JP2017015581A - コンタクト - Google Patents

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哲学 田中
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公紀 佐藤
小林 満
Mitsuru Kobayashi
満 小林
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Abstract

【課題】電極パッドが小さくても、電極パッドの表面に形成されている酸化膜を削りとり、電極パッドとの電気的な接続を行うことができるコンタクトを提供する。【解決手段】それぞれが一方の接触端子となる2本のアームと、他方の接触端子と、前記アームと前記他方の接触端子とを接続する内部バネと、前記内部バネを覆う筒状の筐体と、を有し、前記2本のアームは、前記筐体の一方の端より外に出ており、前記筐体側から前記アームの先端部分に向かって、前記2本のアームの間隔が広がっており、前記2本のアームが筐体に向けて押されると、前記2本のアームは、前記筐体の内部に入り込み、前記筐体の内側に接触して、前記2本のアームの間隔が狭くなることを特徴とするコンタクトを提供することにより上記課題を解決する。【選択図】 図4

Description

本発明は、コンタクトに関する。
半導体素子はシリコン等のウェハに半導体集積回路を形成して作製されるが、半導体素子を製造する工程において、ウェハ等の表面に形成されている半導体集積回路の電気的特性の測定を測定機器を用いて行う場合がある。このような測定は、ウェハ等の表面に形成されている半導体素子の電極パッドに、プローブピンと呼ばれるコンタクトを電気的に接続させた状態で行われる。
コンタクトとしては、コイルスプリングプローブと呼ばれるものが知られている(例えば、特許文献1)。コイルスプリングプローブは、筒状の筐体内にコイルバネが内蔵されている。コイルバネの一方の端部に配置される接触端子はウェハ等の表面に形成されている電極パッドと接触し、他方の端部における接触端子は計測機器と電気的に接続される。
コイルスプリングプローブでは、筐体内のコイルバネにより伸縮し、電極パッドと接触端子との接触で接触端子に力が加わることによりコンタクトが縮み、電極パッドと接触端子との電気的な接続が確実になされる。
しかしながら、コイルスプリングプローブは、筐体、コイルバネ、接触端子等の小さな部品を各々作製し、これらの部品を組み立てることにより作製されるものであるため、費用や時間を要し、高コストなものとなってしまう。
また、一枚の金属板を打ち抜き、折り曲げることにより作製されるコンタクトが知られている(例えば、特許文献2)。このコンタクトは部品点数が1つと少なく、多数の部品を組み立てるための工程を必要としないため、コンタクトを低コストで製造することができる。
特開2007−24664号公報 特開2013−217800号公報 特開2009−128211号公報
ところで、電極パッドの表面に酸化膜が形成されると、電極パッドに接触端子を接触させただけでは、酸化膜のために電気パッドとコンタクトが電気的に接続されないか、または、酸化膜の高い抵抗のため、半導体集積回路の正確な電気的特性の測定を行うことができない。
このため、接触端子の先端により電極パッドの表面の酸化膜を削りとり、電極パッドとコンタクトとを接触させる方法がとられている。
ところで、半導体素子においては、高集積化等に伴い電極パッドの大きさが小さくなる傾向にある。電極パッド表面の酸化膜は接触端子の先端が電極パッドの表面を移動することにより削りとられるが、電極パッドが小さいと、移動する接触端子の先端が電極パッドから外れてしまう場合がある。
このように、接触端子の先端が電極パッドから外れ、電極パッドとコンタクトとが離れると半導体集積回路の電気的特性の測定を行うことができない。
本実施の形態の一観点によれば、それぞれが一方の接触端子となる2本のアームと、他方の接触端子と、前記アームと前記他方の接触端子とを接続する内部バネと、前記内部バネを覆う筒状の筐体と、を有し、前記2本のアームは、前記筐体の一方の端より外に出ており、前記筐体側から前記アームの先端部分に向かって、前記2本のアームの間隔が広がっており、前記2本のアームが筐体に向けて押されると、前記2本のアームは、前記筐体の内部に入り込み、前記筐体の内側に接触して、前記2本のアームの間隔が狭くなることを特徴とする。
開示のコンタクトによれば、電極パッドが小さくても、電極パッドの表面に形成されている酸化膜を削りとり、電極パッドとの電気的な接続を行うことができる。
