JP2010243050A - 散布管装置とこれを用いた熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】潜熱の小さい散布液を流下液膜式蒸発器に用いても伝熱管に均一に散布液を散布することができる散布管装置およびこれを用いた熱交換器を提供する。
【解決手段】管軸Cに沿って並んだ噴出孔16から上方へ散布液Mを噴出する散布管18と、散布管18の上方に配置され、噴出された散布液Mを受けて散布管18との間の隙間Sを通って散布管18の外面上を流下させるカバー20と、カバー20から流下した散布液Mの分布を管軸C方向に均一化させるフィン22とを備え、カバー20は、管軸Cに沿った長手方向と直交する断面で逆U字形であり、その両側壁26の下端縁27から上方に向かって切り欠かれ、長手方向に沿って所定ピッチで配置された切欠部30と、隣接する切欠部30間に形成された爪部32とを有し、両側壁26の下端縁27における長手方向に沿った切欠部30の幅aが爪部32の幅cよりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、流下液膜式の蒸発器のような熱交換器に用いられる散布管装置とこれを用いた熱交換器に関するものである。
低温排熱を熱源とするバイナリタービンの作動媒体の沸点は低温である必要があるので、作動媒体は水ではなく、フロンまたは代替フロンのような低沸点のものが用いられる。しかしながら、このような低沸点ガスは価格が高いので、保有量を極力抑えたいという要望がある。そこで、バイナリタービンの蒸発器として、吸収式冷凍機で使用されている、熱交換効率の高い流下液膜式を採用することが考えられる(例えば、特許文献1)。
特開昭51−51040号公報
図9および10は、特許文献1の蒸発器の散布管装置を示す。図9に示すように、散布管101の上部の噴出孔102から上方に噴出した散布液Mがカバー103で跳ね返り、カバー103のスリット104から出て散布管101の表面を伝い、下方のフィン105に沿って流れて落ちる。噴出孔102を散布管101の上部に形成するのは、下部に形成した場合に生じやすい異物による孔詰まりを避けるためである。図10に示すように、フィン105は散布管101の管軸に直交する方向に並んで4列配置されており、各列の直下に伝熱管106が配置されている。各列のフィン105を流れ落ちる散布液Mの流量は、それぞれ等しくなるように設定されている。
代替フロン、例えばハイドロフルオロエーテル(HFE)−7000の蒸発潜熱は113.8kJ/kgで、水の2489kJ/kgに比べて極めて小さい。そのため、蒸発量は多く、散布管に供給する液の量は、水に比べて質量で13.7倍、体積で11.1倍必要となる。よって、上述の特許文献1の散布管装置の散布液として潜熱の低いフロン等を用いると、流量が多くなることから、以下の問題が生じる。
(1)噴出孔102から出た散布液がカバー103に当たった後、流量が多いために散布管101の表面を伝わらず、幅の狭いスリット104から飛散する。
(2)散布管101の長手方向に沿ったフィン105のピッチ間隔が大きいので、流量が多いときに滝のような筋状となって伝熱管106に伝わり、伝熱管106表面に均一に散布されない。伝熱管106に均一に散布されないと、熱交換効率が低下し、散布液の気化が促進されない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、フロンのような蒸発潜熱の小さい散布液を流下液膜式蒸発器に用いても伝熱管に均一に散布液を散布することができる散布管装置およびこれを用いた熱交換器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る散布管装置は、管軸に沿って並んだ噴出孔から上方へ散布液を噴出する散布管と、散布管の上方に配置され、前記噴出された散布液を受けて前記散布管との間の隙間を通って散布管の外面上に散布液を流下させるカバーと、前記カバーから流下した散布液の分布を管軸方向に均一化させる均一化構造体とを備え、前記カバーは、前記管軸に沿った長手方向と直交する断面で逆U字形であり、その両側壁の下端縁から上方に向かって切り欠かれ、前記長手方向に沿って所定ピッチで配置された切欠部と、隣接する前記切欠部間に形成された爪部とを有し、前記両側壁の下端縁における前記長手方向に沿った切欠部の幅が爪部の幅よりも大きい。前記下端縁における切欠部の幅は、爪部の幅の2〜6倍であることが好ましい。
