JP2011004501A - 回転電機 - Google Patents

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利夫 石川
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Abstract

【課題】冷却ファンで発生させた冷却風の排出方向とディフューザの傾きとが直行する構造となっているため、ディフューザにより通風抵抗が大きくなってしまい、冷却風がブラケット外周部の円周方向に設けられている排気口から効率良く外部に排出されず、電機子巻線を十分に冷却することができない。
【解決手段】端面に冷却ファンを固定した回転子と、回転子と回転空隙をもって対向して設けられ電機子巻線を有する固定子と、回転子及び固定子を支持するためのブラケットと、ブラケットの側壁部に設けられた複数の吸気口と、ブラケットの外周部の円周方向に配列された複数の排気口とを備え、ブラケットの角部内壁面に回転子の回転方向とは反対の傾きとなるディフューザが円周方向に複数個配列される回転電機。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冷却ファンを内蔵した回転電機に関する。
回転電機は小型・高出力化の需要により、ファン内蔵型の需要が増加しているが、従来の回転電機の構造では自己発熱によって増加した温度上昇分を補うことができなかった。
そこで、固定子を構成するフレーム(ブラケット)の角部内壁面に複数の整流ガイド(以下、ディフューザ)を施す技術がある(特許文献1参照)。
特許文献1の図1及び図2には、複数の整流ガイドの隣接する2つの整流ガイドの各々を、等ピッチを隔てて配列し、且つシャフト2の半径方向に対して所定の傾斜角度だけ冷却ファンの回転方向に傾けることにより、冷却風の整流効果を向上させることが記載されている。
特開平9−172752号公報(第6頁〔0041〕〜〔0046〕、図1,図2)
特許文献1によれば、ディフューザの傾きは、回転子の回転方向と同じ傾きとなっている。即ち、冷却ファンで発生させた冷却風の外部への排出方向とディフューザの傾きは直行する構造となっているため、ディフューザにより通風抵抗が大きくなってしまい、冷却風はフロントブラケット及びリアブラケットの外周部の円周方向に設けられている複数の排気口から効率良く外部に排出されず、電機子巻線を十分に冷却することができない、という課題がある。
そこで、本発明の目的は、冷却ファンを内蔵して電機子巻線の冷却性を向上させた回転電機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の望ましい様態の一つは次の通りである。
当該回転電機は、端面に冷却ファンを固定した回転子と、回転子と回転空隙をもって対向して設けられ電機子巻線を有する固定子と、回転子及び固定子を支持するためのブラケットと、ブラケットの側壁部に設けられた複数の吸気口と、ブラケットの外周部の円周方向に配列された複数の排気口とを備え、ブラケットの角部内壁面に回転子の回転方向とは反対の傾きとなるディフューザが円周方向に複数個配列される。
本発明によれば、冷却ファンを内蔵して電機子巻線の冷却性を向上させた回転電機を提供することができる。
車両用交流発電機の縦断面図。 フロントブラケットの裏面図(反プーリ側から見た図)。 リアブラケットの裏面図(プーリ側から見た図)。 車両用交流発電機の縦断面図。 車両用交流発電機の要部左側面図(プーリ側から見た図)。 車両用交流発電機の要部右側面図(反プーリ側から見た図)。
以下、本実施例を図1〜図6に基づいて説明する。
図1に示すように、フロントブラケット1及びリアブラケット2は、内部に収容空間を有する有底筒状、つまり、椀形状を呈している。また、フロントブラケット1及びリアブラケット2には、各々、固定穴が開口する固定部3,4が径方向外周側に突出して一体に設けられており、これらの固定部3,4がボルト(図示せず)によって車両に取り付けられる。また、フロントブラケット1及びリアブラケット2は、アルミニウム合金によって成形されており、成形方法としてはダイキャストが用いられる。
リアブラケット2の軸方向端には、各々のブラケットよりも薄肉のリアカバー5が取り付けられており、このリアカバー5は、各々のブラケット同様、内部に収容空間を有する有底筒状、つまり、椀形状を呈している。このリアカバー5にも空気が流通するための吸気口5aが内周側や外周側に複数開口している。また、リアカバー5の外周側には、バッテリーに接続されるターミナル6が取り付けられている。尚、リアカバー5は、樹脂製、もしくは、アルミニウム合金製である。
フロントブラケット1及びリアブラケット2の軸方向外端部における径方向略中心位置には、各々、軸受けとしてのボールベアリング7a,7bが取り付けられているが、フロントブラケット1に取り付けられるボールベアリング7aは、リアブラケット2に取り付けられるボールベアリング7bよりも直径の大きなものが用いられている。