第1の実施の形態におけるコンタクトの構造図 第1の実施の形態におけるコンタクトの説明図 第1の実施の形態におけるコンタクトの接触過程の説明図(1) 第1の実施の形態におけるコンタクトの接触過程の説明図(2) 第1の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の工程図(1) 図5に示される状態の斜視図 第1の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の工程図(2) 図7に示される状態の斜視図 第1の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の工程図(3) 図9に示される状態の斜視図 第1の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の工程図(4) 図11に示される状態の斜視図 第1の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の工程図(5) 図13に示される状態の斜視図 第2の実施の形態におけるコンタクトの構造図 第2の実施の形態におけるコンタクトの斜視図 第2の実施の形態におけるコンタクトの説明図 第2の実施の形態におけるコンタクトの接触過程の説明図 第2の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の説明図(1) 第2の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の説明図(2) 第3の実施の形態におけるコンタクトの説明図 第3の実施の形態におけるコンタクトの接触過程の説明図 第4の実施の形態におけるコンタクトの説明図 第4の実施の形態におけるコンタクトの接触過程の説明図 第4の実施の形態におけるコンタクトの製造方法の説明図
本発明を実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。
〔第1の実施の形態〕
(コンタクト)
第1の実施の形態におけるコンタクトについて説明する。図1及び図2に示される本実施の形態におけるコンタクトは、プローブピンと呼ばれるものであり、一枚の金属板を加工することにより作製される。尚、図1(a)は、本実施の形態におけるコンタクトの上面図であり、図1(b)は正面図であり、図1(c)は背面図であり、図1(d)は側面図であり、図1(e)は底面図である。また、図2(a)は、図1(a)における一点鎖線1A−1Bにおいて切断した断面図であり、図2(b)は、図1(d)における一点鎖線1C−1Dにおいて切断した断面図であり、図2(c)は、図1(a)における要部拡大図であり、図2(d)は、図1(a)における一点鎖線1E−1Fにおいて切断した断面図である。
本実施の形態におけるコンタクトは、一方の端部には、一方の接触端子となるアーム部10が形成されており、他方の端部には他方の接触端子となる接触端子20が形成されている。アーム部10と接触端子20との間には、内部バネ30が形成されている。内部バネ30が形成されている領域は、筒状に形成された筐体40に覆われている。
アーム部10は、2本のアーム11、12により形成されており、2本のアーム11、12の各々の先端11a、12aは向かい合う方向に内側に曲げられている。また、2本のアーム11、12は、筐体40側から先端11a、12aに向かってハの字状に広がっている。本実施の形態におけるコンタクトは金属材料により形成されており、2本のアームはバネ性を有している。2本のアーム11、12は、図2(d)に示すように、その断面が、外側が凸となるかまぼこ状に形成されており、2本のアームの強度が高められている。
図2(c)は、2本のアーム11、12が筐体40から最も突出した状態を示している。この状態では、アーム11、12の外側の面は筐体40の内側の面には接触していない。2本のアーム11、12が筐体40に向けて押し込まれると、アーム11、12の外側の面が筐体40の内側の面に接触することで、アーム11、12が内側に押され、アーム11、12の押し込み量に応じて2本のアーム11、12の間隔が次第に狭くなる。
次に、図3及び図4に基づき、本実施の形態におけるコンタクトと電極パッド50とが電気的に接続される過程について説明する。本実施の形態におけるコンタクトと電極パッド50との電気的な接続は、2本のアーム11、12の先端11a、12aを電極パッド50に押しつけることにより行われる。
最初に、図3(a)に示すように、電極パッド50にコンタクトの2本のアーム11、12の先端11a、12aを接触させる。この状態においては、筐体40の内側と、2本のアーム11、12の外側面とはまだ接触していない。尚、電極パッド50の表面に酸化膜が形成されている場合には、酸化膜により電極パッド50が絶縁されるため、図3(a)の状態においては、電極パッド50とコンタクトとは電気的には接続されていない可能性がある。
次に、図3(b)に示すように、コンタクトを電極パッド50の側に押す。これにより、2本のアーム11、12が徐々に筐体40の内部に入る。図3(b)の状態でも筐体40の内側と2本のアーム11、12とは接触していないため、2本のアーム11、12の先端11a、12aは内側に向けて動いていない。
