JP5138476B2 - 給油装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の燃料タンクに燃料を供給するための給油装置に関する。
従来、自動車の燃料タンクには、インレットパイプから細いパイプを挿入して、パイプを通じて燃料タンクから燃料を盗まれるのを防止するために、インレットパイプの燃料通路に、平行な格子を有する格子部材を設けた盗用防止機構が知られている(特許文献1)。こうした盗用防止機構は、アルコール20%以上を含む燃料を使用するエンジンを搭載した車両では、法令により義務化されている場合がある。このような格子部材を取り付けたインレットパイプは、インレットパイプの内壁を伝って流れる燃料に対して、抵抗が大きくなるという問題があった。こうした問題に対処するための手段として、格子部材による燃料に対する流路抵抗の増大を考慮して、流路径を大きくしたり、配策経路をできる限り直線としたりするなどの構成をとっている。
しかし、こうした格子部材を設けたインレットパイプは、ガソリンを燃料とする車両に適用する場合には、必要以上に大径のインレットパイプになったり、配策経路に制約を受けるために、ガソリン車との仕様・共用に向かない。
特開平11−100060号公報
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、給油時の燃料の流路抵抗が小さく、種々の車両に適用でき、汎用性の高い給油装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
本形態は、給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管を有する給油装置において、
上記給油管の燃料通路に設けられた格子部材を備え、
上記格子部材は、上記燃料通路とほぼ同心円上に配置された環状体と、上記燃料通路の中心から放射状に3本配置され上記環状体を上記給油管の内壁に対して支持する支持部材とを備え、
上記通路形成部材の内壁、上記環状体および上記支持部材で形成される間隙を上記燃料通路の一部とする下側流路および側流路を備え、
上記下側流路は、給油管内に下側の管壁に沿って形成され、上記側流路は、上記下側流路の上方で両側に配置されていること、を特徴とする給油装置である。
他の形態は、上記環状体および支持部材は、給油口側から燃料タンク側へ向けて、燃料の流路抵抗を低減する断面三角形に形成されている給油装置である。
他の形態は、上記支持部材は、該支持部材の途中で上記環状体と交差して該環状体を支持している給油装置。
さらに、他の形態は、
給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管を有する給油装置において、
上記給油管の燃料通路に設けられた格子部材を備え、
上記格子部材は、上記燃料通路とほぼ同心円上に配置された環状体と、該環状体を上記給油管の内壁に対して支持する支持部材とを備え、上記支持部材は、該支持部材の途中で上記環状体と交差して該環状体を支持し、
上記通路形成部材の内壁、上記環状体および上記支持部材で形成される間隙を上記燃料通路の一部とする下側流路および側流路を備え、
上記下側流路は、給油管内に下側の管壁に沿って形成され、上記側流路は、上記下側流路の上方で両側に配置されていること、を特徴とする給油装置である。
他の形態は、
上記環状体および支持部材は、給油口側から燃料タンク側へ向けて、燃料の流路抵抗を低減する断面三角形に形成されている給油装置である。
他の形態は、請求項1に記載の給油装置において、
上記支持部材は、該支持部材の途中で上記環状体と交差して該環状体を支持している給油装置。
他の形態は、
給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管を有する給油装置において、
上記給油管の燃料通路に設けられた格子部材を備え、
上記格子部材は、上記燃料通路とほぼ同心円上に配置された環状体と、該環状体を上記給油管の内壁に対して支持する支持部材とを備え、上記支持部材は、該支持部材の途中で上記環状体と交差して該環状体を支持し、
上記通路形成部材の内壁、上記環状体および上記支持部材で形成される間隙を上記燃料通路の一部とする下側流路および側流路を備え、
上記下側流路は、給油管内に下側の管壁に沿って形成され、上記側流路は、上記下側流路の上方で両側に配置されていること、を特徴とする給油装置である。
[適用例1]
適用例1は、給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管を有する給油装置において、
上記給油管の燃料通路に設けられた格子部材を備え、
上記格子部材は、上記燃料通路とほぼ同心円上に配置された環状体と、該環状体を上記給油管の内壁に対して支持する支持部材とを備え、上記通路形成部材の内壁、環状体および支持部材で形成される間隙を燃料通路の一部としていること、を特徴とする。
