JP2011073556A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】スライドドアに形成されるフランジ部が上下に分離していても、挟み込み検知用のセンサ部材の取付けをしっかりと行えるようにする。
【解決手段】
スライドドア10の前縁部に、ベルトライン部12の上方に位置する上フランジ部21と、ベルトライン部12の下方に位置する下フランジ部22とが形成される。スライドドア10に固定したブラケット30に、上下のフランジ部21と22とをつなぐ接続フランジ部31が形成される。上下方向に伸びるセンサ部材40が、上フランジ部21から接続フランジ部31を経由して下フランジ部22に渡って取付けられる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、車両のスライドドア構造に関するものである。
車両の中には、例えば1ボックスカーにおいて多く見られるように、後側の側方開口部を前後方向にスライド動されるスライドドアによって開閉するものがある。このようなスライドドアを電動式としてモータの駆動力によって開閉する場合に、スライドドアを閉じるときにその前縁部と車体(ピラー部材)との間で挟み込みを生じてしまうおそれがある。この挟み込み検知のために、特許文献1に示すように、スライドドアの前縁部に形成される上下方向に伸びるフランジ部に対して、上下方向に伸びるセンサ部材を取付けることが開示されている。そして、このセンサ部材を、上記フランジ部に取付けられるシール部材内に配設した構造、つまりシール部材とセンサ部材とを一体化構造とすることも開示されている。
特開2007−93227号公報
ところで、スライドドアにおいては、その前縁部に形成するフランジ部を、デザイン等の観点から連続して形成することが難しい場合が生じる。例えば、スライドドアのアウタパネルを、ベルトライン部において車幅方向外方側に膨出させた場合に、この部分での曲がりが大きくなって、フランジ部を連続して形成することが難しなる。より具体的には、ベルトライン部よりも上側部分の上フランジ部と、ベルトライン部よりも下側部分の下フランジ部とを形成することが可能であっても、この上下のフランジ部との間にフランジ部を形成することが難しくなる。
上述のように、フランジ部が上下方向に連続して形成されていない場合に、これに取付けられるセンサ部材は、上下方向中間部分(ベルトライン部)で支承されないことになって、挟み込み検知用のセンサ部材の取付強度確保等の点でなんらかの対策が望まれることになる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、スライドドアの上下方向中間部にフランジ部を形成することが難しい場合であっても、挟み込み検知用のセンサ部材のスライドドアへの取付けをしっかりを行えるようにした車両のスライドドア構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような第1の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
車両の側方開口部が前後方向にスライド動される電動式のスライドドアによって開閉され、該スライドドアの前縁部に形成された上下方向に伸びるフランジ部に挟み込み検知用のセンサ部材が上下方向に伸ばして取付けられた車両のスライドドア構造において、
前記フランジ部が、上フランジ部と、該上フランジ部と上下方向に離間された下フランジ部と、スライドドアに取付けられたブラケットに形成されて該上フランジ部と該下フランジ部とを接続する接続フランジ部とによって構成され、
前記センサ部材が、前記上フランジ部から前記接続フランジ部を経由して前記下フランジ部に渡って取付けられている、
ようにしてある。上記解決手法によれば、スライドドアに取付けられるブラケットに形成された接続フランジ部を利用して、スライドドアの前縁部に上下方向に連続したフランジ部を形成することができる。これにより、挟み込み検知用のセンサ部材を、上下方向の長い範囲に渡ってスライドドアにしっかりと取付けることができ、挟み込みを精度よく検知する等の上で好ましいものとなる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記接続フランジ部が、スライドドアンのベルトライン部の高さ位置に設けられ、
スライドドアに、前記ベルトライン部において車幅方向外側に膨出する膨出部が形成されている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、スライドドアのデザイン上の要求からベルトライン部に膨出部を形成した場合であっても、センサ部材をベルトライン部においてもしっかりとスライドドアに取付けておくことができる。
スライドドアを前方から見たときに、前記接続フランジ部の車幅方向外方側において、スライドドアのアウタパネルとインナパネルとの接合部間の隙間が目視可能に露出され、
前記接合部間の隙間を覆う遮蔽部材が設けられている、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、外観上の見栄えをよくする上で好ましいものとなる。
