JP2010242592A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Masakazu Yamaoka
正和 山岡
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Abstract

【課題】ピストンピンの空洞部に冷媒ガスを貯めない、低騒音の密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】シリンダブロック113の内周壁面にピストン114の往復動方向に形成されたガス抜き溝125を設けるとともに、ガス抜き溝125は少なくとも圧縮行程の中期以降に、ピストンピン孔126の開口部126a,126bと密閉容器内とを、ガス抜き溝125を介して連通したもので、ピストンピン121の空洞部132に冷媒ガスを貯めることがないので、空洞部132からの冷媒ガスの噴射を防止し、冷媒ガスの噴射による加振を低減することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、主に冷凍冷蔵装置、エアーコンディショナー等に用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
従来の密閉型圧縮機としては、運転時の騒音を低減するためにピストンから冷媒ガスを流出するロッキングピンを密閉容器内に備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図4は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図5は、従来の密閉型圧縮機の横断面図、図6は、従来の密閉型圧縮機の要部拡大断面図である。
図4、図5、図6において、密閉容器1は冷却システム(図示しない)と連結される吐出管2と吸入管3を備えており、底部4に潤滑油5を貯溜すると共に固定子6と回転子7とからなる電動要素8およびこれによって駆動される圧縮要素9を収容している。
圧縮要素9は、複数のコイルバネ11により密閉容器1内に弾性的に支持されており、圧縮室12を備えたシリンダブロック13と、圧縮室12の内部に往復自在に挿入されたピストン14と、主軸部15および偏心軸部16を有し、偏心軸部16側を軸支する軸受部17を有するシャフト18と、偏心軸部16とピストン14を連結するコンロッド20とピストン14とコンロッド20を連結するピストンピン21とを備え、主軸部15には回転子7が、シリンダブロック13には固定子6がそれぞれ固定されている。
ピストン14はピストンピン孔26を形成するとともに、圧縮室12の反対側にピストンピン孔26を貫通するピン孔27が設けられている。
コンロッド20は偏心軸部16と遊嵌された大端部30と、ピストン14のピストンピン孔26と略一致する小端部31を備えている。
略円筒形のピストンピン21は空洞部32とロッキングピン孔33を備え、ピストン14のピストンピン孔26およびコンロッド20の小端部31に貫入され、ロッキングピン34により、ピストン14のピン孔27とピストンピン21のロッキングピン孔33が連結され、コンロッド20とピストン14が揺動可能に連結する。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素8に電気が供給されると回転子7が回転し、シャフト18は回転駆動される。このとき、偏心軸部16の偏心回転運動がコンロッド20を介してピストン14に伝わることで、ピストン14は圧縮室12内を往復運動する。
ピストン14の往復運動に伴って密閉容器1内の冷媒36は吸入マフラ37から圧縮室12内へ吸入されるとともに、低圧の冷媒36が冷却システム(図示しない)から吸入管3を通って密閉容器1内に流入する。
圧縮室12内へ吸入された冷媒36はピストン14の動きにより圧縮され、圧縮された冷媒ガスは冷却システム(図示しない)に流入する。
このとき、一部ピストン14とシリンダブロック13のクリアランスからリークした冷媒ガスがピストンピン21の空洞部32に入り、ロッキングピン34から低圧の密閉容器1内に冷媒ガスを流出する。
実開昭61−173783号公報
しかしながら、上記従来の構成では、圧縮工程の中期以降、ピストン14とシリンダブロック13のクリアランスからリークした冷媒ガスがピストンピン21の空洞部32に流入する。流入した冷媒ガスはロッキングピン34により流出するが、ロッキングピン34の内容積はピストンピン21の空洞部32の内容積よりも小さく、かつロッキングピン34の断面積が小さいため、冷媒ガスを排出する際、圧損抵抗が生じ冷媒ガスが流出しづらくなる。
そこで、一部ピストンピン21の空洞部32に残った冷媒ガスが、ピストンピン21の空洞部32と低圧の密閉容器1内とが連通したときに、密閉容器1内に一気に冷媒ガスが噴射する。
