JP2011085789A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな検出手段を追加することなく像担持体の移動方向の長さを算出し、且つ各色の位置ずれ量を精度良く検出すること。
【解決手段】中間転写ベルト17は、中間転写ベルト17の画像形成領域内に画像検出センサ31aにより検出される中間転写ベルト17の移動方向の長さを求めるための周長検知マーク32が形成されており、制御部44は、色ずれ測定パターンのうち斜線パターン群52feが周長検知マーク32と重なっているときに、斜線パターン群52feを検出した画像検出センサ31aの検出結果に代えて、斜線パターン群52feと対になる52reを検出した画像検出センサ31bの検出結果を用いて位置ずれ量を算出する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像情報に基づいて記録材上にカラー画像を形成するカラー画像形成装置に関し、現像剤像の位置ずれを検出する技術に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置においては、トナー像を担持する像担持体ベルトの非画像領域にマークを設け、そのマークの検出間隔から像担持体の周長を求め、それに基づき用紙搬送制御を行ったりすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。またマークを利用し、濃度制御を行うなどの技術が従来から知られている。
特開2005−250109号公報
しかしながら、上記従来例では、中間転写ベルトの伸縮状態を検知するために周長検知用マークが非画像領域に配置されており、色ずれ検出用センサやトナー濃度検出用センサなどの画像検出センサとは別の周長検知用センサが必要となってしまう。従って、周長検知用センサのためのスペースを確保する必要があり、また、センサ追加によるコストも高くなってしまう。
また、周長検知用マークを画像領域内に配置し、周長検知用マークを濃度制御や位置制御用のトナー像を検出するための画像検出センサで検出する対応も考えられる。しかし、この場合には、周長検知用マークと色ずれ測定用パターンとが重なってしまい、色ずれ測定用パターンの検出精度が低下してしまうという問題が生じる。
本発明は、このような状況でなされたもので、新たな検出手段を追加することなく像担持体の移動方向の長さを算出し、且つ各色の位置ずれ量を精度良く算出することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)現像剤像を担持可能な像担持体と、前記像担持体上であって前記像担持体の移動方向に直交する方向である主走査方向に対になる2つのパターン画像を前記移動方向に所定数形成する形成手段と、前記主走査方向に並べて配置され前記2つのパターン画像の各々を検出する2つの検出手段と、前記2つの検出手段の検出結果に基づき位置ずれ量を算出し、前記位置ずれ量に基づいて現像剤像の位置ずれを補正する制御手段と、を備える画像形成装置であって、前記像担持体は、前記像担持体の画像形成領域内に前記2つの検出手段の一方により検出される前記像担持体の移動方向の長さを求めるためのマークが形成されており、前記制御手段は、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記マークと重なっているときに、前記マークと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記マークと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果を用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、新たな検出手段を追加することなく像担持体の移動方向の長さを算出し、且つ各色の位置ずれ量を精度良く算出することができる。
実施例1〜4の画像形成装置の概略構成図、中間転写ベルト及び画像検出センサの構成図 実施例1〜4の画像検出センサの構成図、制御部の概略回路構成図、画像検出センサの検出信号波形を示す図 実施例1〜4の色ずれ測定パターンを示す図 実施例1の周長検知マーク検出信号と色ずれ測定パターン形成開始信号を示す図、感光ドラム駆動むらに対する各斜線パターン群のサンプリング位置を示す図 実施例2の感光ドラム駆動むらに対する各斜線パターン群のサンプリング位置を示す図 実施例4のベルト周長検出とキズ位置検出を説明する図、検出データの代用に関する制御を示すフローチャート 前提技術の色ずれ測定パターンの一例を示す図 前提技術の距離Zと感光ドラムの駆動むらの関係図
以下に、本発明に係わる実施の形態を、図面を参照して詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(前提技術)
図7は、色ずれ補正制御において色ずれ測定に用いるパターン例を示す。図7に示す31a、31bは、色ずれ測定用パターンを検出するための画像検出センサであり、主走査方向に2個並べて配置される。ここで、主走査方向とは、中間転写ベルトの搬送方向(以下、ベルト搬送方向という)(図7参照)に直交する方向である。2個の画像検出センサのうち、31aは、主走査方向の書き始め側に配置されており、31bは主走査方向の書き終わり側に配置される。色ずれ量を検出するための色ずれ測定パターンは、画像検出センサ31a及び31bの直下を通過するように構成され、1つのセンサで8セットの斜線パターン群(52fa〜52fh、52ra〜52rh)が検出できるように構成される。なお、tfa1〜trh14は、斜線パターン群のそれぞれのパターンが画像検出センサ31a、31bで検出される時刻を表している。また、列F、列Rは画像検出センサ31a、31bが検出する列を表し、画像検出センサ31aが検出する中間転写ベルトの範囲(以下、ベルト範囲とする)を列F、画像検出センサ31bが検出するベルト範囲を列Rとする。図7の色ずれ測定パターンは、マゼンタが基準色(実線)(以下、Mという)のパターン画像であり、イエロー(以下、Yという)、シアン(以下、Cという)、ブラック(以下、Kという)が測定色(破線)である。斜線パターン群8セットの長さは、中間転写ベルト1周以内の長さとなっている。
ベルト搬送方向に隣り合う斜線パターン群の測定色間の距離Zは、感光ドラム周期(感光ドラムの1回転分)の9/8の長さとする。この距離Zは、一般的に感光ドラムの駆動むら及び搬送ベルト駆動ローラの駆動むらの影響が抑制されるように設定されている。
[感光ドラムの駆動むらによる検出誤差の抑制]
図8を用いて、距離Zと感光ドラムの駆動むらの関係を説明する。図8の52a〜52hは、色ずれ測定パターンの斜線パターン群8セットを示し、各斜線パターンセットにおける感光ドラムの駆動むら(以下、ドラム駆動むらとする)に対するサンプリング位置を示す。ドラム駆動むらに対して、サンプリング位置が一様に広がるように距離Zが設定されており、各サンプリング位置で検出される色ずれ量を平均化することによって、感光ドラム駆動むらの影響による検出誤差が抑制されている。
[中間転写ベルトの膜厚むらによる検出誤差の抑制]