これらのボールベアリング7a,7bの内輪には、シャフト8が挿通され、このシャフト8はフロントブラケット1及びリアブラケット2に対して相対回転自在に支持されている。
また、シャフト8のフロントブラケット1側端には、回転伝達部材としてのプーリ9がボルトによって一体回転するように固定されており、このプーリ9には、図外のエンジンの回転が伝達されるクランクプーリから無端伝達帯としてのベルトによって回転が伝達される。このためシャフト8は、エンジンの回転数とプーリ9とクランクプーリのプーリ比に比例して回転する。
更にシャフト8のリアブラケット2側の端部には、シャフト8と一体に回転するよう2つのスリップリング10が取り付けられており、各々のスリップリング10に押し付けられた状態で摺動する2つのブラシ11を介して電力が供給されるようになっている。
シャフト8の回転軸方向の略中央部には、磁性材料にて成形されたフロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rがシャフト8と一体に回転するよう別々にセレーション結合されており、また、フロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rは、軸方向に向かい合って当接した状態で軸方向の移動が規制されるべく、各々の回転子部材12F,12Rの外側端をシャフト8に形成した環状溝8a,8b内に塑性流動させている。このようにシャフト8に固定されたフロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rによって回転子12が構成される。
この回転子12の回転軸方向における両端面には、外周側に複数の羽根を有する板状のフロントファン13F,リアファン13Rが取り付けられており、回転子12と一体的に回転する。
フロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rは、内周側に位置する軸部12aと、外周側に位置する径方向断面がL字形状の複数の回転子爪磁極12bとからなり、両回転子部材12F,12Rの軸部12aの軸方向端部同士が向かい合って当接することでランデル型鉄心が構成される。軸部12a外周と回転子爪磁極12b内周間には、界磁巻線14が回転軸周りに巻装され、この界磁巻線14の両端は、シャフト8に沿って延出して前述のスリップリング10に各々接続されている。11はブラシであり、前述のスリップリング10を経由して、界磁電流を供給する。尚、界磁巻線14に供給される電流は、車両のバッテリー電圧より発電電圧が高くなったときに発電を開始するように、バッテリーの状態に応じて制御されるが、発電電圧を調整するための電圧制御回路としてのICレギュレータ(図示せず)はリアカバー5の内部に配置された後述する整流回路15に内蔵され、ターミナル6の端子電圧が常に一定電圧となるように制御している。
また、フロントブラケット1とリアブラケット2との間に固定子17は挟み込まれるように固定され、固定子17は、内周が回転子12の回転子爪磁極12bの外周とわずかな隙間を介して対向するようになる。
また、固定子17は磁性材料からなる固定子鉄心17aと、固定子鉄心17aに沿って巻回された電機子巻線17bとによって構成されており、各々の相における電機子巻線17bは、リアカバー5内に取り付けられた整流回路15に接続されている。更に、この整流回路15は、ターミナル6を介してバッテリーと接続している。
尚、整流回路15は、複数のダイオードで構成されており、これらのダイオードに関しては、独立した3相コイルを構成しているため6個のダイオードで全波整流する構成となっている。
次に回転子12の詳細について説明する。図1に示すように回転子12を構成するフロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rは、軸部12aの軸方向外側端から径方向断面L字形状の回転子爪磁極12bが周方向に複数、具体的には6個ずつ設けられており、フロント側回転子部材12Fとリヤ側回転子部材12Rから延びる各々の回転子爪磁極12bが周方向に交互に配置されるので、回転子爪磁極12bを全て合わせると12の回転子爪磁極12bから構成されている。つまり、本実施例における回転子12の磁極数は、12極となる。
このように形成されたフロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rは、間に界磁巻線14を配置して、各々の回転子爪磁極12bが周方向に交互に位置するように軸部12a端同士が当接した状態でシャフト8に固定される。
また、フロント側回転子部材12F,リヤ側回転子部材12Rの軸方向外側端には、各々、冷却ファンとしてフロントファン13Fとリアファン13Rとが溶接等によって取り付けられる。このフロントファン13F及びリアファン13Rは、回転子12の回転により中心方向に空気が流通されるよう対称的なファンの配置となっている。フロントファン13Fを例にとって説明とすると周方向に複数の突起が形成された金属板の突起部分における周方向一側をプレスにて略円弧状、且つ、略垂直に折り曲げて、半径方向に対して傾斜する傾斜面を有する羽根が一体成形されている。このように成形されたフロントファン13Fとリアファン13Rは、フロント側回転子部材12Fとリヤ側回転子部材12Rの軸方向外側端に溶接等によって一体的に固定される。これらフロントファン13F,リアファン13R、及び、回転子12により通風することができる。
次に固定子17の詳細について説明する。図1に示すように固定子鉄心17aは、磁性材料の薄板をコイル状に積層したものであり、その内周面には回転子爪磁極12b数によって決定された複数のスロット(図示せず)が等ピッチで成形されている。該スロット内には、予め巻装された3相の電磁子巻線17bを挿入し、Y結線またはΔ結線にて接続される。該スロット内に挿入された電磁子巻線17bが固定子鉄心17aの内周面に露出しないようにスロット開口部に絶縁部材である絶縁紙を挿入する。
本実施例における固定子17の1相分の磁極数は、12極となり、回転子12の磁極数と同数となる。
電機子巻線17bの表面には、ワニス等で絶縁被覆が施されており、電機子巻線17bの端末は、リアブラケット2の間を縫って、整流回路15の端子15aに接続される。尚、固定子鉄心17aと電機子巻線17bとの間には、絶縁部材である絶縁紙を配置するようにしてもよい。
以下、ディフューザの傾きを変えて冷却効果を向上させる構成について説明する。
フロントブラケット1及びリアブラケット2の側壁部には、図1〜図3に示すように空気が流通するための複数の吸気口1c,2cが設けられている。
図4に示すように、回転子12の回転軸から、吸気口1c,2c各々において前述の回転軸から最も離れた点(外端)までの距離を示す外端径φD11,φD21は、各々のブラケットが対向する回転子12の端面に設けられたフロントファン13F,リアファン13Rの羽根の内径φD12,φD22と同じ又は小さい径となっている(φD11≦φD12,φD21≦φD22)。
また、各々のブラケットの外周側には複数の排気口1d,2dが円周方向に開口している。回転子12の回転軸から、排気口1d,2d各々において前述の回転軸から最も近い点(底端)までの距離を示す底端径φD13,φD23は、各々のブラケットが対向するフロントファン13F,リアファン13Rの羽根の外径φD14,φD24と同じ又は大きい径となっている(φD13≧φD14,φD23≧φD24)。
更に各々のブラケットの角部内壁面1E,2Eには、円周方向に複数配列されたディフューザ1a,2aが各々のブラケットと一体となって設けられている。
図2,図3,図5,図6で示すように該ディフューザ1a,2aは所定の傾きθ1,θ2を有しており、その傾きは回転子12の回転方向とは反対の傾き、即ち、各々のブラケットが対向するフロントファン13F,リアファン13Rの羽根の傾きθ3,θ4と同一方向の傾きとなっており、該ディフューザ1a,2aの傾きθ1,θ2は、フロントファン13F,リアファン13Rの羽根の傾きθ3,θ4によって決定する。
また該ディフューザ1a,2aは、フロントファン13F,リアファン13Rの外径φD14,φD24より外周側にあり、該ディフューザの円周方向の取り付けピッチは、等ピッチθp1,θp2で設けられる。更に、該ディフューザは各々のブラケットの外周部に円周方向に設けられた複数の排気口1d,2dを構成するためのリブ1b,2bまで延びており、且つ排気口1d,2dの底端φD13,φD23より上方位置に設けられている。また、ディフューザ1a,2aの取り付け面に、ディフューザ1a,2aを取り付ける上での障害、例えばディフューザ1a,2aと重なるような穴やネジ部等がある場合は、この障害を避けるようにしてディフューザ1a,2aの円周方向の取り付けピッチを不等ピッチθp1,θp2としても良い。
該ディフューザ1a,2aのピッチθp1,θp2は、リブ1b,2bと各々のブラケットが対向するフロントファン13F,リアファン13Rの羽根のピッチによって決定する。
次に本実施例の動作について説明する。
まず、エンジンの始動に伴ってクランクシャフトからベルトを介してプーリ9に回転が伝達されるため、シャフト8を介して回転子12を回転させる。ここで回転子12に設けられた界磁巻線14にスリップリング10を介してブラシ11から直流電流を供給すると界磁巻線14の内外周を周回する磁束が生じるため、回転子12における回転子爪磁極12bにN極、又は、S極が周方向に交互に形成される。この界磁巻線14による磁束は、フロント側回転子部材12FのN極の回転子爪磁極12bから固定子17の電機子巻線17b周りに周回する。更に、この磁束はリヤ側回転子部材12RのS極の回転子爪磁極12bに到達することで回転子12と固定子17を周回する磁気回路が形成される。このように回転子にて生じた磁束が電機子巻線17bと鎖交するため、U相,V相,W相の電機子巻線17bのそれぞれに交流誘起電圧が発生し、全体としては3相の交流誘起電圧が生じる。
