JP2010247553A - 旋回式建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排気ガスを運転席から離れた位置で排出し、作業環境を良好に保つ。
【解決手段】 カウンタウエイト15の上部側に左,右方向に延びる排気管収容溝16を設け、この排気管収容溝16内に排気管13の水平管部13Aを収容することにより、排気管13の他端側に位置する鉛直管部13Bの排出口13Cを、運転席7から離間した位置に開口させる。この結果、排気ガス処理装置11内で消音処理、浄化処理を施した排気ガスを、排気管13の水平管部13A、鉛直管部13Bを通じて排出口13Cへと導き、この運転席7から離れた排出口13Cを通じて油圧ショベル1の外部に排出することができる。従って、運転席7の後側に排気ガス処理装置11を配置した場合でも、運転席7に着席したオペレータが、排気ガスの排気音、排気ガス臭に晒されるのを抑え、オペレータの作業環境を良好に保つことができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、油圧クレーン等の旋回式建設機械に関し、特に、エンジンからの排気ガスを外部に排出する排気管を備えた旋回式建設機械に関する。
一般に、旋回式建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置とにより大略構成され、作業装置を用いて土砂等の掘削作業を行うものである。
ここで、油圧ショベルの上部旋回体は、通常、支持構造体をなし前部側に作業装置が設けられる旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられ作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、旋回フレームの前部左側に配設された運転席と、カウンタウエイトの前側に位置して旋回フレームに搭載されたエンジンと、該エンジンに設けられる排気ガス処理装置と、該排気ガス処理装置に接続されエンジンからの排気ガスを外部に排出する排気管とを備えて構成されている。
この場合、排気ガス処理装置は、エンジンから排出された排気ガスの排気音を低減する消音処理、排気ガスに含まれる有害物質を除去する浄化処理等を行うもので、エンジンからの排気ガスは、排気ガス処理装置において消音処理、浄化処理等が施された後、排気管を通じて油圧ショベルの外部に排出される構成となっている。
ところで、一般にミニショベルと呼ばれるように、機械全体の形状(寸法)が小さな小型油圧ショベルにおいては、旋回フレームの前,後方向の長さ寸法が小さいため、旋回フレームの後部側に取付けられるカウンタウエイトと前部側に取付けられる運転席との前,後方向の間隔が小さくなる。このため、小型油圧ショベルにおいては、通常、カウンタウエイトと運転席との間に形成される狭隘なスペース内に、エンジンを左,右方向に延びる横置き状態で配設する構成となっている(特許文献1参照)。
特開2001−3727号公報
ここで、油圧ショベルに搭載されるエンジンは、通常、エンジンによって駆動される油圧ポンプと、熱交換器に向けて冷却風を供給する冷却ファンが取付けられ、該冷却ファンの近傍には熱交換器が隣接して配置される。従って、上述の如くエンジンを左,右方向に延びる横置き状態に配置した場合には、エンジンの左,右方向の一側に油圧ポンプが配設され、左,右方向の他側に熱交換器が配設されるようになる。
この場合、熱交換器は、油圧ポンプよりも大型であるために大きな設置スペースが必要となり、エンジンを横置き状態に配置した小型油圧ショベルでは、エンジンの左側、即ち運転席とカウンタウエイトとに挟まれた狭隘なスペース内に油圧ポンプを配置し、比較的大きなスペースが確保できるエンジンの右側に熱交換器を配置する構成となっている。そして、エンジンの左側に油圧ポンプを配置した場合には、高さ寸法が小さい油圧ポンプの上方にスペースが形成されるので、この油圧ポンプの上方に、エンジンから排出される排気ガスの消音処理、浄化処理等を行う排気ガス処理装置を配置することができる。
