field-effect transistors
    • H01L29/66477Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET
    • H01L29/665Unipolar field-effect transistors with an insulated gate, i.e. MISFET using self aligned silicidation, i.e. salicide

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

【課題】半導体基板上に他のCMOS素子と集積して形成される高耐圧MOSトランジスタの、工程数を抑制しながら、ドレイン耐圧特性を向上させる。
【解決手段】半導体基板21と、ゲート電極23と、第2の導電型のソース領域21Sと、第2の導電型のドレイン領域21Dと、ソースエクステンション領域21aと、ドレインエクステンション領域21bと、を含み、ソースエクステンション領域21aとドレインエクステンション領域21bとの間にはチャネル領域が形成され、ソース領域21Sおよびソースエクステンション領域21aの下方には第1のウェル21PWが、第1の導電型で、素子分離領域21Iの下端部を超える深さで形成され、第1のウェル21PWの下方には第2のウェル21DNWが第2の導電型で形成され、第1のウェル21PWおよび第2のウェル21DNWは、ドレインエクステンション領域21b、ドレイン領域21Dの下には形成されない。
【選択図】図4

Description

本発明は一般に半導体装置に係り、特に高耐圧トランジスタおよびその製造方法に関する。
高耐圧トランジスタは様々な出力用途に使われる。従来高耐圧トランジスタは単体のディスクリート素子の形で使われることが多かったが、最近では携帯電話やWiMAXなどの携帯情報機器用途において、RF回路の最終段にパワーアンプとして使われている。RF回路の最終段に使われる高耐圧トランジスタでは、特に高いドレイン耐圧が要求される。
一方、このような携帯情報機器では、高耐圧トランジスタを、典型的にはCMOS素子よりなる他の論理素子と集積化する要求が強くなっている。
特開2000−68500号公報 特開2003−168796号公報 特開平6−310717号公報 特開昭53−067373号公報 特開昭62−045175号公報 特開2002−270825号公報 米国特許公開2007/0212838号公報
高耐圧トランジスタをCMOSなど他の半導体素子とともに同一半導体基板上に集積化する場合、費用を低減するため、高耐圧トランジスタは例えば入出力用のCMOS素子の製造プロセスを大きく変更せずに、例えば入出力用のCMOS素子などと同時に製造できることが望ましい。一方、高耐圧トランジスタは従来6〜7Vのドレイン耐圧を有しているが、この従来のドレイン耐圧を超え、好ましくは10Vに達するドレイン耐圧を確保したいとの要望がある。
このような高耐圧トランジスタでは、特にオフ動作時にドレイン領域に高電圧が印加されるため、オフ耐圧特性が重要である。
高耐圧トランジスタを、CMOS素子と共に同一の半導体基板上に集積化する場合、CMOS素子のp型ウェルを形成するイオン注入の際に、同一のマスクを使って高耐圧トランジスタの下にもp型ウェルを形成するのが望ましいが、この場合には高耐圧トランジスタのオフ耐圧特性は、実質的にCMOS素子のものと同程度になってしまい、それ以上の向上は困難である。
図1は、従来の高耐圧nチャネルMOSトランジスタ10の構成を示す断面図である。
図1を参照するに前記高耐圧nチャネルMOSトランジスタ10は、シリコン基板11上に素子分離領域11Iにより画成された素子領域11Aに形成されており、前記素子領域11Aにはp型ウェル11PWが形成されている。
前記素子領域11A上には、前記シリコン基板11の表面にゲート絶縁膜12を介してゲート電極13が形成されており、前記ゲート電極13直下のチャネル領域11CHにはp型不純物により閾値制御ドープ領域11NVTが形成されている。
前記p型ウェル11PW中、前記チャネル領域11CHの第1の側にはn型不純物元素のドープによりn−型のソースエクステンション領域11aが形成され、また前記第1の側とは反対の第2の側には、同じn型不純物元素のドープにより、n−型のドレインエクステンション領域11bが形成されている。
前記ゲート電極13には前記第1の側に第1の側壁絶縁膜13W1が形成され、前記p型ウェル11PW中、前記第1の側壁絶縁膜13Wのさらに第1の側、すなわち前記第1の側壁絶縁膜13Wに対し前記チャネル領域11CHとは反対の側に、n+型のソース領域11Sが形成される。
また前記ゲート電極13には前記第1の側とは反対の第2の側に第2の側壁絶縁膜13Wが形成され、前記p型ウェル11PW中、前記第2の側壁絶縁膜13Wのさらに第2の側、すなわち前記第2の側壁絶縁膜13Wに対し前記チャネル領域11CHとは反対の側に、n+型のドレイン領域11Dが形成される。
図1の高耐圧トランジスタ10では高電界が発生するゲート電極ドレイン端における耐圧を確保するため、前記ゲート電極13のドレイン端とドレイン領域11Dとが離間されており、前記側壁絶縁膜13Wは、前記ゲート電極13のドレイン端から前記ドレイン領域11Dまでの間、前記ドレインエクステンション領域11bを、前記ゲート絶縁膜12を介して覆っている。
前記ゲート電極13上にはシリサイド層14Gが、また前記ソース領域11S上にはシリサイド層14Sが、さらに前記ドレイン領域11D上にはシリサイド層14Dが形成されている。その際前記シリサイド層14Gは、前記側壁絶縁膜13Wをパターニングして形成した開口部に形成されるが、パターニングがずれた場合でもゲート電極13のドレイン端側に形成されることがないよう、前記ゲート電極13Gの第1の側、すなわちソース領域11Sに寄せて形成されている。
ところでこのような高耐圧nチャネルMOSトランジスタ10を他の、例えば入出力回路を構成するCMOS素子などと共に同一のシリコン基板11上に低いコストで形成しようとすると、前記p型ウェル11PWはCMOS素子を構成するnチャネルMOSトランジスタのp型ウェルと同時に、同じマスクを使って形成するのが望ましい。しかし、この場合、形成されるp型ウェル11PWは、このような他のCMOS素子を構成するnチャネルMOSトランジスタのp型ウェルと同じ不純物濃度および深さに形成されることになるが、このような構造では、図1に囲んで示すn−型LDD領域11bとp型ウェル11PWとの間のpn接合において降伏が生じやすい問題がある。
図2は、図1中、線A−A’に沿った、前記シリコン基板11中におけるn型不純物元素(P:リン)とp型不純物元素(B:ボロン)の深さ分布を示すSIMSプロファイルである。
図2を参照するに、前記n−型LDD領域を構成するPは約100keVの加速エネルギで、また前記p型ウェルを構成するBは約150keVの加速エネルギでイオン注入され、基板11の表面から約250nm深さにおいて4×1017cm-3程度の不純物濃度で比較的急峻なpn接合が、前記図1に囲んで示した部分に対応して形成されている。
このような急峻なpn接合は、前記p型ウェル11PWが比較的高い不純物濃度を有するために生じるものであるが、前記ドレイン電圧が6〜7Vを超えて増大した場合、かかるpn接合は容易に降伏し、高耐圧MOSトランジスタのオフ耐圧を増大できない原因となっていた。
これに対し従来、図3に示すように前記p型ウェル11PWを形成する際のマスクを変形し、高耐圧MOSトランジスタの下では、前記p型ウェル11PWがソース領域11Sの下を除き、形成されないようにする構造が提案されている。ただし図3中、先に説明した部分には対応する参照符号を付し、説明を省略する。
しかしこのような構造の高耐圧MOSトランジスタでは、耐圧は向上するものの、高耐圧MOSトランジスタの動作に伴う電圧変動が、図3中に矢印で示すように素子分離構造11Iの下を通過してノイズとなって素子領域11Aの外に伝搬し、基板11上に形成されている他のトランジスタの動作に干渉する恐れがある。
