JP2014234768A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音が低く、コストの安い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。【解決手段】共鳴型消音器を構成する側壁は凸凹形状をしており、共鳴型消音器を多段のヘルムホルツ型消音器とするとともに冷媒通路に接続されたサイドブランチ型消音器を構成し、密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機に関するものである。
冷凍冷蔵庫等の冷凍サイクルに用いられる密閉型圧縮機としては、シリンダとピストンで構成される圧縮室の開口部を吸入バルブおよび吐出バルブを備えたバルブプレートで封止し、ピストンの往復運動と吸入バルブおよび吐出バルブの開閉より圧縮作用を得るものがある。
このような密閉型圧縮機では、吸入バルブの開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより、密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され、固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するという課題があった。
当該課題を解決することを目的として、一端が密閉容器内に開口し密閉容器内の冷媒ガスを導く入口で他端が出口である尾管と、尾管の出口が開口する膨張室と、一端の入口が膨張室に開口し他端の出口が吸入バルブに連通する連通管とを有する吸入マフラを備える密閉型圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機の断面図である。図5は、同密閉型圧縮機の吸入マフラの断面図である。
図4および図5に示すように、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機は、密閉容器1と、シリンダ3とピストン5とにより構成される圧縮室7と、圧縮室7のピストン5と反対側の開口端9を封止する吸入バルブ11と吐出バルブ(図示せず)とを有するバルブプレート13と、バルブプレート13の吸入バルブ11に連通する吸入マフラ15と、から構成されている。
吸入マフラ15は一端が密閉容器1内に開口し密閉容器1内部の冷媒ガス(図示せず)を導く尾管入口17で他端が尾管出口19である尾管21と、尾管出口19が開口する膨張室23と、一端の連通管入口25が膨張室23に開口し他端の連通管出口27が吸入バルブ11に連通する連通管29と、から構成されている。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機では、吸入バルブ11の開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより、密閉型圧縮機を構成する密閉容器1等の部品や密閉容器1内の気柱(空間)が加振され、固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを抑えることができる。
特開2005−180413号公報
しかしながら、前記従来の密閉型圧縮機では、吸入マフラ15の消音機構が膨張室23による膨張型消音器であることから、その特性上、広範な周波数の騒音の低減に対して有
効であるものの、その低減効果は小さく、また膨張型であるが故に、吸入マフラの器体が大きくなるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、吸入マフラの器体内部に複数のヘルムホルツ型やサイドブランチ型の共鳴型消音器を効率的に配置することにより、騒音低減効果が高く、且つ器体がコンパクトな吸入マフラとすることによって、騒音が低く、コストの安い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、固定子と回転子を備える電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記電動要素と前記圧縮要素が収容され、潤滑油が貯留されている密閉容器と、を備え、前記圧縮要素は、筒状のシリンダブロックと、前記シリンダブロックの内部空間を往復動するピストンと、前記シリンダブロックの前記ピストンと反対側の開口部を封止する吸入バルブと吐出バルブとを有するバルブプレートと、一端を前記密閉容器の内部空間に開口し、他端を前記バルブプレートの前記吸入バルブに連通する吸入マフラと、を備え、前記吸入マフラの略直方体の器体の内部には前面と後面の壁を前記器体と共有する複数の共鳴型消音器を有する。
これにより、吸入バルブの開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
また、共鳴型消音器を構成することにより、吸入マフラの器体をコンパクトにすることができる。
本発明の密閉型圧縮機によれば、吸入マフラは略直方体の器体の内部には前面と後面の壁を器体と共有する複数の共鳴型消音器を有し、吸入バルブの開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができ、且つ、コンパクトである。よって、音が静かで、且つ、コンパクトでコストの安い密閉型圧縮機を提供することができる。