この構成によれば、前記散布管の外面上を流下する散布液の分布を管軸方向に均一化させる均一化構造体を備えているので、大量の散布液であっても均一に媒体を散布することができる。また、前記切欠部の幅を爪部の幅よりも大きくしたので、散布液が切欠部から外方へ飛散することがなくなり、爪部を通って雨滴状に散布管に流下する。このとき、切欠部の幅が大きいから、爪部のピッチ間隔も大きくなるので、隣り合う爪部からの液滴が接触して滝のようになって筋状に流下するのを防ぐことができる。
本発明において、前記切欠部は、下方に向かって幅が徐々に増大しており、前記下端縁と直交する方向の深さが前記下端縁における幅の0.5〜1.2倍であることが好ましい。この構成によれば、切欠部の深さが十分に確保されるので、爪部の先端で媒体を集めて液滴とすることが容易になる。
本発明において、前記均一化構造体は、前記散布管の下部に配置されており、前記管軸方向に沿って並んだ下方に向く複数のフィンを有することが好ましい。この構成によれば、前記散布管の外面上を流下した散布液が、管軸方向に沿って並んだフィンを伝わって管軸方向に適切な間隔を空けてフィンから落下させることができる。例えば、散布管の下方に伝熱管を配置して、その伝熱管に媒体を散布する場合、媒体を液体のシートとして散布するよりも、液滴として散布するほうが伝熱管上で管軸方向に拡散し易いが、上記フィンを有することで、フィンの先端から散布液の液滴が雨滴状に散布されて、伝熱管上で管軸方向に拡散し、熱交換効率が向上する。
さらに、前記フィンは管軸方向に平行な2列に並んでおり、両側のフィンが前記管軸方向に沿って互いに半ピッチずれて配置されていることが好ましい。この構成によれば、1列のフィンに流れる流量は全体の半分であり、しかも2列の位相がずれているので、2列のフィンから単一の伝熱管上に散布する場合、散布液の集中を抑制して散布液を伝熱管に安定して均一に散布することができる。
本発明において、前記均一化構造体は、前記散布管の下部に散布管と平行に配置され、表面に散布液を管軸方向と平行な方向に拡散させる凹凸を有する拡散パイプとすることができる。この構成によれば、拡散パイプを取り付けるだけなので、製造が容易である。
また、前記均一化構造体は、前記散布管の表面に形成されて、散布液を管軸方向と平行な方向に拡散させる凹凸部からなるものとしてもよい。この構成によれば、別体の均一化構造体が不要となるので、部品点数を抑えることができる。
本発明に係る熱交換器は、本発明の散布管装置と、前記均一化構造体から滴下される散布液を外面に受けて、内方を流れる他の流体と散布液との間で熱交換を行う伝熱管とを備えている。この構成によれば、フロンのような潜熱の低い媒体を用いても前記伝熱管に均一に媒体を散布することで、熱交換効率を向上させることができる。
本発明に係る別の熱交換器は、請求項5に記載の散布管装置と、前記2列のフィンから滴下される散布液を外面に受けて、内方を流れる他の流体と散布液との間で熱交換を行う単一の伝熱管とを備えている。この構成によれば、前記2列に並んだフィンから散布することで、1列のフィンにより散布する場合よりも安定して均一に前記伝熱管に散布液を散布することができる。
本発明の散布管装置または熱交換器によれば、散布管の外面上を流下する散布液の分布を管軸方向に均一化させる均一化構造体を備えているので、大量の散布液であっても均一に媒体を散布することができる。また、前記切欠部の幅を爪部の幅よりも大きくしたので、散布液が切欠部から外方へ飛散することがなくなり、爪部を通って雨滴状に散布管に流下する。このとき、切欠部の幅が大きいから、爪部のピッチ間隔も大きくなるので、隣り合う爪部からの液滴が接触して滝のようになって筋状に流下するのを防いで、散布管上で十分拡散させることができる。
本発明の第1実施形態に係る散布管装置を用いた熱交換器の一種である蒸発器を示す系統図である。 同上散布管装置の一部断面で示す側面図である。 同上散布管装置の横断面図である。 同上散布管装置の散布液の流れを示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る散布管装置の側面図である。 (A)は同上散布管装置における拡散パイプの表面の拡大図であり、(B)は(A)の変形例である。 本発明の第3実施形態に係る散布管装置の側面図である。 本発明の各実施形態に係る散布管装置の散布状況の検証試験のモデルを示す概略図である。 従来の散布管装置の側面図である。 従来の散布管装置の縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る熱交換器の一種である蒸発器2を示す。蒸発器2は、例えば、製鉄所、窯業などで発生する温水を熱源4とし、低沸点の物質を作動媒体Mとするバイナリタービンに用いられるものである。蒸発器2には、配管5を通して熱源4から温水Hが供給されており、蒸発器2内の伝熱管6を通る温水Hとの熱交換、つまり、熱源4との熱交換により作動媒体Mを蒸気化する。気相となった作動媒体Mは気相媒体送給路8を経由して、図示しない発電ユニットのバイナリタービンに供給される。バイナリタービンから排出された気相の作動媒体Mは、図示しない凝縮器を経て液相となった後、液相媒体回収路9から蒸発器2に戻る。
蒸発器2には、蒸発器2の下部と上部との間を連通するように配置した循環通路10が接続され、この循環通路10に循環ポンプ12が設けられている。この循環ポンプ12により、蒸発器2の下部から取り出した液相の作動媒体Mを、蒸発器2内の上部に配置した散布管装置14に供給し、この散布管装置14から蒸発器2内部に散布して伝熱管6の外面に噴き付けることにより、伝熱管6の内方を流れる温水Hと作動媒体Mとの間で熱交換を促進させる。作動媒体Mは、例えば、ハイドロフルオロエーテル(HFE)のような水より沸点の低い媒体である。
図2に示すように、散布管装置14は、管軸Cに沿って並んだ複数の噴出孔16から上方へ散布液である作動媒体Mを噴出する散布管18と、散布管18の上方に配置されたカバー20と、散布管18の下部に配置された均一化構造体22とを備えている。
散布管18は、散布管は継ぎ目がなく、表面加工が施されていない、例えば鋼製の円筒形配管であり、一端(右端)が循環通路10(図1)に接続され、他端は閉止部材24で塞がれている。散布管18の内径は、例えば、約25mm、肉厚は約2mmである。
噴出孔16は、散布管18の上部に設けられて管軸C方向に一定の孔ピッチP1で配置された貫通孔であり、散布液Mはこの噴出孔16から上向きに噴出されるので、散布管18の内部または外部のごみが噴出孔16に詰まらないようになっている。噴出孔16の孔径は小さ過ぎるとごみ詰まりを起こしたり、加工精度から孔径に対して相対的に大きなばらつきが生じたりするので、1mm以上とすることが望ましい。しかし、表1に示すように、孔径が大きくなると、噴出孔16での圧損が小さくなるから、散布管18の入口(右端)付近から管軸C方向への圧力勾配や散布管18の傾きによる影響を受けやすくなり、各噴出孔16からの噴出量にばらつきが生じる。また、孔径が大きく噴出速度が小さいと、噴出高さが低くなるので、散布液Mがカバー20の上壁に当たらなくなるうえに、噴出孔16の向きが鉛直方向から傾いたときにカバー20に一層当たりにくくなる。よって、本実施形態では、孔径は、ごみ詰まりを起こさず、管軸C方向に均一な噴出量となる1mmとした。
Figure 2010243050