また、図7に示す色ずれ測定パターンを、中間転写ベルト上の基準位置と、この基準位置から中間転写ベルト周期(中間転写ベルトの1周分)(以下、ベルト周期とする)単位で半周分の位相ずらした(以下、ベルト半周分という)位置で測定する。そして、この2回の検出結果を平均化することによって、ベルト膜厚むらなどベルト周期色ずれの影響による検出誤差が抑制される。中間転写ベルト上の基準位置は、ベルト周長(中間転写ベルトの1周分の長さ)を検知するためのマークである周長検知マークが用いられていることが多い。
[副走査方向及び主走査方向の色ずれ量の算出]
<副走査方向の色ずれ量の算出>
中間転写ベルト1周分の副走査方向(ベルト搬送方向)及び主走査方向の色ずれ量算出は、下式によって求めることができる。中間転写ベルトの移動速度をv[mm/s]、Mを基準色とする。ベルト1周目の基準位置から形成した色ずれ測定パターンのうち、斜線パターン群52faの副走査方向の色ずれ量(以下、副走査色ずれ量という)Δb1pfaは、
Δb1pfa_Y=v×{(tfa2−tfa1)−(tfa3−tfa2)+(tfa9−tfa8)−(tfa10−tfa9)}/4・・・式(1)
Δb1pfa_C=v×{(tfa4−tfa3)−(tfa5−tfa4)+(tfa11−tfa10)−(tfa12−tfa11)}/4・・・式(2)
Δb1pfa_K=v×{(tfa6−tfa5)−(tfa7−tfa6)+(tfa13−tfa12)−(tfa14−tfa13)}/4・・・式(3)
となる。同様に斜線パターン群(52fb〜52fh、52ra〜52rh)における各色の副走査色ずれ量Δb1pfb〜Δb1pfh、Δb1pra〜Δb1prhを算出する。
また、下式より、各斜線パターン群で検出された各色の副走査色ずれ量Δb1pfa〜Δb1pfh、Δb1pra〜Δb1prhを検出列ごとに平均化し、感光ドラム駆動むらの影響を抑制する。検出列ごとに平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb1pf、AVE_Δb1prは、
AVE_Δb1pf_N=(Δb1pfa_N+Δb1pfb_N+…+Δb1pfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(4)
AVE_Δb1pr_N=(Δb1pra_N+Δb1prb_N+…+Δb1prh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(5)
となる。同様にベルト基準位置からベルト半周分ずらしたタイミングで色ずれ量測定を行い、各色の副走査色ずれ量AVE_Δb2pf、AVE_Δb2prを求めることができる。さらにベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化することにより、副走査色ずれ量Δpを求めることができる。
Δp_N=(AVE_Δb1pf_N+AVE_Δb1pr_N+AVE_Δb2pf_N+AVE_Δb2pr_N)/4
(N=Y、C、K)・・・式(6)
<主走査方向の色ずれ量の算出>
次に主走査方向における各色の色ずれ量を算出する方法について説明する。ベルト1周目の基準位置から形成した色ずれ測定パターンのうち、斜線パターン群52faの主走査方向の色ずれ量(以下、主走査色ずれ量という)Δb1sfaは、
Δb1sfa_Y=v×{(tfa2−tfa1)−(tfa3−tfa2)−(tfa9−tfa8)+(tfa10−tfa9)}/4・・・式(7)
Δb1sfa_C=v×{(tfa4−tfa3)−(tfa5−tfa4)−(tfa11−tfa10)+(tfa12−tfa11)}/4・・・式(8)
Δb1sfa_K=v×{(tfa6−tfa5)−(tfa7−tfa6)−(tfa13−tfa12)+(tfa14−tfa13)}/4・・・式(9)
となる。同様に斜線パターン群(52fb〜52fh、52ra〜52rh)における各色の主走査色ずれ量Δb1sfb〜Δb1sfh、Δb1sra〜Δb1srhを算出する。
また、副走査色ずれ量算出と同様に、検出列ごとに斜線パターン群を平均化して感光ドラム駆動むらの影響を抑制する。検出列ごとに平均化した主走査色ずれ量AVE_Δb1sf、AVE_Δb1srは、
AVE_Δb1sf_N=(Δb1sfa_N+Δb1sfb_N+…+Δb1sfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(10)
AVE_Δb1sr_N=(Δb1sra_N+Δb1srb_N+…+Δb1srh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(11)
となる。同様にベルト基準位置からベルト半周分ずらしたタイミングで色ずれ量測定を行い、各色の主走査色ずれ量AVE_Δb2sf、AVE_Δb2srを求めることができる。さらにベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化することにより、主走査色ずれ量Δsを求めることができる。
Δs_N=(AVE_Δb1sf_N+AVE_Δb1sr_N+AVE_Δb2sf_N+AVE_Δb2sr_N)/4
(N=Y、C、K)・・・式(12)
<主走査全体倍率の色ずれ量の算出>
次に感光ドラムとレーザスキャナとの位置関係で発生する各色の主走査全体倍率の色ずれ量を算出する方法について説明する。ベルト1周目の基準位置から形成した色ずれ測定パターンのうち、斜線パターン群52faと52raとによる主走査全体倍率の色ずれ量Δw1aは、主走査色ずれを求める時に用いた斜線パターン群aの主走査色ずれ量Δb1sfaとΔb1sraを用いて、
Δw1a_Y=Δb1sra_Y−Δb1sfa_Y・・・式(13)
Δw1a_C=Δb1sra_C−Δb1sfa_C・・・式(14)
Δw1a_K=Δb1sra_K−Δb1sfa_K・・・式(15)
となる。同様に斜線パターン群(52fbと52rb〜52fhと52rh)における各色の主走査全体倍率の色ずれ量Δw1b〜Δw1hを算出する。
また、斜線パターン群を平均化して感光ドラム駆動むらの影響を抑制する。よって、平均化した主走査全体倍率の色ずれ量AVE_Δw1は、
AVE_Δw1_N=(Δw1a_N+Δw1b_N+…+Δw1h_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(16)
となる。同様にベルト基準位置からベルト半周分ずらしたタイミングで色ずれ量測定を行い、各色の主走査色ずれ量AVE_Δw2を求めることができる。さらにベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化することにより、主走査全体倍率Δwを求めることができる。
Δw_N=(AVE_Δw1_N+AVE_Δw2_N)/2
(N=Y、C、K)・・・式(17)
実施例1は、画像形成装置の代表例としてカラーレーザプリンタ(以下、単に「プリンタ」と呼ぶ)を用いて説明を行う。本発明は電子写真技術を応用したファクシミリ、複写機などにも同様に適用することができる。
[画像形成装置の構成]
