JP2011009109A - 電気機器及び照明器具 - Google Patents

電気機器及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2011009109A
JP2011009109A JP2009152411A JP2009152411A JP2011009109A JP 2011009109 A JP2011009109 A JP 2011009109A JP 2009152411 A JP2009152411 A JP 2009152411A JP 2009152411 A JP2009152411 A JP 2009152411A JP 2011009109 A JP2011009109 A JP 2011009109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
base case
electronic component
case
cover case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009152411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5434300B2 (ja
Inventor
Seiji Oka
成治 岡
Hiroshi Suzuki
浩史 鈴木
Masahiro Sugiyama
正洋 杉山
Takashi Inoue
孝 井上
Mikiko Suzuki
幹子 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2009152411A priority Critical patent/JP5434300B2/ja
Publication of JP2011009109A publication Critical patent/JP2011009109A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5434300B2 publication Critical patent/JP5434300B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】電気機器を小型化した場合にも回路基板に実装された電子部品を適切に放熱する。
【解決手段】電源供給を行う電子部品が実装された回路基板26と;この回路基板26を収納する長尺状のベースケース22と;回路基板26を内包した状態のベースケース22の上方を覆う蓋の機能を有するカバーケース25と;ベースケース22の内壁面に沿って設けられ、回路基板26におけるベースケース22側の所要電子部品に対応する位置に当該所要電子部品を保護する領域片11とその近傍に透孔12が設けられ、回路基板26の電子部品を含む要素とベースケース22及びカバーケース25とを絶縁する絶縁シート23とを具備する。
【選択図】図2

Description

この発明は各種の放電ランプや発光素子などを光源する照明器具を点灯させるための点灯装置等の電気機器及び、この電気機器を用いて構成した照明器具に関するものである。
従来、電子部品が実装された配線基板を金属製収容部材により収容する点灯装置においては、収納部材の内面に配しして配線基板を収納部材に対して絶縁する絶縁シートが用いられる(特許文献1参照)。
係る点灯装置においては、発熱量の大きい電子部品を配置した配線基板の裏面に対応する部位に凹部を形成し、この凹部に対して発泡性放熱材を充填して放熱を行うようにしている(特許文献1の主に図1参照)。
点灯装置においては、上記特許文献1において配線基板の裏面と称されている側にも電子部品が実装されるようになっている。この裏面側に実装された電子部品においても発熱量の大きいものがあり、故障などにより発熱が過大となるとモールドの内部部品が溶融して膨張し、モールドにクラックを生じ、場合によっては破裂する場合がある。
このような事態に対しても特許文献1に記載されている放熱材(樹脂)の充填は有効であり、例えモールドが破裂したとしても、破片が放熱材(樹脂)内に閉じ込められ、周囲に飛散する事態を防止し、これ以外の部品や回路へ与える悪影響を防止可能である。
裏面側に実装される電子部品の高さは様々であり、十分余裕のある設計により収容部材を構成すれば上記の凹部に対して発泡性放熱材を充填する手法を用いることができる。しかしながら、点灯装置等の電気機器においても小型化が要望されており、上記特許文献1に示された凹部を設けると小型化という要請に反する結果を生じる。電気機器を小型化した場合には、電気機器における頂部と絶縁シート及び収納部材が層状に重なり合って接触する程度の間隙しかなく、発泡性放熱材を充填するための凹部を備える構成を採用し得ない場合も多い。
本発明はこのような電気機器の現状に鑑みてなされたもので、その目的は電気機器を小型化した場合にも回路基板に実装された電子部品を適切に放熱することができ、しかも電子部品の破裂などが生じる場合も、これに対応することができ、他の部品や回路へ与える悪影響を防止可能な電気機器を提供することである。
