JP2010251580A - 半導体装置の製造方法及び露光装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び露光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パターンのウエハ面内の寸法のばらつきを抑制する。
【解決手段】ウエハ7上のレジスト膜8に対し、第1のパターンと第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、第1のパターンに基づいて形成されるレジストパターンが所望の寸法となるようにレジスト膜8の加工処理を行う工程と、第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法を測定してウエハ7面内の寸法分布情報512を作成する工程と、複数の被ショット領域において、第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する工程と、レジスト膜8に、第2の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、加工条件で第2のレジストパターンを形成する工程と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法及び露光装置に関する。
従来の技術として、マスクパターンのマスク実測値を測定するステップと、試験露光量でマスクパターンの像をレジスト膜上に投影してレジストパターンを形成するステップと、レジストパターンの投影実測値を測定するステップと、マスク実測値のマスクパターンの像を投影して投影実測値を得るための基準露光量をシミュレーションするステップと、マスク実測値のマスクパターンの像を投影して設計値のレジストパターンを得るための設計露光量をシミュレーションするステップと、試験露光量に設計露光量を掛けて基準露光量で割り、マスクパターンの像の投影に用いる補正露光量を算出するステップと、を含む露光量予測方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この露光量予測方法によると、マスクパターンの線幅が製造誤差を有する場合も、設計値と等しい線幅を有するレジストパターンを形成可能な補正露光量を算出することができる。
しかし、従来の露光量予測方法によると、レジストパターンを形成するために行われる加工処理により、ウエハ面内で寸法のばらつきが生じるので、露光量の調整のみで設計値と等しい線幅を有するレジストパターンを得ることは困難であった。
特開2007−141949号公報
本発明の目的は、微細パターンに適した加工処理によって形成されたレジストパターンにおいて、加工後のパターンのウエハ面内の寸法のばらつきを抑制することができる半導体装置の製造方法及び露光装置を提供することにある。
本発明の一態様は、ウエハ上に形成されたレジスト膜に対し、第1のパターンと前記第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、前記レジスト膜を加工した際に前記第1のパターンに基づいて形成されるレジストパターンが所望の寸法となるような加工条件を用いて前記レジスト膜の加工処理を行って、第1のレジストパターンを形成する工程と、前記第1のレジストパターンのうち前記第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法を測定して前記ウエハ面内の寸法分布情報を作成する工程と、ウエハ面内の複数の被ショット領域において、前記第1のレジストパターンのうち前記第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、前記寸法分布情報から、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する工程と、ウエハ上に形成されたレジスト膜に、前記第1及び第2のパターンを1ショットの露光対象として、前記第2の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、前記加工条件で前記レジスト膜を加工して第2のレジストパターンを形成する工程と、を含む半導体装置の製造方法を提供する。
本発明の他の一態様は、第1のパターンと前記第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットされたウエハ上のレジスト膜を、前記第1のパターンに基づいて加工形成されるレジストパターンが所望の寸法となるような加工条件を用いて加工形成される前記第2のパターンに基づくレジストパターンの前記ウエハ面内での寸法分布情報に基づいて、ウエハ面内の前記複数の被ショット領域において、前記第2のパターンに基づき前記加工条件を用いて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する露光パラメータ決定手段を備えた露光装置を提供する。