しかし、油圧ポンプの上方、即ち運転席の後側に排気ガス処理装置を配置した場合には、排気ガス処理装置に接続された排気管からの排気ガスが運転席の近くに排出されることになる。この結果、運転席に着席したオペレータが排気音、排気ガス臭に晒されてしまい、作業環境が劣化してしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、運転席の後側に排気ガス処理装置を配置した場合でも、排気ガスを運転席から離れた位置で排出することができ、作業環境を良好に保つことができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた作業装置とを備え、前記上部旋回体は、支持構造体をなし前部側に前記作業装置が設けられる旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられ前記作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、前記旋回フレームの前部側でかつ左,右方向の左側に片寄せて前記旋回フレームに配設された運転席と、該運転席と前記カウンタウエイトとの間に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延びる横置き状態で搭載され、左側に油圧ポンプが設けられると共に右側に熱交換器が配置されたエンジンと、前記運転席の後側でかつ前記油圧ポンプの上方に位置して前記エンジンに設けられ前記エンジンから排出される排気ガスを処理する排気ガス処理装置と、該排気ガス処理装置に接続され前記エンジンからの排気ガスを外部に排出する排気管とを備えてなる旋回式建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記排気管の排出口を前記運転席から離すために、前記排気管は一端側が前記排気ガス処理装置に接続され他端側が前記熱交換器に向けて前記エンジンの上方を左,右方向に延びる構成とし、前記カウンタウエイトの上部側には、前記排気管を収容するために左,右方向に延びる排気管収容溝を設けたことにある。
請求項2の発明は、前記カウンタウエイトには、前記排気管の他端側を前記排気管収容溝から前記カウンタウエイトの上方へと導出する排気管導出部を設ける構成としたことにある。
請求項3の発明は、前記カウンタウエイトは、前記旋回フレームに取付けられるベース部と、該ベース部から上方に立上がり円弧状に湾曲しつつ左,右方向に延びる周壁部と、該周壁部の上端側に配置され前記周壁部よりも大きな肉厚をもって左,右方向に延びる上厚肉部と、該上厚肉部の上端側から前方に張出し前記エンジンの後部側を上方から覆う庇部とにより構成し、前記排気管収容溝は前記庇部の下側で前記上厚肉部の前側に形成される逆L字状の空間としたことにある。
請求項4の発明は、前記カウンタウエイトには、前記排気管収容溝よりも下側に位置して前記エンジンのメンテナンス作業を行うために前,後方向に開口するメンテナンス口を設ける構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記排気ガス処理装置には前記エンジンからの排気ガスを吐出する吐出パイプを一体に設け、前記排気管の一端側には前記排気ガス処理装置の吐出パイプを外周側から覆う円錐状に拡径したフレア部を設ける構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、排気ガス処理装置に一端側が接続された排気管の他端側は、カウンタウエイトの排気管収容溝に収容された状態で熱交換器に向けて左,右方向に延びるので、排気管の他端側を運転席から離れた位置に配置することができる。従って、排気ガス処理装置を運転席の後側に配置した場合でも、運転席から離間した場所に配置した排気管の他端側から排気ガスを排出することにより、オペレータが排気音、排気ガス臭に晒されるのを抑えることができ、オペレータの作業環境を良好に保つことができる。
しかも、カウンタウエイトの上部側に排気管収容溝を設けたので、運転席とカウンタウエイトとの間に狭隘なスペースしか確保することができない小型な旋回式建設機械においても、カウンタウエイトの排気管収容溝内に排気管を収容することにより、排気管の他端側を左,右方向に延ばし、運転席から離れた位置で排気ガスを排出することができる。
請求項2の発明によれば、排気管収容溝に収容された排気管の他端側を、カウンタウエイトの排気管導出部を通じてカウンタウエイトの上方に導出することができる。これにより、排気ガスをカウンタウエイトの上方に排出することができるので、油圧ショベルの周囲に存在する作業者に向けて排気ガスが排出されるのを抑え、油圧ショベルの周囲の作業環境をも良好に保つことができる。
請求項3の発明によれば、カウンタウエイトを構成する庇部の下側で、かつ上厚肉部の前側に形成される逆L字状の空間を、排気管収容溝として利用したことにより、カウンタウエイトに排気管収容溝を新たに形成する必要がなく、排気管収容溝を備えたカウンタウエイトの構成を簡素化することができる。
請求項4の発明によれば、カウンタウエイトのメンテナンス口よりも上側に排気管収容溝が配置されるので、排気ガスの流通によって高温となる排気管を、メンテナンス口から離れた位置で排気管収容溝内に収容することができる。この結果、メンテナンス口を通じてエンジン等に対するメンテナンスを行う作業者が、高温となった排気管に不用意に接触してしまうのを抑えることができ、メンテナンス作業の作業性を高めることができる。