本発明に係る電気機器は、電源供給を行う電子部品が実装された回路基板と;この回路基板を収納する長尺状のベースケースと;回路基板を内包した状態のベースケースの上方を覆う蓋の機能を有するカバーケースと;ベースケースの内壁面に沿って設けられ、回路基板におけるベースケース側の所要電子部品に対応する位置に当該所要電子部品を保護する領域片とその近傍に透孔が設けられ、回路基板の電子部品を含む要素とベースケース及びカバーケースとを絶縁する絶縁シートとを具備することを特徴とする。
所要電子部品は、相対的に高さ寸法が大きく、ベースケースまでの距離は限定されないが、一般的には0.5mm以下、通常は0.1〜0.3mm程度となる発熱部品が含まれる。領域片は、基本的に保護する電子部品の平面形状にほぼ等しい形状であることが望ましい。透孔の形状は限定されないが、領域片の周囲の50%以上、好しくは70%に亘って形成されたものとする。透孔は、例えば扇形形状であり、円形の仮想穴の中心に上記領域片が残るようになされている形状を例示することができる。領域片は絶縁シートによる帯状ブリッジ路により絶縁シートの大きな部位と連絡する。また、回路基板の電子部品を含む要素とは、電子部品や導電パターンなどを指す。
本発明に係る電気機器では、前記透孔の部位に、絶縁性放熱樹脂が塗布されていることを特徴とする。
本発明に係る電気機器では、絶縁シートはベースケースの内壁面からカバーケースの内壁面に沿って一体に設けられており、カバーケース側の電子部品の頂部とカバーケースとの間隙に、絶縁シートの先端部が二重に重ねられて設けられていることを特徴とする。
本発明に係る照明器具は、回路基板の電子部品が光源の点灯回路を構成しており、点灯装置として機能する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気機器と;この電気機器により点灯される光源と;前記電気機器を保持し、光源を配置している器具本体とを具備することを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、絶縁シートが、回路基板におけるベースケース側の所要電子部品に対応する位置に当該所要電子部品を保護する領域片とその周囲に透孔が設けられているので、透孔による放熱効果を確保しつつ、この領域片により所要電子部品を保護することができ、所要電子部品のモールドの破裂による飛散を抑制することができる。
本発明に係る電気機器では、前記透孔の部位に、絶縁性放熱樹脂が塗布されているので、この絶縁性放熱樹脂を介して電子部品の放熱を行うことができると共に所要電子部品のモールドの破裂による破片を絶縁性放熱樹脂内に閉じ込めることにより飛散を防止し、他の部品や回路へ与える悪影響を防止可能である。
本発明に係る電気機器では、カバーケース側の電子部品の熱を上記二重に重ねられた絶縁シートを介してカバーケースに伝導させることにより、大掛かりな構成を用いることなく、適切に放熱を行うことができる。
本発明に係る照明器具では、小型な点灯装置として機能する電気機器を用いて適切に放熱を行うことができ、また、安全性の向上を図ることができる。
本発明に係る電気機器の実施形態の組み立て状態を示す斜視図。 本発明に係る電気機器の実施形態における絶縁シートの要部を示す斜視図。 本発明に係る電気機器の実施形態における回路基板の要部を示す平面図及びその要部に絶縁シートを被せ絶縁性放熱樹脂を塗布した状態を示す平面図。 本発明に係る電気機器の実施形態における絶縁シートの平面を示す平面図。 本発明に係る電気機器の実施形態における長手方向に直交する面による断面を示す断面図。 本発明に係る電気機器の実施形態に用いられる絶縁シートの実装過程を示す側断面図。 本発明に係る電気機器の実施形態におけるトランスを、長手方向に直交する面によって断面とした断面図。 本発明に係る電気機器を用いて構成した照明器具の実施形態を示す斜視図。
以下添付図面を参照して本発明に係る電気機器及びこれを用いて構成した照明器具の実施形態を説明する。各図において、同一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。この実施形態に係る電気機器は照明器具を点灯する図1に示される点灯装置20である。
この点灯装置20は、ベースケース22、絶縁シート23、点灯回路24及びカバーケース25を主な構成要素としている。絶縁シート23は、ベースケース22の内側に沿って配置されると共にカバーケース25がベースケース22に被せられた状態においてカバーケース25の内側に沿って半円の円弧に相当するR形状となってベースケース22側へ戻るように配置され、金属製のベースケース22及びカバーケース25と点灯回路24との電気的接続を遮断している。点灯回路24は、回路基板26に電子部品21を実装した構成を有している。カバーケース25は、ベースケース22に覆い被さる蓋の機能を有する。カバーケース25とベースケース22により構成される筐体内には、絶縁シート23に覆われた状態で点灯回路24が収納される。