その結果、一気に流出する冷媒ガスが加振源となり密閉容器1を共振させることで、騒音を増大させてしまうことがあるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ピストンピンの空洞部と密閉容器内とを連通することで、冷媒ガスをピストンピンの空洞部に貯めることがないので、低騒音の密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、シリンダブロックの内周壁面にピストンの往復動方向に形成されたガス抜き溝を設けるとともに、ガス抜き溝は、少なくとも圧縮行程の中期以降に、ピストンピン孔の開口部と密閉容器内とを連通するように形成されたもので、ピストンピンの空洞部にリークした冷媒ガスが入っても、空洞部に冷媒ガスを貯めることなく、常に低圧の密閉容器内に流出することにより、冷媒ガスが一気に噴射することがないため、冷媒ガスの流出に伴う加振源を低減できるという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、ガス抜き溝を少なくとも圧縮行程の中期以降に密閉容器内に連通するように形成したものであり、ピストンピンの空洞部に冷媒ガスを貯めることがないので、加振源を低減した低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容し、前記圧縮要素は、前記電動要素によって回転駆動される主軸部及び前記主軸部の一端に前記主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、前記シャフトの前記主軸部における前記偏心軸部側を軸支する軸受部と、前記軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、略円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、前記圧縮室の内部に往復動可能に挿設されたピストンと、前記偏心軸部と平行になるように前記ピストンのピストンピン孔に装着されたピストンピンと、前記ピストンピンにより前記ピストンに連結され、前記偏心軸部と前記ピストンとを連結するコンロッドとを備え、前記シリンダブロックの内周壁面に前記ピストンの往復動方向に形成さ
れたガス抜き溝を設けるとともに、前記ガス抜き溝は、少なくとも圧縮行程の中期以降に、前記ピストンピン孔の開口部と前記密閉容器内とを連通するように形成されていることを特徴としたもので、圧縮工程の中期以降にピストンピンの空洞部にリークした冷媒ガスが入っても、ピストンピンの空洞部と密閉容器内とが連通しているため、空洞部に冷媒ガスを貯めることなく、常に密閉容器内に冷媒ガスを流出することにより、冷媒ガスが一気に噴射することがないため、冷媒ガスの流出に伴う加振がなく、低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ガス抜き溝は、ピストンピン孔の2つの開口部に対して独立して形成したもので、冷媒ガスの流出は、双方のガス抜き溝から流出されるので流出量は2倍になるため、冷媒ガスが抜けやすくなり、冷媒ガスの流出に伴う加振がないので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、圧縮要素は、電動要素の上方に配置したもので、圧縮時の振動が小さく抑えられるので、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、さらに振動が小さい密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、ガス抜き溝は直線上に形成され、シリンダブロックの軸心と略平行でかつ直線上に形成したもので、冷媒ガスの流出経路を最短経路で密閉容器内と連通することができるので、流れのよどみ等がなくスムーズに冷媒ガスを流出することができるので、加振源をさらに低減することができ、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、ガス抜き溝は、ピストンピンの外径よりも小さい溝幅で形成したもので、冷媒ガスの流出経路幅を最大化することができるので、冷媒ガスがさらに流出しやすくなり、加振源をさらに低減することができるので、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における密閉型圧縮機の横断面図、図3は、同実施の形態における密閉型圧縮機の要部拡大断面図である。
図1、図2、図3において、密閉容器101は冷却システム(図示しない)と連結される吐出管102と吸入管103を備えており、底部104に潤滑油105を貯溜すると共に固定子106と回転子107とからなる電動要素108およびこれによって駆動される圧縮要素109を収容している。
圧縮要素109は、複数のコイルバネ111により密閉容器101内に弾性的に支持されており、圧縮室112を備えたシリンダブロック113と、圧縮室112の内部に往復自在に挿入されたピストン114と、主軸部115および偏心軸部116を有する。