図1(a)は、本実施例における画像形成装置の概略構成図である。タンデム方式のカラー画像形成装置はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー画像を重ねあわせることでフルカラー画像を出力できるように構成される。各色の画像形成のために、レーザスキャナ11Y、11M、11C、11Kとカートリッジ12Y、12M、12C、12Kが備えられる。カートリッジ12Y、12M、12C、12Kは、図中矢印の方向に回転する感光体である感光ドラム13Y、13M、13C、13Kを備える。また、カートリッジ12Y、12M、12C、12Kは、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kに接するように設けられた感光ドラムクリーナ14Y、14M、14C、14Kを備える。さらに、カートリッジ12Y、12M、12C、12Kは、帯電ローラ15Y、15M、15C、15K及び現像機16Y、16M、16C、16Kを備える。
各色の感光ドラム13Y、13M、13C、13Kにはトナー画像を担持可能な像担持体である中間転写ベルト17が接して設けられる。中間転写ベルト17を挟み、対向するように一次転写ローラ18Y、18M、18C、18Kが設置される。中間転写ベルト17にはベルトクリーナ19が設けられ、掻き取った廃トナーが収納される廃トナー容器20も設置される。用紙21を格納するカセット22には、カセット22内にある用紙21の位置を規制するサイズガイド23及びカセット22内の用紙21の有無を検出する用紙有無センサ24が設けられる。用紙21の搬送路には給紙ローラ25、分離ローラ26a、26b、レジローラ27が設けられる。28はレジセンサであり、二次転写部(二次転写ローラ29)での用紙21と中間転写ベルト17上に形成されたトナー画像との同期をとるタイミングを制御する。中間転写ベルト17と接するように二次転写ローラ29、そして二次転写ローラ29の後段に定着器30が設置される。位置ずれを検出する検出手段である画像検出センサ31は、中間転写ベルト17上(像担持体上)に形成されるパターン画像である測定用トナー像パターンを読み取り、色ずれ測定や色濃度測定を行う手段である。画像検出センサ31は、中間転写ベルト17の周長を検出するために設けられた周長検知マークを検出する手段も兼ねる。
80は本体の制御を行うための電気回路が搭載された制御基板であり、制御基板80には、画像検出センサ31を制御する制御部44を有するCPU81を搭載する。CPU81は用紙21の搬送に係る駆動源(不図示)やカートリッジ12Y、12M、12C、12Kの駆動源(不図示)、中間転写ベルト17の駆動源(不図示)の制御、センサの制御、画像形成に関する制御などを行う。すなわちCPU81は、画像形成装置本体の動作を一括して制御する。
[画像形成動作]
電子写真プロセスについて説明する。カートリッジ12Y、12M、12C、12K内の暗所にて、感光ドラム13Y、13M、13C、13K表面を帯電ローラ15Y、15M、15C、15Kで均一に帯電させる。次にレーザスキャナ11Y、11M、11C、11Kにより画像データに応じて変調したレーザ光を感光ドラム13Y、13M、13C、13K表面に照射し、レーザ光が照射された部分の帯電電荷が除去される。これにより、感光ドラム13Y、13M、13C、13K表面に静電潜像を形成する。現像機16Y、16M、16C、16Kでは帯電したトナーを静電潜像に付着させることで、各色の現像剤像であるトナー画像を感光ドラム13Y、13M、13C、13K表面に形成する。そして、感光ドラム13Y、13M、13C、13K表面上に形成されたトナー画像を一次転写ローラ18Y、18M、18C、18Kにより中間転写ベルト17に順次重ね合わせるように転写する。一方、カセット22内の用紙21は給紙ローラ25により搬送され、用紙21が複数枚搬送されている場合は、分離ローラ26a、26bにより、用紙21が一枚だけレジローラ27へ搬送される。次に中間転写ベルト17上のトナー画像をレジローラ27で搬送された用紙21に二次転写ローラ29で転写する。最後に用紙21上に転写されたトナー画像は定着器30によって定着され、画像形成装置外に排出される。
[画像検出センサ及び周長検知マーク]
中間転写ベルト17及び画像検出センサ31の詳細構成について、図1(b)を用いて説明する。画像検出センサ31a、31bは、主走査方向(図1(b)矢印参照)に2個並べて配置される。ここで、主走査方向とは、中間転写ベルト17の移動方向(以下、ベルト搬送方向という)(図7参照)に直交する方向である。画像検出センサ31aは主走査方向の書き始め側に配置され、画像検出センサ31bは主走査方向の書き終わり側に配置される。中間転写ベルト17上の画像形成領域には、中間転写ベルト17の周長を検知するため、下地と異なる反射率に加工された周長検知マーク32が配置される。周長検知マーク32は、中間転写ベルト17を駆動した際、搬送方向(図1(b)矢印参照)に画像検出センサ31a直下を移動する。周長検知マーク32は、例えば、木目の細かいヤスリで中間転写ベルト表面を荒らすことにより、下地と異なる反射率となるように加工が施される。本実施例では、副走査方向に5mmの長さの周長検知マークが配置される。
[画像検出センサの構成]
画像検出センサ31(31a、31b)の構成について、図2(a)を用いて説明する。画像検出センサ31は、斜めに実装された光照射手段であるLED41と、光量検出手段であるフォトトランジスタ42(以下、PTR42という)を有する。LED41は、検出面に対して斜めに実装されるが、ライトガイドなどを用い、検出面に対して斜めに照射させる構成でもよい。LED41とPTR42は、光学的に対称となっており、それぞれ中心より角度A°だけ傾けられて配置される。PTR42は、LED41から出射された光が中間転写ベルト17表面で正反射した光を受光する。本実施例では、正反射光のみを検出するセンサを設けているが、乱反射光を検出するフォトトランジスタを追加したものでもよい。
[制御部の構成]
図2(b)は、画像検出センサ31a及び画像検出センサ31b、制御部44の概略回路構成図である。画像検出センサ31aは、LED41、PTR42、LED41のオン、オフ(ON/OFF)を行うためのトランジスタ43、LED41に流す電流を制限する抵抗40で構成される。また、画像検出センサ31aは、PTR42の光電流を光電圧に変換するための抵抗45、抵抗45で変換された電圧を2値化した検出信号aを出力するコンパレータ50、コンパレータ50のしきい値電圧であるしきい値電圧51で構成される。画像検出センサ31bの構成は、画像検出センサ31aと同じであるため説明を省略する。なお、画像検出センサ31bが出力する2値化された信号を検出信号bとする。また、制御部44は、LED41をON/OFFするための駆動信号a、bを出力する駆動部47、画像検出センサ31a、31bから出力される検出信号a、bの出力時間を計測する計測部a 46a、計測部b 46bで構成される。制御部44は、計測部a 46a、計測部b 46bの計測結果を基に各画像検出センサ31が検出した色ずれ量を演算する演算部a 48a、演算部b 48bで構成される。さらに制御部44は、演算部a 48a、演算部b 48bの演算結果を基に画像書き出し位置の補正量を演算する演算部49で構成される。なお、演算部a 48aは、中間転写ベルト17の周長を演算する機能や周長検知マーク位置、ベルトキズの位置を記憶する機能も兼ねる。
