JP2011033410A - コンタクトプローブ及びソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】第1プランジャーと第2プランジャーとを確実に接触可能とし、半導体集積回路等の検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる、コンタクトプローブ及びこれを備えたソケットを提供する。
【解決手段】第1プランジャー1のうちコイルスプリング3の伸縮方向に関してコイルスプリング3の外側に位置する部分(フランジ部12及び先端側本体部13)の第2プランジャー2との摺動面は、部分的に傾斜部15となっている。コイルスプリング3が伸びている第1の状態(開放状態)からコイルスプリング3が縮んでいる第2の状態(圧縮状態)に遷移する過程で、第2プランジャー2の摺動部21が板バネ状に変形して第1プランジャー1の傾斜部15に乗り上げる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路等の検査に使用するコンタクトプローブ及びこれを備えたソケットに関する。
半導体集積回路等の検査対象物の検査を行う場合において、検査対象物と測定器側の検査用基板とを電気的に接続するためにコンタクトプローブが一般的に使用されている。
図20は、従来のコンタクトプローブの説明図であり、(A)は全体構成図、(B)はそのB-B'断面図(接触状態・非接触状態)である。この種のコンタクトプローブは、小径化のためにコイルスプリングの外側に金属チューブを有しない構造であり、また、電気の通過抵抗を抑えるために、半導体集積回路等の検査対象物との接続部品である第1プランジャー61と、検査用基板との接続部品である第2プランジャー62とを直接接触させる構造を有している。検査対象物及び検査用基板との接点は、コンタクトプローブの構成部品であるコイルスプリング63を圧縮して発生するバネ力で第1及び第2プランジャー61,62をそれぞれ検査対象物及び検査用基板に押し当てる。なお、図20と同様の構造を有する先行技術文献として、下記特許文献1がある。
特開2000−241447号公報
従来のコンタクトプローブでは、コンタクトプローブ内部接点(第1プランジャー61と第2プランジャー62との対面構造)は、円滑に摺動するための隙間(遊び)を持っており、それがために接触状態が安定せず(例えば図20(B)のプランジャー接触状態と非接触状態とを不定期に繰り返し)、通過抵抗が不安定であるという問題がある。
本発明はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、第1プランジャーと第2プランジャーとを確実に接触可能とし、半導体集積回路等の検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる、コンタクトプローブ及びこれを備えたソケットを提供することにある。
本発明のある態様は、コンタクトプローブである。このコンタクトプローブは、
一方が検査対象物との接続用で他方が検査用基板との接続用である第1及び第2プランジャーと、前記第1及び第2プランジャーを互いに離れる方向に付勢するように前記第1及び第2プランジャーに対して設けられたスプリングとを備え、
前記第1プランジャーは、前記第2プランジャーとの摺動範囲の少なくとも一部が傾斜部となっていて、
前記スプリングが伸びている第1の状態から前記スプリングが縮んでいる第2の状態に遷移する過程で、前記第2プランジャーが前記傾斜部に乗り上げる構造である。
ある態様のコンタクトプローブにおいて、前記傾斜部が前記スプリングの伸縮方向に関して前記スプリングの外側に存在するとよい。
また、前記第2プランジャーは、前記傾斜部に乗り上げた状態で、板バネ状に変形して末端が前記伸縮方向に垂直な方向に関して前記スプリングの内周幅範囲外に延在しているとよい。
さらに、前記第2プランジャーは、前記傾斜部に乗り上げた状態で、長手方向の中間部が前記スプリングの伸縮方向の端部内周と当接し、かつ、前記中間部よりも末端側の一部と先端側の一部との双方が前記第1プランジャーと当接しているとよい。
ある態様のコンタクトプローブにおいて、前記第2プランジャーは長さ方向の中間部から末端側が2本に分かれた二股部となっていて、前記第1プランジャーの末端が前記二股部の間に位置し、前記傾斜部は前記二股部の一方及び他方の双方に対応して少なくとも1つずつ存在するとよい。
また、前記第1プランジャーの長さ方向の中間部のフランジ部は、前記摺動部分を切り欠いて溝状に形成していて、前記フランジ部の末端側端面が前記スプリングの一方の端部と当接しているとよい。
ある態様のコンタクトプローブにおいて、
前記第2プランジャーは、前記第1プランジャーとの摺動範囲の少なくとも一部が傾斜部となっていて、
前記第1の状態から前記第2の状態に遷移する過程で、前記第1プランジャーが前記第2プランジャーの前記傾斜部に乗り上げる構造であるとよい。
