JP2011047432A - クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプに作用するスラスト力に対してパイプのずれを抑制するクランプを得る。
【解決手段】受け部56を構成する当接部56Bには、凸部58を突設している。このため、パイプ16は、該凸部58を介して、当接部56B側を弾性変形させながら外側へ向かって押圧する。パイプ16は、弾性片54の先端面54A、弾性片52の側面52B及び受け部56とで挟持されるが、当接部56Bが弾性変形することで蓄積された弾性エネルギ(復元力)によって、凸部58を介して、パイプ16が弾性片52側(矢印A方向)へ押圧される。このため、受け部56が弾性エネルギを有しない場合と比較して、パイプ16を挟持する挟持力を増大させ、パイプ16に作用するスラスト力に対してパイプ16のずれを抑制することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動車のエアコン用のパイプ等をボディパネルに取付けるために用いられるクランプに関する。
自動車のボディパネルには、エアコン用のパイプ等を保持するクランプが固定されるようになっており、クランプを介してパイプ等が所定の位置に固定される。例えば、特許文献1では、パイプを保持するクランプ部には、弾性片及び支持片が設けられており、弾性片と支持片の間でパイプが保持されるようになっている。そして、パイプの径に合わせて、弾性片及び支持片がパイプと当接する位置を変えて、パイプの径に拘わらず、パイプを保持するようにしている。
しかしながら、特許文献1では、パイプの半径方向に対してパイプの保持力を高めるものであり、パイプの軸方向に沿って外力が作用した場合、パイプの位置がずれてしまうおそれがある。
特開2002−5337号公報 US6899399B2号公報
本発明は上記事実を考慮し、パイプに作用するスラスト力に対してパイプのずれを抑制するクランプを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、クランプにおいて、被取付部材に固定され、前記棒状物が当接可能な受け部と、前記受け部に互いに対面して設けられ棒状物が挿入可能な中空部を形成する一対の壁部と、前記壁部の奥方に設けられ、前記棒状物が当接可能な受け部と、前記壁部の先端部から前記受け部へ向かって延出し、弾性変形して前記棒状体の前記中空部へ進入を許容すると共に、該受け部との間で前記棒状物を挟持する弾性片と、前記受け部に突設され、前記棒状体が当接する少なくとも1つの凸部と、を有している。
請求項1に記載の発明では、被取付部材に固定され、棒状物が当接可能な受け部が設けられており、該受け部には互いに対面する一対の壁部が設けられ、棒状物が挿入可能な中空部を形成している。壁部の先端部からは受け部へ向かって弾性片が延出している。この弾性片は、弾性変形して棒状体の中空部へ進入を許容すると共に、該受け部との間で棒状物を挟持する。ここで、受け部には凸部が突設されており、棒状体が当接する。
このように、受け部に凸部を突設させることで、受け部に当接する棒状物が該凸部によって弾性片側へ押圧されることとなる。これにより、受け部と弾性片とで棒状物を挟持する挟持力を増大させ、棒状物に作用するスラスト力に対して棒状物のずれを抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクランプにおいて、前記凸部が弾性変形可能であり、弾性変形した状態で前記棒状物を押圧する。
請求項2に記載の発明では、凸部を弾性変形可能とし、弾性変形した状態で棒状物を押圧することで、凸部の復元力を利用して、受け部と弾性片とで棒状物を挟持する挟持力をさらに増大させることができる。これにより、棒状物に作用するスラスト力に対して棒状物のずれをさらに抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクランプにおいて、前記受け部の中空部の反対側に穴部を形成して薄肉とした受け部に前記凸部を形成している。