本発明によれば、微細パターンに適した加工処理によって形成されたレジストパターンにおいて、加工後のパターンのウエハ面内の寸法のばらつきを抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理システムの概略図である。 図2(a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る開口絞りの概略図である。 図3は、本発明の実施の形態に係るウエハに関する模式図である。 図4は、本発明の第1の実施の形態に係るウエハにおける周辺回路パターンの寸法分布図である。 図5(a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る評価パターンの概略図である。 図6(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る露光装置による露光の様子を模式的に表した図であり、(b)は、制御装置によるシミュレーションの様子を模式的に表した図である。 図7は、本発明の第1の実施の形態に係る露光条件に関する概略図である。 図8は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャートである。 図9は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャートである。 図10(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る露光ショット毎の寸法分布を示す概略図であり、(b)は、図10(a)に示す矢印を通過する露光ショットの寸法差ΔCDを示すグラフである。 図11は、本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャートである。
[第1の実施の形態]
(基板処理システムの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理システムの概略図であり、図2(a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る開口絞りの概略図である。
この基板処理システム1は、主に、制御装置5を備えた露光装置2と、加工装置3と、測定装置4と、を備えて構成されている。
露光装置2は、露光光10aによってフォトマスク6に形成されたマスクパターンをウエハ7上のレジスト膜8に縮小投影するものである。
この露光装置2は、主に、第1のパターンと第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、後述する第1の露光パラメータを用いて複数回ショットされたウエハ7上のレジスト膜8を、第1のパターンに基づいて加工形成されるレジストパターン(後述する図3に示す第1の投影パターン。)が所望の寸法となるような加工条件を用いて加工形成される第2のパターンに基づくレジストパターン(後述する図3に示す第2の投影パターン。)のウエハ7面内での寸法分布情報512に基づいて、ウエハ7面内の複数の被ショット領域において、第2のパターンに基づき当該加工条件を用いて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する露光パラメータ決定手段としてのシミュレーション部52を備えている。
また、露光装置2は、図1に示すように、光源10と、開口絞り11と、フィルタ12と、偏光フィルタ13と、照明光学系14と、投影光学系15と、レンズ絞り16と、を備えて概略構成されている。
光源10は、例えば、ArFエキシマレーザーやKrFエキシマレーザー等を露光光10aとして出射するように構成されている。
開口絞り11は、例えば、円板形状を有し、図2(a)及び(b)に示すように、照明遮蔽領域110と、照明領域111とを備えている。照明遮蔽領域110は、光源10から出射した露光光10aを遮蔽する領域であり、照明領域111は、光源10から出射した露光光10aを透過させる領域であり、この照明領域111の形状によって照明形状を変えることができる。なお、図2(a)及び(b)に示す照明領域111は、光源10から出射した露光光10aの光軸の中心を外した位置にあるが、これに限定されず、照明領域111は、光軸の中心に位置しても良い。さらに、照明領域111の形状は、矩形状に限定されず、必要な照明形状に合わせて自由に変更可能である。