請求項5の発明によれば、排気管の一端側に設けたフレア部によって、排気ガス処理装置の吐出パイプを外周側から覆うことにより、吐出パイプとフレア部との間には隙間が形成される。これにより、排気ガス処理装置が発生した振動が吐出パイプから排気管に伝わるのを防止することができる。また、吐出パイプから吐出した排気ガスが排気管内に導入されるときの流れを利用して、フレア部の周囲の外気を排気管内に吸込むことにより、排気管の温度上昇を抑えることができる。
本発明の実施の形態が適用される油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルを上方からみた平面図である。 油圧ショベルをカウンタウエイト側からみた後面図である。 エンジンカバーを開いた状態を示す図3と同様な後面図である。 旋回フレームにカウンタウエイトとエンジンを搭載した状態を示す平面図である。 旋回フレーム、カウンタウエイトの排気管収容溝、エンジン、排気ガス処理装置、排気管等を図5中の矢示VI−VI方向からみた正面図である。 旋回フレーム、エンジン、排気ガス処理装置、排気管等を図6中の矢示VII−VII方向からみた一部破断の後面図である。 カウンタウエイトを後側からみた後面図である。 カウンタウエイトを図8中の矢示IX−IX方向からみた正面図である。 カウンタウエイトを図9中の矢示X−X方向からみた平面図である。 カウンタウエイトを図10中の矢示XI−XI方向からみた左側面図である。 カウンタウエイトを単体で示す斜視図である。
以下、本発明に係る旋回式建設機械の実施の形態を、キャブ式小型油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例としての小型な油圧ショベルを示し、この油圧ショベル1は、左,右のクローラ(履帯)2Aを有する自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に設けられたスイング式の作業装置4とにより大略構成され、作業装置4によって土砂の掘削作業等を行うものである。なお、図1に示される油圧ショベル1は、例えば車体重量が3〜7トン程度であり、通常、ミニショベルと呼ばれるものである。
ここで、上部旋回体3は、図2に示すように、下部走行体2の車幅(左,右のクローラ2Aの間隔)とほぼ等しい左,右方向の幅寸法を有し、上方からみてほぼ円形状に形成されている。これにより、油圧ショベル1は、上部旋回体3が下部走行体2上で旋回動作を行ったときに、後述するカウンタウエイト15の後面がほぼ下部走行体2の車幅内に収まる後方小旋回型の油圧ショベルとして構成されている。
そして、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム5、キャブ6、運転席7、エンジン8、排気ガス処理装置11、排気管13、カウンタウエイト15等により構成されている。
5は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム5は、図5に示すように、左,右方向の中央部を前,後方向に延びる厚肉な平板状の底板5Aと、該底板5Aの上面側に立設され前,後方向に延びた左,右の縦板5B,5Cと、これら左,右の縦板5B,5Cの前端部に設けられた支持ブラケット5Dと、底板5Aの左側に設けられた円弧状の左枠部材5Eと、底板5Aの右側に設けられた円弧状の右枠部材5Fとにより大略構成され、強固な支持構造体をなしている。
そして、旋回フレーム5の前端側に位置する支持ブラケット5Dには作業装置4が取付けられ、旋回フレーム5を構成する底板5Aの後端側には、作業装置4との重量バランスをとる後述のカウンタウエイト15が取付けられる構成となっている。
6は旋回フレーム5の前部左側に配設された建屋としてのキャブで、該キャブ6は運転室を画成するものである。そして、キャブ6内には、油圧ショベル1を操縦するオペレータが着席する運転席7が配置されている。また、キャブ6内には、運転席7に着席したオペレータが操作する走行レバー・ペダル、操作レバー等の操作機器類(いずれも図示せず)が配置されている。
8はキャブ6(運転席7)と後述のカウンタウエイト15との間に位置して旋回フレーム5上に搭載されたエンジンで、該エンジン8は、左,右方向に延びる横置き状態に配置されている。そして、エンジン8の左側には油圧ポンプ9が配設され、該油圧ポンプ9は、エンジン8によって駆動されることにより、油圧ショベル1に搭載された各種の油圧アクチュエータに作動用の圧油を供給するものである。一方、エンジン8の右側にはラジエータ、オイルクーラ等の熱交換器10が配設され、該熱交換器10は、エンジン8の冷却ファン8Aによって吸込まれた冷却風により、エンジン冷却水、作動油等の流体を冷却するものである。