前記センサ部材が、上下方向に伸びるシール部材内に配設され、
前記遮蔽部材が、前記シール部材に一体的に設けられたリップによって構成されている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、シール部材をフランジ部に取付けることによって、遮蔽部材を接合部間の隙間を遮蔽する所定位置に配設することができる。また、シール部材に形成されるリップは風きり音対策の上でも好ましいものとなる。
前記ブラケットに、前記接続フランジ部に対して車幅方向内方側に引っ込むように形成された段部を介して、上下一対の当接部が形成され、
前記上当接部が、前記上フランジ部の下端部に車幅方向内方側から当接され、
前記下当接部が、前記下フランジ部の上端部に対して車幅方向内方側から当接されている、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、上当接部を上フランジ部の下端部に対して車幅方向内方側から当接させると共に、下当接部を下フランジ部の上端部に対して車幅方向内方側から当接させることによって、接続フランジ部を上下のフランジ部に対してきちんと位置決めされた状態で整合させることができる(接続フランジ部の位置決め作業の容易化)。
前記接続フランジ部のうち前記上フランジ部または前記下フランジ部との少なくとも一方に対する接続部分に対して、樹脂コーティングが施されている、ようにしてある(請求項6対応)。この場合、走行中に振動を受けたときでも、接続フランジ部が上フランジ部または下フランジ部に当接することによる摩耗や異音の発生を防止できる。
本発明によれば、スライドドアそのものにフランジ部を上下方向に連続して形成できない場合でも、ブラケットに形成された接続フランジ部を利用して、挟み込み検知用のセンサ部材をスライドドアにしっかりと取付けることができる。
本発明が適用された車両の一例を示す側面図。 図1に示すスライドドアの側面図。 図1に示すスライドドアの前方斜視図。 スライドドアのアウタパネルとインナパネルとの接合部分を示すもので、図3のX4−X4線相当断面図。 スライドドアのアウタパネルとインナパネルとの接合部分を示すもので、図3のX5−X5線相当断面図。 センサ部材およびブラケットを取外した状態で、ベルトライン部付近を車幅方向外方側から見た斜視図。 センサ部材およびブラケットを取外した状態で、スライドドアを車幅方向内方側から見た斜視図。 接続フランジ部を有するブラケットを取付けた状態で、スライドドアを車幅方向内方側から見た斜視図。 接続フランジ部を有するブラケットを取付けた状態で、スライドドアを前方から見た斜視図。 接続フランジ部を有するブラケットの一例を示す斜視図。 センサ部材を取付けた状態でスライドドアを前方から見た図。 センサ部材を取付けた状態でのスライドドアとセンタピラーとの部分を示す断面図で、図3と同一部分での断面図。 センサ部材を取付けた状態でのスライドドアとセンタピラーとの部分を示す断面図で、図4と同一部分での断面図。 第2の実施形態を示すもので、遮蔽部部材の取付部分を車幅方向外方側から見た斜視図。 図14のX15−X15線相当断面図。 第2の実施形態において、図12に対応した部分の要部断面図。 第2の実施形態において、図13に対応した部分の要部断面図。
図1において、車両Vは、その前方から後方に向けて、Aピラー1,Bピラー2,Cピラー3,Dピラー4を有する。Aピラー1とBピラー2との間に形成される前側方開口部5が、前サイドドア6によって開閉される。前サイドドア6は、その前端部に設けたヒンジを中心として、後開きとされている。また、Bピラー2とCピラー3との間に形成される後側方開口部7が、前後方向にスライドされるスライドドア10によって開閉される。スライドドア10は、電動式(モータ駆動式)とされて、運転席付近において車室内に設けたドアスイッチ(図示を略す)を操作することによって開閉される。
スライドドア10は、図3,図6,図8、図11に特に明瞭に示すように、そのサイドウインドガラス11の下縁部付近となるベルトライン部12の高さ位置において、車幅方向外側に膨出する膨出部13が形成されている。すなわち、スライドドア10は、アウタパネル15とインナパネル16とによって構成されて、アウタパネル15が、ベルトライン部12の高さ位置でもって車幅方向外側に膨出されている。この膨出部13の形成によって、スライドドア10(のアウタパネル15)のデザイン性が向上されている。なお、膨出部13の形成によって形成されるアウタパネル15の段部上には、ベルトライン12に沿ってモール17が取付けられている。
スライドドア10の前縁部には、図6〜図9に示すように、上フランジ部21と下フランジ部22とが形成されている。上フランジ部21は、ベルトライン部12よりも若干上方位置から上方に向けて伸びている。また、下フランジ部22は、ベルトライン部12よりも若干下方位置から、下方に向けて伸びている。そして、上下のフランジ部21と22との間には、スライドドア10そのものにはフランジ部が形成されていない構造となっている。すなわち、膨出部13の形成によって、ベルトライン部12およびその付近の高さ位置では、アウタパネル15が車幅方向外側へ大きく曲げられているため、フランジ部を形成することが難しいものとなっている。