フィルタ12は、光源10及び開口絞り11を介して射出した露光光10aの輝度分布を変更するものである。
偏光フィルタ13は、光源10、開口絞り11及びフィルタ12を介して射出した露光光10aの振幅方向を揃えるものである。
照明光学系14は、例えば、図示しないフライアイレンズや多段のコンデンサレンズ等によって構成され、フォトマスク6に入射する露光光10aの範囲等を調整する。
投影光学系15は、フォトマスク6に形成されたマスクパターンをレジスト膜8に縮小投影するため、複数のレンズ、例えば、レンズ150、151等によって構成される。また、投影光学系5は、レンズ150、151によって瞳面152の位置を調整することができる。
レンズ絞り16は、レンズ151から出射した露光光10aの形状を変えるものである。つまり、レンズ絞り16は、投影光学系15の瞳の大きさを変えることによって投影光学系15の中心軸からずれた露光光10aを遮光することができる。
加工装置3は、マスクパターンを介して露光されたレジスト膜8に対して加工処理を行うものである。加工処理は、露光以外の加工、例えば、ドライ・エッチング処理、ウエット・エッチング処理(現像処理を含む)、成膜、イオン注入等である。
測定装置4は、例えば、ウエハ7上に形成されたレジストパターンの線幅の仕上り寸法を測定するものである。測定装置4は、例えば、原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)や走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)等である。
制御装置5は、図1に示すように、制御部50と、記憶部51と、シミュレーション部52と、算出部53と、を備えて概略構成されている。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等からなり、露光装置2の光源10、開口絞り11、フィルタ12、偏光フィルタ13、照明光学系14、投影光学系15及びレンズ絞り16と、加工装置3及び測定装置4を制御する。
記憶部51は、露光パラメータ510と、制御情報511と、寸法分布情報512と、シミュレーション情報513と、を記憶している。
露光パラメータ510は、例えば、露光量、デフォーカス量、デフォーカス範囲、照明形状、照明輝度分布、照明偏光状態、レンズ開口数、レンズ収差、レンズ瞳面透過率分布、露光レーザ波長バンド幅等の情報を含んでいる。
露光量は、露光装置2の光源10を制御することによって調整可能な量であり、露光量を基準量より大きくすることによってレジストパターンの仕上り寸法を設計寸法よりも小さくすることができ、露光量を基準量より小さくすることによってレジストパターンの仕上り寸法を設計寸法よりも大きくすることができる。ここで、設計寸法とは、半導体装置の設計時に決められたレジストパターンの線幅のことである。また、基準量とは、仕上り寸法と設計寸法とを等しくする露光量のことである。
制御情報511は、例えば、後述する半導体装置の製造工程の情報、加工装置3及び測定装置4の制御に関する情報等を含んでいる。
寸法分布情報512は、例えば、測定装置4の測定結果の情報であり、ウエハ7上に形成されたレジストパターンの寸法分布の情報等を含んでいる。
シミュレーション情報513は、例えば、露光装置2、加工装置3のシミュレーションを行うために必要な情報等を含んでいる。
算出部53は、例えば、測定された仕上り寸法から寸法分布情報512を作成し、寸法分布情報512から後述する目標寸法を算出する。
フォトマスク6は、例えば、石英ガラス等からなる透明基板上にクロム等の金属やハーフトン膜からなる遮光膜を形成し、この遮光膜にマスクパターンを形成したものである。
図3は、本発明の実施の形態に係るウエハに関する模式図である。このウエハ7は、露光パラメータを決定するために第1のレジストパターン80が形成されたものである。
ウエハ7は、例えば、シリコン系材料からなる。
露光ショット70は、露光装置2において、後述するマスクパターンを介してレジスト膜8を露光する際の最小の単位のことをいう。この露光ショット70には、例えば、フォトマスク6上に形成された6つのダイ71が縮小投影されている。つまり、マスクパターンは、例えば、6つのダイ71を拡大したパターンから構成されている。
ダイ71は、例えば、半導体メモリ等の半導体集積回路パターンを有し、図3に示すように、微細パターン領域72と、周辺回路パターン領域73と、評価パターン74、75と、を備えている。