ベースケース22は、例えば1枚の金属製の平板を折り曲げて、底面部22aの両側部に一対の側壁部22b、22bを備えるように構成されている。金属としては、例えば鋼板材が用いられる。上記底面部22aは、細長い長方形の形状に形成されている。また、一対の側壁部22b、22bは、底面部22aの長手方向に沿うように両側から上方に折り曲げられ、底面部22aとほぼ直交し互いに対向してベースケース22の全体が略樋形状に形成されている。
一対の側壁部22b、22bにおいては、図1に示されるようにその長手方向の一端側及び他端側に、係合受部である孔8がそれぞれ形成されている。孔8は、長方形状に形成され、カバーケース25の係合部である凸部(ベースケース22側へ向かって凸)9と係合する大きさに形成されている。
更に、一対の側壁部22b、22bにおいては、その長手方向の一端側及び他端側に小さな二条の長方形状の切欠部に挟まれ、図2に示されるようにそれぞれ内側にR状に突出し、回路基板26を載置する基板支持段部22baが形成されている。合計4個である基板支持段部22baは、回路基板26を支持する。基板支持段部22baに対応して絶縁シート23が折り曲げられて段部23dが形成されている。絶縁シート23の底面部23tは、ベースケース22の底面部22aに沿っており、底面角部から上記段部23dへ延びる傾斜部23kが基板支持段部22baにより下方へ押されており、絶縁シート23を底面部22aに安定的に配置している。
絶縁シート23は、平面状に形成された絶縁性の例えばポリエチレンテレフタレート(PET)などの弾性を有する樹脂により構成され、ベースケース22及びカバーケース25の内面に沿って内側に配置されている。絶縁シート23の厚さは、例えば0.2 〜1.0 mmである。
点灯回路24は、電子部品が回路基板26に実装されて構成されている。回路基板26は、例えばガラスエポキシ材や紙フェノール材などにより構成されるものであり、長方形状に形成され、その長手方向の寸法がベースケース22の側壁部22bにおける長手方向の寸法によりも幾分小さく設計されている。
更に、回路基板26には、その上面26aにおいて、一端側26bに入力用の端子台13aが配設されており、他端側に出力用の端子台13bが配設されている。入力用の端子台13aには、商用交流電源からの電源線が接続され、出力用の端子台13bからは、光源に電力を供給するリード線が導出される。
電子部品21は、回路基板26の入力用の端子台13aと出力用の端子台13bとの間に実装されており、コンデンサC1、インダクタL1、更に図示しないトランジスタTRやトランスTなどによって、交流電圧を直流電圧へ変換する直流電源回路、直流電圧を高周波交流電圧へ変換するインバータ回路、更に光源に駆動電圧を印加する回路などが形成されている。
カバーケース25は、例えば鋼板材により構成され、一対の側板部25c、25c及びこの一対の側板部25c、25cをつなぐ天板部25aを有する。より詳細には、カバーケース25は、一枚の平板を折り曲げて構成したもので、長方形状の天板部25aと、この天板部25aの長手方向に沿う両端に連設すると共に天板部25aに対して互いに内向きに傾斜する一対の傾斜板部25b、25bを備える。この一対の傾斜板部25b、25bには、その長手方向に沿うように互いにほぼ平行に対向する一対の側板部25c、25cが連設されている。
また、図1に示されるように、天板部25aにおける長手方向の両端においては、天板部25aに対しほぼ直交するように形成された一対に端板部25e、25eが天板部25aに連設している。この端板部25e、25eは、平面形状が略五角形状をなし、カバーケース25における長手方向の両側端の開口14の上側を略閉塞している。端板部25e、25eの下端部は、回路基板を押さえ込む機能を有している。ベースケース22に対しカバーケース25が上側から装着された場合に、端板部25e、25eが端子台13a、13bを外部に残した状態で電子部品21を内包すると共に回路基板26を押さえ込む状態となる。側板部25c、25cは、傾斜板部25b、25bを介して天板部25aの長手方向に沿う両側に連設されている。
更に、カバーケース25は、その長手方向が回路基板26に配設されている入力用の端子台13aと出力用の端子台13bとの間に位置する大きさに形成されている。また、ベースケース22にカバーケース25を被嵌したときに、側板部25c、25cの下端縁とベースケース22の底面部2aの高さが一致するように、側板部25c、25cの丈寸法(カバーケース25の高さ寸法)が設定されている。更に、一対の側板部25c、25cの内面がベースケース22の一対の側壁部22b、22bの外面に重なり合って相互に熱的に結合するように、側板部25c、25cの間隔が設定されている。カバーケース25が全体として弾性を有しており、一対の側板部25c、25cに対し拡開するように変形させると、当初の形状に弾性復帰するような力が付与される。
カバーケース25をベースケース22に連結するときに、ベースケース22の一対の側壁部22b、22bは、カバーケース25の側板部25c、25cに挟まれる。これにより、カバーケース25の側板部25c、25cの内面とベースケース22の一対の側壁部22b、22bの外面が接触して重なり合う。そして、カバーケース25をベースケース22の底面部22a側に押圧して移動させると、カバーケース25の凸部9が側壁部22b、22bの外面に乗り上がる。
