JP2011061031A - 熱電変換モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】接触熱抵抗を低減するための面圧を負荷するための機構が不要であり、接触熱抵抗を低減することができる熱電変換モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】熱電変換モジュール10は、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21とが接合層25を介して電極22によって電気的に直列に接続された構成を有する。また、電極22が、高温側に配置される高温側電極30と、低温側に配置される低温側電極40とからなり、高温側電極30および/または低温側電極40が、外部と熱交換するための熱交換フィン42を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度差を利用した発電等に用いられる熱電変換モジュールに関する。
一般に、発電用の熱電変換モジュールは、熱電変換モジュールの高温面(熱源面)に熱を与え、低温面(冷却面)を冷却もしくは常温環境下に置くことにより、その温度差で発電を行うものであり、大きく分けて2種類の様式がある。一つは、両面セラミックスタイプである。この両面セラミックスタイプでは、熱電変換素子どうしを電気的に繋げるために、電極がはんだ付けされた素子を2枚のセラミックス基板で挟み固定している(例えば、非特許文献1参照。)。もう一つは、スケルトンタイプである。このスケルトンタイプでは、熱電変換素子どうしを電気的に繋げるために、電極がはんだ付けされた素子、あるいは、アルミニウムなどの溶射を施した素子を、セラミックス基板で固定している(例えば、非特許文献1参照。)。
これらの熱電変換モジュールを用いて温度差発電を行う場合、熱電変換モジュールを熱源とヒートシンクとの間に設置し、温度差を利用して発電を行う。その際、電極が熱源やヒートシンクを通じて短絡しないように、高温面、低温面に絶縁性のセラミックス基板、あるいは絶縁性の熱伝導シートなどの電気的絶縁物を挿入する。
両面セラミックスタイプにおいては、熱電変換モジュール自体に絶縁性のセラミックス基板が装着固定されているので、例えば、熱電変換モジュールのセラミックス表面に熱伝導グリースを塗布して、熱源やヒートシンクに密着させている。一方、スケルトンタイプは、熱電変換モジュール自体にセラミックス基板(絶縁体)を有しないので、高温面および低温面に、熱伝導グリースを塗布したセラミックス基板を設置、あるいは絶縁性の熱伝導シートを貼り付けて、熱源やヒートシンクに密着させている。
また、上記した、両面セラミックスタイプおよびスケルトンタイプにおいて、熱源やヒートシンクとの密着性を向上させるために、ボルトなどにより0.5〜1MPa程度の面圧を負荷するのが一般的である。
熱電変換工学−基礎と応用、株式会社リアライズ社、p.333
上記した従来の熱電変換モジュールでは、熱電変換モジュールを、熱伝導グリースを塗布した絶縁性のセラミックス基板や絶縁性の熱伝導シートを介して、熱源、冷却媒体、ヒートシンクに密着させている。このような密着部には、通常接触熱抵抗を有しており、絶縁性のセラミックス基板や絶縁性熱伝導シートを備えることで熱損失が生じる。
このような接触熱抵抗やそれに起因する熱損失は、熱電変換モジュールの発電性能に多大な影響を与える。また、このような接触熱抵抗や熱損失が大きいほど、熱電変換素子の高温側と低温側の温度差が小さくなり、発電量が小さくなるという課題があった。また、接触熱抵抗をできる限り小さくするためには、取り付けの際に面圧を負荷する必要がある。この場合、面圧を負荷するための機構を設けなければならず、発電システムが大型化、煩雑化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、接触熱抵抗を低減するための面圧を負荷するための機構が不要であり、接触熱抵抗を低減することができる熱電変換モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様によれば、n型熱電変換素子とp型熱電変換素子とが接合層を介して電極によって電気的に直列に接続された構成を有し、温度差を利用して発電を行う熱電変換モジュールであって、前記電極が、高温側に配置される高温側電極と、低温側に配置される低温側電極とからなり、前記高温側電極および/または前記低温側電極が、外部と熱交換するための熱交換構造を備えていることを特徴とする熱電変換モジュールが提供される。