一の側面によれば高耐圧MOSトランジスタは、素子分離領域により第1の素子領域を画成され第1の導電型を有する半導体基板と、前記第1の素子領域中、前記半導体基板の表面上にゲート絶縁膜を介して形成され、第1の側がソース側端を、前記第1の側に対向する第2の側がドレイン側端を形成するゲート電極と、前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ソース側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ソース側端に対向する第1の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ソース側端から第1の距離だけ離間して形成され、前記第1の素子分離領域部分まで延在する、前記第1の導電型とは逆導電型の第2の導電型のソース領域と、前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ドレイン側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ドレイン側端に対向する第2の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ドレイン側端から、前記第1の距離よりも大きい第2の距離だけ離間して形成され、前記第2の素子分離領域部分まで延在する前記第2の導電型のドレイン領域と、前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ソース領域のうち前記第1の素子分離領域部分に接する側に対向するソース領域先端部から前記ドレイン領域に向かって、前記ゲ―ト電極の前記ソース側端を第3の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ソース領域よりも低い不純物濃度を有するソースエクステンション領域と、前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ドレイン領域を包み、前記第2の素子分離領域部分から前記ソース領域に向かって、前記ゲ―ト電極のドレイン側端を、前記第3の距離よりも大きい第4の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ドレイン領域よりも低い不純物濃度を有するドレインエクステンション領域と、を含み、前記半導体基板中、前記ソースエクステンション領域と前記ドレインエクステンション領域との間にはチャネル領域が形成され、前記半導体基板中、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域の下方には第1のウェルが、前記第1の導電型で、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域に対し第1のpn接合を形成して、かつ前記素子分離領域の下端部を超える深さで形成され、前記第1のウェルの下方には第2のウェルが前記第2の導電型で、かつ前記第1のウェルとの間で第2のpn接合を形成して形成され、前記第1のウェルおよび前記第2のウェルは、前記ドレインエクステンション領域およびドレイン領域の下には形成されない。
他の側面によれば半導体集積回路装置は、上記のMOSトランジスタと、前記半導体基板上に形成されたCMOS素子と、を含む半導体集積回路装置であって、前記CMOS素子は、前記半導体基板上、前記素子分離領域により画成された第2および第3の素子領域にそれぞれ形成されたnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタを含み、前記nチャネルMOSトランジスタは、前記第2の素子領域に形成され前記第1の導電型を有する第5のウェルを含み、前記第5のウェルは、前記第1のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含み、前記pチャネルMOSトランジスタは、前記第3の素子領域に形成され前記第2の導電型を有する第6のウェルを含み、前記第6のウェルは、前記第3のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含む。
本発明によれば、高耐圧MOSトランジスタのドレイン領域およびドレインエクステンション領域直下に逆導電型のウェルが形成されないため、急峻なpn接合が形成されることがなく、pn接合の降伏を抑制でき、高耐圧MOSトランジスタのオフ耐圧が向上する一方、ソース領域およびソースエクステンション領域の直下には逆導電型のウェルを形成するため、ソース領域への半導体基板からのノイズの侵入が遮断される。
また本発明によれば、前記第1の浅いウェルを囲んで外側に、第2の浅いウェルおよびその下の深いウェルが形成されているため、前記高耐圧MOSトランジスタから前記半導体基板を伝って同一半導体基板上の他の素子、例えばCMOS素子へ漏れるノイズ、あるいは逆に入来するノイズを、前記第1の浅いウェルと第2の浅いウェルのpn接合により、遮断することが可能となる。かかる構成では、ドレイン領域およびドレインエクステンション領域から下方に放出されるノイズは遮断されないが、半導体集積回路中の他の素子に干渉するノイズは、主に半導体基板表面に沿って伝搬するノイズであるので、かかる構成により、高耐圧MOSトランジスタの動作が同一半導体基板上の他の素子におよぼすノイズ、あるいは他の素子が当該高耐圧MOSトランジスタに及ぼすノイズを、効果的に遮断することができる。
従来の高耐圧MOSトランジスタの例およびその問題点を示す図である。 図1中、線A−A’に沿ったP(リン)とB(ボロン)の深さ分布を示す図である。 図1の高耐圧MOSトランジスタの変形例およびその問題点を示す図である。 第1の実施形態による高耐圧MOSトランジスタの構成を示す図である。 図4の高耐圧MOSトランジスタ20のオフ耐圧特性を示す図である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの素子分離領域直下におけるウェル形成の様子を示す図である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その1)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その2)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その3)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その4)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その5)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その6)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その7)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その8)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その9)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その10)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その11)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その12)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その13)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その14)である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの製造工程を説明する図(その15)である。 第2の実施形態による高耐圧半導体素子の構成を示す図である。 図8中、素子分離領域直下におけるウェル形成の様子を示す図である。 図8の高耐圧半導体素子の一変形例を示す図である。 図4の高耐圧MOSトランジスタの一変形例を示す図である。