次に、図3(c)に示すように、コンタクトを更に電極パッド50の側に押す。これにより、2本のアーム11、12が更に筐体40の内部に入る。図3(c)の状態においては、筐体40の内側とアーム11、12とが接触するものの、筐体40の内側とアーム11、12とが接触し始めた状態であるためアームは筐体40によって押されておらず、アーム11、12の先端11a、12aは内側に向けて動いていない。図3(a)から図3(c)に至るまで、2つの先端11aと12aとの間隔は変わらない。
次に、図4(a)に示すように、コンタクトを更に電極パッド50の側に押す。これにより、2本のアーム11、12が図3(c)の状態から更に筐体40の内部に入りこむ。図4(a)の状態では、アーム11、12の外側面が筐体40の内側と接触し、その外側面が筐体40の内側と接触しているアーム11、12が内側に向けて押され、先端11a、12aの間隔が狭くなる方向に電極パッド50の表面を動く。これにより、2本のアーム11、12の先端11a、12aが電極パッド50の表面を擦り、電極パッド50の表面の酸化膜が削りとられる。
次に、図4(b)に示すように、コンタクトを更に電極パッド50の側に押す。これにより、2本のアーム11、12が更に筐体40の内部に入りこむ。このため、2本のアーム11、12の外側が筐体40の内側により図4(a)の状態から更に押され、先端11a、12aがその間隔が更に狭くなる方向に電極パッド50の表面を動く。これにより、2本のアーム11、12の先端11a、12aにより、電極パッド50の表面の酸化膜が更に削りとられる。
次に、図4(c)に示すように、コンタクトを更に電極パッド50の側に押す。これにより、2本のアーム11、12が筐体40の内部に更に入る。このため、筐体40の内側と接触している2本のアーム11、12が筐体40の内側により更に押され、2本のアーム11、12の先端11a、12aの間隔が更に狭くなる方向に電極パッド50の表面を動く。これにより、2本のアーム11、12の先端11a、12aにより、電極パッド50の表面の酸化膜が更に削りとられる。電極パッド50の酸化膜が削りとられた部分と2本のアーム11、12の先端11a、12aとが接触することにより、電極パッド50とコンタクトとが電気的に接続される。
図4(c)の状態において、2本のアーム11、12は筐体40と接触しているため、電極パッド50からの電気信号は、2本のアーム11、12の先端11a、12aより、2本のアーム11、12、筐体40を介し、接触端子20に伝達される。筐体40は、断面積が広いため抵抗が低くまたインダクタンスも小さいため、筐体40を介して電気信号を伝搬することにより、高周波の電気信号が伝送可能となる。
本実施の形態においては、コンタクトを電極パッド50に押しつけることにより、2本のアーム11、12が先端11a、12aの間隔が狭くなる方向に移動する。
コンタクトを電極パッドに押しつけた際に2本のアームの間隔が広がる構造の場合には、電極パッドの大きさによっては、広がった2本のアームの先端が電極パッドより外れてしまう場合がある。しかしながら、本実施の形態におけるコンタクトでは、コンタクトを電極パッド50に押しつけた際に、先端11a、12aの間隔が狭くなる方向にアーム11、12が移動するため、電極パッド50が小さくても、2本のアーム11、12の先端11a、12aが電極パッド50より外れることはない。
(製造方法)
次に、本実施の形態におけるコンタクトの製造方法について図5から図14に基づき説明する。
最初に、図5及び図6に示すように、コンタクトを形成するための金属板を打ち抜き加工により作製する。尚、打ち抜き加工に代えてエッチング加工により金属板を作製してもよい。これにより、アーム部10を形成する領域、内部バネ30を形成する領域、接触端子20を形成する領域、筐体40を形成する領域が順につながっている一枚の金属板が形成される。尚、図5(a)は、打ち抜かれた金属板の上面図、図5(b)は正面図、図5(c)は背面図、図5(d)は側面図、図6は斜視図である。
次に、図7及び図8に示すように、金属板のアーム部10及び内部バネ30を形成する領域の両側を長手方向に沿って約90°折り曲げることにより、アーム部10及び内部バネ30を形成する。この際、アーム部10を所望の形状となるように曲げる。尚、図7(a)は、アーム部及びバネが形成された状態における上面図、図7(b)は正面図、図7(c)は背面図、図7(d)は側面図、図8は斜視図である。
次に、図9及び図10に示すように、金属板の筐体40を形成する領域の両側の縁の近傍を、長手方向に沿って約90°折り曲げる。この際、アーム部10及び内部バネ30を曲げた向きとは反対向きに折り曲げる。尚、図9(a)は、この状態における上面図、図9(b)は正面図、図9(c)は背面図、図9(d)は側面図、図10は斜視図である。
次に、図11及び図12に示すように、金属板の接触端子20を形成する領域を短手方向に沿って180°折り曲げる。この際、後の工程において、内部バネ30を筐体40により覆うことができるように、接触端子20を形成する領域を折り曲げる。尚、図11(a)は、この状態における上面図、図11(b)は正面図、図11(c)は背面図、図11(d)は側面図、図12は斜視図である。