次に、11はキャブ6(運転席7)の後側でかつ油圧ポンプ9の上方に位置してエンジン8に設けられた排気ガス処理装置を示している。この排気ガス処理装置11は、エンジン8から排出された排気ガスの排気音を低減する消音処理、排気ガスに含まれる粒子状物質、窒素酸化物(NOx)等の有害物質を除去する浄化処理等を行うものである。
ここで、排気ガス処理装置11は、図5および図6に示すように、軸方向(長さ方向)の両端部が閉塞された円筒体として形成され、その内部には複数の消音壁、浄化装置(いずれも図示せず)等が設けられている。そして、排気ガス処理装置11は、エンジン8に固定されたブラケット12により、軸方向を前,後方向に一致させた状態で油圧ポンプ9の上側に支持されている。
そして、排気ガス処理装置11は、排気導入パイプ11Aを介してエンジン8の排気側に接続され、例えばエンジン8から排出される排気ガスの排気音を消音壁等によって低減すると共に、浄化装置によって排気ガス中の有害物質を除去するものである。また、排気ガス処理装置11の後部側には、消音処理、浄化処理が施された排気ガスを吐出する吐出パイプ11Bが一体に設けられ、該吐出パイプ11Bの先端側には、後述の排気管13が接続される構成となっている。
13は排気ガス処理装置11に接続された排気管で、該排気管13は、排気ガス処理装置11によって消音処理、浄化処理された排気ガスを、油圧ショベル1の外部に排出するものである。ここで、排気管13は、図6および図7に示すように、全体としてL字状に屈曲したパイプ体として形成され、水平方向に直線的に延びる水平管部13Aと、該水平管部13Aから上向きに折曲げられ鉛直方向に延びる鉛直管部13Bとにより大略構成されている。
そして、排気管13は、図7に示すように、水平管部13Aがブラケット14を介してエンジン8に支持されることにより、水平管部13Aの左,右方向の一端側(左端側)を排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bに接続した状態で、他端側(右端側)が熱交換器10に向けてエンジン8上を左,右方向に延びるように配置されている。この場合、排気管13の水平管部13Aは、後述するカウンタウエイト15の排気管収容溝16内に収容され、鉛直管部13Bの先端側(上端側)は、カウンタウエイト15の上面から上方に突出し、排気ガスをカウンタウエイト15から後方に向けて排出する排出口13Cとなっている。
従って、エンジン8から排出された排気ガスは、排気ガス処理装置11内で消音処理、浄化処理された後、排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bから排気管13に導入される。そして、排気ガスは、排気管13の水平管部13A、鉛直管部13Bを通じて排出口13Cへと流れ、この排出口13Cから油圧ショベル1の外部に排出される。これにより、排気ガス処理装置11を運転席7の後側に配置した場合でも、排気ガス処理装置11において消音処理等が施された排気ガスを、排気管13によって運転席7から離れた位置で排出することができる構成となっている。
一方、排気ガス処理装置11側となる排気管13(水平管部13A)の一端側には、排気ガス処理装置11に向けて円錐状に拡径するフレア部13Dが設けられ、該フレア部13Dは、排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bの先端部を外周側から覆っている。これにより、吐出パイプ11Bの先端部と排気管13のフレア部13Dとの間には隙間が形成され、排気ガス処理装置11が発生した振動が、吐出パイプ11Bを介して排気管13に伝わるのを防止することができる構成となっている。また、吐出パイプ11Bから吐出した排気ガスが排気管13内に導入されるときの流れを利用して、フレア部13Dの周囲の外気を排気管13内に吸込むことにより、排気管13の温度上昇を抑えることができる構成となっている。
次に、15は本実施の形態に用いられるカウンタウエイトを示している。このカウンタウエイト15は、例えば鋳造手段を用いて一体形成された重量物からなり、旋回フレーム5の後端部に取付けられ、作業装置4との重量バランスをとるものである。
ここで、カウンタウエイト15は、図8ないし図12に示すように、旋回フレーム5の後端部に取付けられる厚肉なベース部15Aと、該ベース部15Aから上方に立上り、円弧状に湾曲しつつ左,右方向に延びる周壁部15Bと、該周壁部15Bの上端側に配置されベース部15Aと上,下方向で対面しつつ左,右方向に延びる厚肉な上厚肉部15Cと、該上厚肉部15Cの上端部から前方に張出した薄肉な平板状の庇部15Dとにより大略構成され、庇部15Dの下側は、後述の排気管収容溝16となっている。
