JP2011051544A - バックドア - Google Patents

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Mamoru Hada
守 波田
Masayuki Kikuchi
正之 菊池
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Abstract

【課題】軽量化を図ると共に部品点数を増やさずにワイヤーハーネスのバックドアへの組み付け作業性も向上できるバックドアを提供する。
【解決手段】上部内から右の側部を経て裾部内迄の領域に樹脂製のリインフォース40が配設され、リインフォース40における側部から裾部に対応する部分(R2〜R3)が断面をコ字型に形成され、ドア内に配策されるワイヤーハーネスを取り付ける取付部45がリインフォース40に一体に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂製のバックドアを補強する構造に係り、特にバックドア内に配設される樹脂製リインフォースに関する。
近年、車両の軽量化を目的としてバックドアが樹脂で構成されている。即ちバックドアを構成するアウターパネルとインナーパネルとが樹脂で構成されている。このようなバックドアの樹脂化によって、鋼板製のバックドアに比べて重量を軽量化することができ、またアウターパネルを樹脂化することで、スポイラーやガーニッシュなどの外装部品を一体化することができる。外装部品がスポイラーと一体に製造されると製造コストを低減できる。また、トリム等の内装部品も、インナーパネルと一体化できるため、部品点数を減らし、製造コストの低減化も達成できる。
しかし、バックドアを樹脂で構成する場合、その剛性が低減しないように、補強部品をバックドアに配設する必要がある。
図8は、公知の樹脂製バックドア100の分解斜視図であり、105はリアウィンドウガラス、110はインナーパネル、120はアウターパネル、130L、130Rがリインフォース、150がワイヤーハーネスである。
この樹脂製バックドア100では、図に示すように、リインフォース130L、130Rがリアウィンドウガラス105の左側と右側とでドアの上下方向に沿って配置されている。これらのリインフォース130L、130Rは、鋼板をプレス加工して剛性の高い部材として形成されている。この種の鋼板製のリインフォース130L、130Rが、インナーパネル110とアウターパネル120とが接合して画成される閉断面内に配設されることで、樹脂製バックドア100の剛性が確保されている。
ワイヤーハーネス150は、例えば一方のリインフォース130Rに沿わせて配策されている。
特許文献1には、樹脂製のインナーパネルの内側に金属製の補強部品を配置したバックドアが開示されている。
ところで、図8に示すバックドア100では、ドア内に鋼板製のリインフォース130Rとワイヤーハーネス150とを配置するため、それらが近接すると、ワイヤーハーネス150がリインフォース130Rのエッジに接触してワイヤーハーネス150に傷が付いたり、ワイヤーハーネス150が断線したりする虞がある。このため、従来のバックドア100では、ワイヤーハーネス150の取付けに保護材を必要としていた。また、図9に示すように、ワイヤーハーネス配策のために、ワイヤーハーネス150をクランプする部材160などを別途用意し、ドア内のリインフォース130Rにクランプ部材160を取り付ける作業が必要である。特許文献2には、ワイヤーハーネスをクランプ部材でバックドアへ取り付けるワイヤーハーネス配策構造が開示されている。
特開2007−216870号公報 特開2000−85493号公報
しかし、ワイヤーハーネス150の保護やバタつき防止などのために、保護テープやクランプ部材等を別途用意する必要があり、それらの部品点数の増加に伴ってワイヤーハーネス150のバックドア100への組み付け作業時間も長くなってしまう。