請求項3に記載の発明では、受け部の中空部の反対側に穴部を形成すると共に、薄肉にして受け部を弾性変形しやすくしている。このように、弾性変形しやすくした受け部に凸部を形成することで、請求項2に記載の発明の効果と略同一の効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のクランプにおいて、前記中空部を挟んで前記弾性片の先端部と対向する位置に前記凸部が設けられている。
棒状物は受け部と弾性片とで挟持されるため、請求項4に記載の発明では、中空部を挟んで弾性片の先端部と対向する位置に凸部を設けることで、受け部(凸部)と弾性片とで棒状物を挟持する挟持力を確実に向上させることができる。
本発明は、上記構成としたので、棒状物に作用するスラスト力に対して棒状物のずれを抑制することができる。
本形態に係るクランプを示す斜視図である。 本形態に係るクランプを示す正面図である。 本形態に係るクランプの凸部が設けられていない受け部でパイプを挟持した状態を示す要部拡大正面図である。 本形態に係るクランプの凸部が設けられた受け部で外径寸法の小さいパイプを挟持した状態を示す要部拡大正面図である。 本形態に係るクランプの凸部が設けられた受け部で外径寸法の大きいパイプを挟持した状態を示す要部拡大正面図である。
図1及び図2には、本実施の形態に係るクランプ10が示されている。このクランプ10には、図示しない自動車のボディパネル(被取付部材)から突出したスタッドボルトに係止される係止部12と、フューエル用やエアコン用などとして用いられるパイプ(棒状物)13、14、16(図3〜図5参照)を挟持するクランプ部18、20、22と、が備えられている。
クランプ部18はパイプ13を挟持可能とし、クランプ部20、22は、パイプ13と略同径のパイプ14又はこのパイプ14よりも大径のパイプ16を挟持可能としている。
なお、ここでは、説明の便宜上、図1及び図2に示す向きを基準としてクランプ10の上下(UP、DOWNで示す)を設定し、これに従って説明する。
係止部12は、クランプ10の下部に設けられており、クランプ10の下壁24には、スタッドボルトが挿通可能な丸穴26を備えている。この丸穴26の周辺部からは一対のガイド片28が斜め上方内側へ向って延出しており、ガイド片28の上方には、ガイド片28と直交するようにして、後述する補強リブ48、64の互いに対面する内壁面から一対の抜け止め片30がそれぞれ斜め上方へ向かって延出している。
この一対の抜け止め片30は、先端部が水平となっており、互いの高さが異なっている。この抜け止め片30の高さ方向の離間距離は、スタッドボルトのねじ山のピッチに合わせている。このため、挿通されたスタッドボルトのねじ溝に抜け止め片30の先端部が食い込み可能となり、クランプ10が容易に抜けないようになっている。
一方、クランプ部18、20、22は、クランプ10の上部に設けられており、隣り合うクランプ部同士では壁部を共有し、クランプ部18は、壁部32、34を備え、クランプ部20は、壁部34、36を備えている。そして、クランプ部22は、壁部36、38を備えている。
まず、クランプ部18について説明する。
図2及び図3に示されるように、クランプ部18は、壁部32と壁部34が互いに対面しており、壁部32と壁部34の間には中空部40が設けられている。この中空部40内に、パイプ13が挿入可能とされている。また、壁部32の先端部からは、ヒンジ部41を介して、中空部40へ向かって弾性片42が延出しており、弾性片42の先端面42Aには、パイプ14の外周面と面接触可能な曲面が形成されている。
弾性片42は、パイプ13が通過するとき、ヒンジ部41が弾性変形して弾性片42が壁部32側へ向かって押し広げられ、中空部40内へのパイプ13の進入が許容される。
中空部40の奥部には、パイプ13の外周面が面接触(当接)可能な受け部44が設けられており、パイプ13が中空部40内へ挿入され弾性片42の先端面42Aに到達すると、パイプ13が復元すると共に、弾性片42が復元し、弾性片42の先端部42Aがパイプ13の外周面に面接触(当接)する。これにより、パイプ13が弾性片42と受け部44との間で挟持される。
受け部44は基本的に同じ肉厚で形成されているが、受け部44の壁部32側の根元部46には、該壁部32の内面から略垂直に突出すると共に、受け部44に対して壁部32と平行に垂下する段部が形成され、壁部32及び受け部44の他の部分よりも肉厚となっている。