この場合、カウンタウエイト15の周壁部15Bは、旋回フレーム5の後端部から上方に立上ることにより、エンジン8、油圧ポンプ9、熱交換器10等を後側から覆っている。また、周壁部15Bの左,右方向の中央部には、ベース部15Aと上厚肉部15Cとの間に位置して矩形状のメンテナンス口15Eが前,後方向に開口して設けられている。そして、メンテナンス口15Eは、後述のエンジンカバー19によって開,閉され、作業者は、カウンタウエイト15の後方からメンテナンス口15Eを通じて、エンジン8等に対するメンテナンス作業を行うことができる構成となっている。一方、カウンタウエイト15の庇部15Dは、カウンタウエイト15の上面を構成し、エンジン8、熱交換器10、排気管13等の後部側を上方から覆っている(図5参照)。
16はカウンタウエイト15の上部側に設けられた排気管収容溝を示し、該排気管収容溝16は、上述した排気管13の水平管部13Aを収容するものである。ここで、排気管収容溝16は、カウンタウエイト15を構成する庇部15Dの下側でかつ上厚肉部15Cの前側に形成される逆L字状の空間を利用して形成され、メンテナンス口15Eの上側を左,右方向に延びている。
このように、カウンタウエイト15の庇部15Dの下側でかつ上厚肉部15Cの前側に排気管収容溝16を形成することにより、カウンタウエイト15と運転席7との間に狭隘なスペースしか確保することができない場合でも、排気管13の他端側を排気管収容溝16内を通して左,右方向に延ばし、運転席7から離れた位置に配置することができる構成となっている。また、カウンタウエイト15に設けたメンテナンス口15Eの上側に排気管収容溝16を形成することにより、排気ガスの流通によって高温となる排気管13を、メンテナンス口15Eから離れた位置で排気管収容溝16内に収容することができる構成となっている。
17はカウンタウエイト15の庇部15Dに設けた排気管導出部で、該排気管導出部17は、排気管13の他端側を排気管収容溝16からカウンタウエイト15の上方へと導出するものである。ここで、排気管導出部17は、庇部15Dの前端縁をほぼ半円形状に切欠くことにより形成され、排気管13の鉛直管部13Bが上,下方向に挿通される構成となっている。
従って、排気管13は、図7に示すように、水平管部13Aがブラケット14を介してエンジン8に支持されることにより、フレア部13Dを排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bに接続した状態で、図6に示すように排気管収容溝16内に収容される。そして、排気管13の鉛直管部13Bは、排気管導出部17を通じて排気管収容溝16からカウンタウエイト15の上方に突出し、鉛直管部13Bの先端側の排出口13Cは、カウンタウエイト15の後方に向けて開口する構成となっている。
18はカウンタウエイト15に連続して旋回フレーム5上に設けられた外装カバーで、該外装カバー18は、カウンタウエイト15と共にエンジン8、油圧ポンプ9、熱交換器10等の搭載機器を覆うものである。この場合、外装カバー18の上面は、カウンタウエイト15の庇部15Dの上面と同一平面を形成し、外装カバー18の後端縁のうち庇部15Dの排気管導出部17と対応する部位には、この排気管導出部17と同様に、排気管13の鉛直管部13Bが挿通される半円形状の切欠き部18Aが形成されている(図2参照)。
19はカウンタウエイト15に取付けられたエンジンカバーで、該エンジンカバー19は、カウンタウエイト15の周壁部15Bに設けられたメンテナンス口15Eを開,閉するものである。ここで、エンジンカバー19は、円弧状に湾曲しつつ左,右方向に延びる板体からなり、リンク機構(図示せず)を介してカウンタウエイト15に取付けられている。
そして、エンジンカバー19は、図3に示す如くメンテナンス口15Eを閉塞する閉位置と、図4に示す如くメンテナンス口15Eを開く開位置との間で上,下方向に移動するものである。そして、エンジンカバー19を開位置に移動させることにより、カウンタウエイト15のメンテナンス口15Eを通じて、カウンタウエイト15の後方からエンジン8等のメンテナンス作業を行うことができる構成となっている。
本実施の形態による油圧ショベル1は上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1を用いて土砂の掘削作業等を行うときには、まず、エンジン8を作動させて油圧ポンプ9を駆動する。