微細パターン領域72は、例えば、メモリセルを構成する領域であり、ダイ71内で最小寸法の線幅を有する第1の投影パターン720を含む領域である。この第1の投影パターン720は、例えば、フォトマスク6に形成された最小寸法の線幅を有するマスクパターンである第1のパターンをウエハ7上に縮小投影したものである。エッチング等の加工処理は、この微細パターン領域72に含まれる第1の投影パターン720の線幅が、ウエハ7上の全域において設計寸法となる加工条件で行われる。なお、第1の投影パターン720としては、ダイ内で最小寸法のパターンのマスクパターンでなくても、任意のパターンでよく、例えば露光マージンが最も小さいパターンなどを用いることができる。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係るウエハにおける周辺回路パターンの寸法分布図である。周辺回路パターン領域73とは、例えば、メモリセルの周辺に形成されたものであり、メモリセルからの電圧を増幅するセンスアンプ等の、メモリセルに比べて大きい線幅を有する第2のパターン730を含む領域である。この第2のパターン730は、例えば、フォトマスク6において最小寸法の線幅を有するマスクパターン(第1のパターン)よりも寸法の大きいマスクパターン(第2のパターン)をウエハ7上に縮小投影したものである。なお、第2のパターン730も、任意のパターンでよく、第1のパターン720と異なるパターンでよい。
この周辺回路パターン領域73は、エッチング等の加工処理が、微細パターン領域72に含まれる第1の投影パターン720に適した加工条件で行われるため、図4に示すように、同心円状に仕上り寸法が変化する。つまり、周辺回路パターン領域73に含まれる第2の投影パターン730は、中心から周縁に向かって線幅が細くなる傾向があり、第1〜第5の寸法領域700〜704で+5nm〜−5nmと線幅が変化する。
図5(a)及び(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る評価パターンの概略図である。評価パターン74、75は、例えば、レジストパターンの寸法を測定するために用いられるパターンである。なお、レジストパターンの寸法を測定するために用いられるパターンは、評価パターン74、75に限定されず、製造管理用のパターンや微細パターン領域72及び周辺回路パターン領域73に含まれる第1及び第2の投影パターン720、730から適したパターンを抽出して用いても良く、また、形成された回路のパターンを直接測定しても良く、さらに、パターンの数も限定されない。
評価パターン74は、図5(a)に示すように、例えば、周辺回路パターン領域73の周囲に密集パターンとして形成されている。評価パターン74は、線幅W1の複数のラインパターン740が、間隔W2で並べられ、ラインアンドスペースパターンを形成している。本実施の形態における評価パターン74は、一例として、第1の投影パターン720と同じ最小寸法の線幅を有するものとする。測定装置4は、例えば、この線幅W1を測定する。
評価パターン75は、図5(b)に示すように、例えば、周辺回路パターン領域73の周囲に、線幅W3のラインパターン750の孤立パターンとして形成されている。本実施の形態における評価パターン75は、一例として、第2の投影パターン730と同程度の線幅を有するものとする。測定装置4は、例えば、この線幅W3を測定する。
図6(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る露光装置による露光の様子を模式的に表した図であり、(b)は、制御装置によるシミュレーションの様子を模式的に表した図である。
シミュレーション部52は、シミュレーション情報513に基づいてレジスト材の塗布、露光工程、加工処理工程等のシミュレーションを行う。
図6(a)に示すように、露光装置2では、マスクパターン60をレジスト膜8上に縮小投影し、加工処理を行ってパターン76が形成される。測定装置4は、このパターン76の評価パターン74の線幅を微細パターン領域72に含まれる第1の投影パターン720の仕上り寸法として測定し、評価パターン75の線幅を周辺回路パターン領域73に含まれる第2の投影パターン730の仕上り寸法として測定する。
一方、図6(b)に示すように、制御装置5のシミュレーション部52は、シミュレーション情報513に基づいてフォトマスク6に対応する仮想フォトマスク61、マスクパターン60に対応する仮想マスクパターン62、ウエハ7に対応する仮想ウエハ77、レジスト膜8、露光装置2、加工装置3等のシミュレーションを行い、仮想ウエハ77上に仮想パターン78を形成する。シミュレーション部52は、この仮想パターン78に含まれる評価パターンの仕上り寸法を測定する。
(半導体装置の製造方法)
図7は、本発明の第1の実施の形態に係る露光条件に関する概略図である。