ある態様のコンタクトプローブにおいて、前記第1プランジャーの末端が前記第2プランジャーの存在する方向に傾いているとよい。
本発明の別の態様は、ソケットである。このソケットは、上記ある態様のコンタクトプローブを複数本絶縁支持体で支持してなる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法やシステムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、前記第1プランジャーは前記第2プランジャーとの摺動範囲の少なくとも一部が傾斜部となっていて、前記スプリングが伸びている第1の状態から前記スプリングが縮んでいる第2の状態に遷移する過程で前記第2プランジャーが前記傾斜部に乗り上げる構造であるため、前記第1プランジャーと前記第2プランジャーとを確実に接触可能として、半導体集積回路等の検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 同コンタクトプローブの分解図。 同コンタクトプローブを複数本支持してなるソケットの使用状態における正断面図。 図1(B)に示す圧縮状態において第2プランジャーに加えられる曲げ力の模式的説明図。 図4のV-V'断面図。 図1(B)に示す圧縮状態で、第2プランジャーの弾性変形によってできた接点と電気経路を示す模式図。 図6のVII-VII'断面図。 第1の実施の形態のコンタクトプローブの抵抗値特性図。 図20に示す従来のコンタクトプローブの抵抗値特性図。 コンタクトプローブの抵抗値特性図の測定方法を示す模式図。 本発明の第2の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 図11のXII-XII'断面図。 本発明の第3の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 本発明の第4の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 本発明の第5の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 同コンタクトプローブの第1プランジャーの部品図であり、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図。 本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態の正面図、(B)は同状態の右側面図、(C)はスプリング圧縮状態の正面図、(D)は同状態の右側面図。 同コンタクトプローブの第1プランジャーの部品図であり、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図。 本発明の第7の実施の形態に係るコンタクトプローブの全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。 従来のコンタクトプローブの説明図であり、(A)は全体構成図、(B)はそのB-B'断面図(接触状態・非接触状態)。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は発明を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトプローブ100の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。図2は、同コンタクトプローブ100の分解図である。図3は、同コンタクトプローブ100を複数本支持してなるソケット30の使用状態における正断面図である。
コンタクトプローブ100は、第1プランジャー1と、第2プランジャー2と、スプリングとしてのコイルスプリング3とを備える。第1プランジャー1は検査対象物5との接続部品であり、第2プランジャー2は検査用基板6との接続部品である。例えばピアノ線やステンレス線等の一般的な材質で形成されたコイルスプリング3は、第1及び第2プランジャー1,2が相互に摺動可能となるように第1及び第2プランジャー1,2に対して設けられている(第1及び第2プランジャー1,2を連結している)。コイルスプリング3は、また、使用時に第1及び第2プランジャー1,2を互いに離れる方向に付勢して、第1及び第2プランジャー1,2に検査対象物5及び検査用基板6との接触力を与える。検査対象物5は、例えば電極が所定間隔で配列された半導体集積回路であり、図示の場合、電極バンプ5aが所定間隔で配列されたものである。検査用基板6は、測定器側に接続される電極パッド(図示せず)を電極バンプ5aに対応して所定間隔で有するものである。