この状態で、運転席7に着席したオペレータが、キャブ6内に配置された走行レバー・ペダル(図示せず)を操作することにより、下部走行体2を自走させて油圧ショベル1を作業現場まで移動させる。そして、油圧ショベル1が作業現場まで移動した後には、オペレータが操作レバー(図示せず)を操作することにより、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置4によって土砂等の掘削作業を行うことができる。
ここで、エンジン8の作動時に発生した排気ガスは、排気導入パイプ11Aを通じて排気ガス処理装置11に導入され、この排気ガス処理装置11内で消音処理、浄化処理された後、排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bから排気管13に導入される。
この場合、排気管13の一端側には、吐出パイプ11Bの先端部を外周側から覆うフレア部13Dが設けられている。これにより、吐出パイプ11Bの先端部と排気管13のフレア部13Dとの間には隙間が形成され、排気ガス処理装置11が発生した振動が、吐出パイプ11Bを介して排気管13に伝わるのを防止することができる。また、吐出パイプ11Bから吐出した排気ガスが排気管13内に導入されるときの流れを利用して、フレア部13Dの周囲の外気を排気管13内に吸込むことにより、排気ガスによって加熱される排気管13の温度上昇を抑えることができる。
そして、排気管13内に導入された排気ガスは、排気管13の水平管部13Aを通じて鉛直管部13Bへと流れ、この鉛直管部13Bの先端側の排出口13Cを通じて、カウンタウエイト15の上面から後方に向けて排出される。
このように、運転席7とカウンタウエイト15との間隔が狭い小型な油圧ショベル1においても、カウンタウエイト15に設けた排気管収容溝16内に排気管13を収容することにより、運転席7とカウンタウエイト15との間の狭隘なスペースを有効に利用して、排気管13の他端側を運転席7から離間した位置に導くことができる。この結果、運転席7(キャブ6)から離れた位置で、エンジン8からの排気ガスを外部に排出することができるので、運転席7に着席したオペレータが、排気ガスの排気音、排気ガス臭に晒されるのを抑え、オペレータの作業環境を良好に保つことができる。
かくして、本実施の形態によれば、運転席7とカウンタウエイト15との前,後方向の間隔が小さく設定された小型な油圧ショベル1において、運転席7の後側に排気ガス処理装置11を配置した場合でも、カウンタウエイト15の上部側に左,右方向に延びる排気管収容溝16を設け、この排気管収容溝16内に排気管13の水平管部13Aを収容することにより、排気管13の一端側を排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bに接続し、排気管13の他端側に位置する鉛直管部13Bの排出口13Cを、運転席7から離間した位置に開口させることができる。
この結果、エンジン8から排出された排気ガスを、排気ガス処理装置11内で消音処理、浄化処理した後、排気ガス処理装置11から排気管13の水平管部13A、鉛直管部13Bを通じて排出口13Cへと導き、この運転席7から離れた排出口13Cを通じて油圧ショベル1の外部に排出することができる。従って、運転席7に着席したオペレータが、排気ガスの排気音、排気ガス臭に晒されるのを抑え、オペレータの作業環境を良好に保つことができる。
また、カウンタウエイト15の庇部15Dに排気管導出部17を設けることにより、排気管13の鉛直管部13Bを、排気管導出部17を通じてカウンタウエイト15の上方に導出することができる。これにより、鉛直管部13Bの先端側の排出口13Cを通じて、排気ガスをカウンタウエイト15の上方に排出することができるので、油圧ショベル1の周囲に存在する作業者に向けて排気ガスが排出されるのを抑えることができ、小型な油圧ショベル1であっても、周囲の作業環境を良好に保つことができる。
また、排気管収容溝16は、カウンタウエイト15を構成する庇部15Dの下側でかつ上厚肉部15Cの前側に形成される逆L字状の空間を利用して形成されているので、カウンタウエイト15に、排気管収容溝のみを新たに形成する必要がない。この結果、排気管収容溝16を備えたカウンタウエイト15の構成を簡素化することができ、カウンタウエイト15の製造コストの低減にも寄与することができる。
しかも、排気管収容溝16は、カウンタウエイト15に形成したメンテナンス口15Eよりも上側に配置されるので、排気ガスの流通によって高温となる排気管13を、メンテナンス口15Eから離れた位置で排気管収容溝16内に収容することができる。この結果、図4に示す如くエンジンカバー19を開位置とした状態で、メンテナンス口15Eを通じてエンジン8等に対するメンテナンス作業を行うときに、作業者が、高温となった排気管13に不用意に接触してしまうのを抑えることができ、メンテナンス作業の作業性を高めることができる。
