JP2011041426A - 車両用電源制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動用モータの制御装置への電源電圧を著しく低下させることがなく、大きな搭載スペースも不要で、車両総重量が増加することもない車両用電源制御装置の提供。
【解決手段】車両の駆動用モータ1を駆動する第1バッテリ4、及び車両に搭載された補機類の間に接続され、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力する第1降圧回路5を備える車両用電源制御装置。補機類へ電力を供給する電気二重層キャパシタ8と、第1降圧回路5に並列に接続され、第1降圧回路5より電力容量が小さく、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力する第2降圧回路7と、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力するときに、第1降圧回路5及び第2降圧回路7の何れかを選択して作動させる制御部11とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】車両の駆動用モータ1を駆動する第1バッテリ4、及び車両に搭載された補機類の間に接続され、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力する第1降圧回路5を備える車両用電源制御装置。補機類へ電力を供給する電気二重層キャパシタ8と、第1降圧回路5に並列に接続され、第1降圧回路5より電力容量が小さく、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力する第2降圧回路7と、第1バッテリ4側の電圧を降圧して出力するときに、第1降圧回路5及び第2降圧回路7の何れかを選択して作動させる制御部11とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の駆動用モータを駆動するバッテリ、及び車両に搭載された補機類の間に接続され、バッテリ側の電圧を降圧して出力する降圧回路を備える車両用電源制御装置に関するものである。
ハイブリッド車及び電気自動車は、駆動用モータと、駆動用モータへ電力を供給する為の高圧バッテリとを備えている。高圧バッテリの出力電圧は、昇圧コンバータにより昇圧されて駆動用モータに与えられ、また、降圧コンバータにより降圧されて補機類へ与えられる。
図3は、このようなハイブリッド車及び電気自動車に使用される従来の車両用電源制御装置の要部構成例を示すブロック図である。
この車両用電源制御装置では、駆動用モータ1はインバータ2により駆動され、インバータ2は、昇圧(DCDC)コンバータ3が昇圧した直流電圧を三相交流に変換して駆動用モータ1に与える。昇圧コンバータ3は、プラス側端子がシステムリレーSRBを通じて高圧メインバッテリ4の陽極端子に、マイナス側端子がシステムリレーSRGを通じて高圧メインバッテリ4の陰極端子にそれぞれ接続されている。尚、ハイブリッド車の場合、駆動用モータ1は、図示しないエンジンに連動する発電機としても機能する。
この車両用電源制御装置では、駆動用モータ1はインバータ2により駆動され、インバータ2は、昇圧(DCDC)コンバータ3が昇圧した直流電圧を三相交流に変換して駆動用モータ1に与える。昇圧コンバータ3は、プラス側端子がシステムリレーSRBを通じて高圧メインバッテリ4の陽極端子に、マイナス側端子がシステムリレーSRGを通じて高圧メインバッテリ4の陰極端子にそれぞれ接続されている。尚、ハイブリッド車の場合、駆動用モータ1は、図示しないエンジンに連動する発電機としても機能する。
高圧メインバッテリ4の出力電圧は、大容量降圧(DCDC)コンバータ5により降圧され、ヒューズF1を通じて低圧補機バッテリ6に充電される。低圧補機バッテリ6に充電された電圧は、ヒューズF2,F3又はF4を通じて低電圧負荷群(補機類)へそれぞれ与えられる。
特許文献1には、負荷及び制御装置が、メインバッテリからDC/DCコンバータを介して電力の供給を受け、メインバッテリに直接的に接続されるDC/DCコンバータ制御回路、2つのDC/DCコンバータ及びシステムリレーが、メインバッテリと一体化された電源装置が開示されている。
