JP2010264000A - 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム - Google Patents

放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010264000A
JP2010264000A JP2009116533A JP2009116533A JP2010264000A JP 2010264000 A JP2010264000 A JP 2010264000A JP 2009116533 A JP2009116533 A JP 2009116533A JP 2009116533 A JP2009116533 A JP 2009116533A JP 2010264000 A JP2010264000 A JP 2010264000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
unit
state
radiation
image detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009116533A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Eguchi
愛彦 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Original Assignee
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Medical and Graphic Inc filed Critical Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Priority to JP2009116533A priority Critical patent/JP2010264000A/ja
Publication of JP2010264000A publication Critical patent/JP2010264000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】迅速な撮影を可能としつつ、内蔵されている電源の省電力化によって、撮影の際に電源の残量が少なくなっても残りの撮影作業を続行可能とできる放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムを得る。
【解決手段】放射線画像検出器内各部に電力を供給する電源部と、電源部の電源残量を検知する検知部と、放射線画像検出器内各部を制御する制御部と、を有し、制御部は、検知部の検知結果に基づいて、撮像部を撮影可能状態と撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態のいずれか一方を選択し移行する放射線画像検出器とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、可搬型の放射線画像検出器及び当該放射線画像検出器を用いた放射線画像撮影システムに関するものである。
従来より、病気診断等を目的として、X線画像に代表される放射線を用いて撮影された放射線画像が広く用いられている。
こうした医療用の放射線画像は、従来は感光体としてフィルムを用いて撮影されていたが、近年では、放射線画像のデジタル化が実現されており、例えば、被検体を透過した放射線を輝尽性蛍光体層が形成された輝尽性蛍光体シートに蓄積させた後、この輝尽性蛍光体シートをレーザ光で走査し、これにより輝尽性蛍光体シートから発光される輝尽光を光電変換して画像データを得るCR(Computed Radiography)装置が普及している。
更には、CR装置に代えて、照射された放射線を検出しデジタル画像データとして取得する検出器として放射線固体撮像素子(FPD:Flat Panel Detector)を用いるものが登場しており、CR装置のカセッテ同様に可搬型に構成されたカセッテ型のFPD(以下、FPDカセッテと称す)も用いられるようになっている。
この放射線画像検出器であるFPDカセッテには、可搬型のメリットを生かすため内部に電源を有しており、この電源の省電力化を目的として、撮影可能状態と、撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態の2つの動作状態を備え、撮影終了を検知すると撮影待機状態とする放射線画像検出器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−208319号公報
上記のような、内部に電源部を有するFPDカセッテにおいては、頻繁な電池交換や充電を必要とするのでは、迅速な撮影及び診断を行う際の障害となる。しかし、FPDカセッテは従来の装置と互換性を持たせるため筐体のサイズを変更し大きくすることは困難であり、より大型の大容量の電源を内包させることは容易ではない。このためFPDカセッテ内の消費電力の削減が急務となっている。
例えば、複数枚の撮影を必要とする場合に、途中で電源の残量が少なくなり、撮影の続行不能となった場合、電池交換或いは充電等で、撮影の中断や後日再撮影となるのでは、被検体である被撮影者にとって、負担の増大につながり、好ましくない。
上記の特許文献1に記載の放射線画像検出器は、撮影終了を検知すると撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態とするものであり、省電力化できるものであるが、撮影の都度、撮影待機状態となるため、連続した撮影に際しては、やや迅速性に欠ける場合がある。
本発明は上記問題に鑑み、迅速な撮影を可能としつつ、内蔵されている電源の省電力化によって、撮影の際に電源の残量が少なくなっても残りの撮影作業を続行可能とできる放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムを得ることを目的とするものである。
上記の課題は、下記の構成により達成される。
(1)放射線発生装置から発せられ被検体を透過した放射線を検出して画像データを生成する撮像部を有する放射線画像検出器であって、前記撮像部の動作状態として撮影可能状態及び前記撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態を備えており、前記放射線画像検出器内の各部に電力を供給する電源部と、該電源部の電源残量を検知する検知部と、前記放射線画像検出器内各部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記検知部の検知結果に基づいて、前記撮像部を撮影可能状態或いは前記撮影待機状態のいずれか一方を選択し移行させることを特徴とする放射線画像検出器。
(2)前記放射線画像検出器は、前記画像データを伝送する通信部を有し、前記検知部は、前記通信部による前記画像データの送信後に、前記電源部の電源残量を検知するものであることを特徴とする前記(1)に記載の放射線画像検出器。
(3)前記制御部は、前記検知部で検知した電源残量を、撮影可能回数に余裕のある状態と、撮影可能回数が僅かである状態と、撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態と、に分別し、撮影可能回数に余裕のある状態のとき前記撮影可能状態を選択し、撮影可能回数が僅かである状態のとき前記撮影待機状態を選択することを特徴とする前記(1)又は前記(2)に記載の放射線画像検出器。
(4)放射線発生装置と、前記(1)から前記(3)までの何れかに記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器と通信を行うコンソールと、を有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
(5)放射線発生装置と、該放射線発生装置から発せられ被検体を透過した放射線を検出して画像データを生成する撮像部を有する放射線画像検出器と、該放射線画像検出器と通信を行うコンソールと、を有する放射線画像撮影システムにおいて、前記放射線画像検出器は、前記撮像部の動作状態として撮影可能状態及び前記撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態を備えており、前記放射線画像検出器内の各部に電力を供給する電源部と、該電源部の電源残量を検知する検知部と、前記放射線画像検出器内各部を制御する制御部と、前記コンソールと通信を行う通信手段と、を有し、前記制御部は、前記検知部の検知結果を前記通信手段により前記コンソールへ送信し、前記コンソールは、送信された前記検知部の検知結果に基づいて、前記放射線画像検出器の前記撮像部を撮影可能状態か、前記撮影待機状態とするかを判定し、該判定の結果を前記放射線画像検出器へ送信し、前記制御部は、送信された前記判定の結果に基づいて、前記撮像部を前記撮影可能状態或いは前記撮影待機状態のいずれか一方を選択し移行させることを特徴とする放射線画像撮影システム。
(6)前記検知部は、前記画像データを前記コンソールへ送信した後に、前記電源部の電源残量を検知するものであることを特徴とする前記(5)に記載の放射線画像撮影システム。
(7)前記コンソールは、送信された前記検知部の検知結果を、撮影可能回数に余裕のある状態と、撮影可能回数が僅かである状態と、撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態と、に分別し、撮影可能回数に余裕のある状態のとき前記撮影可能状態を選択し、撮影可能回数が僅かである状態のとき前記撮影待機状態を選択することを特徴とする前記(5)又は前記(6)に記載の放射線画像撮影システム。
本発明によれば、迅速な撮影を可能としつつ、内蔵されている電源の省電力化によって、撮影の際に電源の残量が少なくなっても残りの撮影作業を続行可能とできる放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムを得ることが可能となる。
本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。 FPDカセッテとコンソールの要部構成を示すブロック図である。 FPDカセッテの内部を示す斜視図である。 本実施の形態に係る放射線画像検出器を含む放射線画像撮影システムの動作概略の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る放射線画像検出器を含む放射線画像撮影システムの動作概略の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの動作概略の他の例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの動作概略の他の例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1は、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。
同図に示すように、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムは、病院や医院内で行われる放射線画像の撮影を想定したシステムであり、放射線画像検出器であるFPDカセッテ6と、このFPDカセッテ6と無線通信可能な制御装置であるコンソール7を有している。100は撮影室であり、放射線撮影に関する操作を行う撮影操作装置4、無線通信を行うためのアクセスポイント5、放射線照射装置3、ルータ9、を備えている。
アクセスポイント5は、放射線照射装置3を備えた撮影室の所定領域内でFPDカセッテ6とコンソール7とが無線通信する際に、これらの通信を中継する機能をもつ。
なお、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムにおける、FPDカセッテ6とコンソール7との通信方式としては、コマンド通信用として低消費電力であるZigBee方式やBluetooth方式が好ましく、撮影した詳細画像の伝送用としては高速の無線LAN(例えば、IEEE801.11a/b/g/n準拠の通信方式)やCertified Wireless USBが好ましいが、これに限るものでなく、1種の無線通信方式で通信するシステムであってもよい。また、アクセスポイント5を経由せず、FPDカセッテ6とコンソール7とで、直接的に無線通信を行う通信システムであってもよいし、有線の通信方式であってもよい。
放射線照射装置3は、臥位撮影台11に横たわっている被検体(被撮影者)である患者12に対して放射線(例えば、X線)を照射するようになっており、臥位撮影台11の下方には、FPDカセッテ6を装着する放射線画像検出器装着口11aが設けられている。放射線照射装置3は、撮影操作装置4により制御されて所定の撮影条件で放射線撮影を行うようになっている。
また、同図に示すように、撮影操作装置4と、アクセスポイント5と、コンソール7とは、ネットワークNWを通じて接続されて構成されている。なお、不図示であるが、放射線画像撮影システムは、患者診断情報や会計情報を一元管理するHIS(Hospital Information System)や放射線診療の情報を管理するRIS(Radiology Information System)とネットワークNWを介して接続されている。ネットワークNWは、当該システム専用の通信回線であってもよいが、システム構成の自由度が低くなってしまう等の理由のため、イーサネット(登録商標)等の既存の回線である方が好ましい。
図2は、FPDカセッテ6とコンソール7の要部構成を示すブロック図である。
FPDカセッテ6は撮像部6A、制御部60、画像記憶部660、電源である電源66、定電圧生成部67、電源状態検知部68、及び送受信部65等からなる。
撮像部6Aは放射線画像信号を取得する機能を有する。制御部60は、FPDカセッテ6の各部を統括的に制御する機能を有し、制御プログラムやデータ等を記憶するROM、制御プログラムに従って制御部60の制御を実行するCPU、CPUがワークエリアとして利用するRAM、等から構成されている。画像記憶部660は、撮像部6Aが撮像した画像信号を記憶するRAMなどからなる。送受信部65は、コンソール7等との通信を行う。電源66は、FPDカセッテ6の各部に電力を供給するものであり、充電式或いは交換式の電池や、電池以外にキャパシタ等であってもよい。定電圧生成部67は、電源66に接続され、複数種の電圧を生成し、撮像部6Aに供給する。
更に、電源66には、電源66の電圧を検知する検知部である電源状態検知部68が接続されている。電源状態検知部68により検知された電源66の電圧は、制御部60に伝えられるようになっている。
コンソール7は、コンソール制御部70、送受信部75、表示部77、入力操作部78、画像記憶部760を備えて構成されている。コンソール制御部70は、コンソール7の各部を統括的に制御する機能を有し、制御プログラムやデータ等を記憶するROM、制御プログラムに従ってコンソール制御部70の制御を実行するCPU、CPUがワークエリアとして利用するRAM、等から構成されている。
表示部77は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、コンソール制御部70から送られる表示信号の指示に従って、FPDカセッテ6で撮影した画像信号、撮影条件の情報、患者リスト、各種のメッセージや画像等、各種画面を表示するものである。
入力操作部78は、例えば、キーボードやマウス等から構成されており、キーボードで押下操作されたキーの押下信号やマウスによる操作信号を入力信号としてコンソール制御部70に対して出力するものである。なお、入力操作部78は、いわゆる、タッチパネルにより構成されていてもよい。そして入力操作部78により撮影条件の情報の入力を行う。ここでいう撮影条件の情報とは、放射線量や放射線検出感度情報等のことである。例えば、放射線照射装置3から照射する放射線量は、撮影部位や患者の条件によって異なる。また、放射線検出感度情報は撮影に用いるFPDカセッテ6に対応しており、FPDカセッテ6に使用されている発光層64の種類や検出素子620の性能によって異なる放射線検出感度を有することになる。
画像記憶部760は、撮像部6Aが撮像した画像信号や画像信号に基づいて得られた画像データや、コンソール7が処理を施して得た画像信号や画像信号に基づいて得られた画像データなどを記憶するRAM或いはROMなどからなる。送受信部75は、FPDカセッテ6等との通信を行う。
図3は、FPDカセッテ6の内部を示す斜視図である。
同図示すように、FPDカセッテ6は、内部を保護する筐体61を有しており、カセッテとして運搬可能に、すなわち可搬に構成されている。筐体61の内部には、照射された放射線を電気信号に変換する撮像パネル62が層を成して形成されている。この撮像パネル62における放射線の照射面側には、入射された放射線の強度に応じて発光を行う発光層64が設けられている。また撮像パネル全体の大きさは、例えば大角、半切、六切り等の撮影サイズに対応している。
発光層64は、一般にシンチレータ層と呼ばれるものであり、例えば、蛍光体を主たる成分とし、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの電磁波、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる電磁波(光)を出力する。
撮像パネル62は、発光層64の放射線が照射される側の面と反対側の面に設けられ、発光層64から出力された電磁波(光)を電気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積された電気エネルギーに基づく画像信号の出力を行う検出素子がマトリクス状に配列されている。撮像パネル62に蓄積された電荷は、走査駆動回路609、読出回路608により読み出される。これら、撮像パネル62、走査駆動回路609、読出回路608の総称として、撮像部6A(図2参照)と称している。読み出された画像信号や画像信号に基づいて得られた画像データは、画像記憶部660に記憶され、制御部60の制御により送受信部65から、アクセスポイント5を介してコンソール7へ送信される。
電源66は、FPDカセッテ6の各部に電力を供給するものであり、充電式或いは交換式の電池や、電池以外にキャパシタ等であってもよい。なお、この電源66には、不図示の電源状態検知部68(図2参照)が接続されている。
図4及び図5は、本実施の形態に係る放射線画像検出器を含む放射線画像撮影システムの動作概略の一例を示すフローチャートである。以下、図4、図5に示すフローに従い動作概略を説明する。なお、以下の放射線画像検出器側の動作については、個々に記載していないが、制御部60により統括的に制御されているものである。
図4に示すフローチャートにおいては、撮影に使用するFPDカセッテ6は、FPDカセッテ6に付帯するメインスイッチがONされているが、撮像パネル62等の撮像部6Aについては起動されていない状態(OFF状態)となっているものとする。
また、予め、コンソール7で、患者情報の検索及び、上述の放射線診療の情報を管理するRISからの検査情報結果を受けて、検査部位の選択が行われ、撮影に使用するFPDカセッテ6が選択されて撮影位置である放射線画像検出器装着口11a(図1参照)に配置されているものとする。
FPDカセッテ6では、まず電源状態検知部68により電源電圧(例えば電池の場合、電池の電圧)を検知する(ステップS201)。次いで、制御部60が検知した電源電圧値Vが所定の電圧値V2より低いか否か判断する(ステップS202)。
FPDカセッテ6内の制御部60は、検知した電池の電圧値Vに対し、例えば、予め実験等により求められたV1とV2の値(V1>V2)と比較し、3種の状態に分別するようになっている。即ち、撮影可能回数に余裕のある状態(V>V1)と、撮影可能回数が残り僅かである状態(V1≧V≧V2)と、撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態(V<V2)(以下、この状態を撮影不可の状態と称す)と、に分別するようになっている。
なお、電源電圧を検知するのは、電源電圧と電源残量には相関関係があり、電源電圧を検知することで電源残量を推定することができるからである。
