JP2012041879A - 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 - Google Patents

密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2012041879A
JP2012041879A JP2010184558A JP2010184558A JP2012041879A JP 2012041879 A JP2012041879 A JP 2012041879A JP 2010184558 A JP2010184558 A JP 2010184558A JP 2010184558 A JP2010184558 A JP 2010184558A JP 2012041879 A JP2012041879 A JP 2012041879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
lubricating oil
piston
crankshaft
hermetic compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010184558A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokatsu Kosokabe
弘勝 香曽我部
Shuhei Nagata
修平 永田
Yukichi Nakada
裕吉 中田
Shinichi Sato
真一 佐藤
Masatoshi Mishina
将利 三品
Takehiro Akisawa
健裕 秋澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2010184558A priority Critical patent/JP2012041879A/ja
Publication of JP2012041879A publication Critical patent/JP2012041879A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】ピストンとシリンダ間の潤滑油保持性を向上させて圧縮機の効率と信頼性を向上できる密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】密閉容器内に収納した圧縮要素及び電動要素を備え、前記圧縮要素はピストン及びシリンダを有し、前記電動要素で駆動されるクランク軸の下端部を前記密閉容器に貯留された潤滑油中に浸し、前記クランク軸の下端部に設けたオイルポンプの遠心力で前記潤滑油を上昇させ、前記クランク軸の上部に偏心して形成した偏心軸の給油穴から噴出する前記潤滑油を前記シリンダと前記ピストンの間に供給する密閉型圧縮機において、前記シリンダに設けた潤滑油供給部と、前記ピストンに設けた潤滑油保持部とを有し、前記潤滑油供給部から前記潤滑油保持部に潤滑油が供給される際に、前記潤滑油保持部における冷媒ガスの滞留を抑制するガス抜き部を前記シリンダに備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫に関する。
従来、密閉型圧縮機のシリンダとピストン間に形成される摺動面への給油構造は、例えば特許文献1に記載されているように、シリンダの上面に切り欠き部を設け、この切り欠き部に向けて駆動軸から潤滑油を飛ばしてピストンに潤滑油を飛散させ、シリンダとピストンの間の摺動面に油を供給している。
特開2006−283770号公報
上述した特許文献1の密閉型圧縮機においては、クランクシャフトを回転駆動することで、潤滑油を吸引し、クランクシャフト上部の偏心軸からシリンダブロックに設けた切り欠き部に向けて潤滑油を噴射させるとともに、ピストン外周の環状の給油溝がこの切り欠き部から出るように設定したことで、常にピストンが下死点の時に給油溝に潤滑油が溜まり、圧縮時(上死点)にピストンとシリンダとの間に潤滑油を供給させている。
しかしながら、この給油構造では次のような課題があった。シリンダブロックに設けた切り欠き部に開口するピストン外周の環状給油溝は一部分だけで、溝の大部分はシリンダブロックで閉鎖されているため、環状給油溝内にガスが存在した場合、このガスの逃げがないことから、この給油溝内に十分に油を取り込むことが難しかった。
また、ピストンとシリンダ間への給油は、潤滑油がシリンダの切り欠き部の側面に到達している間だけであり、回転軸の一回転中に常に給油するものではなく、給油時間が短いものとなっている。
さらに、シリンダの上壁を半円弧状に大きく切り欠いているため、切り欠き加工のためのコストが増加するとともに、ピストンのシール幅が減少しシリンダとピストンで形成される圧縮室から圧縮冷媒がシリンダ外側の密閉容器内空間に漏れやすくなっている。
従って、ピストンとシリンダ間における油膜形成が不十分となり、シール性が低下し圧縮室からの圧縮ガスの漏れ量が増加し、圧縮機の効率が低下するとともにピストンとシリンダ間摺動部の潤滑性が低下して圧縮機の信頼性が低下しやすいといった問題がある。
そこで本発明は、ピストンとシリンダ間の潤滑油保持性を向上させて圧縮機の効率と信頼性を向上できる密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、密閉容器内に収納した圧縮要素及び電動要素を備え、前記圧縮要素はピストン及びシリンダを有し、前記電動要素で駆動されるクランク軸の下端部を前記密閉容器に貯留された潤滑油中に浸し、前記クランク軸の下端部に設けたオイルポンプの遠心力で前記潤滑油を上昇させ、前記クランク軸の上部に偏心して形成した偏心軸の給油穴から噴出する前記潤滑油を前記シリンダと前記ピストンの間に供給する密閉型圧縮機において、前記シリンダに設けた潤滑油供給部と、前記ピストンに設けた潤滑油保持部とを有し、前記潤滑油供給部から前記潤滑油保持部に潤滑油が供給される際に、前記潤滑油保持部における冷媒ガスの滞留を抑制するガス抜き部を前記シリンダに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ピストンとシリンダ間の潤滑油保持性を向上させて圧縮機の効率と信頼性を向上できる密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る密閉型圧縮機の縦断面図である。 図1のA−A断面図である。 本実施形態に係る密閉型圧縮機の搭載された冷蔵庫の縦断面図である。 ピストン下死点位置付近の要部拡大断面図である。 ピストン上死点位置付近の要部拡大断面図である。 主軸中心からシリンダ側を見た、シリンダブロック側面図である。 図6におけるシリンダボア内壁に形成された潤滑油供給部を示す斜視図である。 本実施形態に係る密閉型圧縮機のシリンダブロック外観斜視図である。 本実施形態に係るピストンの潤滑油保持性を説明する、図4のB−B断面模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る密閉型圧縮機の要部拡大断面図である。 図10におけるシリンダ内壁に貫通して形成された給油孔位置を示す斜視図である。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1から図9を用いて詳細に説明する。最初に図1,図2,図3にて全体構成を説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る密閉型圧縮機の縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は本実施形態に係る密閉型圧縮機の搭載された冷蔵庫の縦断面図である。
図3において、本実施形態の密閉型圧縮機50は冷蔵庫60に搭載されている。冷蔵庫本体61は、冷却器66を備え、温暖化係数の小さい自然冷媒R600aを用いている。また、冷蔵室62,上段冷凍室63,下段冷凍室64,野菜室65からなる庫内空間を有し、密閉型圧縮機50と冷却器が冷媒配管で連結されて、冷凍サイクル(図示せず)を動作させることにより冷却される。
本実施形態の密閉型圧縮機50は、密閉容器1内にステータ2aとロータ2bからなる電動要素2と圧縮要素3を収納している。圧縮要素3は、軸受部5cとフレーム部5bが一体に成形されたシリンダブロック5に形成されたシリンダ5a内を、コンロッド6によりクランク軸8の偏心軸8bに連結されたピストン7が往復運動する所謂レシプロ式である。クランク軸8は、シリンダブロック5の軸受部5cに回転自在に嵌められた主軸8aの下部で電動要素2のロータ2bに固定される。圧縮要素3は、フレーム部5bの下部に固定された電動要素2のステータ2aを介してコイルスプリングにより密閉容器1の底部に弾性的に支持されている。
電動要素2のロータ2bが回転することによってクランク軸8が回転し、偏心軸8b偏心回転して偏心軸8bに連結されたコンロッド6を介し、ピストン7がシリンダ5aのボア内を往復運動するようになっている。
シリンダ5aの上端部は、吸入弁及び吐出弁(図示せず)が組み込まれたシリンダヘッド10によって閉塞され、ピストン7との間に圧縮室12を構成している。圧縮室12内では、ピストン7の往復運動によって冷媒が吸入,圧縮され、吐出弁から吐出される構造となっている。