凸部9は、一対の側板部25c、25cがベースケース22の一対の側壁部22b、22bに重なり合うときに、側壁部22b、22bに設けられた孔8に嵌合する。このとき、孔8の両横縁部に凸部9の突出面が当接する。これにより、凸部9は孔8に強固に固定され、孔8において移動しなくなる。
既に述べた通り回路基板26のベースケース22側には図3(a)に示されるように、点灯回路24を構成するための電子部品が実装されており、特にその高さが相対的に高く、頂部がベースケース22に極めて近接する電子部品Dが備えられている。電子部品Dは例えば整流回路を構成する電子部品であり、モールド部分の平面形状が長方形状である。
そこで、本実施形態においては、絶縁シート23における上記電子部品Dに対応する位置に図2に示されるように、電子部品Dを保護する領域片11とその近傍の周囲に複数の透孔12を形成する。透孔12は例えば扇形形状であり、円形の仮想穴の中心に、上記領域片11が残るように、互いが90度の角度をなす位置に四穴形成される。領域片11は絶縁シート23による帯状ブリッジ路13により絶縁シート23の大きな部位と連絡するように構成されている。
回路基板26のベースケース22側には、上記電子部品Dより高さ寸法が低い発熱する電子部品Dsが図3(a)の如く備えられており、この電子部品Dsに対応する絶縁シート23の位置には、図3(b)、図4に示されるように円形の穴16が形成される。絶縁シート23のベースケース22側から上記透孔12と穴16に絶縁性放熱樹脂15が図3(b)に示されるように塗布される。
穴16においては、絶縁性放熱樹脂15が穴16の部位において電子部品とベースケース22とを熱的に連絡する。これに対し、電子部品Dとベースケース22との距離は、0.1〜0.3mm程度であり、領域片11の表裏面には絶縁性放熱樹脂15が殆ど付着することができないが、図5に示すように回路基板26における電子部品Dの周縁部には絶縁性放熱樹脂15が付着し、電子部品Dが破裂などした場合に割れたモールド等の飛散を防止する。また、絶縁性放熱樹脂15は、電子部品Dとベースケース22と熱的に結合するように機能し、適切な放熱を確保することもできる。このように、本実施形態に係る電気機器によれば、透孔12の部位に、絶縁性放熱樹脂15が塗布されているので、この絶縁性放熱樹脂15を介して電子部品Dの放熱を行うことができると共に電子部品Dのモールドの破裂による破片を絶縁性放熱樹脂15内に閉じ込めることにより飛散を防止し、他の部品や回路へ与える悪影響を防止可能であるという効果が得られる。
ところで、点灯装置20が組み立てられた状態では、絶縁シート23の先端部分は、カバーケース25の天板部25aにおいて、二重に重ねられた状態となるように寸法が設定されている。また、カバーケース25により蓋がされない状態では、絶縁シート23の一方の側における先端から数cm程度の所定距離の位置に折り込み線23jによる角部23cが形成され、この折り込み線23jより先端側領域が内側に折り曲げられている。
このため、カバーケース25により蓋をするように組み立てを行う場合には、カバーケース25の天板部25aが絶縁シート23の先端部23L、23Rに当接し、上部が全体として円弧状に折り込まれて行く(図6(a)、図6(b))。更に、押しつけが進むと折り込み線23jにより形成された角部23cがカバーケース25の天板部25aに当接し、先端部23Rが天板部25aから離れて、折り込み線23jより先端側領域と天板部25aとの間に隙間が生じる。
更に、押しつけが進むと上記隙間に絶縁シート23の先端部23Lが入り込み、絶縁シート23の先端部分は、カバーケース25の天板部25aにおいて、二重に重ねられた状態となる(図6(c))。
既に述べた通り回路基板26には、入力用の端子台13a、コンデンサC1、インダクタL1以外に、トランスT、パワートランジスタTR、出力用の端子台13b、その他の電子部品21が実装されている。ここで、高さが高い部品はトランスTであるので、トランスTを含むカバーケース25の端板部25eに平行な面による断面図である図7に示されるように、絶縁シート23の二重に重ね部分Wは、トランスTのコアTCの頂部面とカバーケース25との間隙を埋めてコアTCとカバーケース25を接触させる。この構成によって、トランスTにより発生された熱は絶縁シート23を介してカバーケース25へと伝熱し、放熱が適切になされることになる。カバーケース25を含む点灯装置20は、器具本体37に接続されているので、点灯装置20の熱を器具本体37から放熱させることができる。
ここでは、トランスTが二つ実装されているので、実装された状態のトランスT、Tの高さが一致しない場合には、トランスTのコアTCとカバーケース25の間に絶縁シート23、放熱シートを介在させるなどしてトランスTのコアCTとカバーケース25との間隙を吸収して、確実にトランスTとカバーケース25の接続を確保する。