このように発電された交流電圧は、整流回路15によって、全波整流されて直流電圧に変換される。整流された直流電圧は約14.3V程度の一定電圧になるようにICレギュレータ(図示せず)で界磁巻線14に供給する電流を制御することで達成している。
また、回転子12が回転する際には、フロントファン13F及びリアファン13Rも回転子12と共に回転するので、図1の破線矢印にて示したように外部の空気を内周側である軸方向から取り入れ、外周方向に排出する空気の流れを形成する。
フロントファン13Fは、回転することにより、フロントブラケット1におけるボールベアリング7aの外周部分に設けられた吸気口1cから軸方向に外部の空気を吸い込み、吸い込まれた空気は、フロントファン13Fの羽根によって生じる遠心力によって外周側に流動される際、図5の破線矢印にて示したようにディフューザ1aによって整流され、フロントブラケット1の外周部に円周方向に設けられた複数の排気口1dから排出される。
ここで固定子17の軸方向一側面及び外周面は、フロントブラケット1に接触した状態で固定されているため、固定子17で発生した熱はフロントブラケット1に伝達され、フロントブラケット1の表面から放熱される。このフロントブラケット1から放出された熱は、排気口1dに向かって流れる空気によって外部に排出され、固定子17の電機子巻線17bを冷却することができる。即ち、ディフューザ1aは放熱フィンとしての作用も備えている。ここで、本実施例ではディフューザ1aを回転子の回転方向とは反対の傾きで設けているため、より冷却作用が高まっている。
リアファン12Rは、回転することにより、リアカバー5の外周側縁部に設けられた吸気口5a及びリアカバー5の軸方向端面に開口する内周側の風穴(図示せず)から整流回路15を経由して、リアブラケット2におけるボールベアリング7bの外周部分に設けられた吸気口2cから軸方向に外部の空気を吸い込み、吸い込まれた空気は、リアファン12Rの羽根によって生じる遠心力によって外周側に流動される際、図6破線矢印にて示したようにディフューザ2aによって整流されリアブラケット2の外周部の円周方向に設けられた複数の排気口2dから排出される。このため、フロントブラケット1と同様に固定子17から生じる熱、及び、リアブラケット2に伝達された固定子17の熱は、リアブラケット2の表面から放熱され、排気口2dに向かって流れる空気によって冷却される。即ちディフューザ2aは放熱フィンとしての作用も備えている。ここで、フロントブラケット1の場合と同様に、本実施例ではディフューザ2aを回転子の回転方向とは反対の傾きで設けているため、より冷却作用が高まっている。
更に、回転することに発生するフロントファン13Fの圧力とリアファン13Rの圧力との圧力差により、回転子12の磁極間の隙間と回転子12と固定子17との隙間を空気が流通する。本実施例では、リアファン13Rに発生する圧力が大きくなるため、フロントブラケット1側から回転子12と固定子17の間と回転子12磁極間の隙間を通ってリアブラケット側に空気が流れ、回転子12及び固定子17が冷却されることになる。
1 フロントブラケット
1a,2a ディフューザ
1b,2b リブ
1c,2c 吸気口
1d,2d 排気口
1E,2E 角部内壁面
2 リアブラケット
12 回転子
13F フロントファン
13R リアファン
17 固定子
17a 固定子鉄心
17b 電機子巻線

Claims (6)

  1. 端面に冷却ファンを設けた回転子と、前記回転子と対向して設けられ、電機子巻線を有する固定子と、前記回転子及び前記固定子を支持するためのブラケットと、前記ブラケットの側壁部に設けられた複数の吸気口と、前記ブラケットの外周部の円周方向に配列された複数の排気口とを備えた回転電機であって、前記ブラケットの角部内壁面に前記回転子の回転方向とは反対の傾きとなるディフューザが円周方向に複数個配列される回転電機。
  2. 前記吸気口の外端径は前記冷却ファンの羽根の内径以下で、且つ、前記排気口の底端径は前記冷却ファンの羽根の外径以上である請求項1記載の回転電機。
  3. 前記ディフューザは前記冷却ファンの羽根の外径より外周側に等ピッチに配列される請求項1又は2記載の回転電機。
  4. 前記ディフューザを取り付ける上での障害がある場合に、当該ディフューザが前記冷却ファンの羽根の外径より外周側に不等ピッチに配列される請求項1又は2記載の回転電機。
  5. 前記ディフューザの外周端は前記排気口を構成するリブまで延びている請求項1乃至4のいずれか一に記載の回転電機。
  6. 前記ディフューザの外周端は前記排気口の底端より外周側にある請求項1乃至4のいずれか一に記載の回転電機。
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