JP2010253428A - 排水処理装置及び排水処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】排水を活性汚泥の存在下に嫌気槽、無酸素槽、好気槽、膜分離槽の順に通水し、浸漬膜による固液分離で処理水を得る方法において、設備費及び運転費を抑えた簡単な構成でかつ、高度に排水中のBOD除去、脱窒及び脱リンを行うことができる排水処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】嫌気槽2、無酸素槽3、好気槽4及び中空糸膜分離槽5をそれぞれ分離して含む排水処理装置であって、中空糸膜分離槽5から直接嫌気槽2及び無酸素槽3に返送汚泥を循環する、循環配管9を有し、処理水は嫌気槽2、無酸素槽3、好気槽4及び中空糸膜分離槽5の順に処理される排水処理装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、膜ろ過による固液分離方式と活性汚泥による生物処理とを利用し、排水中の有機物に加えて窒素やリンを高度に処理する排水処理装置及び排水処理方法に関する。
下水や工業排水等を処理するための排水処理装置や排水処理方法については、これまでに様々な提案がなされている。特に活性汚泥を利用して、排水中のBOD、窒素及びリンを除去する方法として、非特許文献1に記載された従来法1は、嫌気槽、無酸素槽及び好気槽をこの順に配置し、その後に固液分離を行うために設置された沈殿槽で構成される。更に好気槽から前段の無酸素槽に硝化液を送る循環配管、沈殿槽から嫌気槽に返送汚泥を送る返送配管が配置される。
先ず、嫌気槽へ排水と返送汚泥を導入して両者を混合する。返送汚泥に含まれるリン蓄積菌は、該排水中の溶解性BODを取り込むと同時に菌体内に蓄積したリンを放出する。
次に、嫌気槽内の液は無酸素槽に導入される。この無酸素槽へは、後段の好気槽からの硝化液も導入されており、嫌気槽からの流出液と該硝化液とが無酸素状態で接触する。嫌気槽からの流出液中の汚泥に含まれる脱窒菌が排水中のBOD成分を水素供与体として脱窒を行うことにより、硝化液中の酸化態窒素が窒素ガスに変化し、除去される。
その後、この無酸素内の液は好気槽に導入されて曝気処理され、好気状態下で排水中のBODが酸化分解されると共に、汚泥中の硝化細菌により有機態窒素やアンモニア態窒素が硝化され、かつ、リンはリン蓄積菌により過剰に再摂取されて液中から除去される。
最後に、この好気槽内の液は沈殿槽に導入され、処理水と活性汚泥とに固液分離され、処理水は放流され、沈降した汚泥の一部は返送配管を介して嫌気槽へ返送され、残りの汚泥は余剰汚泥として引き抜かれる。
上記の処理方式において沈殿槽を省略し、代わりに好気槽内に膜ユニットを配置し、この膜ユニットの透過水を処理水とする方式(特許文献1に記載された従来法2及び特許文献2に記載された従来法3)も知られている。
特開2008−155080号公報 特開2001−314890号公報
嫌気−無酸素−好気法 運転管理マニュアル(案)(平成9年、P3)
従来の排水処理方法は以上のような構成を有するため、以下のような種々の問題がある。
従来法1の場合、重力沈降による汚泥と処理水の十分な固液分離には時間がかかり、処理効率を高く維持しつつ嫌気槽、無酸素槽及び好気槽の活性汚泥濃度を高くすることができない。また、硝化菌の保持が難しいことから処理水質が安定しない。更には、生物処理槽である嫌気槽、無酸素槽及び好気槽の活性汚泥濃度はそれぞれ1500〜3000mg/Lと低いため、各処理槽の容積が大きくなり、広い敷地面積が必要になる。また、好気槽から無酸素槽への硝化液の循環及び沈殿槽から嫌気槽への返送のための配管及び動力を必要とし、設備が大掛かりとなり設備費及び運転費が嵩むなどの問題がある。