[第1の実施形態]
図4は、第1の実施形態による高耐圧MOSトランジスタ20の構成を示す。
図4を参照するに、前記高耐圧MOSトランジスタ20はnチャネルMOSトランジスタであり、B(ボロン)を7×1014cm-3〜3×1015cm-3の濃度で含み比抵抗が5Ωcm〜20Ωcmのp型シリコン基板21上に形成されている。ただし、以下の説明において導電型を反転させることによりpチャネル型の高耐圧MOSトランジスタを構成することも可能である。
前記シリコン基板21には深さが例えば0.25μm〜0.4μmのSTI型素子分離構造21Iにより素子領域21Aが画成されており、さらに前記素子分離領域21Iは前記シリコン基板21上に、前記素子領域21Aから離間して、前記p型シリコン基板21の電位制御のためのコンタクト領域21Cを画成する。
前記素子領域21Aでは前記シリコン基板21上に、膜厚が例えば6nmのシリコン酸化膜よりなるゲート絶縁膜22を介して、例えば幅Wが440nmのn+型ポリシリコンシリコンパタ―ンによりゲート電極23Gが形成されており、前記ゲート電極は、第1の側に側壁絶縁膜23WAが形成されたソース側端を、また前記第1の側に対向する第2の側に側壁絶縁膜23WBが形成されたドレイン側端を有する。
前記シリコン基板21中、前記素子領域21Aにおいて、前記ゲート電極23Gの前記ソース側端と前記素子分離領域21Iのうち前記ゲート電極のソース側端に対向する第1の素子分離領域部分21Iとの間には、前記ゲート電極23Gのソース側端から前記側壁絶縁膜23WAの厚さに対応する第1の距離dだけ離間してn+型のソース拡散領域が、前記第1の素子分離領域部分21Iまで延在して形成される。
さらに前記素子領域21Aでは前記シリコン基板21中、前記素子領域21Aにおいて前記ゲート電極23Gの前記ドレイン側端と、前記素子分離領域21Iのうち前記ゲート電極23Gのドレイン側端に対向する第2の素子分離領域部分21Iとの間に、前記ゲート電極23のドレイン側端から、前記シリコン基板21表面のうち前記側壁絶縁膜23WBに覆われた部分に対応する第2の距離dだけ離間してn+型ドレイン拡散領域が、前記第2の素子分離領域部分21Iまで延在して形成されている。ここで前記第2の距離d2は例えば180nmなど、前記第1の距離dよりも大きく設定されている。
さらに前記シリコン基板21中、前記素子領域21Aにおいて、前記ソース領域21Sのうち前記第1の素子分離領域部分21Iに接する側に対向するソース領域先端部21sから前記ドレイン領域21Dに向かって、前記ゲ―ト電極23Gのソース側端を第3の、わずかな距離dだけ超えて延在し、かつ前記ソース領域21Sよりも低い不純物濃度を有するn−型のソースエクステンション領域21aが形成されている。
さらに前記p型シリコン基板中、前記素子領域21Aには、前記ドレイン領域21Dを包み、前記第2の素子分離領域部分21Iから前記ソース領域21Sに向かって、前記ゲ―ト電極23Gのドレイン側端を、前記第3の距離dよりも大きい、例えば120nmに設定される第4の距離dだけ超えて延在し、かつ前記ドレイン領域21Dよりも低い不純物濃度を有するn−型のドレインエクステンション領域21bが形成される。
前記p型シリコン基板21中、前記ソースエクステンション領域21aと前記ドレインエクステンション領域21bとの間にはチャネル領域21CHが、例えば320nmのチャネル長Lgで形成されている。前記チャネル領域21CHには、例えばBなどのp型不純物元素により、閾値制御のためチャネルドープがなされている。
前記p型シリコン基板21中、前記ソース領域21Sおよび前記ソースエクステンション領域21aの下方にはp型の第1の浅いウェル21PWが、前記ソース領域21Sおよび前記ソースエクステンション領域21aに対し第1のpn接合を形成して、かつ前記素子分離構造21Iの下端部を超える深さで形成され、前記第1の浅いウェル21PWの下方にはn型の深いウェル21DNWが、n型の前記第1の浅いウェル21PWとの間で第2のpn接合を形成して形成される。一方、前記第1の浅いウェル21PWおよび前記深いn型ウェル21DNWは、前記素子領域21Aのうち、前記ドレインエクステンション領域21bおよびドレイン領域21Dの下の、ドレインエクステンション領域21bおよびチャネル領域21CHの一部を含む領域/21PWには形成されないことに注意すべきである。
前記第1の浅いウェル21PWは、Bなどのp型不純物により、前記p型シリコン基板21よりも高い不純物濃度でドープされている。
さらに図4の構成では、前記深いn型ウェル21DNWは前記第1の素子分離領域部分21Iの下を通って前記コンタクト領域21Cを超えて延在し、前記コンタクト領域21Cでは前記深いn型ウェル21DNWの上部に、前記p型の浅いウェル21PWが連続して形成されている。さらに前記コンタクト領域21Cでは、前記浅いウェル21PWの上部に、p+型の拡散領域よりなるオーミックコンタクト領域21SSが形成されている。
さらに前記ゲート電極23Gの表面には低抵抗シリサイド層24Sが、前記ソース領域21Sの表面には低抵抗シリサイド層24Sが、前記ドレイン領域21Dの表面には低抵抗シリサイド層24Dが、さらに前記オーミックコンタクト領域21SSの表面には低抵抗シリサイド層24SSが、例えばサリサイドプロセスにより形成されている。本実施形態でも前記シリサイド層24Gは前記ゲート電極23Gのドレイン側端に寄せて形成されている。
図4の構成によれば、高濃度ドレイン領域21Dがゲート電極23Gのドレイン側端から離間して形成されるため、高耐圧MOSトランジスタ20のオフ耐圧が向上する一方、前記ソース領域21Sは前記ゲート電極23Gのソース側端に近接して形成されており、低いソース抵抗が実現されている。また前記オーミックコンタクト領域21SSに電源電圧、例えば接地電圧を供給することにより、前記浅いウェル21PWおよび前記深いn型ウェル21DNWを介して前記シリコン基板21の電位を接地電位など所定値に固定することができ、外部の電圧変動が前記シリコン基板21を伝ってソース領域21Sに伝搬するのを遮断することができる。
その際、図4の実施形態では、前記第1の浅いウェル21PWおよび深いウェル21DNWが前記領域/21PWに形成されないため、前記n−型ドレインエクステンション領域21bは、前記領域/21PWにおいてp−型のシリコン基板21とpn接合を生じる。前記シリコン基板21中におけるp型不純物元素の濃度は、先にも記載したように7×1014cm-3〜3×1015cm-3程度であるため、pn接合におけるキャリア濃度勾配は低く抑制され、そのため前記図1の構成におけるような急峻なpn接合および狭い空乏層に伴う局所的な電界集中が回避され、高耐圧トランジスタ20のオフ耐圧特性がさらに向上する。すなわち図4の高耐圧MOSトランジスタ20ではドレインリーク電流が抑制され、RF信号増幅効率を改善することができる。
図5は、前記図4の高耐圧MOSトランジスタ20のオフ耐圧特性を示す図である。
図5を参照するに、Id,Is,Isub,Igは、それぞれゲート電圧Vgを0Vとした場合のドレイン電流、ソース電流、基板電流およびゲート電流であるが、ドレイン電圧Vdsが11V近傍に達するまで、降伏に伴うドレイン電流Idの急増は生じないことがわかる。
再び図4を参照するに、前記高耐圧MOSトランジスタ20では、前記第1の浅いウェル21PWが前記第1の素子分離領域部分21Iの直下にまで、また第2の素子分離領域部分21Iの直下にも形成されており、前記深いn型ウェル21DNWが前記第1の浅いウェル21PWの下を、前記第1の素子分離領域部分21Iの下を超えて前記コンタクト領域21Cを超えて延在しており、また前記第2の素子領域部分21Iの下を、前記第1の浅いウェル21PWの外側まで延在していることに注意すべきである。
前記深いn型ウェル21DNWの上には、前記素子分離領域部分21Iの外側(図4中左端)の素子分離領域21Iおよび素子分離領域部分21Iの直下において、n型の前記第2の浅いウェル21NWが形成されており、前記第2の浅いウェル21NWは前記第1の浅いウェル21PWを、水平面内で外側から囲む。
