JP2010526028A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. ヒトアルファ−シヌクレインの残基１１８〜１２６内のエピトープに特異的に結合する抗体を含んでなる（残基は配列番号：１に従って番号が付けられている）、レビー小体もしくはアルファ−シヌクレイン凝集を特徴とする疾患の予防をもたらすかもしくはそれを処置することに用いるための医薬組成物。
2. 疾患がパーキンソン病である請求項１の医薬組成物。
3. 抗体がモノクローナル抗体である請求項１の医薬組成物。
4. 抗体がキメラ抗体、ヒト抗体もしくはヒト化抗体である請求項３の医薬組成物。
5. 抗体がヒトアルファ−シヌクレインへの結合についてマウスモノクローナル抗体９Ｅ４（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）と競合する請求項１の医薬組成物。
6. 抗体がモノクローナル抗体９Ｅ４（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）またはヒト化もしくはキメラ９Ｅ４である請求項４の医薬組成物。
7. 抗体がヒトＩｇＧ１アイソタイプの抗体である請求項３の医薬組成物。
8. 抗体が末梢経路により投与される任意の前記請求項の医薬組成物。
9. モノクローナル抗体９Ｅ４（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）またはヒト化もしくはキメラ９Ｅ４。
10. モノクローナル抗体のＣＤＲ領域のアミノ酸配列を決定すること；
    アクセプター抗体を選択すること；および
    モノクローナル抗体からのＣＤＲおよびアクセプター抗体からの可変領域フレームワークを含んでなるヒト化抗体を製造すること
    を含んでなるモノクローナル抗体９Ｅ４（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）をヒト化する方法。
11. モノクローナル抗体の軽鎖および重鎖可変領域のアミノ酸配列を決定すること；
    重鎖および軽鎖定常領域を選択すること；
    軽鎖定常領域に融合した軽鎖可変領域を含んでなる軽鎖、および重鎖定常領域に融合した重鎖可変領域を含んでなる重鎖を含んでなるキメラ抗体を製造すること
    を含んでなるモノクローナル抗体９Ｅ４（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）のキメラ形態を製造する方法。
12. ハイブリドーマＪＨ１７．９Ｅ４．３．３７．１．１４．２（ＡＴＣＣ受託番号ＰＴＡ−８２２１）の細胞。
13. ヒトアルファ−シヌクレインの残基１１８〜１２６内のエピトープに特異的に結合する抗体を誘導するアルファシヌクレインの５〜２０の連続する残基のフラグメントを含んでなる（残基は配列番号：１に従って番号が付けられている）、脳におけるレビー小体もしくはアルファ−シヌクレイン凝集を特徴とする疾患の予防をもたらすかもしくはそれを処置することに用いるための医薬組成物。