JP2011022431A - 投写型表示装置 - Google Patents

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Hirofumi Matsuo
裕文 松尾
Yoshikazu Yatsugi
慶和 矢次
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Abstract

【課題】反射ミラーの熱負荷を低減する冷却手段であって、多灯式の光源装置において可及的に少ないファン数で構成でき、かつファンを常時動作させずとも動作可能な冷却手段を備えた投写型表示装置の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の投写型表示装置は、入射した光束の強度分布を均一化して出射する光強度均一化手段6と、光強度均一化手段6の入射軸外に設置され第1光束を出射する第1光源1と、光強度均一化手段6の入射軸上に設置され第2光束を出射する第2光源2と、第1光束を光強度均一化手段6へ入射する方向へ折り曲げる折り曲げ手段3,7と、折り曲げ手段3,7を冷却する冷却手段と、を備え、冷却手段は、折り曲げ手段3,7を放熱する放熱手段11,12と、放熱手段11,12に冷却風を送る送風手段16と、送風手段16を制御する送風制御手段41と、を備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、複数の光源ランプを用いた投写型表示装置に関する。
映像の大画面化及び高輝度化を実現するために、複数の光源ランプを備え、複数の光源ランプから出射される光束を合成して高輝度化を図る、多灯式の光源装置を備えた投写型表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
このような多灯式の光源装置を備えた投写型表示装置では、複数の光源ランプから出射される光束を合成する光学系に反射ミラーが用いられるが、反射ミラーが受ける熱負荷を低減させるための放熱手段として、背面に筋状のリブを形成する構成が提案されている(特許文献2参照)。
又、反射ミラーの熱負荷を低減させるための放熱手段としてファンを備え、ファンからの冷却風で反射ミラーを冷却する手段が提案されている(特許文献3参照)。
特開2001−359025号公報(第8頁、第1図) 特開2008−225331号公報(第8頁、第4図) 特開2006−337940号公報(第8頁、第1図)
光源ランプの高輝度化が図られる中、反射ミラーの熱負荷は益々高まる傾向にある。反射ミラーの反射コートやガラス基材の信頼性を確保するために、反射コートの耐熱性を向上させたり、耐熱性の高いガラス基材を選定する必要があり、これらがコストアップの原因となっていた。
又、何らかの要因で反射コートの反射効率が低下すると、反射ミラーの受熱量が増大して熱負荷が高まり、そのために反射効率の低下が加速するという悪循環が生じ、反射ミラーが想定外の高温になって反射ミラーや周辺の構成要素に損傷を与えてしまうという問題点があった。
そのため、反射ミラーを冷却する冷却手段を備える必要があるが、反射ミラーを冷却するファンを追加した場合、ファンを常時動作させると装置全体の騒音が増大するという問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、多灯式の光源装置を備える場合に可及的に少ないファン数で構成でき、且つファンを常時動作させずとも動作可能な、反射ミラーの熱負荷を低減する冷却手段を備えた投写型表示装置の提供を目的とする。
本発明の投写型表示装置は、入射した光束の強度分布を均一化して出射する光強度均一化手段と、光強度均一化手段の入射軸外に設置され第1光束を出射する第1光源と、光強度均一化手段の入射軸上に設置され第2光束を出射する第2光源と、第1光束を光強度均一化手段へ入射する方向へ折り曲げる折り曲げ手段と、折り曲げ手段を冷却する冷却手段と、を備え、冷却手段は、折り曲げ手段を放熱する放熱手段と、放熱手段に冷却風を送る送風手段と、送風手段を制御する送風制御手段と、を備える。
本発明の投写型表示装置は、第1光束を光強度均一化手段へ入射する方向へ折り曲げる折り曲げ手段と、折り曲げ手段を冷却する冷却手段と、を備え、冷却手段は、折り曲げ手段を放熱する放熱手段と、放熱手段に冷却風を送る送風手段と、送風手段を制御する送風制御手段と、を備える。折り曲げ手段を冷却風で冷却することにより、折り曲げ手段の熱負荷による反射率の低下を防ぎ、長期にわたって安定した性能を維持することが出来る。又、第2光源は光強度均一化手段の入射軸上に設置されることにより、多灯式の光源装置を備える場合に可及的に少ないファン数で冷却手段を構成でき、且つファンを常時動作せずとも動作可能な投写型表示装置となる。
