JP2011025854A - 燃料タンク用管接続体 - Google Patents

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Yoshitaka Kobayashi
義孝 小林
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Abstract

【課題】燃料タンク用管接続体10は、シール部材をなくして部品点数を減らすとともに、簡単な構成とすること。
【解決手段】燃料タンク用管接続体10は、燃料供給管を接続する接続本体11と、接続本体11に装着された逆止弁20とを備えている。接続本体11は、接続用管体12と、接続用管体12と一体に形成された吐出口18cを有する通路形成部材18と、タンク固定部14とを備えている。逆止弁20は、弁体27、スプリング28と、弁体27を摺動可能に支持するとともにスプリング28の一端を支持する弁支持部材22とを有している。弁支持部材22は、弁支持機構を介して接続本体11に装着されている。弁支持機構は、接続本体11側に形成した支持部19と、通路形成部材18側に形成した被支持部23とを有し、支持部19と被支持部23との爪による機械的な係合機構により連結している。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料を供給する燃料供給管を燃料タンクに接続するための燃料タンク用管接続体に関する。
従来、この種の燃料タンク用管接続体として、給油のストップ時に、上昇したタンク内圧により燃料が戻されて外部に流出するのを防止するための逆止弁を備えたものが知られている(例えば、特許文献1,2)。燃料タンク用管接続体は、燃料タンクのタンク開口を囲むフランジ部で燃料タンクに溶着されるとともに燃料供給管に接続される接続本体と、接続本体に装着された逆止弁とを備えている。逆止弁は、接続本体の端部にOリングなどのシール部材を介してまたはレーザなどの溶着により連結された通路形成部材と、この通路形成部材の吐出口を開閉する弁体と、弁体を閉弁方向に付勢するスプリングとを備えている。こうした構成において、燃料供給管から燃料を供給すると、燃料は、接続本体の通路、通路形成部材の通路を流れ、逆止弁の弁体をスプリングの付勢力に抗して開いて、燃料タンク内に供給される。
しかし、従来の技術では、通路形成部材と接続本体とを連結するとともにその間のシール性を確保するのに、シール部材やレーザ溶着により行なっている。このため、シール部材を必要とし、また、レーザによる溶着作業が面倒であり、さらにシール部材を保持するための構成や溶着のための構成が複雑になるという問題があった。
特開2004−345365号公報 特開2008−62878号公報
本発明は、上記従来の技術の問題点を解決することを踏まえ、シール部材をなくして部品点数を減らすとともに、簡単な構成の燃料タンク用管接続体を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、燃料タンクのタンク開口を囲むように燃料タンクに固定されるとともに燃料供給管を接続する接続本体と、該接続本体に装着された逆止弁とを備えた燃料タンク用管接続体において、
上記接続本体は、上記燃料供給管の一端に接続される管体を有する接続用管体と、接続用管体と一体に形成され燃料タンクへの通路を有する通路形成部材と、上記接続用管体の外周部から一体に突出したフランジおよび該フランジの外周部に燃料タンクのタンク開口を塞ぐように溶着される溶着端を有するタンク固定部とを備え、
上記通路形成部材は、上記通路の一端に形成された吐出口と、該吐出口の開口周縁部に形成されたシール部とを有し、
上記逆止弁は、上記吐出口を開閉する弁体と、該弁体を閉弁方向に付勢するスプリングと、上記弁体を摺動可能に支持するとともにスプリングの一端を支持する弁支持部材とを有し、
上記弁支持部材は、上記通路形成部材に外装されるとともに弁支持機構を介して接続本体に装着され、上記弁支持機構は、上記接続本体側に形成した支持部と、上記弁支持部材側に形成した被支持部とを有し、上記支持部と上記被支持部との係合機構により連結されていること、を特徴とする。
適用例1の燃料タンク用管接続体において、接続本体のタンク固定部で燃料タンクに溶着され、接続用管体で燃料供給管に接続され、接続用管体に通路形成部材が一体に接続されている。また、通路形成部材の吐出口は、燃料供給管に流れる燃料により逆止弁により開閉される。逆止弁は、弁支持部材、弁体およびスプリングを備えている。弁支持部材は、弁体を摺動可能にガイドするとともに、スプリングの一端を支持することで弁体に閉弁方向へ付勢している。