さらに、排気ガス処理装置11の吐出パイプ11Bに接続される排気管13の一端側に、円錐状に拡径するフレア部13Dを設け、このフレア部13Dによって吐出パイプ11Bを外周側から覆うことにより、吐出パイプ11Bとフレア部13Dとの間に隙間を形成することができる。これにより、排気ガス処理装置11が発生した振動が吐出パイプ11Bから排気管13に伝わるのを防止することができる。また、吐出パイプ11Bから吐出した排気ガスが排気管13内に導入されるときの流れを利用して、フレア部13Dの周囲の外気を排気管13内に吸込むことができ、排気ガスによって加熱される排気管13の温度上昇を抑えることができる。
なお、上述した実施の形態では、旋回フレーム5の前部左側にキャブ6を配設し、このキャブ6内に運転席7を配置した油圧ショベル1を例に挙げて説明している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばキャブ6に代えて、運転席を上方から覆うキャノピを備えた油圧ショベルに適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、旋回式建設機械として油圧ショベル1を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えば油圧クレーン等の他の旋回式建設機械にも広く適用することができるものである。
1 油圧ショベル(旋回式建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
5 旋回フレーム
6 キャブ
7 運転席
8 エンジン
9 油圧ポンプ
10 熱交換器
11 排気ガス処理装置
11B 吐出パイプ
13 排気管
13D フレア部
15 カウンタウエイト
15A ベース部
15B 周壁部
15C 上厚肉部
15D 庇部
15E メンテナンス口
16 排気管収容溝
17 排気管導出部

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、該上部旋回体に設けられた作業装置とを備え、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなし前部側に前記作業装置が設けられる旋回フレームと、該旋回フレームの後部側に設けられ前記作業装置との重量バランスをとるカウンタウエイトと、前記旋回フレームの前部側でかつ左,右方向の左側に片寄せて前記旋回フレームに配設された運転席と、該運転席と前記カウンタウエイトとの間に位置して前記旋回フレームに左,右方向に延びる横置き状態で搭載され、左側に油圧ポンプが設けられると共に右側に熱交換器が配置されたエンジンと、前記運転席の後側でかつ前記油圧ポンプの上方に位置して前記エンジンに設けられ前記エンジンから排出される排気ガスを処理する排気ガス処理装置と、該排気ガス処理装置に接続され前記エンジンからの排気ガスを外部に排出する排気管とを備えてなる旋回式建設機械において、
    前記排気管の排出口を前記運転席から離すために、前記排気管は一端側が前記排気ガス処理装置に接続され他端側が前記熱交換器に向けて前記エンジンの上方を左,右方向に延びる構成とし、
    前記カウンタウエイトの上部側には、前記排気管を収容するために左,右方向に延びる排気管収容溝を設ける構成としたことを特徴とする旋回式建設機械。
  2. 前記カウンタウエイトには、前記排気管の他端側を前記排気管収容溝から前記カウンタウエイトの上方へと導出する排気管導出部を設ける構成としてなる請求項1に記載の旋回式建設機械。
  3. 前記カウンタウエイトは、前記旋回フレームに取付けられるベース部と、該ベース部から上方に立上がり円弧状に湾曲しつつ左,右方向に延びる周壁部と、該周壁部の上端側に配置され前記周壁部よりも大きな肉厚をもって左,右方向に延びる上厚肉部と、該上厚肉部の上端側から前方に張出し前記エンジンの後部側を上方から覆う庇部とにより構成し、
    前記排気管収容溝は前記庇部の下側で前記上厚肉部の前側に形成される逆L字状の空間である請求項1または2に記載の旋回式建設機械。
  4. 前記カウンタウエイトには、前記排気管収容溝よりも下側に位置して前記エンジンのメンテナンス作業を行うために前,後方向に開口するメンテナンス口を設ける構成としてなる請求項1,2または3に記載の旋回式建設機械。
  5. 前記排気ガス処理装置には前記エンジンからの排気ガスを吐出する吐出パイプを一体に設け、
    前記排気管の一端側には前記排気ガス処理装置の吐出パイプを外周側から覆う円錐状に拡径したフレア部を設ける構成としてなる請求項1,2,3または4に記載の旋回式建設機械。
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