さらに、偏心軸部116側を軸支する軸受部117を有するシャフト118と、偏心軸
部116とピストン114を連結するコンロッド120とピストン114とコンロッド120を連結するピストンピン121とを備え、主軸部115には回転子107が、シリンダブロック113には固定子106がそれぞれ固定され、電動要素108が下方に形成されている。
シリンダブロック113の内周壁面の鉛直方向上方には、ピストン114の往復動方向に形成されたガス抜き溝125を設けている。
ピストン114は、ピストンピン孔126を形成するとともに、圧縮室112の反対側にピストンピン孔126を貫通するピン孔127が設けられている。
また、ガス抜き溝125は、ピストンピン孔126の2つの開口部126a,126bそれぞれに対して独立して形成されており、少なくとも圧縮行程の中期以降に、開口部126a,126bと密閉容器101内とを連通している。
また、ガス抜き溝125は直線上に形成され、ピストン114の軸心と略平行でかつ直線上に形成している。
また、ガス抜き溝125は、ピストンピン121の外径よりも小さい溝幅で形成している。
コンロッド120は偏心軸部116と遊嵌された大端部130と、ピストン114のピストンピン孔126と略一致する小端部131を備えている。
略円筒形のピストンピン121は空洞部132とロッキングピン孔133を備え、ピストン114のピストンピン孔126およびコンロッド120の小端部131に挿入される。そしてロッキングピン134が、ピストン114のピン孔127を介してピストンピン121のロッキングピン孔133に嵌入されることで、ピストンピン121はピストン114に固定される。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電動要素108に電気が供給されると回転子107が回転し、シャフト118は回転駆動される。このとき、偏心軸部116の偏心回転運動がコンロッド120を介してピストン114に伝わることで、ピストン114は圧縮室112内を往復運動する。
ピストン114の往復運動に伴って密閉容器101内の冷媒136は吸入マフラ137から圧縮室112内へ吸入されるとともに、低圧の冷媒136が冷却システム(図示しない)から吸入管103を通って密閉容器101内に流入する。
圧縮室112内へ吸入された冷媒136はピストン114の動きにより圧縮され、圧縮された冷媒ガスは冷却システム(図示しない)に流入する。
このとき、圧縮工程の中期以降、一部ピストン114とシリンダブロック113のクリアランスからリークした冷媒ガスがピストンピン121の空洞部132に入り、ロッキングピン134から低圧の密閉容器101内に高圧ガスを流出する。
ここで、ロッキングピン134はピストンピン121の空洞部132よりも空洞部132の容積に対するロッキングピン134内の容積が小さいため、冷媒ガスを排出する際、圧損抵抗が生じ、冷媒ガスが流出しづらくなるが、シリンダブロック113の内周壁面に
ピストン114の往復動方向に形成されたガス抜き溝125を設けるとともに、ガス抜き溝125は、少なくとも圧縮行程の中期以降に、ピストンピン孔126の開口部126aと密閉容器101内とを連通するように形成している。
そのため、圧縮工程の中期以降にピストンピン121の空洞部132にリークした冷媒ガスが入っても、ピストンピン121の空洞部132と密閉容器101内とが連通しているため、ピストンピン121の空洞部132に冷媒ガスを貯めることなく、常に密閉容器101内に冷媒ガスを流出する。
その結果、ピストンピン121の空洞部132と密閉容器101内とが連通しても冷媒ガスは噴射することがない。従って、冷媒ガスの流出に伴う加振がないので、密閉容器101は共振せず、低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
また、ガス抜き溝125は、ピストンピン孔126の2つの開口部126a,126bに対してそれぞれ独立して形成しているので、大きな気筒容積を必要とするような炭化水素系冷媒、具体的にはR600aを用いて、ピストン114の外径を大きくし、ピストン114とシリンダブロック113のクリアランスからリークする冷媒ガスが増えるような場合でも、冷媒ガスの流出は、双方のガス抜き溝125から流出されるので流出量は2倍になる。
その結果、ピストンピン121の空洞部132に冷媒ガスを貯めることはなく、ピストンピン121と密閉容器101内が連通するまでに、密閉容器101内に冷媒ガスが流出し、冷媒ガスの噴射に伴う加振がないため、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
また、圧縮要素109は、電動要素108の上方に配置しているので、ピストン114の往復運動によって発生する振動は大きく、その反作用によりシリンダブロック113は大きく振動する。
しかしながら、この振動は圧縮要素109の上部とコイルバネ111近傍でまったくその挙動が異なる。
