JP2011005743A - 射出成形型及び射出成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形型及び射出成形品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】射出成形品の外観品質を良好なものとする。
【解決手段】射出成形品の意匠面とならない部位から突出形成される捨てリブに対応して、キャビティの所定の部位にて捨てリブ部17が付設形成され、捨てリブ部17にゲート16を介して射出成形する。射出成形品の意匠面の端部がパーティングライン上に設定されており、該パーティングライン上に沿ったキャビティ面において、意匠面から内側へ偏倚して前記捨てリブ部17を付設形成し、捨てリブ部17とキャビティとが接続する接続部17aの意匠面100a側の一部または全部が湾曲形状に形成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、射出成形型及び射出成形品の製造方法に関し、特に、射出成形品の外観品質を良好なものとするための技術に関する。
近年、例えば自動車の内装においては、意匠性の向上のため、シルバーメタリック色に塗装された樹脂部品の採用が増加している。しかし、塗装工程においては、塗料に含まれる揮発性有機化合物(以下、VOC(volatile organic compounds))が大気中へ放出される場合があり、また、車室内には塗料に起因したVOCが発生してしまうおそれがある。そのため、予め着色剤や光輝剤を混練した着色樹脂を成形することによる無塗装化が望まれている。
これまで、自動車内装部品においては、黒色や白色等のソリッド色の無塗装化の実例化事例は多数ある。だが、シルバーメタリック色の無塗装化については、樹脂に含有されるアルミ粉やマイカ粉等の光輝材に起因して、ウェルドラインと呼ばれる黒いスジ状の外観等が発生することがあり、商品として実例化した事例は非常に少ない。
例えば、オーディオのボリュームノブにおいてもシルバーメタリック色の無塗装化が望まれているが、ゲート付近にウェルドラインが発生することがあり、無塗装化が難しかった。これは、ボリュームノブを射出成形するときのゲート構造に起因する。
図7において、図7(a)はオーバーラップゲートの成形型の断面を示す図であり、図7(b)はオーバーラップゲートの成形型で成形されたボリュームノブを示す図である。
図7(a)に示すようなオーバーラップゲートの成形型は、一方の金型61(可動側又は固定側)と他方の金型62(固定側又は可動側)からなり、パーティングライン63にて閉型することで、キャビティ64を形成する。そして、ランナ65からオーバーラップゲート66を介してキャビティ64に溶融樹脂を充填注入することで成形を行う。
図7(b)に示す成形品であるボリュームノブは、箱状或いは有底円筒状の形状をしており、金型加工の簡易性やゲートカットの跡を意匠面に残さないようにするために、図7(a)に示すようなオーバーラップゲート66を介してキャビティ64に樹脂を充填させるのが一般的である。しかし、オーバーラップゲート66では、図7(b)の拡大図に示すように、オーバーラップゲート66により形成されるゲート部67と成形品本体68とが当接する当接面の角部からウェルドライン(WL)が発生してしまう。これは、オーバーラップゲート66とキャビティ64とが接続する接続部分の角部において注入された樹脂の流れが分岐してしまい(図7(b)、矢印)、成形品本体68の意匠面(外表面)において樹脂が衝突して、樹脂に添加されているアルミ粉等の光輝材が配向するからである。
ここで、特許文献1(特許第4120701号公報)には、サイドゲートの角部にRを取ることで、角部を起点として発生するウェルドラインを回避することが開示されている。
特許第4120701号公報 特開平8−41284号公報 特許第3571403号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構造では、成形品の側面部に対応する位置にサイドゲートを設置するため、ボリュームノブのような製品においては、意匠面にゲートカットの跡が残ってしまい、ウェルドラインの発生は回避できても、商品として用いることはできない。また、オーバーラップゲートでは、その構造上アンダーカットとなってしまうため、オーバーラップゲートがキャビティと接続する接続部分の角部にRをとることができず、ウェルドラインの問題を解消できない。