以下に第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、各図を参照し、図8のフローチャートに従って説明する。
まず、制御装置5の制御部50は、露光装置2にセットされたフォトマスク6に形成されたマスクパターン60から評価パターン74、75を抽出する(S1)。
次に、制御部50は、光源10等を制御して、ウエハ7上に形成されたレジスト膜8に対し、フォトマスク6に形成された第1のパターンと第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットする(S2)。
次に、制御部50は、加工装置3を制御して、微細パターン領域72に含まれる第1の投影パターン720に適した加工条件で、つまり、第1の投影パターン720の仕上り寸法が設計寸法となる加工条件で加工処理を行い、ウエハ7上に第1のレジストパターン80を形成する。
次に、制御部50は、測定装置4を制御して、露光ショット70毎の第1のレジストパターン80の仕上り寸法を測定する(S3)。具体的には、測定装置4は、露光ショット70毎の評価パターン74、75の仕上り寸法の測定を行う。評価パターン74の測定結果は、微細パターン領域72の仕上り寸法の確認に使用される。
次に、算出部53は、測定された露光ショット70毎の評価パターン75の仕上り寸法に基づいて寸法分布情報512を作成する(S4)。
次に、算出部53は、寸法分布情報512に基づいて、周辺回路パターン領域73に含まれる第2の投影パターン730の仕上り寸法が、ウエハ7の全域で均一な寸法となるように、露光ショット70毎の目標露光像寸法を算出する(S5)。
この目標露光像寸法は、第1の投影パターン720に適した加工条件で加工処理を行っても、第2の投影パターン730がウエハ7の全域で均一な寸法となるように、露光ショット70毎に異なる値を取る。例えば、図4に示す第1の寸法領域700(ウエハ7の中心付近)に含まれる露光ショット70に対しては、第2の投影パターン730の仕上り寸法が、一例として、5nm太くなるので、露光によるマスクパターン60の第2の投影パターン730の像がレジスト膜8上で5nm細くなる目標露光像寸法を設定する。
また、例えば、図4に示す第5の寸法領域704(ウエハ7の周縁付近)に含まれる露光ショット70に対しては、第2の投影パターン730の仕上り寸法が、一例として、5nm細くなるので、露光によるマスクパターン60の第2の投影パターン730の像がレジスト膜8上で5nm太くなる目標露光像寸法を設定する。
なお、目標露光像寸法は、例えば、露光ショット70内の6つの評価パターン75の平均をとって決定されても良いし、露光ショット70に含まれる6つのダイ71のうち、より多くのダイ71が良品となるように決定されても良い。
次に、シミュレーション部52は、露光ショット70毎の目標露光像寸法に基づいて第2の露光パラメータとしての露光パラメータ510を算出し(S6)、制御部50を介して記憶部51に記憶させる。なお、第2の露光パラメータは、デフォーカス量、デフォーカス範囲、照明形状、照明輝度分布、照明偏光状態、レンズ開口数、レンズ収差、レンズ瞳面透過率分布、露光レーザ波長バンド幅のいずれかについて、第1の露光パラメータから変更したものである。
具体的には、シミュレーション部52は、ウエハ7面内の複数の被ショット領域において、第1のレジストパターン80のうち第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターン、つまり、第2の投影パターン730の寸法が所望の寸法となるように、寸法分布情報512から、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータとしての露光パラメータ510を決定する。ここで、被ショット領域とは、ウエハ7上において、ショットされた領域のことを指している。
言い換えるなら、シミュレーション部52は、例えば、第1の寸法領域700に含まれる露光ショット70に対しては、露光によるマスクパターン60の第2の投影パターン730の像がレジスト膜8上で5nm細くなり、かつ、第1の投影パターン720の仕上り寸法が変わらないように、デフォーカス量、デフォーカス範囲、照明形状、照明輝度分布、照明偏光状態、レンズ開口数、レンズ収差、レンズ瞳面透過率分布、露光レーザ波長バンド幅及び露光量から選択して調整する。なお、シミュレーション部52は、第1の投影パターン720の寸法が変化する理由から、露光量を単独で変化させないことを、露光パラメータ510を算出する際の条件とする。
このようにして決定された露光パラメータ510は、第2の投影パターン730の仕上り寸法の傾向が同心円状に変化することから、例えば、図7に示す第1〜第5露光パラメータのように、同心円状に露光パラメータが変化する。