図3に示すように、ソケット30は、コンタクトプローブ100を複数本平行に配置するための空洞部32を所定間隔で有する絶縁支持体31を備え、それらの各空洞部32にコンタクトプローブ100を挿入配置したものである。具体的には、第1プランジャー1、第2プランジャー2及びコイルスプリング3の三者を図1に示すように一体的に組み立ててコンタクトプローブ100を構成したものを、図3の絶縁支持体31の空洞部32に挿入配置する。空洞部32両端(上下端)の開口側摺動支持部33,34は第1及び第2プランジャー1,2の先端側本体部13,24をそれぞれ摺動自在に支持(嵌合)する。空洞部32の開口側摺動支持部33,34を除く中間部35は、開口側摺動支持部33,34よりも大径で、フランジ部12,23及びコイルスプリング3が自由に動ける内周径となっている。空洞部32の開口側摺動支持部33,34は、フランジ部12,23に係合して第1及び第2プランジャー1,2の抜け出しを規制する。なお、絶縁支持体31は、コンタクトプローブ100を空洞部32内に組み込むために、複数層に分割できる構造となっている(図示省略)。
図1及び図2に示すように、銅合金等の導電性金属体である第1プランジャー1は、検査用基板6側から検査対象物5側に向けて、末端部11と、フランジ部12と、先端側本体部13とを順次有する棒形状である。半円柱形状の末端部11は、コイルスプリング3の内径よりも小径でコイルスプリング3の内側に位置し、コイルスプリング3内周に沿って曲面部分が配置されると共に、コイルスプリング3軸芯側に第2プランジャー2に接するように平面部分が配置されている。フランジ部12は、コイルスプリング3の内径よりも大径で端面がコイルスプリング3の一端と当接する。先端側本体部13は、フランジ部12よりも小径で、先端が検査対象物5の電極バンプ5aと接触する接触部13aとなっている。第1プランジャー1のうちコイルスプリング3の伸縮方向に関してコイルスプリング3の外側に位置する部分(フランジ部12及び先端側本体部13)の第2プランジャー2との摺動面は、部分的に傾斜部15(ここでは傾斜面)となっている。図示の例では、フランジ部12の末端側の半円柱形状部分と先端側本体部13の先端側の円柱形状部分との間に傾斜部15が存在する。
銅合金等の導電性金属体である第2プランジャー2は、検査対象物5側から検査用基板6側に向けて、半円柱形状の摺動部21と、円柱状部22と、フランジ部23と、先端側本体部24とを順次有する棒形状である。摺動部21及び円柱状部22は、コイルスプリング3の内径よりも小径でコイルスプリング3の内側に位置し、円柱状部22はコイルスプリング3の内側に嵌合している。半円柱形状の摺動部21は、コイルスプリング3内周に沿って曲面部分が配置されると共に、平面部分が、第1プランジャー1の末端部11の平面部分、フランジ部12の末端側の半円柱形状部分の平面及び傾斜部15に向かって配置されている。フランジ部23は、コイルスプリング3の内径よりも大径で端面がコイルスプリング3の他端と当接する。先端側本体部24は、フランジ部23よりも小径で、先端が検査用基板6の電極パッド(不図示)と接触する接触部24aとなっている。
コンタクトプローブ100及びソケット30の製品外径は、例えば次のとおりである。
・絶縁支持体31の空洞部32の中間部35の径:0.22mm
・コンタクトプローブ100の外径(コイルスプリング3の外径):0.2mm
・コイルスプリング3の線径(線幅):0.04mm
・コイルスプリング3の内径:0.12mm
・第1プランジャー1の末端部11の厚さ:0.055mm
・第2プランジャー2の摺動部21の厚さ:0.055mm
・コンタクトプローブ100の自由長:4mm
・コンタクトプローブ100の使用長:3mm
図3のように組み立てられたソケット30を使用して検査を行う場合、ソケット30は検査用基板6上に位置決め載置され、この結果、コイルスプリング3が所定長だけ縮んで第2プランジャー2の先端側本体部24の接触部24aが検査用基板6の電極パッドに弾接する。半導体集積回路等の検査対象物5が無い状態では、第1プランジャー1はフランジ部11が開口側摺動支持部33で規制されるまで突出方向に移動しており、先端側本体部13の突出量は最大となっている。検査対象物5がソケット30の絶縁支持体31に対して所定の間隔で対向配置されることにより、先端側本体部13は後退してスプリング3はさらに圧縮され、その結果、先端側本体部13は検査対象物5の電極バンプ5aに弾接する。この状態で検査対象物5の検査が実行される。
図1(A)に示すように、コイルスプリング3が伸びている第1の状態(開放状態)では、第1プランジャー1の末端部11及び第2プランジャー2の摺動部21は、双方の末端側から所定長に渡って摺動面同士が隙間(遊び)を持って対面している。そして、前記第1の状態(開放状態)から図1(B)に示すようにコイルスプリング3が縮んでいる第2の状態(圧縮状態)に遷移する過程で、同図に示すように第2プランジャー2の摺動部21が板バネ状に変形して第1プランジャー1の傾斜部15に乗り上げる。この状態で、摺動部21は、末端側がコイルスプリング3の伸縮方向に垂直な方向に関してコイルスプリング3の内周幅範囲外に延在している。なお、傾斜部15の存在位置は前記第1の状態(開放状態)において摺動部21が当接している部分よりも所定長Lだけ第1プランジャー1の先端側に離れた位置であるため、前記第1の状態(開放状態)から前記第2の状態(圧縮状態)に遷移する過程で摺動部21はコイルスプリング3が前記所定長Lだけ縮んでから傾斜部15に乗り上げ始めることになる。なお、前記所定長Lは、例えば、第2プランジャー2の先端側本体部24の接触部24aが検査用基板6に当接することでコイルスプリング3が縮む長さと同等あるいはそれより僅かに短い長さとする。