沈殿槽での固液分離の代わりに膜分離を利用した従来法2及び3の場合、膜表面への汚泥等の付着を防ぐため、膜の下部より曝気を行っている。その曝気によって、膜が浸漬されている槽の溶存酸素量は高くなっており、この液が直接、嫌気槽や無酸素槽へ循環されると、リン及び窒素の除去性が低下する。そのため、従来法2では、膜が浸漬されている好気槽の後段に滞留槽を設け、ここで汚泥混合液中の過剰な溶存酸素量を消費・調整して、この滞留槽より嫌気槽及び無酸素槽への返送を行っている。しかし、滞留槽という槽が1槽多く必要となり、滞留槽中で汚泥混合液を攪拌するための動力も必要となり、設備費及び運転費が嵩むという問題がある。また、従来法3では膜浸漬槽の混合液を無酸素槽へ返送すると共に、無酸素槽の混合液を嫌気槽へ返送して、極力、膜曝気で過剰となった溶存酸素の影響を低減させている。しかし、好気槽から無酸素槽へ、無酸素槽から嫌気槽への汚泥液の循環のための配管及び動力が必要となり、設備費及び運転費が嵩むという問題がある。なお、特許文献1には、沈殿槽での固液分離の代わりに膜分離を利用し、膜の曝気を行わず、かつ滞留槽を設けない方法も記載されているが、該方法は膜分離槽の膜面に汚泥層(ケーキ層)を形成させてろ過する方式であり、ケーキ層の形成と共に膜差圧が高くなり、ろ過水量が少なくなるという問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決し、排水を活性汚泥の存在下に嫌気槽、無酸素槽、好気槽の順に通水し、浸漬膜による固液分離で処理水を得る方法において、設備費及び運転費を抑えた簡単な構成でかつ高度に排水中のBOD除去、脱窒及び脱リンを行うことができる排水処理装置及び処理方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、好気槽と膜を浸漬する槽(膜分離槽)とを分け、機能分担を行うと共に、少量の膜曝気量で効率的に膜表面の汚泥付着を防止できる中空糸タイプの分離膜モジュールを採用することによって、膜分離槽中の溶存酸素量を十分に低くすることができ、膜分離槽の汚泥液を直接、嫌気槽及び無酸素槽へ返送することが可能となることが明らかになった。この方法によれば、返送汚泥中の溶存酸素量が十分に低いため、嫌気槽でのリン放出及び無酸素槽での脱窒作用に悪影響を与えない。
すなわち、本発明は、嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽をそれぞれ分離して含む排水処理装置であって、中空糸膜分離槽から直接嫌気槽及び無酸素槽に返送汚泥を循環する、循環配管を有し、処理水は嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽の順に処理される排水処理装置に関する。
また、本発明は、前記好気槽が2槽以上の槽から構成され、膜分離槽に連結した好気槽における溶存酸素量が他の好気槽における溶存酸素量よりも低い、前記の排水処理装置に関する。
さらに、本発明は、嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽をそれぞれ独立して含む排水処理装置を用いた排水処理方法であって、処理水は嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽の順に処理され、中空糸膜分離槽から直接嫌気槽及び無酸素槽に返送汚泥が循環する、排水処理方法に関する。
また、本発明は、前記好気槽における溶存酸素量よりも前記中空糸膜分離槽における溶存酸素量が低い、前記の排水処理方法に関する。
また、本発明は、前記返送汚泥中の溶存酸素量が、1.0mg/L以下である、前記の排水処理方法に関する。
本発明によれば、効率的な有機物、窒素及びリン除去を行って、高品質の処理水を提供することができる、排水処理装置及び排水処理方法が提供される。