上下のフランジ部21,22の形成は、次のようにして行われている。まず、アウタパネル15の前端部が、若干車幅方向内方側に向けて曲げられることにより、上下方向に伸びる前縦面部15aが形成される。この前縦面部15aの車幅方向内端部から前方へ伸ばして、上下のフランジ部21,22が形成されている。各フランジ部21,22は、車体後方側へ略180度折り返されている。そして、インナパネル16の前端部が、特に図4に示すように、各フランジ部21,22の上記折り返し部に挟みまれた状態(ヘミング処理)でアウタパネル15に接合されている(接合部にはシーラが介在される)。
一方、上下のフランジ部21,22が位置しない部分では、アウタパネル15は、前縦面部15aは有するが、この前縦面部15aから伸びるフランジ部を有しないものとなっている。すなわち、特に図5に示すように、前縦面部15aの車幅方向内端部から後方へ略90度折り曲げられた側方縦面部15bとされている。そして、インナパネル16の前端部が、側方縦面部15bよりも車幅方向外方側において、前縦面部15aの後面に当接状態とされて、この当接部分においてシーラによってアウタパネル15に接合されている。
スライドドア10には、ベルトライン部12の高さ付近において、ブラケット30がボルト35によって固定されている(図8、図9,図11参照)。このブラケット30は、例えば鉄板等の金属板を加工することにより形成されて、接続フランジ部31を有する。この接続フランジ部31は、ブラケット30をスライドドア10の所定位置に固定したときに、上下のフランジ部21,22に対して滑らかに連なるように整合される。すなわち、接続フランジ部31の上端が上フランジ部21の下端に連なり、接続フランジ部31の下端が下フランジ部22の上端に連なっている。このように、上下のフランジ部21,22と接続フランジ部31とによって、スライドドア10の前縁部には、上下方向に長くかつ連続したフランジ部が構成される。
ブラケット30は、接続フランジ部31の上下の端部において、上下一対の当接部32,33を有する。上当接部32は、段部32aによって接続フランジ部31に連なると共に、接続フランジ部31よりもわずかに車幅方向内方側に位置されて、接続フランジ部31よりも上方に伸びている。同様に、下当接部33は、段部33aによって接続フランジ部31に連なると共に、接続フランジ部31よりもわずかに車幅方向内方側に位置されて、接続フランジ部31よりも下方に伸びている。
上当接部32を上フランジ部21の車幅方向内方側に当接させた状態で、接続フランジ部31の上端が、上フランジ部21の下端に連なる整合状態とされる(位置決め)。同様に、下当接部33を下フランジ部22の車幅方向内方側に当接させた状態で、接続フランジ部31の下端が、下フランジ部22の下端に連なる整合状態とされる(位置決め)。このように、上下の当接部32,33を上下のフランジ部21,22に当接させた状態で、ブラケット30を車体に固定することにより、上下のフランジ部21,22に対して接続フランジ部31が連なる整合状態が容易に得られることになる。
接続フランジ部31のうち少なくとも上下の各端部(特に端面)、および上下の当接部32,33(特に車幅方向外側面)には、樹脂コーティングが施されている。これにより、走行中の振動を受けても、樹脂コーティングの緩衝機能によって、接続フランジ部31や上下の当接部32,33が上下のフランジ部21,22に当接した際の摩耗や異音の発生が防止される。勿論、樹脂コーティングすることによって、防錆機能も得られることになる。なおブラケット30を金属ではなく合成樹脂によって形成した場合は、上記のような樹脂コーティングを別途行う必要のないものとなる。
前記上下のフランジ部21,22と接続フランジ部31とによって構成されるフランジ部に対して、挟み込み検知用のセンサ部材40が取付けられる(図3,図11参照)。センサ部材40は、シール部材に一体化されている。すなわち、弾性部材からなるシール部材50の前端部の内部に、センサ部材40が埋め込まれた構造とされている。勿論、シール部材50は上下方向に長くされ、同様にセンサ部材40も上下方向に長く伸びている。
センサ部材40つまりシール部材50は、上フランジ部21から接続フランジ部31を経由して下フランジ部22に渡って取付けられている。このように、シール部材50(センサ部材40)は、上下方向においてとぎれることなくフランジ部に取付けられることになって、その取付けが適正位置においてしっかりと行われることになり、挟み込み検知を常に適切な位置で行うことができる。勿論、センサ部材40は、スライドドア10を閉じるときに、スライドドア10とBピラー2との間での挟み込みを検知するものとなっている。
図12,図13に示すように、シール部材50には、リップ部51が一体成形されている。このリップ部51は、ベルトライン部12よりも上方位置で、閉位置にある前サイドドア6の後縁部に当接される(シール確保および風きり音低減)。これに対して、ベルトライン部12付近では、図13に示すように、リップ部51が存在しないものとなっている。
図14〜図17は、本発明の第2の実施形態を示すもので、膨出部13を形成することによって生じる外観上の見栄え悪化を防止するものとなっている。すなわち、前記実施形態においては、例えば図3,図11に示すように、スライドドア10をその前方から見たとき、ベルトライン部12付近において、接続フランジ部31(シール部材50)の車幅方向外側には、アウタパネル15とインナパネル16との接合部間の隙間αが目視可能となっている。つまり、膨出部13の形成によって、接続フランジ部31の車幅方向外側からは、隙間αを通して、インナパネル16のうち車幅方向に伸びる前縦面16aやアウタパネル15の側方縦面部15bがそのまま目視可能となっている。このインナパネル16の前縦面部16aは、アウタパネル15の前縦面部15aよりも後方に位置されて、前縦面部15aに対して滑らかに連なっていないことから、外観上の見栄えの上では好ましくないものとなる。
図14〜図17に示す第2実施形態では、遮蔽部材60を用いて、上記隙間αを遮蔽する(塞ぐ)ようにしてある。この遮蔽部材60は、図14に示すように、前記リップ部51下端に連続してベルトライン部12付近にのみ設けられて、隙間αを前方から遮蔽している。遮蔽部材60は、弾性部材によって、シール部材50とは別部材として形成されて、シール部材50に対してあらかじめ接着剤や熱融着等によって一体化されている。すなわち、あらかじめ遮蔽部材60が一体化された状態のシール部材50が、フランジ部に取付けられることになる。なお、この遮蔽部材60は、シール部材50と一体成形することもできる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能である。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明は、自動車等の車両における安全確保の技術として好ましいものとなる。
V:車両
α:隙間
7:後側方開口部
10:スライドドア
12:ベルトライン部
13:膨出部
15:アウタパネル
15a:前縦面部
15b:側方縦面部
16:インナパネル
16a:前縦面部
21:上フランジ部
22:下フランジ部
30:ブラケット
31:接続フランジ部
32:上当接部
32a:段部
33:下当接部
33a:段部
40:センサ部材
50:シール部材
51:リップ部
60:遮蔽部材

Claims (6)

  1. 車両の側方開口部が前後方向にスライド動される電動式のスライドドアによって開閉され、該スライドドアの前縁部に形成された上下方向に伸びるフランジ部に挟み込み検知用のセンサ部材が上下方向に伸ばして取付けられた車両のスライドドア構造において、
    前記フランジ部が、上フランジ部と、該上フランジ部と上下方向に離間された下フランジ部と、スライドドアに取付けられたブラケットに形成されて該上フランジ部と該下フランジ部とを接続する接続フランジ部とによって構成され、
    前記センサ部材が、前記上フランジ部から前記接続フランジ部を経由して前記下フランジ部に渡って取付けられている、
    ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
  2. 請求項1において、
    前記接続フランジ部が、スライドドアンのベルトライン部の高さ位置に設けられ、
    スライドドアに、前記ベルトライン部において車幅方向外側に膨出する膨出部が形成されている、
    ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
  3. 請求項1または請求項2において、
    スライドドアを前方から見たときに、前記接続フランジ部の車幅方向外方側において、スライドドアのアウタパネルとインナパネルとの接合部間の隙間が目視可能に露出され、
    前記接合部間の隙間を覆う遮蔽部材が設けられている、
    ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
  4. 請求項3において、
    前記センサ部材が、上下方向に伸びるシール部材内に配設され、
    前記遮蔽部材が、前記シール部材に一体的に設けられたリップによって構成されている、
    ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記ブラケットに、前記接続フランジ部に対して車幅方向内方側に引っ込むように形成された段部を介して、上下一対の当接部が形成され、
    前記上当接部が、前記上フランジ部の下端部に車幅方向内方側から当接され、
    前記下当接部が、前記下フランジ部の上端部に対して車幅方向内方側から当接されている、
    ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
    前記接続フランジ部のうち前記上フランジ部または前記下フランジ部との少なくとも一方に対する接続部分に対して、樹脂コーティングが施されている、ことを特徴とする車両のスライドドア構造。
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