駆動部47によって出力された駆動信号aがLED41を発光させるためのオン信号であると、トランジスタ43がオンとなり、LED41が発光する。PTR42は、LED41から出射されて中間転写ベルト17で正反射した光を受光すると、光電流を発生させる。コンパレータ50は、抵抗45が変換した光電圧としきい値電圧51とを比較し、光電圧がしきい値電圧51よりも高い場合はハイ(以下、Highとする)を出力し、光電圧がしきい値電圧51よりも低い場合はロー(以下、Lowとする)を出力する。制御部44では、画像検出センサ31a、31bから出力される検出信号a、bを基に画像書き出し位置の補正量の算出や、中間転写ベルト17の周長を算出する。
[ベルト周長検出及び色ずれ測定]
以下、本実施例の特徴部分であるベルト周長検出方法及び色ずれ測定方法について説明する。はじめに中間転写ベルト17のベルト周長検出方法について説明する。
<ベルト周長検出>
制御基板80が中間転写ベルト17の周長を測定する制御を開始すると、中間転写ベルト17が回転駆動される。また、画像検出センサ31aのLED41が発光され、中間転写ベルト17に照射される。中間転写ベルト17の材質は、例えばポリイミドなどの表面光沢度が高い材質を使用しており、周長検知マーク32を除く領域に照射された光は正反射し、PTR42に受光される。周長検知マーク32を除く領域の正反射光量は充分明るく、コンパレータ50はHighを出力する。また、周長検知マーク32は正反射光の反射率が低く加工されており、周長検知マーク32に照射された光は、ほとんど正反射しない。従って、周長検知マーク32の正反射光量は暗く、コンパレータ50はLowを出力する。
図2(c)は、ベルト周長測定時における画像検出センサ31aの検出信号aの波形である。本実施例では、周長検知マーク32の副走査方向長さが5mm、ベルト搬送速度がv mm/sとする。計測部a 46aは、画像検出センサ31aが検出信号aをLow出力している距離v×(b−a)が、3mm<v×(b−a)<7mmの範囲内であれば、このLow出力の区間を周長検知マーク32であると判断するように設定される。ここで、aは画像検出センサ31aの検出信号aがHighからLowに切り変わった時刻、bは画像検出センサ31aの検出信号aがLowからHighに切り変わった時刻である。計測部a 46aは、周長検知マーク32の中点Aを式(b−a)/2より算出し、次回に検出される中点A’までの時間を計測し、中間転写ベルト17が1周回転するために要する時間Taを計測する。演算部a 48aでは、計測部a 46aで計測された時間Taと、中間転写ベルト17が理想周長であった場合のベルト1周回転時間を基に中間転写ベルト17の伸縮状態を演算する。中間転写ベルト17が伸びている場合は、A−A’の時間Taは、理想の1周回転時間よりも長くなる。また、中間転写ベルト17が縮んでいる場合は、A−A’の時間Taは、理想の1周回転時間よりも短くなる。
以上説明したように、本実施例では中間転写ベルト17上の画像形成領域内に下地と異なる反射率に加工した周長検知マーク32を形成し、画像検出センサ31aで周長検知マーク32を検出する構成とする。このような構成とすることにより、新たなセンサを追加することなく、ベルト周長を検出することができる。また、この周長検知マーク32の検出に基づき、中間転写ベルト17(像担持体)の移動方向の長さが算出されると、この求められた長さに基づき、色ずれ測定パターンの形成や、用紙搬送制御等の、各種画像形成制御が行われる。
<色ずれ測定及び算出>
次に本実施例の特徴部分である色ずれ測定及び算出方法について説明する。図3は色ずれ量を検出するための色ずれ測定パターンであり、中間転写ベルト17の移動方向にパターン画像が所定数形成されるが、本実施例では例えば、複数セットの斜線パターン群52fa〜52fh、52ra〜52rhで構成されている。また、周長検知マーク32が設けられる。色ずれ測定パターンのその他の構成は、前述した従来技術の図7と同じであるため省略する。斜線パターンは、中間転写ベルト17の移動方向(以下、ベルト搬送方向とする)に対して45度の傾きを持つ。なお、この角度は特に45度に限ることはなく、他の角度でもよい。なお、図3に示す色ずれ測定パターンは、先に説明した画像形成動作によって中間転写ベルト17上に形成される。
制御基板80が色ずれ測定制御を開始すると、中間転写ベルト17が回転駆動される。また、画像検出センサ31aのLED41が発光され、中間転写ベルト17に照射される。上述したベルト周長検出後、周長検知マーク32が検出されるタイミングを基準に中間転写ベルト17上に色ずれ測定パターンが形成される。画像検出センサ31a、31bから出力される検出信号a、bは、ベルト下地部分を検出した場合はHigh、トナー画像を検出した場合はLowを出力する。
図4(a)は、画像検出センサ31aが周長検知マーク32を検出する検出信号(色ずれ測定パターンの検出信号は図示しない)と、色ずれ測定パターンの斜線パターン群の位置との関係を示す。図中セット番号として表示される丸文字数字1〜8は、図3の52fa〜52fhに対応する。本実施例では、中間転写ベルト17の膜厚むら(以下、ベルト膜厚むらという)による色ずれ検出誤差を抑制するため、ベルト基準位置を基準として、A2からベルト1周分とベルト半周分である1.5周分ずらした2.5周目で色ずれ測定が行われる。また、本実施例における色ずれ測定パターン全体の長さは、ベルト周長の半分以上の長さとする。なお、本実施例では、ベルト基準位置を周長検知マーク32の位置とする。
上述したベルト周長測定は、色ずれ測定が開始される前に実施され、A1及びA2(図2(c)で説明したA及びA’に対応する)が検出された後、ベルト1周回転に要する時間Taが検出される。A2が検出されてから時間Tb経過後、1周目の色ずれ測定パターンが形成される。A2が検出されてから(Ta+Ta/2+Tb)経過後、2.5周目の色ずれ測定パターンが形成される。本実施例では画像検出センサ31aの直下を通過するように周長検知マーク32が設けられ、ベルト2.5周目の色ずれ測定パターンを形成すると、色ずれ測定パターンの斜線パターン群の一部と周長検知マーク32が重なってしまう。本実施例では、図3の色ずれ測定パターンの斜線パターン群52fe(セット番号は丸文字数字5に対応)の一部が周長検知マーク32と重なるとして説明する。従って、周長検知マーク32と重なる色ずれ測定パターンの斜線パターン群52feを検出できなくなり、正確な色ずれ量を算出できなくなってしまう問題がある。この問題を解決するため、本実施例では次のようにして色ずれ量を算出する。すなわち、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feの検出データを使用せず、代わりに主走査方向に斜線パターン群52feと対となる斜線パターン群52reの検出データを代用し、主走査方向と副走査方向の色ずれ量を算出する。