また、接続用管体は、その外周部に突出したフランジの端部の溶着端で燃料タンクに溶着されることで外部に対してシールされている。また、逆止弁により開閉される通路形成部材は、接続用管体に一体に形成されているから、この間に接続箇所がなく、しかもその吐出口が弁体により直接開閉される。よって、燃料タンク用管接続体は、燃料タンクとの間や、逆止弁で開閉される吐出口までが1部品で形成されているので、Oリングなどのシール部材を必要とせず、部品点数を減らすことができる。
さらに、燃料タンク用管接続体は、接続用管体と逆止弁までの通路にシール性が確保され、弁支持機構にシール性を必要としないから、弁支持部材は、支持部と被支持部とを備えた弁支持機構による機械的な係合機構により接続本体に簡単に装着することができる。
[適用例2]
適用例2では、上記支持部は、上記通路形成部材の外周面と所定間隙を隔てかつ上記フランジから円筒状に突設された支持筒と、該支持筒に切欠き形成された支持窓とを備え、上記被支持部は、上記所定間隙に挿入される上記支持内筒と、上記支持内筒と一体でありかつ上記支持内筒の外周側に上記支持筒を嵌合させる嵌合溝を形成するように同心円状に形成された支持外筒と、上記支持外筒に片持ちで形成され上記支持窓に突入することで上記支持筒に係合する係合爪とを備えている構成である。この構成において、被支持部の嵌合溝に、支持部の支持筒を嵌合することで、弁支持部材は、軸に対するズレを規制することができる。また、支持外筒は、全周にわたって一体に形成された筒体であるから、筒体の一端部から片持ちで形成された係合爪を堅固に形成することができ、弁支持部材にガタツキを生じにくい。
[適用例3]
適用例3において、上記弁体は、上記吐出口を開閉するシート面を有する上面部と、上面部の外周部から突出した円筒状のガイド筒とを有し、上記弁支持部材は、上記ガイド筒を摺動方向にガイドするように全周に所定間隙隔てて配置された複数のガイド部材と、複数のガイド部材の一端に連結形成され上記スプリングの一端を支持する底支持部とを備えている構成である。この構成により、弁支持部材は、弁体を付勢するスプリングを支持するだけでなく、弁体を開閉方向にガイドするガイド部も兼用しているから、部品点数を減らすことができ、構成が簡単になる。しかも、複数のガイド部材は、弁体の外周を囲むように配置されて、弁体を摺動方向にガイドするから、安定した姿勢で開閉動作を行なわせることができる。
自動車の燃料タンクに燃料を供給するための給油装置を示す概略図である。 燃料タンクの燃料タンク用管接続体を拡大した断面図である。 燃料タンク用管接続体を一部破断しかつ分解して示す斜視図である。 弁支持機構の付近を説明する斜視図である。 弁支持機構の付近を示す断面図である。 弁支持部材を接続本体に組付ける前の状態を説明する説明図である。 燃料タンク用管接続体の作用を説明する説明図である。 他の実施例にかかる燃料タンクの燃料タンク用管接続体を示す断面図である。
(1) 給油装置FSの概略構成
図1は自動車の燃料タンクFTに燃料を供給するための給油装置FSを示す概略図である。図1に示すように、給油装置FSは、燃料タンクFTに接続され、給油ガン(図示省略)から供給される燃料を、燃料供給管を通じて燃料タンクFTに送るものであり、燃料キャップFCにより開閉される注入口を有するフィラーネックFNと、フィラーネックFNの一端に接続され金属製または樹脂製のインレットパイプIPと、インレットパイプIPに接続されたゴム製のインレットホースHと、インレットホースHの一端に接続されかつ燃料タンクFTに溶着された燃料タンク用管接続体10と、燃料タンク用管接続体10とを備えている。燃料タンク用管接続体10の燃料タンク側には、逆止弁20が装着されている。インレットホースHは、燃料タンク用管接続体10に圧入されるとともにクランプCPにより締結されている。なお、フィラーネックFNには、図示しないブリーザパイプが燃料タンクFTに接続されている。上記給油装置FSの構成により、給油時に燃料キャップFCを外して、給油ガンから燃料をフィラーネックFNに注入すると、燃料は、インレットパイプIP、インレットホースH、燃料タンク用管接続体10を流れて、さらに逆止弁20を開いて燃料タンクFT内に供給される。
(2) 各部の構成