実施例1で用いた、本発明の排水処理装置及び処理方法の一態様を示す系統図である。 実施例2で用いた、本発明の排水処理装置及び処理方法の一態様を示す系統図である。 比較例2で用いた排水処理装置及び処理方法を示す系統図である。 比較例3で用いた排水処理装置及び処理方法を示す系統図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施の形態」という。)について詳細に説明する。なお、本発明は、以下の本実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。また、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明については省略する。図面における上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとし、図面の寸法比率は、図示の比率に限られるものではない。
図1は本実施の形態の排水処理装置及び処理方法の一態様を示す系統図である。図1の処理装置では、原水を原水配管1より嫌気槽(リン放出槽)2、無酸素槽(脱窒槽)3、曝気配管15aを備える好気槽4、曝気配管15bを備える膜分離槽5に順次通水して処理を行う。膜分離槽5内に浸漬された分離膜6で分離された透過水は処理水配管7より処理水として系外へ排出する。膜分離槽5内の汚泥を含む混合液は循環ポンプ8により循環配管9を経て、分配箱10で嫌気槽2と無酸素槽3に返送汚泥として分配される。余剰汚泥は循環配管9から分岐した余剰汚泥配管11より適宜引き抜かれる。
この方法では、先ず原水は嫌気槽2で膜分離槽5からの返送汚泥と攪拌機12aによって混合され、返送汚泥に含まれるリン蓄積菌が、溶解性BODを取り込むと同時に菌体内に蓄積したリンを放出するため、BOD成分が除去されると共に、リン酸の放出が行われる。この嫌気槽2の処理液は、次いで無酸素槽3で膜分離槽5からの返送汚泥と攪拌機12bで混合され、汚泥中の脱窒菌によって、効率的に脱窒処理が行われ、窒素が除去される。この脱窒処理液は更に散気管13で曝気ブロワ14と連結した曝気配管15aを有する好気槽4で好気処理され、BODの好気分解、汚泥中の硝化細菌によるアンモニア性窒素の硝化及びリン蓄積菌によるリンの汚泥中への取り込みが行われる。この好気処理液は、次いで散気管13で曝気ブロワ14と連結した曝気配管15bを備える膜分離槽5へ移送され、分離膜6で膜分離することにより、BOD成分、窒素成分及びリン成分が高度に除去された処理水を得ることができる。余剰汚泥としてリンを高濃度で取り込んだ汚泥を余剰汚泥配管11から引き抜くことでリンが除去される。膜分離槽5からの返送汚泥は、混合液として直接嫌気槽2及び無酸素槽3に返送される。
このような処理において、本実施の形態では、処理水の固液分離を分離膜6で行うため、大きな敷地面積を必要とする沈殿槽が不要となる。また、本実施の形態においては、嫌気槽2、無酸素槽3、好気槽4及び膜分離槽5はそれぞれ分離され、特に好気槽4と膜分離槽5とを分離することにより、これらの槽における機能分担を行っている。具体的には、好気槽4は、BOD分解、硝化、リン取り込み等の生物処理を行う槽として機能する。一方、膜分離槽5は、ろ過(固液分離)を行う槽として機能する。このような機能分担により、例えば膜分離槽5を多系列化すれば、好気槽4における生物処理を継続しつつ、膜分離槽5の分離膜6のメンテナンス(洗浄等)を行うことも可能になる。
なお、本実施の形態において、各槽の分離は、例えば個別の槽を連結する、隣接する2つの槽の間に仕切り壁を設けた構成とする、等の手法で行うことができる。該仕切り壁は、2つの槽を連結する開口部や隙間を有していてもよいが、処理水が一箇所から所望の一定の方向へ流れるよう、開口部や隙間が存在しないことが好ましい。
本実施の形態において、膜分離槽5における分離膜6は中空糸膜であり、精密ろ過(MF)膜や限外ろ過(UF)膜等を用いることができる。分離膜6による分離効率を上げるためには、膜表面を常に曝気することが好ましいが、中空糸膜を分離膜6として用いれば、曝気配管15bからの曝気量が少量でも効率よく膜表面の汚泥付着を防止できるため、膜分離槽5内の溶存酸素量が低く保たれる。したがって、溶存酸素量を低下させるための滞留槽が不要となる。膜分離槽5内の溶存酸素量を低く保つという観点からは、本実施の形態における膜分離槽5中の中空糸膜への曝気量は、例えば5〜10m/hr/本、好ましくは7〜10m/hr/本とすることができる。同様の観点から、膜分離槽5中の分離膜6への総曝気量は、例えば30m/hr以下、好ましくは20m/hr以下、より好ましくは15m/hr以下とすることができる。
このような、溶存酸素量が低い膜分離槽5からの汚泥混合液を、単一のポンプを用いて、直接生物処理槽である嫌気槽2及び無酸素槽3に返送し、これらの槽の汚泥濃度を高く維持して処理効率を高めることができる。例えば、好ましい態様において、膜分離槽5中及び返送汚泥中の溶存酸素量は、1.0mg/L以下である。すなわち、溶存酸素量が低い汚泥を嫌気槽2に返送することで、嫌気槽2での汚泥濃度を高く維持するとともに、嫌気処理におけるリンの放出を効率的に行う。また、同様に無酸素槽3においても、槽内の汚泥濃度を高く維持し、好気槽4で硝化された硝酸性窒素、亜硝酸性窒素を効率的に脱窒処理することができる。各槽における活性汚泥濃度は、処理効率を高めるという観点から、嫌気槽においては例えば4000mg/L以上、好ましくは4000〜6000mg/Lとすることができ、無酸素槽においては例えば6000mg/L以上、好ましくは6000〜9600mg/Lとすることができ、好気槽においては例えば6000mg/L以上、好ましくは6000〜9600mg/Lとすることができる。
本実施の形態において、膜分離槽5からの混合液の返送量は、各槽における、返送量を考慮した実滞留時間及び返送量に応じた持ち込み溶存酸素量を考慮し、原水流量を100%とした場合、嫌気槽2へは50%以上150%以下、好ましくは100%前後とすることができる。同様の観点から、無酸素槽3への混合液の返送量は、150%以上300%以下、好ましくは200%前後とすることができる。
本実施の形態において、溶存酸素量が低い返送汚泥を嫌気槽及び無酸素槽に返送し、かつ各生物処理槽における水処理を十分に行うという観点から、各槽内の溶存酸素量は、例えば、嫌気槽:0.1mg/L以下、無酸素槽:0.3mg/L以下、好気槽:2.0mg/L以下、膜分離槽:1.0mg/L以下とすることが好ましい。各生物処理槽における水処理を十分に行うという観点から、各槽における処理水の滞留時間について、嫌気槽滞留時間は、例えば1時間〜3時間、好ましくは1.5時間〜2時間とすることができ、無酸素槽滞留時間は、例えば2時間〜9時間、好ましくは3時間〜7時間とすることができ、好気槽滞留時間は、例えば2時間〜6時間、好ましくは3時間〜4.5時間とすることができる。また、十分な固液分離を行いかつ溶存酸素量が低い返送汚泥を得るという観点から、処理水の膜分離槽滞留時間は、例えば2時間以下、好ましくは1時間以下とすることができる。
図2は、本実施の形態の排水処理装置及び処理方法の別の一態様を示す系統図である。図2の処理装置は、好気槽4を、第1好気槽4a(曝気配管15aを備える)及び第2好気槽4b(曝気配管15bを備える)の2槽構成としたほかは、図1の装置と同様の構成を有する。無酸素槽3からの処理水は、第1好気槽4a、第2好気槽4b、次いで膜分離槽5に順次通水して処理を行う。
図2に示すような、好気槽4を2槽以上設けた構成においては、2槽それぞれについて曝気量や処理水の滞留時間を個別に調整することが可能になる。従って、例えば、膜分離槽5により近い好気槽(例えば好気槽4b)における曝気量や滞留時間を減少させることにより、その後膜分離槽5に流入する汚泥中の余剰溶存酸素量を容易に削減することができる。また、好気槽4における余剰曝気量を削減することもできるため、経済的な水処理を行うことができる。好気槽4を2槽以上設けた構成において、各槽の容積や各槽における曝気量、溶存酸素量等は、適宜設定することができる。例えば、図2のように、2槽の好気槽4a及び4bを設けた態様において、その後膜分離槽5に流入する汚泥中の溶存酸素量を削減し、かつ好気槽4における水処理を効率よく行うという観点から、例えば、第1好気槽4aに対する第2好気槽4bの容積比を、第1好気槽:第2好気槽=1:1〜3とすることができる。同様の観点から、それぞれの槽における溶存酸素量は、好ましくは、第1好気槽4a中において2〜4mg/L、第2好気槽4b中において1〜2mg/Lとすることができる。