すなわちピストン114の反作用を直接受けるシリンダブロック113近傍は大きく振動するものの、コイルバネ111の近傍では電動要素108を介し下方でこの動きを支えることからコイルバネ111近傍が支点となることで、振幅は小さくなる。この小さくなった振幅はさらにコイルバネ111で減衰される。従って、圧縮要素109の振動を低減することができる。
さらに、密閉容器101上方近傍に圧縮要素109があっても、密閉容器101は加振されないので、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができる。
また、ガス抜き溝125は直線上に形成され、シリンダブロック113の軸心と略平行でかつ直線上に形成しているので、冷媒ガスの流出経路を最短経路で密閉容器101内と連通し、冷媒ガスの流出に伴う流れのよどみを低減することができる。よって、冷媒ガスをスムーズに流出することができる。
さらに、ガス抜き溝125はシリンダブロック113の軸心と略平行でかつ直線上に形成しているので、加工がしやすく、生産性もよい。
また、ガス抜き溝125は、ピストンピン121の外径よりも小さい溝幅で形成してい
るので、冷媒ガスの流出経路幅を最大化することができ、冷媒ガスがさらに流出しやすくなり流出時間を低減できるので、ピストンピン121と密閉容器101内が連通するまでに、冷媒ガスは確実に流出されるので、さらに低騒音の密閉型圧縮機を提供することができるという効果が得られる。
なお、本実施の形態において、ガス抜き溝125をピストンピン孔126の2つの開口部126a,126bに対して独立して形成した例で説明したが、ガス抜き溝125を2つの開口部126a,126bそれぞれに対して複数設けても同様に実施可能である。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、ピストンピンの空洞部に冷媒ガスが貯まることがなく、低騒音化が可能となるので、エアーコンディショナー、冷凍冷蔵装置等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の横断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の要部拡大断面図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の密閉型圧縮機の横断面図 従来の密閉型圧縮機の要部拡大断面図
101 密閉容器
108 電動要素
109 圧縮要素
112 圧縮室
113 シリンダブロック
114 ピストン
115 主軸部
116 偏心軸部
117 軸受部
118 シャフト
120 コンロッド
121 ピストンピン
125 ガス抜き溝
126 ピストンピン孔
126a,126b 開口部

Claims (5)

  1. 密閉容器内に電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素とを収容し、前記圧縮要素は、前記電動要素によって回転駆動される主軸部及び前記主軸部の一端に前記主軸部と一体運動するように形成された偏心軸部を有するシャフトと、前記シャフトの前記主軸部における前記偏心軸部側を軸支する軸受部と、前記軸受部に対して、一定の位置に固定されるように配置され、略円筒形の圧縮室を形成するシリンダブロックと、前記圧縮室の内部に往復動可能に挿設されたピストンと、前記偏心軸部と平行になるように前記ピストンのピストンピン孔に装着されたピストンピンと、前記ピストンピンにより前記ピストンに連結され、前記偏心軸部と前記ピストンとを連結するコンロッドとを備え、前記シリンダブロックの内周壁面に前記ピストンの往復動方向に形成されたガス抜き溝を設けるとともに、前記ガス抜き溝は、少なくとも圧縮行程の中期以降に、前記ピストンピン孔の開口部と前記密閉容器内とを連通するように形成されていることを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. ガス抜き溝は、ピストンピン孔の2つの開口部に対して独立して形成された請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 圧縮要素は、電動要素の上方に配置された請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. ガス抜き溝は直線上に形成され、シリンダブロックの軸心と略平行でかつ直線上に形成された請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  5. ガス抜き溝は、ピストンピンの外径よりも小さい溝幅で形成された請求項1から4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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