本発明は、以上の点に鑑みて創作されたもので、軽量化を達成できると共に部品点数を増やさずにワイヤーハーネスのバックドアへの組み付け作業性も向上できるバックドアを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、車両後部の上縁に沿って車幅方向に配置された上部と、車両後部の側縁に沿って車両上下方向に配置された左右の側部と、これらの左右の側部の下端部から下方に配置された裾部と、から成るバックドアであって、上部,左右の側部及び裾部が内部に中空領域を画成するように樹脂製のインナーパネルと樹脂製のアウターパネルとを重ね合わせて構成されており、上部内から左の側部を経て裾部内迄の領域に樹脂製の第1のリインフォースが配設され、上部内から右の側部を経て裾部内迄の領域に樹脂製の第2のリインフォースが配設され、第1及び第2のリインフォースにおける側部から裾部に対応する部分が、断面をコ字型に形成され、ドア内に配策されるワイヤーハーネスを取り付ける取付部が第1及び第2のリインフォースにそれぞれ一体に形成されていることを特徴としている。
本発明のバックドアにおいて、取付部は、例えば前記第1及び第2のリインフォースの長手方向に沿って形成された溝部である。
本発明のバックドアにおいて、例えば第1及び第2のリインフォースは、アウターパネルに対向した奥壁部と、奥壁部の左右の縁からアウターパネル側へ向けて延出した左右の側壁部と、を有し、溝部が奥壁部と左右の側壁部とで画成される領域側に設けられる。
本発明のバックドアにおいて、好ましくは、溝部は、奥壁部のアウターパネル側の面からアウターパネル側へ突出した一対のガイド壁を有し、一対のガイド壁は、互いの距離を置いて対向し、第1及び第2のリインフォースの長手方向に沿って延びている。さらに、一対のガイド壁は、ワイヤーハーネスの移動をロックする規制部を備えていることが望ましい。
本発明によれば、鋼板製のリインフォースを樹脂化することによってワイヤーハーネスの保護材を廃止でき、さらに、樹脂成形によってワイヤーハーネスをクランプする機能を持つ溝部などの取付部を一体に成形することで、ワイヤーハーネスを位置決めする部材も廃止できて、部品点数を少なくできる。この構造とすることで、従来のバックドアに比べて部品点数が減るため、ワイヤーハーネス組付作業時間を短縮できる。さらに、リインフォース自体が樹脂化されることで、車両の軽量化にも貢献できる。
本発明の実施形態に係るバックドアの斜視図である。 図1のバックドアの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るリインフォースの正面図である。 図3のA−A線に沿ったバックドアの断面図である。 図3のB−B線に沿ったバックドアの断面図である。 図3のC−C線に沿ったバックドアの断面図である。 図3のD−D線に沿ったリインフォースの断面図である。 従来の樹脂製バックドアの分解斜視図である。 図9の樹脂製バックドアの部分断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、図中のFrは車両前方を、Upは車両上方を、LHは車両の横幅方向であって左方を示す。
図1は本発明の実施形態に係るバックドア1の斜視図であり、このバックドア1は、車両後端部の上縁に沿って車幅方向に配置された上部(以下、バックドア上部と言う場合がある。)3と、車両後端部の側縁に沿って車両上下方向に配置された左右の側部(以下、バックドア側部と言う場合がある。)4,5と、これらの左右の側部(以下、バックドア裾部と言う場合がある。)4,5の下端部から下方に配置された裾部6と、から成り、一般にハッチバックなどと呼ばれて、上部3を支点として上方へ揺動して開放されるようになっている。なお、図中の符号2はリアウィンドウガラスである。
図2は図1のバックドア1の分解斜視図である。この図に示すように、上部3,左右の側部4,5及び裾部6は、インナーパネル10とアウターパネル20とを重ね合わせて構成されている。これらのインナーパネル10及びアウターパネル20は、ガラス繊維を含まない樹脂材料、例えばポリプロピレン系樹脂材料から成る。
本実施形態のアウターパネルには、外装部品としてのエアスポイラー7が一体に成形されている。
上部3,左右の側部4,5及び裾部6は内部を連続した中空領域として構成されており、これらの中空領域にリインフォースが配設される。具体的には、第1のリインフォース30が上部3内から左の側部4を経て裾部6内迄の領域に配設され、第2のリインフォース40が上部3内から右の側部5を経て裾部6内迄の領域に配設されている。
これらの第1のリインフォース30及び第2のリインフォース40は、インナーパネル10及びアウターパネル20と同様にガラス繊維を含まない樹脂材料、例えばポリプロピレン系樹脂材料からなる。
図3は、本発明の実施形態に係る第2のリインフォース40、即ち右のリインフォースを示す正面図(車両後方側から見た図)である。第2のリインフォース40は、バックドア上部3の領域の剛性を補強する車幅方向(図3中の矢印Arw1)に延出した上部用補強部R1と、この上部用補強部R1の車幅方向外側の端部から下方(図3中の矢印Arw2)へ延出していてバックドア側部5の領域の剛性を補強する側部用補強部R2と、この側部用補強部R2の下端部から下方(図3中の矢印Arw3)へ延出していてバックドア裾部6の領域の剛性を補強する裾部用補強部R3と、が連成して構成されている。
本実施形態の第2のリインフォース40では、その全長に亘って断面がコ字型に形成されている。特に第2のリインフォース40において、側部用補強部R2から裾部用補強部R3の部分は、概ね車両上下方向に沿ってその長さ方向を沿わせていて、この長手方向と交差する仮想面(図示省略)で切った断面をコ字型に形成している。
図4は図1のA−A線に沿ったバックドア1の断面図であり、図5は図1のB−B線に沿ったバックドア1の断面図である。これらの図に示すように、第2のリインフォース40は奥壁部41と左右の側壁部42,43とを有して、これらの奥壁部41と左右の側壁部42,43とでコ字型を構成する。
奥壁部41は、アウターパネル20から距離を置いて配設される。この奥壁部41は、アウターパネル20と対向する面を有し、この面は車両上下方向へ広がっている。
左右の側壁部42,43は、それぞれ奥壁部41の左右の縁から車両後方側、即ちアウターパネル20側へ向けて延出している。本実施形態の左右の側壁部42,43では、それらの間隔がアウターパネル20へ近づくにつれて広がっている。以下、本実施形態では、左右の側壁部42,43の先端部間を開口部44(図4及び図5参照)と呼ぶ。第2のリインフォース40は、断面コ字型によって形成された開口部44側をアウターパネル20側へ向けている。つまり、リインフォース40は、車両後方(アウターパネル20)側へ拡開するような、断面コ字型をなす。
図6は図1のC−C線に沿ったバックドア1の断面図である。この図ではアウターパネル20の表示を省略している。この図から、第2のリインフォース40は、バックドア上部3においても、断面形状の一部にコ字型の部分を含む。即ち、図6中の矢印α1で示す部分では、奥壁部41Aと、その上下の縁から車両後方側へ延出した一対の壁部42A,43Aとでコ字型部分を構成している。
上部用補強部R1の奥壁部41Aは、前述の側部用補強部R2及び裾部用補強部R3領域における奥壁部41と繋がって、バックドア上部3からバックドア裾部6までに亘って連続した面を構成する。上部用補強部R1の壁部(上側)42Aは、前述の側部用補強部R2及び裾部用補強部R3領域における右側の側壁部42と繋がって、外側のコーナー部C1を構成している。上部用補強部R1の壁部(下側)43Aは、前述の側部用補強部R2及び裾部用補強部R3領域における左側の側壁部43と繋がって、内側のコーナー部C2を構成している。なお、壁部(下側)43Aと左側の側壁部43とはなだらかなカーブを構成する。
このような構造によって、第2のリインフォース40は、略全長に亘って断面をコ字型に形成されている。
本実施形態の第2のリインフォース40では、その断面コ字型の内部、即ち車両後方側から開口部44を通った第2のリインフォース40の内部Inに取付部45を備えている(図4及び図5参照)。
取付部45は、ワイヤーハーネス60を取り付けるために利用される。この取付部45は、例えば第2のリインフォース40の長手方向に沿って形成された溝部46として構成されている。
この溝部46は、奥壁部41のアウターパネル20側の面からアウターパネル20側へ突出した一対のガイド壁47,48によって形成される。一対のガイド壁47,48は、互いの距離を置いて対向している。これらのガイド溝47,48は、バックドア側部5及びバックドア裾部6領域において、第2のリインフォース40の長手方向に沿って延びている。
本実施形態の一対のガイド壁47,48は、具体的には側部用補強部R2と裾部用補強部R3との領域に設けられている。外側のガイド壁48は、その上端を上部用補強部R1における壁部(上側)42Aに突き当たるよう、壁部(上側)42Aに連結している(図3の矢印α2領域参照)。内側のガイド壁47は、その上端を側部用補強部R2における左側の側壁部43に突き当たるよう、左側の側壁部43に連結している(図3の矢印α3領域参照)。各ガイド壁47,48は、裾部用補強部R3においてバックドア1の車幅方向中央側へワイヤーハーネス60を案内するように曲がっている(図3の矢印α4領域参照)。
図7は図1のD−D線に沿った第2のリインフォース40の断面図である。裾部用補強部R3において奥壁部41は、図7に示すように、車両後方側へ部分的に突出した台座部41Dを構成し、この台座部41Dによって一対のガイド壁47,48を支持している。
本実施形態の溝部46には、図4及び図5に示すように、規制部としての爪部49が一対のガイド壁47,48の先端部にそれぞれ形成されている。ガイド壁47,48の各爪部49は、相手側(対向するガイド壁の爪部)と奥壁部41とへ近づくように、斜めに延びている。これらの爪部49,49の働きによって、溝部46内に入ったワイヤーハーネス60は溝部内から出ることが規制される。本実施形態では、図3に示すように、これらの爪部49,49が、2箇所(P1、P2)に設けられている。爪部49を設ける箇所数は3以上の複数であってもよい。また、爪部49を一対のガイド壁47,48の全長に亘って形成してもよい。
本実施形態に係る第2のリインフォース40は、溝部46と共に一体に樹脂で製造されている。
第1のリインフォース30(左側のリインフォース)も、第2のリインフォース40とほぼ同様に構成されており、その基本的構成は、図2に示すように、バックドア上部3の領域の剛性を補強する車幅方向に延出した上部用補強部R1と、この上部用補強部R1の車幅方向外側の端部から下方へ延出していてバックドア側部4(左側)の領域の剛性を補強する側部用補強部R2と、この側部用補強部R2の下端部から下方へ延出していてバックドア裾部6の領域の剛性を補強する裾部用補強部R3と、が連成して構成されている。
このように構成されるリインフォースは、図5に示すように、ボルト81とナット82とによってインナーパネル10に取り付けられる。具体的には、第2のリインフォース40には、図3に示すように、ボルト穴50が設けられている。リインフォースは、バックドア1を構成するアウターパネル20に対しては、図4〜図5に示すようにウレタン系接着剤90によって固定されている。
左側の第1のリインフォース30の取付手法は、以上の右側の第2のリインフォース40の取付手法と同様である。
このように本実施形態に係るバックドア1は、鋼板製のリインフォースを樹脂化することによってワイヤーハーネス60の保護材を廃止でき、さらに、樹脂成形によってワイヤーハーネス60をクランプする機能を持つ溝部を一体に成形することで、ワイヤーハーネス60を位置決めする部材も廃止できて、部品点数を少なくできる。従来のバックドア100に比べて部品点数が減るため、ワイヤーハーネス組付作業時間を短縮できる。さらに、リインフォース自体が樹脂化されることで、車両の軽量化にも貢献できる。
また、溝部46が一対のガイド壁47,48によってレール形状に形成され、一対のガイド壁47,48間にワイヤーハーネス60が収容されるため、図5に示すように、近接領域にボルト81が存在しても当該ボルト81との接触を確実に防止できる。これにより、従来の保護テープが不要となる。
リインフォース内をその長手方向に沿って、一対のガイド壁47,48がレール状に配置されることで、樹脂製のリインフォースの剛性を高めることができる。例えば、一対のガイド壁47,48はリインフォースの曲げ剛性に寄与する。図3において、矢印βの領域にブラケット(図示省略)が取り付けられる場合がある。このブラケットはバックドア開閉用のステーの端部を支持するものであり、この種のブラケットを取り付けたリインフォースの部分には、リインフォースを曲げさせようとする加重が作用する虞があるが、本実施形態ではブラケット取付領域(図3のβ)において、溝部46は直線状、即ち車両上下方向に沿って配設されるため、バックドア開閉に伴ってステーを介して生じるバックドア1の変形を抑えることができる。