図6は、このような第2の浅いウェル21NWが第1の浅いウェル21PWを、前記素子分離領域部分21I,21I直下の深さ位置において外側から囲む様子を示す平面図である。ただし図6では前記ゲート電極23G,ソース領域21S,ドレイン領域21Dおよびコンタクト領域21SSの位置を、参考のため破線で重ねて示している。図面が複雑になるのを避けるため、前記素子分離領域21Iや素子分離領域部分21I,21Iは図示していない。
図6を参照するに、前記第2の浅いウェル21NWは前記第1の浅いウェル21PWを水平面、すなわち基板主面に平行な面内において外側から連続的に囲んでおり、間にはpn接合が形成される。また前記浅いウェル21PWは前記コンタクト領域21SSに電気的に接続されており、所定の、例えば接地電位に固定されているため、前記高耐圧MOSトランジスタ20が動作して大きな電圧変動が前記ドレイン領域21Dやドレインエクステンション領域21bに生じても、これがノイズとなって基板表面に沿って伝搬し、前記シリコン基板21上に形成された他の半導体装置やその他の素子の動作に干渉する問題が回避される。
次に、前記高耐圧MOSトランジスタ20の製造方法を、前記シリコン基板21上に同時にCMOS素子を構成するnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタを形成する場合について、図7A〜図7Oを参照しながら説明する。ただし以下の説明では、コンタクト領域21Cについては省略する。
図7Aを参照するに、前記シリコン基板21上には前記素子分離領域21Iにより、前記高耐圧MOSトランジスタ20の素子領域20Aの他に、前記nチャネルMOSトランジスタの素子領域21NMOSおよび前記pチャネルMOSトランジスタの素子領域21PMOSが画成されている。ここでは前記nチャネルMOSトランジスタおよびpチャネルMOSトランジスタは入出力トランジスタであり、CMOS素子を形成しているものとする。
次に図7Bの工程において前記素子領域21PMOSおよび前記素子領域21Aのうち、前記領域/21PW、さらに前記第2の素子分離領域部分21Iの一部を第1のレジストパターンRにより覆い、この状態でBを100keV〜200keVの加速電圧下、2×1013cm-2〜5×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21Aに前記第1の浅いウェル21PWを、下端が前記素子分離領域21Iの下端を超える深さに達するように形成する。同時に前記素子領域21NMOSにおいて、同様なp型ウェル21pwが同じくBにより、同じ不純物濃度で、同じ深さに形成される。また図7Bの工程では、前記浅いウェル21PWは、前記第2の素子分離領域21I2の下にも部分的に形成される。
次に図7Cの工程において前記素子領域21NMOSおよび前記素子領域21Aを第2のレジストパターンR2により覆い、この状態でP(リン)を300keV〜400keVの加速電圧下、2×1013cm-2〜5×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21PMOSにn型の前記第2の浅いウェル21nwを、前記第1の浅いウェル21PWと同様に下端が前記素子分離領域21Iの下端を超える深さに達するように形成する。その際、前記第2のレジストパターンRは前記素子領域21Aから前記第1および2の素子分離領域部分21I1および21I2のうち、前記第1の浅いウェル21PWが形成されている部分までしか覆っていないため、図7Cの工程では前記第第1および2の素子分離領域部分21I1および21Iの直下において、前記第2の浅いウェル21NWが前記n型ウェル21nwに連続して、前記第1の浅いウェル21PWを外側から囲むように形成される。
さらに図7Dの工程において前記素子領域21PMOSを第3のレジストパターンRにより覆い、この状態で例えばBを30keV〜40keVの加速電圧下、3×1012cm-2〜6×1012cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21Aに前記高耐圧MOSトランジスタ20のチャネルドープ領域21CHを、また前記素子領域21NMOSに前記nチャネルMOSトランジスタのチャネルドープ領域21Ntを形成する。
次に図7Eの工程において前記素子領域21NMOSおよび前記素子領域21Aを第4のレジストパターンRにより覆い、この状態で例えばAs(ヒ素)を100keV〜150keVの加速電圧下、1×1012cm-2〜3×1012cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21PMOSの表面部分に前記pチャネルMOSトランジスタのチャネルドープ領域21Ptを形成する。
次に図7Fの工程において前記シリコン基板21上に、前記高耐圧MOSトランジスタ20のドレインエクステンション領域21bの形成予定領域を除き前記素子領域21A,21NMOS,21PMOSを覆う第5のレジストパタ―ンR5を形成し、この状態で例えばPを50keV〜200keVの加速電圧下、1×1013cm-2〜3×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記n−型のドレインエクステンション領域21bを形成する。なおこのようにして形成されたn−型ドレインエクステンション領域21bと前記第2の素子分離領域部分21I2直下においてn型を有している第2の浅いウェル21NWとの間には、p型を有する前記第1の浅いウェル21PWが介在するため、前記ドレインエクステンション領域21bと前記第2の浅いウェル21NWとの間に短絡が生じることはない。
次に図7Gの工程において、前記シリコン基板21上に前記素子領域21NMOSおよび21PMOS、さらに前記素子領域21Aのうち前記領域/21PWを覆う第6のレジストパターンRを形成し、この状態でPを例えば600keV〜700keVの加速電圧下、1×1013cm-2〜3×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記第1および第2の浅いウェル21PWおよび21NWの下に、前記深いn型ウェル21DNWを形成する。その際、前記レジストパターンR6は、前記深いn型ウェル21DNWが前記高耐圧MOSトランジスタ20のドレインエクステンション領域21bから0.2μm程度離れるように形成するのが好ましい。
次に図7Gの構造を、導入した不純物元素を活性化するため例えば1000℃の温度で10秒間熱処理を行った後、図7Hの工程において、前記シリコン基板21の表面に熱酸化膜を例えば7nmの膜厚で形成し、さらにその上にポリシリコン膜を例えば100nmの膜厚で堆積する。
さらに、このようにして形成されたポリシリコン膜をその下の熱酸化膜共々パターニングすることにより、前記素子領域21A上に前記ゲート電極23Gを、前記素子領域21NMOS上に前記nチャネルMOSトランジスタのゲート電極23Nを、前記素子領域21PMOS上に前記pチャネルMOSトランジスタのゲート電極23Pを、それぞれゲート絶縁膜22を介して形成する。
次に図7Iの工程において前記シリコン基板21上に、前記素子領域21PMOS、および前記素子領域21Aのうち前記ドレインエクステンション領域21bを覆うレジストパターンRを形成し、この状態でPを例えば30keVの加速電圧下、1×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21Aにおいて前記ソースエクステンション領域21aを、また前記素子領域21NMOSにおいて前記ポリシリコンゲート電極23GNの両側に、前記nチャネルMOSトランジスタのソースエクステンション領域21cおよびドレインエクステンション領域21dを形成する。