図4(b)は、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらに対する各斜線パターン群でのサンプリング位置の関係を示す。図に示すとおり、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feを、これと同じサンプリング位置で対となる斜線パターン群52reの検出データで代用することにより、本来検出すべき52feと同等の感光ドラム駆動むらの検出データを補うことができる。従って、周長検知マーク32がある色ずれ検出列であっても感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらを一様にサンプリングすることが可能となり、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらによる色ずれ検出誤差を抑制することができる。以下、斜線パターン群52feを斜線パターン群52reで代用して色ずれ量を算出する、詳細な方法について説明する。
ベルト1周目の色ずれ量算出方法は従来技術と同じであるため、省略する(ベルト1周目については、式(1)〜式(5)、式(7)〜式(11)、式(13)〜式(16)により各値を算出する)。また、ベルト半周分ずらした測定パターンも基本的に従来技術と同じため重複する説明は省略し、異なる個所についてのみ説明する。ベルト半周分ずらした色ずれ測定にて、副走査色ずれ量AVE_Δb2pfと主走査色ずれ量AVE_Δb2sfは下式で求められる。
AVE_Δb2pf_N=(Δb2pfa_N+Δb2pfb_N+Δb2pfc_N+Δb2pfd_N+Δb2pre_N+Δb2pff_N+Δb2pfg_N+Δb2pfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(18)
AVE_Δb2sf_N=(Δb2sfa_N+Δb2sfb_N+Δb2sfc_N+Δb2sfd_N+Δb2sre_N+Δb2sff_N+Δb2sfg_N+Δb2sfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(19)
上述したように、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feから検出されるΔb2pfeやΔb2sfeは使用せず、代わりに斜線パターン群52feと同じサンプリング位置にある検出列Rの斜線パターン群のΔb2preやΔb2sreを代用する。なお、画像検出センサ31bで検出される周長検知マーク32と重ならない検出列Rで平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb2prや主走査色ずれ量AVE_Δb2srの算出方法は、従来技術と同じであるため、説明を省略する。このようにして、副走査色ずれ量Δpは、式(6)において式(18)を用いて算出し、主走査色ずれ量Δsは、式(12)において式(19)を用いて算出する。
また、ベルト半周分ずらした色ずれ測定にて、主走査色ずれ算出時と同様Δb2sfeをΔb2sreで代用することで、主走査全体倍率の色ずれ量AVE_Δw2は下式で求められる。
AVE_Δw2_N=(Δw2a_N+Δw2b_N+Δw2c_N+Δw2d_N+2×Δb2sre_N+Δw2f_N+Δw2g_N+Δw2h_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(20)
斜線パターン群eでの主走査全体倍率Δw2eを2×Δb2sre_N(N=Y、C、K)としたのは、次の理由による。すなわち、主走査色ずれがない、または小さいとして周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feを斜線パターン群52reに主走査全体倍率の特性を考慮してΔb2sfe=−Δb2sreと置き換えたことによる。ただし、この置き換え式は、本実施例において画像検出センサ31aと31bが主走査方向における画像中心から左右同じ大きさの位置に対象に配置され、主走査方向の色ずれが画像中心を原点とする座標系であることを前提としている。例えば、画像検出センサ31aと画像検出センサ31bのセンサ位置が、画像中心からそれぞれ−105mmと+105mmである。このようにして、主走査全体倍率Δwは、式(17)において式(20)を用いて算出する。
以上のようにして、斜線パターン群52feを斜線パターン群52reで代用して色ずれ量算出することで感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらを一様にサンプリングすることが可能となる。そして、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらによる色ずれ検出誤差を抑制することができるようになる。
主走査色ずれや主走査全体倍率の色ずれがある場合、次のような検出誤差を発生させることに注意しなくてはならない。主走査色ずれがある場合は主走査全体倍率の色ずれ検出誤差に、主走査全体倍率の色ずれがある場合は主走査色ずれの検出誤差に、それぞれの色ずれ量の大きさに応じて影響を受ける。しかしながら、検出誤差への影響は斜線パターン群の数に依存するため、斜線パターン群の数が多ければ影響は小さくなる。また、色ずれ補正時、検出した色ずれ量に検出誤差が含まれているとしても、次回検出時には主走査色ずれや主走査全体倍率の色ずれが各々補正されており、前回よりも色ずれ量が小さくなる。従って、前回よりも検出誤差への影響が小さくなっているため、主走査色ずれや主走査全体倍率の色ずれの検出誤差への影響は、色ずれ補正の回数に応じて収束する方向にある。よって、このような検出誤差が問題になることは通常はない。
以上、説明したように本実施例によれば、新たなセンサを追加することなく、ベルト周長を検出し、且つ各色の色ずれ量を精度良く検出することができる。
なお、本実施例ではベルト搬送方向に隣り合う斜線パターン群の測定色間の距離Zは、感光ドラムの駆動むらによる検出誤差の影響を低減するため、斜線パターン群の数が8であるから感光ドラム周期の9/8の長さとした。しかし、検出誤差の影響を低減したいターゲットの駆動むら周期は感光ドラムに限らず、ベルト駆動ローラ周期やギアの周期などでもよい。また、距離Zはターゲット周期の9/8の比率の長さに限らず、ターゲットの駆動むら周期を一様にサンプリングできる大きさであればどのような比率の長さでもあってもよい。
実施例2では、主走査傾きが発生した場合においても、精度よくレジストレーション検出(色ずれ検出)を行える方法について説明する。実施例1と重複する説明は省略する。
実施例1では、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feにおいて、斜線パターン群52feと同じサンプリング位置で対となる斜線パターン群52reの検出データで代用する構成とした。これにより、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらを一様にサンプリングでき、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらによる色ずれ検出誤差を抑制することができた。しかしながら、走査線が設計値に対して角度を持ってしまい、走査線の主走査書き出し側と書き終わり側で副走査位置が異なる場合がある。以下、走査線が設計値に対して角度を持つことを走査傾きという。この走査傾きがある場合、副走査色ずれ量の検出時に主走査傾きの大きさに応じて検出誤差が発生してしまう。この検出誤差への影響は斜線パターン群の数に依存するため多ければ影響は小さくなるものの、主走査傾きの色ずれは補正されることがない。従って、実施例1で説明したような主走査色ずれや主走査全体倍率の色ずれのように検出誤差への影響が色ずれ補正で収束する方向にはない。