次に、制御部50は、露光パラメータ510に基づいて露光ショット70毎のキャリブレーションを行う(S7)。
次に、制御部50は、露光ショット70毎のキャリブレーションを制御情報511として記憶部51に記憶させる(S8)。
次に、露光装置2は、ウエハ7を交換する(S9)。
次に、制御部50は、制御情報511を記憶部51から読み出し(S10)、露光ショット70毎の露光パラメータ510に基づいて露光装置2の光源10等を制御し、露光装置2は、露光を行う(S11)。
具体的には、制御部50は、交換されたウエハ7上に形成されたレジスト膜8に、第1及び第2のパターンを1ショットの露光対象として、第2の露光パラメータとしての露光パラメータ510を用いて複数回ショットする。つまり、制御部50は、図7に示すように、中心から周縁に向かって第1〜第5露光パラメータを順番に変えながら露光を行う。
露光が終了した後、第1のレジストパターン80を形成した加工条件と同じ加工条件を用いて第2のレジストパターンを形成し、周知の工程を経て、半導体装置が製造される。
なお、第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、上記に示した順序に限定されない。例えば、ステップ6におけるウエハの交換の工程は、ステップ7及び10の何れの工程の前後に行われても良いし、平行して行われも良い。
また、第2の露光パラメータを決定する工程では、第1のレジストパターン80のうち第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターン、つまり、第2の投影パターン730の寸法と設計値の誤差が所望値以上となった被ショット領域を露光ショットする場合にのみ、第2の露光パラメータを決定し、決定した第2の露光パラメータを用いてショットしても良い。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態における半導体装置の製造方法及び露光装置によれば、以下の効果が得られる。
1 露光ショット70毎に露光パラメータ510を変えて露光を行うので、微細パターン領域72に含まれる第1の投影パターン720だけでなく、周辺回路パターン領域73に含まれる第2の投影パターン730の仕上り寸法を、同一の加工条件で、ウエハ7の全域で均一な寸法にすることができる。
2 露光量を単独で調整することで寸法のばらつきを修正する方法に比べて、第2の投影パターン730の仕上り寸法のばらつきをより正確に修正することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態は、ロットの先頭のウエハで、露光パラメータを算出し、以降のウエハに対しては、先頭のウエハで算出した露光パラメータを用いて露光する点において第1の実施の形態と異なっている。なお、以下の各実施の形態について、第1の実施の形態と同様の構成及び機能を有する部分については、同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
以下に第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、各図を参照し、図9のフローチャートに従って説明する。なお、ロットとは、例えば、ウエハを管理するためにまとめられた生産単位や、まとめて同種の製品を生産する場合の生産単位である。
まず、基板処理システム1は、第1の実施の形態におけるステップ1〜ステップ6までの工程をロットの先頭のウエハに対して行って露光パラメータ510を算出し、露光パラメータ510を記憶部51に記憶する。
次に、制御部50は、記憶部51に記憶された露光パラメータ510を読み出し、読み出した露光パラメータ510に基づいて露光ショット70毎のキャリブレーションを行う(S20)。
次に、制御部50は、露光ショット70毎のキャリブレーションを制御情報511として記憶部51に記憶させる(S21)。
次に、露光装置2は、ロットの先頭のウエハ7を交換し、新たなウエハをセットする(S22)。
次に、制御部50は、制御情報511を記憶部51から読み出し(S23)、露光ショット70毎の露光パラメータ510に基づいて露光装置2を制御し、露光装置2は、露光を行う(S24)。