本発明の熱電変換モジュールによれば、接触熱抵抗を低減するための面圧を負荷するための機構が不要であり、接触熱抵抗を低減することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の熱電変換モジュールの断面を示す図である。 高温側電極および低温側電極の双方に熱交換構造部を備えた熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態の、Niメッキ層を備えた熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態の、熱交換構造部と電極部材とを接合層を介して接合した構成を有する電極を備える熱電変換モジュールの断面を示す図である。 図4に示した熱電変換モジュールにおいて、板状部材と接合層を他の構成で構成したときの熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態の熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態の、熱交換フィンを設けたヒートパイプを備える熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第3の実施の形態の熱電変換モジュールの断面を示す図である。 本発明に係る第4の実施の形態の熱電変換モジュールの断面を示す図である。 比較例1で使用した熱電変換モジュールの断面を示す図である。 実施例1および比較例1における高温側と低温側の温度差の評価結果であり、熱交換フィンの温度と、高温側と低温側の温度差の関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の熱電変換モジュール10の断面を示す図である。
図1に示すように、熱電変換モジュール10は、所定の位置に配置された複数のn型熱電変換素子20と、これらのn型熱電変換素子20に対応して所定の位置に配置された複数のp型熱電変換素子21と、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21と電気的に直列に接続する電極22とを備えている。また、n型熱電変換素子20と電極22、およびp型熱電変換素子21と電極22は、接合層25を介して接続されている。具体的には、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21の一端側が電極22によって接続され、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21の他端側が電極22によって接続されている。また、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21の一端側と他端側の電極22のうち一方は、高温側に配置され、高温側電極30として機能し、他方は、低温側に配置され、低温側電極40として機能する。
また、高温側電極30は、板状部材で構成されている。一方、低温側電極40は、板状部材41と、熱交換構造部(熱交換構造)として機能する熱交換フィン42とを備え、これらは一体的に構成されている。
熱交換構造部は、外部と熱交換するための構造を有している。熱交換構造部の一例として、図1に示すように、複数の熱交換フィン42を備えたフィン構造が挙げられる。熱交換フィン42は、平板形状に限らず、表面積を増やし熱伝達を効率よく行うために例えば波板形状などで構成されてもよい。
ここで、高温側電極30および低温側電極40は、導電性および熱伝導性に優れた材料で構成されることが好ましい。高温側電極30および低温側電極40は、具体的には、銅やアルミニウムなどの材料で構成されることが好ましい。
なお、ここでは、低温側電極40のみが熱交換構造部を備えた一例を示しているが、この構成に限られるものではない。ここで、図2は、高温側電極30および低温側電極40の双方に熱交換構造部を備えた熱電変換モジュール10の断面を示す図である。図2に示すように、高温側電極30および低温側電極40の双方に熱交換構造部を備えてもよい。なお、この構成の場合、高温側電極30の熱交換構造部は、高温媒体に接触するように配置される。例えば、高温側電極30の熱交換構造部は、図2に示すように、高温媒体である高温流体50中に配置されてもよい。このように、高温側電極30の熱交換構造部を高温媒体に接触するように配置することで、効率よく集熱することができる。また、熱交換構造部は、高温側電極30のみが備えてもよい。
接合層25は、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21と、高温側電極30および低温側電極40とを、電気的および熱的に接続するものである。すなわち、接合層25は、熱伝導性および電気伝導性に優れた材料で構成されることが好ましい。接合層25は、例えば、はんだ(はんだペーストを含む)、銀ペーストなどで構成される。
はんだとしては、特に成分等が限定されるものではなく、製造上や信頼性の観点から一般に流通しているはんだ材料を用いるのが好ましい。はんだを用いた場合、接合層25の厚さは、50μm程度となる。
ここで、接合層25をはんだで形成する場合、熱電変換素子と接合層25とが化学的に反応することがある。この場合には、熱電変換素子と接合層25との界面に反応層が生成し、界面において劣化が生じる。そのため、熱電変換素子の接合層25と接触する側の端面に、予め、例えばNiメッキ層を形成することが好ましい。
図3は、本発明に係る第1の実施の形態の、Niメッキ層60を備えた熱電変換モジュール10の断面を示す図である。図3に示すように、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21と、接合層25との間にNiメッキ層60を設けることにより、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21を保護し、界面での反応を抑えることができる。なお、Niメッキ層60の厚さは、あまり厚いと接触熱抵抗や熱損失を低減する効果を低下させてしまうので望ましくない。逆にあまり薄いと接合層25をはんだで形成した場合に、接合界面における劣化の抑制効果がなくなり好ましくない。