[主走査傾きの影響]
図5は、実施例2における各斜線パターン群のサンプリング位置と副走査色ずれの関係を示す。図に示すように実施例2の画像形成装置は、主走査傾きが発生しており、同じセット番号の斜線パターン群のサンプリング位置は同じとなる。また、感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらが主走査書き出し側と書き終わり側で同位相となって同じ色ずれ量であっても、副走査色ずれ量が主走査傾きの色ずれ量の分だけ異なる。従って、斜線パターン群52feを斜線パターン群52reの検出データで代用するためには主走査傾き成分を考慮して、代用するデータから主走査傾き成分をオフセット(加減算)する必要がある。
[主走査傾きを考慮した色ずれ測定]
実施例2では、ベルト1周目の色ずれ測定結果にて主走査傾き成分を算出し、ベルト2.5周目の半周分ずらした色ずれ測定時に代用する検出データから主走査傾き成分を足し算するとして説明する。色ずれ測定方法及びベルト1周目の色ずれ測定における色ずれ量算出方法に関しては、実施例1と同じであるため、説明を省略する。
<主走査傾き成分の算出>
はじめにベルト1周目の色ずれ測定における主走査傾き成分の算出方法について説明する。主走査傾き成分の算出は下式によって求めることができる。ベルト1周目の色ずれ測定パターンのうち、対となる斜線パターン群52fa・52raの主走査傾き成分Δsiaは、
Δsia_N=Δb1pfa_N−Δb1pra_N
(N=Y、C、K)・・・式(21)
となる。同様に他の対となる斜線パターン群52fb・52rb〜52fh・52rhにおける各色の主走査傾き成分Δsib〜Δsihを算出する。感光ドラム13Y、13M、13C、13Kの駆動むらを平均化した主走査傾き成分Δsiは、下式より求めることができる。
Δsi_N=(Δsia_N+Δsib_N+Δsic_N+Δsid_N+Δsie_N+Δsif_N+Δsig_N+Δsih_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(22)
<主走査傾きを考慮した色ずれ量の算出>
次にベルト半周分ずらした色ずれ量算出方法について説明する。ベルト半周分ずらした色ずれ測定で算出される検出列ごとに平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb2pfは、実施例1と同様、周長検知マーク32と斜線パターン群52feが重なるため、Δb2pfeを使用しない。代わりにΔb2pfeと同セット番目のΔb2preから主走査傾き成分Δsiを足し算した値を代用する。副走査色ずれ量AVE_Δb2pfは、下式で求めることができる。
AVE_Δb2pf_N=(Δb2pfa_N+Δb2pfb_N+Δb2pfc_N+Δb2pfd_N+(Δb2pre_N+Δsi_N)+Δb2pff_N+Δb2pfg_N+Δb2pfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(23)
ベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化した副走査色ずれ量Δp及び主走査色ずれ量Δsの算出方法は、実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上、説明したように主走査傾きが発生している画像形成装置においても、周長検知マークと重なる斜線パターン群の対となる斜線群の検出データから主走査傾き成分をオフセットした値を代用することにより、各色の色ずれ量を精度良く検出することができる。
実施例3では、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群に代用する検出データとして、対となる斜線パターン群の検出データから、主走査全体倍率成分をオフセット(加減算)して主走査色ずれ量や主走査全体倍率の色ずれ量を算出する。このようにすることで、さらに精度よくレジストレーション検出を行える方法について説明する。実施例1と重複する説明は省略する。
実施例1において斜線パターン群52feと同じサンプリング位置で対となる斜線パターン群52reの検出データで代用することによって、主走査色ずれがある場合、その色ずれ量の大きさに応じた主走査全体倍率の検出誤差を発生させてしまう。また主走査全体倍率の色ずれがある場合も、その色ずれ量の大きさに応じた主走査色ずれの検出誤差を発生させてしまう。この各色ずれ検出誤差は実施例1で説明したように色ずれ補正により収束する方向にある。しかしながら、次回補正までの時間が大きく設定されている場合は検出誤差の影響を受け色ずれ補正が正しく成されていない状態が暫く続くことになる。また次回補正までの間に新たに色ずれが発生した場合は、検出誤差への影響が増えるため、収束ができづらい状態になることがある。以上を鑑みて、実施例2で主走査傾き成分をオフセットしたように、本実施例では主走査色ずれや主走査全体倍率の色ずれ量算出においても各々の検出誤差に関わる色ずれ成分をオフセットしようとするものである。本実施例では、ベルト1周目の色ずれ測定結果にて主走査全体倍率成分を算出し、ベルト2.5周目の半周分ずらした色ずれ測定時に代用する検出データから主走査色ずれ成分と主走査全体倍率成分の除去を行う。
[主走査色ずれ成分と主走査全体倍率成分の算出]
はじめにベルト1周目の色ずれ測定における主走査色ずれ成分と主走査全体倍率成分の算出方法について説明する。ここで、一方の列の色ずれ測定パターンに対する他方の列の色ずれ測定パターンの主走査方向における倍率に関する値として、Δwを求める。ベルト1周目の色ずれ測定で既に算出されている主走査全体倍率色ずれAVE_Δw1から、主走査全体倍率色ずれ成分Δw1は、
Δw1_N=AVE_Δw1_N=(Δw1a_N+Δw1b_N+…+Δw1h_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(24)
となる。
次にベルト半周分ずらした色ずれ量算出方法について説明する。ベルト半周分ずらした色ずれ測定で算出される検出列ごとに平均化した主走査色ずれ量AVE_Δb2sfと主走査全体倍率色ずれ量AVE_Δw2は、実施例1と同様にΔb2sfeを使用しない。代わりにΔb2sfeと同セット番目のΔb2sreから主走査全体倍率の色ずれ成分Δw1をオフセット(引き算)した値を代用する。よって、主走査色ずれ量AVE_Δb2sfは下式で求めることができる。
AVE_Δb2sf_N=(Δb2sfa_N+Δb2sfb_N+Δb2sfc_N+Δb2sfd_N+(Δb2sre_N−Δw1_N)+Δb2sff_N+Δb2sfg_N+Δb2sfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(25)
また、主走査全体倍率においても同様にして、Δb2sfeを(Δb2sre_N−Δw1_N)で代用する。よって、主走査全体倍率の色ずれを算出する式(13)〜(16)から式が簡略化できて、主走査全体倍率色ずれ量AVE_Δw2は下式で求めることができる。
AVE_Δw2_N=(Δw2a_N+Δw2b_N+Δw2c_N+Δw2d_N+Δw1_N+Δw2f_N+Δw2g_N+Δw2h_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(26)
ベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化した副走査色ずれ量Δp及び主走査色ずれ量Δsの算出方法は、実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上、説明したように周長検知マークと重なる斜線パターン群の対となる斜線パターン群の検出データから主走査全体倍率成分をオフセットした値を代用することにより、各色の色ずれ量をさらに精度良く検出することができる。
実施例4では、正反射光が反射しないキズが中間転写ベルト17上にあった場合においても、できるかぎり精度よくレジストレーション検出を行える方法について説明する。実施例1と重複する説明は省略する。実施例4における画像形成装置の概略構成図及び概略回路構成図、ベルト周長測定方法、色ずれ測定パターンは、実施例1と同じであるため省略する。本実施例では、キズの位置を検出して、キズと重なる斜線パターン群を特定し、特定した斜線パターン群の検出データを使用しない。代わりに特定した斜線パターン群と主走査方向に対となる斜線パターン群の検出データを代用し、副走査方向の色ずれ量を算出する。本実施例では、画像検出センサ31aの直下を通過する位置にキズが一箇所あるとする。
[ベルト周長検出及びキズの位置検出]
はじめにベルト周長検出方法及びキズの位置を検出する方法について、図6(a)は、画像検出センサ31aの検出信号波形と、ベルト1周目から2.5周目における色ずれ測定パターンの斜線パターン群の位置を表した図である。図中セット番号として表示される丸文字数字1〜8は、図3の52fa〜52fhに対応する。Taは中間転写ベルト17 1周に要する時間、Teは基準となる周長検知マーク32位置A1検出からキズB検出までの時間、Tcは基準となる周長検知マーク32位置A1検出からキズB’検出までの時間を表している。また、Tdはベルト周長検知マーク32検出から色ずれ測定パターンを書き出すまでの時間を示す。c〜k及びc’〜k’は、ベルト1周目及びベルト2.5周目の色ずれ測定パターンにおける各斜線パターン群の書き出し時刻を示している。
本実施例では、制御部44は、画像検出センサ31aがLowを出力している距離v×(b−a)が、3mm<v×(b−a)<7mmの範囲内であれば、周長検知マーク32であると判断し、3mm未満の場合はキズと判断する。周長検知マーク32を用いた周長測定方法は、実施例1と同じであるため、省略する。ベルト周長測定時において、画像検出センサ31aがLow出力している距離v×(b’−a’)は、v×(b’−a’)<3mmであるため、制御部44は周長検知マーク32以外のキズと判断する。このようにしてキズが検出されると、時間Teは、
(b’+a’)/2・・・式(27)
より算出される。時間Teと各斜線パターン群の書き出し時刻c〜kとを比較することにより、キズと重なる斜線パターン群のセット番号を特定することができる。図6(a)のベルト1周目の色ずれ測定において、Teは、d<Te<eの範囲に分類される。従って、ベルト1周目の色ずれ測定において、制御部44は、キズが斜線パターンセット番号丸文字数字2(斜線パターン群52fb)と重なると判断する。
また、ベルト2.5周目の色ずれ測定においても同様にキズと重なる斜線パターン群の位置を特定することができる。時間Tcは、
Ta×2+Te・・・式(28)
より算出することができ、各斜線パターン群の書き出し時刻c’〜k’と比較することにより、キズと重なる斜線パターン群のセット番号を特定することができる。図6(a)のベルト2.5周目の色ずれ測定において、Tcは、i’<Tc<e’の範囲に分類される。従って、ベルト2.5周目の色ずれ測定において、制御部44は、キズが斜線パターンセット番号丸文字数字7(52fg)と重なると判断する。
本実施例では、画像検出センサ31aの直下を通過するキズがある場合を説明しているが、画像検出センサ31bの直下を通過するキズがあるとしてもよい。画像検出センサ31bの直下を通過するキズがある場合は、同様の方法によって画像検出センサ31bがキズを検出し、制御部44がキズの位置から列Rのどの斜線パターン群と重なるかを特定する。
[色ずれ測定]
以下、色ずれ測定及び算出方法において、特に副走査の色ずれ量の算出について説明する。本実施例の色ずれ測定では、ベルト1周目でキズが斜線パターンセット番号丸文字数字2(52fb)と重なり、ベルト2.5周目でキズは斜線パターンセット番号丸文字数字7(52fg)と重なる。ベルト1周目のベルト色ずれ測定にて、各斜線パターン群で検出される副走査色ずれ量Δb1pfb〜Δb1pfhより、検出列ごとに平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb1pfは下式で求められる。ただし、キズと重なる斜線パターン群52fbから検出されるΔb1pfbは使用せず、代わりにΔb1pfbと同セット番目のΔb1prbを代用する。なお、周長検知マーク32及びキズと重ならない画像検出センサ31bで平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb1r及びAVE_Δb2rの算出方法は、実施例1と同じであるため、説明を省略する。
AVE_Δb1pf_N=(Δb1pfa_N+Δb1prb_N+Δb1pfc_N+Δb1pfd_N+Δb1pfe_N+Δb1pff_N+Δb1pfg_N+Δb1pfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(29)
ベルト2.5周目の色ずれ測定にて、各斜線パターン群で検出される副走査色ずれ量Δb2pfb〜Δb2pfhより、検出列ごとに平均化した副走査色ずれ量AVE_Δb2pfは下式で求められる。ただし、周長検知マーク32と重なる斜線パターン群52feから検出されるΔb2pfeは使用せず、代わりにΔb2pfeと同セット番目のΔb2preを代用する。また、キズと重なる斜線パターン群52fgから検出されるΔb2pfgは使用せず、代わりにΔb2pfgと同セット番目のΔb2prgを代用する。
AVE_Δb2pf_N=(Δb2pfa_N+Δb2pfb_N+Δb2pfc_N+Δb2pfd_N+Δb2pre_N+Δb2pff_N+Δb2prg_N+Δb2pfh_N)/8
(N=Y、C、K)・・・式(30)
ベルト1周目と半周分ずらした色ずれ測定結果を各色ごとに平均化した副走査色ずれ量Δpの算出方法は、従来技術と同じ(式(6))であるため、説明を省略する。
[ベルト周長検知及び色ずれ測定時の制御]
図6(b)は、ベルト周長検知時及び色ずれ測定時において、検出データの代用に関する制御フローチャートである。ベルト周長検知が実行されると、画像検出センサ31aでベルト周長検出が行われ、画像検出センサ31aと31bでキズ位置検出が行われ(S1)、制御部44は、列F及び列Rのいずれかにキズがあるかないかの判断を行う(S2)。制御部44はキズが無いと判断した場合は、通常の色ずれ測定を行い、周長検知マークと重なる斜線パターン群のみ検出データを代用し、色ずれ量の算出を行う(S3)。制御部44はキズがあると判断した場合は、キズがある斜線パターン群と対となる斜線パターン群に周長検知マーク32あるいはキズがないかを判断し、検出データの代用が可能かどうか判断する(S4)。制御部44は、対となる斜線パターン群に周長検知マーク32あるいはキズがあり、検出データの代用が不可能と判断した場合、異常警告を報知する(S5)。制御部44は、対となる斜線パターン群に周長検知マーク32あるいはキズがないと判断した場合、色ずれ測定パターンによる色ずれ検出を行うよう制御する(S6)。制御部44は、キズのある斜線パターン群の検出データについては、対となる斜線パターン群の検出データを代用し(S7)、色ずれ検出結果と代用データを基に色ずれ量を算出する(S8)。
本実施例では、キズの検出位置、色ずれ測定パターンの形成タイミングを周長検知マーク32の検出タイミングにしているが、これに限るものではない。中間転写ベルト17の下地特徴部分やキズを検出するタイミングで色ずれ測定パターンを形成してもよい。
本実施例では、周長検知マークの検出タイミングを基準にキズの位置を検出しているが、これに限るものではない。中間転写ベルトの画像領域外に配置されたホームポジションマークや、中間転写ベルトの下地反射率の特徴部分を基準にキズの位置を検出してもよい。また、色ずれ測定パターンの形成タイミングに関して、中間転写ベルトの画像領域外に配置されたホームポジションマークや、中間転写ベルトの下地反射率の特徴部分を基準に色ずれ測定パターンを形成してもよい。また、任意のキズの位置を基準に色ずれ測定パターンを形成してもよい。
以上、説明したように本実施例によれば、中間転写ベルト上に正反射光が反射しないキズがあった場合においても、できるかぎり精度よく位置ずれ量の算出を行うことができる。
17 中間転写ベルト(像担持体)
31a、31b 画像検出センサ(2つの検出手段)
32 周長検知マーク(マーク)
44 制御部(制御手段)

Claims (6)

  1. 現像剤像を担持可能な像担持体と、前記像担持体上であって前記像担持体の移動方向に直交する方向である主走査方向に対になる2つのパターン画像を前記移動方向に所定数形成する形成手段と、前記主走査方向に並べて配置され前記2つのパターン画像の各々を検出する2つの検出手段と、前記2つの検出手段の検出結果に基づき位置ずれ量を算出し、前記位置ずれ量に基づいて現像剤像の位置ずれを補正する制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記像担持体は、前記像担持体の画像形成領域内に前記2つの検出手段の一方により検出される前記像担持体の移動方向の長さを求めるためのマークが形成されており、
    前記制御手段は、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記マークと重なっているときに、前記マークと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記マークと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果を用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記マークと重なっていない2つのパターン画像の各々の前記2つの検出手段による検出結果に基づき前記2つのパターン画像が前記主走査方向に対して有する傾きに関する値を算出し、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記マークと重なっているときに、前記マークと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記マークと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果と前記傾きに関する値とを用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記マークと重なっていない2つのパターン画像の各々の前記2つの検出手段による検出結果に基づき前記2つのパターン画像のうち一方のパターン画像に対する他方のパターン画像の前記主走査方向における倍率に関する値を算出し、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記マークと重なっているときに、前記マークと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記マークと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果と前記倍率に関する値とを用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記2つの検出手段のいずれか一方は、前記像担持体上のキズを検出し、
    前記制御手段は、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記キズと重なっているときに、前記キズと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記キズと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果を用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記キズと重なっていない2つのパターン画像の各々の前記2つの検出手段による検出結果に基づき前記2つのパターン画像が前記主走査方向に対して有する傾きに関する値を算出し、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記キズと重なっているときに、前記キズと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記キズと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果と前記傾きに関する値とを用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記キズと重なっていない2つのパターン画像の各々の前記2つの検出手段による検出結果に基づき前記2つのパターン画像のうち一方のパターン画像に対する他方のパターン画像の前記主走査方向における倍率に関する値を算出し、2つのパターン画像のうち一方のパターン画像が前記キズと重なっているときに、前記キズと重なっているパターン画像を検出した検出手段の検出結果に代えて、前記キズと重なっているパターン画像と対になるパターン画像を検出した検出手段の検出結果と前記倍率に関する値とを用いて位置ずれ量を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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JP2017021138A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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