適用例1に記載の給油装置によれば、細いパイプを、給油口から燃料通路へ挿入しても、パイプの先端が燃料通路に設けられた格子部材に当たり、燃料タンク内の燃料液面に届かない。よって、パイプを通じて、燃料タンクからの燃料を吸い出すことができず、燃料の盗難を防止することができる。
給油の際に、給油ガンから燃料通路を通じて流れる燃料は、環状体および支持部材の間隙を通って、燃料タンク内に流入する。格子部材の構成において、パイプの挿入を規制する役割は、主に環状体にあり、支持部材は、環状体を給油管の内壁に支持するだけである。よって、支持部材は給油管の内壁から立設される部位を少なくできるから、給油管の内壁を沿って流れる給油初期の燃料の流れを乱流とすることがなく、その後に続く燃料の大きな流れに対して流路抵抗を増大させる要因にならず、給油作業に支障を招かない。
[適用例2]
適用例2において、上記支持部材は、上記燃料通路の中心から放射状に配置されている構成をとることができる。この構成により、燃料通路の下部の通路面積を大きくとることができ、支持部材による流路抵抗の増大を招かない。
[適用例3]
適用例3において、上記環状体および支持部材は、給油口側から燃料タンク側へ向けて、燃料の流路抵抗を低減する断面三角形とする構成をとることができる。この構成により、燃料通路を流れる燃料が格子部材の環状体および支持部材に当たったときの流路抵抗をより小さくできる。
(1) 給油装置FSの概略構成
図1は自動車の燃料タンクFTに燃料を供給するための給油装置FSを示す概略図である。図1に示すように、給油装置FSは、燃料タンクFTに接続され、給油ガン(図示省略)から供給される燃料を燃料タンクFTに送るものであり、給油口から燃料タンクFTへの燃料通路FPaを形成する給油管FPを備えている。給油管FPは、燃料キャップFCにより開閉される給油口を有するフィラーネックFNと、フィラーネックFNの一端に接続され金属製または樹脂製のインレットパイプIPと、インレットパイプIPに接続されたインレットホースHと、インレットホースHの一端に接続されかつ燃料タンクFTに溶着された燃料タンク用管接続体10と、燃料タンク用管接続体10に溶着された通路形成部材22とを備えている。インレットホースHは、燃料タンク用管接続体10に圧入または挿入されるとともにクランプCPまたはコネクタにより締結されている。通路形成部材22の先端には、逆止弁30が装着されている。なお、フィラーネックFNには、図示しないブリーザパイプが燃料タンクFTに接続されている。給油装置FSの構成により、給油時に燃料キャップFCを外して、給油ガンから燃料をフィラーネックFNに注入すると、燃料は、インレットパイプIP、インレットホースH、燃料タンク用管接続体10、通路形成部材22を流れて、さらに逆止弁30を開いて燃料タンクFT内に供給される。一方、給油ストップ時では、逆止弁30は、閉弁状態にあるから、上昇したタンク内圧により燃料が押し戻されて外部へ流出するのを防止する。
(2) 各部の構成および作用
以下、各部の構成について説明する。
(2)−1 燃料タンクFT
燃料タンクFTは、耐燃料透過性に優れたエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)から形成されたバリア層と、ポリエチレン(PE)で形成された外層とを含む複数の樹脂層から形成されている。燃料タンクFTの側壁の上部には、タンク開口FTaが形成されており、このタンク開口FTaを囲むように燃料タンク用管接続体10が溶着されている。
(2)−2 燃料タンク用管接続体10
図2は燃料タンクFTの燃料タンク用管接続体10、通路形成部材22の付近を拡大した断面図である。燃料タンク用管接続体10は、通路形成部12と、接続用溶着部14とを備え、これらを2色成形により一体に形成している。通路形成部12は、インレットホースHに接続される通路を形成する通路部12aを備えている。通路部12aの一端は、該通路部12aの外周端から拡張されることでインレットホースHを抜止するための抜止拡張部12bになっている。通路部12aの他端には、フランジ12cが形成されている。フランジ12cの一方の面は、接続用溶着部14の内壁に溶着される面になっており、その他面は、通路形成部材22の一端を溶着するための溶着部12dになっている。通路形成部12は、例えば、ナイロン−12などのポリアミド(PA)から形成されている。
接続用溶着部14は、外筒部14aと、外筒部14aの一端外周から拡張されたフランジ14bと、フランジ14bの一端面に環状に突設された溶着端14cとを備えている。接続用溶着部14は燃料タンクFTに熱溶着可能である変性ポリエチレンから形成されている。変性ポリエチレンは、ポリエチレン(PE)に極性官能基、例えばマレイン酸変性された官能基を付加した樹脂材料であり、PAと射出成型時の熱により反応接着する材料である。よって、接続用溶着部14は、2色成形により通路形成部12と反応接着により溶着一体化している。
(2)−3 通路形成部材22および逆止弁30の構成
通路形成部材22は、通路形成部12と同じPAから形成された筒形状であり、その内部にインレットホースHに接続される通路22aを有し、そのインレットホースH側が流入口23bになっている。通路形成部材22の流入口23bの端部には、フランジ25を有し、通路形成部12の溶着部12dに溶着により一体になって流路を形成している。
図3は通路形成部材22の端部を示す斜視図、図4は通路形成部材22の端部の平面図である。通路形成部材22の端部には、流入口23bに掛け渡された格子部材24が一体に形成されている。格子部材24は、環状体24aと、支持部材24bとを備えている。環状体24aは、流入口23bと同心円上に配置されている。また、支持部材24bは、流入口23bの中心の連結部24cから、周方向に120゜の間隔で放射状に3本配設され、通路形成部材22の内壁に連結され、その途中で環状体24aと交差して環状体24aを支持している。環状体24a、支持部材24bおよび連結部24cの断面形状は、二等辺三角形であり、三角形の頂点側を燃料の流れ込む給油口側に、底面側を燃料タンクFT側に配置している。また、図4に示すように、環状体24aおよび支持部材24bの間隙は、燃料通路FPaの一部を構成する下側流路Paおよび側流路Pb,Pbを構成しており、これらの流路Pa,Pbは、所定の直径以上の盗用パイプSPを挿入できない距離に設定されている。例えば、直径5.2mm以上の盗用パイプSPの挿入を阻止する場合には、通路形成部材22の内壁と環状体24aとの距離d1および、環状体24aと連結部24cとの距離d2は、5.2mm以下にそれぞれ設定されている。
図2に示すように、逆止弁30は、通路形成部材22の外周端部に形成された取付部27と、取付部27に取り付けられ流出口23aを開閉する弁プレート35とを備えている。図5は通路形成部材22の取付部27に弁プレート35を組み付ける前の状態を拡大して示す断面図である。図6は弁プレート35を示す平面図、図7は図6の矢印ADから見た図である。弁プレート35は、金属製の薄板をプレス切断することにより、閉止部36、アーム部37,37、連結部38,38および被取付部39を一体的に板ばねとして形成したものである。閉止部36は、図5に示すシート部26の外形とほぼ同一の形状で、流出口23aを開閉するものであり、つまりシート部26に着離するように形成されている。アーム部37,37は、閉止部36の外周部のほぼ半円を囲むように形成されている。アーム部37,37の一端部の各々は、連結部38,38を介して閉止部36にそれぞれ連結され、他端部の各々は、被取付部39により連結されている。被取付部39は、図5に示す取付部27に挿入されることにより、閉止部36を開閉可能に支持する部位であり、閉止部36に対して折曲されている。
この構成の逆止弁30により、図8に示すように、給油時に、給油管FPの燃料タンク用管接続体10を流れる燃料は、流入口23bに配置された格子部材24を通って流出口23aに達し、弁プレート35の閉止部36を押す。弁プレート35は、被取付部39で取付部27に取り付けられているから、被取付部39を支点として開弁する。すなわち、燃料により閉止部36が押されると、閉止部36は、図6に示す連結部38,38を中心にアーム部37,37に対して傾斜して、流出口23aを開いて燃料が流出する。
(3) 実施例の作用・効果
上記実施例の構成により、上述した効果のほか、以下の効果を奏する。
(3)−1 図4に示すように盗用パイプSPを、給油口から燃料通路FPaへ挿入しても、盗用パイプSPの先端が燃料通路FPaに設けられた格子部材24に当たり、燃料タンク内の燃料液面に届かない。よって、盗用パイプSPを通じて、燃料タンクからの燃料を吸い出すことができず、燃料の盗難を防止することができる。
(3)−2 図8に示すように給油の際に、給油ガンから燃料通路FPaを通じて流れる燃料は、環状体24aおよび支持部材24bの間の下側流路Pa、側流路Pb,Pbを通って燃料タンクへ供給される。このとき、格子部材24の流路を通過する燃料の流れは、以下のように解析される。すなわち、給油ガンからの燃料は、徐々に流量を増した後、ほぼ一定量で供給されるが、図9に示すように、給油の初期に流れる燃料は、通路形成部材22の下側の管壁に沿い、そして、主に格子部材24の下側流路Paを通じて燃料タンク側へ流れる。このとき、格子部材24は、環状体24aが通路形成部材22の内管壁から同心円上に配置され、しかも環状体24aを支持する支持部材24bは、その流れを遮ることなく、下側流路Paを広い流路面積とするから、通路形成部材22の内管壁に沿った初期の流れの乱れが最小限に抑えられる。そして、燃料は、一定量まで増加して燃料通路FPaのほぼ全域にわたって流れたときには、その流速が大きいから、格子部材24で流れが乱れることなく、整流のままで速やかに通過する。したがって、格子部材24は、通路形成部材22の内壁を沿って流れる給油初期の燃料で乱流を起こすことなく、その後に流れる燃料の流路抵抗の増大の要因にならず、給油作業に支障を招かない。
(3)−3 図3に示すように、環状体24aおよび支持部材24bは、給油口側から燃料タンクFT側へ向けて、燃料の流路抵抗を低減する断面三角形に形成されているから、燃料通路FPaを流れる燃料が格子部材24の環状体24a、支持部材24bおよび連結部24cに当たったときの流路抵抗をより小さくする。
(3)−4 格子部材24は、燃料の通路抵抗を大きくしないから、アルコール系の燃料タンクだけでなく、従来と同じ給油管FPの管径でガソリン用の燃料タンクにも適用することができ、汎用性が高い。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例にかかる格子部材24は、1つの環状体24aを3本の支持部材24bで支持した構成としたが、これに限らず、円環格子は、複数であってもよく、また支持部材24bは環状体24aを支持する構成であれば、その配置は特に限定されない。
また、格子部材24は、給油管FPのうち、燃料タンクに壁面と近い位置に設けたが、これに限らず、フィラーネックFNに近いインレットパイプIPや、インレットホースHなどに設けてもよく、その位置は給油ガンの挿入に支障のない限り特に限定されない。また、格子部材24は、通路形成部材22などに一体に形成するほか、別の部材で給油管に組み付ける構成であってもよい。
自動車の燃料タンクFTに燃料を供給するための給油装置FSを示す概略図である。 燃料タンクFTの燃料タンク用管接続体10および通路形成部材22の付近を拡大した断面図である。 通路形成部材22の端部を示す斜視図である。 通路形成部材22の端部の平面図である。 通路形成部材22の取付部27に弁プレート35を組み付ける前の状態を拡大して示す断面図である。 弁プレート35を示す平面図である。 図6の矢印ADから見た図である。 給油装置FSの作用を説明する説明図である。 給油装置FSの格子部材24の作用を説明する説明図である。
符号の説明
10…燃料タンク用管接続体
12…通路形成部
12a…通路部
12b…抜止拡張部
12c…フランジ
12d…溶着部
14…接続用溶着部
14a…外筒部
14b…フランジ
14c…溶着端
20…アルコール
22…通路形成部材
22a…通路
23a…流出口
23b…流入口
24…格子部材
24a…円環格子
24b…支持部材
24c…連結部
25…フランジ
26…シート部
27…取付部
30…逆止弁
35…弁プレート
36…閉止部
37…アーム部
38…連結部
39…被取付部
CP…クランプ
FC…燃料キャップ
FN…フィラーネック
FP…給油管
FPa…燃料通路
FS…給油装置
FT…燃料タンク
FTa…タンク開口
H…インレットホース
IP…インレットパイプ
Pa,Pb…流路
SP…盗用パイプ

Claims (4)

  1. 給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管(FP)を有する給油装置において、
    上記給油管(FP)の燃料通路(FPa)に設けられた格子部材(24)を備え、
    上記格子部材(24)は、上記燃料通路(FPa)とほぼ同心円上に配置された環状体(24a)と、上記燃料通路(FPa)の中心から放射状に3本配置され上記環状体(24a)を上記給油管(FP)の内壁に対して支持する支持部材(24b)とを備え、
    上記給油管(FP)の内壁、上記環状体(24a)および上記支持部材(24b)で形成される間隙を上記燃料通路(FPa)の一部とする下側流路(Pa)および側流路(Pb,Pb)を備え、
    上記下側流路(Pa)は、上記給油管(FP)内に下側の管壁に沿って形成され、上記側流路(Pb,Pb)は、上記下側流路(Pa)の上方で両側に配置されていること、を特徴とする給油装置。
  2. 請求項1に記載の給油装置において、
    上記環状体(24a)および支持部材(24b)は、給油口側から燃料タンク側へ向けて、燃料の流路抵抗を低減する断面三角形に形成されている給油装置。
  3. 請求項1に記載の給油装置において、
    上記支持部材(24b)は、該支持部材(24b)の途中で上記環状体(24a)と交差して該環状体(24a)を支持している給油装置。
  4. 給油口から注入された燃料を燃料タンクに供給するための給油管(FP)を有する給油装置において、
    上記給油管(FP)の燃料通路(FPa)に設けられた格子部材(24)を備え、
    上記格子部材(24)は、上記燃料通路(FPa)とほぼ同心円上に配置された環状体(24a)と、該環状体(24a)を上記給油管(FP)の内壁に対して支持する支持部材(24b)とを備え、上記支持部材(24b)は、該支持部材(24b)の途中で上記環状体(24a)と交差して該環状体(24a)を支持し、
    上記給油管(FP)の内壁、上記環状体(24a)および上記支持部材(24b)で形成される間隙を上記燃料通路(FPa)の一部とする下側流路(Pa)および側流路(Pb,Pb)を備え、
    上記下側流路(Pa)は、上記給油管(FP)内に下側の管壁に沿って形成され、上記側流路(Pb,Pb)は、上記下側流路(Pa)の上方で両側に配置されていること、を特徴とする給油装置。
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