加工工程を少なくするためには、噴出孔16の孔ピッチP1は広くすることが望ましいが、孔ピッチP1を大きくとると、散布管18からの散布液Mの分布が管軸C方向にばらつくので、伝熱管6を均一に濡らすことができない。加工性を維持しつつ、伝熱管6を均一に濡らすには、噴出孔16の孔ピッチP1を5〜10mmとすることが望ましい。本実施形態では、孔ピッチP1を、加工工程が少なくて済む10mmとした。
カバー20は、散布管18の上部に固着されて管軸C方向に並んだ複数のカバーサポート28により、散布管18の外面に接触しない状態で散布管18の上方に支持されている。カバー20は、ステンレス製の板材からなり、図3に示すように、管軸Cに沿った長手方向と直交する横断面で逆U字形であり、上壁25とその両側から下方に延びた側壁26とを有している。カバ20ーと散布管18との隙間Sは、1.7〜2mm程度である。図2に示すように、カバー20の両側壁26には、その下端縁27から上方に向かって切り欠かれた切欠部30が、前記長手方向に沿って所定ピッチで形成されており、隣接する切欠部30間に爪部32が形成されている。切欠部30のピッチは、この例では前記孔ピッチP1と同一であり、切欠部30と噴出孔16の管軸C方向の位置は同一に設定されている。
図3に示すカバー20は、管軸Cを通る鉛直面Vを挟んで左右対称のカバー左半体20aとカバー右半体20bとからなり、これらカバー左半体20aとカバー右半体20bとが鉛直面V上で接合されている。
図2に示す切欠部30は、下方に向かって幅が徐々に増大する滑らかな曲線状であり、この実施形態では半円形である。ただし、半円形に限定されず、例えば、半楕円形状、三角形状であってもよい。カバー20の両側壁26の下端縁27における長手方向Cに沿った切欠部30の幅aは、爪部32の幅cよりも大きくなっている。爪部32の先端部は半径Rの丸味がつけられているが、この丸味はなくてもよい。爪部32のピッチP2は狭いほうが散布液Mを管軸C方向に均一に散布できるが、爪ピッチP2が狭すぎると隣り合う爪部32の液滴d1が合わさり、筋状になって流れ落ちるから、散布管18の外面上で管軸C方向に拡散しにくくなる。散布管18外面上の散布液Mの流れが管軸C方向に不均一であると、その下方の伝熱管6への散布も不均一となってしまう。よって、爪ピッチP2は、5〜20mmが好ましく、本実施形態では、10mmとしている。爪ピッチP2が5mmよりも狭いと、隣り合う爪部32の液滴d1が合体して筋状の流れとなり、20mmよりも広いと、液滴d1同士が管軸C方向に離れすぎて、管軸C方向に不均一な流れとなる。
液滴d1の幅は、隣り合う爪部32の液滴d1が合わさらないために、あまり大きくないほうが好ましく、したがって、爪部32の先端部の幅cも小さいほうが、具体的には1mm以下が好ましい。加工性の問題から、極端に小さくするのは好ましくないので、本実施形態では、1mmとしている。切欠部30の幅aは爪部32の幅cの2〜6倍であることが好ましい。また、爪部32の先端で液滴d1とするためには、切欠部30における、カバー20の下端縁27と直交する方向の深さbが切欠部30の幅aに対して、0.5a〜1.2aであることが望ましい。爪部32の先端部では、幅cが1mmで液滴d1を形成することが確認された。
散布管18の下部に配置された均一化構造体22は、2列のフィン22を有するエプロン23により形成されている。このエプロン23はステンレス製の板材からなり、図3に示すように、横断面で逆U字形であり、上壁29と、上壁29の両側端から下方に延びた両側壁31,31とを有している。フィン22は両側壁31,31に形成されて下方に向かって延びている。各列の複数のフィン22は、図2に示す管軸C方向に沿って一定のフィンピッチP3で配置されている。散布管18の外面上を流下した散布液Mが、管軸C方向に沿って並んだ各列のフィン22を伝わって、管軸C方向に適切な間隔を空けてフィン22から落下する。
フィン22はカバー20の爪部32と同様な山切り形状で、管軸C方向に一定のフィンピッチP3に形成され、各列のフィン22の位相はフィンピッチP3の1/2だけずれている。フィンピッチP3は、好ましくは4〜20mmであり、本実施形態では、8mmとしている。4mmよりも狭いと、隣り合うフィン22の液滴d2が合体して筋状の流れとなり、20mmよりも広いと、液滴d2同士が管軸C方向に離れすぎて、管軸C方向に不均一な流れとなる。
