JP2010501358A - 金属加工物の熱間成形方法及び装置 - Google Patents

金属加工物の熱間成形方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、金属加工物(4,204)を熱間成形する熱間成形工具(1,101,210,301)であって、加工物を成形するために互いに対して変位可能な少なくとも2つのダイス(2,3;202,203;202,303)を有し、更に、熱間成形工具(1,101,210,301)内の加工物(4,204)を第1の高い温度から第2の低い温度に冷却することができる冷却装置(5)を有する熱間成形工具(1,101,210,301)に関する。熱間成形工具(1,101,210,301)の改良のため、熱間成形工具(1,101,210,301)は、熱間成形工具(1,101,210,301)内の加工物(4,204)に対して分離作業を実施することができる分離装置(10,210,310)を備える。本発明は、更に、熱間成形方法に関する。

Description

本発明は、先ず最初に加工物を第1の高い温度において成形工具で成形し、加工物は、加工物の材料が第1の温度における強度よりも非常に高い強度を有する第2の低い温度に達する金属加工物の熱間成形方法に関する。本発明は、更に、この目的のための成形工具に関する。
かかる公知の一般的な成形工具の場合、オーステナイト化処理温度まで加熱された金属加工物を成形する。成形工具は、オーステナイト組織をマルテンサイト組織に変換し、即ち、加工物を硬化させるために成形工具内に存在する加工物を急冷する冷却装置を有する。
この点に関し、経時的な加工物の温度の固有の変化を維持してマルテンサイト組織の所望の硬さ及び形式を達成することが重要である。特に、最小限の冷却速度が必要である。他方、冷却を成形と協調させなければならない。加工物の硬化が早すぎる場合、成形は、悪影響を受ける。
加工物は、これが約100℃の温度まで冷えるまで成形工具内に保持される。これにより、加工物が十分に冷え、本質的にその最終寸法に一致した寸法を有するようになる。
次に、加工物を別の機械加工ステップに送り、かかる機械加工ステップにおいて、その外側輪郭を例えばレーザ又はプラズマ切断ユニットの使用によりトリムする。
本発明の目的は、加工物が可能な限り簡単な仕方で成形され、分離作業を受けるような仕方で金属加工物を熱間成型する方法を改良し、この目的のために対応の装置を提供することにある。
この目的は、本発明によれば、請求項1の特徴を有する金属加工物の熱間成形方法の利用によって達成される。
これにより、分離作業を成形工具内の加工物に対して直接実施することができる。それどころか、冷却をも考慮に入れて、時間の関数としての成形作業と分離作業の良好な協調を提供することができる。また、成形と分離の一体的方法により、高い製造精度を達成することができる。
分離作業を加工物が第2の温度に達する前に実施するので、機械的分離手段も又、満足のゆく程度に使用することができる。加工物は、これが第2の温度に達する前においては、非常に低い強度を依然として有し、即ち、機械的分離手段に対する摩耗は低い。
加工物の組織は、有利には、第1の温度から第2の温度への移行中に変換可能である。組織の変換により、特に満足のゆく仕方で高い強度を達成することができる。
この組織は、好ましくは、オーステナイト組織からマルテンサイト組織に変換可能である。このようにすると、加工物の硬化は、この方法に組み込まれる。
分離は、有利には、組織が変換される前に完了可能である。完全な組織の変換が行われる前に分離作業を実施することができ、依然としてかなり軟らかい加工物を摩耗を少なくした状態で分離することができる。
分離は、約350℃〜500℃の温度範囲で特に有利に実施できる。この温度範囲では、加工物は、依然として十分に軟らかい。この温度範囲では良好な有効寿命の状態で機械的分離手段を用いることができる。
分離は、好ましくは、成形を完了した直後に実施することができる。この結果、高い精度が得られる。というのは、成形によっては、加工物の幾何学的形状が変更されないからである。
分離は、特に好ましくは、成形作業の終わり頃に実施できる。この時点では、加工物は、十分に成形されており、従って分離を実施したときに高い精度を依然として達成することができる。
分離は、特に有利には、分離を加工物の肉厚の約1〜3倍の成形用工具用のダイスの残り経路について、好ましくは、加工物の肉厚の約2倍の残り経路について実施できる。これにより、成形作業の終わり頃に実施される分離について高い精度が達成される。
特に有利な仕方で、分離後、分離箇所に隣接して位置する加工物の領域を成形工具用のダイスの領域の方向に変位させるのが良い。意図した最終の輪郭が、加工物をダイスの領域内に動かすことにより達成される。
分離を、好ましくは、加工物ホルダと成形用工具用のダイスの相対運動によって実施するのが良い。分離作業を有利には、加工物ホルダの支援によって実施できる。
加工物ホルダを、有利には、第1のダイスに対して動かすことができ、第1のダイスは、分離前においては、本質的に、加工物ホルダに対してその相対位置を維持する。このようにすると、ダイスと加工物ホルダは、本質的に、互いに対するこれらの位置を維持することができ、分離中、分離作業は、相対運動の結果として起こる。
加工物ホルダを、特に好ましくは、第1のダイスが第2のダイスに対するその運動を完了した後、第1のダイスに対して動かすのが良い。例えば、加工物ホルダは、第1のダイスが第2のダイスに出合った後でも動き続けることができ、分離作業が実施される。
第1のダイスを、好ましくは、加工物ホルダが第2のダイスに対するその運動を完了した後、加工物ホルダに対して動かすのが良い。例えば、第1のダイスは、第2のダイスに対する加工物ホルダの相対運動が停止した後でも第2のダイスに向かって動き続けることができ、分離作業が実施される。
分離を、有利には、成形用工具用の2つのダイスを結合することにより直接実施できる。このようにすると、分離と成形は、ダイスを互いに結合した結果として1回の一体化作業で実施される。
ダイスは、有利には、分離装置用の切断要素を有することができ、切断要素は、分離中、それぞれのダイスの付形輪郭に対するこれらの相対位置に保持される。一体化分離・成形作業は、ダイスの機械的に単純な運動によって可能であり、これらダイスは、これらの切断要素の助けにより分離を実施する。
本発明の一改造例では、分離中、ダイスの第1の成形部分をダイスの第2の成形部分に対して動かすのが良い。分離作業を成形部分の相対運動によって実施することができる。特定の一設計例では、成形部分のうちの一方と関連した加工物の領域を分離前に完全に成形することができる。このようにして、分離中高い精度を達成することができる。
少なくとも1つの分離装置を用いて特に有利な仕方で分離作業を実施することができ、少なくとも1つの分離装置を分離直後に、分離前のその位置に戻す。これにより、分離装置と加工物の分離平面の接触持続時間が短く保たれ、それにより分離装置の加熱が制限される。分離装置の加熱又は熱膨張により引き起こされる摩耗が減少するだけでなく、分離装置及び加工物の詰まりが防止される。
分離作業は、加工物に縁輪郭を生じさせるよう特に有利な仕方で利用できる。成形から残った突出長さを除去することができる。
加工物は、好ましくは、熱間成形工具で打ち抜かれる。このようにすると、閉鎖された加工物領域が、加工物から分離される。
打ち抜きは、有利には、加工物を成形した後でのみ実施される。打ち抜かれた輪郭の高い精度が達成される。
本発明の目的は、更に、請求項21の特徴を有する金属加工物の熱間成形のための熱間成形工具の利用によって達成される。
分離作業を熱間成形工具内に存在する加工物に対して直接実施することができる分離装置を備えた熱間成形工具を提供することが可能である。実際、かかる分離装置を用いることにより、冷却をも考慮に入れて、時間の関数としての成形作業と分離作業の良好な協調を提供することができる。さらに、分離装置を備えた熱間成形工具を用いることにより高い製造精度を達成することができる。
特に有利な仕方で、分離装置の少なくとも一部分は、成形作業中、加工物を保持する加工物ホルダを備えるのが良く、加工物ホルダは、成形中加工物を固定すると共にダイスに対して動くことができ、それにより分離作業をこの相対運動によって実施できる。分離作業は、有利には、加工物ホルダの支援により実施できる。
加工物ホルダは、分離が達成されるまで、本質的に、加工物に対するその相対位置を維持する第1のダイスに対して動くことができるということが特に好ましい。このようにすると、ダイスと加工物ホルダは、本質的に、互いに対するこれらの位置を維持することができ、分離中、分離作業は、相対運動の結果として起こる。
加工物ホルダを、有利には、閉鎖状態におけるダイスの思案点越しに第2のダイスに対して動かすことができる。分離作業は、例えば、第1のダイスが第2のダイスに対してもはや動いていない間、加工物ホルダが第2のダイスに対してその運動を続行することにより実施できる。
第1のダイスを、有利には、第2のダイスに対する加工物ホルダの思案点越しに第2のダイスに対して動かすことができる。第1のダイスは、例えば、加工物ホルダが第2のダイスに対して静止している状態で第2のダイスに対するその運動を続行することができ、分離作業が実施される。
好ましくは、少なくとも1つの切断要素が、加工物ホルダに設けられるのが良く、分離装置のための少なくとも1つの切断要素が、ダイスに設けられている。分離作業は、ダイスと加工物ホルダの相対運動によって実施できる。
分離装置は、有利には、加工物ホルダに連結されていて、加工物ホルダと一緒に動くことができる打ち抜き工具を有することができる。加工物ホルダを動かすことにより、打ち抜き工具が動かされ、分離作業を実施することができる。打ち抜き工具及び加工物ホルダの運動の支援により同時分離作業を実施することが可能である。
分離装置は、特に好ましくは、ダイスに設けられていて、ダイスを互いに結合すると加工物に対して分離作業を行う相互に関連した切断要素を有するのが良い。このようにすると、分離と成形は、ダイスを互いに結合した結果として1回の一体化作業で実施される。
切断要素は、有利には、これらのそれぞれのダイスの付形輪郭に対して定位置に固定できる。ダイスの機械的に単純な運動によって成形及び分離を実施することが可能であり、これらダイスは、これらの切断要素の助けにより分離を達成する。
本発明の一改造例では、ダイスは、第1の成形部分及び分離中、第1の成形部分に対して動かすことができる第2の成形部分を有するのが良い。成形部分のうちの一方と関連した加工物の領域を分離前に完全に成形することができる。このようにして、分離中高い精度を達成することができる。
分離装置は、打ち抜き工具を有することが特に有利である。このようにすると、閉鎖された加工物領域を加工物から分離することができる。
分離装置は、有利には、Cu−Zr合金を含む少なくとも1つの切断要素を有することができる。これにより、切断要素に高い耐熱強度が与えられ、その結果良好な耐摩耗性が得られる。さらに、切断要素は、良好な熱伝導率を有する。
これにより、約500℃〜350℃の温度でも、例えば、切断要素の間接的な冷却により分離を実施する可能性が得られる。
本発明の実施形態は、図面に記載されており、これらについて以下に説明する。
本発明の第1の実施形態としての熱間成形工具を示す図である。 本発明の第2の実施形態としての熱間成形工具を示す図である。 本発明の第3の実施形態としての熱間成形工具を示す図である。 本発明の第4の実施形態としての熱間成形工具を示す図である。
以下の説明において、同一又は類似の要素について同一の参照符号が用いられている。
各図の左半分は、成形前の位置を示し、図の右半分は、成形及び分離後の位置を示している。
以下の説明において、「成形」という用語は、変形用工具の影響を受けて生じる加工物の形状の変更を意味する。
図1は、本発明の第1の実施形態としての熱間成形工具1を示しており、この熱間成形工具は、金属加工物4を成形するために互いに対して動くことができる2つのダイス2,3、冷却装置5、分離装置10及び加工物ホルダ12を有している。
冷却装置5を用いることにより、熱間成形工具1内の金属加工物4を第1の高い温度から第2の低い温度に冷却することができる。冷却装置5は、ダイス2,3の付形面6,7の付近に設けられた冷却ライン8,9を有すると共に分離装置10及び加工物ホルダ12の付近に設けられた冷却ライン27,28を有し、これら冷却ラインを通って冷却剤が導かれる。
分離装置10を用いると、熱間成形工具1内に存在する金属加工物4に対して分離作業を実施することができる。分離装置10の一部分は、ダイスのうちの一方を備え、この領域に設けられた冷却ライン27によって間接的に冷却される。分離装置10の別の部分は、加工物ホルダ12を備え、この別の部分は、成形中、金属加工物を固定し、ダイスに対して動くことができ、そしてこの領域に設けられた冷却ライン28によって間接的に冷却される。
また、分離装置の少なくとも一部分は、冷却ラインを用いる直接的な冷却のために構成されるのが良い。
加工物ホルダ12は、特に、第1の保持部分14と第2の保持部分15を有し、金属加工物4は、これら保持部分相互間に保持される。本発明のこの実施形態では、第1の保持部分14は、分離装置10の第1の切断要素11を備え、この第1の保持部分は、第1のダイス2の隣りに配置され、加工物ホルダ12は、第1のダイスに対して動くことができる。
第2のダイス3は、分離装置10の第2の切断要素13を備え、この第2の切断要素は、第1の切断要素11に対応しており、分離中、この第1の切断要素と協働する。第1の切断要素11は、そのダイスの付形面の一部である。図1の左半分に示されているように、成形前の開始位置では、第1の切断要素と第2の切断要素は、金属加工物4の互いに反対側に配置されている。
分離装置10は、第3の切断要素17を備えた打ち抜き工具16を更に有する。打ち抜き工具16は、加工物ホルダ12に連結されており、この加工物ホルダと一緒に動くことができる。加工物ホルダ12及び打ち抜き工具16は、共有のベースプレート18に取り付けられている。ベースプレート18は、ダイスの領域を跨いでいる。第1の保持部分14は、ベースプレートに対して静止している。
ベースプレート18が第1のダイス2に対して動くと、これにより、第1の保持部分14及び打ち抜き工具16は、第1のダイス2に対して動く。第1のダイス2に対するベースプレート18の相対的可動性は、ダイスクッション19によって可能になる。ダイスクッション19は、ばね要素及び(又は)流体工学的要素、例えば油圧シリンダを有するのが良い。
切断要素のうちの少なくとも1つ、本発明のこの実施形態では、切断要素11,13,17の全ては、耐熱性が高く、それと同時に良好な熱伝導率を有する合金を含む。その結果、切断要素は、高温であっても生じる摩耗が少なく、かかる切断要素は、吸収した熱を迅速に放散させることができる。切断要素は、間接冷却により十分に冷却可能である。しかしながら、切断要素は、例えば冷却チャネル及び熱伝達冷却剤を利用することにより積極的に冷却可能である。
切断要素は、好ましくは、Cu−Zr合金を含む。
本発明の第1の実施形態としての熱間成形工具1の機能について以下に説明する。
金属加工物4をその第1の温度まで加熱し、この金属加工物は、かかる第1の温度では、強度が減少し、成形可能性が増大する。本発明のこの実施形態では、第1の温度は、オーステナイト化処理温度である。この温度は、例えば、900℃〜950℃の範囲で選択可能であり、金属加工物は、ボロン合金鋼であるのが良い。加工物を第1の温度で或る特定の期間にわたり焼きなましするのが良い。
次に、加工物を常温ダイス2と積極的に冷却させたダイス3との間に位置決めし、そして加工物ホルダ12の保持部分14,15相互間にクランプする。第2の保持部分15は、アクチュエータ38によって開閉され、このアクチュエータを油圧の作用で且つ(或いは)弾性力により作動させるのが良い。加工物ホルダは、加工物のための完全な保持機能を実行する。
ダイス2,3を結合することにより、加工物が成形され、かかる作業は、この場合、深絞り成形作業である。ベースプレート18は、加工物ホルダ12及び打ち抜き工具16と一緒に、ダイスの合体が思案点に達するまで、即ち、ダイス2,3が閉鎖状態になるまで、第1のダイス2に対するその相対位置を維持する。加工物4の成形は、思案点に達したときに完了する。
次に、ベースプレート18を第2のダイスの方向に、即ち、加工物4に向かって第1のダイス2に対して動かす。これにより、加工物ホルダ12は、第1のダイスに対して動き、この相対運動の結果として、第1の切断要素11及び第2の切断要素13は、分離作業を実施し、かかる分離作業により、加工物4の縁部領域24が分離される。それと同時に、打ち抜き工具16を第1のダイス2に対して、即ち、第1のダイス2に設けられた開口部20を通って動かし、ついには、この打ち抜き工具が第2のダイス3に設けられた対応の対向開口部21内に入るようになる。その結果、打ち抜き片25が、金属加工物から分離され、対向開口部21を通って除去される。
分離における高い精度は、成形完了後の分離によって達成される。
成形と分離は、連続的に行われる。特に、分離は、本質的に、加工物の材料が第1の温度における強度よりも非常に高い強度を有する第2の低い温度に加工物が達する前に完了する。本発明のこの実施形態では、第2の温度は、マルテンサイト温度である。金属加工物を熱間成形工具内の冷却装置5によって急冷し、それにより第1の温度から第2の温度への移行中、そのオーステナイト組織をマルテンサイト組織に変換する。分離は、例えば、約500℃〜350℃の加工物4の温度範囲で行われるのが良い。
図1の右半分は、分離直後の熱間成形工具1の状態を示している。直後に、ベースプレート18を切断経路に沿って第1のダイスに対して引き戻し、分離前のその定位置に戻す。これにより、第1の切断要素11及び第3の切断要素16を加工物のそれぞれの分離平面との接触状態から離脱させ、分離平面からの熱の導入を終わらせる。加工物4の熱膨張は、特に切断要素16から切り離され、詰まりが防止される。
加工物は、これが約100℃〜150℃の温度に達するまで熱間成形工具内に所与の期間にわたり留まる。加工物4は、第1のダイス2と第2のダイス3との間で圧力を受けた状態で保持され続ける。
成形工具の寸法決めにあたり、分離時期と熱間成形工具からの取り出し時期との間の加工物の熱収縮を考慮に入れる必要がある。ダイスは、加工物が取り出されるまで閉鎖状態のままなので、加工物のトリムされた縁部は、加工物の断面に沿って内方に移動する。この移動は、種々の部分の幾何学的形状に応じて、数ミリメートルである場合がある。この理由で、ダイス2,3は、加工物のトリムされる縁部の移動を考慮に入れてかなり大きな設計のものでなければならない。即ち、加工物は、本質的に、これがその意図した取り出し温度に達したときにその最終寸法に達する。
分離を伴う成形のためのサイクル時間は、分離が行われない成形のためのサイクル時間と本質的に同一である。
成形工具で行われるトリミングにもかかわらず、加工物のトリムされた縁部は、熱間成形工具とは別個のトリミングユニットを用いた分離によって得られる切断縁部とちょうど同じほど満足のゆくものである。
図2は、本発明の第2の実施形態としての熱間成形工具101を示している。本発明の第2の実施形態と本発明の第1の実施形態の差について以下に説明する。
本発明の第1の実施形態とは対照的に、第2の実施形態では、熱間成形工具101のための加工物ホルダ12は、成形作業の終わり頃に、即ち、成形が完了する前に、第1のダイス2に対して動かされる。分離は、成形作業の終わり頃に実施される。相対運動、即ち、分離は、金属加工物4の肉厚の約2〜3倍である合致状態のダイスの残り経路について、好ましくは、金属加工物のほぼ肉厚に約1mmを加えた長さの残り経路について起こる。分離後、分離箇所に隣接して位置する加工物の領域をダイスの領域の方向に更に変位させる。しかしながら、分離のための高い精度が依然として達成される。
分離を早めに開始させた結果として、成形及び分離プロセスが早く完了するだけでなく、加工物は、分離時点でより高温状態にある。他方、分離は又、金属加工物が成形の完了時に既にその第2の温度に達したときに実施可能である。
本発明のこの実施形態では、第1のダイス2に対する加工物ホルダ12の好ましい相対運動は、ベースプレート18と加工物ホルダ12との間、即ち、第1のダイス2と加工物ホルダ12との間に設けられた停止装置130及び運動緩衝装置129の助けにより起こる。運動緩衝装置129を油圧の作用で且つ(或いは)弾性力で作動させるのが良い。
ダイスを互いに結合させると、加工物ホルダ12及び第1のダイス2は、当初、これらの相対位置を維持する。成形の終わり頃、停止装置130からの支援により、先に第1のダイス2と一緒に動かされた加工物ホルダ12は、第2のダイス3に対してそれ以上動くのが阻止され、即ち、第2のダイス3に対して思案点に達する。運動緩衝装置129の撓みにより、第1のダイスは、第2のダイスに対して更に運動を生じ、ついには、共有の思案点に達し、即ち、ダイスは、互いに結合し、加工物が完全に形成される。
本発明の第1の実施形態とは対照的に、本発明の第2の実施形態では、第1の切断要素11は、第2の保持部分15に設けられ、これに対応した第2の切断要素13は、第1のダイス2に設けられている。図2に示されているように、それに対応して、冷却ライン27,28が位置決めされている。
第1の実施形態とのもう1つの差は、打ち抜き工具16がベースプレート18に直接設けられていないということにあり、これとは異なり、打ち抜き工具は、別個のアクチュエータ131からの支援により、ベースプレートに対して動くことができるようベースプレート上に支持されている。これにより、打ち抜き工具16を用いた分離を加工物ホルダ12を用いた分離とは別個独立に実施することができる。これは又、加工物ホルダ12を用いた分離の場合とは異なる時期に、例えば、第1の実施形態の場合と同様、成形が完全に終わった後に起こっても良い。
図3は、本発明の第3の実施形態としての熱間成形工具201を示している。本発明の第3の実施形態と第1及び第2の実施形態の差について以下に説明する。
本発明の第3の実施形態では、分離装置210は、ダイス202,203に直接設けられていて、相互に関連した第1の切断要素240及び第2の切断要素241を有しており、これら切断要素は、ダイスが互いに結合した結果として、加工物204に対して分離作業を直接行う。切断要素240,241は、これらのそれぞれのダイス202,203に対するこれらの相対位置を維持する。
しかしながら、切断要素は、依然として可動部分を有しても良い。
図3に示されているように、冷却ライン27,28は、これに対応して切断要素240,241の付近に設けられている。直接的な冷却も又、可能である。
第1及び第2の切断要素240,241を用いた分離を上述したように、ダイスの残り経路について成形作業の終わり頃に本発明の第2の実施形態の場合と同一の仕方で開始させる。
本発明の第3の実施形態では、第1及び第2の切断要素240,241は、各々、それぞれのダイス202,203の付形面206,207の中間に位置している。即ち、分離が始まった後、加工物204の縁部領域224も又成形される。
第1及び第2の切断要素240,241を用いて、定位置にある加工物204に対して分離を実施するのが良く、縁部領域224は、加工物の内側領域226に位置したままである。しかしながら、縁部領域224も又、内側領域226から完全に分離しても良い。
本発明の第3の実施形態では、熱間成形工具201は、加工物ホルダ212を有し、この加工物ホルダの第1の保持部分214は、第1のダイス202を備えている。加工物ホルダの第2の保持部分215は、第1及び第2の実施形態の場合と同じく、第1のダイス202に対して動くことができる。
加工物ホルダは、加工物のための部分的保持機能を有する。成形前においては、第1の切断要素240と加工物ホルダ212によって保持された加工物204との間には空間が存在する。
本発明の第3の実施形態の熱間成形工具201の場合、打ち抜き工具16は、本発明の第2の実施形態の場合と同一の仕方で設けられる。
次に、図4を参照して本発明の第4の実施形態について説明する。
本発明の第4の実施形態は、本発明の第3の実施形態の改造例である。熱間成形工具301は、第1の成形部分350及び第2の成形部分351に分割された第2のダイスを有する。2つの成形部分350,351を分離中、互いに対して動かす。この相対的可動性は、成形部分を互いに連結するよう設けられたダイスクッション360によって可能になる。
金属加工物204の成形のため、2つのダイス202,303は、互いに向かって動く。最初に、第1のダイスと成形部分350のうちの一方との間で成形を完了する。第1のダイス202及びこの成形部分は、その相対運動の思案点に達した後、第2の成形部分351に対して一緒に動き、分離作業を実施する。この手順は、2つの成形部分の相対的可動性によって分離に関して高い精度が達成されるという利点を有し、加工物は、全体として、分離の開始時に完全に成形される。
本発明の第4の実施形態では、第1のダイス202は、第1の、即ち内側成形部分350と一緒に移動し、ついには、共有の思案点に達する。第2の、即ち外側の成形部分351は、第1のダイスの第1の切断要素240に対応した第2の切断要素341を有する。この第2の切断要素は、第1のダイス202と第1の成形部分350が第2の成形部分351に対して一緒に動いたときに分離を行う。
切断要素のうちの少なくとも一方、この場合、第1の切断要素240は、特に、図4に示されているように分離中、保持機能を有するのが良い。この切断要素は、加工物204を内側成形部分350に押し付ける。

Claims (32)

  1. 金属加工物(4,204)を熱間成形する方法であって、先ず最初に前記加工物を第1の高い温度において成形工具(1,101,201,301)で成形し、前記加工物は、前記加工物の材料が前記第1の温度における強度よりも非常に高い強度を有する第2の低い温度に達する、方法において、前記加工物(4,204)は、前記加工物が前記成形工具(1,101,201,301)内に存在している間、前記第2の温度に達する前に分離作業を受ける、方法。
  2. 前記加工物(4,204)の組織は、前記第1の温度から前記第2の温度への移行中に変換される、請求項1記載の方法。
  3. 前記組織は、オーステナイト組織からマルテンサイト組織に変換される、請求項2記載の方法。
  4. 前記分離を前記組織が変換される前に本質的に完了させる、請求項2又は3記載の方法。
  5. 前記分離を約350℃〜500℃の温度範囲で実施する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記分離を前記成形の完了直後に実施する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記分離を前記成形の終わり頃に実施する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記分離を前記加工物(4,204)の肉厚の約1〜3倍の前記成形用工具(101,201,301)用のダイス(2,3;202,203;202,303)の残り経路について、好ましくは、前記加工物の肉厚の約2倍の残り経路について実施する、請求項7記載の方法。
  9. 分離後、前記分離箇所に隣接して位置する前記加工物(4,204)の領域を前記成形工具(101,201,301)用の前記ダイス(2,3;202,203;202,303)の前記領域の方向に変位させる、請求項7又は8記載の方法。
  10. 前記分離を加工物ホルダ(12)と前記成形用工具(1,101)用のダイス(2)の相対運動によって実施する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記加工物ホルダ(12)を第1のダイス(2)に対して動かし、前記第1のダイスは、分離前においては、本質的に、前記加工物ホルダ(12)に対してその相対位置を維持する、請求項10記載の方法。
  12. 前記加工物ホルダ(12)を前記第1のダイスが第2のダイス(3)に対するその運動を完了した後、前記第1のダイス(2)に対して動かす、請求項11記載の方法。
  13. 前記第1のダイス(2)を前記加工物ホルダが第2のダイス(3)に対するその運動を完了した後、前記加工物ホルダ(12)に対して動かす、請求項11又は12記載の方法。
  14. 前記成形用工具(201,301)用の2つのダイス(2,3;202,203;202,303)を結合することにより前記分離を直接実施する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記ダイス(202,203)は、分離装置(210)用の切断要素(240,241)を有し、前記切断要素は、分離中、それぞれの前記ダイス(202,203)の付形輪郭(206,207)に対するこれらの相対位置に保持される、請求項14記載の方法。
  16. 分離中、ダイス(303)の第1の成形部分(350)を前記ダイス(303)の第2の成形部分(351)に対して動かす、請求項14又は15記載の方法。
  17. 少なくとも1つの分離装置(10)を用いて前記分離作業を実施し、前記少なくとも1つの分離装置を前記分離直後に、前記分離前のその位置に戻す、請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記分離作業を利用して前記加工物(4,204)に縁輪郭を生じさせる、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記加工物(4,204)を前記熱間成形工具(1,101,201,301)で打ち抜く、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記打ち抜きは、前記加工物(4,204)が成形された後でのみ実施する、請求項19記載の方法。
  21. 金属加工物(4,204)を熱間成形し、特に、請求項1記載の方法を実施するための熱間成形工具(1,101,201,301)であって、前記加工物を成形するために互いに対して動かすことができる少なくとも2つのダイス(2,3;202,203;202,303)を有すると共に前記熱間成形工具内の前記加工物を第1の高い温度から第2の低い温度に冷却することができる冷却装置(5)を有する、熱間成形工具において、前記熱間成形工具(1,101,201,301)は、分離作業を前記熱間成形工具内に存在する加工物に対して実施することができる分離装置(10,210,310)を備えている、熱間成形工具。
  22. 前記分離装置(10)の少なくとも一部分(11)は、前記成形作業中、前記加工物(4)を保持する加工物ホルダ(12)を備え、前記加工物ホルダは、ダイス(2)に対して動くことができ、それにより分離作業をこの相対運動によって実施できる、請求項21記載の熱間成形工具。
  23. 前記加工物ホルダ(12)を第1のダイス(2)に対して動かすことができ、前記第1のダイスは、前記分離まで、本質的に、前記加工物ホルダ(12)に対するその相対位置を維持する、請求項22記載の熱間成形工具。
  24. 前記加工物ホルダ(12)を閉鎖状態における前記ダイス(2,3)の思案点越しに第2のダイス(3)に対して動かすことができる、請求項23記載の熱間成形工具。
  25. 前記第1のダイス(2)を前記第2のダイス(3)に対する前記加工物ホルダの思案点越しに第2のダイス(3)に対して動かすことができる、請求項23又は24記載の熱間成形工具。
  26. 少なくとも1つの切断要素(11)が、前記加工物ホルダ(12)に設けられ、前記分離装置(10)のための少なくとも1つの切断要素(13)が、前記ダイス(2)に設けられている、請求項22〜25のいずれか1項に記載の熱間成形工具。
  27. 前記分離装置(10)は、前記加工物ホルダ(12)に連結されていて、前記加工物ホルダと一緒に動くことができる打ち抜き工具(16)を有する、請求項22〜26のいずれか1項に記載の熱間成形工具。
  28. 前記分離装置(210)は、前記ダイス(202,203;202,303)に設けられていて、前記ダイスを互いに結合すると前記加工物(204)に対して分離作業を行う相互に関連した切断要素(240,241;240,341)を有する、請求項21〜27のいずれか1項に記載の熱間成形工具。
  29. 前記切断要素(240,241)は、これらのそれぞれのダイス(202,203)の付形輪郭(206,207)に対して定位置に固定されている、請求項28記載の熱間成形工具。
  30. ダイス(303)は、第1の成形部分(350)及び分離中、前記第1の成形部分に対して動かすことができる第2の成形部分(351)を有する、請求項28又は29記載の熱間成形工具。
  31. 前記分離装置(10,210,310)は、打ち抜き工具(16)を有する、請求項21〜30のいずれか1項に記載の熱間成形工具。
  32. 前記分離装置(10,210)は、Cu−Zr合金を含む少なくとも1つの切断要素(11,13,17,240,241,341)を有する、請求項21〜31のいずれか1項に記載の熱間成形工具。
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