図8に、本発明に係る照明器具の実施形態を示す。照明器具30は、天井面などに直付けされる照明器具であり、略枠状の器具本体37の両端に一対のランプソケット38、38が設けられている。このランプソケット38、38には、光源としての放電ランプである直管形蛍光ランプ39を配置している。また、器具本体37は、蛍光ランプ39に対向して断面略皿状の反射板35を取り付けており、この反射板35の表面は反射面35aとなっている。
また、器具本体37は、反射板35の内側において、上記の実施形態に示した放電ランプの点灯装置20を図1に示すベースケース22の底面部22aに設けた取付孔36に通したねじにより固定している。そして、放電ランプの点灯装置20が給電されることにより、蛍光ランプ39が点灯する。
照明器具30は、放電ランプの点灯装置20の小型化により、容易に配設スペースを確保することができ、前述の通りの安全性を有する点灯装置20の低コスト化により、安価に形成することができる。
11 領域片
12 透孔
15 絶縁性放熱樹脂
20 点灯装置
21 電子部品
22 ベースケース
23 絶縁シート
24 点灯回路
25 カバーケース
26 回路基板
30 照明器具
37 器具本体
特開2004−274018号公報

Claims (4)

  1. 電源供給を行う電子部品が実装された回路基板と;
    この回路基板を収納する長尺状のベースケースと;
    回路基板を内包した状態のベースケースの上方を覆う蓋の機能を有するカバーケースと;
    ベースケースの内壁面に沿って設けられ、回路基板におけるベースケース側の所要電子部品に対応する位置に当該所要電子部品を保護する領域片とその近傍に透孔が設けられ、回路基板の電子部品を含む要素とベースケース及びカバーケースとを絶縁する絶縁シートと
    を具備することを特徴とする電気機器。
  2. 前記透孔の部位に、絶縁性放熱樹脂が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 絶縁シートはベースケースの内壁面からカバーケースの内壁面に沿って一体に設けられており、カバーケース側の電子部品の頂部とカバーケースとの間隙に、絶縁シートの先端部が二重に重ねられて設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電気機器。
  4. 回路基板の電子部品が光源の点灯回路を構成しており、点灯装置として機能する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電気機器と;
    この電気機器により点灯される光源と;
    前記電気機器を保持し、光源を配置している器具本体と
    を具備することを特徴とする照明器具。
JP2009152411A 2009-06-26 2009-06-26 電気機器及び照明器具 Expired - Fee Related JP5434300B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009152411A JP5434300B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 電気機器及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009152411A JP5434300B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 電気機器及び照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011009109A true JP2011009109A (ja) 2011-01-13
JP5434300B2 JP5434300B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=43565522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009152411A Expired - Fee Related JP5434300B2 (ja) 2009-06-26 2009-06-26 電気機器及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5434300B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033689A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具
JP2014053266A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Ricoh Co Ltd Led直管形ランプ及び照明装置
JP2019211610A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11163566A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Sony Corp 電子機器の放熱構造