実施の形態1に係る投写型表示装置の構成を示した平面図である。 実施の形態1に係る投写型表示装置の構成を示した斜視図である。 実施の形態1に係る反射ミラー周辺の構成を示した斜視図である。 実施の形態1に係る投写型表示装置の構成を示した斜視図である。 実施の形態2,3に係る反射ミラー周辺の構成を示した斜視図である。 実施の形態2,3に係る反射ミラー周辺の構成を示した斜視図である。 実施の形態2,3に係る投写型表示装置の構成を示した斜視図である。
(実施の形態1)
<構成>
図1〜図4は実施の形態1の投写型表示装置を説明する図である。図1は、投写型表示装置の光学素子の配置を光束の光軸と共に示した平面図であり、図2は、光学素子の配置を示した斜視図である。
投写型表示装置は、第1光源1、第2光源2と複数の光源を備え、さらに、第1反射ミラー3、第2反射ミラー7、リレー光学系101、ガラスロッド6、画像表示素子8、投写レンズ9を備えている。第1反射ミラー3は、第1光源1から出射された第1光束を第2光源2の方向へ折り曲げる折り曲げ手段である。リレー光学系101は、第1リレーレンズ4と第2リレーレンズ5から構成され、第1反射ミラー3が反射した第1光束を第2反射ミラー7へ導く。第2反射ミラー7は、リレー光学系101によって導かれた第1光束をガラスロッド6の入射端61へと折り曲げる折り曲げ手段である。ガラスロッド6は、入射端61から入射した光の強度を均一化し、出射端62から出射する光強度均一化手段である。画像表示素子8は、ガラスロッド6の出射端62から出射した光束を変調して画像光に変換する。投写レンズ9は画像表示素子8からの画像光をスクリーン10上に拡大表示する。
図3は、反射ミラー3,7周辺の構成を示した斜視図である。投写型表示装置は反射ミラー3,7を冷却する冷却手段として、第1放熱手段11、第2放熱手段12、風路形成体13、送風ファン16を備えている。第1放熱手段11は第1反射ミラー3を保持してその放熱を行い、第2放熱手段は第2反射ミラー7を保持してその放熱を行う。さらに、送風ファン16はこれに連結した風路形成体13に冷却風を送ることによって、第1送風口14から第1反射ミラー3を、第2送風口15から第2反射ミラー7をそれぞれ冷却する。
図4は、投写型表示装置の全体構成を示す斜視図である。投写型表示装置は、第1点灯駆動手段31、第2点灯駆動手段32、点灯制御手段50、送風制御手段41をさらに備えている。第1点灯駆動手段31は第1光源1へ電力を供給して点灯駆動する手段であり、第2点灯駆動手段32は第2光源2へ電力を供給して点灯駆動する手段である。点灯制御手段50は、点灯駆動手段31,32を制御して第1光源1及び第2光源2の点灯/消灯を制御する。送風制御手段41は、送風ファン16に電力を供給してその動作を制御する。なお、点灯制御手段50は第1点灯駆動手段31と配線51によって、第2点灯駆動手段32と配線52によって、送風制御手段41と配線53によって電気的に接続されている。また、第1点灯駆動手段31は第1光源と配線33によって電気的に接続され、第2点灯駆動手段32は第2光源と配線34によって電気的に接続されている。送風制御手段41は送風ファン16と配線42によって電気的に接続されている。
<動作>
次に、本実施の形態の投写型表示装置の動作について説明する。投写型表示装置を動作させスクリーン10に映像を表示させるにあたり、操作ボタン(図示せず)の操作を受けて、まず送風制御手段41が送風ファン16を駆動する。送風ファン16の動作によって風路形成体13の第1送風口14から第1放熱手段11に、第2送風口15から第2放熱手段12に冷却風がそれぞれ吹き付けられ、第1反射ミラー3と第2反射ミラー7の冷却が開始される。
送風制御手段41が送風ファン16を駆動してから所定時間が経過した後、点灯制御手段50は第1点灯駆動手段31に対して点灯指示を行う。すると、第1点灯駆動手段31は第1光源用電線33を通じて第1光源1へ送電し、点灯させる。第1光源1からの第1光束は第1反射ミラー6によって略直角に第2光源2の光軸方向に折り曲げられ、リレーレンズ光学系101を介して第2反射ミラー7へと導かれる。さらに、第1光束は第2反射ミラーによって略直角に折り曲げられ、ガラスロッド6の入射端61へ入射する。