受け部44では弾性片42との間でパイプ13が挟持されるため、根元部46を肉厚にすることで、受け部44の補強を図っている。また、受け部44の下面中心からは、壁部32と平行に、クランプ10の下壁24まで延びる補強リブ48が垂下しており、クランプ部18を補強している。
次に、クランプ部20、22について説明する。
図2に示されるように、クランプ部20の壁部34と壁部36及びクランプ部22の壁部36と壁部38は互いに対面しており、壁部34、36、壁部36、38の間には、それぞれ中空部50が設けられている。この中空部50内に、それぞれパイプ14、16(図4及び図5参照)が挿入可能とされる。なお、クランプ部20とクランプ部22は略同一の形状を成しているため、クランプ部22については説明を省略する。
クランプ部20の壁部34の先端部からは、ヒンジ部51を介して、中空部50へ向かって弾性片52が延出しており、弾性片52の先端面52Aには、パイプ14の外周面と面接触可能な曲面が形成されている。また、壁部36の先端部からは、ヒンジ部53を介して、中空部50へ向かって弾性片54が延出しており、弾性片54の先端面54Aには、パイプ16の外周面と面接触可能な曲面が形成されている。
また、弾性片52は弾性片54よりも長く形成されており、弾性片52の先端部と弾性片54の先端部の離間距離は、パイプ14の外径寸法よりも狭くなっている。このため、弾性片52、54は、パイプ14、16が通過するとき、弾性変形して押し広げられ、これによって、中空部50内へのパイプ14、16の進入が許容される。
中空部50の奥部には、パイプ14、16の外周面が面接触(当接)可能な受け部56が設けられている。弾性片52よりも弾性片54の長さが短いため、パイプ14が中空部50へ挿入されるとき、パイプ14はまず弾性片54の先端面54Aを通過し、弾性片54が復元する。そして、弾性片52の先端面52Aに到達すると、弾性片52が復元し、弾性片52の先端面52Aがパイプ14の外周面に面接触(当接)する。これにより、パイプ14が弾性片52と受け部56との間で挟持される。
一方、パイプ16が中空部50へ挿入され、弾性片54の先端面54Aに到達すると、弾性片54は復元し、弾性片54の先端面54Aがパイプ16の外周面に当接する。これにより、パイプ16が弾性片54と受け部56との間で挟持される。このとき、弾性片52は弾性変形したままの状態で、弾性片52の側面52Bがパイプ16の外周面に当接することとなる。
ここで、受け部56は、当接部56Aと当接部56Bとを含んで構成されており、当接部56Aは受け部44と略同じ肉厚で形成され、当接部56Bは当接部56Aよりも薄肉に形成されて、弾性変形可能とされている。また、当接部56Bの弾性片52の先端面52Aと略対面する位置(中空部50の出口側が好ましい)には、当接部56Bの奥行き方向に沿って凸部58が凸設されており、パイプ14、16の外周面が当接する。
また、受け部56の当接部56A側の根元部60、及び受け部56の当接部56B側の根元部62には、受け部44の根元部60と同様に、それぞれ段部が形成されており、受け部56の補強を図っている。
また、受け部56の下面中心からは、クランプ10の下壁24まで延びる補強リブ64が垂下しており、クランプ部20を強化している。そして、この補強リブ64には、壁部36から垂下すると共に、下壁24と平行に形成された鈎状の補強リブ68が形成されている。
当接部56Bを薄肉にすると共に弾性変形可能とするため、当接部56Bの外側には空間(穴部)70を設けている。このため、この補強リブ68は、当接部56Bの外側に空間70を確保すると共に、当接部56Bを補強する目的で形成されている。
(クランプの作用)
次に、本実施の形態に係るクランプの作用について説明する。
図3に示されるように、クランプ部18へパイプ13を挿入すると、弾性片42が弾性変形して外側へ押し広げられ、パイプ13が中空部40内へ進入可能となる。パイプ13を中空部40内へ移動させ、パイプ13が弾性片42の先端面42Aに到達すると、弾性片42が復元して、弾性片42の先端面42Aがパイプ13の外周面に当接すると共に、パイプ13の外周面が受け部44に当接し、弾性片42と受け部44とでパイプ13が挟持される。
一方、図4に示されるように、クランプ部20(クランプ部22も同様)へパイプ14を挿入すると、弾性片52、54がそれぞれ弾性変形して押し広げられ、パイプ14が中空部50内へ進入可能となる。パイプ14を中空部50内へ移動させ、パイプ14が弾性片54の先端面54Aを通過すると、弾性片54が復元する。
そして、パイプ14が弾性片52の先端面52Aに到達すると、弾性片52が復元して、弾性片52の先端面52Aがパイプ14の外周面に当接すると共に、パイプ14の外周面が受け部56に当接し、弾性片52と受け部56とでパイプ14が挟持される。
また、図5に示されるように、クランプ部20へパイプ16を挿入すると、弾性片52、54がそれぞれ弾性変形して押し広げられ、パイプ16が中空部50内へ進入可能となる。パイプ16を中空部50内へ移動させ、パイプ16が弾性片54の先端面54Aに到達すると、弾性片54が復元し、弾性片54の先端面54Aがパイプ16の外周面に当接すると共に、パイプ16の外周面が受け部56に当接する。
このとき弾性片52は弾性変形したままの状態で、弾性片52の側面52Bがパイプ14の外周面に当接する。このため、弾性片54の先端面54A、弾性片52の側面52B及び受け部56とでパイプ16は挟持される。
ここで、受け部56を構成する当接部56Bには、凸部58を突設している。このため、パイプ14、16は、該凸部58を介して、当接部56B側を弾性変形させながら外側(空間70側)へ向かって押圧する。
パイプ14は、弾性片52の先端面52A及び受け部56とで挟持され、パイプ16は、弾性片54の先端面54A、弾性片52の側面52B及び受け部56とで挟持されるが、当接部56Bが弾性変形することで蓄積された弾性エネルギ(復元力)によって、凸部58を介して、パイプ14、16が弾性片52側(矢印A方向)へ押圧される。
このため、受け部56が弾性エネルギを有しない場合と比較して、パイプ14、16を挟持する挟持力を増大させ、パイプ14、16に作用するスラスト力に対してパイプ14、16のずれを抑制することができる。
また、パイプ14、16は、少なくとも弾性片52と受け部56とで挟持されるため、中空部50を挟んで弾性片52の先端面52Aと対向する位置に凸部58を設けることで、パイプ14、16への挟持力を確実に向上させることができる。ここで、パイプ14、16への挟持力を向上させることができれば良いため、凸部58の位置は当接部56B側に限るものではない。例えば、当接部56A側に設けても良いし、当接部56A側及び当接部56B側に設けても良い。
なお、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。例えば、本実施形態では、1つのクランプ部18及び類似する2つのクランプ部20、22で構成されたクランプ10について説明したが、クランプ部18及びクランプ部20、22の配置や数は特に規定されるものではない。また、ここでは、係止部12を補強リブ48と補強リブ64の間に位置する下壁24に設けたが、係止部12の位置はこれに限るものではない。
10 クランプ
14 パイプ(棒状物)
16 パイプ(棒状物)
34 壁部
36 壁部
38 壁部
50 中空部
52 弾性片
54 弾性片
56 受け部
58 凸部
70 空間(穴部)

Claims (4)

  1. 被取付部材に固定され、前記棒状物が当接可能な受け部と、
    前記受け部に互いに対面して設けられ棒状物が挿入可能な中空部を形成する一対の壁部と、
    前記壁部の先端部から前記受け部へ向かって延出し、弾性変形して前記棒状体の前記中空部へ進入を許容すると共に、該受け部との間で前記棒状物を挟持する弾性片と、
    前記受け部に突設され、前記棒状体が当接する少なくとも1つの凸部と、
    を有するクランプ。
  2. 前記凸部が弾性変形可能であり、弾性変形した状態で前記棒状物を押圧する請求項1に記載のクランプ。
  3. 前記受け部の中空部の反対側に穴部を形成して薄肉とした受け部に前記凸部を形成した請求項1又は2に記載のクランプ。
  4. 前記中空部を挟んで前記弾性片の先端部と対向する位置に前記凸部が設けられた請求項1〜3の何れか1項に記載のクランプ。
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