図3に示すように、2列のフィン22の直下に単一の伝熱管6が配置されている。したがって、2列のフィン22から滴下される散布液Mは、伝熱管6の両側に分かれて伝熱管6の外面上を流下し、伝熱管6の内方を流れる温水Hと散布液Mとの間で、伝熱管6の壁を通して熱交換が行われ、散布液Mが加熱されて蒸発する。フィン22は2列に限定されず、1列あるいは3列以上であってもよく、伝熱管6も2列のフィン22に対して単一である必要はなく、各列のフィン22の下方に伝熱管6が1つずつ配置されてもよい。
次に、カバー20とエプロン23の製造方法について説明する。
カバー20の製造にあたり、まず、2枚の矩形のステンレス製の板材が、打ち抜き加工、レ−ザー加工等により等間隔に半円形で繰り抜かれて、切欠部30と爪部32とが形成される。次に、上記ステンレスの板材を曲げ加工により、U字形の半分の形状となるように折り曲げてカバー左半体20aおよびカバー右半体20bを成形した後で、カバー左半体20aとカバー右半体20bとを接合部W1において、溶接のような接合手段により固着してカバー20を成形する。カバーサポート28は、例えば、鋳造、鍛造等により門形に成形され、門形の内面28aがカバー20の外面に合致するようになっている。成形したカバー20にカバーサポート28を係合して、その係合部W2において、溶接のような固着手段により固着して、カバー20をカバーサポート28に取り付ける。カバーサポート28は、下端の固着部W3において、溶接のような固着手段により散布管18に固着される。
エプロン23もカバー20と同様な方法により製造される。すなわち、エプロン23をエプロン左半体23aとエプロン右半体23bとで形成し、エプロン左半体23a、エプロン右半体23bをステンレス製の板材から形成する。まず、2枚の矩形のステンレス製の板材の1辺を、打ち抜き加工、レーザー加工等により等間隔に半円形で繰り抜いてフィン22が形成される。繰り抜き形状は、やはり半円形に限定されず、半楕円形、三角形状などであってもよい。次に、上記ステンレスの板材を曲げ加工により、U字形の半体となるように折り曲げた後で、エプロン左半体23aとエプロン右半体23bとを固着部W4において、スポット溶接のような固着手段により固着してエプロン23を成形する。こうして製造されたエプロン23は固着部W5において、スポット溶接のような固着手段により散布管18に固着される。
本実施形態の作用を図4とともに説明する。循環ポンプ12(図1)により散布管18へ圧送された散布液Mは、散布管18上部の噴出孔16から上方向へ噴出し、カバー20の上壁25の内面に当たる。つづいて散布液Mは、逆U字形のカバー20の両側方へ等分に分けられて両側壁26の内面を伝わって流下し、カバー20と散布管18との間の隙間Sを通って散布管18の外面上を流下する。このとき、散布液Mの一部は、図2の切欠部30の縁に沿って流れ、爪部32の先端に集められて、この先端から雨滴のような液滴状となって散布管18上に落下する。これにより、散布液Mが散布管18の管軸C方向に拡散して散布管18の外面全体に広がる。ここで、散布管18は継ぎ目がなく、表面加工を施していないので、散布液Mが管軸C方向に一層効果的に拡散する。
散布管18の下部まで流下した散布液Mは、エプロン23にも管軸C方向に均一化された状態で流入し、図4のフィン22により集められて大きな液滴d2となり、雨滴のように伝熱管6上に落下する。ここで、散布液Mは散布管18上に均一に拡散し、その状態でエプロン23に流入するから、エプロン23上で局所的に集まって筋状の流れとなることがない。