以下、各部の構成について説明する。
(2)−1 燃料タンクFT
燃料タンクFTは、耐燃料透過性に優れたエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)から形成されたバリア層と、ポリエチレン(PE)で形成された外層とを含む複数の樹脂層から形成されている。燃料タンクFTの側壁の上部には、タンク開口FTaが形成されており、このタンク開口FTaを囲むように燃料タンク用管接続体10が溶着されている。
(2)−2 燃料タンク用管接続体10
図2は燃料タンクFTの燃料タンク用管接続体10を拡大した断面図である。燃料タンク用管接続体10は、接続本体11と、逆止弁20とを備えている。接続本体11は、接続用管体12と、タンク固定部14と、通路形成部材18とを備え、これらを2色成形により一体に形成している。
図3は燃料タンク用管接続体10を一部破断しかつ分解して示す斜視図である。接続用管体12は、管体12aを備えている。管体12a内は、通路12bになっている。管体12aの一端は、該管体12aの外周端から拡張されることでインレットホースH(図1)を抜止するための抜止め部12cになっている。管体12aの他端には、フランジ12dが形成されている。接続用管体12は、変性PEと射出成形時の熱により反応接着する樹脂材料、例えば、ナイロン−12などのポリアミド(PA)から形成されている。タンク固定部14は、接続用管体12の外壁に2色成形により一体成形されており、円筒部14aと、円筒部14aの一端外周から拡張されたフランジ14bと、フランジ14bの一端面に環状に突設された溶着端14cとを備えている。タンク固定部14は燃料タンクFTに熱溶着可能である変性ポリエチレン(以下、変性PE)から形成されている。変性PEは、ポリエチレン(PE)に極性官能基、例えばマレイン酸変性された官能基を付加した樹脂材料である。
通路形成部材18は、接続用管体12と一体に形成され、燃料タンクFT内で通路を形成するものであり、通路形成部材本体18aを備えている。通路形成部材本体18aは、通路12bに接続される通路18bを形成している。通路形成部材18の端部は、吐出口18cおよび吐出口18cの開口周縁部に沿ってシール部18dになっており、逆止弁20で開閉される。
図2において、逆止弁20は、通路形成部材18に弁支持機構を介して装着された弁支持部材22と、弁体27と、スプリング28とを主要な構成としており、通路形成部材18の一端の吐出口18cを、弁体27により開閉するものである。
図4は弁支持機構の付近を説明する斜視図、図5は弁支持機構の付近を示す断面図、図6は弁支持部材22を接続本体11に組付ける前の状態を説明する説明図である。弁支持部材22は、通路形成部材18に外装されるとともに弁支持機構を介して接続本体11に装着されている。弁支持機構は、接続本体11側に形成した支持部19と、通路形成部材18側に形成した被支持部23とを有し、支持部19と被支持部23との爪による機械的な係合機構により連結されている。すなわち、支持部19は、通路形成部材18の外周面と所定間隙を隔てかつフランジ14bから円筒状に突設された支持筒19aと、該支持筒19aに切欠き形成された支持窓19bとを備えている。被支持部23は、所定間隙に挿入される支持内筒23aと、支持内筒23aと一体でありかつ支持内筒23aの外周側に支持筒19aを嵌合させる嵌合溝23cを形成するように同心円状に形成された支持外筒23bと、支持外筒23bに片持ちで形成され支持窓19bに突入することで支持筒19aに係合する係合爪23dとを備えている。係合爪23dの両側は、スリット23eになっており、片持ちの爪の弾性変形を容易にしている。
図3において、弁支持部材22は、弁体27を摺動方向にガイドするように全周に所定間隙隔てて8本配置されたガイド部材25と、複数のガイド部材25の一端に連結形成されスプリング28の一端を支持する底支持部26とを備えている。底支持部26は、円板状の底板部26aと、スプリング28の一端を支持するスプリング受部26bと、位置決め突部24cとを備えている。
また、弁体27は、上面部27aと、ガイド筒27bとから形成されたカップ形状であり、シート面27cがシール部に着離することで吐出口18cを開閉する。スプリング28は、弁体27を閉弁方向へ付勢するものであり、底支持部26のスプリング受部26bで一端が支持されて、位置決め突部24cで位置決めされ、他端で弁体27を付勢している。