図4は、前記第2の状態(図1(B)に示す圧縮状態)において第2プランジャー2に加えられる曲げ力F1〜F3の模式的説明図である。本図に示すように、第2プランジャー2の摺動部21が板バネ状に変形して第1プランジャー1の傾斜部15に乗り上げた結果、第2プランジャー2は、摺動部21の末端側平面が第1プランジャー1の傾斜部15と第1接点101で当接し、第1接点101において第1プランジャー1の傾斜部15から曲げ力F1が加えられる。第2プランジャー2は、また、摺動部21の長手方向の中間部外側面がコイルスプリング3の伸縮方向の端部内周と第2接点102で当接し、第2接点102においてコイルスプリング3から曲げ力F2が加えられる。第2プランジャー2は、さらに、曲げ力F2が加えられることで、摺動部21の先端側が第1プランジャー1の末端部11の末端側平面と第3接点103で当接し、第3接点103において第1プランジャー1の末端部11から曲げ力F3が加えられる。
図5は、図4のV-V'断面図である。本図に示すように、第1プランジャー1の末端部11と第2プランジャー2の摺動部21の断面積は等しい。もっとも、大径となる場合は、摺動部21の断面積を小さくして摺動部21が適当なバネ力(弾性力)を有するように設定する。なお、電気抵抗を抑制するためには断面積は大きい方が望ましいが、摺動部21に必要以上のバネ力が発生してスムーズな摺動ができなくなる場合がある。
図6は、前記第2の状態(図1(B)に示す圧縮状態)で、第2プランジャー2の弾性変形によってできた接点と電気経路を示す模式図である。第1プランジャー1を通過する電流E1は、第1接点101で一部が第2プランジャー2へ分岐する。第1プランジャー1及び第2プランジャー2に分岐して流れる電流は、第3接点103で合流して第2プランジャー2を流れる電流E2となる。また、図7に断面図で示すように、第1プランジャー1とコイルスプリング3との接点(第3接点103)と、第2プランジャー2とコイルスプリング3との接点(第4接点104)とが、コイルスプリング3を電流経路として第1及び第2プランジャー1,2間を接続する。このように複数の電流経路を確保することにより、電気抵抗が抑制される。
図8は、本実施の形態のコンタクトプローブ100の抵抗値特性図であり、5本のコンタクトプローブの試料の測定結果(圧縮時と戻し時)である。測定方法は、図10に示すように、定電圧電源に接続された電極間にコンタクトプローブ100を挟み、コンタクトプローブ100の使用長を変化させてコンタクトプローブ100の通過抵抗を測定した(コンタクトプローブに流れる電流から求めた)。図9は、図20に示す従来のコンタクトプローブの抵抗値特性図であり、5本のコンタクトプローブの試料の測定結果(圧縮時と戻し時)である。測定方法は、図8の場合と同様である。
図8に示す測定結果(本実施の形態)では、各試料間の抵抗値ばらつきが小さく、抵抗値が低い。また、コンタクトプローブ使用長を変化させたときの抵抗値の変動も小さいことが判る。一方、図9に示す測定結果(従来例)では、各試料間のばらつきが大きく、抵抗値が高い。また、コンタクトプローブ使用長を変化させたときの抵抗値の変動も大きいことが判る。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 第1プランジャー1は第2プランジャー2との摺動面が部分的に傾斜部15となっていて、コイルスプリング3が伸びている第1の状態からコイルスプリング3が縮んでいる第2の状態に遷移する過程で第2プランジャー2が傾斜部15に乗り上げる構造であるため、第1プランジャー1と第2プランジャー2とを確実に接触可能である。この結果、図8及び図9に示す測定結果からも明らかなように、従来例と比較して検査対象物5と検査用基板6とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。
(2) 第1プランジャー1のうちコイルスプリング3の伸縮方向に関してコイルスプリング3の外側に位置する部分(フランジ部12及び先端側本体部13)に傾斜部15が存在するため、同方向に関してコイルスプリング3の内側に位置する部分に傾斜部が存在する場合と異なり、摺動部21は傾斜部15に乗り上げた際にコイルスプリング3の内周幅範囲を越えて弾性変形可能である。そして、傾斜部15に乗り上げた際に摺動部21の末端がコイルスプリング3の内周幅範囲外に延在する構成により、限られたスペースを有効に使うことができ、コンタクトプローブ100の小型化(細型化)に有利である。