ゲート構造の他に材料からの対策がある。例えば特許文献2(特開平8−41284号公報)では、樹脂材料に添加する光輝剤の形状や粒子径を選定することにより、ウェルドラインの発生を抑制している。また、特許文献3(特許第3571403号公報)では、光輝材の粒子径や添加量の選定とウェルド消去剤と呼ばれる酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アンチモンを添加することにより、ウェルドラインを抑制している。
しかしながら、特許文献2や特許文献3に記載の技術では、光輝材の形状、粒子径、及び添加量が制約されることにより、光輝感或いはメタリック感等の質感が限定され、塗装に代わるメタリック感の高い色調を得ることができないケースが多い。さらに、完全にウェルドラインの発生を防止することはできず、また、配合条件によっては、コストアップになるという問題がある。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、成形材料の制約を受けることなく、射出成形品の外観品質を良好なものとし、様々な種類の商品性の高い射出成形品を提供することのできる射出成形型及び射出成形品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の射出成形型は、射出成形品において意匠面とならない部位から突出形成される捨てリブに対応して、キャビティの所定の部位にて捨てリブ部が付設形成され、該捨てリブ部にゲートを介して射出成形する射出成形型であって、
前記射出成形品の前記意匠面の端部がパーティングライン上に設定され、該パーティングラインに沿ったキャビティ面において、前記意匠面から内側へ偏倚して前記捨てリブ部が付設形成され、
前記捨てリブ部と前記キャビティとが接続する接続部における少なくとも前記意匠面側の一部または全部が湾曲形状に形成されたことを特徴とする。
また、本発明の射出成形品の製造方法は、射出成形品において意匠面とならない部位から突出形成される捨てリブに対応して、キャビティの所定の部位にて捨てリブ部が付設形成され、該捨てリブ部にゲートを介して射出成形する射出成形品の製造方法であって、
前記射出成形品の前記意匠面の端部がパーティングライン上に設定され、該パーティングラインに沿ったキャビティ面において、前記意匠面から内側へ偏倚して前記捨てリブ部が付設形成され、前記捨てリブ部と前記キャビティとが接続する接続部における少なくとも前記意匠面側の一部または全部が湾曲形状に形成された射出成形型を用いて射出成形することを特徴とする。
本発明によれば、射出成形品の外観品質を良好なものとすることができ、成形材料の制約を受けることがないため、様々な種類の商品性の高い射出成形品を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る射出成形型を示す図である。 本発明の実施の形態に係る射出成形型で成形される成形品を示す図である。 本発明の実施の形態に係る射出成形型に形成された捨てリブ部を示す図である。 本発明の実施例に係る寸法条件を説明するための図である。 成形品に発生するウェルドライン及びフローマークを説明する図である。 本発明に係る捨てリブ部の接続部の変形例を示す図である。 オーバーラップゲートを採用した成形型を示す図である。
以下、本発明による射出成形型及び射出成形品の製造方法の好適な実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態に係る射出成形型(以下、成形型)10を示す図であり、図2は成形型10で成形(製造)される成形品100を示す図である。
先ず、本実施の形態に係る成形型10の概略構成について説明する。図1に示すように成形型10は、金型11(可動側又は固定側)及び金型12(固定側又は可動側)からなり、パーティングライン13にて閉型することでキャビティ14を形成する。
ランナ15は、キャビティ14により形成される図2に示す成形品100の意匠面100a(図1、一点鎖線)から離隔し、且つパーティングライン13に沿って形成され、不図示のスプルーからの溶融樹脂をキャビティ14に流入する。より詳しくは、ランナ15からキャビティ14へ流入する溶融樹脂は、サブマリンゲート16及び捨てリブ部17を通ってキャビティ14に注入充填される。このように成形型10は、所謂サブマリンゲートを採用した金型構造となっており、金型12においてアンダーカット部12aが存在することになる。
本実施の形態において成形型10は、成形する成形品100として、オーディオのボリュームノブのような製品を想定しており、図1において点線で示す比較的薄肉の側壁100bを有する箱状或いは有底円筒状の成形品100を成形する(図2も参照のこと)。成形品100は、外表面を意匠面100aとしており、側壁100bの外表面も意匠面100aの一部に含まれる。この場合、意匠面100aはキャビティ14の断面視で略コ字状のキャビティ面14aにより形成されることになる。