第1光源1が点灯駆動されてから所定時間が経過した後、点灯制御手段50は第2点灯駆動手段32に対して点灯指示を行う。すると、第2点灯駆動手段32は第2光源用電線34を通じて第2光源2へ送電し、点灯させる。第2光源2からの第2光束は、反射ミラーを介することなく直接ガラスロッド6の入射端61へ入射する。第1光束と第2光束はガラスロッド6の中で合成され、出射端62から画像表示素子8に向けて出射される。画像表示素子8は光束を所定角度折り曲げて投写レンズ9に導く。導かれた光束は投写レンズ部9からスクリーン10に向けて出射され、スクリーン10上で拡大表示される。スクリーン10上の画像の明るさは、第1光源1と第2光源2の明るさが合成されたものであるため、高輝度な画像を表示させることが可能である。
投写型表示装置の動作を停止させる場合は、操作ボタン(図示せず)の操作を受けて点灯制御手段50が第1点灯駆動手段31と第2点灯駆動手段32にそれぞれ消灯指示を行う。すると、第1点灯駆動手段31と第2点灯駆動手段32は、第1光源1と第2光源2への電源供給をそれぞれ停止し、消灯させる。
送風制御手段41は、第1光源1が消灯してから所定時間が経過したところで送風ファン16を停止させる。
以上の説明では、投写型表示装置が第1光源1と第2光源2をそれぞれ点灯させて動作する場合を示したが、第1光源1と第2光源2のいずれか一方のみを点灯させても良い。第1光源1のみを点灯させる場合は上記と同様な動作を行う。すなわち、送風制御手段41が送風ファン16を駆動させ、第1反射ミラー3と第2反射ミラー7の冷却を開始する。この後所定時間経過した時点で、点灯制御手段50は第1光源1を点灯させる。第1光源1が消灯すると、その後所定時間が経過してから送風制御手段41は送風ファン16を停止させる。
第2光源2のみを点灯させる場合は、反射ミラー3,7は第1光源1からの熱負荷を受けないため、高温にはならない。そのため、送風制御手段41は送風ファン16を駆動せず、点灯制御手段50は第2光源2を点灯させる。このように、第1光源1が点灯しない動作モードでは送風ファン16は動作しないので、投写型表示装置の騒音を低減することができ、消費電力を抑えることも出来る。
<効果>
実施の形態1の投写型表示装置によれば、以下に示す効果を奏する。すなわち、投写型表示装置は、入射した光束の強度分布を均一化して出射する光強度均一化手段(ガラスロッド6)と、ガラスロッド6の入射軸外に設置され第1光束を出射する第1光源1と、光強度均一化手段の入射軸上に設置され第2光束を出射する第2光源2と、第1光束を光強度均一化手段へ入射する方向へ折り曲げる折り曲げ手段と、折り曲げ手段を冷却する冷却手段と、を備え、冷却手段は、折り曲げ手段を放熱する放熱手段と、放熱手段に冷却風を送る送風手段(送風ファン16)と、送風手段を制御する送風制御手段41と、を備える。折り曲げ手段を冷却風で冷却することにより、折り曲げ手段の熱負荷による反射率の低下を防ぎ、長期にわたって安定した性能を維持することが出来る。
又、第1光源1は第2光源2に対して略平行に設置され、折り曲げ手段は、第1光源から出射した第1光束を第2光束の方向へ反射させる第1反射ミラー3と、第1反射ミラー3が反射した第1光束を光強度均一化手段(ガラスロッド6)へ入射する方向に反射する第2反射ミラー7と、を備え、放熱手段は、第1反射ミラー3を放熱する第1放熱手段11と、第2反射ミラー7を放熱する第2放熱手段12と、を備え、送風手段(送風ファン16)による冷却風を第1放熱手段11と第2放熱手段12に導く風路形成体13をさらに備える。冷却風が風路形成体13を通って第1放熱手段11と第2放熱手段12に吹き付けることにより、反射ミラー3,7がそれぞれ冷却され、長期にわたって安定した性能を維持することができる。
さらに、送風制御手段41は、利用者の操作を受けて送風を開始させ、第1光源1は、送風開始の所定時間経過後に点灯し、送風制御手段41は、第1光源1が消灯してから所定期間経過後に送風を停止する。このように、反射ミラー3,7は第1光源1が点灯される前から冷却されることにより第1光源1の点灯による熱負荷に備え、第1光源1が消灯した後も継続して所定時間冷却されるため、周辺に高温部材があった場合でも過度に高温にならず、長期にわたって安定した性能を維持できる高い信頼性を得ることができる。
(実施の形態2)
<構成>
実施の形態1の投写型表示装置では、送風ファン16が一定量の冷却空気を送るようにしていたが、実施の形態2の投写型表示装置では、反射ミラー3,7付近の温度に応じて冷却空気の風量を制御する。