(3) 第2プランジャー2の摺動部21が第1プランジャー1の傾斜部15に乗り上げた結果、摺動部21の末端が傾斜部15と第1接点101で当接し、摺動部21の長手方向の中間部外側面がコイルスプリング3の伸縮方向の端部内周と第2接点102で当接し、摺動部21の先端側が末端部11の末端と第3接点103で当接する構成のため、第1及び第2プランジャー1,2同士の接点が確実に2点(第1接点101及び第3接点103)確保され、低抵抗化に有利である。
(4) 図1(A)に示す開放状態から図1(B)に示す圧縮状態に遷移する過程で摺動部21はコイルスプリング3が所定長だけ縮んでから傾斜部15に乗り上げ始めるため、摺動部21がコイルスプリング3の縮み始めから及び伸び終わりまで傾斜部15に乗り上げる場合と比較して、摺動(特に圧縮状態から開放状態への復元)がスムーズになることが期待できる。すなわち、摺動部21がコイルスプリング3の縮み始めから及び伸び終わりまで傾斜部15に乗り上げる場合、伸び終わり付近になってコイルスプリング3の復元力が乗り上げによる摩擦力に勝てないと元の位置に復帰できないというリスクがあるが、本実施の形態ではそのようなリスクを低減することが可能となる。
(第2の実施の形態)
図11は、本発明の第2の実施の形態に係るコンタクトプローブ200の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。図12は、図11(B)のXII-XII'断面図である。本実施の形態のコンタクトプローブ200は、第1の実施の形態と比較して、傾斜部225が第2プランジャー202(検査対象物との接続部品)に存在する点と、第2プランジャー202の末端部221が末端から所定長に渡って第1プランジャー201の存在する方向に傾いている点と、第1プランジャー201の摺動部211が第2プランジャー202の末端部221よりも小径である点とで主に相違する。
第2プランジャー202は、末端部221と、フランジ部222と、先端側本体部223とを有する。略半円柱形状の末端部221は、コイルスプリング3の内径よりも小径でコイルスプリング3の内側に位置し、かつ末端から所定長に渡って第1プランジャー201の存在する方向に傾いている。フランジ部222は、コイルスプリング3の内径よりも大径で端面がコイルスプリング3の一端と当接する。先端側本体部223は、フランジ部222よりも小径で、先端が検査用基板の電極パッドと接触する接触部223aとなっている。第2プランジャー202のうちコイルスプリング3の伸縮方向に関してコイルスプリング3の外側に位置する部分(フランジ部222及び先端側本体部223)の第1プランジャー201との摺動面は、部分的に傾斜部225(ここでは傾斜面)となっている。図示の例では、フランジ部222の末端側の半円柱形状部分と先端側本体部223の先端側の円柱形状部分との間に傾斜部225が存在する。
第1プランジャー201は、略半円柱形状の摺動部211と、円柱状部212と、フランジ部213と、先端側本体部214とを有する。摺動部211及び円柱状部212は、コイルスプリング3の内径よりも小径でコイルスプリング3の内側に位置し、円柱状部212はコイルスプリング3の内側に嵌合している。フランジ部213は、コイルスプリング3の内径よりも大径で端面がコイルスプリング3の他端と当接する。先端側本体部214は、フランジ部213よりも小径で、先端が検査対象物の電極バンプと接触する接触部214aとなっている。
本実施の形態も、第1の実施の形態と同様に、第1プランジャー201の摺動部211が第2プランジャー202の傾斜部225に乗り上げる構造であるため、第1プランジャー201と第2プランジャー202とを確実に接触可能であり、従来例と比較して検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。また、その他の点においても第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施の形態では、第2プランジャー202の末端部221の末端が所定長に渡って第1プランジャー201の存在する方向に傾いているため、第2プランジャー202の加工の際に末端部221が第1プランジャー201の存在しない方向に若干反ってしまったとしても、末端部221の末端を第1プランジャー201の摺動部211に確実に接触させることができる。また、摺動部211を小径とし、必要以上のバネ力が発生しないよう配慮している。
(第3の実施の形態)
図13は、本発明の第3の実施の形態に係るコンタクトプローブ300の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。本実施の形態のコンタクトプローブ300は、第1の実施の形態と比較して、傾斜部15の存在範囲が小さくなっている(短くなっている)点と、第2プランジャー2の摺動部21が第1プランジャー1の末端部11よりも小径である点とで主に相違する。