JP2003197027A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電灯点灯装置及び照明器具
JP2004031854A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造
JP2004274018A (ja) * 2003-02-19 2004-09-30 Toshiba Lighting & Technology Corp 配線基板収容装置及び放電灯点灯装置
JP2004363192A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Ikeda Electric Co Ltd 配線ブロックの収納構造及び配線ブロックの収納方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11163566A (ja) * 1997-11-28 1999-06-18 Sony Corp 電子機器の放熱構造
JP2003197027A (ja) * 2001-12-25 2003-07-11 Toshiba Lighting & Technology Corp 放電灯点灯装置及び照明器具
JP2004031854A (ja) * 2002-06-28 2004-01-29 Matsushita Electric Works Ltd 放熱構造
JP2004274018A (ja) * 2003-02-19 2004-09-30 Toshiba Lighting & Technology Corp 配線基板収容装置及び放電灯点灯装置
JP2004363192A (ja) * 2003-06-02 2004-12-24 Ikeda Electric Co Ltd 配線ブロックの収納構造及び配線ブロックの収納方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033689A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具
JP2014053266A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Ricoh Co Ltd Led直管形ランプ及び照明装置
JP2019211610A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7066535B2 (ja) 2018-06-05 2022-05-13 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5434300B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5375340B2 (ja) 電気機器及び照明器具
JP5547520B2 (ja) Led照明装置
JP6945187B2 (ja) 電源装置、灯具、移動体及び電源装置の製造方法
JP2010135263A (ja) 点灯装置及びこの点灯装置を備える照明器具
JP5434300B2 (ja) 電気機器及び照明器具
JP2010225762A (ja) 配線基板収容装置および照明器具
JP5375637B2 (ja) 電子機器及び照明器具
JP5538550B2 (ja) 光源点灯装置およびその製造方法ならびに車載用ヘッドランプ装置
JP2010278365A (ja) 配線基板収容装置及び電気機器
JP2010108879A (ja) 電気機器及び照明器具
JP5434266B2 (ja) 電気機器及び照明器具
JP2017073351A (ja) 回路装置及び点灯装置
JP5561477B2 (ja) 発光モジュールおよび照明器具
JP2011134612A (ja) 電子機器及び照明器具
JP2009070569A (ja) ランプユニット
JP2010170840A (ja) 電気機器及び照明器具
JP4285341B2 (ja) 無電極放電灯点灯装置
JP6226548B2 (ja) ヒートシンク、およびそれを備える照明器具
JP2011009532A (ja) 電気機器及び照明器具
JP4844505B2 (ja) 放電灯点灯装置および照明器具
JP5110383B2 (ja) 電気機器及び照明器具
JP2020191736A (ja) 電源装置及び照明システム
JP5051462B2 (ja) 放電ランプ用点灯装置および照明器具
JP2020191735A (ja) 電源装置及び照明システム
JP2009099331A (ja) 電装部品収納構造及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120229

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5434300

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees