JP2014065266A - 射出成形品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェルドラインの発生を抑制することができる射出成形品の製造方法を提供する。
【解決手段】溶融樹脂10をキャビティ1に射出充填する際に前記溶融樹脂10の会合が発生する射出成形品の製造方法に関する。前記溶融樹脂10の会合が発生する前記キャビティ1の会合部7に圧縮されたガスを抜くための溜り部5を連設する。この溜り部5に前記キャビティ1内のガスを流入させて前記キャビティ1に前記溶融樹脂10を射出する。
【選択図】図1
【解決手段】溶融樹脂10をキャビティ1に射出充填する際に前記溶融樹脂10の会合が発生する射出成形品の製造方法に関する。前記溶融樹脂10の会合が発生する前記キャビティ1の会合部7に圧縮されたガスを抜くための溜り部5を連設する。この溜り部5に前記キャビティ1内のガスを流入させて前記キャビティ1に前記溶融樹脂10を射出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動車部品等に用いられる射出成形品及びその製造方法に関するものである。
従来より、射出成形品を製造するにあたっては、射出成形用金型のキャビティに溶融樹脂を射出充填するようにしているが、射出成形品に生じるウェルドラインが外観や強度の低下の点で問題となっている。特に、開口部を有する射出成形品ではウェルドラインが生じやすいため、大きな問題となっている。
そこで、ウェルドラインの発生を抑制するために、各種の方法が提案されている。例えば、特許文献1では、リング状キャビティと連設する樹脂溜まりを設けるようにしたものであり、リング状キャビティに射出された溶融樹脂の一部を樹脂溜まりに充填するようにしている。
しかし、上記特許文献の方法よりも、さらにウェルドラインの発生を抑制することが望まれている。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ウェルドラインの発生を抑制することができる射出成形品及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る射出成形品の製造方法は、溶融樹脂をキャビティに射出充填する際に前記溶融樹脂の会合が発生する射出成形品の製造方法であって、前記溶融樹脂の会合が発生する前記キャビティの会合部に圧縮されたガスを抜くための溜り部を連設し、この溜り部に前記キャビティ内のガスを流入させて前記キャビティに前記溶融樹脂を射出することを特徴とするものである。
本発明にあっては、前記溜り部と別に、樹脂溜り部を前記会合部の近傍に設け、前記キャビティ内の溶融樹脂を前記樹脂溜り部に充填しながら前記キャビティに前記溶融樹脂を射出することが好ましい。
本発明にあっては、複数の前記樹脂溜り部を備えることが好ましい。
本発明にあっては、ガスを抜くための前記溜り部がさらに前記会合部以外の箇所でも前記キャビティと連設していることが好ましい。
本発明に係る射出成形品は、前記製造方法で製造されることを特徴とするものである。
本発明にあっては、溶融樹脂が会合部で会合する際に、キャビティ内のガスを会合部から溜り部に流入させることができ、会合する溶融樹脂にガスによる影響をなくすことでウェルドラインの発生を抑制することができるものである。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明の射出成形品の製造方法は、ウェルドラインが発生しやすい射出成形品を製造する際に用いることができる。ウェルドラインは射出成形用の金型のキャビティ内を流れる二つ以上の溶融樹脂の流れが会合(合流)する部分で生じるため、例えば、開口部を有する射出成形品を製造する際に、本発明を好適に用いることができる。成形材料である溶融樹脂としては、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を例示することができるが、これに限定されるものではない。さらに、光沢材を含有する溶融樹脂は、二つ以上の流れが会合すると光沢材の配向(配列)が乱雑になるために、ウェルドラインが目立ちやすくなる。従って、光沢材を含有する溶融樹脂を射出成形する際にも本発明を好適に用いることができる。尚、光沢材はアルミニウム粉末、パールマイカ(雲母)などであって、このような光沢材を含有する射出成形品はメタリック調を呈する。このような射出成形品は金属部品の代替品などとして用いることができる。
図1(a)に本発明で用いる射出成形用の金型Mのパーティング面Pの一例を示し、図1(b)にこの金型Mで成形された射出成形品Fの一例を示す。
本発明で用いる金型Mは可動側型と固定側型とを備えて形成することができ、例えば、固定側型Cのパーティング面Pを図1(a)のように形成することができる。パーティング面Pには凹溝状のキャビティ1が形成されている。キャビティ1は略環状であって、正面視で略円形に形成されている。また、パーティング面Pには凹溝状のランナー部2が形成されている。ランナー部2はキャビティ1の外側に設けられている。ランナー部2の一端はゲート部3を介してキャビティ1の外周部に連設されている。ランナー部2の他端はスプル部4に連設されている。
また、パーティング面Pには溜り部5が凹状に形成されている。この溜り部5は、溶融樹脂をキャビティに射出充填する際にキャビティ内のガスを流入させてガス抜きするための空間である。以下、この溜り部5を「ガス抜き溜り部5」という。ガス抜き溜り部5はゲート部3のほぼ反対側においてキャビティ1の外側に設けられている。ガス抜き溜り部5にはガス流路5aが設けられており、このガス流路5aの先端はキャビティ1の外周部に連設されている。ここで、ガス抜き溜り部5のガス流路5aはキャビティ1の会合部7の位置に連設されており、会合部7とガス流路5の開口とが対向する位置に形成されている。会合部7はキャビティ1内の二つの溶融樹脂の流れが会合(合流)する箇所である。すなわち、ゲート部3からキャビティ1に射出された溶融樹脂は、ゲート部3から一方向(例えば、時計回り)と他方向(例えば、反時計回り)とに向かう二つの溶融樹脂の流れに分離されてキャビティ1に充填されていく。二つの溶融樹脂の流れは、キャビティ1が略環状に形成されているために、再びキャビティ1内で会合する。このように複数に分離された溶融樹脂の流れが再び会合する箇所をキャビティ1の会合部7として形成している。
また、パーティング面Pには樹脂溜り部8が凹状に形成されている。この樹脂溜り部8は、溶融樹脂をキャビティに射出充填する際にキャビティ内の溶融樹脂を流入させるための空間である。樹脂溜り部8はゲート部3のほぼ反対側でガス抜き溜り部5の近傍においてキャビティ1の内側に設けられている。樹脂溜り部8には樹脂流路8aが設けられており、この樹脂流路8aの先端は会合部7の近傍においてキャビティ1の内周部に連設されている。樹脂溜り部8はガス抜き溜り部5よりも容量が大きいことが好ましく、これにより、ガス抜き溜り部5よりも樹脂溜り部8に溶融樹脂が流入しやすくなる。樹脂溜り部8の容量はガス抜き溜り部5の容量よりも2〜5倍にするのが好ましいが、これに限定されるものではない。また、樹脂溜り部8はゲート部3よりもガス抜き溜り部5に近い位置に設ければよいが、樹脂流路8aとガス流路5aとが、例えば、2〜50mmの間隔で形成されることが好ましい。
そして、上記のような金型Mを用いて射出成形を行うにあたっては、次のようにして行う。まず、可動側型と固定側型Cのパーティング面Pとを合わせて金型Mを型締めする。次に、射出成形機から溶融樹脂10を金型Mのスプル部4に射出する。尚、このとき、金型Mは加熱等されて、溶融樹脂10が硬化しない温度に調整されているのが好ましい。次に、射出された溶融樹脂10はスプル部4からランナー部2を流通し、ゲート部3を通じてキャビティ1に流入する。次に、図2(a)に示すように、キャビティ1に流入した溶融樹脂10は上記のような二つの流れとなってキャビティ1に充填されていく。そして、図2(b)に示すように、二つの溶融樹脂10の流れの先頭部分10aが会合部7に向かって流れていくが、このとき、キャビティ1内の圧縮されたガスが会合部7からガス流路5aを通じてガス抜き溜り部5に流入していく(ガスの流れを矢印gで示す)。このようにキャビティ1内のガスがガス抜き溜り部5に流入しながら溶融樹脂10がキャビティ1に充填されていくので、ガスが会合部7に圧縮された状態で留まることがなく、二つの溶融樹脂10の流れの先頭部分10a同士がスムーズに会合することになる。尚、キャビティ1内のガスは金型Mが設置されている雰囲気によって決まるものであり、通常は空気である。また、キャビティ1内のガスはその一部がガス抜き溜り部5に流入するが、他の一部は金型Mのパーティングラインから排出されるものである。また、ガス抜き溜り部5に流入したガスも金型Mのパーティングラインから排出されたり、そのままガス抜き溜り部5に留まったりする場合がある。
上記のように二つの溶融樹脂10の流れが会合した後、図2(d)及び(e)に示すように、キャビティ1内の溶融樹脂10はガス流路5aと通じてガス抜き溜り部5に流入していく。また、これとほぼ同時に、樹脂溜り部8にもキャビティ1内の溶融樹脂10が樹脂流路8aと通じて流入していく。そして、ガス抜き溜り部5は樹脂溜り部8よりも容量が小さいため、樹脂溜り部8よりも先に溶融樹脂10の充填が完了する。従って、ガス抜き溜り部5に溶融樹脂10が充填された後、キャビティ1内の溶融樹脂10は、図2(f)の矢印jのように、樹脂溜り部8の方に向かって流れることになり、この結果、二つの溶融樹脂10の流れの先頭同士が会合した部分が、会合部7よりも樹脂溜り部8側に移動することになる。このように溶融樹脂10の流れの会合部分が会合部7から移動することにより、二つの溶融樹脂10の流れの混合度合いが高まって溶融樹脂10内の光沢材の配向が整い、ウェルドラインが生じにくくなるものである。
そして、図2(g)に示すように、樹脂溜り部8にまで溶融樹脂10の充填が完了した後、保圧すると共に溶融樹脂10が硬化又は固化する温度にまで金型Mの温度を調整する。この後、型開きをして脱型することにより、図1(b)に示すような射出成形品Fを得ることができる。この射出成形品Fからキャビティ1内で成形された部分以外の不要部分を切除すると、開口部11を有するリング状の製品を得ることができる。すなわち、スプル部4とランナー部2とで成形された不要部分D1はゲート部3の箇所で切除し、ガス抜き溜り部5で成形された不要部分D2はガス流路5aの先端の箇所で切除し、樹脂溜り部8で成形された不要部分D3は樹脂流路8aの先端の箇所で切除する。
そして、本発明の射出成形品の製造方法では、キャビティ1内の圧縮されたガスをガス抜き溜り部5へと流通させて逃がしながらキャビティ1内に溶融樹脂10を射出して充填していくため、キャビティ1のガス抜きを行うことができて射出成形品Fにウェルドラインが発生しにくくなるものである。すなわち、図8に示すように、ガス抜き溜り部が存在しない金型Mを用いて溶融樹脂10をキャビティ1に射出すると、図9(a)に示すように、二つの溶融樹脂10の流れの先頭同士が会合部7に向かって流れていくが、このとき、キャビティ1内の圧縮されたガスが会合部7から逃げにくいものである。従って、図9(b)に示すように、二つの溶融樹脂10の流れの先頭部分10a同士が会合してもガスが残留する可能性もあり、スムーズに会合しにくい。さらに、図9(c)の溶融樹脂10の充填完了時から図9(d)の保圧中に至るまで、キャビティ1内の溶融樹脂10は、ほとんど移動しない。従って、射出成形品Fには、図10(a)に示すように、会合部7において目立ったウェルドラインWが発生したり、図10(b)に示すように、会合部7において空隙(未充填部)Sが発生したりすることがあった。
一方、本発明では、キャビティ1内の圧縮されたガスがガス抜き溜り部5に流入してガス抜きしながら溶融樹脂10がキャビティ1に充填されていくので、ガスが会合部7に圧縮された状態で留まることがなく、二つの溶融樹脂10の流れの先頭同士がスムーズに会合することになり、会合する溶融樹脂10にガスによる影響(例えば、溶融樹脂10へのガスの混入や残留)をほとんど無くすことができてウェルドラインの発生を抑制することができる。
図3(a)に本発明で用いる金型Mの他例を示す。この金型Mは図1(a)のものに対して、ガス抜き溜り部5と樹脂溜り部8の位置が逆になっている。すなわち、ガス抜き溜り部5はキャビティ1の内側に設けられており、上記と同様にガス流路5aの先端は会合部7の位置においてキャビティ1の内周部に連設されている。樹脂溜り部8はキャビティ1の外側に設けられており、樹脂流路8aの先端は会合部7の近傍位置においてキャビティ1の外周部に連設されている。その他の構成は図1(a)のものと同様である。図3(b)に図3(a)の金型Mで成形された射出成形品Fを示す。この射出成形品Fにも図1(b)のものと同様に、ウェルドラインの発生を抑制することができる。特に、図3(a)に示す金型Mは図1(a)のものに対して、射出圧力が加わり難いキャビティ1の内側にガス抜き溜り部5を設け、射出圧力が加わり易いキャビティ1の外側に容量の大きい樹脂溜り部8を設けることにより、ウェルドラインの発生を抑制しやすいものと考えられる。
図4(a)に本発明で用いる金型Mの他例を示す。この金型Mは図3(a)のものに対して、さらに別の樹脂溜り部12を設けたものである。すなわち、金型Mには、キャビティ1の外側に設けられた第一の樹脂溜り部8と、キャビティ1の内側に設けられた第二の樹脂溜り部12とが設けられている。第一の樹脂溜り部8の樹脂流路8aの先端は会合部7の近傍位置においてキャビティ1の外周部に連設されている。第二の樹脂溜り部12の樹脂流路12aの先端はキャビティ1の内周部に連設されている。第二の樹脂溜り部12の樹脂流路12aは第一の樹脂溜り部8の樹脂流路8aよりも会合部7から離れた位置でキャビティ1に連設されている。その他の構成は図1(a)のものと同様である。図4(b)に図4(a)の金型Mで成形された射出成形品Fを示す。この射出成形品Fにも図1(b)のものと同様に、ウェルドラインの発生を抑制することができる。しかも、図1(a)の場合よりも、第二の樹脂溜り部12の分だけ溶融樹脂10の流入する容量が大きくなる。従って、ガス抜き溜り部5に溶融樹脂10が充填された後、キャビティ1内の溶融樹脂10は、第一の樹脂溜り部8と第二の樹脂溜り部12の両方に向かって流れて充填されることになり、二つの溶融樹脂10の流れの先頭部分10a同士が会合した部分が、図2(f)の場合よりも大きく会合部7から樹脂溜り部8、12側に移動することになる。よって、溶融樹脂10の流れの会合部分が会合部7から大きく移動することにより、二つの溶融樹脂10の流れの混合度合いが高まって溶融樹脂10内の光沢材の配向が整い、ウェルドラインがさらに生じにくくなるものである。
図5(a)に本発明で用いる金型Mの他例を示す。この金型Mは複数(二個)のガス流路5a、5bを有するものであり、その他の構成は図3(a)のものと同様である。一つのガス流路5aは上記と同様に、その先端が会合部7においてキャビティ1の内周部に連設されている。もう一つのガス流路5bは、会合部7と樹脂流路8aの先端の連設部分との間において、キャビティ1の内周部に連設されている。図5(b)に図5(a)の金型Mで成形された射出成形品Fを示す。
図6(a)に本発明で用いる金型Mの他例を示す。この金型Mは複数(三個)のガス流路5a、5b、5cを有するものであり、その他の構成は図3(a)のものと同様である。一つのガス流路5aは上記と同様に、その先端が会合部7においてキャビティ1の内周部に連設されている。もう一つのガス流路5bは、会合部7と樹脂流路8aの先端の連設部分との間において、キャビティ1の内周部に連設されている。さらにもう一つのガス流路5cは、真中のガス流路5aを挟んでガス流路5bと反対側の位置において、キャビティ1の内周部に連設されている。図6(b)に図6(a)の金型Mで成形された射出成形品Fを示す。
図5(a)や図6(a)に示す金型Mでは、図1(a)のものに比べて、ガス流路の個数が多いために、ガス抜き溜り部5にガスが流入しやすくなる。従って、会合部7にガスが溜まりにくくなって、射出成形品Fにウェルドラインがさらに生じにくくなるものである。
本発明は、各種の形状を有する射出成形品Fの製造に適用することができ、例えば、図7(b)に示すような、複数個の開口部11を有する射出成形品Fでもウェルドラインの発生を抑制することができる。この場合、金型Mには、図7(a)に示すように、複数の会合部7が発生するために、各会合部7に対応する位置にガス抜き溜り部5を連設することができる。また、ガス抜き溜り部5は射出圧力が加わり難いキャビティ1の内側に設けるのが好ましい。
F 射出成形品
1 キャビティ
5 溜り部
7 会合部
8 樹脂溜り部
10 溶融樹脂
1 キャビティ
5 溜り部
7 会合部
8 樹脂溜り部
10 溶融樹脂
Claims (5)
- 溶融樹脂をキャビティに射出充填する際に前記溶融樹脂の会合が発生する射出成形品の製造方法であって、前記溶融樹脂の会合が発生する前記キャビティの会合部に圧縮されたガスを抜くための溜り部を連設し、この溜り部に前記キャビティ内のガスを流入させて前記キャビティに前記溶融樹脂を射出することを特徴とする射出成形品の製造方法。
- 前記溜り部とは別に、樹脂溜り部を前記会合部の近傍に設け、前記キャビティ内の溶融樹脂を前記樹脂溜り部に充填しながら前記キャビティに前記溶融樹脂を射出することを特徴とする請求項1に記載の射出成形品の製造方法。
- 複数の前記樹脂溜り部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形品の製造方法。
- ガスを抜くための前記溜り部がさらに前記会合部以外の箇所でも前記キャビティと連設していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の射出成形品の製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製造方法で製造されることを特徴とする射出成形品。
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JP2012213773A JP2014065266A (ja) | 2012-09-27 | 2012-09-27 | 射出成形品及びその製造方法 |
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2012
- 2012-09-27 JP JP2012213773A patent/JP2014065266A/ja active Pending
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