銀ペーストは、銀微粒子と有機溶剤とを含むペースト状の接合剤である。銀ペーストにおいて、特に、銀微粒子の平均粒径はナノオーダであることが好ましい。このナノオーダの銀微粒子で構成することで、ナノオーダの銀微粒子どうしが融着接合することによって、熱伝導性および電気伝導性に優れた接合層25を形成することができる。また、銀ペーストを用いて接合層25を形成することで、接合層25の厚さは、5μm程度となる。
ここで、接合層25を構成する材料として、上記したはんだを用いても、十分な熱伝導性および電気伝導性を得ることができるが、さらに熱伝導性および電気伝導性を向上させるためには、銀ペーストを用いることが好ましい。銀ペーストを用いた場合、上記したように、はんだを用いた場合よりも接合層25を薄く形成することができる。そのため、熱抵抗、電気抵抗を小さくすることができる。例えば、ナノオーダの銀微粒子を用いた銀ペーストで接合層25を形成した場合、電気比抵抗、熱伝導率は、それぞれ0.1μΩ・m程度、25W/m・K程度となる。一方、Sn−40重量%Pbはんだで接合層25を形成した場合、電気比抵抗、熱伝導率は、0.14μΩ・m程度、50W/m・K程度である。上記した接合層25の厚さを考慮すると、接合層25における電気抵抗、熱抵抗は、銀ペーストを用いた場合には、Sn−40重量%Pbはんだを用いた場合よりも、それぞれ1/14、1/5程度となる。このように、接触熱抵抗や熱損失を抑制することで、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
次に、熱電変換モジュール10の製造方法について説明する。
まず、複数のn型熱電変換素子20を所定の位置に配置し、これらのn型熱電変換素子20に対応させて複数のp型熱電変換素子21を所定の位置に配置する。この際、各熱電変換素子間は所定の間隔が空けられている。
続いて、第1のn型熱電変換素子20の一端と、この第1のn型熱電変換素子20に隣接して配置されている第1のp型熱電変換素子21の一端とを第1の高温側電極30で電気的に接続する。この際、第1のn型熱電変換素子20の一端と第1の高温側電極30、および第1のp型熱電変換素子21の一端と第1の高温側電極30は、例えば、はんだや銀ペーストを用いて接合される。その際、接合部には、接合層25が形成される。ここで、はんだや銀ペーストなどの接合部材を接合面に配置し、例えばリフロー炉などによって接合部材を溶融することで、各熱電変換素子と各電極が接合される。
続いて、第1のn型熱電変換素子20の他端と、この第1のn型熱電変換素子20に隣接して配置されている第2のp型熱電変換素子21の他端とを第1の低温側電極40で電気的に接続する。一方、第1のp型熱電変換素子21の他端と、この第1のp型熱電変換素子21に隣接して配置されている第2のn型熱電変換素子20の他端とを第2の低温側電極40で電気的に接続する。第1のn型熱電変換素子20の他端と第1の低温側電極40、第2のp型熱電変換素子21の他端と第1の低温側電極40、第1のp型熱電変換素子21の他端と第2の低温側電極40、および第2のn型熱電変換素子20の他端と第2の低温側電極40は、例えば、上記同様に、はんだや銀ペーストを用いて接続され、接合層25が形成される。
このようにして、高温側電極30または低温側電極40を用いて、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21とを電気的に直列に接続し、熱電変換モジュール10が得られる。
上記した熱電変換モジュール10では、高温側電極30と低温側電極40との間に温度差が生じると、ゼーベック効果により起電力を発生し、電力が得られる。例えば、低温側電極40の熱交換フィン42によって多くの熱量を外部に放出することで、高温側電極30と低温側電極40との間の温度差は大きくなり、発電量を増加することができる。
上記したように、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10によれば、熱交換構造部を有する電極22を備えるため、従来の電変換モジュールが備えるような、電極と熱交換構造部とを絶縁層を介して密着させる機構を設ける必要がない。そのため、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、絶縁層を設けることで生じていた接触熱抵抗やそれに起因する熱損失を抑制することができる。このように、接触熱抵抗や熱損失を抑制することで、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
また、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、従来の電変換モジュールが備えるような、電極と熱交換構造部とを絶縁層を介して密着させる機構を設ける必要がないため、コンパクト化および製作コストの削減などを図ることができる。
ここで、上記した第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、熱交換構造部を有する電極22、すなわち熱交換構造部と電極が一体的に構成された一例を示したが、熱交換構造部と電極とを、前述した接合層25を構成する材料を用いて接合する構成としてもよい。
図4は、本発明に係る第1の実施の形態の、熱交換構造部と電極部材とを接合層を介して接合した構成を有する電極を備える熱電変換モジュール10の断面を示す図である。
図4に示すように、低温側電極40は、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21と接合層25を介して電気的に接続された低温側電極部材70と、この低温側電極部材70と接合層75を介して電気的に接合される、板状部材41と熱交換フィン42とが一体的に構成された熱交換構造部とを備えている。ここで、接合層75は、接合層25を構成することができる材料と同じ材料で構成される。
このように、低温側電極40を構成することで、熱交換構造部を有する電極を構成することができる。これによって、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、従来の熱電変換モジュールのような、電極と熱交換構造部とを絶縁層を介して設ける構成は不要となる。そのため、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、絶縁層を設けることで生じていた接触熱抵抗やそれに起因する熱損失を抑制することができる。このように、接触熱抵抗や熱損失を抑制することで、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
なお、この構成は、低温側電極40のみに備えることに限られない。例えば、この構成を高温側電極30および低温側電極40の双方に備えてもよい。また、この構成を高温側電極30のみに備えてもよい。
また、低温側電極40の板状部材41と、この板状部材41をn型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21に接合する接合層25の構成は、上記した構成に限られるものではない。図5は、図4に示した熱電変換モジュール10において、板状部材41と接合層25を他の構成で構成したときの熱電変換モジュール10の断面を示す図である。
ここでは、接合層25の代わりに、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21の端面に、Moなどを溶射して溶射層80が形成されている。また、その溶射層80上に、Alなどを溶射して、低温側電極40および高温側電極30の電極部材85、90が形成されている。なお、この場合、図示しないが、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21間には、例えば絶縁部材が充填されているので、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21の端面が所定の間隔をあけて配置されていても、溶射により電極部材85、90を形成することが可能となる。
このように、n型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21の端面に溶射層80を設けることで、各熱電変換素子20、21と電極部材85、90とが反応して劣化するのを防止することができる。
(第2の実施の形態)
本発明に係る第2の実施の形態の熱電変換モジュール10は、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10と電極22の熱交換構造部のみが異なり、他の構成は同じである。そこで、ここでは、第2の実施の形態の熱電変換モジュール10における電極22の熱交換構造について主に説明する。
図6は、本発明に係る第2の実施の形態の熱電変換モジュール10の断面を示す図である。なお、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
図6に示すように、高温側電極30は、板状部材で構成されている。一方、低温側電極40は、板状部材41と、熱交換構造部(熱交換構造)として機能するヒートパイプ43とを備えている。低温側電極40において、ヒートパイプ43は、板状部材41に一端が接合された形状を有し、板状部材41と一体的に構成されている。ここでは、各低温側電極40の表面の両端側に、外部に向けて2本のヒートパイプ43を備えた一例を示している。なお、ヒートパイプ43は、少なくとも1つ備えられていればよい。
ここで、ヒートパイプ43の内部には、作動液が真空封入されており、ヒートパイプ43の一端側(板状部材41側)が加熱されると、作動液が蒸発する。この蒸発熱を、n型熱電変換素子20側やp型熱電変換素子21側から吸収している。蒸発した蒸気は、ヒートパイプ43の他端側(外部に突き出した先端側)で、凝縮して液体になる。この際、蒸発熱が外部に放出される。このようにして、低温側電極40からより多くの熱量を外部に放出することで、高温側電極30と低温側電極40との間の温度差は大きくなり、発電量を増加することができる。
ヒートパイプ43の種類は、特に限定されないが、例えば、ウィック式、サーモサイホン式などを使用することができる。
また、例えば、ヒートパイプ43の他端側(外部に突き出した先端側)に、複数の熱交換フィン100を設けてもよい。図7は、本発明に係る第2の実施の形態の、熱交換フィンを設けたヒートパイプ43を備える熱電変換モジュール10の断面を示す図である。なお、図7に示した熱電変換モジュール10は、ある限られた空間に熱電変換モジュール10を設置する際、ヒートパイプ43どうしが接触しないように構成された一例である。
図7に示すように、ヒートパイプ43の他端側(外部に突き出した先端側)に複数の熱交換フィン100を設けることで、ヒートパイプ43の他端側において、熱交換が促進され、外部への熱放出を効率よく行うことができる。
なお、ここでは、低温側電極40のみが熱交換構造部を備えた一例を示しているが、この構成に限られるものではない。例えば、高温側電極30および低温側電極40の双方に熱交換構造部を備えてもよい。また、高温側電極30のみに熱交換構造部を備えてもよい。高温側電極30に熱交換構造部を備えることで、効率よく集熱することができる。
上記したように、第2の実施の形態の熱電変換モジュール10によれば、熱交換構造部を有する電極22を備えるため、従来の電変換モジュールが備えるような、電極と熱交換構造部とを絶縁層を介して密着させる機構を設ける必要がない。そのため、第1の実施の形態の熱電変換モジュール10では、絶縁層を設けることで生じていた接触熱抵抗やそれに起因する熱損失を抑制することができる。このように、接触熱抵抗や熱損失を抑制することで、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
また、熱交換構造部としてヒートパイプ43を備えることで、ヒートパイプ43の加熱部(受熱部)と冷却部(放熱部)における温度差が小さくても、蒸発と凝縮の潜熱移動により、加熱部からと冷却部に多くの熱量を輸送することができる。そのため、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
また、第2の実施の形態の熱電変換モジュール10は、熱交換構造部を有する電極22を備えるため、従来の電変換モジュールが備えていたような、電極と熱交換構造部とを絶縁層を介して密着させる機構を設ける必要がない。そのため、第2の実施の形態の熱電変換モジュール10では、コンパクト化および製作コストの削減などを図ることができる。
なお、ここでは、図1に示した第1の実施の形態の熱電変換モジュール10の熱交換構造部をヒートパイプ43とした一例を示したが、第1の実施の形態で示した他の構成の熱電変換モジュール10の熱交換構造部としてヒートパイプ43を使用することもできる。これらの場合においても、上記した第2の実施の形態の熱電変換モジュール10の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
本発明に係る第3の実施の形態の熱電変換モジュール10は、第1の実施の形態および第2の実施の形態の熱電変換モジュール10における、高温側電極30と低温側電極40との間の構成部材が対流防止部材110で覆われている以外は、第1の実施の形態および第2の実施の形態の熱電変換モジュール10の構成と同じである。
図8は、本発明に係る第3の実施の形態の熱電変換モジュール10の断面を示す図である。なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態の熱電変換モジュール10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
図8に示すように、第3の実施の形態の熱電変換モジュール10では、高温側電極30と低温側電極40との間の構成部材が対流防止部材110で覆われている。具体的には、所定の間隔をあけて配置されている、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21との間隙に対流防止部材110を設けている。また、熱電変換モジュール10は、高温側電極30が高温熱源115に接触するように配置されている。
対流防止部材110は、高温熱源115で加熱された周囲に存在する空気などの気体の対流により、低温側電極40が加熱されるのを防止するものである。すなわち、対流防止部材110は、高温側電極30と低温側電極40との間の空間における気体の対流を防止するものである。対流防止部材110は、高温熱源115からの熱を低温側電極40側へ伝え難い、熱伝導率の小さな材料(例えば、熱伝導率が50W/m・K以下の材料)で構成されることが好ましい。また、対流防止部材110は、高温側電極30と低温側電極40との間に亘って備えられるため、電気絶縁材料であることが好ましい。具体的には、対流防止部材110は、例えば、アルミナ系または窒化珪素系のセラミックス、ポリウレタンなどの樹脂系材料などからなる断熱材料などで構成される。
第3の実施の形態の熱電変換モジュール10によれば、熱電変換モジュール10における、高温側電極30と低温側電極40との間の構成部材を対流防止部材110で覆うことで、n型熱電変換素子20とp型熱電変換素子21との間における、空気などの気体の対流を防止することができる。これによって、高温熱源115で加熱された周囲に存在する空気などの気体の対流により、低温側電極40が加熱されるのを防止することができる。そのため、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
また、熱電変換モジュール10における、高温側電極30と低温側電極40との間の構成部材を対流防止部材110で覆うことで、熱電変換モジュール10の外周部から放出される熱量を低減することができ、発電量を増加することができる。
なお、ここでは、図1に示した第1の実施の形態の熱電変換モジュール10に対流防止部材110を備えた一例を示したが、第1の実施の形態で示した他の構成の熱電変換モジュール10や第2の実施の形態の熱電変換モジュール10に対流防止部材110を備えてもよい。これらの場合においても、上記した第3の実施の形態の熱電変換モジュール10の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
本発明に係る第4の実施の形態の熱電変換モジュール10は、第1の実施の形態および第2の実施の形態の熱電変換モジュール10において、低温側電極40とn型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21との境界の外周に熱反射板120を備えた以外は、第1の実施の形態および第2の実施の形態の熱電変換モジュール10の構成と同じである。
図9は、本発明に係る第4の実施の形態の熱電変換モジュール10の断面を示す図である。なお、第1の実施の形態〜第3の実施の形態の熱電変換モジュール10の構成と同一の構成部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略または簡略する。
図9に示すように、第4の実施の形態の熱電変換モジュール10では、低温側電極40とn型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21との境界の外周に、水平方向に亘って熱反射板120が設けられている。換言すると、n型熱電変換素子20の低温側電極40側の接合層25の外周と、これに隣接して配置されているp型熱電変換素子21やn型熱電変換素子20の低温側電極40側の接合層25の外周との間に熱反射板120が設けられている。また、熱電変換モジュール10は、高温側電極30が高温熱源115に接触するように配置されている。
熱反射板120は、高温熱源115側(高温側電極30)から低温側電極40側への放射伝熱を阻止するものである。すなわち、熱反射板120は、高温熱源115や高温側電極30からの放射熱を反射して、高温熱源115や高温側電極30からの放射熱が低温側電極40側へ伝わるのを防止している。熱反射板120は、熱反射板120に入射した放射エネルギのほとんどを反射もしくは再放射することが好ましく、例えば、入射した全放射エネルギに対する反射もしくは再放射されたエネルギの割合である全反射率が1に近いことが好ましい。なお、全反射率が1に近い材料で構成されることが好ましいため、入射した放射エネルギを透過しやすい材料や、吸収しやすい材料は好ましくない。熱反射板120は、例えば、白色の、アルミナ系のセラミックスなどからなる断熱材料、ステンレス鋼などで構成することができる。
第4の実施の形態の熱電変換モジュール10によれば、低温側電極40とn型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21との境界の外周に、水平方向に亘って熱反射板120を設けることで、高温側電極30や高温熱源115からの放射熱が低温側電極40側へ伝わるのを防止することができる。これによって、低温側電極40が加熱されるのを防止することができ、熱電変換モジュール10の高温側と低温側の温度差を大きくすることができ、発電量を増加することができる。
なお、ここでは、図1に示した第1の実施の形態の熱電変換モジュール10に熱反射板120を備えた一例を示したが、第1の実施の形態で示した他の構成の熱電変換モジュール10や第2の実施の形態の熱電変換モジュール10に熱反射板120を備えてもよい。これらの場合においても、上記した第4の実施の形態の熱電変換モジュール10の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明に係る熱電変換モジュール10における高温側と低温側の温度差が、従来の熱電変換モジュールにおける高温側と低温側の温度差よりも大きいことを実施例および比較例を用いて説明する。
(実施例1)
実施例1では、図1に示された第1の実施の形態の熱電変換モジュール10を用いて、高温側と低温側の温度差を評価した。
熱電変換モジュール10は、ビスマス−テルル系の熱電変換素子を用い、50mm×50mmのサイズに形成した。また、接合層25は、60Sn−40Pbはんだで構成され、厚さは、0.05mmであった。また、高温側電極30および低温側電極40を50μmの銅材で構成した。
上記した熱電変換モジュール10の高温側電極30を、高温熱源に接触させ、低温側電極40の熱交換フィン42における温度を測定した。
(比較例1)
図10は、比較例1で使用した熱電変換モジュール200の断面を示す図である。
図10に示すように、熱電変換モジュール200において、n型熱電変換素子210およびp型熱電変換素子211の構成および材料は、実施例1使用した熱電変換モジュール10のn型熱電変換素子20およびp型熱電変換素子21の構成および材料と同じとした。n型熱電変換素子210とp型熱電変換素子211の一端を接合層240を介して高温側電極220に接合し、n型熱電変換素子210とp型熱電変換素子211の他端を接合層240を介して低温側電極230に接合した。このようにして、n型熱電変換素子210とp型熱電変換素子211とを電気的に直列に接続した。接合層240は、60Sn−40Pbはんだで構成され、厚さは、0.05mmであった。
続いて、低温側電極230上に、厚さが0.5mmの熱伝導グリース層250を介してポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる電気絶縁板260を積層した。この電気絶縁板260上に、厚さが0.5mmの熱伝導グリース層270を介して熱交換フィン構造体280を積層した。この熱交換フィン構造体280は、実施例1で使用した熱電変換モジュール10の低温側電極40と同じ構成を有し、板状部材281と、熱交換フィン282とを備える構成とした。また、熱交換フィン構造体280を構成する材料も実施例1で使用した熱電変換モジュール10の低温側電極40と同じとした。また、熱電変換モジュール200のサイズは、実施例1で使用した熱電変換モジュール10のサイズと同じとした。
この熱電変換モジュール200を用いて、実施例1における、高温側と低温側の温度差の評価方法と同じ方法で、熱電変換モジュール200における高温側と低温側の温度差を評価した。
(実施例1および比較例1のまとめ)
図11は、上記した実施例1および比較例1における高温側と低温側の温度差の評価結果であり、熱交換フィンの温度と、高温側と低温側の温度差の関係を示す図である。ここで、高温側と低温側の温度差は、高温熱源の温度と熱交換フィンの温度の温度差である。
図11に示すように、実施した温度範囲において、実施例1の熱電変換モジュール10における高温側と低温側の温度差は、比較例1の熱電変換モジュール200における高温側と低温側の温度差よりも、大きいことがわかった。
以上、本発明を一実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10…熱電変換モジュール、20…n型熱電変換素子、21…p型熱電変換素子、22…電極、25…接合層、30…高温側電極、40…低温側電極、41…板状部材、42…熱交換フィン。

Claims (10)

  1. n型熱電変換素子とp型熱電変換素子とが接合層を介して電極によって電気的に直列に接続された構成を有し、温度差を利用して発電を行う熱電変換モジュールであって、
    前記電極が、高温側に配置される高温側電極と、低温側に配置される低温側電極とからなり、前記高温側電極および/または前記低温側電極が、外部と熱交換するための熱交換構造を備えていることを特徴とする熱電変換モジュール。
  2. 前記熱交換構造が、複数の熱交換フィンを備えたフィン構造であることを特徴とする請求項1記載の熱電変換モジュール。
  3. 前記熱交換構造が、少なくとも一つのヒートパイプを備えた構造であることを特徴とする請求項1記載の熱電変換モジュール。
  4. 前記n型熱電変換素子および前記p型熱電変換素子の前記接合層と接合される接合面にメッキ層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
  5. 前記接合層が、はんだまたは銀ペーストで構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
  6. 前記高温側電極および/または前記低温側電極が、前記n型熱電変換素子および前記p型熱電変換素子と前記接合層を介して接合される導電部材と、前記導電部材と前記熱交換構造を有する部材とを接合する第2の接合層とを具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
  7. 前記第2の接合層が、はんだまたは銀ペーストで構成されることを特徴とする請求項6記載の熱電変換モジュール。
  8. 前記接合層が、はんだまたは銀ペーストで構成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
  9. 前記高温側電極と前記低温側電極との間における熱電変換モジュールの構成部材が、対流防止部材で覆われていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
  10. 前記低温側電極と前記n型熱電変換素子および前記p型熱電変換素子との境界の外周に、高温側電極側から低温側電極側への放射伝熱を阻止する熱反射板を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載の熱電変換モジュール。
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