(3) 燃料タンク用管接続体10の組付、および燃料タンクFTへの取付
図3において、燃料タンク用管接続体10を組み付けるには、弁支持部材22の移動スペース内に、スプリング28および弁体27を挿入する。次に、支持部19を、被支持部23の嵌合溝23cに位置合わせして挿入する。このような支持部19が嵌合溝23cに挿入される作業において、被支持部23の係合爪23dが弾性変形して支持係合部19cを乗り越えて支持窓19bに挿入される。これにより、弁支持部材22が接続本体11に抜止めされ、逆止弁20が接続本体11に組み付けられる。
図1に示すように、燃料タンク用管接続体10を燃料タンクFTに固定するには、接続本体11の溶着端14cおよび燃料タンクFTのタンク開口FTaの周縁部を熱板などにより溶融し、その後、溶着端14cをタンク開口FTaの周縁部に押圧する。燃料タンクFTの外層は、PEから形成されているので、変性PEから形成された溶着端14cと熱溶着する。さらに、インレットホースHを燃料タンク用管接続体10の接続本体11に圧入し、さらに、クランプCPで締結することによりインレットホースHを燃料タンク用管接続体10に接続する。
(4) 燃料タンク用管接続体10の動作
上記逆止弁20の構成において、逆止弁20が閉じているときには、燃料タンクFT内の燃料及び燃料蒸気がインレットホースH、インレットパイプIPなどを通じて外部へ放出されるのが防止される。一方、給油時に、インレットパイプIP、インレットホースH、燃料タンク用管接続体10を介して燃料が供給されると、燃料は燃料タンク用管接続体10の通路12bから通路形成部材18の通路18bを流れて、弁体27に達する。そして、弁体27に加わる燃料からの力がスプリング28の付勢力を上回ったときに、弁体27が開いて、燃料が吐出口18cを通じて吐出され、さらにガイド部材25の間隙から燃料タンクFT内に供給される。
(5) 実施例の作用・効果
上記実施例の構成により、以下の作用・効果を奏する。
(5)−1 図2において、接続用管体12は、その外周部に突出したタンク固定部14のフランジ14bの端部の溶着端14cにて燃料タンクFTに溶着されることにより外部に対してシールされている。また、逆止弁20により開閉される通路形成部材18は、接続用管体12に一体に形成されているから、この間に接続箇所がなく、しかもその吐出口18cが弁体27により直接開閉される。よって、燃料タンク用管接続体10は、燃料タンクFTとの間、および逆止弁20で開閉される吐出口18cまでが1部品で形成され、Oリングなどのシール部材を必要としないから、部品点数を減らすことができる。
(5)−2 図3において、燃料タンク用管接続体10は、接続用管体12と逆止弁20までの通路にシール性が確保され、弁支持機構にシール性を必要としないから、弁支持部材22は、支持部19と被支持部23とを備えた弁支持機構による機械的な係合機構により接続本体11に簡単に装着することができる。
(5)−3 被支持部23の嵌合溝23cに、支持部19の支持筒19aを嵌合することで、弁支持部材22は、軸に対するズレを規制することができる。また、支持外筒23bは、全周にわたって一体に形成された筒体であるから、筒体の一端部から片持ちで形成された係合爪23dを堅固に形成することができ、弁支持部材22にガタツキを生じにくい。
(5)−4 弁支持部材22は、弁体27を付勢するスプリング28を支持するだけでなく、弁体27を開閉方向にガイドするガイド部材25を兼用しているから、部品点数を減らすことができ、構成が簡単になる。しかも、複数のガイド部材25は、弁体27の外周を囲むように配置されて、弁体27を摺動方向にガイドするから、安定した姿勢で開閉動作を行なわせることができる。
(5)−5 図7に示すように、接続用管体12の支持部19は、ポリアミドから形成され、弁支持部材22の支持外筒23bは、ポリアミドより燃料膨潤性の小さいポリアセタールから形成されているから、支持部19の支持筒19aが膨潤して外周方向に拡がっても、燃料膨潤性の小さい弁支持部材22の支持外筒23bにより外周側から押さえられるから、図5に示す係合爪23dが支持窓19bから外れ難い。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。図8は他の実施例にかかる燃料タンクの燃料タンク用管接続体10Bを示す断面図である。図8に示すように、他の変形例として、接続本体11Bは、タンク固定部と接続用管体とをポリエチレンなどの単一の樹脂材料で形成し、また、接続用管体12Bの通路12Bbに金属製の管から形成された補強管15Bを装着した構成であってもよい。
