JP2011076108A - オーディオ信号処理装置およびホール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声コンテンツの音量レベルを検出し、音量レベルが予め規定された規定値を下回り、且つその下回る期間が予め規定された時間を越えるコンテンツ部分を特定し、そのコンテンツ部分に対しマスキングサウンドを重ね合わせる。コンテンツの途切れ目の無音部分などにおいてマスキングサウンドが付加されることにより、その期間には周囲の音が聞こえにくくなるマスキング効果を生じる。その結果、聴取者はコンテンツに意識を集中することができる。
【選択図】図2
Description
(構成)
図1は、本発明の実施形態に係るオーディオ信号処理装置が設置されたホール200の概観を示す図である。図1に示すように、ホール200は、15メートル四方で天井の高さは3メートルである。ホール200には、テーブル500A、500Bおよび500Cの3つのテーブルが、各々の中心間の距離が7メートルになるように互いに離されて設置されている。各テーブルには、椅子600が4脚ずつ設置されている。なお、本実施形態では、ホール200は15メートル四方であり、高さが3mである場合について説明するが、ホールの大きさはこのような値に限定されるものではないことは言うまでもない。また、本実施形態では、ホール200に3つのテーブルが配置される場合について説明するが、ホール内に配置されるテーブルの数は2つであってもよく、また、4つ以上であっても勿論良い。同様に、各テーブルに配置される椅子の数も4に限定されるものではなく、また、テーブル毎に椅子の数が異なっていても勿論良い。
スピーカ400A、400Bおよび400Cの各々には、それぞれ個別に音声コンテンツを出力するオーディオ信号処理装置1A、1Bおよび1Cが接続されている。
以下、本発明の実施形態に係るオーディオ信号処理装置1の構成を詳細に説明する。
バッファ20は、RAM(Random Access Memory)であり、オーディオ信号出力部10から出力されたオーディオ信号が書き込まれる。なお、バッファ20に記憶されているオーディオ信号は、その時点で再生されているオーディオ信号よりも時間txだけ後に再生されるオーディオ信号である。
音量レベル検出部30は、バッファ20に記憶されたオーディオ信号を読取り、そのオーディオ信号からコンテンツの音量レベルを検出する。
(1)コンテンツの音量レベルが予め規定された規定値を下回る。
(2)(1)を満たすコンテンツ部分について、音量レベルが規定値を継続して下回る期間が予め規定された時間tmを越える。
判断部40は、上記2点の基準を満たすコンテンツ部分を、マスキングサウンドを重ね合わせるコンテンツ部分と特定する。
マスキングサウンド信号生成部50は、判断部40から受信した信号で示されるコンテンツ部分に対応するようにマスキングサウンドのオーディオ信号を生成し、それを前述のコンテンツ部分を示す信号と共に信号合成部60に出力する。
信号合成部60は、生成されたマスキングサウンドのオーディオ信号を、バッファ20に記憶されたコンテンツのオーディオ信号において前述の信号で示されるコンテンツ部分に重ねあわせる。
次に、本実施形態の動作について、図3dに示すように音量レベルが経時変化するコンテンツAを取り上げて具体的に説明する。
図4は、オーディオ信号処理装置1が実行するオーディオ信号処理の流れを示すフローチャートである。
信号合成部60は、バッファ20からコンテンツAのオーディオ信号を、マスキングサウンド信号生成部50からマスキングサウンドのオーディオ信号を受信し、両者を重ねあわせる(ステップSA50)。信号合成部60により生成されたオーディオ信号は、D/Aコンバータ70およびアンプ80における処理を経て、スピーカ400から再生される(ステップSA60)。
一方コンテンツが終了した場合、すなわちオーディオ信号出力部10で読取ったCDの楽曲が全て終了したり、CDの再生が停止されたりした場合、ステップSA70における判断は“No”となり、動作を終了する。
以上で説明したように、コンテンツに対してマスキングサウンドを重ねあわせ再生する動作が、コンテンツの終了まで繰り返される。その結果、コンテンツの音量レベルが低いときにコンテンツに対してマスキングサウンドが重ねあわされ、周囲のノイズはマスクされる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下に述べるような変形を加えても良いことは勿論である。また、以下に述べる変形を組み合わせて用いてもよい。
具体的には、図6に示すように判断部40に体感振動発生部100および照明制御部110を接続する。体感振動発生部100は、椅子600の内部に設けられた図示せぬ振動体の振動を行う。判断部40は、マスキングサウンドの再生と同じ期間、体感振動発生部100を介し椅子600の振動を行う。その振動の様式(振幅、周波数および振動パターンなど)は、さまざまな制御をおこなっても良い。一方照明制御部110は、照明の明滅および光量を制御する。判断部40は、マスキングサウンドの再生と同じ期間、照明制御部110を介し照明300を制御する。光の明滅パターンや光量変化などは、さまざまな制御をおこなっても良い。振動や光はノイズに対してマスキング効果を持つものではないが、コンテンツの音量レベルが低い時に振動や照明に対して聴取者の意識が向けられることにより、結果的にノイズに意識が向かないようにする効果がある。
Claims (2)
- 第1の音声に応じた第1オーディオ信号を受取る受取り手段と、
前記受取り手段が受取る第1オーディオ信号から前記第1の音声の音量レベルを検出する検出手段と、
前記検出手段により検出される前記第1の音声の音量レベルに連動して連続的に音量レベルが変化させられた第2の音声に応じた第2オーディオ信号を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された第2オーディオ信号を出力する出力手段と
を有するオーディオ信号処理装置。 - 前記出力手段は、前記受取り手段により受取られた第1オーディオ信号と前記生成手段により生成された第2オーディオ信号とを出力し、
前記生成手段は、前記検出手段により検出される前記第1の音声の音量レベルが低いほど音量レベルが高く設定された第2の音声に応じた第2オーディオ信号を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載のオーディオ信号処理装置。
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JP2010263668A JP5170218B2 (ja) | 2010-11-26 | 2010-11-26 | オーディオ信号処理装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014168616A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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2010
- 2010-11-26 JP JP2010263668A patent/JP5170218B2/ja not_active Expired - Fee Related
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