上記構成によれば、図2の散布管18の外面上を流下する散布液Mの分布を管軸C方向に均一化させるフィン22を備えているので、散布液Mが大量であっても均一に散布することができる。また、切欠部30の幅aを爪部32の幅cよりも大きくしたので、散布液Mが切欠部30から外方へ飛散することがなくなり、爪部32を通って雨滴状に散布管18に流下する。このとき、切欠部30の幅aが大きいから、爪部32のピッチP2も大きくなるので、隣り合う爪部32からの液滴d1同士が接触して滝のようになって筋状に流下するのを防ぐことができる。しかも、散布管18の外面上を流下した散布液Mが、管軸C方向に沿って並んだ各列のフィン22を伝わって、管軸C方向に適切な間隔を空けてフィン22から落下する。これにより、散布液Mが大量であっても、伝熱管6に均一に散布液Mを散布することができる。
さらに、切欠部30は、下方に向かって幅が徐々に増大しており、下端縁27と直交する方向の深さbが下端縁27における幅aの0.5〜1.2倍に設定されているから、切欠部30の深さbが十分に確保され、爪部32の先端で散布液Mを集めて液滴d1とすることが容易になる。
また、エプロン23が散布管18の下部に配置されており、管軸C方向に沿って並んだ下方に向く複数のフィン22を有しているので、散布管18の外面上を流下した散布液Mが、管軸C方向に沿って並んだフィン22を伝わって管軸C方向に適切な間隔を空けてフィン22から落下する。このように管軸C方向に間隔が空いた状態で、散布液Mの液滴d2がフィン22の先端から雨滴のように伝熱管6に散布されて、伝熱管6上で管軸C方向に拡散し、熱交換効率が向上する。
また、フィン22は管軸C方向に平行な2列に並んで配置されているから、1列のフィン22に流れる流量は全体の半分であり、しかも2列の位相が半ピッチずれているから、散布液Mが大量であっても、単一の伝熱管6に対して散布液Mの集中を抑制して、散布液Mを伝熱管6に安定して管軸C方向に均一に散布することができる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る散布管装置14Aを示す。本実施形態は、散布管18の上部に噴出孔16があり、カバー20を設けている点は第1実施形態と同じであるが、均一化構造体22Aとして、散布管18の下部に、表面に凹凸のある拡散パイプ22Aが固着されている点で異なっている。拡散パイプ22Aは、散布管18と平行に配置されている。
拡散パイプ22Aは、散布管18よりも小径の円筒配管で、外表面全体に図6(A)に示すような凹凸が形成されており、この凹凸が、第1実施形態のエプロン23のフィン22と同様の機能を果たしている。すなわち、拡散パイプ22Aの隣接する薄い四角錘形の凸部34の間の溝36が、管軸C方向にもジグザグに連なっているので、散布管18の表面を流下した散布液Mは、この溝36により管軸C方向と平行な方向に拡散される。拡散パイプ22Aとしては、表面の凹凸のある銅管、例えばCCS管などが用いられる。凹凸の形状として、図6(B)に示すような、階段状の凸部34Aを有するものも使用できる。この例でも、隣接する凸部34Aの間に管軸C方向に連なる溝36Aが形成されている。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果が得られるうえに、エプロン23(図2)に代えて、拡散パイプ22Aを1本取り付けるだけなので、散布管装置14Aの製造が容易である。
図7は、本発明の第3実施形態に係る散布管装置14Bの側面図である。本実施形態は、散布管18の上部に噴出孔16があり、カバー20を設けている点は第1実施形態と同じであるが、均一化構造体22Bとして、散布管18の表面に凹凸部22Bが形成されている点で異なっている。具体的には、本実施形態では、散布管18として、第2実施形態の拡散パイプ22Aを使用しており、前記凹凸部22Bは、図6(A),(B)に示した管軸C方向に連なる溝36,36Aを持つ凹凸によって形成されている。したがって、散布管18の表面を流下した散布液Mは、凹凸部22Bにより管軸C方向と平行な方向に拡散される。
第3実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態と同様の効果が得られるうえに、散布管18と別体の均一化構造体が不要となるので、部品点数が減少する。
本発明の各実施形態と、均一化構造体がない散布管装置とについて、伝熱管6への散布状況を比較するための可視化試験を行った。図8はその試験のモデルを示す簡略図で、表2はその結果である。
(a)〜(c)のモデルはそれぞれ、第1〜3実施形態の散布管装置14、14A,14Bである。(d)のモデルは、第1実施形態の散布管装置14において、フィン22を1列としたものである。(e)のモデルは、第1実施形態の散布管装置14において、各列のフィン22の下に伝熱管6を1つずつ配置したものである。(f)は、均一化構造体がない散布管装置である。
表2に示すように、均一化構造体がないモデル(f)では、散布液Mは筋状となって流れ落ちて、伝熱管6に均一に散布されなかったのに対し、第1〜3実施形態のモデル(a)〜(c)では、液滴状で流れ落ちて、伝熱管6に均一に散布された。また、モデル(d)および(e)においても、ほぼ液滴状で流れ落ちて、伝熱管6にある程度均一に散布されることが確認された。
Figure 2010243050
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
2 蒸発器(熱交換器)
6 伝熱管
14、14A,14B 散布管装置
16 噴出孔
18 散布管
20 カバー
25 カバーの上壁
26 カバーの側壁
22 フィン(均一化構造体)
22A 拡散パイプ(均一化構造体)
22B 凹凸部(均一化構造体)
27 カバーの下端縁
30 切欠部
32 爪部
a 切欠部の幅
b 切欠部の深さ
c 爪部の幅
C 管軸
M 散布液
S 隙間

Claims (9)

  1. 管軸に沿って並んだ噴出孔から上方へ散布液を噴出する散布管と、散布管の上方に配置され、前記噴出された散布液を受けて前記散布管との間の隙間を通って散布管の外面上に散布液を流下させるカバーと、前記カバーから流下した散布液の分布を管軸方向に均一化させる均一化構造体とを備え、
    前記カバーは、前記管軸に沿った長手方向と直交する断面で逆U字形であり、その両側壁の下端縁から上方に向かって切り欠かれ、前記長手方向に沿って所定ピッチで配置された切欠部と、隣接する前記切欠部間に形成された爪部とを有し、
    前記両側壁の下端縁における前記長手方向に沿った切欠部の幅が爪部の幅よりも大きい散布管装置。
  2. 請求項1において、前記下端縁における切欠部の幅が爪部の幅の2〜6倍である散布管装置。
  3. 請求項1または2において、前記切欠部は、下方に向かって幅が徐々に増大しており、前記下端縁と直交する方向の深さが前記下端縁における幅の0.5〜1.2倍である散布管装置。
  4. 請求項1,2または3において、前記均一化構造体は、前記散布管の下部に配置されており、前記管軸方向に沿って並んだ下方に向く複数のフィンを有する散布管装置。
  5. 請求項4において、前記フィンは管軸方向に平行な2列に並んで、一定のピッチで配置されており、両側のフィンが前記管軸方向に沿って互いに半ピッチずれて配置されている散布管装置。
  6. 請求項1,2または3において、前記均一化構造体は、前記散布管の下部に散布管と平行に配置され、表面に散布液を管軸方向と平行な方向に拡散させる凹凸を有する拡散パイプである散布管装置。
  7. 請求項1,2または3において、前記均一化構造体は、前記散布管の表面に形成されて、散布液を管軸方向と平行な方向に拡散させる凹凸部からなる散布管装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の散布管装置と、
    前記均一化構造体から滴下される散布液を外面に受けて、内方を流れる他の流体と散布液との間で熱交換を行う伝熱管と、
    を備えた熱交換器。
  9. 請求項5に記載の散布管装置と、
    前記2列のフィンから滴下される散布液を外面に受けて、内方を流れる他の流体と散布液との間で熱交換を行う単一の伝熱管と、
    を備えた熱交換器。
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