次に、制御部50は、露光を行ったウエハがロットの最後のウエハではなかったとき(S25;No)、露光装置2を制御して新たなウエハに交換し(S26)、ステップ23に戻って交換されたウエハに露光を行う。続いて、制御部50は、ステップ25においてYesが成立するとき、すなわち、ロットの最後のウエハの露光が終了したとき、露光工程を終了する。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態における半導体装置の製造方法及び露光装置によれば、ロットの先頭のウエハから露光パラメータ510を算出し、以降のウエハに対しては、この露光パラメータ510に基づいて露光を行うので、ウエハ毎に露光パラメータ510を算出する場合に比べて、スループットの低下を抑えることができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態は、全ての露光ショット毎に露光パラメータを変えるのではなく、周囲の露光ショットと比べてしきい値以上の仕上り寸法になる露光ショットのみに対して露光パラメータを変える点で、第1及び第2の実施の形態と異なっている。
図10(a)は、本発明の第3の実施の形態に係る露光ショット毎の寸法分布を示す概略図であり、(b)は、図10(a)に示す矢印を通過する露光ショットの寸法差ΔCDを示すグラフである。図10(a)は、斜線の間隔が狭くなるほどパターンの仕上り寸法が太くなる。図10(b)は、縦軸が寸法差ΔCD(仕上り寸法―設計寸法)であり、横軸がウエハ上の位置に対応している。
以下に第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例について、各図を参照し、図11のフローチャートに従って説明する。
まず、第1の実施の形態におけるステップ1〜ステップ4までの工程を行い、寸法分布情報512を作成する。
次に、算出部53は、寸法分布情報512に基づいて評価パターン75の仕上り寸法と設計寸法との寸法差ΔCDを算出する(S30)。
制御部50は、図10(a)及び(b)に示すように、寸法差ΔCDに基づいて補正対象の露光ショット70を抽出する(S31)。
具体的には、制御部50は、露光ショット70の寸法差ΔCDと、隣接する露光ショット70の寸法差ΔCDとの差ΔSが、しきい値よりも大きい露光ショット70を抽出する。なお、差ΔSは、例えば、図10(a)に示すウエハ7の左上の露光ショット70から水平方向に隣り合う露光ショット70へと順次算出され、以後、左上から左下に向かって1段ずつ算出されるものとする。なお、図10(b)は、矢印が通過する露光ショット70間の差ΔSであるが、隣接する4つの露光ショット70間のそれぞれの差ΔSを算出してその中で一番大きい差をΔSとしても良いし、周囲にある8つの露光ショット70間のそれぞれの差ΔSを算出してその中で一番大きい差をΔSとしても良い。しきい値は、予め設定された値であり、記憶部51に記憶されている。
算出部53は、図10(b)に示すように、│ΔCD2−ΔCD1│を算出してΔS1を算出する。続いて、算出部53は、他の露光ショット70間の差ΔSも算出する。制御部50は、算出されたΔSとしきい値とを比較する。制御部50は、例えば、図10(b)に示すΔS1がしきい値よりも大きいと判定したとき、図10(b)に示す寸法差ΔCD1を有する露光ショット、及び寸法差ΔCD2を有する露光ショットのどちらを補正対象とするかの判定を行う。
この判定は、例えば、寸法差ΔCDが大きい方を補正対象とする場合、さらに隣接する露光ショットとの寸法差ΔCDが大きい方を補正対象とする場合、両方の露光ショットを補正対象とする場合等が考えられる。
寸法差ΔCDが大きい方を補正対象とする場合は、図10(b)に示すように、寸法差ΔCD2の方が、寸法差ΔCD1よりも大きいので、寸法差ΔCD2を有する露光ショットを補正対象とする。
さらに隣接する露光ショットとの寸法差ΔCDが大きい方を補正対象とする場合は、寸法差ΔCD2を有する露光ショットの隣接する露光ショットの寸法差ΔCD4の方が、寸法差ΔCD1を有する露光ショットの隣接する露光ショットの寸法差ΔCD3よりも大きいので、寸法差ΔCD2を有する露光ショットを補正対象とする。
両方の露光ショットを補正対象とする場合は、寸法差ΔCD1を有する露光ショット、及び寸法差ΔCD2を有する露光ショットの両方を補正対象とする。
次に、算出部53は、補正対象となる露光ショット(例えばΔCD1を有する露光ショット。)の露光パラメータ510を算出する(S32)。具体的には、算出部53は、ΔCD1を有する露光ショットの目標寸法を算出し、第1の実施の形態におけるステップ6の工程を行って露光パラメータ510を算出する。この目標寸法は、例えば、ウエハ全体の仕上り寸法の平均でも良いし、設計寸法としても良いし、補正対象の露光ショットに隣接する露光ショットの仕上り寸法の平均でも良く、これに限定されない。
次に、第1の実施の形態のステップ7及びステップ8の工程を行い、露光装置2は、ウエハを交換し、新たなウエハをセットする。
