JP2010513534A - Mtpインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターを含む組み合わせを用いて肥満症を処置する方法 - Google Patents

Mtpインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターを含む組み合わせを用いて肥満症を処置する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、患者における肥満症を処置および/または制御するための方法に関する。この方法は、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビター(例えば、AEGR−733およびインプリタピド)ならびにコレステロール吸収インヒビター(CAI)(例えば、エゼチミブ)を使用する併用治療を包含する。一部の実施形態において、開示される方法は、MTPインヒビター単独の投与と比較して患者において胃腸の有害事象のより少ない発生数をもたらし得る。

Description

(関連出願)
本願は、2006年12月21日に出願された米国仮特許出願番号60/876,280の利益を主張する。この米国仮特許出願の全開示は、本明細書中に参考として援用される。
(発明の分野)
本発明は、一般に、患者における肥満証の処置および/または制御の方法に関する。より特定すると、本発明は、ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビターをコレステロール吸収インヒビター(CAI)と組み合わせて用いる治療に関する。
(背景)
肥満証は、主要な公衆衛生の問題であり、そして現在、付随する健康上の危険性を低下させるために処置を必要とする、慢性疾患として認識されている。米国における1億人を超える成人が、過体重または肥満症であることが理解されている。過体重および肥満症により引き起こされる医学的問題は、重大であり得、そしてしばしば生命を脅かし得、糖尿病、息切れ、胆嚢病、高血圧症、上昇した血中コレステロールレベル、癌、関節炎、他の整形外科的問題、逆流性食道炎(胸焼け)、いびき、睡眠時無呼吸、月経不順、不妊症および心臓障害が挙げられる。さらに、肥満症および過体重は、高血圧症、異常脂肪血症(dyslipidemia)、2型糖尿病、冠状動脈性心臓病、脳卒中、胆嚢病、変形性関節症、ならびに子宮内膜癌、乳癌、前立腺癌、および結腸癌からの病的状態の危険をかなり増加させる。より重い体重はまた、全ての死因の増加に関連する。これらの問題のほとんどまたは全てが、永続的なかなりの体重減少によって、軽減または改善される。寿命も同様に、永続的なかなりの体重減少によってかなりのびる。従って、体重の2%〜10%の意図的な減少は、罹病率および死亡率を低下させ得ると考えられる。体重の減少を必要とする患者において体重を効果的に減少させる、肥満症を処置するための方法に対する明らかな絶えない必要性が存在する。
ミクロソームトリグリセリド輸送タンパク質(MTP)インヒビターは、MTPにより媒介される中性脂肪輸送活性の強力なインヒビターとして開発されている。MTPは、小さい単層小胞間のトリグリセリド、コレステリルエステル、およびホスファチジルコリンの輸送を触媒する。
コレステロール吸収インヒビター(例えば、エゼチミブ(ezetimbe))は、食事によるコレステロールと肝臓により排出された胆汁コレステロールとの両方の腸再吸収を減少させる。エゼチミブは、例えば、患者において低密度リポタンパク質コレステロールを減少させるために使用される。コレステロール吸収インヒビターは、現在、単独治療で使用される場合、肥満症を処置する際に使用するため、または体重減少剤として使用するために、有効であることが公知ではない。
(本発明の要旨)
本発明は、肥満症を処置および/または制御するための方法を提供する。この方法は、コレステロール吸収インヒビター(CAI)(例えば、エゼチミブ(ezetimibe))と組み合わせて、MTPインヒビター(例えば、AEGR−733またはイムプリタピド(implitapide))を投与する工程を包含する。MTPインヒビターは、CAIと組み合わせた場合に、依然として治療上有効であるが、単独治療の間、治療上の有効投薬量のMTPインヒビターを使用する治療と比較した場合に、有害反応の発生がより少ないかもしくは低減される、特定のより低い投薬量で投与され得る。1つ以上のCAIと組み合わせて投与される場合、1つ以上のMTPインヒビターの投与は、相加的または相乗的な治療効果を提供し得る(例えば、単独で投与される場合のMTPインヒビターおよびCAIの投与に起因する、期待される体重減少の合計よりも大きな患者の体重減少をもたらし得る)。一部の実施形態において、開示される方法は、MTPインヒビター単独の投与と比較して患者において胃腸の有害事象のより少ない発生数をもたらし得る。
一つの例示的な方法としては、肥満症を処置する方法が挙げられ、この方法は、処置を必要とする患者にコレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを投与する工程を包含し、ここで、この組み合わせの投与は、コレステロール吸収インヒビターまたはMTPインヒビター単独を12週間、毎日投与することと比較して、12週間の毎日の投与の後に患者の体重(body mass)においてより大きな低減をもたらす。
例えば、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを、処置を必要とする患者に投与する工程を包含する、肥満症を処置する方法が開示され、ここで、この組み合わせの投与は、コレステロール吸収インヒビターまたはMTPインヒビター単独を12週間、毎日投与することと比較して、12週間の毎日の投与の後に患者の体重においてより大きな低減をもたらし、この方法は、MTPインヒビター単独の投与と比較して、患者における胃腸の有害事象のより少ない発生数をもたらす。
この開示によって企画される別の例示的な方法としては、患者において重量減少を誘発する方法が挙げられ、この方法は、患者において重量減少を誘発するように、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターをこの患者に投与する工程を包含する。一部の実施形態において、例えば、4週間後、8週間後、12週間後またはさらには6ヶ月後に達成される重量減少は、コレステロールインヒビター単独またはMTPインヒビター単独を投与することによって達成される重量減少よりも大きい。一実施形態において、開示される方法によって達成される重量減少は、MTPインヒビター単独およびコレステロール吸収インヒビター単独を投与することの相加効果よりも大きい。
図面および特許請求の範囲を含めて、この開示全体を通して、用語「AEGR−733」および「BMS−201038」は、同一の意味を有し、交換可能に使用される。
図1は、実施例1に記載される患者研究において、AEGR−733およびエゼチミブの毎日の投与の、4週間、8週間および12週間での体重の低減を示す。 図2は、実施例1に記載される患者研究において、12週で評価した患者の胃腸の有害事象の発生率およびGSRS結果を示す。 図3は、実施例1に記載される患者研究において、30kg/mよりも大きな初期BMIを有する患者に対する、AEGR−733およびエゼチミブの毎日の投与の、4週間、8週間および12週間での体重の低減を示す。 図4は、実施例1に記載される患者研究において、30kg/m以下の初期BMIを有する患者に対する、AEGR−733およびエゼチミブの毎日の投与の、4週間、8週間および12週間での体重の低減を示す。
詳細な説明
本発明は、肥満症を処置および/または制御する方法に部分的に関し、この方法は、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを、必要とする患者に投与する工程を包含する。このような患者は、処置前に、例えば、約30kg/m以上(例えば、約30kg/mと約60kg/mとの間)のボディマス指数を有し得る。あるいは、患者は、処置前に、約25kg/mと約30kg/mとの間のボディマス指数を有し得る。
本明細書に記載される方法は、例えば、4週間、8週間および/もしくは12週間の毎日の投与の後、または4ヶ月、5ヶ月および/もしくは6ヶ月もしくは1年間の実質的に毎日の投与の後、同一の時間間隔にわたる、コレステロール吸収インヒビターまたはMTPインヒビター単独の毎日の投与と比較して、患者の体重により大きな低減をもたらす。
特定の状況においてMTPインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターの組み合わせを投与することは、相加的および/または相乗的な治療効果を提供する(例えば、MTPインヒビターまたはコレステロール吸収インヒビター単独を投与することに起因する体重の低減の和よりも大きな、体重の低減の合計を提供する)。
1.定義
便宜上、明細書、実施例および添付の特許請求の範囲で使用される特定の用語が、このセクションに収集される。
本明細書で使用される語句「併用治療」とは、MTPインヒビター(例えば、AEGR−733およびイムプリタピド)もしくはそれらの組み合わせおよびCAI(例えば、エゼチミブ)を、これらの治療剤の共作用(co−action)から有益な効果を提供するように意図される特定の処置レジメンの一部として、共投与すること(co−administering)をいう。組み合わせの有益な効果とは、治療剤の組み合わせに起因する薬物動態的または薬力学的な共作用が挙げられるが、これに限定されない。代表的に組み合わせてのこれらの治療剤の投与は、規定された時間期間(選択された組み合わせに依存して、通常、数週間、数ヶ月または数年)にわたって実行される。併用治療は、連続的な様式での複数の治療剤の投与(すなわち、各々の治療剤が異なる時間に投与される)および実質的に同時の様式でのこれらの治療剤(すなわち、少なくとも2つの治療剤)の投与を包含することが意図される。実質的に同時の投与は、例えば、固定された比の各治療剤を有する単一の錠剤もしくはカプセル、または、複数の、治療剤の各々のための単一のカプセルもしくは錠剤を被験体に投与することによって達成され得る。各治療剤の連続的な投与または実質的に同時の投与は、任意の適切な経路(経口経路、静脈内経路、筋肉内経路および粘膜組織を介した直接吸収が挙げられるが、これらに限定されない)によって達成され得る。治療剤は、同一の経路または異なる経路によって投与され得る。例えば、選択された組み合わせの第一の治療剤は、静脈内注射によって投与され得るが、組み合わせの他方の治療剤は、経口投与され得る。あるいは、例えば、全ての治療剤は経口投与され得るか、または全ての治療剤は静脈内注射によって投与され得る。
併用治療はまた、他の生物学的に活性な成分および非薬物治療とさらに組み合わせての、上記の治療剤の投与を包含し得る。併用治療がさらに非薬物処置を含む場合、非薬物処置は、治療剤および非薬物処置の組み合わせの共作用からの有益な効果が達成される限り、任意の適切な時間で実行され得る。例えば、適切な場合、おそらく数日またはさらには数週間の間、この非薬物処置を治療剤の投与から一過的に取り除いた場合、有益な効果が依然として達成される。
組み合わせの構成成分は、同時にかまたは連続的に患者に投与され得る。この構成成分は、同一の薬学的に受容可能なキャリア内に存在し得、したがって、同時に投与されることが認識される。あるいは、活性な成分は、同時にかまたは連続的にかのいずれかで投与され得る、別個の薬学的なキャリア(例えば、従来の経口投薬形態)に存在し得る。
用語「個体」、「患者」または「被験体」は、本明細書において交換可能に使用され、それらは、動物(例えば、霊長類(例えば、ヒト))および他の動物(例えば、イヌ、ネコ、ブタ、ウシ、ヒツジおよびウマ)が挙げられる任意の哺乳動物を含む。本発明の化合物は、ヒトのような哺乳動物に投与され得るが、他の哺乳動物(例えば、獣医学処置を必要とする動物(例えば、家畜(domestic animal)(例えば、イヌおよびネコなど)、農場動物(farm animal)(例えば、ウシ、ヒツジ、ブタおよびウマなど)および実験室動物(例えば、ラット、マウスおよびモルモットなど))にも投与され得る。
本明細書で使用される、語句「有害反応を最小化する」、「有害事象を低減する」または「低減された有害事象」とは、本発明のMTPインヒビターの使用に伴う1つ以上の望ましくない副作用の改善または除去をいう。MTPインヒビターの伝統的な使用の副作用とは、以下が挙げられるが、これらに限定されない:下痢、悪心、胃腸の障害、脂肪便、腹部痙攣(abdominal cramping)、膨満、亢進した肝機能検査、脂肪肝(肝臓脂肪症); 肝脂肪の発達(hepatic fat build up)、多発性神経障害、末梢神経障害、横紋筋融解症、関節痛、筋肉痛、胸痛、鼻炎、眩暈感、関節炎、末梢の水腫、胃腸炎、肝機能検査の異常(liver function tests abnormal)、大腸炎、直腸の出血、食道炎、おくび、口内炎、胆管の疼痛(biliary pain)、***炎、十二指腸潰瘍、えん下困難、腸炎、メレナ、歯肉の出血、胃潰瘍、しぶり、潰瘍性口内炎、肝炎、膵炎、胆汁うっ滞性黄疸、感覚異常症、健忘症、減少したリビドー、情緒不安定、共調不能、斜頚、顔面神経麻痺、運動過剰症、うつ病、知覚減退、緊張過度、脚部痙攣(leg cramp)、滑液包炎、腱滑膜炎、筋無力症、腱拘縮(tendinous contracture)、筋炎、高血糖、増大したクレアチンホスホキナーゼ、痛風、体重増加(weight gain)、低血糖、アナフィラキシー、血管神経性水腫および水疱性発疹(billous rash)(多形性紅斑、スティーヴンズ‐ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死症を含む)。したがって、本明細書に記載される方法は、同時に、より大きな(larger)単独治療のみと比較して、より少数またはより小さい顕著な有害事象しか引き起こし得ない有効な治療を提供する。
特定の実施形態において、副作用が、部分的に除去される。本明細書で使用される場合、語句「部分的に除去される」とは、単独療法の間、25mg/日のAEGR−733、または単独療法の間、80mg/日もしくは160mg/日のイムプリタピドのいずれかを投与することによって見出される副作用と比較して、少なくとも30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%、95%および99%の、特定の副作用の重篤度、程度または持続期間の低減をいう。特定の実施形態において、副作用は完全に除去される。当業者は、副作用の重篤度、程度または持続期間ならびに副作用の改善の程度を検出および格付けする能力を有すると考えられる。副作用の評価は、当業者に公知の評価および/または試験を使用して実行することができる。例えば、胃腸の副作用は、例えば、胃腸症状評価スケール(Gastrointestinal Symptom Rating Scale)を使用して評価することができる。一部の実施形態において、2つ以上の副作用が改善される。
胃腸症状評価スケール(「GSRS」)は、全般的な胃腸の愁訴を有する患者のための評価ツールであり、以前の研究で広範に確証されている。GSRSは、異なる胃腸の症状に焦点を絞る最大15の項目を含み、代表的に、口頭の記述語(verbal descriptor)とともに7点リカート応答スケールを使用する。応答スケールは、患者が経験した不快感の量を測定するために設計される(全くない、わずかな、軽度、中程度(moderate)、やや重篤(moderately severe)、重篤および非常に重篤)。GSRSクラスターにおけるより高いスコアは、1(不快感なし)〜7のスコアを用いて、より不快であることを示す。リコール期間(recall period)とは、例えば、過去の週をいい得る。15の例示的な項目は、逆流(reflux)、腹痛、消化障害、下痢および便秘と標識された5つの症状のクラスターに組み合わさり得る。クラスター内の個々の項目から、平均スコアが算出される。
用語「相乗的な」とは、2つ以上の薬剤(例えば、MTPインヒビターおよびCAI)が、一緒に摂取された場合に、単独で摂取した場合に各薬物の効果の和よりも大きな、全共同効果(total joint effect)を生じることをいう。
用語「治療上有効な」とは、研究者、獣医師、医師または他の臨床家によって求められる生物学的な応答または医療上の応答を誘発する活性成分(単独、または別の活性な薬剤と組み合わせて)の能力をいう。
用語「治療有効量」は、研究者、獣医師、医師または他の臨床家によって求められる生物学的な応答または医療上の応答を誘発する、活性成分または活性成分の組み合わせの量を包含する。本発明の化合物は、肥満症を処置および/または低減するのに有効な量で投与される。あるいは、活性成分の治療有効量は、所望の治療効果および/または予防効果を達成するのに必要な化合物の量(例えば、状態に関連した症状の予防または減少をもたらす(例えば、エンドポイントに合致する)活性成分の量)である。
用語「薬学的に受容可能な」または「薬理学的に受容可能な」とは、適切に動物またはヒトに投与された場合に、有害な反応もアレルギー反応も他の不適当な反応も生じない分子の実体および組成物をいう。用語「薬学的に受容可能なキャリア」は、任意のそして全ての溶媒、分散媒体、コーティング、抗菌剤および抗真菌剤、等張剤(isotonic agent)および吸収遅延剤(absorption delaying agent)などを包含する。薬学的に活性な物質のためにこのような媒体および薬剤を使用することは、当該分野において周知である。任意の従来の媒体または薬剤が活性成分と不適合性ではない限り、治療組成物におけるその使用が企画される。補足的な活性成分もまた、組成物に組み入れられ得る。
開示された化合物の薬学的に受容可能な塩は、従来の化学方法によって、例えば、塩基性部分または酸性部分を含む親化合物から合成され得る。一般的に、このような塩は、水もしくは有機溶媒またはこれら2つの混合物(一般的に、エーテル、酢酸エチル、エタノール、イソプロパノールまたはアセトニトリルのような非水性媒体が好ましい)中において、これらの化合物の遊離酸形態または遊離塩基形態を化学量論的(stochiometric)な量の適切な塩基もしくは酸と反応させることによって、調製され得る。適切な塩のリストは、Remington’s Pharmaceutical Sciences,第20版、Lippincott Williams&Wilkins,Baltimore,MD,2000,p.704に見出される。
本明細書で使用される場合、用語「立体異性体」とは、同一の結合によって結合された同一の原子から構成されているが、交換可能ではない異なる空間的な構造を有する化合物をいう。この三次元構造は立体配置と呼ばれる。本明細書で使用される場合、用語「鏡像異性体」とは、その分子が、互いに重ね合わせることができない鏡像である、2つの立体異性体をいう。用語「ラセミ化合物」、「ラセミ混合物(racemic mixture)」または「ラセミ混合物(racemic modification)」とは、鏡像異性体の等しい部の混合物をいう。
2.本発明の方法
概して、本発明は、コレステロール吸収インヒビター(例えば、エゼチミブ)と組み合わせて1つ以上のMTPインヒビター(例えば、AEGR−733またはイムプリタピド)を使用して、肥満症を処置および/または制御するための方法を提供する。MTPインヒビターは、1つ以上の有害事象(例えば、胃腸の障害、肝機能の異常および/または肝臓脂肪症)をもたらすことが既に見出されている投薬量(例えば、25mg/日のAEGR−733、80mg/日のイムプリタピドおよび160mg/日のイムプリタピドは、胃腸の障害、肝機能の異常および/または肝臓脂肪症を引き起こすことが見出されている)よりも少ない投薬量だが、コレステロール吸収インヒビター(例えば、エゼチミブ)と組み合わせた場合に治療上有効である用量で使用され得る。これらの投薬量は、より少量である必要はないが、さらにそして/または必要に応じて、より少ない頻度で投与され得る。このような組み合わせが、より大きい投薬量のAEGR−733が、コレステロール吸収インヒビターの用量と一緒に投与される場合でさえ、患者において、肥満症を処置および/または制御することにおいて有効であり得る(例えば、体重の低減を促進するのに有効である)ことが企画される。
本明細書において、肥満症に付随するか、肥満症によって引き起こされるか、もしくは肥満症に起因する障害のような肥満症に関連した障害を処置する方法もまた企画される。肥満症に関連した障害の例としては、過食(overeating)および過食症、高血圧、糖尿病、上昇した血漿インスリン濃度およびインスリン抵抗性、異脂肪血症(dyslipidemia)、高脂血症、子宮内膜癌、乳癌、前立腺癌および結腸癌、変形性関節症、閉塞性睡眠時無呼吸、胆石症、胆石、心疾患、異常な心臓の律動(abnormal heart rhythm)および不整脈(arrythmia)、心筋梗塞、うっ血性心不全、冠状動脈性心臓病、突然死、脳卒中、多嚢胞性卵巣疾患または多嚢胞性卵巣症候群、頭蓋咽頭腫、プラーダー−ヴィリ症候群、フレーリッヒ症候群、GH欠損(GH−deficient)被験体、正常範囲内の低身長(normal variant short stature)、ターナー症候群および減少した代謝活性または安静時のエネルギー支出の減少を示す他の病理学的な状態(例えば、急性リンパ芽球性白血病を有する小児)が挙げられる。肥満症に関連した障害のさらなる例は、シンドロームXとしても知られる代謝症候群、インスリン抵抗性症候群、不妊のような性機能障害および生殖機能障害(reproductive dysfunction)、男性における性腺機能低下症および女性における多毛症、黒色表皮症、肥満症関連食道逆流のような胃腸運動障害(gastrointestinal motility disorder)、肥満−低換気症候群(ピックウィック症候群)のような呼吸障害(respiratory disorder)、心臓血管障害、血管系の全身の炎症のような炎症、動脈硬化症、高コレステロール血症、尿酸過剰血症(hyperuricaemia)、腰痛(lower back pain)、胆嚢疾患(gallbladder disease)、痛風ならびに腎臓癌である。本発明の組成物はまた、肥満症の二次的転帰のリスクを低減する(例えば、左心室肥大のリスクを低減する)のに有用である。例えば、約25kg/mと30kg/mとの間のBMIを有する、過体重である患者のような肥満症のリスクにある患者を処置するための方法もまた企画される。したがって、本発明は、1つ以上の上記の疾患または状態を有する患者において、これらの疾患または状態の各々を処置する方法を含み、この方法は、このような処置を必要とする患者に、MTPインヒビター化合物およびコレステロール吸収インヒビターの投薬量の組み合わせを投与する工程を包含する。
患者において重量減少を誘発するように、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターをこの患者に投与する工程を包含する、患者において重量減少を誘発する方法もまた本明細書に提供される。このような重量減少は、コレステロールインヒビター単独またはMTPインヒビター単独を投与することによって達成される重量減少よりも大きくあり得る(例えば、この重量減少は、MTPインヒビター単独およびコレステロール吸収インヒビター単独を投与することの相加効果よりも大きくあり得る)。
「肥満症」は、過剰な体脂肪が存在する状態である。代表的に、肥満症の定義は、2乗したメートルでの身長(height)あたりの体重(kg/m)として計算されるボディマス指数(BMI)に基づく。肥満症とは、その他の点では健常な患者が30kg/m以上のボディマス指数(BMI)を有する状態、または少なくとも1つの共存症を有する患者が27kg/m以上のBMIを有する状態をいう。肥満症とはまた、女性については、0.85以上のウエスト‐ヒップ比、そして男性については、1.0以上のウエスト‐ヒップ比を有する患者もいい得る。肥満症とは、男性については約102cmの胴囲(waist circumference)、そして女性については約88cmの胴囲を有する患者をいい得る。
肥満症のリスクにある患者は、25kg/m〜30kg/m未満のBMIを有する、その他の点では健常な被験体、または少なくとも1つの共存症を有し、25kg/m〜27kg/m未満のBMIを有する、被験体である。代替的またはさらには、肥満症のリスクにある患者とは、例えば、0.8〜0.9(女性)および0.9〜1.0(男性)のウエスト‐ヒップ比を有する患者をいい得る。このような患者は、肥満症を制御することを必要とし得る。
肥満症に関連したリスクの増大は、アジア人の患者またはアジア系の先祖(Asian ancestry)を有する患者において、より低いボディマス指数(BMI)で生じ得る。日本を含むアジア諸国において、肥満症とは、体重の低減(weight reduction)を必要とするか、または体重の低減によって改善される、少なくとも1つの肥満症誘発性共存症または肥満症関連共存症を有する患者が、25kg/m以上のBMIを有する状態をいい得る。アジア人の患者に関して、肥満症のリスクにある被験体は、23kg/mより大きくかつ25kg/m未満のBMIを有する被験体である。
(a)MTPインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターを使用する併用治療
上記の方法は、MTPインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターを哺乳動物へ共投与することによって達成され得る併用治療を含む。MTPインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターは、(i)単一の投薬形態もしくは組成物としてか、(ii)別個の投薬形態もしくは薬学的組成物として同時にか、(iii)MTPインヒビターで開始して、次にコレステロール吸収インヒビターを投与する別個の投薬形態、またはコレステロール吸収インヒビターで開始して、次にMTPインヒビターを投与する別個の投薬形態として、連続的にか、(iv)例えば、1〜4時間、1〜8時間もしくは1〜12時間、1日間もしくは2日間もしくはそれ以上(例えば、2〜3日間)離して引き続いてか、あるいは(v)これらの組み合わせの前に個別に投与され得る。本明細書に開示される方法は、例えば、MTPインヒビター、コレステロール吸収インヒビター、肥満症を処置するための他の薬剤、ならびに/または、例えば、HMG−CoAレダクターゼインヒビター、胆汁酸捕捉剤(bile acid sequestrant)、フィブリン酸誘導体、ナイアシン、スクアレンシンテターゼインヒビター、ACATインヒビターおよび/もしくはCETPインヒビターのようなコレステロールを低減するための薬剤を含み得る、他の投薬レジメンの前にか、その間にか、あるいはその後に行われ得る。
一部の実施形態において、上記のMTPインヒビターは、増大用量(escalating dose)で投与される。このような増大用量は、第一の用量レベルおよび第二の用量レベルを含み得る。他の実施形態において、増大用量は、少なくとも第一の投薬量レベル、第二の投薬量レベルおよび第三の投薬量レベル、ならびに必要に応じて第四の投薬量レベル、第五の投薬量レベルまたは第六の投薬量レベルを含み得る。上記のコレステロール吸収インヒビターは、MTPインヒビターと組み合わせて投与される場合に1つの投薬量レベルで提供され得るか、または増大用量で投与され得る。
第一の投薬量レベル、第二の投薬量レベル、第三の投薬量レベルまたはそれ以上の投薬量レベルは、約2日間〜約6ヶ月間またはそれ以上の期間で患者に投与され得る。例えば、第一の用量レベル、第二の用量レベルおよび/または第三の用量レベルは、各々、約1週間〜約26週間、または約1週間〜約12週間、または約1週間〜約4週間にわたって被験体に投与される。あるいは、第一の投薬量レベル、第二の投薬量レベルおよび/または第三の投薬量レベルは、約2日間〜約40日間または〜約6ヶ月間にわたって被験体に投与される。
本明細書に開示される方法は、熱量脂肪吸収(caloric fat absorption)の減少に起因して、患者の体重を低減し得る。例えば、開示された治療の12週間の後に、患者は、体重に2%、3%またはそれ以上の低減を有し得る。30kg/mより大きなBMIを有する患者に関して、このような患者は、例えば、開示された治療の1週間、2週間、4週間、8週間、12週間、24週間またはそれ以上の後に、3%、3.5%、5%、6%、7%、8%、9%、10%またはそれ以上の体重の低減を有し得る。
上記のMTPインヒビターおよび/または上記のコレステロール吸収インヒビターは各々、治療有効量および/または各々相乗的に有効な量で投与され得る。MTPインヒビターおよび/またはコレステロール吸収インヒビターのこのような投薬量は、単独治療で使用された場合には有効ではないが、本明細書に開示された組み合わせで使用された場合には有効であり得る。
そのMTPインヒビターおよびそのコレステロール吸収インヒビターの投与は、MTPインヒビター単独の投与と比較して、より少数の胃腸の有害事象(例えば、GI障害)をもたらし得る。一部の実施形態において、上記のMTPインヒビターおよび上記のコレステロール吸収インヒビターの投与は、MTPインヒビター単独またはコレステロール吸収インヒビター単独の投与と比較して、より大きな重量減少およびより少数の胃腸の有害事象をもたらし得る。
MTPインヒビター
一実施形態において、上記のMTPインヒビターは、AEGR−733であり得る。本明細書で使用される場合、語句「BMS−201038」または「AEGR−733」とは、式:
Figure 2010513534
を有する、N−(2,2,2−トリフルオロエチル(Trifluorethyl))−9−[4−[4−[[[4’−(トリフルオロメチル)[1,1’ビフェニル]−2−イル(Yl)]カルボニル]アミノ]−1−ピペリジニル]ブチル]9H−フルオレン−9−カルボキサミドとして公知の化合物、そのピペリジンN−オキシドならびにその立体異性体ならびにその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
別の実施形態において、上記のMTPインヒビターは、AEGR−733のベンゾイミダールベースのアナログ、例えば、以下:
Figure 2010513534
(ここで、nは、0〜10であり得る)に示される式を有する化合物、ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルを含み得る。
別の実施形態において、上記のMTPインヒビターはイムプリタピドであり得る。本明細書で使用される場合、語句「イムプリタピド」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造を有する化合物(2S)−2−シクロペンチル−2−[4−[(2,4−ジメチル−9H−ピリド[2,3−b]インドール−9−イル)メチル]フェニル]−N−[(1S)−2−ヒドロキシ−1−フェニルエチル]エタンアミド、ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
別の実施形態において、上記のMTPインヒビターは、Aggarwalら、BMC CARDIOVASC.DISORD.27;5(1):30(2005)に記載されるJTT−130m(その薬学的に受容可能な塩およびエステルを含む)であり得る。別の実施形態において、このMTPインヒビターは、Chandlerら、J.LIPID.RES.44(10):1887−901(2003)に記載されるCP−346086(その薬学的な塩およびエステルを含む)であり得る。
他のMTPインヒビターとしては、Surface Logix,Inc.によって開発されたもの(例えば、SLx−4090)が挙げられる。
コレステロール吸収インヒビター
一実施形態において、上記のCAIは、エゼチミブ(Zetiaとしても知られている)であり得る。本明細書で使用される場合、語句「エゼチミブ」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造を有する化合物ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
一実施形態において、上記のCAIは、MD−0727(その薬学的に受容可能な塩およびエステルを含む)であり得る。別の実施形態において、このCAIは、FM−VP4であり得る。本明細書で使用される場合、語句「FM−VP4」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造の化合物、ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
別の実施形態において、上記のCAIは、Ritterら、Org.Biomol.Chem.,3(19),3514−3523(2005)に記載される、以下:
Figure 2010513534
の構造ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルであり得る。
別の実施形態において、上記のCAIは、LPD179であり得る。本明細書で使用される場合、語句「LDP179」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造を有する化合物ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
別の実施形態において、上記のCAIは、LPD84であり得る。本明細書で使用される場合、語句「LPD84」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造を有する化合物ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
別の実施形態において、上記のCAIは、LPD145であり得る。本明細書で使用される場合、語句「LPD145」とは、以下:
Figure 2010513534
に示される構造を有する化合物ならびにその立体異性体およびその薬学的に受容可能な塩およびエステルをいう。
他のコレステロール吸収インヒビターとしては、AVE5530と特定されるCAIが挙げられる。
他の有用な例示的なエゼチミブ誘導体、その合成および使用は、例えば、国際出願公開第WO2005/033100号に記載される。
例えば、MTPインヒビターは、エゼチミブと組み合わせて投与され得る。エゼチミブは、0.01mg/日〜100mg/日の範囲の投薬量、より好ましくは、1mg/日〜50mg/日または1mg/日〜25mg/日の範囲の投薬量で共投与され得る(例えば、5mg/日、10mg/日、15mg/日、20mg/日または25mg/日の投薬量で共投与され得る)。一実施形態において、エゼチミブは、10mg/日の投薬量で投与され得る。
(b)AEGR−733およびエゼチミブを使用する治療
一局面において、本発明は、毎日、患者にエゼチミブおよびAEGR−733の組み合わせを投与する工程を包含する、肥満症を処置および/または制御する方法を提供する。
コレステロール吸収インヒビター(例えば、エゼチミブ)と組み合わせてAEGR−733を投与するための例示的な投薬量としては、AEGR−733の約1mg/日〜約25mg/日(例えば、2.5mg/日、5mg/日、7.5mg/日、10mg/日、15mg/日または20mg/日)の投薬量が挙げられる。一部の実施形態において、約10mg/日〜100mg/日、20mg/日〜80mg/日の用量(例えば、20mg/日、30mg/日、40mg/日、60mg/日または80mg/日の投薬量)が投与され得る。
例示的な用量増大レジメンにおいて、AEGR−733の第一の用量レベルは、約2mg/日〜約13mg/日であり得、および/または第二の用量レベルは、約5mg/日〜約30mg/日であり得る。
例示的なプロトコールにおいて、AEGR−733は、最初、少なくとも4週間にわたり2.5mg/日〜7.5mg/日の範囲の第一の投薬量で投与され、次に、少なくとも4週間にわたり5mg/日〜10mg/日の範囲の第二の投薬量で投与され、次に、少なくとも4週間にわたり7.5mg/日〜12.5mg/日の範囲の第三の投薬量で投与される。このような投薬レジメンは、各々、例えば、10mg/日のエゼチミブと組み合わせであり得る。
AEGR−733の第一の投薬量は、約4週間にわたって、例えば、2.5mg/日または5mg/日であり得る。AEGR−733の第二の投薬量は、約4週間にわたって、7.5mg/日であり得る。AEGR−733の第三の投薬量は、10mg/日であり得る。特定の実施形態において、第二の投薬量は、第一の投薬量の直後に投与される(すなわち、第二の投薬量は、最初の第一の投薬量から、5週目に開始して投与される)。同様に、特定の実施形態において、AEGR−733の第三の投薬量は、第二の投薬量の直後に投与される(例えば、第二の投薬量は、最初の第一の投薬量から、9週目に開始して投与される)。
必要に応じて、上記の方法は、AEGR−733単独またはエゼチミブと組み合わせての第二、第三または第四の投薬期間を投与することを含み得る。このような第四の投薬量は、AEGR−733の7.5〜12.5mg/日またはそれ以上の範囲であり得る。第四の投薬期間は、第二の投薬量もしくは第三の投薬量の直後に行われ得るか、または時間間隔の後(例えば、第三の投薬量の後、1日、数日、1週間または数週間)に行われ得る。第四の投薬量は、1週間、2週間、3週間、4週間またはそれ以上にわたって被験体に投与され得る。
(c)イムプリタピドおよびエゼチミブを使用する治療
一局面において、本発明は、エゼチミブおよびイムプリタピドの組み合わせを患者に毎日投与する工程を含む、肥満症を処置および/または制御する方法を提供する。
イムプリタピドは、0.01mg/日〜60mg/日の範囲、より好ましくは、20mg/日〜60mg/日の範囲(例えば、20mg/日、25mg/日、30mg/日、35mg/日、40mg/日または60mg/日)の投薬量で投与され得る。エゼチミブは、約10mg/日の用量でイムプリタピドと共投与され得る。
3.活性な成分の処方および投与
特定の実施形態において、上記のMTPインヒビター(例えば、AEGR−733およびイムプリタピド)および上記のCAI(例えば、エゼチミブ)は、経口投与される。経口投与のために、活性な成分は、結合剤(例えば、前ゲル化(pregelatinised)トウモロコシデンプン、ポリビニルピロリドンおよびヒドロキシプロピルメチルセルロースなど)、充填剤(例えば、ラクトース、微結晶性セルロースおよびリン酸カルシウムなど)、潤滑剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、滑石およびシリカなど)、崩壊剤(例えば、ジャガイモデンプンおよびデンプングリコール酸ナトリウム(sodium starch glycollate)など)および湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム(sodium laurylsulphate))などのような薬学的に受容可能な賦形剤およびキャリアを使用して、従来の手段によって調製される、固体の用量形態(dose form)(例えば、錠剤(嚥下可能な形態および咀嚼可能な形態の両方)、カプセルまたはゲルカプセル(gelcap))の形態を採り得る。このような錠剤はまた、当該分野において周知の方法によってコーティングされ得る。
あまり好ましくはないが、活性な成分が、非経口経路(non−parental route)(例えば、静脈内経路、筋肉内経路、および粘膜を介した吸収)のために処方され得、そしてそれらによって投与され得ることが企画される。このような処方物および投与の経口(non−parenteral)様式は当該分野において公知であることが意図される。
先に記載された投薬量は、一日あたり1回〜4回の単一の投薬量または分割された投薬量で投与され得る。上記のMTPインヒビターおよびCAIは、同じ時間に摂取されるか、または異なる時間に摂取される、同一の投薬形態または別個の投薬形態において一緒に使用され得る。
特定の実施形態において、本明細書に開示される方法は、AEGR−733単独および/またはイムプリタピド単独および/またはエゼチミブ単独の投与に関連した、少なくとも1つの副作用を最小化し得る。このような副作用としては、例えば、下痢、悪心、胃腸の障害、脂肪便、腹部痙攣、膨満、亢進した肝機能検査(例えば、肝酵素の増大、例えば、アラニン)、軽症の脂肪肝;肝脂肪の発達、多発性神経障害、末梢神経障害、横紋筋融解症、関節痛、筋肉痛、胸痛、鼻炎、眩暈感、関節炎、末梢の水腫、胃腸炎、肝機能検査の異常、大腸炎、直腸の出血、食道炎、おくび、口内炎、胆管の疼痛、***炎、十二指腸潰瘍、えん下困難、腸炎、メレナ、歯肉の出血、胃潰瘍、しぶり、潰瘍性口内炎、肝炎、膵炎、胆汁うっ滞性黄疸、感覚異常症、健忘症、減少したリビドー、情緒不安定、共調不能、斜頚、顔面神経麻痺、運動過剰症、うつ病、知覚減退、緊張過度、脚部痙攣、滑液包炎、腱滑膜炎、筋無力症、腱拘縮、筋炎、高血糖、増大したクレアチンホスホキナーゼ、痛風、体重増加、低血糖、アナフィラキシー、血管神経性水腫および水疱性発疹(多形性紅斑、スティーヴンズ‐ジョンソン症候群および中毒性表皮壊死症を含む)が挙げられる。一部の実施形態において、副作用の最小化は、被験体の質問票によって段階、重篤度、程度または持続期間を評価することによって決定される。
以下の実施例は、決して、本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、本発明の方法を例示するために提供される。本発明の多くの他の実施形態が、当業者に明らかとなる。
実施例1−AEGR−733/エゼチミブ併用治療
この研究は、エゼチミブと組み合わせてのAEGR−733の用量が、体重において臨床的に有意な低減を提供し得ることを示すように設計される。この研究における効能の主要なパラメータは、治療12週間後の体重のパーセンテージ変化である。
およそ85人の被験体を、等確率で、3つの処置アーム(treatment arm)のうちの1つに無作為化した。これらの被験体は、130〜250mg/dLのベースラインLDLおよび400mg/dL未満のベースライントリグリセリドレベルを有した。登録した患者は、30kg/mより大きい初期BMIと30kg/m未満の初期BMIを有した。患者には、重量減少を誘発するように生活様式の変化を実行するように指示しなかった。患者を、投薬の開始の4〜5週間前に、心臓の健康によい(heart healthy)低脂肪食に置いた。
処置アーム1において、被験体は2つのカプセルを受容した:AEGR−733(5mg)およびエゼチミブプラシーボ。実際には、処置アーム1は、AEGR−733での単独治療を表す。処置アーム2において、被験体は、2つのカプセルを受容した:AEGR−733プラシーボおよびエゼチミブ(l0mg)。実際には、処置アーム2は、エゼチミブでの単独治療を表す。処置アーム3において、被験体は、2つのカプセルを受容した:AEGR−733(5mg)カプセルおよびエゼチミブ(10mg)カプセル。処置アーム3の患者は、実際には、併用治療を受容した。
4週間の処置の後、アーム1およびアーム3の被験体は、5mgから7.5mgへのAEGR−733の濃度の増量を4週間受容した。その後、アーム1およびアーム3の被験体は、さらに4週間追加した処置の間、7.5mgから10mgへのAEGR−733の濃度の第二の増量を受容した。アーム2の被験体は、全12週間の処置にわたり、AEGR−733に対応する(matching)プラシーボを受容し続けた。アーム2およびアーム3におけるエゼチミブ10mgならびにアーム1におけるエゼチミブプラシーボへ無作為化された被験体は、12週間の処置期間全体にわたり、これらの用量のままだった。
この研究を通して、被験体の体重の変化は、生命徴候の収集の一部として測定される。
図1は、それぞれ、4週目、8週目および12週目における各アームの患者の体重の変化を示す。図3は、30kg/mより大きなBMIを有する患者についてのみ同一のデータを示す。図4は、30kg/m以下のBMIを有する患者についてのみ同一のデータを示す。
図1は、アーム3の患者についての体重の%変化が、12週間の試験の後に、エゼチミブ単独(−0.2%)またはAEGR−733単独(−1.0%)を投与された患者と比較して、約−1.4%であったことをグラフ表示する。したがって、アーム3の患者は、エゼチミブ単独またはAEGR−733単独を投与された患者について、あらゆる期待された相加効果と比較して、体重においてより大きな%変化を有した(例えば、−1.4% 対(−1.0%+−0.2%=−1.2%))。コホート全体のこの分析において、組み合わせ群における4週目、8週目および12週目における患者の変化は、ベースラインの重量からの統計的に有意な変化を有した(p<0.05)。
同様に、12週間後にアーム3における30mg/k未満の初期BMIを有する患者群(図4)は、エゼチミブ(+0.4%)単独またはAEGR−733(−1.4%)単独を投与された患者と比較して、体重において−0.8%の%変化を有した;12週間後にアーム3における30mg/kより大きな初期BMIを有する患者群(図3)は、エゼチミブ(−1.0%)単独またはAEGR−733(−0.4%)単独を投与された患者と比較して、体重において−2.9%の%変化を有した。
患者を、胃腸の有害事象について評価し、GSRSをベースライン(試験が始まる前)、ならびに先に記載した試験の4週間、8週間後および12週間後に取得した。図2は、12週目で評価した、胃腸の有害事象の発生率および患者のGSRS結果を示す。
等価物
開示された発明は、記載された特定の方法論、プロトコールおよび投薬量に限定されないことが理解される。なぜなら、これらは、変動し得るからである。本明細書に使用された専門用語が特定の実施形態のみを記載する目的のためであり、本発明の範囲を限定することが意図されず、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることもまた理解されるべきである。
参考としての援用
本明細書で言及された特許文書および科学論文の各々の開示全体は、全ての目的のために参考として援用される。
特許/特許出願
WO2005/087234、U.S.S.N.11/582,835、PCT/US06/40953。

Claims (45)

  1. 肥満症を処置および/または制御する方法であって、該方法は、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを、肥満症の処置および/または制御を必要とする患者に投与する工程を包含する、方法。
  2. 前記患者がヒトである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記患者が、前記投与前に約30kg/m以上のボディマス指数を有する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記患者が、前記投与前に約30kg/mと約60kg/mとの間のボディマス指数を有する、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記患者が、前記投与前に約25kg/mと約30kg/mとの間のボディマス指数を有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記MTPインヒビターおよび前記コレステロール吸収インヒビターが連続的に投与される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記MTPインヒビターおよび前記コレステロール吸収インヒビターが実質的に同時に投与される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記MTPインヒビターおよび前記コレステロール吸収インヒビターが別個の投薬形態で投与される、請求項6または7に記載の方法。
  9. 前記MTPインヒビターおよび前記コレステロール吸収インヒビター単一の投薬形態として投与される、請求項7に記載の方法。
  10. コレステロール吸収インヒビターと組み合わせて前記MTPインヒビターを投与する工程が、相乗的な治療効果を提供する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記MTPインヒビターが相乗的な有効量で投与される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記コレステロール吸収インヒビターが相乗的な有効量で投与される、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記コレステロール吸収インヒビターがエゼチミブ、MD−0727、FM−VP4、LPD84、LPD179、LPD145およびAVE5530からなる群より選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記コレステロール吸収インヒビターがエゼチミブである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. エゼチミブが、一日あたり約1mg〜約50mgの投薬量で投与される、請求項14に記載の方法。
  16. エゼチミブが約10mg/日の投薬量で投与される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記MTPインヒビターが、AEGR−733、イムプリタピド、JTT−130、CP−346086およびSLx−4090のうちの少なくとも1つから選択される、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記MTPインヒビターが、イムプリタピドおよびAEGR−733のうちの少なくとも1つから選択される、請求項17に記載の方法。
  19. 前記MTPインヒビターがAEGR−733である、請求項18に記載の方法。
  20. AEGR−733が約1mg/日〜約25mg/日(両端を含む)の投薬量で投与される、請求項19に記載の方法。
  21. AEGR−733が約20mg/日と約80mg/日との間の投薬量で投与される、請求項19に記載の方法。
  22. AEGR−733が約1mg/日〜約12mg/日で投与される、請求項19に記載の方法。
  23. AEGR−733が少なくとも12週間、毎日投与される、請求項22に記載の方法。
  24. AEGR−733が少なくとも4週間、5mg/日で投与される、請求項22に記載の方法。
  25. 少なくとも4週間の第一の間隔にわたり約1mg/日〜約7.5mg/日の第一の投薬量でAEGR−733を投与する工程を包含する、請求項19に記載の方法。
  26. 前記第一の投薬量が約5mg/日である、請求項25に記載の方法。
  27. 少なくとも4週間の第二の間隔にわたり約5mg/日〜約12mg/日の第二の投薬量でAEGR−733を投与する工程をさらに包含する、請求項25に記載の方法。
  28. 前記第二の投薬量が約7.5mg/日である、請求項27に記載の方法。
  29. 少なくとも4週間の第三の間隔にわたり約6mg/日〜約15mg/日の第三の投薬量でAEGR−733を投与する工程をさらに包含する、請求項27または28に記載の方法。
  30. 前記第三の投薬量が10mg/日である、請求項29に記載の方法。
  31. 前記MTPインヒビターがイムプリタピドである、請求項18に記載の方法。
  32. イムプリタピドが約0.01mg/日〜約60mg/日(両端を含む)の間の投薬量で投与される、請求項31に記載の方法。
  33. イムプリタピドが約20mg/日〜約40mg/日で投与される、請求項32に記載の方法。
  34. イムプリタピドが少なくとも12週間、毎日投与される、請求項33に記載の方法。
  35. イムプリタピドが少なくとも4週間、約20mg/日〜約40mg/日で投与される、請求項31に記載の方法。
  36. 前記患者における胃腸の有害事象の発生数が、5%未満である、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法。
  37. MTPインヒビター単独の投与と比較して、前記患者において胃腸の有害事象のより少ない発生数をもたらす、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法。
  38. GSRSスケールを使用して患者を評価する工程をさらに包含する、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法。
  39. 前記報告されるGSRSが1と2との間である、請求項38に記載の方法。
  40. 肥満症を処置する方法であって、該方法は、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを、肥満症の処置を必要とする患者に投与する工程を包含し、ここで、該組み合わせの該投与は、コレステロール吸収インヒビターまたはMTPインヒビター単独を12週間、毎日投与することと比較して、12週間の毎日の投与の後に該患者の体重においてより大きな低減をもたらす、方法。
  41. 肥満症を処置する方法であって、該方法は、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを、肥満症の処置を必要とする患者に投与する工程を包含し、ここで、該組み合わせの該投与は、コレステロール吸収インヒビターまたはMTPインヒビター単独を12週間、毎日投与することと比較して、12週間の毎日の投与の後に該患者の体重においてより大きな低減をもたらし、かつ該方法は、MTPインヒビター単独の投与と比較して、該患者において胃腸の有害事象のより少ない発生数をもたらす、方法。
  42. 患者において重量減少を誘発する方法であって、該方法は、該患者において重量減少を誘発するように、コレステロール吸収インヒビターと組み合わせてMTPインヒビターを該患者に投与する工程を包含する、方法。
  43. 前記重量減少が、前記コレステロールインヒビター単独または前記MTPインヒビター単独を投与することによって達成される重量減少よりも大きい、請求項42に記載の方法。
  44. 前記重量減少が、前記MTPインヒビター単独および前記コレステロール吸収インヒビター単独を投与することの相加効果よりも大きい、請求項42または43に記載の方法。
  45. 肥満症を処置するための医薬の調製における、MTPインヒビターおよびコレステロール吸収インヒビターの組み合わせの使用。
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