そして成形品100においては、意匠面100aとならない部位から捨てリブ101(図1、拡大図)が突出形成され、この捨てリブ101に対応して成形型10のキャビティ14の所定の部位には捨てリブ部17が付設形成される。捨てリブ部17は、ウェルドラインの発生の回避を目的として形成されるものであり、サブマリンゲート16を介してランナ15と連通し、キャビティ14に溶融樹脂を注入充填する(換言すれば、ゲートとしての機能も有する)。なお、捨てリブ部17は金型12に切削等で形成されるものであり、捨てリブ部17により形成される捨てリブ101は、成形後にカットされることになる。
捨てリブ部17について詳しく説明する。本実施の形態では、成形品100の意匠面100aの端部Pがパーティングライン13上に設定されており、意匠面100aの端部Pを含む成形品100の側壁100bの下端の面がパーティングライン13に沿った平坦なキャビティ面14bにより形成される(図1、拡大図)。捨てリブ部17は、意匠面100aの端部Pから内側に向けて偏倚したキャビティ面14bの所定の位置、すなわち、意匠面100aの端部Pから距離(クリアランス)aだけ離間したキャビティ面14bの所定の位置に付設形成される。なお、クリアランスaは、意匠面100aから捨てリブ部17の意匠面100a側に指向する端部或いは端辺までの距離をいうものとする。
このように成形型10では、捨てリブ部17にサブマリンゲート16を介して溶融樹脂を注入充填する構造とすることで、成形品100において、捨てリブ101の全ての辺が意匠面100aの端部Pと重ならないようにしている。そして、このような構造により、樹脂のゲートとキャビティとが接続する接続部分の角部に起因して成形品の意匠面にウェルドラインが発生してしまうことを防止している。
ここで、本実施の形態において成形型10は、比較的薄肉の箱状或いは有底円筒状等の成形品100を成形することを想定している。この場合、捨てリブ部17を設けたとしても成形品100の側壁100bの肉厚や捨てリブ部17の厚みといった寸法条件の制約から、捨てリブ部17の意匠面100aからの距離であるクリアランスa(図1、拡大図参照)を十分に確保できない場合があり、また捨てリブ部17とキャビティ14とが接続する接続部分(以下、接続部)の面積を十分に確保できない場合ことがある。クリアランスaを十分に確保できない場合は、捨てリブ部17を設けたとしても、捨てリブ部17を起点としたウェルドライン(WL)が意匠面100aに発生してしまうことがあり、また、捨てリブ部17とキャビティ14との接続部の面積を十分に確保できない場合は、フローマーク(FM)やジェッティングといった外観が意匠面100aに発生してしまうことがある。なお、フローマークやジェティングは、ゲート(ここでは、捨てリブ部17とキャビティ14との接続部)の面積が小さい程生じやすくなるものであり、外観不良の一つである。
しかし、成形品100が薄肉である場合には、捨てリブ部17のクリアランスaを十分にとろうとすると、捨てリブ部17とキャビティ14とが接続する接続部の面積を十分に確保できなくなり、接続部の面積を十分に確保しようとするとクリアランスaを十分にとることができなくなるという、相容れない関係が生じる。そして、両者の両立ができない場合には成形品100の外観品質を保証できず、塗装を施す等の必要性が生じコストアップにつながることがある。
そこで、本発明による成形型10では、捨てリブ部17とキャビティ14とが接続する接続部の少なくとも意匠面100a側の一部または前部が湾曲形状に形成される。この実施形態では湾曲形状として、円弧状の角部(即ちR(アール)を付けた角部)を有し、接続部の少なくとも意匠面100a側の角部にRを付けることにより、クリアランスa及び接続部の面積を十分に確保できない場合であっても、外観品質を良好なものとするようにしている。なお、後述するように湾曲形状として円弧状角部だけでなく楕円形あるいは円形等を選択可能である。
図2において、図2(a)は成形品100の正面図を示し、図2(b)は底面図を示している。また、図3は、キャビティ14及び捨てリブ部17を示した斜視図である。
ここで、捨てリブ部17とキャビティ14との接続部とは、パーティングライン13に沿った両者の境界領域(厳密には境界面;パーティング面)とする。捨てリブ部17は図1等にも示されるように型開閉方向(図1では上下方向)に所定の長さを有するが、その長さ方向に関しては角部にRを付さず、つまり上述の境界領域限りのものとして接続部が構成されるものとする。
すなわち、成形品100では図2(b)に示すように捨てリブ101の意匠面100a側に位置する角部にはRが付され、即ち円弧状に形成されている(101b)。これに対応して捨てリブ部17では図3に示すように、キャビティ14との接続部分である接続部17aの意匠面100a側の角部にRをとっている(R部17b)。
このように成形型10では、捨てリブ部17のキャビティ14との接続部17aの意匠面100a側の角部を湾曲形状としてRをとり、R部17bを形成することにより成形品100の肉厚に起因してクリアランスaを十分に確保できない場合であっても、外観品質を保証するようにしている。すなわち、R部17bを形成することにより、成形材料の流れをスムーズなものとすることで、ウェルドラインの発生を回避し、成形品100の外観品質を保証するようにしている。
以上、本発明の実施の形態に係る成形型10では、捨てリブ部17のキャビティ14との接続部17aの意匠面100a側の角部を湾曲形状としてRをとり、R部17bを形成する。これにより成形品100の肉厚に起因してクリアランスaを十分に確保できない場合であっても、R部17bにより成形材料の流れをスムーズなものとすることで、ウェルドラインの発生を確実に回避するようにしている。
そして本実施の形態に係る成形型10は、特に、成形品100の形状に起因して、クリアランスaの確保のために捨てリブ部17の厚みbを薄くすると捨てリブ部17のキャビティ14との接続部17aの面積が十分に確保できなくなってしまう場合に、有効に用いることができる。つまり、R部17bを形成することで、捨てリブ部17の厚みを薄くしてクリアラインaを確保することを必要とせずにウェルドラインの発生を回避できるため、接続部17aにおける面積を十分に確保でき、フローマークやジェッティングの発生も併せて回避することできる。
また、本実施の形態に係る成形型10では、サブマリンゲート16に充填された成形材料が型開き時に自動でカットされるため、カットの工程は捨てリブ101のみとなり、オーバーラップゲートを採用した場合に比べて、カットの工程数が増加することもない。そのため外観品質の向上を図りながらも、実質的にコスト削減も実現することができる。
また、本実施の形態に係る成形型10は外観品質の保証を構造面から解消するものであるため、量産化が困難であったアルミ粉やマイカ粉等の光輝材を添加したメタリック感の高い樹脂材料に適用することができ、光輝材の形状、粒子径、添加量を制約されることもないため、様々な種類の商品性の高い成形品を提供することができる。また、本実施の形態に係る成形型10では、無塗装化が可能であるため、コストダウン効果を得ることができるとともに、VOCの削減による環境への貢献も大きい。
以下、本発明の実施例を比較例とともに説明する。本実施例及び比較例では、側壁の肉厚(板厚)が2.0mmである箱状或いは有底円筒状のオーディオのボリュームノブを成形した。実施例では、捨てリブ部17を設け、捨てリブ部17とボリュームノブを形成するためのキャビティ14とが接続する接続部17aの角部にRをとった本発明に係る成形型を用いた。一方、比較例では、捨てリブ部を設け、捨てリブ部とキャビティとの接続部の角部を湾曲形状としない、換言すれば接続部を矩形としたサブマリンゲートの成形型を用いた。
また本実施例及び比較例における成形材料としてはAES樹脂を選定し、平均粒子径が5μmのアルミ粉を2.0重量パーセント添加したものを用いた。なお、一般的なアルミ粉の平均粒子径は5μm〜90μmであり、粒子径が小さいほどメタリック感が得られ、意匠性が高くなるが、ウェルドラインやフローマーク等の外観が発生した易いという特徴がある。
<比較例>
先ず、比較例について説明する。上述したように、比較例では、捨てリブ部を設け、捨てリブ部のキャビティとの接続部の角部を湾曲形状としない、換言すれば接続部を矩形としたサブマリンゲートの成形型を用いた。図4(a)に比較例に係る成形型の捨てリブ部或いはボリュームノブに形成される捨てリブの形状を示す。図4(a)に示すように比較例に係る成形型では、捨てリブ部のキャビティとの接続部が矩形である。比較例では、このような成形型において、成形品(側壁)の肉厚tを2.0mm、捨てリブ部(接続部)の幅cを5.0mmとし、クリアランスa及び捨てリブ部(接続部)の厚みbの寸法を変更して、ボリュームノブを成形し、外観の状態を観察した。なお、ここで成形したボリュームノブにおいては、「成形品の肉厚t=クリアランスa+捨てリブ部の厚みb」の関係にある。各種条件に対する外観の状態の関係を表1に示す。なお、この場合、捨てリブ部の幅cを5.0mmとして一定とするのは、大量生産時にゲートカットを問題なくできるようにするためであり、5.00mmを上限値として設定している。
Figure 2011005743