特許文献2には、高電圧バッテリを含む高電圧直流電源と低電圧用負荷との間に、電圧降下用のDC−DCコンバータとして小容量DC−DCコンバータと大容量DC−DCコンバータとを並列に介在させた車両の給電回路が開示されている。切換制御装置の制御により、直流負荷の必要供給電力が大きい場合には、大容量DC−DCコンバータを使用する状態にし、直流負荷の必要供給電力が小さい場合には、大容量DC−DCコンバータを休止させて、小容量DC−DCコンバータを使用する状態にする。
上述した従来の車両用電源制御装置では、低圧補機バッテリ6は駆動用モータ1の制御装置へも電源電圧を供給しているが、低圧補機バッテリ6の残容量が著しく低下した(バッテリ上がり)状態が生じた場合、駆動用モータ1を始動できないことがあるという問題がある。また、高圧メインバッテリ4に加えて低圧補機バッテリ6も搭載しているので、大きな搭載スペースが必要であり、車両総重量も増加するという問題がある。
特許文献1に開示された電源装置では、駐車中における低電圧負荷のメモリ保持等に使用される僅かな暗電流の為に、大容量DC−DCコンバータを作動させているが、大容量DC−DCコンバータの出力電力が定格電力とは大きく異なる為、著しく効率が悪く、メインバッテリが上がってしまう虞がある。
特許文献2に開示された車両の給電回路では、低電圧の電源がDC−DCコンバータだけである為、低電圧負荷が同時に多数作動した場合、大容量DC−DCコンバータの定格容量を超えると、供給電圧が低下する可能性がある(特許文献1も同様)。
特許文献2に開示された車両の給電回路では、低電圧の電源がDC−DCコンバータだけである為、低電圧負荷が同時に多数作動した場合、大容量DC−DCコンバータの定格容量を超えると、供給電圧が低下する可能性がある(特許文献1も同様)。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、駆動用モータの制御装置への電源電圧を著しく低下させることがなく、大きな搭載スペースも不要で、車両総重量が増加することもない車両用電源制御装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る車両用電源制御装置は、車両の駆動用モータを駆動する第1バッテリ、及び前記車両に搭載された補機類の間に接続され、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する第1降圧回路を備える車両用電源制御装置において、前記補機類へ電力を供給する電気二重層キャパシタと、前記第1降圧回路に並列に接続され、該第1降圧回路より電力容量が小さく、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する第2降圧回路と、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力するときに、前記第1降圧回路及び第2降圧回路の何れかを選択して作動させる制御部とを備えることを特徴とする。
この車両用電源制御装置では、第1降圧回路が、車両の駆動用モータを駆動する第1バッテリ、及び車両に搭載された補機類の間に接続され、第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する。電気二重層キャパシタが、補機類へ電力を供給し、第1降圧回路より電力容量が小さい第2降圧回路が、第1降圧回路に並列に接続され、第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する。第1バッテリ側の電圧を降圧して出力するときに、制御部が、第1降圧回路及び第2降圧回路の何れかを選択して作動させる。
第2発明に係る車両用電源制御装置は、前記補機類に流れる電流値を検出し、検出した電流値を前記制御部に与える電流検出器を更に備え、該制御部は、与えられた電流値が所定値以下であるときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してあることを特徴とする。
この車両用電源制御装置では、電流検出器が、補機類に流れる電流値を検出し、検出した電流値を制御部に与える。制御部は、与えられた電流値が所定値以下であるときに、第2降圧回路を選択して作動させる。
第3発明に係る車両用電源制御装置は、前記制御部は、前記駆動用モータ及び補機類の制御装置を接続して多重通信を行なう多重通信システムのインタフェースを備え、該インタフェースが前記多重通信システムのスリープ信号を与えられたときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してあることを特徴とする。
この車両用電源制御装置では、制御部が、駆動用モータ及び補機類の制御装置を接続して多重通信を行なう多重通信システムのインタフェースを備えている。制御部は、インタフェースが多重通信システムのスリープ信号を与えられたときに、第2降圧回路を選択して作動させる。
第4発明に係る車両用電源制御装置は、前記制御部は、イグニッションキーがオフであるときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してあることを特徴とする。
この車両用電源制御装置では、制御部は、イグニッションキーがオフであるときに、第2降圧回路を選択して作動させる。
第5発明に係る車両用電源制御装置は、前記電気二重層キャパシタの出力電圧値を検出し、検出した電圧値を前記制御部に与える電圧検出器を更に備え、該制御部は、前記第2降圧回路を選択しているときは、与えられた前記電圧値が所定範囲に維持されるように、前記第2降圧回路をオン/オフするように構成してあることを特徴とする。
この車両用電源制御装置では、電圧検出器が、電気二重層キャパシタの出力電圧値を検出し、検出した電圧値を制御部に与える。制御部は、第2降圧回路を選択しているときは、与えられた電圧値が所定範囲に維持されるように、第2降圧回路をオン/オフする。
本発明に係る車両用電源制御装置によれば、駆動用モータの制御装置への電源電圧を著しく低下させることがなく、大きな搭載スペースも不要で、車両総重量が増加することもない車両用電源制御装置を実現することができる。
以下に、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る車両用電源制御装置の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。
この車両用電源制御装置は、駆動用モータ1がインバータ2により駆動され、インバータ2は、昇圧(DCDC)コンバータ3が昇圧した直流電圧を三相交流に変換して駆動用モータ1に与える。昇圧コンバータ3は、プラス側端子がシステムリレーSRBを通じて高圧メインバッテリ4の陽極端子に、マイナス側端子がシステムリレーSRGを通じて高圧メインバッテリ4の陰極端子にそれぞれ接続されている。尚、ハイブリッド車の場合、駆動用モータ1は、図示しないエンジンに連動する発電機としても機能する。
図1は、本発明に係る車両用電源制御装置の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。
この車両用電源制御装置は、駆動用モータ1がインバータ2により駆動され、インバータ2は、昇圧(DCDC)コンバータ3が昇圧した直流電圧を三相交流に変換して駆動用モータ1に与える。昇圧コンバータ3は、プラス側端子がシステムリレーSRBを通じて高圧メインバッテリ4の陽極端子に、マイナス側端子がシステムリレーSRGを通じて高圧メインバッテリ4の陰極端子にそれぞれ接続されている。尚、ハイブリッド車の場合、駆動用モータ1は、図示しないエンジンに連動する発電機としても機能する。
高圧メインバッテリ4の出力電圧は、大容量降圧(DCDC)コンバータ(第1降圧回路)5により降圧され、電気二重層キャパシタ8に充電される。電気二重層キャパシタ8に充電された電圧は、ヒューズF1を経た後、ヒューズF2,F3又はF4を通じて低電圧負荷群(補機類)へそれぞれ与えられる。
大容量降圧コンバータ5には、大容量降圧コンバータ5に比べて小容量である小容量降圧(DCDC)コンバータ(第2降圧回路)7が並列に接続されている。
大容量降圧コンバータ5には、大容量降圧コンバータ5に比べて小容量である小容量降圧(DCDC)コンバータ(第2降圧回路)7が並列に接続されている。
電圧検出器9が、電気二重層キャパシタ8の出力電圧値(充電電圧値)を検出し、制御装置11に与える。
電流検出器10が、低電圧負荷に流れる合計の電流値(補機類に流れる電流値)を検出し、制御装置11に与える。
制御装置11には、イグニッションキー12の切替位置情報が与えられる。
制御装置11には、駆動用モータ1及び低電圧負荷群の図示しない各制御装置と多重通信線14を通じて多重通信を行なう為の多重通信インタフェース13が接続されている。
電流検出器10が、低電圧負荷に流れる合計の電流値(補機類に流れる電流値)を検出し、制御装置11に与える。
制御装置11には、イグニッションキー12の切替位置情報が与えられる。
制御装置11には、駆動用モータ1及び低電圧負荷群の図示しない各制御装置と多重通信線14を通じて多重通信を行なう為の多重通信インタフェース13が接続されている。
制御装置11は、電気二重層キャパシタ8の出力電圧値、低電圧負荷に流れる合計の電流値、イグニッションキー12の切替位置情報、及び多重通信システムの状態情報に基づき、大容量降圧コンバータ5及び小容量降圧コンバータ7をオン/オフ制御する。
以下に、このような構成の車両用電源制御装置の動作例を、それを示す図2のフローチャートを参照しながら説明する。
制御装置11は、電流検出器10が検出した電流値Iが所定の電流値I1以下でないとき、イグニッションキー12がオフでないとき、及び多重通信システムがスリープ状態でない(ウェークアップ状態である)とき、つまり、通常の運転をしているとき、大容量降圧コンバータ5をオンにする。これにより、大容量降圧コンバータ5は、高圧メインバッテリ4側の電圧を降圧して低電圧負荷側に供給する。
制御装置11は、電流検出器10が検出した電流値Iが所定の電流値I1以下でないとき、イグニッションキー12がオフでないとき、及び多重通信システムがスリープ状態でない(ウェークアップ状態である)とき、つまり、通常の運転をしているとき、大容量降圧コンバータ5をオンにする。これにより、大容量降圧コンバータ5は、高圧メインバッテリ4側の電圧を降圧して低電圧負荷側に供給する。
制御装置11は、電流検出器10が検出した電流値Iが所定の電流値I1以下であるとき、イグニッションキー12がオフであるとき、又は多重通信システムがスリープ状態であるとき、つまり、低電圧負荷に流れる電流が僅かであるとき、小容量降圧コンバータ7をオンにする。これにより、小容量降圧コンバータ7は、高圧メインバッテリ4側の電圧を降圧して低電圧負荷側に供給する。
また、この際、制御装置11は、電気二重層キャパシタ8の出力電圧値Vcの所定範囲、V1≦Vc≦V2が維持されるように、小容量降圧コンバータ7をオン/オフ制御する。
また、この際、制御装置11は、電気二重層キャパシタ8の出力電圧値Vcの所定範囲、V1≦Vc≦V2が維持されるように、小容量降圧コンバータ7をオン/オフ制御する。
制御装置11は、先ず、フラグFを0にした(S1)後、電流検出器10が検出した電流値Iを読込み(S3)、読込んだ電流値Iが所定の電流値I1以下であるか否かを判定する(S5)。
制御装置11は、読込んだ電流値Iが所定の電流値I1以下でなければ(S5)、イグニッションキー12の切替位置情報を読込み(S7)、イグニッションキー12がオフ(ACC(ACCessary),IG(Ignition),READYがオフ)であるか否かを判定する(S9)。
制御装置11は、読込んだ電流値Iが所定の電流値I1以下でなければ(S5)、イグニッションキー12の切替位置情報を読込み(S7)、イグニッションキー12がオフ(ACC(ACCessary),IG(Ignition),READYがオフ)であるか否かを判定する(S9)。
制御装置11は、イグニッションキー12がオフでなければ(S9)、多重通信インタフェース13から多重通信の状態信号を読込み(S11)、多重通信システムがスリープ状態であるか否かを判定する(S13)。
制御装置11は、多重通信システムがスリープ状態でなければ(S13)、大容量降圧コンバータ5をオンに、小容量降圧コンバータ7をオフにした(S15)後、フラグFを0にして(フラグFが既に0であれば、引続き0にして)(S16)、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
尚、制御装置11は、既に大容量降圧コンバータ5がオン、小容量降圧コンバータ7がオフであれば、引続き、大容量降圧コンバータ5をオンに、小容量降圧コンバータ7をオフにする(S15)。
制御装置11は、多重通信システムがスリープ状態でなければ(S13)、大容量降圧コンバータ5をオンに、小容量降圧コンバータ7をオフにした(S15)後、フラグFを0にして(フラグFが既に0であれば、引続き0にして)(S16)、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
尚、制御装置11は、既に大容量降圧コンバータ5がオン、小容量降圧コンバータ7がオフであれば、引続き、大容量降圧コンバータ5をオンに、小容量降圧コンバータ7をオフにする(S15)。
制御装置11は、読込んだ電流値Iが所定の電流値I1以下であるとき(S5)、イグニッションキー12がオフであるとき(S9)、又は多重通信システムがスリープ状態であるとき(S13)、フラグFが0であるか否かを判定する(S17)。
制御装置11は、フラグFが0であれば(S17)、小容量降圧コンバータ7をオンに、大容量降圧コンバータ5をオフにした(S19)後、電圧検出器9が検出した電圧値Vcを読込む(S21)。
尚、制御装置11は、既に小容量降圧コンバータ7がオン、大容量降圧コンバータ5がオフであれば、引続き、小容量降圧コンバータ7をオンに、大容量降圧コンバータ5をオフにする(S19)。
制御装置11は、フラグFが0であれば(S17)、小容量降圧コンバータ7をオンに、大容量降圧コンバータ5をオフにした(S19)後、電圧検出器9が検出した電圧値Vcを読込む(S21)。
尚、制御装置11は、既に小容量降圧コンバータ7がオン、大容量降圧コンバータ5がオフであれば、引続き、小容量降圧コンバータ7をオンに、大容量降圧コンバータ5をオフにする(S19)。
制御装置11は、フラグFが0でなければ(S17)、次に、電圧検出器9が検出した電圧値Vcを読込む(S21)。
制御装置11は、電圧検出器9が検出した電圧値Vcを読込んだ(S21)後、電圧値Vcが、維持すべき電気二重層キャパシタ8の出力電圧値の範囲、V1≦Vc≦V2の下限電圧値V1以下であるか否かを判定する(S23)。
制御装置11は、電圧値Vcが下限電圧値V1以下でなければ(S23)、電圧値Vcが、出力電圧値の範囲、V1≦Vc≦V2の上限電圧値V2以下であるか否かを判定する(S25)。
制御装置11は、電圧検出器9が検出した電圧値Vcを読込んだ(S21)後、電圧値Vcが、維持すべき電気二重層キャパシタ8の出力電圧値の範囲、V1≦Vc≦V2の下限電圧値V1以下であるか否かを判定する(S23)。
制御装置11は、電圧値Vcが下限電圧値V1以下でなければ(S23)、電圧値Vcが、出力電圧値の範囲、V1≦Vc≦V2の上限電圧値V2以下であるか否かを判定する(S25)。
制御装置11は、電圧値Vcが上限電圧値V2以下でなければ(S25)、フラグFが0であるか否かを判定し(S27)、フラグFが0であれば、フラグFを1にする(S29)。次いで、小容量降圧コンバータ7をオフにした(S31)後、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
制御装置11は、フラグFが0でなければ(S27)、既に小容量降圧コンバータ7はオフであるので、そのまま、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
制御装置11は、フラグFが0でなければ(S27)、既に小容量降圧コンバータ7はオフであるので、そのまま、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
制御装置11は、電圧値Vcが上限電圧値V2以下であれば(S25)、電圧値Vcが、維持すべき電気二重層キャパシタ8の出力電圧値の範囲内であるので、そのまま、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
制御装置11は、電圧値Vcが下限電圧値V1以下であれば(S23)、フラグFを0にする(S33)。次いで、小容量降圧コンバータ7をオンにした(S35)後、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
尚、制御装置11は、既に、フラグFが0であり、小容量降圧コンバータ7がオンであれば、引続き、フラグFを0にし(S33)小容量降圧コンバータ7をオンにする(S35)。
制御装置11は、電圧値Vcが下限電圧値V1以下であれば(S23)、フラグFを0にする(S33)。次いで、小容量降圧コンバータ7をオンにした(S35)後、電流検出器10が検出した電流値Iを読込む(S3)。
尚、制御装置11は、既に、フラグFが0であり、小容量降圧コンバータ7がオンであれば、引続き、フラグFを0にし(S33)小容量降圧コンバータ7をオンにする(S35)。
尚、本実施の形態では、制御装置11は、電流値Iが所定の電流値I1以下であるとき、イグニッションキー12がオフであるとき、又は多重通信システムがスリープ状態であるとき、小容量降圧コンバータ7をオンにしているが、これらの3条件の組合わせに基づき、降圧コンバータ5,7をオン/オフしても良い。