溝部46が規制部としての爪部49を備えることで、ワイヤーハーネス60の移動を規制する。よってワイヤーハーネス60の動きが抑制されるので、ワイヤーハーネス60のばたつきを防止する。これにより、例えば異音が発生しない。
以上詳述したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施をすることができる。
上記説明では、スポイラーがバックドア上部に一体に形成される構成を例示したが、本発明のバックドアはスポイラー等の外装部品が一体に形成されていなくてもよい。
上記説明の溝部は、奥壁部に設けられる場合を例示したが、左右の側壁部であってもよい。また、開口部内ではなく、リインフォースのインナーパネル側の面に構成されてもよい。
溝部は、一対のガイド壁を奥壁部などを湾曲などさせて形成してもよい。また、上記実施形態では、溝部がレール状に連続して延びているが、ワイヤーハーネスを配策すべき位置に沿って間欠的(或いは分散して)設けられたものであってもよい。
リインフォースの樹脂材料としては、剛性の高い熱硬化性樹脂、具体的にはガラス繊維を使うSMC(シート・モールディング・コンパウンド)を利用してもよい。この種のガラス繊維入り樹脂材を使用した場合には、リインフォースの厚みを薄くできる。よって、さらなる軽量化も期待できる。
1 バックドア
2 リアウィンドウガラス
3 バックドア上部
4,5 バックドア側部
6 バックドア裾部
7 エアスポイラー
10 インナーパネル
20 アウターパネル
30 第1のリインフォース
R1 上部用補強部
R2 側部用補強部
R3 裾部用補強部
40 第2のリインフォース
60 ワイヤーハーネス
81 ボルト
82 ナット
90 ウレタン系接着剤

Claims (5)

  1. 車両後部の上縁に沿って車幅方向に配置された上部と、車両後部の側縁に沿って車両上下方向に配置された左右の側部と、これらの左右の側部の下端部から下方に配置された裾部と、から成るバックドアであって、
    上記上部,上記左右の側部及び上記裾部が内部に中空領域を画成するように樹脂製のインナーパネルと樹脂製のアウターパネルとを重ね合わせて構成されており、
    上記上部内から左の側部を経て上記裾部内迄の領域に樹脂製の第1のリインフォースが配設され、
    上記上部内から右の側部を経て上記裾部内迄の領域に樹脂製の第2のリインフォースが配設され、
    上記第1及び第2のリインフォースにおける上記側部から裾部に対応する部分が、断面をコ字型に形成され、
    ドア内に配策されるワイヤーハーネスを取り付ける取付部が上記第1及び第2のリインフォースにそれぞれ一体に形成されていることを特徴とする、バックドア。
  2. 前記取付部は、前記第1及び第2のリインフォースの長手方向に沿って形成された溝部であることを特徴とする、請求項1に記載のバックドア。
  3. 前記第1及び第2のリインフォースは、前記アウターパネルに対向した奥壁部と、上記奥壁部の左右の縁からアウターパネル側へ向けて延出した左右の側壁部と、を有し、
    前記溝部が、上記奥壁部と上記左右の側壁部とで画成される領域側に設けられることを特徴とする、請求項2に記載のバックドア。
  4. 前記溝部は、前記奥壁部の前記アウターパネル側の面から前記アウターパネル側へ突出した一対のガイド壁を有し、
    上記一対のガイド壁は、互いの距離を置いて対向し、前記第1及び第2のリインフォースの長手方向に沿って延びていることを特徴とする、請求項3に記載のバックドア。
  5. 前記一対のガイド壁は、前記ワイヤーハーネスの移動をロックする規制部を備えていることを特徴とする、請求項4に記載のバックドア。
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