FPDカセッテ6では、ステップS202において電源電圧値Vが所定の電圧値V2より低い場合(ステップS202;Yes)は、FPDカセッテ6の電源が撮影不可の状態であると判断し、撮影不可情報をコンソール7に送信(ステップS241)し、動作を終了させる。
また、電源の電圧値Vが所定の電圧値V2より高い場合(ステップS202;No)には、FPDカセッテ6の電源が撮影可能回数に余裕のある状態もしくは撮影可能回数が残り僅かである状態と判断し、撮影可能の情報をコンソール7に送信(ステップS203)する。
コンソール7では、受信した情報が撮影不可情報か撮影可能情報かを判断(ステップS101)し、撮影不可情報を受信した場合(ステップS101;Yes)には終了し、撮影可能情報を受信した場合(ステップS101;No)には、コンソール7から、撮像部6AをONさせる命令を送信する(ステップS103)。FPDカセッテ6は、この命令を受信すると、撮像パネル62を含む撮像部6A各部に電源が供給され、撮像部6AをONさせる(ステップS204)。
撮像部6AをONさせるとは、図2に示す定電圧生成部67を駆動して複数の電圧を生成し、撮像パネル62、走査駆動回路609、読出回路608等へ所定の電圧で電力供給を行うことである。
FPDカセッテ6は、この後、撮像部6AがONした情報をコンソール7に送信し(ステップS205)、コンソール7では、これを受けて付随の表示部にFPDカセッテが準備完了状態になったことを表示する(ステップS105)。
一方、放射線照射装置3においては、撮影待機状態とするための2段スイッチの第1段目SW1がONされるのを待機(ステップS301)しており、オペレータである技師により該スイッチの第1段目SW1がONされる(ステップS301;Yes)と、該スイッチの第1段目SW1がONされたことをコンソール7に伝達する(ステップS302)。
コンソール7では、この放射線照射装置3からのスイッチSW1のONの情報を受けると、FPDカセッテ6へ撮影準備の要求を送信する(ステップS106)。FPDカセッテ6はコンソール7からの撮影準備要求を受信すると、蓄積電荷のリセットを行う(ステップS206)。蓄積電荷のリセットとは、FPDカセッテ6内の撮像パネルに、暗電流ノイズ等により既に蓄積されている電荷を掃き出してクリアすることである。
FPDカセッテ6は蓄積電荷のリセット後、撮影準備が完了したことを送信する(ステップS207)。コンソール7では、FPDカセッテ6の撮影準備完了を受けて、放射線照射装置3のインターロックを解除する(ステップS108)。すなわち、放射線照射装置3の照射禁止ロックが解除される。また、このとき、放射線照射装置3で照射する放射線量等の撮影条件が伝達される。
放射線照射装置3では、インターロックが解除されると、放射線照射装置3に接続された2段スイッチの第2段目SW2がONされるのを待機(ステップS303)し、該スイッチの第2段目SW2がONされる(ステップS303;Yes)と、該スイッチの第2段目SW2がONされたことをコンソール7に伝達する(ステップS304)。
この後、放射線が曝射(ステップS310)され、FPDカセッテ6内の撮像パネルは発光層から出力された光を電気エネルギーに変換して蓄積する。すなわち、撮像パネルに画像情報の蓄積が行われる(ステップS210)。
放射線照射装置3は、所定の撮影条件での放射線の曝射を終了して停止する(ステップS311)。
以降は、図5に示すフローとなる。
図5に示すように、撮影が終了すると、コンソール7からFPDカセッテ6へ、無線にて画像読み取りの要求を送信(ステップS110)し、FPDカセッテ6がこれを受信すると、画像読み取りが行われる(ステップS211)。この画像読み取りとは、撮像パネルの個々の画素に蓄積された電荷を、走査駆動回路、読出回路により読み出し、画像記憶部に記憶することであり、読み出された画像信号は、画像データとしてRAW画像データと間引き画像データを生成して記憶しておくことが好ましい。なお、画像データは、これに限らず、圧縮された画像データであってもよい。
FPDカセッテ6内での画像読み取りが終了(ステップS212)すると、FPDカセッテ6からコンソール7へ、画像読み取りが完了したことを送信する(ステップS213)。コンソール7側では画像読み取りの完了を受信すると、コンソール7からFPDカセッテ6へ、撮影された画像の送信要求が送信される(ステップS114)。FPDカセッテ6では、コンソール7からの画像送信要求を受信すると、画像データ(RAW画像データと間引き画像データ)の送信(ステップS215)を行い、コンソール7で画像データが受信される。
なお、FPDカセッテ6からコンソール7への画像の送信は、間引き画像データを先に送信し、その後、RAW画像データを送信することが好ましい。
次いで、コンソール7からFPDカセッテ6へ、暗画像データの送信要求がなされ(ステップS116)、FPDカセッテ6側でこれを受信すると、FPDカセッテ6は、暗画像データを取得する(ステップS217)。暗画像データの取得とは、放射線に露光していない各画素毎のオフセットデータの取得を意味し、放射線の曝射を行わずに撮像パネルを所定時間駆動して、撮像パネルの個々の画素に蓄積された電荷を、走査駆動回路、読出回路により読み出し、画像記憶部に記憶することである。
暗画像データの取得後、FPDカセッテ6からコンソール7へ、暗画像データを送信(ステップS218)し、コンソール7で受信する。
コンソール7側では、受信した画像データと暗画像データに基づいて、画像を補正し、プレビュー画像を表示部に表示(ステップS119)し、画像データを保存する(ステップS120)。画像データの保存は、例えばネットワーク上に配置されたサーバー等に保存されることが好ましいが、コンソール7内の記憶部に保存してもよい。
一方、FPDカセッテ6では、ステップS218での暗画像データ送信後、電源状態の検知を行う(ステップS219)。ここでもステップS201で行ったと同様に、電源状態検知部68により電源電圧値V(本例では電池の電圧)を検知する。
コンソール7では、撮影終了か否か判断(ステップS123)し、撮影終了の場合(ステップS123;Yes)は、終了情報をFPDカセッテ6へ送信(ステップS124)して終了する。撮影終了でない場合(ステップS123;No)は、撮影継続情報をFPDカセッテ6へ送信(ステップS125)する。
FPDカセッテ6では、コンソール7から送信される終了情報又は撮影継続情報に基づき、撮影終了か否か判断する(ステップS221)。終了情報の場合(ステップS221;Yes)は、終了する。撮影継続情報の場合(ステップS221;No)は、ステップS219で検知した電源電圧値Vが、所定の電圧値V1より高いか否か判断する(ステップS222)。電源電圧値Vが所定の電圧値V1より高い場合(ステップS222;Yes)は、電源に余裕がある旨の情報をコンソール7へ送信(ステップS242)し、ステップS205へ戻る。すなわち、電源電圧値Vが所定の電圧値V1より高い場合は、撮影可能回数に余裕のある状態と判断し、撮像部6Aを撮影可能状態(ON状態)としたままとするということである。
電源電圧値Vが所定の電圧値V1以下の場合(ステップS222;No)は、ステップS219で検知した電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上であるか判断する(ステップS223)。電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上の場合(ステップS223;Yes)は、撮像部6Aへの通電を断ち(ステップS224)、ステップS201に戻る。すなわち、電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上の場合は、撮影可能回数が僅かである状態と判断し、撮像部6Aを撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態(OFF状態)とするということである。
電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上でない場合(ステップS223;No)は、撮影不可の状態と判断し、撮影不可である旨の情報をコンソール7へ送信(ステップS243)し、終了する。撮影不可の状態と判断されたFPDカセッテ6は、再充電がなされるまで、撮影のための選択が不可となされる。
一方、コンソール7側では、ステップS125で撮影継続情報を送信した後、FPDカセッテ6から送信されるFPDカセッテ6の電源余裕有り情報又は撮影不可情報に基づいて、FPDカセッテ6の電源に余裕がある場合(ステップS126;Yes)には、ステップS105へ戻り、上述の動作をおこなう。撮影不可情報を受信した場合(ステップS127;Yes)には、終了する。電源余裕有り情報及び撮影不可情報のない場合(ステップS126;No及びステップS127;No)は、ステップS101に戻り、上述の動作をおこなう。
以上が、本実施の形態に係る放射線画像検出器を有した放射線画像撮影システムの動作概略の一例である。
以上説明したように、本実施の形態に係る放射線画像検出器であるFPDカセッテは、電源部の状態を検知する電源状態検知部68を有し、撮影後に電源状態検知部により検知された電源状態に基づいて、撮影可能回数に余裕があると見なされた場合は撮像部を撮影可能状態(ON状態)とし、撮影可能回数が僅かであると見なされる場合は消費電力の少ない撮影待機状態(OFF状態)とするものである。
このように、撮影可能回数に余裕がある電源状態の場合には、FPDカセッテの撮像部をON状態に維持し、次の撮影等に対して迅速に対応できるシーケンスとすることで、被検体である被撮影者の肉体的負担を最小限に抑えることができる。また、撮影可能回数が僅かである電源状態の場合には、撮像部をOFF状態とし、無駄な電力消耗を抑えたシーケンスとすることで、次の撮影作業を続行可能とし、撮影の中断等による被撮影者の肉体的負担を抑えることができる。加えて、FPDカセッテ6の電源が撮影不可状態となる前に、撮影作業の手順が変更となることで、見落としがちな電源の状態をオペレータである技師に気づかせることができ、早めの充電を促すことができるようになる。
また、電源状態検知部の検知タイミングを、画像データの送信後とすることにより、一枚の撮影シーケンス終了後の電源残量が検知されることとなり、より正確に電源残量を計測することができ、以降の撮影に支障をきたさないようにすることができる。また、検知部で検知した電源状態を、大きく3種に分別することで、簡便な制御とすることができる。
なお、上記の実施の形態においては、放射線画像検出器であるFPDカセッテ6内の制御部60が撮像部6Aを撮影可能状態(ON状態)と撮影待機状態(OFF状態)のいずれか一方を選択する構成で説明したが、これに限るものでない。コンソール7側からの命令によりFPDカセッテ6内の撮像部6Aを撮影可能状態と撮影待機状態のいずれか一方を選択する構成であってもよい。
図6及び図7は、本実施の形態に係る放射線画像検出器を含む放射線画像撮影システムの動作概略の他の例を示すフローチャートである。以下、図6、図7に示すフローに従い動作概略の他の例を説明する。なお、本例においても、撮影に使用するFPDカセッテ6は、FPDカセッテ6に付帯するメインスイッチがONされているが、撮像パネル62等の撮像部6Aについては起動されていない状態(OFF状態)となっているものとする。
また、予め、コンソール7で、患者情報の検索及び、上述の放射線診療の情報を管理するRISからの検査情報結果を受けて、検査部位の選択が行われ、撮影に使用するFPDカセッテ6が選択されて撮影位置である放射線画像検出器装着口11a(図1参照)に配置されているものとする。
図6に示すフローチャートにおいて、まず、コンソール7よりFPDカセッテ6へ、電源状態検知命令が送信される(ステップS151)。電源状態検知命令を受信したFPDカセッテ6では、電源状態検知部68により電源電圧(例えば電池の場合、電池の電圧)を検知する(ステップS251)。次いで、検知した電源電圧Vの情報をコンソール7へ送信する(ステップS252)。
コンソール7では、送信された電源電圧値Vが所定の電圧値V2より低いか否か判断する(ステップS152)。
コンソール7は、受信した電源電圧値Vに対し、例えば、予め実験等により求められたV1とV2の値(V1>V2)と比較し、3種の状態に分別するようになっている。即ち、FPDカセッテ6の撮影可能回数に余裕のある状態(V>V1)と、撮影可能回数が残り僅かである状態(V1≧V≧V2)と、撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態(V<V2)(以下、この状態を撮影不可の状態と称す)と、に分別するようになっている。
コンソール7では、ステップS152において電源電圧値Vが所定の電圧値V2より低い場合(ステップS152;Yes)は、FPDカセッテ6の電源が撮影不可の状態であると判断し、撮影不可命令をFPDカセッテ6に送信(ステップS191)し、動作を終了させる。
また、電源の電圧値Vが所定の電圧値V2より高い場合(ステップS152;No)には、FPDカセッテ6の電源が撮影可能回数に余裕のある状態もしくは撮影可能回数が残り僅かである状態と判断し、コンソール7からFPDカセッテ6へ、撮像部6AをONさせる命令を送信する(ステップS153)。
FPDカセッテ6では、撮影不可命令を受信した場合(ステップS253;Yes)には終了し、撮影不可命令が受信されず(ステップS253;No)、撮像部ON命令を受信すると、撮像パネル62を含む撮像部6A各部に電源を供給し、撮像部6AをONさせる(ステップS254)。
FPDカセッテ6は、この後、撮像部6AがONした情報をコンソール7に送信し(ステップS255)、コンソール7では、これを受けて付随の表示部にFPDカセッテが準備完了状態になったことを表示する(ステップS155)。
一方、放射線照射装置3においては、撮影待機状態とするための2段スイッチの第1段目SW1がONされるのを待機(ステップS301)しており、オペレータである技師により該スイッチの第1段目SW1がONされる(ステップS301;Yes)と、該スイッチの第1段目SW1がONされたことをコンソール7に伝達する(ステップS302)。
コンソール7では、この放射線照射装置3からのスイッチSW1のONの情報を受けると、FPDカセッテ6へ撮影準備の要求を送信する(ステップS156)。FPDカセッテ6はコンソール7からの撮影準備要求を受信すると、蓄積電荷のリセットを行う(ステップS256)。
FPDカセッテ6は蓄積電荷のリセット後、撮影準備が完了したことを送信する(ステップS257)。コンソール7では、FPDカセッテ6の撮影準備完了を受けて、放射線照射装置3のインターロックを解除する(ステップS158)。すなわち、放射線照射装置3の照射禁止ロックが解除される。また、このとき、放射線照射装置3で照射する放射線量等の撮影条件が伝達される。
放射線照射装置3では、インターロックが解除されると、放射線照射装置3に接続された2段スイッチの第2段目SW2がONされるのを待機(ステップS303)し、該スイッチの第2段目SW2がONされる(ステップS303;Yes)と、該スイッチの第2段目SW2がONされたことをコンソール7に伝達する(ステップS304)。
この後、放射線が曝射(ステップS310)され、FPDカセッテ6内の撮像パネルは発光層から出力された光を電気エネルギーに変換して蓄積する。すなわち、撮像パネルに画像情報の蓄積が行われる(ステップS260)。
放射線照射装置3は、所定の撮影条件での放射線の曝射を終了して停止する(ステップS311)。
以降は、図7に示すフローとなる。
図7に示すように、撮影が終了すると、コンソール7からFPDカセッテ6へ、無線にて画像読み取りの要求を送信(ステップS160)し、FPDカセッテ6がこれを受信すると、画像読み取りが行われる(ステップS261)。
FPDカセッテ6内での画像読み取りが終了(ステップS262)すると、FPDカセッテ6からコンソール7へ、画像読み取りが完了したことを送信する(ステップS263)。コンソール7側では画像読み取りの完了を受信すると、コンソール7からFPDカセッテ6へ、撮影された画像の送信要求が送信される(ステップS164)。FPDカセッテ6では、コンソール7からの画像送信要求を受信すると、画像データ(RAW画像データと間引き画像データ)の送信(ステップS265)を行い、コンソール7で画像データが受信される。
次いで、コンソール7からFPDカセッテ6へ、暗画像データの送信要求がなされ(ステップS166)、FPDカセッテ6側でこれを受信すると、FPDカセッテ6は、暗画像データを取得する(ステップS267)。
暗画像データの取得後、FPDカセッテ6からコンソール7へ、暗画像データを送信(ステップS268)し、コンソール7で受信する。
コンソール7側では、受信した画像データと暗画像データに基づいて、画像を補正し、プレビュー画像を表示部に表示(ステップS169)し、画像データを保存する(ステップS170)。画像データの保存は、例えばネットワーク上に配置されたサーバー等に保存されることが好ましいが、コンソール7内の記憶部に保存してもよい。
一方、FPDカセッテ6では、ステップS218での暗画像データ送信後、電源状態の検知を行う(ステップS269)。ここでもステップS251で行ったと同様に、電源状態検知部68により電源電圧値V(本例では電池の電圧)を検知し、検知した電源電圧Vの情報をコンソール7へ送信する(ステップS270)。この後、FPDカセッテ6では、コンソール7からの命令を待機する(ステップS271)。
コンソール7では、撮影終了か否か判断(ステップS173)し、撮影終了の場合(ステップS173;Yes)は、終了情報をFPDカセッテ6へ送信(ステップS192)して終了する。撮影終了でない場合(ステップS173;No)は、ステップS270で送信された、FPDカセッテ6の検知電源電圧値Vが所定の電圧値V1より高いか否か判断する(ステップS175)。電源電圧値Vが所定の電圧値V1より高い場合(ステップS175;Yes)は、撮像部をON状態に維持する旨の命令をFPDカセッテ6へ送信(ステップS193)し、ステップS155へ戻る。すなわち、FPDカセッテ6の電源電圧値Vが所定の電圧値V1より高い場合は、撮影可能回数に余裕のある状態と判断し、撮像部6Aを撮影可能状態(ON状態)にした状態を維持させるということである。
ステップS270で送信された電源電圧値Vが所定の電圧値V1以下の場合(ステップS175;No)は、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上であるか判断する(ステップS176)。電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上の場合(ステップS176;Yes)は、撮像部6Aへの通電を断ち、撮像部6AをOFF状態とさせる旨の命令をFPDカセッテ6へ送信(ステップS194)し、ステップS151へ戻る。すなわち、電源電圧値Vが、電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上の場合は、撮影可能回数が僅かである状態と判断し、撮像部6Aを撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態(OFF状態)とするということである。
電源電圧値Vが、所定の電圧値V1以下で且つ電圧値V2以上でない場合(ステップS176;No)は、撮影不可の状態と判断し、ステップS191へ戻り、撮影不可である旨の情報をFPDカセッテ6へ送信(ステップS191)し、終了する。
FPDカセッテ6は、ステップS271におけるコンソール7からの命令待機中に、コンソール7より送信される、撮影の終了情報、撮像部をON状態に維持する、撮像部をOFF状態にする、の何れかの命令の送信を受けた後、まず撮影終了の情報であったか否か判断する(ステップS275)。撮影の終了情報の場合(ステップS275;Yes)は、終了する。撮影の終了情報でない場合(ステップS275;No)は、撮像部をOFF状態にする命令か否か判断する(ステップS276)。撮像部をOFF状態にする命令であった場合(ステップS276;Yes)、撮像部6Aへの通電を断ち、撮像部6AをOFF状態にして(ステップS277)、ステップS251に戻る。撮像部6AをON状態に維持する命令であった場合(ステップS276;No)、撮像部6AをON状態に維持しつつステップS255へ戻る。
以上が、コンソール側からの命令により、FPDカセッテ内の撮像部を撮影後に撮影可能状態と撮影待機状態のいずれかに選択する動作の一例である。
このように、コンソール側で、FPDカセッテから送信された検知部の検知結果に基づいて、FPDカセッテの撮像部を撮影可能状態か、撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態とするかを判定して、FPDカセッテへ命令を送信し、FPDカセッテは、受信した命令により、撮像部を撮影可能状態と撮影待機状態のいずれか一方を選択するよう構成しても、同様の効果を得ることができる。
3 放射線照射装置
4 撮影操作装置
5 アクセスポイント
6 FPDカセッテ(放射線画像検出器)
6A 撮像部
7 コンソール
9 ルータ
11 臥位撮影台
11a 放射線画像検出器装着口
60 制御部
62 撮像パネル
64 発光層
65 送受信部
66 電源
67 定電圧生成部
68 電源状態検知部
70 コンソール制御部
75 送受信部
77 表示部
78 入力操作部
100 撮影室
608 読出回路
609 走査駆動回路
660 画像記憶部
760 画像記憶部
NW ネットワーク

Claims (7)

  1. 放射線発生装置から発せられ被検体を透過した放射線を検出して画像データを生成する撮像部を有する放射線画像検出器であって、
    前記撮像部の動作状態として撮影可能状態及び前記撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態を備えており、
    前記放射線画像検出器内の各部に電力を供給する電源部と、
    該電源部の電源残量を検知する検知部と、
    前記放射線画像検出器内各部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記検知部の検知結果に基づいて、前記撮像部を撮影可能状態或いは前記撮影待機状態のいずれか一方を選択し移行させることを特徴とする放射線画像検出器。
  2. 前記放射線画像検出器は、前記画像データを伝送する通信部を有し、
    前記検知部は、前記通信部による前記画像データの送信後に、前記電源部の電源残量を検知するものであることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像検出器。
  3. 前記制御部は、前記検知部で検知した電源残量を、
    撮影可能回数に余裕のある状態と、
    撮影可能回数が僅かである状態と、
    撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態と、に分別し、
    撮影可能回数に余裕のある状態のとき前記撮影可能状態を選択し、撮影可能回数が僅かである状態のとき前記撮影待機状態を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線画像検出器。
  4. 放射線発生装置と、請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の放射線画像検出器と、前記放射線画像検出器と通信を行うコンソールと、を有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  5. 放射線発生装置と、
    該放射線発生装置から発せられ被検体を透過した放射線を検出して画像データを生成する撮像部を有する放射線画像検出器と、
    該放射線画像検出器と通信を行うコンソールと、を有する放射線画像撮影システムにおいて、
    前記放射線画像検出器は、前記撮像部の動作状態として撮影可能状態及び前記撮影可能状態より消費電力の少ない撮影待機状態を備えており、
    前記放射線画像検出器内の各部に電力を供給する電源部と、該電源部の電源残量を検知する検知部と、前記放射線画像検出器内各部を制御する制御部と、前記コンソールと通信を行う通信手段と、を有し、
    前記制御部は、前記検知部の検知結果を前記通信手段により前記コンソールへ送信し、
    前記コンソールは、送信された前記検知部の検知結果に基づいて、前記放射線画像検出器の前記撮像部を撮影可能状態か、前記撮影待機状態とするかを判定し、該判定の結果を前記放射線画像検出器へ送信し、
    前記制御部は、送信された前記判定の結果に基づいて、前記撮像部を前記撮影可能状態或いは前記撮影待機状態のいずれか一方を選択し移行させることを特徴とする放射線画像撮影システム。
  6. 前記検知部は、前記画像データを前記コンソールへ送信した後に、前記電源部の電源残量を検知するものであることを特徴とする請求項5に記載の放射線画像撮影システム。
  7. 前記コンソールは、送信された前記検知部の検知結果を、
    撮影可能回数に余裕のある状態と、
    撮影可能回数が僅かである状態と、
    撮影不能もしくは撮影可能か否か不定の状態と、に分別し、
    撮影可能回数に余裕のある状態のとき前記撮影可能状態を選択し、撮影可能回数が僅かである状態のとき前記撮影待機状態を選択することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の放射線画像撮影システム。
JP2009116533A 2009-05-13 2009-05-13 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム Pending JP2010264000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116533A JP2010264000A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116533A JP2010264000A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010264000A true JP2010264000A (ja) 2010-11-25

Family

ID=43361552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009116533A Pending JP2010264000A (ja) 2009-05-13 2009-05-13 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010264000A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232106A (ja) * 2011-04-27 2012-11-29 General Electric Co <Ge> 可搬型x線システムを制御するシステム及び方法
JP2013000372A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置
JP2013000440A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置
JP2013223536A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Canon Inc 放射線撮影制御装置、放射線撮影システムおよび制御方法
JP2013225380A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Canon Inc 放射線発生制御装置、制御装置、放射線撮影システムおよび制御方法
US10368826B2 (en) 2012-04-19 2019-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Radiant ray generation control apparatus, radiation imaging system, and method for controlling the same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007086A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Canon Inc X線撮影システム
WO2006080377A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005007086A (ja) * 2003-06-23 2005-01-13 Canon Inc X線撮影システム
WO2006080377A1 (ja) * 2005-01-31 2006-08-03 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232106A (ja) * 2011-04-27 2012-11-29 General Electric Co <Ge> 可搬型x線システムを制御するシステム及び方法
JP2013000372A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置
JP2013000440A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Konica Minolta Medical & Graphic Inc 放射線画像撮影システムおよび放射線画像撮影装置
JP2013223536A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Canon Inc 放射線撮影制御装置、放射線撮影システムおよび制御方法
JP2013225380A (ja) * 2012-04-19 2013-10-31 Canon Inc 放射線発生制御装置、制御装置、放射線撮影システムおよび制御方法
US10368826B2 (en) 2012-04-19 2019-08-06 Canon Kabushiki Kaisha Radiant ray generation control apparatus, radiation imaging system, and method for controlling the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5914404B2 (ja) X線露出制御装置、x線画像検出装置及びx線画像撮影システム
JP5544383B2 (ja) 放射線画像検出装置および放射線撮影システム
JP5880433B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP6405769B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5239623B2 (ja) 放射線画像生成システム及び放射線画像検出器
JP5167966B2 (ja) 放射線画像撮影システム及び放射線画像検出器
EP1921466A2 (en) Radiation image radiographing system and radiation image detecting apparatus
JP2013126604A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2010240184A (ja) 放射線画像撮影システム
JPWO2006101232A1 (ja) 放射線画像撮影システム、コンソール、コンソールで実行されるプログラム、カセッテ、カセッテで実行されるプログラム
JP2010264000A (ja) 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
JP2010107202A (ja) 放射線固体検出器
JP5200625B2 (ja) 放射線画像生成システム
JP2010240339A (ja) 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
JP2010022419A (ja) 医用画像システム
WO2010013506A1 (ja) 放射線画像撮影システム
WO2009150869A1 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5585390B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2009219586A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2005006888A (ja) 放射線画像撮影装置
JP2011087781A (ja) 画像処理装置及び画像処理システム
JP2006026283A (ja) 放射線撮影システム
JP2010057708A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2010022752A (ja) 医用画像システム
JP2017108854A (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111103

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130315

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130917