本実施の形態では、傾斜部15の存在範囲がフランジ部12の一部に限定されているため、図13(B)に示すようにコイルスプリング3が縮んでいる第2の状態(圧縮状態)では摺動部21の末端は傾斜部15の存在範囲を越えていて(傾斜部15を登り切っていて)摺動部21の中間部が傾斜部15の終端(上端)角部と当接している。
本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。また、摺動部21を小径とし、必要以上のバネ力が発生しないよう配慮している。
(第4の実施の形態)
図14は、本発明の第4の実施の形態に係るコンタクトプローブ400の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。本実施の形態のコンタクトプローブ400は、第1の実施の形態と比較して、傾斜部15が直線的な斜面からR面(末端側から見て傾斜が平坦から連続的に急になる斜面)になっている点で主に相違する。本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第5の実施の形態)
図15は、本発明の第5の実施の形態に係るコンタクトプローブ500の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。本実施の形態のコンタクトプローブ500は、第1の実施の形態と比較して、傾斜部15が凸部515によって成されている点で主に相違する。凸部515の形状は、摺動部21が乗り上げ可能であれば特に限定されないが、図16に示すような三角錐形状や、四角錐形状あるいは楔形形状等である。本実施の形態も、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(第6の実施の形態)
図17は、本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトプローブ600の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態の正面図、(B)は同状態の右側面図、(C)はスプリング圧縮状態の正面図、(D)は同状態の右側面図を示す。図18は、同コンタクトプローブ600の第1プランジャー1の部品図であり、(A)は正面図、(B)は右側面図、(C)は底面図である。
本実施の形態のコンタクトプローブ600は、第1の実施の形態と比較して、第2プランジャー2の長さ方向の中間部から末端側(摺動部21)が2本に分かれて二股部21a,21bになっている点と、第1プランジャー1の末端部11が二股部21a,21bの間に位置する点と、傾斜部15a,15bが二股部21a,21bに対応して存在する点とで主に相違する。
フランジ部12は、第2プランジャー2との摺動部分を溝状に切り欠いた円柱形状であり、フランジ部12の末端側端面がコイルスプリング3の一端と当接している。本実施の形態も、二股部21a,21bが傾斜部15a,15bに乗り上げる構造であるため、第1プランジャー1と第2プランジャー2とを確実に接触可能であり、従来例と比較して検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。また、その他の点においても第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。さらに、第1及び第2プランジャー1,2の接点数が増えるため、より低抵抗化を図ることが可能となる。
(第7の実施の形態)
図19は、本発明の第7の実施の形態に係るコンタクトプローブ700の全体構成図であり、(A)はスプリング開放状態、(B)はスプリング圧縮状態を示す。本実施の形態のコンタクトプローブ700は、第1の実施の形態と比較して、第1プランジャー1と第2プランジャー2との双方に傾斜部が存在し、傾斜部が共にコイルスプリング3の長さ範囲内に存在する点で主に相違する。
第2プランジャー2は、摺動部21が先端側から所定長に渡って傾斜部25(ここでは傾斜面)となっている。第1プランジャー1も、第2プランジャー2の摺動部21と同様の構成の摺動部71を有する。摺動部71は先端側から所定長に渡って傾斜部75(ここでは傾斜面)となっている。コイルスプリング3は第1及び第2プランジャー1,2のフランジ部73,23の端面間に挟まれて存在する。
コイルスプリング3が伸びている第1の状態(図19(A)に示す開放状態)から、コイルスプリング3が縮んでいる第2の状態(同図(B)に示す圧縮状態)に遷移する過程で、摺動部21,71はそれぞれ板バネ状に変形して傾斜部75,25に乗り上げる。これにより、第1及び第2プランジャー1,2が2箇所で確実に接触する。したがって、第1の実施の形態と同様に、従来例と比較して検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。もっとも、摺動部21,71は傾斜部75,25に乗り上げた際の弾性変形可能範囲がコイルスプリング3の内周幅範囲内に制限されるので、コンタクトプローブの小型化(小径化)の観点では第1の実施の形態のほうがより優れている。その他の点においては第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
以上、実施の形態を例に本発明を説明したが、実施の形態の各構成要素や各処理プロセスには請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。以下、変形例について触れる。
実施の形態では第1プランジャーを検査対象物との接続用、第2プランジャーを検査用基板との接続用としたが、変形例では第1プランジャーを検査用基板との接続用、第2プランジャーを検査対象物との接続用としてもよい。
第1〜第6の実施の形態では傾斜部がコイルスプリングの長さ範囲外に位置する場合を説明したが、傾斜部はコイルスプリングの長さ範囲内に存在してもよい。この場合も、第1及び第2プランジャーを確実に接触させて検査対象物と検査用基板とを電気的に安定させて低抵抗で接続することができる。
第1〜第6の実施の形態では傾斜部が第1及び第2プランジャーのいずれか一方に存在する場合を説明したが、変形例では第1及び第2プランジャーの双方に傾斜部を設けてもよい。
1 第1プランジャー
2 第2プランジャー
3 コイルスプリング
5 検査対象物
5a 電極バンプ
6 検査用基板
11 末端部
12,23 フランジ部
13,24 先端側本体部
13a,24a 接触部
15 傾斜部
30 ソケット
100,200,・・・,700 コンタクトプローブ

Claims (9)

  1. 一方が検査対象物との接続用で他方が検査用基板との接続用である第1及び第2プランジャーと、前記第1及び第2プランジャーを互いに離れる方向に付勢するように前記第1及び第2プランジャーに対して設けられたスプリングとを備え、
    前記第1プランジャーは、前記第2プランジャーとの摺動範囲の少なくとも一部が傾斜部となっていて、
    前記スプリングが伸びている第1の状態から前記スプリングが縮んでいる第2の状態に遷移する過程で、前記第2プランジャーが前記傾斜部に乗り上げる構造である、コンタクトプローブ。
  2. 請求項1に記載のコンタクトプローブにおいて、前記傾斜部が前記スプリングの伸縮方向に関して前記スプリングの外側に存在する、コンタクトプローブ。
  3. 請求項2に記載のコンタクトプローブにおいて、前記第2プランジャーは、前記傾斜部に乗り上げた状態で、板バネ状に変形して末端が前記伸縮方向に垂直な方向に関して前記スプリングの内周幅範囲外に延在している、コンタクトプローブ。
  4. 請求項3に記載のコンタクトプローブにおいて、前記第2プランジャーは、前記傾斜部に乗り上げた状態で、長手方向の中間部が前記スプリングの伸縮方向の端部内周と当接し、かつ、前記中間部よりも末端側の一部と先端側の一部との双方が前記第1プランジャーと当接している、コンタクトプローブ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のコンタクトプローブにおいて、前記第2プランジャーは長さ方向の中間部から末端側が2本に分かれた二股部となっていて、前記第1プランジャーの末端が前記二股部の間に位置し、前記傾斜部は前記二股部の一方及び他方の双方に対応して少なくとも1つずつ存在する、コンタクトプローブ。
  6. 請求項5に記載のコンタクトプローブにおいて、前記第1プランジャーの長さ方向の中間部のフランジ部は、前記摺動部分を切り欠いて溝状に形成していて、前記フランジ部の末端側端面が前記スプリングの一方の端部と当接している、コンタクトプローブ。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載のコンタクトプローブにおいて、
    前記第2プランジャーは、前記第1プランジャーとの摺動範囲の少なくとも一部が傾斜部となっていて、
    前記第1の状態から前記第2の状態に遷移する過程で、前記第1プランジャーが前記第2プランジャーの前記傾斜部に乗り上げる構造である、コンタクトプローブ。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載のコンタクトプローブにおいて、前記第1プランジャーの末端が前記第2プランジャーの存在する方向に傾いている、コンタクトプローブ。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載のコンタクトプローブを複数本絶縁支持体で支持してなるソケット。
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