本実施の形態の排水処理装置及び処理方法を用いることで、高度に排水中のBOD除去、脱窒及び脱リンを行うことができる。例えば、一態様において、BODが10mg/L以下、好ましくは5mg/L未満、全リン含有量が0.5mg/L未満、好ましくは0.3mg/L以下、例えば0.1mg/L以下、及び/又は全窒素含有量が15mg/L以下、好ましくは12mg/L未満、より好ましくは11mg/L未満の水質の、処理水を得ることができる。
以下に実施例及び比較例を挙げて、本実施の形態をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実施例のみに限定されるものではない。
〔実施例1〕
下記水質の原水を、図1に示す装置によって処理し、得られた処理水の水質を表1に示した。
(原水水質)
BOD :200mg/L
T−P :7mg/L
T−N :50mg/L
NH−N :40mg/L
各成分の分析には、以下の分析方法を用いた。
BOD :JIS K 0102 21及び32.3
T−P :JIS K 0102 46.3.3
T−N :JIS K 0102 45.2
NH−N :イオンクロマトグラフ法
原水流量、各槽の滞留時間、汚泥混合液返送量等の処理条件は以下の通りとした。
(処理条件)
原水流量 :1.0m/hr
嫌気槽滞留時間 :1.5hr
無酸素槽滞留時間 :3.0hr
好気槽滞留時間 :3.0hr
膜分離槽滞留時間 :1.0hr
膜分離槽内汚泥混合液の嫌気槽への返送量 :1.0m/hr
膜分離槽内汚泥混合液の無酸素槽への返送量:2.0m/hr
余剰汚泥の引き抜き量 :2.5〜3.2kg/D
好気槽における曝気量 :0.6〜0.7m/min
返送汚泥中溶存酸素量 :0.95mg/L
嫌気槽中溶存酸素量 :0.09mg/L
無酸素槽中溶存酸素量 :0.25mg/L
好気槽中溶存酸素量 :1.35mg/L
嫌気槽中活性汚泥濃度 :6000mg/L
無酸素槽中活性汚泥濃度 :9000mg/L
好気槽中活性汚泥濃度 :9000mg/L
膜分離槽中活性汚泥濃度 :12000mg/L
分離膜(中空糸膜)への曝気量 :7m/hr/本×2本=14m/h r
なお、分離膜には、中空糸MF膜モジュール(旭化成ケミカルズ(株)マイクローザMUNC−640A×2本、ろ過面積:17.5m/本×2本=35m)を用いた。
〔実施例2〕
図2に示す、好気槽4(4a及び4b)を2槽設けた装置を用いたほかは、実施例1と同様にして原水を処理し、得られた処理水の水質を表1に示した。なお、第1好気槽4aの滞留時間は1.5hr、第2好気槽4bの滞留時間は1.5時間、返送汚泥中溶存酸素量:0.70mg/L、嫌気槽中溶存酸素量:0.06mg/L、無酸素槽中溶存酸素量:0.20mg/L、第1好気槽中溶存酸素量:1.92mg/L、第2好気槽中溶存酸素量:0.78mg/L、そのほかの処理条件は実施例1と同様であった。
〔比較例1〕
実施例1において、分離膜を平膜MF(0.8m/枚×44枚=総ろ過面積:35m)とし、分離膜への曝気量を、総膜曝気量:32m/hrとした以外は同様にして原水を処理し、得られた処理水の水質を表1に示した。返送汚泥中溶存酸素量:2.0mg/L、嫌気槽中溶存酸素量:0.35mg/L、無酸素槽中溶存酸素量:0.50mg/L、好気槽中溶存酸素量:3.00mg/L、そのほかの処理条件は実施例1と同様であった。
〔比較例2〕
図3に示すように、分離膜6が浸漬された好気槽4の後段に滞留時間1hrの滞留槽16(攪拌機12cを備える)を設けて、この滞留槽16より嫌気槽2及び無酸素槽3へ汚泥返送を行った以外は実施例1と同様にして原水を処理し、得られた処理水の水質を表1に示した。返送汚泥中溶存酸素量:1.5mg/L、嫌気槽中溶存酸素量:0.30mg/L、無酸素槽中溶存酸素量:0.45mg/L、好気槽(膜分離槽)中溶存酸素量:5.00mg/L、嫌気槽中活性汚泥濃度:4350mg/L、無酸素槽中活性汚泥濃度:6525mg/L、好気槽(膜分離槽)中活性汚泥濃度:8700mg/L、滞留槽中活性汚泥濃度:8700mg/L、そのほかの処理条件は実施例1と同様であった。
〔比較例3〕
図4に示すように、分離膜6が浸漬された好気槽4の汚泥混合液を原水の4倍量を無酸素槽3へ返送し、無酸素槽3の汚泥混合液を原水の4倍量を嫌気槽2に返送する以外は実施例1と同様にして処理を行い、得られた結果を表1に示した。返送汚泥中溶存酸素量:2.0mg/L、嫌気槽中溶存酸素量:0.20mg/L、無酸素槽中溶存酸素量:0.50mg/L、好気槽(膜分離槽)中溶存酸素量:2.0mg/L、嫌気槽中活性汚泥濃度:4870mg/L、無酸素槽中活性汚泥濃度:7300mg/L、好気槽(膜分離槽)中活性汚泥濃度:9750mg/L、そのほかの処理条件は実施例1と同様であった。
表1より明らかなように、平膜を用いた比較例1ではリンが十分に除去された処理水が得られていない。分離膜の分離効率を上げるためには、常に膜表面を曝気によってスクラビングする必要があるが、スクラビング効果は平膜よりも中空糸膜の方が高く、平膜よりも中空糸膜の方が、少ない総膜曝気量で高分離効率が得られる。従って、平膜においては、中空糸膜と比較して、溶存酸素量の高い汚泥混合液が嫌気槽へ返送されるために、嫌気槽におけるリンの放出が不十分となるため、リンが十分に除去された処理水が得られないと考えられる。また、同様に比較例2では、攪拌機の台数が増えかつ、リンの処理性が低下している。また、比較例3では、汚泥返送用のポンプ台数が増えかつ、窒素の処理性が低下する。これに対して、膜分離槽を好気槽と分けかつ、必要膜曝気量が少ない中空糸膜モジュールを用いた実施例1では、設備的負荷が低くかつ、良好な処理水が得られることが明らかになった。特に好気槽を2槽設けた実施例2では、リン除去性が特に高いことが明らかになった。
本発明は、ろ過による固液分離方式と活性汚泥による生物処理とを利用し、排水中の有機物に加えて窒素やリンを高度に処理する排水処理の分野で好適に利用できる。
1 原水配管
2 嫌気槽
3 無酸素槽
4a〜b 好気槽
5 膜分離槽
6 分離膜
7 処理水配管
8 循環ポンプ
9 循環配管
10 分配箱
11 余剰汚泥配管
12a〜c 攪拌機
13 散気管
14 曝気ブロワ
15a〜c 曝気配管
16 滞留槽

Claims (5)

  1. 嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽をそれぞれ分離して含む排水処理装置であって、中空糸膜分離槽から直接嫌気槽及び無酸素槽に返送汚泥を循環する、循環配管を有し、処理水は嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽の順に処理される排水処理装置。
  2. 前記好気槽が2槽以上の槽から構成され、膜分離槽に連結した好気槽における溶存酸素量が他の好気槽における溶存酸素量よりも低い、請求項1に記載の排水処理装置。
  3. 嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽をそれぞれ独立して含む排水処理装置を用いた排水処理方法であって、処理水は嫌気槽、無酸素槽、好気槽及び中空糸膜分離槽の順に処理され、中空糸膜分離槽から直接嫌気槽及び無酸素槽に返送汚泥が循環する、排水処理方法。
  4. 前記好気槽における溶存酸素量よりも前記中空糸膜分離槽における溶存酸素量が低い、請求項3に記載の排水処理方法。
  5. 前記返送汚泥中の溶存酸素量が、1.0mg/L以下である、請求項3又は4に記載の排水処理方法。
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