次に、図13及び図14に示すように、金属板の筐体40を形成する領域において、図11及び図12で折り曲げられた部分よりも内側の両側を、更に長手方向に沿って約90°折り曲げることにより、筐体40を形成する。これにより、本実施の形態におけるコンタクトを作製することができる。尚、図13(a)は、この状態における上面図、図13(b)は正面図、図13(c)は背面図、図13(d)は側面図、図14は斜視図である。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態におけるコンタクトについて説明する。図15から図17に示すコンタクトは、第1の実施の形態と同様に、一枚の金属板を打ち抜き、折り曲げることにより作製される。尚、図15(a)は、本実施の形態におけるコンタクトの右側面図であり、図15(b)は上面図であり、図15(c)は左側面図であり、図15(d)は底面図であり、図15(e)は、図15(b)における一点鎖線15A−15Bにおいて切断した断面図である。また、図16は、本実施の形態におけるコンタクトの斜視図である。また、図17(a)は、本実施の形態におけるコンタクトの正面図であり、図17(b)は要部拡大図であり、図17(c)は、図15(b)における一点鎖線15Cにおいて囲まれた領域の拡大図であり、図17(d)は、図15(c)における一点鎖線15Dにおいて囲まれた領域の拡大図である。
本実施の形態におけるコンタクトは、一方の端部に一方の接触端子部110が形成されており、他方の端部に他方の接触端子部120が形成されている。一方の接触端子部110と他方の接触端子部120との間には、内部バネ130が形成されている。内部バネ130が形成されている領域は筐体140に覆われている。
一方の接触端子部110はプランジャー150の先端に位置し、2つの接触端子111、112を有している。本実施の形態におけるコンタクトは、一方の接触端子部110より、筐体140に向かって、プランジャー150、カンチレバー部160が順に形成されている。カンチレバー部160は、筐体140内の内部バネ130とつながっている。一方の接触端子部110及び他方の接触端子部120に力が加わっていない状態においては、一方の接触端子部110、プランジャー150、カンチレバー部160は、筐体140の一方の端141の外側に出ている状態となっている。また、他方の接触端子部120は2つの接触端子121、122を有しており、筐体140の他方の端142より外側に出ている。
図17等に示されるように、筐体140は金属板を長手方向に沿って折り曲げることにより形成されており、断面が略正方形となっている。筐体140の内側は、正方形の辺に対応する平面部140aと、角に対応する曲面部140bとを有する。
コンタクトは、細長く形成された2本のカンチレバー161、162を備える。以下、カンチレバー161と162を合わせて「カンチレバー部160」と称する。図17(c)及び図17(d)に示すように、カンチレバー部160は、プランジャー150の近傍では筐体140の長手方向と略平行に形成されている。一方、カンチレバー部160の筐体140側の端は曲面部140b、つまり筐体140内部の角に対応した位置にあり、カンチレバー部160はプランジャー150の側から筐体140側に向かってひねられた形状、言い換えるならば、筐体140の長手方向に対し傾斜した形状となっている。図17(d)に示すように、カンチレバー部160はその中央付近で斜めに折り曲げられたような形状となっている。また、図17(c)に示すように、カンチレバー部160は弧状に形成されており、その中央部分で最も幅が広くなっている。尚、プランジャー150側の端部では、2本のカンチレバー161、162の間隔はプランジャー150の幅とほぼ同じになっている。
本願においては、コンタクトの筐体140の内側において、対向する平面部140a同士の間隔LAをコンタクトの筐体140の内側の幅が狭い部分の間隔、対向する曲面部140b同士の間隔LBをコンタクトの筐体140の内側の幅が広い部分の間隔と記載する場合がある。
2本のカンチレバー161、162の中央部分及びその近傍における外側の幅、即ち、中央部分及びその近傍におけるカンチレバー161の外側とカンチレバー162の外側との幅は、コンタクトの筐体140の内側の幅が広い部分の間隔LBよりも広く形成されている。カンチレバー161の外側とカンチレバー162の外側との幅は、一方の接触端子部110に近い側から遠ざかるに伴い幅が広くなるように形成されており、中央部分で最も幅が広がった後、徐々に狭くなるように形成されている。
尚、2本のカンチレバー161、162は金属板により形成されているため、弾性を有している。
本実施の形態においては、筐体140の断面が略正方形の場合について説明したが、他の多角形であってもよい。また、筐体の内側において幅の広い部分と狭い部分とが形成されている形状であればよく、楕円等であってもよい。
次に、図18に基づき、本実施の形態におけるコンタクトと電極パッドとが電気的に接続される過程について説明する。尚、図18には電極パッドは示していない。コンタクトと電極パッドとの電気的な接続は、接触端子111、112の先端111a、112aを電極パッドに押しつけることにより行われる。尚、図18(a)〜(d)において、左の図は正面図であり、右の図は側面図である。
最初に、電極パッドに接触端子111、112の先端111a、112aを接触させて、電極パッドの側に少し押す。この状態においては、筐体140の内側とカンチレバー部160の外側とが接触し始めるが、最初に、カンチレバー161、162は、接触端子部110の側から離れた端部近傍が、コンタクトの筐体140の内側と接触する。カンチレバー161、162は、ひねられた形状で形成されており、接触端子部110の側から離れた端部近傍が、コンタクトの筐体140の内側の幅が広い部分と対応した位置、即ち、筐体140の内側の曲面部140bに対応した位置となっている。従って、この状態において、カンチレバー161、162の外側が、コンタクトの筐体140の内側の幅が広い部分と接触しても、コンタクトの筐体140の内側の幅が広い部分と接触している接触領域が移動することはないため、プランジャー150は回転することはなく、接触端子111、112の先端111a、112aが動くことはない。
次に、図18(b)に示すように、コンタクトを電極パッドの側に更に押す。これにより、カンチレバー部160が筒状に形成された筐体140の内部に入り込む。この際、カンチレバー部160の外側の面と筐体140の内側とが接触しながら、カンチレバー部160が筐体140の内部に入り込む。この際、カンチレバー部160は、カンチレバー161、162が、筐体140の内側の幅の広い部分、即ち、筐体140の内側の曲面部140bと接触した状態で、筐体140の内部に入り込む。中央部分及びその近傍におけるカンチレバー161の外側とカンチレバー162の外側との幅は、筐体140の内側の幅の広い部分よりも広く形成されており、また、カンチレバー161及びカンチレバー162は弾性を有しているため、カンチレバー部160が筐体140の内部に入り込むに伴い、カンチレバー161とカンチレバー162とが近づく方向に曲げられる。これにより、筐体140の内側の幅の広い部分と接触しているカンチレバー161の外側及びカンチレバー162の外側の接触領域が、接触端子部110側に近づく。カンチレバー161及びカンチレバー162は、ひねられた形状で形成されているため、筐体140の内側の幅の広い部分と接触しているカンチレバー161の外側及びカンチレバー162の外側の接触領域が接触端子部110側に近づくことにより、プランジャー150が回転する。これにより、一方の接触端子部110の接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を回転しながら摺動し、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられる。
図17(a)に示すように、コンタクトの筐体140の内側においては、対向する平面部140a同士の間隔LAよりも、対向する曲面部140b同士の間隔LBの方が広くなっている。従って、カンチレバー部160が筐体140の内部に入り込む際には、対向する平面部140a同士の間隔LAよりも、対向する曲面部140b同士の間隔LBが広いため、カンチレバー部160の外側の面は、筐体140の内側の曲面部140bに接触しながら入り込む。
次に、図18(c)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、カンチレバー部160が更に筐体140の内部に入る。この際、カンチレバー部160の外側の面は、筐体140の内側の曲面部140bに接触した状態で、入り込むため、筐体140内部の曲面部140bと接触しているカンチレバー161、162の外側の接触領域は、接触端子部110側に近づき、これにより、プランジャー150が回転し、接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を更に回転しながら摺動する。これにより、電極パッドの表面の酸化膜が更に削りとられる。
次に、図18(d)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、カンチレバー部160が更に筐体140の内部に入る。この際、カンチレバー部160の外側の面は、筐体140の内側の曲面部140bに接触した状態で、更に入り込むため、筐体140内部の曲面部140bと接触しているカンチレバー161、162の外側の接触領域は、接触端子部110側に近づき、これにより、プランジャー150が回転し、接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を更に回転しながら摺動する。これにより、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられ、電極パッドの金属部分が露出するため、電極パッドと接触端子111、112の先端111a、112aとが接触して、電極パッドと本実施の形態におけるコンタクトとの電気的な接続がなされる。
この状態においては、カンチレバー部160の外側の面は、筐体140の内側の曲面部140bと接触しているため、電極パッドからの電気信号は、接触端子111、112の先端111a、112aより、接触端子111、112、プランジャー150、カンチレバー部160、筐体140を介し、他方の接触端子部120に伝達される。
本実施のコンタクトの接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を回転しながら摺動する。このため、2つの先端111a、112aの間隔は、コンタクトを電極パッドに押し付けても変わらず、電極パッドが小さい場合であっても、コンタクトの接触端子111、112が、電極パッドの外に外れることはない。
(製造方法)
次に、本実施の形態におけるコンタクトの製造方法について図19及び図20に基づき説明する。尚、図20(a)は、図19において、一点鎖線19Aで囲まれた領域の拡大図であり、図20(b)は、図19に示す金属板の要部を拡大した斜視図である。
最初に、図19に示すように、一方の接触端子部110を形成する領域、プランジャー150を形成する領域、カンチレバー部160を形成する領域、内部バネ130を形成する領域、他方の接触端子部120を形成する領域、筐体140を形成する領域の順につながった、一枚の金属板が形成される。
次に、金属板の、一方の接触端子部110を形成する領域、プランジャー150を形成する領域、カンチレバー部160を形成する領域、他方の接触端子部120を形成する領域及び内部バネ130を形成する領域の各領域の両側を長手方向に沿って約90°折り曲げることにより、一方の接触端子部110、プランジャー150、カンチレバー部160、他方の接触端子部120及び内部バネ130を形成する。この後、プランジャー150を形成する領域の外側を、断面がほぼ正方形となるように更に90°曲げて、プランジャー150を形成する。また、カンチレバー部160を形成する領域は、カンチレバー161、162を形成する領域は、プランジャー150の長手方向に対し傾いた方向に延びるように形成されている。従って、カンチレバー部160を形成する際には、カンチレバー部160の外側が筐体140の内側と接触するように、円弧状に曲げる。
次に、金属板の筐体140を形成する領域の両側の縁近傍を、長手方向に沿って、内部バネ130を曲げた向きとは反対向きに約90°折り曲げる。
次に、金属板の折り曲げ部170を短手方向に沿って180°折り曲げる。この際、後の工程において、内部バネ130を筐体140により覆うことができる方向に折り曲げ部170を折り曲げる。
次に、金属板の筐体140を形成する領域の、折り曲げられた縁の近傍よりも内側の部分の両側を更に長手方向に沿って約90°折り曲げることにより、内部バネ130を覆う筐体140を形成する。この後、一方の接触端子部110の接触端子111、112、及び、他方の接触端子部120の接触端子121、122を所望の形状に曲げることにより、本実施の形態におけるコンタクトが作製される。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態におけるコンタクトについて説明する。本実施の形態におけるコンタクトは、図21に示されるように、カンチレバー部260と、筐体240に形成された開口部241とを有する構造のものである。
第3の実施形態によるコンタクトには、筐体240の長手方向に沿った形状の2本のカンチレバーが形成されており、2本のカンチレバーの途中には外側に広がった凸部261が形成されている。以下、2本のカンチレバーを「カンチレバー部260」と総称する。筐体240には開口部241が、筐体240の長手方向に対し傾斜した形状となるように形成されている。本実施の形態におけるコンタクトは、カンチレバー部260の凸部261が開口部241に入り込むことによりカンチレバー部260が傾斜する開口にガイドされ、一方の接触端子部110の接触端子111、112及びプランジャー150が回転する。
次に、図22に基づき、本実施の形態におけるコンタクトと不図示の電極パッドとが電気的に接続される過程について説明する。コンタクトと電極パッドとの電気的な接続は、接触端子111、112の先端111a、112aを電極パッドに押しつけることにより行われる。尚、図22(a)〜(d)において、右の図は側面図であり、中央の図は正面図であり、左の図は側面図の一点鎖線22A−22Bにおいて切断された各々の断面図である。
最初に、電極パッドに接触端子111、112の先端111a、112aを接触させる。図22(a)は先端が電極パッドに接触した状態を示す。この状態においては、カンチレバー部260は筐体240とは接触しておらず、また、開口部241には入ってはいないため、接触端子111、112は回転していない。
次に、図22(b)に示すように、コンタクトを電極パッドの側に押す。これにより、カンチレバー部260が筐体240の内部に入り込む。この状態においては、カンチレバー部260は筐体240と接触するが、凸部261は開口部241に入ってはいないため、接触端子111、112は回転していない。
次に、図22(c)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、カンチレバー部260が更に筐体240の内部に入り、凸部261が開口部241に入り込む。この状態で更にコンタクトを押すと、凸部261が更に開口部241に入り込み、開口部241に沿ってガイドされる。傾斜して形成された開口部241により凸部261がガイドされることにより、プランジャー150及び接触端子部110が回転するので、接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を回転しながら摺動し、電極パッドの酸化膜が削りとられる。
次に、図22(d)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、カンチレバー部260が更に筐体240の内部に入り、凸部261も開口部241に沿って更に入り込む。この際、先端111a、112aが電極パッドの表面を更に回転しながら摺動するため、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられ、電極パッドの金属部分が露出する。これにより、電極パッドの酸化膜が削りとられた部分と先端111a、112aとが接触するため、電極パッドとコンタクトとが電気的に接続される。
図22(d)の状態においては、カンチレバー部260の外側の面は筐体240の内側と接触しているため、電気信号は、接触端子111、112の先端111a、112aより、接触端子111、112、プランジャー150、カンチレバー部260、筐体240を介し、他方の接触端子部120に伝達される。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
〔第4の実施の形態〕
次に、第4の実施の形態におけるコンタクトについて説明する。本実施の形態におけるコンタクトは、図23に示されるように、筐体340の内側に2カ所の切り曲げ部341が設けられており、プランジャー350には、2カ所の切り曲げ部341に対応した2つの溝351が設けられている構造のものである。尚、図23(a)は、本実施の形態におけるコンタクトの一方の接触端子部110が形成されている部分の斜視図であり、図23(b)は、図23(a)の筐体340を開いた状態の斜視図である。
溝351は、プランジャー350の長手方向に対し傾斜した傾斜領域351aが形成されており、傾斜領域351aの前後には、プランジャー350の長手方向に沿ったストレート領域351b、351cが形成されている。プランジャー350には2本の溝351が形成されているが、一方の溝はプランジャー350の反対側の面に位置するため、図23(b)では図示されていない。また、2つの溝351の傾斜領域351aは、図25に示すように展開した状態では同じ向きに傾いている。本実施の形態におけるコンタクトにおいては、筐体340に形成された切り曲げ部341が溝351のストレート領域351bに入り込み、傾斜領域351aによってガイドされることにより、接触端子111、112が回転する。
次に、図24に基づき、本実施の形態におけるコンタクトと不図示の電極パッドとが電気的に接続される過程について説明する。コンタクトと電極パッドとの電気的な接続は、接触端子111、112の先端111a、112aを電極パッドに押しつけることにより行われる。尚、図24において左の図は正面図であり、右の図は側面図である。
最初に、電極パッドに接触端子111、112の先端111a、112aを接触させる。図24(a)は電極パッドに先端が接触した状態を示す。図24(a)の状態では、筐体340の内側の切り曲げ部341は溝351のストレート領域351bに入っている。
次に、図24(b)に示すように、コンタクトを電極パッドの側に押す。これにより、プランジャー350が筐体340の内部に入り込む。図24(b)の状態においても、切り曲げ部341は溝351のストレート領域351bにあるため、プランジャー350もストレート領域351bに沿って筐体340内に入り込み、接触端子111、112は回転しない。
次に、図24(c)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、プランジャー350が筐体340の内部に更に入り込み、切り曲げ部341が傾斜領域351aに入る。これにより、プランジャー350が筐体340内に入り込むにしたがって、切り曲げ部341が傾斜領域351aにガイドされ、プランジャー350及び接触端子111、112が回転する。そのため、先端111a、112aが電極パッドの表面を回転しながら摺動し、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられる。
次に、図24(d)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、プランジャー350が筐体340の内部に更に入り込み、切り曲げ部341は傾斜領域351aに沿って更に入り込む。これにより、接触端子111、112が更に回転するため、先端111a、112aが電極パッドの表面を更に回転しながら摺動し、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられる。
次に、図24(e)に示すように、コンタクトを更に電極パッドの側に押す。これにより、プランジャー350が筐体340の内部に更に入り込み、切り曲げ部341は傾斜領域351aに沿って更に入り込む。これにより、先端111a、112aが電極パッドの表面を更に回転しながら摺動する。
このように、コンタクトの一方の接触端子111、112の先端111a、112aが電極パッドの表面を回転しながら摺動することにより、電極パッドの表面の酸化膜が削りとられ、電極パッドの金属部分が露出する。これにより、電極パッドと接触端子111、112の先端111a、112aとが接触し、電極パッドとコンタクトとが電気的に接続される。
また、本実施の形態におけるコンタクトも第2の実施の形態と同様に、金属板を打ち抜き、折り曲げることにより作製される。具体的には、図25(a)に示される金属板を打ち抜き加工により作製し、この金属板を折り曲げることにより、本実施の形態におけるコンタクトが作製される。切り曲げ部341が形成される部分はコの字状に打ち抜かれており、この部分が内側に折り曲げられる。また、プランジャー350が形成される領域には、中央部分に傾斜領域351aを有する溝351が形成される。尚、図25(a)は、本実施の形態におけるコンタクトを作製するために打ち抜かれた状態の金属板を示し、図25(b)は、この金属板のプランジャー350を形成する領域の拡大図を示し、図25(c)は、この金属板の筐体340を形成する領域の拡大図を示す。
尚、上記以外の内容については、第2の実施の形態と同様である。
以上、本発明の実施に係る形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではない。
10 アーム部
11 アーム
11a 先端
12 アーム
12a 先端
20 接触端子
30 内部バネ
40 筐体
50 電極パッド



Claims (6)

  1. それぞれが一方の接触端子となる2本のアームと、
    他方の接触端子と、
    前記アームと前記他方の接触端子とを接続する内部バネと、
    前記内部バネを覆う筒状の筐体と、
    を有し、
    前記2本のアームは、前記筐体の一方の端より外に出ており、前記筐体側から前記アームの先端に向かって、前記2本のアームの間隔が広がっており、
    前記2本のアームが筐体に向けて押されると、前記2本のアームは、前記筐体の内部に入り込み、前記筐体の内側に接触して、前記2本のアームの間隔が狭くなることを特徴とするコンタクト。
  2. 第一の要素と第二の要素とを電気的に接続するコンタクトにおいて、
    前記第一の要素と接触する第一の接触端子と、
    前記第二の要素と接触する第二の接触端子と、
    前記第一の接触端子と前記第二の接触端子とを接続するバネと、
    筒状の筐体と、
    前記第一の接触端子が前記筐体に向けて押された際に、前記第一の接触端子を、前記コンタクトの軸方向に対して回転させる回転機構と、
    を備えることを特徴とするコンタクト。
  3. 前記第一の接触端子と前記バネとの間に設けられたカンチレバーを有し、
    前記カンチレバーは、前記筐体の一方の端より外に出ており、前記筐体の長手方向に対し傾斜した形状で形成されており、
    前記筐体の内側は、内側の断面の幅の広い部分と幅の狭い部分とを有しており、
    前記回転機構は、前記第一の接触端子が筐体側に押されると、前記カンチレバーは、前記筐体の内側の前記幅の広い部分と接触しながら前記筐体の内部に徐々に入り込み、前記第一の接触端子が回転することを特徴とする請求項2に記載のコンタクト。
  4. 前記第一の接触端子と前記バネとの間に設けられたカンチレバー部を有し、
    前記カンチレバー部は、前記筐体の一方の端より外に出ており、前記筐体の長手方向に沿った形状で形成されており、
    前記筐体には、前記カンチレバー部に対応する開口部が、前記筐体の長手方向に対し傾斜した形状で形成されており、
    前記第一の接触端子が筐体に向けて押されると、前記カンチレバー部は、前記筐体に設けられた開口部に沿って前記筐体の内部に徐々に入り込み、前記第一の接触端子が回転することを特徴とする請求項2に記載のコンタクト。
  5. 前記第一の接触端子と前記バネとの間に設けられたプランジャーを有し、
    前記プランジャーには、前記筐体の長手方向に対し傾斜している溝部が形成されており、
    前記筐体には、前記溝部に対応する切り曲げ部が、前記筐体の内側に形成されており、
    前記第一の接触端子が前記筐体に向けて押されると、前記筐体の切り曲げ部が前記プランジャーの溝部に沿って動き、前記第一の接触端子が回転することを特徴とする請求項2に記載のコンタクト。
  6. 一枚の金属板を折り曲げ加工することにより形成されるものであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のコンタクト。
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