本実施の形態1に係る密閉型圧縮機の側面の断面図 図1に示す密閉型圧縮機の吸入マフラの正面断面図 図1に示す密閉型圧縮機の吸入マフラの側面図 特許文献1に開示されている密閉型圧縮機の側面の断面図 図4に示す密閉型圧縮機の吸入マフラの正面断面図
第1の発明は、固定子と回転子を備える電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記電動要素と前記圧縮要素が収容され、潤滑油が貯留されている密閉容器と、を備え、前記圧縮要素は、筒状のシリンダブロックと、前記シリンダブロックの内部空間を往復動するピストンと、前記シリンダブロックの前記ピストンと反対側の開口部を封止する吸入バルブと吐出バルブとを有するバルブプレートと、一端を前記密閉容器の内部空間に開口し、他端を前記バルブプレートの前記吸入バルブに連通する吸入マフラと、を備え、前記吸入マフラの略直方体の器体の内部には、前面壁と後面壁を前記器体と共有する複数の共鳴型消音器を有するものである。
これにより、吸入バルブの開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
また、共鳴型消音器を構成することにより、吸入マフラの器体をコンパクトでコストを安くすることができる。
また、第2の発明は、第1の発明において、吸入マフラの器体の内側壁と共鳴型消音器の外側壁と器体の前面と後面の壁で器体の内部に冷媒通路を構成する。
これにより、スムーズな冷媒ガスの流れを得ることができる。
また、第3の発明は、第2の発明において、共鳴型消音器を構成する側壁は凸凹形状をしており、共鳴型消音器を多段のヘルムホルツ型消音器とするとともに冷媒通路に接続されたサイドブランチ型消音器を構成する。
これにより、複数で任意の周波数の騒音を効果的に減衰することができる。
また、第4の発明は、第3の発明において、多段のヘルムホルツ型消音器の共鳴周波数は、使用冷媒雰囲気で400〜700Hzの範囲とする。
これにより、密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
また、第5の発明は、第3の発明において、冷媒通路に接続されたサイドブランチ型消音器の共鳴周波数は、使用冷媒雰囲気で1500〜5000Hzの範囲とする。
これにより、密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機の側面の断面図である。図2は、図1に示す密閉型圧縮機の吸入マフラの正面断面図である。図3は、図1に示す密閉型圧縮機の吸入マフラの側面図である。
まず、はじめに、密閉型圧縮機の構成を説明する。
図1から図3に示すように、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100は、密閉容器101を備えている。密閉容器101には、密閉容器101の壁部を貫通するように、吸入管103が設けられている。吸入管103は、冷媒サイクル(図示せず)から供給される冷媒ガス(図示せず)が通流し、密閉容器101内に供給するように構成されている。
また、密閉容器101内の底部には、潤滑油105が貯留されている。さらに、密閉容器101の内部には、冷媒ガスを吸入して圧縮する為の圧縮要素107と、圧縮要素107を駆動する回転子109と固定子111とからなる電動要素113と、で構成されている圧縮機本体115が、ばね等の弾性体117を介して支持されている。
圧縮要素107は、クランクピン119とシリンダブロック121を備えている。クランクピン119は、回転子109に圧入固定されたクランク軸123に偏心するように形成されている。クランク軸123は、軸心が上下方向に延びるように配置されていて、軸受け125に回転自在に保持されている。クランクピン119の下端部には、潤滑油105にその一部が浸漬していて、その上流端が潤滑油105内で開口している給油管127が圧入固定されている。
シリンダブロック121は、軸心が水平方向に延びるように配置されていて、略円筒状に形成されている。ピストン129は、シリンダブロック121に往復自在に挿入されている。ピストン129には、円筒状のピストンピン131が固定されている。ピストンピン131は、コンロッド133により、クランクピン119と連結されている。
シリンダブロック121の上死点側の開口端面には、開口端面を封止するようにバルブプレート135が設けられている。また、バルブプレート135には、バルブプレート135を覆うように、高圧室(図示せず)を形成するシリンダヘッド137が固定されている。
バルブプレート135には、その開閉により、シリンダブロック121の内部空間と密閉容器101の内部空間を連通する吸入バルブ139と吐出弁と吐出弁座からなり、その開閉により、シリンダブロック121の内部空間と高圧室を連通する吐出バルブ(図示せず)とが設けられている。
そして、シリンダブロック121、バルブプレート135、及びピストン129のバルブプレート135側端面により圧縮室141が形成されている。
バルブプレート135の吸入バルブ139には吸入マフラ143が接続されている。
吸入マフラ143には一端を密閉容器101の内部空間に開口する尾管入口145と他端を吸入マフラ143の略直方体の器体147内部空間149に開口する尾管出口151とを有する尾管153と、一端を吸入マフラ143の器体147内部空間149に開口する連通管入口155と他端を吸入バルブ139に連通する連通管出口157とを有する連通管159と、吸入マフラ143の器体147の内部に、器体147の前面壁161と後面壁163とを共有する多段のヘルムホルツ型消音器165である共鳴型消音器167と、吸入マフラ143の器体147の内側壁169と共鳴型消音器167の外側壁171と器体147の前面壁161と後面壁163とで器体147の内部に構成する冷媒通路173a、173bと、多段のヘルムホルツ型消音器165である共鳴型消音器167の凸凹形状の外側壁171が構成する冷媒通路173a、173bに接続されたサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fとを有する。
このとき、多段のヘルムホルツ型消音器165である共鳴型消音器167と、サイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fとは、それぞれの開口方向が水平方向以下とされており、密閉型圧縮機の輸送中や運転中において潤滑油105が消音器の内部に滞留することがない。
次に、密閉型圧縮機100の動作を図1から図3を参照しながら説明する。
まず、電動要素113の回転子109の回転により、クランク軸123が回転駆動されると、クランクピン119の偏芯(旋回)運動がコンロッド133により、直線的な往復運動に変換され、ピストン129がシリンダブロック121内を往復運動し、所定の吸入
動作(吸入行程)及び圧縮動作(圧縮行程)を行う。
このとき、クランクピン119の先端に取り付けられた給油管127は、潤滑油105内で回転運動することに伴い、遠心ポンプ効果により、潤滑油105を汲み上げる。給油管127内に汲み上げられた潤滑油105は、各摺動部に供給される。
密閉容器101の壁部を貫通するように取付けられた吸入管103を通って冷媒サイクルから供給される冷媒ガス(図示せず)が通流し、尾管入口145から吸入マフラ143に吸込まれる。
吸入マフラ143に吸込まれた冷媒ガス(図示せず)は、冷媒通路173a、173bを通って連通管入口155から連通管159と連通管出口157を介して吸入バルブ139より圧縮室141に供給されてシリンダブロック121内を往復運動するピストン129によって圧縮され吐出バルブ(図示せず)より排出される。
このとき、吸入バルブ139の開閉動作によって生じた脈動のエネルギーは、吸入バルブ139より吸入マフラ143へと逆流する形で伝播し、尾管入口145から密閉容器101へと開放される。
しかしながら、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では吸入マフラ143の内部において、この脈動のエネルギーを多段のヘルムホルツ型消音器165と複数のサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fの効果によって、様々な周波数帯域で大きく減衰した後に尾管入口145から密閉容器101へと開放する。
次に、密閉型圧縮機100の作用効果を図1から図3を参照しながら説明する。
上述したように、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では、吸入マフラ143には一端を密閉容器101の内部空間に開口する尾管入口145と他端を吸入マフラ143の略直方体の器体147内部空間149に開口する尾管出口151とを有する尾管153と、一端を吸入マフラ143の器体147内部空間149に開口する連通管入口155と他端を吸入バルブ139に連通する連通管出口157とを有する連通管159と、吸入マフラ143の器体147の内部に、器体147の前面壁161と後面壁163とを共有し、水平方向より下向きの開口を有する複数の共鳴型消音器167と、を有する。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機に比して、吸入バルブ139の開閉動作によって生じた脈動のエネルギーは吸入マフラ143の内部において、複数の共鳴型消音器167によって大きく減衰された後に尾管入口145から密閉容器101へと開放されることから、密閉型圧縮機100を構成する密閉容器101等の部品や密閉容器101内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。また、共鳴型消音器167の開口方向が水平方向よりも下向きであることから、内部に潤滑油105が滞留することがなく、共鳴型消音器167の共鳴周波数とそれによる脈動エネルギーの減衰効果は安定している。
さらには、騒音減衰効果を得るために大きな容量を必要とする膨張型消音器と比較して吸入マフラをコンパクトに設計することが可能であり、コストが安い。
また、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では、吸入マフラ143の器体147の内側壁169と共鳴型消音器167の外側壁171と器体147の前面壁161と後面
壁163とで器体147の内部に冷媒通路173a、173bとを、構成する。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機に比して、吸入マフラ143内部での冷媒ガスの流れがスムーズで密閉型圧縮機の効率が良い。
また、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では、共鳴型消音器167を構成する側壁は凸凹形状をしており、共鳴型消音器167を多段のヘルムホルツ型消音器165とすると共に冷媒通路173a、173bに接続された水平方向より下向きの開口を有するサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fを構成する。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機に比して、吸入バルブ139の開閉動作によって生じた脈動のエネルギーは吸入マフラ143の内部において、多段のヘルムホルツ型消音器165とすると共に冷媒通路173a、173bに接続されたサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fによって様々な周波数帯域で大きく減衰された後に尾管入口145から密閉容器101へと開放されることから、密閉型圧縮機100を構成する密閉容器101等の部品や密閉容器101内の気柱(空間)が加振され、固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。また、共鳴型消音器167とサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fの開口方向が水平方向よりも下向きであることから、内部に潤滑油105が滞留することがなく、共鳴型消音器167とサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fの共鳴周波数とそれによる脈動エネルギーの減衰効果は安定している。
また、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では、多段のヘルムホルツ型消音器165の共鳴周波数を400〜700Hzとする。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機に比して、密閉容器101内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
また、本実施の形態1に係る密閉型圧縮機100では、冷媒通路173a、173bに接続されたサイドブランチ型消音器175a、175b、175c、175d、175e、175fの共鳴周波数を1500〜5000Hzとする。
これにより、特許文献1に開示されている密閉型圧縮機に比して、密閉型圧縮機100を構成する密閉容器101等の部品が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良及び他の実施形態が明らかである。
従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。
本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明に係る密閉型圧縮機は、吸入マフラの騒音減衰効果を良好にし、吸入バルブの開閉に伴う圧力脈動のエネルギーにより密閉型圧縮機を構成する密閉容器等の部品や密閉容器内の気柱(空間)が加振され固有振動数(共振周波数)で共振を起こし、密閉型圧縮機の騒音が増大するのを効果的に抑えることができ、音が静かで、且つ、コンパクトであることから、有用である。
101 密閉容器
105 潤滑油
107 圧縮要素
109 回転子
111 固定子
113 電動要素
121 シリンダブロック
129 ピストン
135 バルブプレート
139 吸入バルブ
143 吸入マフラ
147 器体
161 前面壁
163 後面壁
165 ヘルムホルツ型消音器
167 共鳴型消音器
169 内側壁
171 外側壁
173a、173b 冷媒通路
175a、175b、175c、175d、175e、175f サイドブランチ型消音器

Claims (5)

  1. 固定子と回転子を備える電動要素と、
    前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、
    前記電動要素と前記圧縮要素が収容され、潤滑油が貯留されている密閉容器と、を備え、前記圧縮要素は、筒状のシリンダブロックと、
    前記シリンダブロックの内部空間を往復動するピストンと、
    前記シリンダブロックの前記ピストンと反対側の開口部を封止する吸入バルブと吐出バルブとを有するバルブプレートと、
    一端を前記密閉容器の内部空間に開口し、他端を前記バルブプレートの前記吸入バルブに連通する吸入マフラと、を備え、
    前記吸入マフラの略直方体の器体の内部には、前面壁と後面壁を前記器体と共有する複数の共鳴型消音器を有する密閉型圧縮機。
  2. 前記吸入マフラの前記器体の内側壁と前記共鳴型消音器の外側壁と前記器体の前面壁と後面壁で前記器体の内部に冷媒通路を構成する、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記共鳴型消音器を構成する側壁は凸凹形状をしており、前記共鳴型消音器を多段のヘルムホルツ型消音器とするとともに前記冷媒通路に接続されたサイドブランチ型消音器を構成する、請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記多段のヘルムホルツ型消音器の共鳴周波数は、使用冷媒雰囲気で400〜700Hzの範囲である、請求項3に記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記冷媒通路に接続された前記サイドブランチ型消音器の共鳴周波数は、使用冷媒雰囲気で1500〜5000Hzの範囲である、請求項3に記載の密閉型圧縮機。
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