表1に示すようにクリアランスaが小さい場合(a=0.2〜0.8mm)には、ウェルドラインが発生してしまうことが分かり、ウェルドラインの発生を回避するためには、クリアランスaを少なくとも1.00mm以上にする必要があると分かった。
しかし、クリアランスaを0.4mm以上にすると、フローマーク(FM、図5(b)参照)と呼ばれる外観が発生し、一方、クリアランスaを0.2mmとした場合には、ウェルドライン(図5(a))は発生するが、フローマークは発生しないことが分かった。これは、ボリュームノブの肉厚が薄肉であるという条件下では、クリアランスaを大きくとると、換言すれば、捨てリブ部17の厚みを薄くすると、捨てリブ部17のキャビティとの接続部の面積が減少し、成形材料の流動がスムーズにならなくなるためと考えられる。すなわち、クリアランスaを0.2mmとした場合の結果から考えると、フローマークの発生を回避するためには、接続部の面積を少なくとも8.0mm2よりも大きく、好ましくは9.0mm2以上にする必要があると分かった。なお、図5においては、捨てリブ部によって形成される捨てリブを101’として示した。
<本発明の実施例>
比較例においてフローマークの発生を回避する手段として捨てリブのキャビティとの接続部の面積を大きくすることが考えられるが、捨てリブ部cの幅を大きくすると、ゲートカットが困難となり、大量生産を考慮すると現実的ではない。そこで、本発明の実施例では、フローマークやジェッティングの発生を回避するために捨てリブ部17の接続部17aの面積を確保し、且つゲートカットの問題を考慮しつつ、捨てリブ部17のキャビティ14との接続部17aの角部にRをとるようにした。詳しくは、接続部17aの基本的な形状は矩形であるが、この矩形のボリュームノブの意匠面側の角部にRがとられるように金型12において捨てリブ部17を加工した。
図4(b)に、実施例に係る成形型の捨てリブ部17或いはボリュームノブに形成される捨てリブの形状を示す。実施例では、成形型において、図4(b)に示すクリアランスaを0.2mm、捨てリブ部17或いは接続部17aの厚みbを1.8mm、幅cを5mmとして、接続部17aの面積を9.00mm2確保してフローマークの発生を回避しつつ、接続部17aの角部にR部17bを形成した。そして、Rの値を変化させて最適なものを選択するようにした。表2にRの値とウェルドラインの発生の関係を示す。なお、ここで成形したボリュームノブにおいては、「成形品の肉厚t=クリアランスa+捨てリブ部17の厚みb」、の関係にあることは比較例と同様であり、捨てリブ部17の幅cを5.0mmとして一定とするのも、大量生産時にゲートカットを問題なくできるようにするためであり、比較例と同様である。
Figure 2011005743
表2に示すように、本実施例の寸法条件においては、R=0.5とすることでウェルドラインの発生を回避することができるという結果が得られた。これにより、クリアランスaが0.2mmしか確保できない状況であっても、R≧0.5とすることで、ウェルドラインの発生を回避できることが確認できた。
また、比較例の結果では、クリアランスaが1.0mm以上である場合にはウェルドラインの発生がないことから、クリアランスaが0.2mm以上である場合に、R≧0.5とすればウェルドラインの発生は確実に回避できるものと考えられ、本発明はクリアランスaを1.00mm未満でしか設定できない状況において有効であると確認できた。
また、実施例では、捨てリブ部17の接続部17aを9.00mm2確保しつつ、R部17bを形成したことによりウェルドラインの発生を回避したため、フローマークの発生の回避とウェルドラインの発生の回避を両立させることできたことを確認できた。これにより、本発明は、クリアランスaの確保と捨てリブ部17の接続部17aの面積の確保とが相容れない関係にある場合に、特に有効に用いることができると確認できた。更には、接続部17aの面積を9.00mm2とした場合の接続部17aの幅cを5.00mmとすることで、ゲートカットについても問題がないものとすることもできた。
以上で本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明は上述した実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば、成形品100の形態等は図示した例に限られず、その他の形状等に対しても本発明は有効に適用可能であり、上述の実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。具体的には、実施例では成形品100がオーディオのボリュームノブである例を説明したが、例えば車室内のヒーターコントロールノブ等の成形品であって側壁の板厚を確保し難い部品において、本発明は特に有効に適用できる。