さらに図7Jの工程において前記シリコン基板21上に、前記素子領域21Aおよび21NMOSを覆う第8のレジストパターンR8を形成し、この状態でBを例えば1keV〜2keVの加速電圧下、6×1013cm-2〜6×1013cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記ポリシリコンゲート電極23GPの両側に前記pチャネルMOSトランジスタのソースエクステンション領域21eおよびドレインエクステンション領域21fを形成する。
さらに図7Kの工程において前記シリコン基板21上に前記シリコン基板21の露出表面および前記ゲート電極23G,23GNおよび23GPの上面および側壁面を覆うように、厚さが10nmのシリコン酸化膜と厚さが30nmのシリコン窒化膜を積層した構造の絶縁膜をCVD法により形成し、さらにこれをエッチバックすることにより、前記ゲート電極23Gに前記側壁絶縁膜23WAおよび23WBを、前記ゲート電極23GNに側壁絶縁膜23WNを、前記ゲート電極23GPに側壁絶縁膜23WPを形成する。
さらに図7Kの工程では、前記素子領域21PMOSを第9のレジストパターンRにより覆い、この状態で前記素子領域21Aおよび21NMOSにPを例えば8keV〜10keVの加速電圧下、5×1015cm-2〜8×1015cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記素子領域21Aにおいて前記n+型ソース領域21Sおおよびn+型ドレイン領域21Dを、また前記素子領域21NMOSにおいて前記nチャネルMOSトランジスタのn+型ソース領域21gおよびn+型ドレイン領域21hを、前記側壁絶縁膜23WNのそれぞれ外側に形成する。なお図7Kの工程において前記側壁絶縁膜23WBは前記ゲート電極23Gから第2の素子分離領域部分21Iに向かって延在するシリサイドブロック領域23wbを含み、その結果、前記ドレイン領域21Dは前記ゲート電極23Gのドレイン側端から0.2μm程度離間した位置に形成される。
次に図7Lの工程において前記シリコン基板21上に前記素子領域21Aおよび21NMOSを覆う第10のレジストパターンR10を形成し、この状態でBを例えば4keV〜10keVの加速電圧下、4×1015cm-2〜6×1015cm-2のドーズ量でイオン注入し、前記側壁絶縁膜23WPの外側に前記pチャネルMOSトランジスタのp+型ソース領域21iおよびp+型ドレイン領域21jを形成する。
次に図7Mの工程において前記ゲート電極23Gおよびソース拡散領域21S,ドレイン拡散領域21D上にシリサイド領域24G,24Sおよび24Dをそれぞれサリサイド法で形成し、同時に前記ゲート電極23GN,23GP,ソース領域21g,21i,ドレイン領域21h,21j上にもシリサイド層24をそれぞれ形成する。
さらに図7Nの工程において前駆図7Mの構造上に層間絶縁膜25を形成し、図7Oの工程において前記層間絶縁膜25上に配線パタ―ン26を、前記ゲート電極23Gにビアプラグ261により、前記ソース領域21Sにビアプラグ262により、前記ドレイン領域21Dにビアプラグ263により接続されるように、また前記ゲート電極23GNにビアプラグ264により、前記ソース領域21gにビアプラグ265により、前記ドレイン領域21hにビアプラグ266により接続されるように、さらに前記ゲート電極23GPにビアプラグ267により、前記ソース領域21iにビアプラグ268により、前記ドレイン領域21jにビアプラグ269により接続されるように、前記ビアプラグ261〜269を形成することにより、同一のシリコン基板21上に前記高耐圧MOSトランジスタ20とCMOS素子を構成するnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタとを、同時に、マスク工程の追加を最小限に抑制して集積化することができる。
前記図10A〜10O〜のプロセスでは、図10Fおよび図10Gの工程以外は、前記高耐圧MOSトランジスタ20の製造工程と前記入出力用pチャネルMOSトランジスタおよびnチャネルMOSトランジスタの製造工程とが共用されているのがわかる。また共用されていない工程のうち、前記図7Gの工程、すなわち前記深いn型ウェル21DNWを形成することでいわゆるトリプルウェル構造を形成する工程は、混載素子の種類によっては、他の素子の製造工程と共用できる場合がある。
また図7Kのシリサイドブロック構造部23wbの形成は、他の例えば抵抗素子などの形成工程と兼用できれば、マスク工程の増加をもたらすことなく行うことができる。
[第2の実施形態]
図8は、本発明の第2の実施形態による高耐圧MOS素子40の構成を示す。
図8を参照するに、前記高耐圧MOS素子40は前記高耐圧MOSトランジスタ20を前記シリコン基板21上に2つ、対称的に配置した構成を有し、前記高耐圧MOSトランジスタ20の右側には、前記ゲート電極23Gおよびソース領域21Sに対応してそれぞれゲート電極23Gおよびソース領域21Sを有し、ドレイン領域21Dおよびドレインエクステンション領域21bを共有する別の高耐圧MOSトランジスタ20が、前記高耐圧MOSトランジスタ20に対して対称的に形成されている。
従って前記右側の高耐圧MOSトランジスタ201は、前記高耐圧MOSトランジスタ20のチャネル領域21CHに対応したチャネル領域21CH1と、前記高耐圧MOSトランジスタ20のソース領域21Sに対応したソース領域21Sと、前記高耐圧MOSトランジスタ20のソースエクステンション領域21aに対応したソースエクステンション領域21a1と、前記p型の第1の浅いウェル21PWに対応した第1の浅いウェル21PW1と、前記n型の第2の浅いウェル21NWに対応した第2の浅いウェル21NW1と、を有しており、また前記高耐圧MOSトランジスタ201のゲート電極23G1は、前記高耐圧MOSトランジスタ20のゲート電極23Gと同様に前記シリコン基板21との間にゲート絶縁膜22を有している。さらに前記ゲート電極23G1には、前記ゲート電極23の側壁絶縁膜23WAおよび23WBにそれぞれ対応して側壁絶縁膜23WAおよび23WBが、またシリサイド層24Gに対応してシリサイド層24G1が形成されている。
さらに前記高耐圧MOSトランジスタ201では、前記ソース領域21S1上に、前記高耐圧MOSトランジスタ20のソース領域21S上に形成されたシリサイド層24Sと同様なシリサイド層24Sが形成されている。
前記第1および第2のウェル21DWおよび21NW、さらに前記n型の深いウェル21DNWの形成がされない領域/21PWは前記高耐圧MOSトランジスタ20と高耐圧MOSトランジスタ201で共用され、前記領域/21PWに前記共用されるドレインエクステンション領域21bが形成され、前記ドレインエクステンション領域21bに包まれるように、やはり共用されるドレイン領域21Dが形成されている。前記ドレイン領域21Dの表面には前記シリサイド層24Dが形成されている。
図9は、前記図8の高耐圧MOS素子を、前記図6と同様な、前記素子分離領域部分21I直下の深さ位置で切った平面図である。
図9を参照するに、本実施形態においても前記領域/21PWを連続して囲んで、前記第1の浅いウェル21PWと第2の浅いウェル21NWによるpn接合が形成されており、かつ前記浅いウェル21PWの電位はコンタクト領域21SSにおいて固定されるため、前記高耐圧MOSトランジスタ20および20が動作することにより生じるノイズが前記シリコン基板21中を側方へと伝搬し、他の素子の動作に干渉する問題が解消される。
なお本実施形態による高耐圧MOS素子では、前記高耐圧MOSトランジスタ20と高耐圧MOSトランジスタ201が対称的に形成されているため、仮にゲート電極23Gおよび23Gが前記シリコン基板21中のパタ―ンに対して図中で左右にずれた場合でも、前記ゲート電極23とドレインエクステンション領域21bとのオーバーラップ長OWLおよびゲート電極23とドレインエクステンション領域21bとのオーバーラップ上OWLが相補的に変化し、全体の出力電流が不変に維持される好ましい特徴が得られる。
図10は、前記図8の高耐圧半導体素子40の一変形例による素子40Aを示す平面図である。ただし図10中、側壁絶縁膜23WA,23WBおよびシリサイド層24G,24S,24Dの図示は省略している。