次に、制御部50は、制御情報511を記憶部51から読み出し、露光を行う(S33)。具体的には、制御部50は、交換する前の露光パラメータによって新たなウエハの露光を行い、交換されたウエハにおいて、補正対象となる露光ショットに対応する露光ショットに対して、ステップ32で算出された露光パラメータ510に基づいて露光を行う。
(第3の実施の形態の効果)
本実施の形態における半導体装置の製造方法及び露光装置によれば、補正対象の露光ショットに対してのみ、露光パラメータ510を算出して露光を行うので、露光ショット毎に、露光パラメータを変更して露光を行う場合に比べて、スループットが向上する。
なお、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱あるいは変更しない範囲内で種々の変形および組み合わせが可能である。
例えば、上記の各実施の形態においては、シミュレーション部52によって、露光パラメータ510を算出したが、実験によって露光パラメータ510を決定しても良い。
5…制御装置、7…ウエハ、8…レジスト膜、50…制御部、52…シミュレーション部、53…算出部、70…露光ショット、72…微細パターン領域、73…周辺回路パターン領域、80…第1のレジストパターン、510…露光パラメータ、512…寸法分布情報、720…第1の投影パターン、730…第2の投影パターン

Claims (5)

  1. ウエハ上に形成されたレジスト膜に対し、第1のパターンと前記第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、
    前記レジスト膜を加工した際に前記第1のパターンに基づいて形成されるレジストパターンが所望の寸法となるような加工条件を用いて前記レジスト膜の加工処理を行って、第1のレジストパターンを形成する工程と、
    前記第1のレジストパターンのうち前記第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法を測定して前記ウエハ面内の寸法分布情報を作成する工程と、
    ウエハ面内の複数の被ショット領域において、前記第1のレジストパターンのうち前記第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、前記寸法分布情報から、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する工程と、
    ウエハ上に形成されたレジスト膜に、前記第1及び第2のパターンを1ショットの露光対象として、前記第2の露光パラメータを用いて複数回ショットする工程と、
    前記加工条件で前記レジスト膜を加工して第2のレジストパターンを形成する工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  2. 第2の露光パラメータを決定する工程では、前記第1のレジストパターンのうち前記第2のパターンに基づいて形成されるレジストパターンの寸法と設計値の誤差が所望値以上となった前記被ショット領域にショットする場合にのみ、前記第2の露光パラメータを決定し、前記第2の露光パラメータを用いてショットする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記第1のパターンは、メモリセルを構成する微細パターンであり、
    前記第2のパターンは、前記メモリセルの周辺に形成された周辺回路パターンである請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第2の露光パラメータは、デフォーカス量、デフォーカス範囲、照明形状、照明輝度分布、照明偏光状態、レンズ開口数、レンズ収差、レンズ瞳面透過率分布、露光レーザ波長バンド幅のいずれかについて、前記第1の露光パラメータから変更したものである請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 第1のパターンと前記第1のパターンよりも寸法の大きい第2のパターンを1ショットの露光対象として、第1の露光パラメータを用いて複数回ショットされたウエハ上のレジスト膜を、前記第1のパターンに基づいて加工形成されるレジストパターンが所望の寸法となるような加工条件を用いて加工形成される前記第2のパターンに基づくレジストパターンの前記ウエハ面内での寸法分布情報に基づいて、ウエハ面内の複数の被ショット領域において、前記第2のパターンに基づき前記加工条件を用いて形成されるレジストパターンの寸法が所望の寸法となるように、露光量以外の露光パラメータを含む第2の露光パラメータを決定する露光パラメータ決定手段を備えた露光装置。
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