実施の形態2の投写型表示装置は、図1〜図4に示した実施の形態1の投写型表示装置の構成に加え、反射ミラー3,7付近の温度を検出する手段を備えている。それ以外の構成は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
図5〜図7は実施の形態2の投写型表示装置を説明する図である。図5は第1反射ミラー3付近の構成を示した斜視図、図6は第2反射ミラー7付近の構成を示した斜視図である。又、図7は投写型表示装置全体の構成を示す斜視図である。これらの図において、実施の形態1と同一の構成要素には同一の番号を付している。
図5に示すように、投写型表示装置は第1反射ミラー3付近の温度を検出する第1温度検出手段21を備え、第1温度検出手段21は電線22を介して温度制御手段41へ検出信号を伝送する。又、図6に示すように、投写型表示装置は第2反射ミラー7付近の温度を検出する第2温度検出手段23を備えており、第2温度検出手段23は電線24を介して温度制御手段41へ検出信号を伝送する。なお、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
<動作>
次に、実施の形態2の投写型表示装置の動作を説明する。まず、実施の形態1と同様に操作ボタン(図示せず)の操作を受けて送風制御手段41が送風ファン16を駆動し、反射ミラー3,7を所定時間冷却した後、第1光源1と第2光源2を順に点灯させる。そして、送風制御手段41は第1温度検出手段21と第2温度検出手段23によって反射ミラー3,7付近の温度を検出し、いずれかの温度が所定値より高温になった場合は送風ファン16の回転数を上げて送風量を増やし冷却能力を高める。一方、所定値より低い温度で維持されている場合は送風ファン16の回転数を下げ、送風量を抑えるように制御を行う。
次に投写型表示装置の動作を停止させる場合は、操作ボタン(図示せず)の操作を受けて点灯制御手段50は第1点灯駆動手段31と第2点灯駆動手段32にそれぞれ消灯指示を行い、光源1,2への電源供給を停止して光源1,2を消灯させる。そして、送風制御手段41は第1温度検出手段21によって第1反射ミラー3付近の温度を、第2温度検出手段23によって第2反射ミラー付近の温度を検出し、これらの温度が所定値以下に下がれば送風ファン16を停止するように制御する。
なお、投写型表示装置が第1光源1と第2光源2をそれぞれ点灯させて動作する場合を示したが、第1光源1と第2光源2のいずれか一方のみを点灯させても良い。
又、1個の送風ファン16で発生した冷却風が第1送風口14と第2送風口15へ分岐するように風路形成体13を構成したが、第1放熱手段11と第2放熱手段12のそれぞれに対応した専用の送風ファンと、これらに連結した風路形成体を設ければ、第1温度検出手段21および第2温度検出手段23の検出値に対応して個別に風量を制御することも可能である。
<効果>
実施の形態2の投写型表示装置によれば、以下の効果を奏する。すなわち、投写型表示装置は、第1反射ミラー3近傍の温度を検出する第1温度検出手段21と、第2反射ミラー7近傍の温度を検出する第2温度検出手段23と、をさらに備え、送風制御手段53は、第1温度検出手段21及び第2温度検出手段23の温度検出値によって送風手段(送風ファン12)の風量を制御する。反射ミラー3,7付近の温度が所定値より低い場合は、送風制御手段41が送風ファン16の回転数を下げるように制御することにより、投写型表示装置の騒音を低減することに貢献でき、又、消費電力を抑えることが出来る。
又、送風制御手段53は、第1光源1が消灯してから、第1温度検出手段21及び第2温度検出手段23の温度検出値が所定値以下になった場合に、送風を停止する。これにより、反射ミラー3,7に熱による損傷を与えることなく、より短時間で投写型表示装置の動作を終了することができる。
(実施の形態3)
<構成>
実施の形態2の投写型表示装置は、反射ミラー3,7付近の検出温度に応じて送風ファン16の風量を調整し、反射ミラー3,7が高温にならないように制御しているが、実施の形態3では反射ミラー3,7が送風ファン16の調整量を超えて高温になった場合を想定し、送風ファン16の風量調整に加えて第1光源1の発光量を下げることによって反射ミラー3,7の熱負荷を低減させる制御を行う。
実施の形態3の投写型表示装置の構成は、図5〜図7に示した実施の形態2の投写型表示装置の構成と同様であるため、説明を省略する。
<動作>