図10を参照するに、本実施形態では前記図8のゲート電極23Gおよび23Gを、前記ドレイン領域21Dを回転対称中心とる対称形状の単一のゲート電極43Gにより形成しており、前記ゲート電極43Gと前記ドレイン領域21Dの間には単一のドレインエクステンション領域21bが、前記ドレイン領域21Dを囲んで形成されているのがわかる。前記ドレインエクステンション領域21bは、前記図8の断面図に対応して、破線21beで示した位置までゲート電極43Gの下を延在している。
また図10の変形例では、前記図8のソース領域21Sおよび21S1,さらに図示はしていないがソースエクステンション領域21aおよび21a1が、それぞれ単一の拡散領域を構成し、前記ゲート電極43Gの回りを連続的に囲んでいる。
本実施形態でも前記素子領域21Aの外側にp型ウェル21PWおよびn型ウェル21NWが形成されており、前記素子領域21Aの内部において発生した電圧変動がノイズとなってシリコン基板21中を基板表面に沿って伝搬し、集積化されている他の半導体装置に干渉を生じる問題が回避される。
なお、前記p型シリコン基板21の不純物濃度が先に説明したものよりもさらに低い場合には、前記図4の高耐圧MOSトランジスタ20を変形して、図11に示すように前記素子領域21Aの下部に、前記領域/21PWを含めて、前記第1の浅いウェル21PWよりもp型不純物濃度が低く、前記シリコン基板21よりはp型不純物濃度の高いウェル21P−を形成することも可能である。
なお以上の説明において各半導体層およびウェルの導電型を反転させることによりpチャネル高耐圧MOSトランジスタを構成することも可能である。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
(付記1)
素子分離領域により第1の素子領域を画成され第1の導電型を有する半導体基板と、
前記第1の素子領域中、前記半導体基板の表面上にゲート絶縁膜を介して形成され、第1の側がソース側端を、前記第1の側に対向する第2の側がドレイン側端を形成するゲート電極と、
前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ソース側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ソース側端に対向する第1の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ソース側端から第1の距離だけ離間して形成され、前記第1の素子分離領域部分まで延在する、前記第1の導電型とは逆導電型の第2の導電型のソース領域と、
前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ドレイン側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ドレイン側端に対向する第2の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ドレイン側端から、前記第1の距離よりも大きい第2の距離だけ離間して形成され、前記第2の素子分離領域部分まで延在する前記第2の導電型のドレイン領域と、
前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ソース領域のうち前記第1の素子分離領域部分に接する側に対向するソース領域先端部から前記ドレイン領域に向かって、前記ゲ―ト電極の前記ソース側端を第3の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ソース領域よりも低い不純物濃度を有するソースエクステンション領域と、
前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ドレイン領域を包み、前記第2の素子分離領域部分から前記ソース領域に向かって、前記ゲ―ト電極のドレイン側端を、前記第3の距離よりも大きい第4の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ドレイン領域よりも低い不純物濃度を有するドレインエクステンション領域と、を含み、
前記半導体基板中、前記ソースエクステンション領域と前記ドレインエクステンション領域との間にはチャネル領域が形成され、
前記半導体基板中、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域の下方には第1のウェルが、前記第1の導電型で、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域に対し第1のpn接合を形成して、かつ前記素子分離領域の下端部を超える深さで形成され、
前記第1のウェルの下方には第2のウェルが前記第2の導電型で、かつ前記第1のウェルとの間で第2のpn接合を形成して形成され、
前記第1のウェルおよび前記第2のウェルは、前記ドレインエクステンション領域およびドレイン領域の下には形成されないことを特徴とするMOSトランジスタ。
(付記2)
前記第1の素子領域を画成する素子分離領域の直下には、前記第1の素子領域の外側において、前記第2のウェルの上部に連続して、前記第1のウェルを外側から包む第3のウェルが、前記第2の導電型で形成されていることを特徴とする付記1記載のMOSトランジスタ。
(付記3)
前記第3のウェルは、前記半導体基板の表面に対し垂直方向から見た場合、前記第1のウェルを囲んで連続的に延在することを特徴とする付記2記載のMOSトランジスタ。
(付記4)
前記第3のウェルの下端部は、前記第1のウェルの下端部と実質的に同一の深さに形成されていることを特徴とする付記2または3記載のMOSトランジスタ。
(付記5)
前記第2のウェルは前記第1のウェルの下に、連続的に形成されていることを特徴とする付記1〜4のうち、いずれか一項記載のMOSトランジスタ。
(付記6)
前記ドレインエクステンション領域および前記ドレイン領域は、前記第1の素子領域中、前記第1の導電型を有し、前記の第1のウェルよりも不純物濃度の低い第4のウェル中に形成され、前記ドレインエクステンション領域および前記ドレイン領域は、前記第4のウェルとの間で第3のpn接合を形成することを特徴とする付記1〜5のうち、いずれか一項記載のMOSトランジスタ。
(付記7)
前記ドレインエクステンション領域および前記ドレイン領域は、前記半導体基板との間で第3のpn接合を形成することを特徴とすることを特徴とする付記1〜5のうち、いずれか一項記載のMOSトランジスタ。
(付記8)
付記1〜7のいずれか一項記載のMOSトランジスタと、
前記半導体基板上に形成されたCMOS素子と、を含む半導体集積回路装置であって、
前記CMOS素子は、前記半導体基板上、前記素子分離領域により画成された第2および第3の素子領域にそれぞれ形成されたnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタを含み、
前記nチャネルMOSトランジスタは、前記第2の素子領域に形成され前記第1の導電型を有する第5のウェルを含み、前記第5のウェルは、前記第1のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含み、
前記pチャネルMOSトランジスタは、前記第3の素子領域に形成され前記第2の導電型を有する第6のウェルを含み、前記第6のウェルは、前記第3のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
(付記9)
前記nチャネルMOSトランジスタおよびpチャネルMOSトランジスタは、それぞれのゲート絶縁膜を有し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲート絶縁膜および前記pチャネルMOSトランジスタのゲート絶縁膜は、前記MOSトランジスタのゲート絶縁膜と同一の組成および同一の厚さを有することを特徴とする付記8記載の半導体集積回路装置。
(付記10)
各々付記1〜7のうちいずれか一項記載のMOSトランジスタよりなる第1および第2のMOSトランジスタを、前記半導体基板上に前記ドレイン領域および前記ドレインエクステンション領域を共用して、対称的に配置したことを特徴とする半導体装置。