また、本実施の形態では、成形品100の意匠面100aが外表面である例を説明したが、意匠面100aが側壁の両面となるような成形品においても本発明を有効に適用できる。例えば、捨てリブ部17から側壁の両面までのクリアランスをそれぞれ1mm以上とることができない場合には、捨てリブ部17のキャビティ14との接続部17aの角部全てを湾曲形状として、R≧0.5とすれば、側壁の意匠面においてウェルドラインの発生を回避することができる。
さらに、捨てリブ部17の接続部17aの湾曲形状として、意匠面100a側の一部において円弧状角部(R部17a)を有する例を説明した。この湾曲形状として円弧状角部の他、例えば楕円形あるいは円形等を選択可能である。即ち、図6(a)あるいは(b)に示されるように接続部17aの意匠面100a側の全部が半楕円形あるいは半円形に形成される。さらに、図6(c)に示したように円形であってもよい。
また、本実施の形態では、サブマリンゲートを採用したが、所謂ノーズゲートを採用し、ノーズゲートから捨てリブ部17に対して溶融樹脂を注入するようにしても構わない。
10 成形型
11,12 金型
13 パーティングライン
14 キャビティ
14a,14b キャビティ面
15 ランナ
16 サブマリンゲート
17 捨てリブ部
17a 接続部
17b R部
100 成形品
100a 意匠面
100b 側壁
101 捨てリブ

Claims (10)

  1. 射出成形品において意匠面とならない部位から突出形成される捨てリブに対応して、キャビティの所定の部位にて捨てリブ部が付設形成され、該捨てリブ部にゲートを介して射出成形する射出成形型であって、
    前記射出成形品の前記意匠面の端部がパーティングライン上に設定され、該パーティングラインに沿ったキャビティ面において、前記意匠面から内側へ偏倚して前記捨てリブ部が付設形成され、
    前記捨てリブ部と前記キャビティとが接続する接続部における少なくとも前記意匠面側の一部または全部が湾曲形状に形成されたことを特徴とする射出成形型。
  2. 前記捨てリブ部が前記意匠面から内側へ1.0mm未満偏倚して形成されることを特徴とする請求項1に記載の射出成形型。
  3. 前記湾曲形状としてR≧0.5に形成された円弧状角部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の射出成形型。
  4. 前記射出成形品は前記意匠面を含む側壁を有し、前記パーティングライン上に沿ったキャビティ面において前記側壁の下端が設定されるとともに前記接続部が構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の射出成形型。
  5. 前記ゲートは、サブマリンゲートまたはノーズゲートであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の射出成形型。
  6. 射出成形品において意匠面とならない部位から突出形成される捨てリブに対応して、キャビティの所定の部位にて捨てリブ部が付設形成され、該捨てリブ部にゲートを介して射出成形する射出成形品の製造方法であって、
    前記射出成形品の前記意匠面の端部がパーティングライン上に設定され、該パーティングラインに沿ったキャビティ面において、前記意匠面から内側へ偏倚して前記捨てリブ部が付設形成され、前記捨てリブ部と前記キャビティとが接続する接続部における少なくとも前記意匠面側の一部または全部が湾曲形状に形成された射出成形型を用いて射出成形することを特徴とする射出成形品の製造方法。
  7. 前記捨てリブ部が前記意匠面から内側へ1.0mm未満偏倚して形成される前記射出成形型を用いることを特徴とする請求項6に記載の射出成形品の製造方法。
  8. 前記湾曲形状としてR≧0.5に形成された円弧状角部を有する前記射出成形型を用いることを特徴とする請求項6または7に記載の射出成形品の製造方法。
  9. 前記射出成形品は前記意匠面を含む側壁を有し、前記パーティングライン上に沿ったキャビティ面において前記側壁の下端が設定されるとともに前記接続部が構成される前記射出成形型を用いることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の射出成形品の製造方法。
  10. 前記ゲートは、サブマリンゲートまたはノーズゲートである前記射出成形型を用いることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の射出成形品の製造方法。
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