また、上記実施例では、弁支持部材側に係合爪を形成し、接続本体側に支持窓を形成したが、これに限らず、機械的な係合機構であれば、弁支持部材に支持窓を、接続本体側に係合爪を形成してもよい。
10…燃料タンク用管接続体
11…接続本体
12…接続用管体
12a…管体
12b…通路
12c…部
12d…フランジ
14…タンク固定部
14a…円筒部
14b…フランジ
14c…溶着端
18…通路形成部材
18a…通路形成部材本体
18b…通路
18c…吐出口
18d…シール部
19…支持部
19a…支持筒
19b…支持窓
19c…支持係合部
20…逆止弁
22…弁支持部材
23…被支持部
23a…支持内筒
23b…支持外筒
23c…嵌合溝
23d…係合爪
23e…スリット
24c…位置決め突部
25…ガイド部材
26…底支持部
26a…底板部
26b…スプリング受部
27…弁体
27a…上面部
27b…ガイド筒
27c…シート面
28…スプリング
CP…クランプ
FC…燃料キャップ
FN…フィラーネック
FS…給油装置
FT…燃料タンク
FTa…タンク開口
H…インレットホース
IP…インレットパイプ

Claims (3)

  1. 燃料タンク(FT)のタンク開口(FTa)を囲むように燃料タンク(FT)に固定されるとともに燃料供給管を接続する接続本体(11)と、該接続本体(11)に装着された逆止弁(20)とを備えた燃料タンク用管接続体において、
    上記接続本体(11)は、上記燃料供給管の一端に接続される管体(12a)を有する接続用管体(12)と、接続用管体(12)と一体に形成され燃料タンク(FT)への通路(18b)を有する通路形成部材(18)と、上記接続用管体(12)の外周部から一体に突出したフランジ(14b)および該フランジ(14b)の外周部に燃料タンク(FT)のタンク開口(FTa)を塞ぐように溶着される溶着端(14c)を有するタンク固定部(14)とを備え、
    上記通路形成部材(18)は、上記通路(18b)の一端に形成された吐出口(18c)と、該吐出口(18c)の開口周縁部に形成されたシール部(18d)とを有し、
    上記逆止弁(20)は、上記吐出口(18c)を開閉する弁体(27)と、該弁体(27)を閉弁方向に付勢するスプリング(28)と、上記弁体(27)を摺動可能に支持するとともにスプリング(28)の一端を支持する弁支持部材(22)とを有し、
    上記弁支持部材(22)は、上記通路形成部材(18)に外装されるとともに弁支持機構を介して接続本体(11)に装着され、上記弁支持機構は、上記接続本体(11)側に形成した支持部(19)と、上記弁支持部材(22)側に形成した被支持部(23)とを有し、上記支持部(19)と上記被支持部(23)との機械的な係合機構により連結されていること、を特徴とする燃料タンク用管接続体。
  2. 請求項1に記載の燃料タンク用管接続体において、
    上記支持部(19)は、上記通路形成部材(18)の外周面と所定間隙を隔てかつ上記フランジ(14b)から円筒状に突設された支持筒(19a)と、該支持筒(19a)に切欠き形成された支持窓(19b)とを備え、
    上記被支持部(23)は、上記所定間隙に挿入される上記支持内筒(23a)と、上記支持内筒(23a)と一体でありかつ上記支持内筒(23a)の外周側に上記支持筒(19a)を嵌合させる嵌合溝(23c)を形成するように同心円状に形成された支持外筒(23b)と、上記支持外筒(23b)に片持ちで形成され上記支持窓(19b)に突入することで上記支持筒(19a)に係合する係合爪(23d)とを備えた燃料タンク用管接続体。
  3. 請求項2に記載の燃料タンク用管接続体において、
    上記弁体(27)は、上記吐出口(18c)を開閉するシート面(27c)を有する上面部(27a)と、上面部(27a)の外周部から突出した円筒状のガイド筒(27b)とを有し、
    上記弁支持部材(22)は、上記ガイド筒(27b)を摺動方向にガイドするように全周に所定間隙隔てて配置された複数のガイド部材(25)と、複数のガイド部材(25)の一端に連結形成され上記スプリング(28)の一端を支持する底支持部(26)とを備えている燃料タンク用管接続体。
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