20,201 高耐圧MOSトランジスタ
21 シリコン基板
21A 素子領域
21CH チャネル領域
21S,21S1,41S ソース領域
21D ドレイン領域
21SS コンタクト領域
21I 素子分離領域
21PW p型の第1の浅いウェル
21NW n型の第2の浅いウェル
/21PW 第1の浅いウェルを形成しない領域
21DNW n型の深いウェル
21a ソースエクステンション領域
21b ドレインエクステンション領域
22 ゲート絶縁膜
23G、23G1,43G ゲート電極
23WA,23WB,23WA1,23WB1 ゲート側壁絶縁膜
24G,24S,24D シリサイド層
25 層間絶縁膜
26 配線パタ―ン
261〜269 ビアプラグ
40,40A 高耐圧半導体素子

Claims (5)

  1. 素子分離領域により第1の素子領域を画成され第1の導電型を有する半導体基板と、
    前記第1の素子領域中、前記半導体基板の表面上にゲート絶縁膜を介して形成され、第1の側がソース側端を、前記第1の側に対向する第2の側がドレイン側端を形成するゲート電極と、
    前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ソース側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ソース側端に対向する第1の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ソース側端から第1の距離だけ離間して形成され、前記第1の素子分離領域部分まで延在する、前記第1の導電型とは逆導電型の第2の導電型のソース領域と、
    前記半導体基板中、前記第1の素子領域において前記ゲート電極の前記ドレイン側端と、前記素子分離領域のうち前記ゲート電極の前記ドレイン側端に対向する第2の素子分離領域部分との間に、前記ゲート電極の前記ドレイン側端から、前記第1の距離よりも大きい第2の距離だけ離間して形成され、前記第2の素子分離領域部分まで延在する前記第2の導電型のドレイン領域と、
    前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ソース領域のうち前記第1の素子分離領域部分に接する側に対向するソース領域先端部から前記ドレイン領域に向かって、前記ゲ―ト電極の前記ソース側端を第3の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ソース領域よりも低い不純物濃度を有するソースエクステンション領域と、
    前記半導体基板中、前記第1の素子領域において、前記ドレイン領域を包み、前記第2の素子分離領域部分から前記ソース領域に向かって、前記ゲ―ト電極のドレイン側端を、前記第3の距離よりも大きい第4の距離だけ超えて延在し、前記第2の導電型で、かつ前記ドレイン領域よりも低い不純物濃度を有するドレインエクステンション領域と、を含み、
    前記半導体基板中、前記ソースエクステンション領域と前記ドレインエクステンション領域との間にはチャネル領域が形成され、
    前記半導体基板中、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域の下方には第1のウェルが、前記第1の導電型で、前記ソース領域および前記ソースエクステンション領域に対し第1のpn接合を形成して、かつ前記素子分離領域の下端部を超える深さで形成され、
    前記第1のウェルの下方には第2のウェルが前記第2の導電型で、かつ前記第1のウェルとの間で第2のpn接合を形成して形成され、
    前記第1のウェルおよび前記第2のウェルは、前記ドレインエクステンション領域およびドレイン領域の下には形成されないことを特徴とするMOSトランジスタ。
  2. 前記第1の素子領域を画成する素子分離領域の直下には、前記第1の素子領域の外側において、前記第2のウェルの上部に連続して、前記第1のウェルを外側から包む第3のウェルが、前記第2の導電型で形成されていることを特徴とする請求項1記載のMOSトランジスタ。
  3. 前記ドレインエクステンション領域および前記ドレイン領域は、前記第1の素子領域中、前記第1の導電型を有し、前記の第1のウェルよりも不純物濃度の低い第4のウェル中に形成され、前記ドレインエクステンション領域および前記ドレイン領域は、前記第4のウェルとの間で第3のpn接合を形成することを特徴とする請求項1または2記載のMOSトランジスタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項記載のMOSトランジスタと、
    前記半導体基板上に形成されたCMOS素子と、を含む半導体集積回路装置であって、
    前記CMOS素子は、前記半導体基板上、前記素子分離領域により画成された第2および第3の素子領域にそれぞれ形成されたnチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記nチャネルMOSトランジスタは、前記第2の素子領域に形成され前記第1の導電型を有する第5のウェルを含み、前記第5のウェルは、前記第1のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含み、
    前記pチャネルMOSトランジスタは、前記第3の素子領域に形成され前記第2の導電型を有する第6のウェルを含み、前記第6のウェルは、前記第3のウェルと同一の不純物元素を実質的に同一の濃度および深さで含むことを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 各々請求項1〜3のうちいずれか一項記載のMOSトランジスタよりなる第1および第2のMOSトランジスタを、前記半導体基板上に前記ドレイン領域および前記ドレインエクステンション領域を共用して、対称的に配置したことを特徴とする半導体装置。
JP2009260350A 2009-11-13 2009-11-13 Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、半導体装置 Expired - Fee Related JP5434501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260350A JP5434501B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009260350A JP5434501B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011108758A true JP2011108758A (ja) 2011-06-02
JP5434501B2 JP5434501B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=44231938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009260350A Expired - Fee Related JP5434501B2 (ja) 2009-11-13 2009-11-13 Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5434501B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013004687A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置の製造方法および半導体装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05267652A (ja) * 1991-10-15 1993-10-15 Texas Instr Inc <Ti> 電界効果トランジスタ
JPH07249760A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Matsushita Electron Corp 半導体装置の製造方法
