JP2011098534A - タイヤ搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ搬送における合流や分岐のためのタクト時間を短縮することができ、製造コストの上昇を招くことがないタイヤ搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送されてきたタイヤを異なる方向に移動させるためのフリーローラーが、ベルトの外周面から突出して多数配置されているベルトコンベアを備えている。フリーローラーのローラー軸の軸方向をベルトコンベアの進行方向とほぼ同方向に設定し、タイヤを進行方向に対して直角の方向に案内するガイド体を配置して、2本の並設された上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤを下流側コンベアに合流させる。タイヤの搬送方向と同方向の回転軸を有するフリーローラーを備えた第1のベルトコンベアと、鋭角の回転軸を有するフリーローラーを備えた第2のベルトコンベアとを並行して配置し、双方のベルトコンベアの速度を変更させることにより、上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤの搬送を分岐させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ搬送装置に関し、詳しくは、タイヤ搬送ラインにおいてタイヤの合流を行う合流装置や分岐を行う分岐装置が設けられたタイヤ搬送装置に関する。
タイヤの製造に際し、タイヤ搬送ラインにおいて、別々に搬送されてきたタイヤを合流させたり、搬送されてきたタイヤを別々に分岐させたりすることが行われており、そのための合流装置や分岐装置がタイヤ搬送装置に設けられている(特許文献1)が、近年、タイヤ搬送ラインをスピードアップして、生産性の向上を図ることが検討されている。
ここで、タイヤの合流につき、従来行われていた方法の概略を、図6に基づき説明する。図6は、従来の合流装置の概要を示す正面図である。図6において、Tはタイヤ、61、62は傾斜して上下2段に配置された上流側のタイヤ搬送コンベアであり、フリーローラーの回転によりタイヤが搬送されてくるように構成されている。63は下流側のタイヤ搬送コンベアであり、合流されたタイヤTをベルトコンベアにより先の工程へ搬送するように構成されている。また、64は、スイングコンベア、65は1本送り装置である。
上流側のタイヤ搬送コンベア61、62のそれぞれを搬送されてきた2本のタイヤTは、タイヤ搬送ライン終端部に設けられた1本送り装置65により、下流側のタイヤ搬送コンベア63に送られるが、このとき、上段のタイヤ搬送コンベア61にあったタイヤTは、前記1本送り装置65の先に設けられたスイングコンベア64を下降させることによりベルトコンベア63に合流させられる。
しかしながら、このような方法においては、スイングコンベア64を下降させる時間を要するため、搬送タクト時間の短縮を図るにも限界があり、5秒以下の搬送タクト時間が困難であった。
次に、タイヤの分岐につき、従来行われていた方法の概略を、図7に基づき説明する。図7は、従来の分岐装置の概要を示す平面図である。図7において、71はタイヤ分岐装置、74は上流側のタイヤ搬送コンベア、75、76は分岐されたタイヤを搬送する下流側のタイヤ搬送コンベアである。そして、72はタイヤの搬送方向と同じ方向に回転する駆動ローラーであり、73は上昇することによりタイヤの進行方向を分岐させるスイング装置である。
上流側のタイヤ搬送コンベア74を搬送されてきたタイヤは、分岐させず単に通過させる場合であれば、駆動ローラー72により、タイヤ分岐装置71を通過して、下流側のタイヤ搬送コンベア75に送られる。これに対して、分岐させる場合であれば、タイヤはタイヤ分岐装置71で一旦停止させられ、その後スイング装置73の上昇により分岐用の下流側のタイヤ搬送コンベア76に送られる。
しかしながら、このような方法において、分岐能力を向上させるためには、スイング装置73のスイング速度を上げる必要があるが、速度を上げるに伴いスイング装置への衝撃力が大きくなるため、故障や破損を招く恐れがあり、スイング速度の上昇には限界があった。
以上のように、従来の合流装置や分岐装置が設けられたタイヤ搬送装置では、タイヤ搬送ラインのスピードアップを図るにも限度があり、タクト時間を短縮することが困難であった。また、これらの装置は、スイングコンベアやスイング装置などを備えた複雑な構成となっているため、設備コストやランニングコストの面から製造コストを上昇させていた。
そして、タイヤ搬送ラインとしての必要能力を確保するためには、合流装置や分岐装置を増やしたり、アキュームレータコンベア等を設置したりすることが必要になり、初期投資や設置面積の増加(設備コストの増加)を招く。さらに、部品点数の増加に伴う修繕費用の増加や動力費用の増加(ランニングコストの増加)も見込まれる。
特開2003−63637号公報
本発明は、上記の問題に鑑み、タイヤ搬送における合流や分岐のためのタクト時間を短縮することができ、製造コストの上昇を招くことがないタイヤ搬送装置を提供することを課題とする。
本発明に係るタイヤ搬送装置は、
搬送されてきたタイヤを搬送方向と異なる方向に移動させるためのフリーローラーが、ベルトの外周面から突出して、全体に亘ってほぼ均等な密度で多数配置されているベルトコンベアを備えていることを特徴とする。
そして、前記のタイヤ搬送装置は、
前記ベルトコンベアが、2本の並設された上流側コンベアと、1本の下流側コンベアとの間に配置されて、前記上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤを前記下流側コンベアに合流させる合流コンベアであって、
前記フリーローラーのローラー軸の軸方向が、前記ベルトコンベアの進行方向とほぼ同方向に設定され、
前記ベルトコンベアには、前記上流側コンベアにより搬送されてきた前記タイヤを前記ベルトコンベアの搬送方向に対してほぼ直角の方向に案内するガイド体が配置されていることを特徴とする。
さらに、前記のタイヤ搬送装置は、
閉状態では前記上流側コンベア上に前記タイヤを待機させ、開状態では前記上流側コンベアから前記ベルトコンベア上に前記タイヤを搬入させるように構成された開閉手段が、2本の前記上流側コンベアのそれぞれに設けられており、
前記開閉手段は、前記ベルトコンベア上に前記タイヤを交互に搬入させるように制御されていることを特徴とする。
そして、前記のタイヤ搬送装置は、
前記ベルトコンベアが、上流側コンベア、下流側コンベアの間に配置されて、前記上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤを、前記下流側コンベアまたは前記ベルトコンベアの側方に配置された分岐用コンベアのいずれかに分岐させる分岐コンベアであって、
前記ベルトコンベアは、前記タイヤの搬送方向とほぼ同方向の回転軸を有するフリーローラーを備えた第1のベルトコンベアと、前記タイヤの搬送方向に対して鋭角の回転軸を有するフリーローラーを備えた第2のベルトコンベアとに分割されて並行して配置されており、
前記第1のベルトコンベアの速度と第2のベルトコンベアの速度を変更させることにより、前記上流側コンベアにより搬送されてきた前記タイヤの搬送が分岐されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、タイヤ搬送における合流や分岐のためのタクト時間を短縮することができ、製造コストの上昇を招くことがないタイヤ搬送装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態のタイヤ搬送装置における合流装置の概要を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態の合流装置の合流コンベアの概要を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の合流装置の上流側コンベアのタイヤ待機位置から合流コンベアにタイヤを送るタイミングを説明する図である。 本発明の第2の実施の形態のタイヤ搬送装置における分岐装置の概要を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態の分岐装置の概要を示す斜視図である。 従来の合流装置の概要を示す正面図である。 従来の分岐装置の概要を示す平面図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、以下の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
(第1の実施の形態)
本実施の形態は、合流装置を用いて2本の上流側コンベアによるタイヤの搬送ラインを合流させて下流側コンベアに向けて搬出するものである。以下、図面に基づいて本実施の形態の合流装置について説明する。
図1は、本実施の形態のタイヤ搬送装置における合流装置の概要を示す平面図である。図2は、本実施の形態の合流装置の合流コンベアの概要を示す斜視図である。図1に示すように合流装置1は、並設される第1の上流側コンベア21および第2の上流側コンベア22に設けられた1本送り装置1Aと、図1および図2に示すように第1および第2の上流側コンベア21、22と1本の下流側コンベア23との間に配置されている合流コンベア1Bとを備える。
はじめに、第1の上流側コンベア21および第2の上流側コンベア22からタイヤを送り出す1本送り装置1Aについて図1を用いて説明する。図1に示すように1本送り装置1Aは、第1および第2の上流側コンベア21、22で搬送されるタイヤTを1本ずつ交互に合流コンベア1Bに送り出すために設けられており、図1に示すように第1の上流側コンベア21および第2の上流側コンベア22のそれぞれに開閉手段4A、4Bと、タイヤTの存在を検知する光電管(検知手段の一例)5A、5Bとを備え、また図外の制御手段を備えている。
なお、各々の開閉手段4A、4Bは、閉状態で各々、第1の上流側コンベア21、第2の上流側コンベア22上にタイヤTを待機させ、開状態で待機させたタイヤTを送り出すための一対のストッパーアーム6A、6Bとこれらを開閉する図外の駆動手段を有している。
次に、合流コンベア1Bについて図2を用いて説明する。合流コンベア1Bは、ベルトコンベア2とベルトコンベア2の上側にガイド体4とを備え、ベルトコンベア2は、図2に示すように駆動スプロケット2Aと従動スプロケット2Bの間にベルト2Cを掛け渡して構成され、ベルト2Cの外周面に円柱状の小径のフリーローラー3がほぼ均等密度で多数配置されている。このようにフリーローラー3を配置したベルト2Cには、例えばInntralox社製のベルトを適用することができる。
フリーローラー3は、ベルト2Cに設けられた穴2D内に配置されて円柱の約1/2の半円柱部分がベルト2Cの表面から外側に突出している。フリーローラー3のローラー軸3Aは穴2Dの周縁部に取り付けられ、ローラー軸3Aの軸方向はベルトコンベア2の搬送方向とほぼ同方向に設定されている。合流コンベア1Bに送り出されたタイヤTは、このようなフリーローラー3の上に載せられた状態でベルト2Cによって搬送される。そして、フリーローラー3が双方向の矢印Rで示すように左右いずれの方向にも回転可能であり、このフリーローラー3が回転することにより、ベルトコンベア2で搬送中のタイヤは摩擦抵抗を受けることなく、ベルトコンベア2の幅方向(搬送方向とほぼ垂直の方向)にスムースに移動することができる。
ガイド体4は、第1および第2のガイド41、42からなり、第1のガイド41は第1の上流側コンベア21から送られたタイヤTをベルトコンベア2の中央に案内し、第2のガイド42は第2の上流側コンベア22から送られたタイヤTをベルトコンベア2の中央に案内する。ベルトコンベア2の下流側には、中央に下流側コンベア23が併設されており、ベルトコンベア2の中央に案内されたタイヤTは、下流側コンベア23に搬出される。
図3は、第1および第2の上流側コンベア21、22の待機位置から合流コンベア1BにタイヤTを送り出すためのタイミングを説明する図である。図3に示すように、まず開閉手段4Aを開状態として(このとき、開閉手段4Bは閉状態になっている)、第1の上流側コンベア21の待機位置からタイヤTを1本送り出す。送り出されたタイヤTが第1の上流側コンベア21の終端部を通過する時に、光電管5Aがこれを検知してオン信号を制御手段に出力して開閉手段4Aを閉状態にすると共に、開閉手段4Bを開状態にして第2の上流側コンベア22で待機するタイヤTを1本送り出す。
また、第2の上流側コンベア22の待機位置から送り出されたタイヤTが第2の上流側コンベア22の終端部を通過する時に、光電管5Bがこれを検知してオン信号を制御手段に出力して開閉手段4Bを閉状態にすると共に、開閉手段4Aを開状態にして第1の上流側コンベア21で待機するタイヤTを1本送り出す。
このように、1本送り装置1AによりタイヤTを第1の上流側コンベア21と第2の上流側コンベア22の待機位置から交互に1本ずつ送り出すことを繰り返すことにより、タイヤT同士をぶつからせることなく、2本のコンベアにより搬送されるタイヤTを合流コンベア1B上で合流させることができる。
第1の実施の形態の作用効果
(1)前記のように、フリーローラー3が回転することにより、タイヤTを迅速に合流させることが可能になる。このため、第1および第2の上流側コンベア21、22でのタイヤTの待機時間を短くすることができ、例えば、従来のスイングコンベアを用いた合流装置では、前記のように搬送タクト時間を5秒以下にすることは困難であるが、本実施の形態では2.5秒にまで短縮できる。
(2)また、合流させる際にタイヤTを横移動させるための駆動装置が不要になり、設備を簡素化できると共に省スペース化を図ることができる。
(3)そして、従来のスイングコンベアを用いた合流装置に比べて構成が複雑でないため、装置の寿命を延ばすことができ、また安全性が向上する。
(第2の実施の形態)
本実施の形態は、分岐装置を用いて上流側コンベアにより搬送されるタイヤTを迅速に分岐して搬出するものである。以下、図面に基づいて本実施の形態を説明する。
図4は、本実施の形態のタイヤ搬送装置における分岐装置の概要を示す平面図であり、図5は、本実施の形態の分岐装置の概要を示す斜視図である。図4に示すように分岐装置11は、上流側コンベア33と下流側コンベア34の間に設けられており、タイヤTの搬送方向の左右両側に分割して配置された第1および第2のベルトコンベア11A、11Bと、第2のベルトコンベア11Bのサイドに設けられたコンベア式又はローラー式の分岐用コンベア12と、第1および第2のベルトコンベア11A、11Bの搬送速度をインバータ制御するための図外の制御手段とを備えている。
第1のベルトコンベア11Aと第2のベルトコンベア11Bは、図5に示すようにそれぞれ個別の駆動スプロケット2Aと従動スプロケット2Bの間にベルト2Cを掛け渡して構成されており、搬送速度は個別に制御できる構成になっている。また、第1のベルトコンベア11Aと第2のベルトコンベア11Bのそれぞれのベルト2Cの外周面には、小径のフリーローラー3がほぼ均等密度で多数配置されている。
第2のベルトコンベア11Bのフリーローラー3のローラー軸3Aは、第1の実施の形態のベルトコンベア2と同様に、ベルトコンベア11Bのタイヤ搬送方向とほぼ同方向に設定され、第1のベルトコンベア11Aのフリーローラー3のローラー軸3Aの方向はベルトコンベア11Aの搬送方向と鋭角θをなすように設定されている。
そして、タイヤTを第1および第2のベルトコンベア11A、11Bに跨がせた状態で搬送し、タイヤTを分岐せずに下流側コンベア34に向けて搬送する場合には、第1および第2のベルトコンベア11A、11Bの搬送速度を同じ搬送速度に設定して搬送する。一方、タイヤTを分岐させる場合には、第1のベルトコンベア11Aの搬送速度を第2のベルトコンベア11Bの搬送速度よりも大きくすることにより、タイヤTを第1および第2のベルトコンベア11A、11B上で分岐方向に移動させて、分岐コンベア12に搬送する。
すなわち、フリーローラー3のローラー軸3Aがベルトコンベアの搬送方向と鋭角θとなるように設定されている第1のベルトコンベア11Aの搬送速度をローラー軸3Aがベルトの搬送方向と同方向に設定されている第2ベルトコンベア11Bの搬送速度よりも大きくすることによって、第1および第2のベルトコンベア11A、11Bに跨がせた状態で搬送中のタイヤTに対して第2のベルトコンベア11B側方向の力を作用させることができる。これにより、タイヤTは、図4に示すように第2のベルトコンベア11Bの側に振られることになる。タイヤTが第2のベルトコンベア11Bの側に振られる際には、その移動に伴って、ローラー軸3Aがベルトの搬送方向と同方向である第2のベルトコンベア11Bのフリーローラー3が回転し、タイヤTは分岐用コンベア12に向けて位置をずらせる。
上記において、ローラー軸3Aと第1のベルトコンベアの搬送方向とのなす角度θおよび第1のベルトコンベア11Aの搬送速度と第2のベルトコンベア11Bの搬送速度の速度差を調整することによりタイヤTの一部を所定の位置に設けられた分岐用コンベア12に載せることができる。そして、タイヤTの一部が分岐用コンベア12上に載ると、分岐用コンベア12によって引っ張られて分岐コンベア12に乗り移る。これにより、従来のスイングコンベアのような可動機構を用いることなく迅速に分岐を行うことができる。
第2の実施の形態の作用効果
(1)このように、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、フリーローラー3が回転することにより、迅速に分岐を行うことが可能になる。例えば、従来のスイングコンベアを備えた分岐装置では、1本の分岐に5.5秒を要しているのに対して本実施の形態の場合は、3秒に1本の分岐が可能となる。
(2)また、タイヤのような重量物を扱うにも拘わらず故障が少なく、設備停止時間を削減できる。また、構成が簡単であるため低コストである。
1 合流装置
1A、65 1本送り装置
1B 合流コンベア
2 ベルトコンベア
2A 駆動スプロケット
2B 従動スプロケット
2C ベルト
2D 穴
3 フリーローラー
3A ローラー軸
4 ガイド体
41 第1ガイド
42 第2ガイド
4A、4B 開閉手段
5A、5B 光電管(検知手段)
6A、6B ストッパーアーム
11 分岐装置
11A 第1のベルトコンベア
11B 第2のベルトコンベア
12 分岐用コンベア
21 第1の上流側コンベア
22 第2の上流側コンベア
23、34 下流側コンベア
33 上流側コンベア
61、62、74 上流側のタイヤ搬送コンベア
63、75、76 下流側のタイヤ搬送コンベア
64 スイングコンベア
71 タイヤ分岐装置
72 駆動ローラー
73 スイング装置
T タイヤ

Claims (4)

  1. 搬送されてきたタイヤを搬送方向と異なる方向に移動させるためのフリーローラーが、ベルトの外周面から突出して、全体に亘ってほぼ均等な密度で多数配置されているベルトコンベアを備えていることを特徴とするタイヤ搬送装置。
  2. 前記ベルトコンベアが、2本の並設された上流側コンベアと、1本の下流側コンベアとの間に配置されて、前記上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤを前記下流側コンベアに合流させる合流コンベアであって、
    前記フリーローラーのローラー軸の軸方向が、前記ベルトコンベアの進行方向とほぼ同方向に設定され、
    前記ベルトコンベアには、前記上流側コンベアにより搬送されてきた前記タイヤを前記ベルトコンベアの進行方向に対してほぼ直角の方向に案内するガイド体が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ搬送装置。
  3. 閉状態では前記上流側コンベア上に前記タイヤを待機させ、開状態では前記上流側コンベアから前記ベルトコンベア上に前記タイヤを搬入させるように構成された開閉手段が、2本の前記上流側コンベアのそれぞれに設けられており、
    前記開閉手段は、前記ベルトコンベア上に前記タイヤを交互に搬入させるように制御されていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ搬送装置。
  4. 前記ベルトコンベアが、上流側コンベア、下流側コンベアの間に配置されて、前記上流側コンベアにより搬送されてきたタイヤを、前記下流側コンベアまたは前記ベルトコンベアの側方に配置された分岐用コンベアのいずれかに分岐させる分岐コンベアであって、
    前記ベルトコンベアは、前記タイヤの搬送方向とほぼ同方向の回転軸を有するフリーローラーを備えた第1のベルトコンベアと、前記タイヤの搬送方向に対して鋭角の回転軸を有するフリーローラーを備えた第2のベルトコンベアとに分割されて並行して配置されており、
    前記第1のベルトコンベアの速度と第2のベルトコンベアの速度を変更させることにより、前記上流側コンベアにより搬送されてきた前記タイヤの搬送が分岐されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ搬送装置。
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