実施の形態2と同様に、送風制御手段41は反射ミラー3,7付近の温度検出値によって送風ファン16の風量を制御する。しかし、反射ミラー3,7付近の温度が想定外に高温になって送風ファン16の調整量を超えるような場合、点灯制御手段50は第1光源1を所定光量減光させるように制御して反射ミラー3,7の受熱量を減少させる。
なお、第1光源1の減光だけでは温度検出手段21,23の検出温度が所定値より下がらない場合は、点灯制御手段50は第1光源1を消灯させるように制御しても良い。投写型表示装置が第1光源1のみを点灯して動作している場合は、第1光源1の消灯前に第2光源2を点灯させ、このように光源を切り替えて投写型表示装置の投写動作を継続させつつ反射ミラー3,7の熱負荷を排除する。
<効果>
実施の形態3の投写型表示装置によれば、以下の効果を奏する。すなわち、投写型表示装置は、第1温度検出手段21又は第2温度検出手段23の温度検出値が所定値を超えた場合に第1光源1を減光又は消灯させ、第1光源1を消灯させる場合は第2光源2を点灯させる点灯制御手段50を備える。送風ファン16の風量の制御に加えて第1光源1の発光量の制御を行うことにより、より広範囲な温度条件に対応して引き続き投写機能を満足させながら、反射ミラーの冷却を行う事が出来る。
1 第1光源、2 第2光源、3 第1反射ミラー、6 ガラスロッド、7 第2反射ミラー、8 画像表示素子、9 投写レンズ、10 スクリーン、11 第1放熱手段、12 第2放熱手段、13 風路形成体、16 送風ファン、21 第1温度検出手段、23 第2温度検出手段、31 第1点灯駆動手段、32 第2点灯駆動手段、41 送風制御手段、101 リレー光学系。

Claims (6)

  1. 入射した光束の強度分布を均一化して出射する光強度均一化手段と、
    前記光強度均一化手段の入射軸外に設置され第1光束を出射する第1光源と、
    前記光強度均一化手段の入射軸上に設置され第2光束を出射する第2光源と、
    前記第1光束を前記光強度均一化手段へ入射する方向へ折り曲げる折り曲げ手段と、
    前記折り曲げ手段を冷却する冷却手段と、を備え、
    前記冷却手段は、前記折り曲げ手段を放熱する放熱手段と、
    前記放熱手段に冷却風を送る送風手段と、
    前記送風手段を制御する送風制御手段と、を備えることを特徴とする投写型表示装置。
  2. 前記第1光源は、前記第2光源に対して略平行に設置され、
    前記折り曲げ手段は、前記第1光源から出射した前記第1光束を前記第2光束の方向へ反射させる第1反射ミラーと、
    前記第1反射ミラーが反射した前記第1光束を前記光強度均一化手段へ入射する方向に反射する第2反射ミラーと、を備え、
    前記放熱手段は、前記第1反射ミラーを放熱する第1放熱手段と、前記第2反射ミラーを放熱する第2放熱手段と、を備え、
    前記送風手段による冷却風を前記第1放熱手段と前記第2放熱手段に導く風路形成体をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の投写型表示装置。
  3. 前記送風制御手段は、利用者の操作を受けて送風を開始させ、
    前記第1光源は、前記送風開始の所定時間経過後に点灯し、
    前記送風制御手段は、前記第1光源が消灯してから所定期間経過後に送風を停止することを特徴とする、請求項1又は2に記載の投写型表示装置。
  4. 前記第1反射ミラー近傍の温度を検出する第1温度検出手段と、
    前記第2反射ミラー近傍の温度を検出する第2温度検出手段と、をさらに備え、
    前記送風制御手段は、前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段の温度検出値によって前記送風手段の風量を制御することを特徴とする、請求項2又は3のいずれかに記載の投写型表示装置。
  5. 前記送風制御手段は、前記第1光源が消灯してから、前記第1温度検出手段及び前記第2温度検出手段の温度検出値が所定値以下になった場合に、送風を停止することを特徴とする、請求項4に記載の投写型表示装置
  6. 前記第1温度検出手段又は前記第2温度検出手段の温度検出値が所定値を超えた場合に前記第1光源を減光又は消灯させ、第1光源を消灯させる場合は前記第2光源を点灯させる点灯制御手段をさらに備えることを特徴とする、請求項4に記載の投写型表示装置。
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