JPH08181218A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Sony Corp 半導体装置とその製法
JPH10116983A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2000124450A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2002270825A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Hitachi Ltd 電界効果トランジスタ及び半導体装置の製造方法
JP2003224267A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JP2005116891A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2006156990A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd 半導体デバイスおよび半導体デバイスの製造方法
JP2008507140A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 フェアチャイルド・セミコンダクター・コーポレーション 非対称なヘテロドープされた高電圧のmosfet(ah2mos)
JP2009521131A (ja) * 2005-10-31 2009-05-28 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 半導体装置とその形成方法
JP2010186989A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05267652A (ja) * 1991-10-15 1993-10-15 Texas Instr Inc <Ti> 電界効果トランジスタ
JPH07249760A (ja) * 1994-03-08 1995-09-26 Matsushita Electron Corp 半導体装置の製造方法
JPH08181218A (ja) * 1994-12-21 1996-07-12 Sony Corp 半導体装置とその製法
JPH10116983A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置とその製造方法
JP2000124450A (ja) * 1998-10-13 2000-04-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP2002270825A (ja) * 2001-03-08 2002-09-20 Hitachi Ltd 電界効果トランジスタ及び半導体装置の製造方法
JP2003224267A (ja) * 2002-01-31 2003-08-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JP2005116891A (ja) * 2003-10-09 2005-04-28 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2008507140A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 フェアチャイルド・セミコンダクター・コーポレーション 非対称なヘテロドープされた高電圧のmosfet(ah2mos)
JP2006156990A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co Ltd 半導体デバイスおよび半導体デバイスの製造方法
JP2009521131A (ja) * 2005-10-31 2009-05-28 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 半導体装置とその形成方法
JP2010186989A (ja) * 2009-01-15 2010-08-26 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013004687A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Fujitsu Semiconductor Ltd 半導体装置の製造方法および半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5434501B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7902600B2 (en) Metal oxide semiconductor device
US7485925B2 (en) High voltage metal oxide semiconductor transistor and fabricating method thereof
TWI418032B (zh) 高電壓金屬介電質半導體電晶體
TWI382538B (zh) 金屬氧化物半導體電晶體結構
JP3337953B2 (ja) Soi・mosfet及びその製造方法
JP2012156388A (ja) Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置の製造方法
JP2006100404A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2010212636A (ja) 半導体装置及びその製造方法
CN101145580A (zh) 半导体装置及其制造方法
TWI392083B (zh) 半導體裝置
JP2007027622A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006253334A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5434501B2 (ja) Mosトランジスタおよび半導体集積回路装置、半導体装置
US8242007B2 (en) Semiconductor device formed using single polysilicon process and method of fabricating the same
KR101035578B1 (ko) 반도체 소자의 제조방법
TW202008584A (zh) 高壓元件及其製造方法
KR101034670B1 (ko) 트랜지스터 및 그의 제조 방법
JP5280121B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR101128707B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조방법
KR101175231B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조방법
KR101267889B1 (ko) 반도체 소자 및 그 제조방법
KR100671691B1 (ko) 바이폴라 트랜지스터의 제조 방법 및 이를 이용한 반도체소자의 제조 방법
JP2004303774A (ja) 半導体装置
JP2004297030A (ja) 半導体装置及びその製造方法、並びにその応用装置
US8138565B2 (en) Lateral double diffused metal oxide semiconductor device and method of making the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5434501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees