JP2011096104A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの操作頻度の低いキーについて操作性を損なわずに必要時に戸惑うことなく直ちに選択することができるようにした画像処理装置を提供すること。
【解決手段】 ログイン(ST2)後に,操作パネル部6に表示されたキーの操作があると(ST4),そのキーの操作回数nを計数し(ST5),ログイン回数m>m1(閾値)であると(ST7),次にn>n2(閾値)の判定(ST8)がYESならキーの表示形態を初期の表示に復帰させ(ST12),NOなら更にn1<n≦n2の判定(ST9)がYESならキーの表示形態を操作頻度「中」に応じた形態に変化させ(ST10),NOならキーの表示/非表示の選択画面を表示し(ST11),n=0(ST13)とした後,全てのキーについて判定が終了したら(ST14),m=0とした(ST15)後,次のログインまで待機し,まだなら次以降のキーについてST8以降の処理を繰り返す。
【選択図】 図2

Description

本発明は,ユーザの指示を操作入力するためのキーを画面に表示する機能を備えた画像処理装置に関し,特にユーザの操作頻度の低いキーの表示形態を変化させるように構成された画像処理装置に関する。
ユーザの指示を操作入力するためのキーを画面に表示するようにした装置として,例えばキーの操作頻度に応じてキーの表示形態を変更する操作キー装置がある(例えば,特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された操作キー装置は,ユーザからの操作入力を受け付けるキーを画面に表示するものにおいて,キーの使用頻度(操作頻度)を検出する手段と,検出された頻度に応じて,頻度の高いものは強調されるようにキーの表示形態を変更する手段とを備えたものである。
この特許文献1には,キーの表示形態の変更例として,使用頻度の低いキーは画面表示しないことにより相対的に頻度の高いキーを強調する点,より具体的には,キーの使用頻度(カウント値)がスレショルド値以下になると当該キーの画面表示を消して相対的に他のキーを目立たせる処理を行う点が記載されている。また,表示を消してしまったキーについては,その使用が必要な場合が生ずることに対処するため,「少頻度表示」キーを表示し,当該キーを選択することにより,消去されたキーを表示する点も記載されている。
特開2003−280782号公報
上記特許文献1に記載された発明は,ユーザの実際の使用状況を反映してキー自体の表示形態を変更することにより,ユーザが必要なキーを容易に見付けだすことができるようにすること,またユーザの使用状況を反映してキー自体の表示形態を変更することにより,ユーザが必要なキーを誤りなく操作することができるようにすることを目的とし,そのような目的を達成するために,基本構成として使用頻度の高いキーは強調されるようにキーの表示形態を変更することとしている。
使用頻度の高いキーを強調する例として,使用頻度の低いキーは画面表示しないことが記載されているだけで,表示消去以外については何ら記載されていない。仮に,使用頻度の低いキーの表示を消去すると,次にユーザがそのキーを使用する場合に,キーがどこにあるのか戸惑うことが起こり得る。
すなわち,特許文献1には,消去されたキーの復活表示が「少頻度表示」キーの選択により可能である点が記載されているが,そのことを理解しているユーザであれば,操作に戸惑わずに「少頻度表示」キーを選択することで消去されたキーを再表示させることができるが,そのことを知らないユーザの場合は,消去されたキーを再表示させるために直ぐに「少頻度表示」キーを選択するとは限らず,消去されたキーを探すのに他のキーを操作してしまったり,消去されたキーがどこにあるのか他のユーザに聞いたりし,結局,操作にまごつくことになり易い。
この発明は,そのような問題点に着目してなされたもので,ユーザの操作頻度の低いキーについては目立たないようにして,相対的に操作頻度の高いキーを強調表示すると共に,操作頻度の低いキーについても,操作性を損なわずに必要時に戸惑うことなく直ちに選択することができるようにした画像処理装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために,本発明の画像処理装置は,ユーザの指示を操作入力するためのキーを画面に表示するキー表示手段と,キー表示手段に表示されたキーの操作頻度を検出するキー操作頻度検出手段と,キー操作頻度検出手段により検出されたキーの操作頻度の低下に応じて,キー表示手段に表示される当該キーの表示形態を変化させるキー表示形態変更手段と,を備えるものである。
この画像処理装置において,キー表示形態変更手段は,より具体的には,キーの表示形態を,表示輝度を低下させること,表示色を視認し難い表示色に変化させること,画面端へ移動させること,表示を小サイズへ変化させること,分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示すること,2つ以上の表示のオーバーラップ表示において2層目以降に表示すること,表示枠を細くすること,から選ばれるいずれか1つ,又はそれらから選ばれる2つ以上の組合せに変化させるものである。
又は,キー表示形態変更手段は,操作頻度の低下したキーについて,当該キーの表示/非表示のいずれかを選択させる表示を行うものである。この場合,ユーザに対して操作頻度の低下したキーの表示/非表示を提示し,いずれかを選択させることで,特許文献1のように直ちに表示を消去するのに比べて,ユーザへの配慮がなされ,キーの操作性を含む装置の使い勝手がより良好となる。
キー表示形態変更手段は,上記の通りキーの表示形態を上記種々の形態に変化させる場合,或いはキーの表示/非表示のいずれかを選択させる場合のいずれでも,キーの表示形態を段階的あるいは連続的に変化させるものであることが好ましい。
例えば,以下の実施形態にも記載するように,キーの操作頻度について予め低頻度,中頻度,高頻度を判定するための閾値を設定しておき,ログイン回数が予め設定した閾値を超えたときに頻度判定を行い,各頻度に応じたキーの表示形態とする。つまり,高頻度のときはよく使用するキーであると判断し,キーの表示形態を初期の表示形態に戻し,中頻度のときはほどほどに使用するキーであると判断し,キーの表示形態を上記種々の形態に変化させ,低頻度のときは殆ど使用しないキーであると判断し,キーの表示/非表示のいずれかを選択させるようにする。
なお,画像処理装置は例えば画像形成装置(プリンタ)である。
請求項1記載の発明によれば,ユーザの操作頻度の低いキーについても操作性を損なわずに必要時に戸惑うことなく直ちに選択することができる。
請求項2記載の発明によれば,キーの表示形態が通常の場合に対して変化しているので,その変化によりユーザはどのキーが操作頻度が低いか一目で認識できる。
請求項3記載の発明によれば,操作頻度の低下したキーの表示をいきなり消去するのに比べて,ユーザへの配慮がなされ,キーの操作性がより良好となり,装置の使い勝手も良くなる。
実施形態に係る画像処理装置の全体の概略構成ブロック図である。 同画像処理装置においてキーの表示形態を変化させる処理手順を示すフロー図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(表示輝度を低下させること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(表示色を視認し難い表示色に変化させること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(画面端へ移動させること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(表示を小サイズへ変化させること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示すること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(2つ以上の表示のオーバーラップ表示において2層目以降に表示すること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(表示枠を細くすること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(画面端へ移動させること+表示を小サイズへ変化させること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(表示を小サイズへ変化させること+分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示すること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部に画面表示されたキーの表示形態の変化(画面端へ移動させること+表示枠を細くすること)を示す概略画面図である。 同画像処理装置における操作パネル部の表示形態として,操作頻度の低下したキーについて当該キーの表示/非表示のいずれかを選択させる表示を示す概略画面図である。
以下,実施の形態により,この発明を更に詳細に説明する。
その実施形態に係る画像処理装置の全体の概略構成ブロック図を図1に示す。この画像処理装置は,スキャナ機能,ファクシミリ機能,コピー機能を備えたいわゆる複合機として構成したものである。
図1において,制御手段としてのCPU(中央処理装置)1は,この複合機全体を制御する。また,CPU1は,下記の操作パネル部6に画面表示されたキーの操作頻度(キー操作回数)を検出するキー操作頻度検出機能,ログイン回数を検出する機能,ログイン回数が予め設定した閾値を超えたかどうか判定する機能,キー操作回数と予め設定した頻度判定のための閾値との比較によりキーの操作頻度が高・中・低のいずれであるか判定する機能等を有する。
このCPU1には,NCU(Network Control Unit)2,MODEM3,スキャナ4,表示制御部5,キー表示手段としての操作パネル部6,ROM7,RAM8,画像メモリ9,CODEC(符号化・復号器:Coder and Decoder)10,画像形成装置としてのプリンタ11がバス12を介して接続されている。
NCU2は,CPU1により制御されて,一般公衆電話回線網(PSTN)13と当該複合機との接続を制御するとともに,通信相手の電話番号に応じたダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を有する。MODEM3は,送受信データの変復調,具体的には本来はデジタル信号である送信データをアナログの音声信号に変調してNCU2を介して回線網13に送出し,また逆に回線網13からNCU2を介して受信したアナログの音声信号をデジタル信号に復調する。スキャナ4は,例えばCCDイメージセンサ等により原稿画像の読み取りを行う。
表示制御部5は,当該複合機の各種設定値及び現状態を踏まえて表示情報を構築し操作パネル部6に画面表示させる。
操作パネル部6は,ここではタッチパネル方式の画面表示を有するものであり,ユーザの指示を操作入力するためのキーを画面に表示するキー表示機能を有し,ユーザが画面に表示される各種キーに触れることにより指示が入力される。操作パネル部6の画面に表示される各種キーのうち,表示形態の変化対象となるキーとしては具体的には例えば,スキャナ機能を使用するための「スキャナ」キー,ファクシミリ機能を使用するための「ファックス」キー,コピー機能を使用するための「コピー」キー,コピーの場合の「枚数」キー,「濃度」キー,「倍率」キー,「片面→片面」キー,「片面→両面」キー,「両面→両面」キー,「両面→片面」キーである。
これらの各種キーを表示する画面が,本発明における「画面」の一例である。
勿論,操作パネル部6の表示画面は,タッチパネル方式の代わりに,画面に表示されたボタンやアイコン等のキーをポインティング・デバイスにより指示入力するものであってもよい。
なお,相手先の電話番号やFAX番号等を入力するためのテンキー,電話番号やFAX番号をワンタッチで呼び出すワンタッチキー,スキャナ/ファックス/コピーの動作等の停止を指示するストップキー等のキーは,操作パネル部6の適所に配置される。
ROM7は,この複合機全体の動作を制御するためのプログラム等を予め記憶してある。このROM7は,ユーザ毎のログイン回数,操作パネル部6に画面表示されたキーのうち表示形態の変化対象となるキーの操作頻度(操作回数n),表示形態を上記各キーの操作頻度に応じて変化させるか否かのトリガとなるログイン回数の閾値m1,操作頻度に応じて表示形態をどのように変化させるかの判定基準となる操作回数の閾値n1,n2(n1<n2)等を記憶するデータ管理部7aを有する。
閾値m1はユーザ毎に或る程度十分な利用(操作頻度)を見込んだ場合の設定値であり,ユーザ毎に異なる値であるのが好ましい。つまり,ヘビーユーザの場合は大きい閾値に設定し,ライトユーザの場合はそれよりも小さい閾値に設定しておくのが都合よい。これは,仮にヘビーユーザの場合に小さい閾値を設定しておくと,表示形態の変化が頻繁に起こり,却って操作性が悪くなることが起こり得るからである。反対に,ライトユーザの場合に大きい閾値を設定すると,表示形態の変化が滅多に起こらないため,操作頻度の低いキーと高いキーがいつまでも同じ表示形態のままとなることがあり,これも操作性が悪くなるからである。なお,この実施形態において,操作頻度とは,単位ログイン回数m1当たりの操作回数nをいう。但し,単位期間当たりの操作回数でもよい。
閾値n1,n2(n1<n2)については,2つの閾値n1,n2を設定することで,後述するようにn>n2のときは操作頻度が高,n1<n≦n2のときは操作頻度が中,n≦n1のときは操作頻度が低と,3段階に分けてそれぞれの段階に応じて表示形態を変化させることができる。勿論,閾値を3つ以上設定し,より多段階(閾値が多くなるに従い実質上連続的となる)に分けることも可能である。また,閾値n1,n2も,閾値m1と同じ理由からユーザ毎に設定可能であることが望ましい。
RAM8は,CPU1による制御に必要なデータ及び制御動作時に一時記憶が必要なデータ等を記憶する。例えば,後述するユーザ毎のログイン回数,操作パネル部6に画面表示されたキーのうち表示形態の変化対象となるキーの操作頻度(操作回数n)などのデータが記憶される。画像メモリ9は,スキャナ4が読み取って光電変換された画像データを記憶し,また外部から回線網13とMODEM3を介して受信した画像データも記憶する。CODEC10は,画像メモリ9に記憶された送信すべき画像データを符号化し,また受信した画像データを復号してエラーを検出した後,再度符号化して画像メモリ9に記憶する。プリンタ11は,例えば電子写真式のものであり,CCD(Charge Coupled Device),感光ドラム,転写ローラ,定着器等で構成され,露光,現像,転写,定着により,画像を用紙に形成する。
次に,このように構成した複合機において,操作パネル6に設けられた前記画面に表示されたキーの表示形態を変化させる処理手順について,図2のフロー図を参照して説明する。ここにST1,ST2…は,処理手順(ステップ)の識別符号である。
まずステップST1では,初期設定としてキーの操作回数n=0,ログイン回数m=0とする。この初期設定は,例えば当該複合機を設置して電源をONにしたときに実行される。
次のステップST2においては,ユーザが例えばログ名とログパスワードを入力することで,予め当該複合機に登録されたユーザとの認証が行われ,ログ名とログパスワードが一致すればユーザに使用が許可される。ログイン後,ステップST3において,そのユーザのログイン回数mを計数する。すなわち,m=m+1とする。
ステップST4においては,ログインしたユーザが操作パネル部6の画面に表示されたキーを操作したか判定し,何らかのキー操作が有るまで待機する。キー操作が有ると,判定YESとなり,ステップST5に移行する。
ステップST5においては,ユーザが操作したキーの操作回数nを計数する。すなわち,n=n+1とする。その後,ステップST6において,そのキー操作に係る処理を実行する。例えば,「ファックス」キーを操作したなら,ユーザが指定したFAX番号先に原稿画像を送信する。
続いてステップST7においては,ログイン回数mがキーの表示形態を変化させるか否かのトリガとなる予め設定した閾値m1よりも大きいかどうか判定する。この判定がNO(m≦m1)のときは,まだキーの表示形態を変化させるには至っていないと判断し,ステップST2に戻り,当該ユーザの次のログインを待つ。
これに対して,判定がYES(m>m1)のときは,キーの表示形態を変化させる程度に当該ユーザがログインしたと判断し,ステップST8に移行する。ステップST8においては,ステップST4で操作したキーを含む表示形態の変化対象である各キーの操作回数nが予め設定した閾値n2よりも大きいかどうか判定する。このように,この実施形態では,所定の回数(m1)ログインしたときに,あるキーの操作回数nが予め設定した閾値n2を超えているか否かによって,操作頻度の高低を判断している。この判定がYES(n>n2)のときは,当該キーの操作頻度が高であり,当該キーの表示形態を変化させる必要はないと判断し,ステップST12に移行する。
ステップST12においては,当該キーの表示を初期の表示に復帰させる。この場合,当該キーの表示が初期の表示のままであるときは,当該キーの表示形態は何も変化しない。その後,新たに始まる単位ログイン回数中における操作回数を計算するために,ステップST13において,当該キーの操作回数nを0に設定する。そして,ステップST14において,全てのキーについて操作頻度の判定が終了したか判定し,YESなら,ステップST15において,新たなログイン回数を計算すべく,当該ユーザのログイン回数mを0に設定し,ステップST2に戻り,当該ユーザの次のログインを待つ。ステップST14の判定がNOなら,ステップST8に戻り,次以降のキーについて操作頻度の判定処理を続ける。
一方,ステップST8の判定がNO(n≦n2)のときは,ステップST9に移行する。ステップST9においては,次に当該キーの操作回数nが閾値n1よりも大きく,閾値n2以下であるかどうか判定する。この判定がYES(n1<n≦n2)のときは,当該キーの操作頻度が中であり,当該キーの表示形態を変化させる必要があると判断し,ステップST10に移行する。
ステップST10においては,当該キーの表示形態を,表示輝度を低下させること,表示色を視認し難い表示色に変化させること,画面端へ移動させること,表示を小サイズへ変化させること,分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示すること,2つ以上の表示のオーバーラップ表示において2層目以降に表示すること,表示枠を細くすること,から選ばれるいずれか1つ,又はそれらから選ばれる2つ以上の組合せに変化させる。これについては後掲する。
ステップST9の判定がNO(n≦n1)のときは,当該キーの操作頻度が「低」であり,当該キーの表示形態を変化させる必要があると判断し,ステップST11に移行する。ステップST11においては,操作頻度が「低」になったキーについて,当該キーの表示/非表示のいずれかを選択させる画面表示を行う。これについても後掲する。
ステップST10の表示形態を変化させる処理,又はステップST11の表示/非表示のいずれかを選択させる処理が終了すると,ステップST13において,前述のように当該キーの操作回数nを0に設定する。そして,ステップST14において,全てのキーについて操作頻度の判定が終了したか判定し,YESなら,ステップST15において,当該ユーザのログイン回数mを0に設定し,ステップST2に戻り,当該ユーザの次のログインを待つ。ステップST14の判定がNOなら,ステップST8に戻り,次以降のキーについて操作頻度の判定処理を続ける。
上記処理において,キーの表示形態の変化をまとめると,操作頻度が「高」のときは,初期の表示に復帰させ(初期の表示のままの場合は表示形態は変化させない)(ST12),操作頻度が「中」のときは,表示形態を上記複数の形態から選ばれる1つの形態又は2つ以上を組合せた形態に変化させ(ST10),操作頻度が「低」のときは,表示/非表示のいずれかを選択させる(ST11)ようにしている。
また,キーの表示形態が操作頻度「中」の判定により変化し,次回以降にステップST7の判定がYESであるときに操作頻度「低」の判定となった場合は,操作頻度「中」により表示形態を変化させたキーの表示/非表示のいずれかを選択させることになる。このとき,キーの表示を続けるのであれば,操作頻度「中」での表示形態が継続することになる。又は,操作頻度「低」によりキーの非表示が選択された後,次回以降にステップST7の判定がYESであるときに操作頻度「中」の判定となった場合は,そのキーの表示が操作頻度「中」の表示形態で自動的に復活する。更に,キーの表示形態が操作頻度「中」により変化した後,次回以降にステップST7の判定がYESとなることにより操作頻度「高」の判定となった場合は,そのキーの表示が初期の表示に復帰する。或いは,操作頻度「低」によりキーの非表示が選択された後,次回以降にステップST7の判定がYESであることによって操作頻度「高」の判定となった場合は,そのキーの表示が初期の表示形態で復活することになる。
このように,キーの操作頻度に応じて,表示形態が変化したり,表示/非表示を選択させたり,一度変化した表示が復帰したり,非表示のキーが初期の表示状態で復活したりと,キーの表示形態が切り替わるので,よく使うキーが目立ち,使われないキーが視覚に強い印象を与えなくなる。従って,ユーザにとっては画面に表示されたキーの表示形態から,そのキーの操作頻度を認識することができるよく使うキーだけにユーザの注意が向けられ,キー操作に疲労を感じない表示装置が提供される。勿論,操作頻度の低下したキーの表示をいきなり消去するのではなく,ユーザに対して表示/非表示を選択させるので,ユーザへの配慮がなされ,キーの操作性がより良好となり,装置の使い勝手も良くなる。
上記ステップST10における表示形態を変化させる処理は,例えば図3〜図12に示すようなものである。但し,図3〜図12において,上図がキーの表示形態の変化前(初期の表示)の画面を示し,下図が変化後の画面を示す。
まず図3は,操作パネル部6に画面表示されたキーの表示形態の変化として,その表示輝度を低下させる例を示す。ここでは,「スキャナ」キーが操作頻度「中」となったので,「スキャナ」キーの表示輝度を低下させてある。この場合,表示輝度の低下した「スキャナ」キーが画面に残っているので,操作頻度の低下した「スキャナ」キーを直ちに消去するのに比べて,当該ユーザの次回のログイン以降に「スキャナ」キーが必要であれば,その表示輝度の低下した「スキャナ」キーを戸惑うことなく操作することができる。また,この画面を見たユーザは,「スキャナ」キーの操作頻度が低下したのだなと認識できる。
図4は,キーの表示形態の変化として,その表示色を視認し難い表示色に変化させる例
を示す。ここでは,「ファックス」キーが操作頻度「中」となったので,「ファックス」キーの表示色を視認し難い表示色に変化させてある。視認し難い表示色とは,例えば画面がカラー表示であるとして,「スキャナ」キーと「コピー」キーが視認し易い色(赤,黄,橙等)とすると,「ファックス」キーが視認し難い色(緑,紫,青等)とする(図4では視認し難い色を表すため斜線を施してある)。画面がモノクロ表示であるなら,「ファックス」キーの表示を背景色(例えば白)に近い色グレーなどにする。
図5は,キーの表示形態の変化として,キーを画面端へ移動させる例を示す。ここでは,「スキャナ」キーが操作頻度「中」となったので,「スキャナ」キーを画面の右上端に移動させてある。
図6は,キーの表示形態として,キーの表示を小サイズへ変化させる例を示す。ここでは,「ファックス」キーが操作頻度「中」となったので,「ファックス」キーの表示を小サイズに変化させてある。なお,キーの表示を小サイズに変化させるのに伴い,表示枠「中」に表示する文字(ここでは“ファックス”)も併せて小サイズに変化させてもよい。
図7は,キーの表示形態として,分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示する例を示す。図7では,コピーに係る各種項目を設定するためのキーとして「枚数」キー,「濃度」キー,「倍率」キーが画面に表示されている。この場合,「枚数」キーと「濃度」キーが操作頻度「中」となったので,「枚数」キーと「濃度」キーを1つに合体して表示してある。
図8は,キーの表示形態として,2つ以上の表示のオーバーラップ表示において2層目以降に表示する例を示す。図8では,コピーに係る片面/両面コピーを設定するためのキーとして「片面→片面」キー,「片面→両面」キー,「両面→両面」キー,「両面→片面」キーの4つのキーをオーバーラップ表示してある。ここでは,当初は「片面→両面」キーが最上層に位置していたが,「片面→両面」キーが操作頻度「中」となったので,「片面→両面」キーを2層目以降に表示した結果,当初2層目であった「片面→片面」キーが最上層に位置することとなった場合である。
なお,図8のようなオーバーラップ表示の場合,操作頻度「中」となったキーは2層目以降に表示するが,表示形態を変化させるときに,全てのキーの操作頻度を比較し,最も操作頻度の高いキーを最上層とし,2層目以降は操作頻度の高い順としてもよい。
また,例えば画面に表示された「片面/両面コピー」キーを連続して1回操作するたびに,最上層に表示されるキーが2層目から4層目に順に入れ替わるのでもよい。この場合,図8の上図の表示状態で,例えば2層目の「片面→片面」キーを操作したいときは,「片面/両面コピー」キーを1回操作すれば,「片面→片面」キーが最上層に位置するので,ユーザは自分の希望するキーを選択することができる。
図9は,キーの表示形態として,キーの表示枠を細くする例を示す。図9では,コピーに係る片面/両面コピーを設定するためのキーとして「片面→片面」キー,「片面→両面」キー,「両面→両面」キー,「両面→片面」キーの4つのキーが上下に並んで表示されている。ここでは,「両面→片面」キーが操作頻度「中」となったので,「両面→片面」キーの表示枠を細くしてある。
上記図3〜図9は,キーの表示形態を別の1つの形態に変化させる例を示すが,別の2つの組合形態に変化させる例を次に示す。図10は,キーの表示形態として,キーを画面端へ移動させるとともに表示を小サイズへ変化させる例を示す。この場合,「スキャナ」キーが操作頻度「中」となったので,「スキャナ」キーを画面の右上端に移動させるとともに,そのキーの表示を小サイズに変化させてある。
図11は,キーの表示形態として,キーの表示を小サイズへ変化させるとともに分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示する例を示す。ここでは,「枚数」キーと「濃度」キーが操作頻度「中」となったので,「枚数」キーと「濃度」キーの表示を小サイズへ変化させるとともに,その2つのキーを1つに合体して表示してある。
図12は,キーの表示形態として,キーを画面端へ移動させるとともに表示枠を細くする例を示す。ここでは,「ファックス」キーが操作頻度「中」となったので,「ファックス」キーを画面の右端に移動させるとともに,そのキーの表示枠を細くしてある。
図10〜図12では,キーの表示形態を別の2つの組合形態に変化させる例を示したが,別の3つ以上の組合形態に変化させてもよい。例えば,画面端へ移動させること,表示を小サイズへ変化させること,分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示することの3つを組み合わせた表示形態としても構わない。
上記ステップST11におけるキーの表示/非表示のいずれかを選択させる処理は,例えば図13に示すようなものである。図13では,コピー機能を使用することを想定しており,ログ名とログパスワードを入力してログインを実行し(a),更にコピー機能を選択したときに操作パネル部6に(b)のような画面が表示された場合である。但し,図2のフロー図に基づく上記処理説明では,操作頻度が低になったときにキーの表示/非表示の選択画面を表示することとしたが,(b)のように操作頻度が低になったキーだけでなく,操作頻度が中のキーについても,ユーザに表示/非表示の選択をさせてもよい。
図13の(b)では例として,操作頻度「低」のキーとして「鏡像」キー等が選択対象となり,これと併せて操作頻度「中」のキーとして「両面」キーと「2in1」キーが選択対象になっている。なお,“2in1”は原稿2頁を用紙1枚にまとめてコピーすることを意味する。(b)に示す画面で,表示を消したいキーがあれば,そのキーを長押しすることで,以降はそのキーは通常表示される画面には表示されなくなる。キーの表示を続けるときは,何もせずに(b)の画面から退避すればよい。
また,通常のログイン実行時(ログイン回数mが閾値m1以下のとき)には,図13の(c)に示すように例えばコピーの準備が出来た画面表示に直ちに切り替わる。
なお,上記実施形態では,ログイン回数が所定値m1になるたびに,即ち段階的に各キーの表示態様を変化させるかどうか判断していたが,予め定めた所定期間ごとに各キーの表示態様を変化させるかどうか判断してもよい。また,操作回数nをログイン回数mで除した値を操作頻度と考え,操作頻度とキー表示の輝度(表示の大きさなどでもよい)との関係を線形に規定する計算式を記憶しておき,操作頻度の変化に応じて,キーの表示輝度などを連続的に変化させるなどのキーの表示形態を連続的に変更させる処理も可能である。
1 CPU
2 NCU
3 MODEM
4 スキャナ
5 表示制御部
6 操作パネル部(キー表示手段)
7 ROM
7a データ管理部
8 RAM
9 画像メモリ
10 CODEC
11 プリンタ(画像形成装置)
12 バス
13 一般公衆電話回線網

Claims (5)

  1. ユーザの指示を操作入力するためのキーを画面に表示するキー表示手段と,
    前記キー表示手段に表示されたキーの操作頻度を検出するキー操作頻度検出手段と,
    前記キー操作頻度検出手段により検出されたキーの操作頻度の低下に応じて,前記キー表示手段に表示される当該キーの表示形態を変化させるキー表示形態変更手段と,
    を備えるものである画像処理装置。
  2. 前記キー表示形態変更手段は,キーの表示形態を,表示輝度を低下させること,表示色を視認し難い表示色に変化させること,画面端へ移動させること,表示を小サイズへ変化させること,分離表示された少なくとも2つの表示を1つに合体して表示すること,2つ以上の表示のオーバーラップ表示において2層目以降に表示すること,表示枠を細くすること,から選ばれるいずれか1つ,又はそれらから選ばれる2つ以上の組合せに変化させるものである請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記キー表示形態変更手段は,操作頻度の低下したキーについて,当該キーの表示/非表示のいずれかを選択させる表示を行うものである請求項1あるいは2のいずれかに記載の画像処理装置。
  4. 前記キー表示形態変更手段は,前記キーの表示形態を段階的あるいは連続的に変化させるものである請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理装置が,画像形成装置である請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。

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