例えば、電流値Iが所定の電流値I1以下であり、イグニッションキー12がオフであるときに、小容量降圧コンバータ7をオンにし、大容量降圧コンバータ5をオフにする。
また、イグニッションキー12がオフであり、多重通信システムがスリープ状態であるとき、小容量降圧コンバータ7をオンにし、大容量降圧コンバータ5をオフにすれば、電流検出器10を省略することができる。
例えば、電流値Iが所定の電流値I1以下であり、イグニッションキー12がオフであるときに、小容量降圧コンバータ7をオンにし、大容量降圧コンバータ5をオフにする。
また、イグニッションキー12がオフであり、多重通信システムがスリープ状態であるとき、小容量降圧コンバータ7をオンにし、大容量降圧コンバータ5をオフにすれば、電流検出器10を省略することができる。
1 駆動用モータ
2 インバータ
3 昇圧(DCDC)コンバータ
4 高圧メインバッテリ(第1バッテリ)
5 大容量降圧(DCDC)コンバータ(第1降圧回路)
7 小容量降圧(DCDC)コンバータ(第2降圧回路)
8 電気二重層キャパシタ
9 電圧検出器
10 電流検出器
11 制御装置
12 イグニッションキー
13 多重通信インタフェース
F1,F2,F3,F4 ヒューズ
SRB,SRG システムリレー
2 インバータ
3 昇圧(DCDC)コンバータ
4 高圧メインバッテリ(第1バッテリ)
5 大容量降圧(DCDC)コンバータ(第1降圧回路)
7 小容量降圧(DCDC)コンバータ(第2降圧回路)
8 電気二重層キャパシタ
9 電圧検出器
10 電流検出器
11 制御装置
12 イグニッションキー
13 多重通信インタフェース
F1,F2,F3,F4 ヒューズ
SRB,SRG システムリレー
Claims (5)
- 車両の駆動用モータを駆動する第1バッテリ、及び前記車両に搭載された補機類の間に接続され、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する第1降圧回路を備える車両用電源制御装置において、
前記補機類へ電力を供給する電気二重層キャパシタと、前記第1降圧回路に並列に接続され、該第1降圧回路より電力容量が小さく、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力する第2降圧回路と、前記第1バッテリ側の電圧を降圧して出力するときに、前記第1降圧回路及び第2降圧回路の何れかを選択して作動させる制御部とを備えることを特徴とする車両用電源制御装置。 - 前記補機類に流れる電流値を検出し、検出した電流値を前記制御部に与える電流検出器を更に備え、該制御部は、与えられた電流値が所定値以下であるときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してある請求項1記載の車両用電源制御装置。
- 前記制御部は、前記駆動用モータ及び補機類の制御装置を接続して多重通信を行なう多重通信システムのインタフェースを備え、該インタフェースが前記多重通信システムのスリープ信号を与えられたときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してある請求項1又は2記載の車両用電源制御装置。
- 前記制御部は、イグニッションキーがオフであるときに、前記第2降圧回路を選択するように構成してある請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用電源制御装置。
- 前記電気二重層キャパシタの出力電圧値を検出し、検出した電圧値を前記制御部に与える電圧検出器を更に備え、該制御部は、前記第2降圧回路を選択しているときは、与えられた前記電圧値が所定範囲に維持されるように、前記第2降圧回路をオン/オフするように構成してある請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用電源制御装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2009-08-17 JP JP2009188582A patent/JP2011041426A/ja active Pending
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