なお、クランク軸8の回転によって、密閉容器1内の底部に貯留された潤滑油4は、クランク軸8の下端に取り付けられたオイルポンプ8cの遠心ポンプ作用で引き上げられる。そして、主軸8a外周に形成されたスパイラル溝を介して上方に導かれ、さらに偏心軸8bに回転自在に嵌合されたコンロッド6の大端軸受部及びピストン7と連結しているボールジョイント部の潤滑を行い、偏心軸8bの上端に取り付けられたバランスウエイト9を一部貫通する形で設けられた潤滑油放射孔8bbから噴射され、最後に偏心軸8bの上端部から周囲に噴射される。この噴射された潤滑油4により、ピストン7とシリンダ5aとの間の潤滑及びシールが主に行われる。
密閉容器1内に接続された吸込パイプ16を通って流入した冷媒は、プラスチック製の吸込サイレンサ17を通ってシリンダ5aの圧縮室12内に入る。ここで圧縮された冷媒は、シリンダヘッド10からヘッドカバー11内の吐出室に入り、ここからシリンダブロック5に一体で成形された吐出サイレンサ18を通り、吐出管19を介して吐出パイプ20より外部の冷凍サイクルに流出するようになっている。
次に、ピストンとシリンダボア間の給油構造を図4から図9を用いて詳細に説明する。図4はピストン下死点位置付近の要部拡大断面図、図5はピストン上死点位置付近の要部拡大断面図、図6は主軸中心からシリンダ側を見たシリンダブロック側面図、図7は図6におけるシリンダボア内周に形成された潤滑油供給部を示す斜視図、図8は本実施形態に係る密閉型圧縮機のシリンダブロック外観斜視図、図9は本実施形態に係るピストンの潤滑油保持性を説明する図4のB−B断面模式図である。
本実施形態のピストン7の外周には、潤滑油保持部として2本の環状溝15が形成されている。シリンダ5aの内周面とピストン7の外周面との間は摺動面となっており、シリンダ5aのボア内径はピストン7の外径よりも、通常、直径すき間で約10μm大きく形成されている。環状溝15は、ピストン7外周面から約50μmにわたって凹設されており、この溝内空間に潤滑油を保持するようになっている。この環状溝15の幅と深さ寸法により潤滑油4の保持量が決まる。溝深さ約50μmの場合、幅寸法は約1mmであるが、これらの寸法関係は任意に設定可能である。
また、シリンダ5aの外周上面部には、仕切り壁13aによりクランク軸8の偏心軸8bより飛散する潤滑油4を受ける油溜まり部13が設けられており、油溜まり部13の底面がクランク軸8側に向けて傾斜させることにより、シリンダとピストン7の摺動面に潤滑油を供給するようになっている。
このピストン7が下死点近傍に位置する時には、図4に示すように、ピストン7の下側の環状溝15は、シリンダ5aの主軸側端面に面取り角度を変えて二段階に設けられた面取り5aaを介して密閉容器1内空間に全面開口しており、ピストン7の上(頂部)側の環状溝15は、シリンダ5aの上部内壁に形成された潤滑油供給部のテーパ溝14を介して密閉容器1内空間に開口するようになっている。クランク軸8の回転により汲み上げられた潤滑油4は、偏心軸8bの潤滑油放射孔8bbから噴射され、潤滑油放射孔8bbと略同一高さに位置するテーパ溝14を通ってピストン7の上側の環状溝15に供給される。図7の符号15′は、ピストン7の上側の環状溝15の下死点近傍での溝幅位置を二点鎖線で示し、テーパ溝14に連通する様子を示している。
ピストン7が上死点近傍に位置する時には、図5に示すように、テーパ溝14はシリンダ5aのボア内空間に開口し、シリンダ上部の油溜まり部13に溜まっていた潤滑油4がシリンダ5aのボア内に流入する。
ピストン7が下死点から上死点に移動する圧縮行程では、ピストン7の2本の環状溝15内に保持された潤滑油4によりピストンとシリンダ間の潤滑・シール性が良好に保たれることになる。
本実施形態の給油構造では、図6から図8に示すように、油供給部であるテーパ溝14とともに、シリンダ5aの主軸側端部側面を一部削除して下死点近傍でピストン7の上側の環状溝15に連通する連通部14aが形成されている。これによって潤滑油保持部である環状溝15内への潤滑油の取り込みを確実にしている。
この作用を図9の模式図により説明する。符号C1はシリンダとピストン摺動部のクリアランスで約5μm、符号C2は環状溝15の深さで約50μmである。潤滑油供給部であるテーパ溝14から環状溝15に流入した潤滑油は、連通部14aが環状溝15に連通していることにより、環状溝15内にガスが存在する状態でも連通部14aがガスの逃がし口となって排出されやすくなる。
これにより、環状溝15内にガスが滞留して潤滑油の流入を阻害するベーパーロック現象を防止することができ、矢印で図示するように溝内全域に潤滑油4を行き渡らすことができることから、ピストン7の潤滑油保持性を高めることができる。
なお、連通部14aは、偏心軸8bに嵌合されたコンロッド6をシリンダ5a内に導入できる位置に形成されており、コンロッド6の小端部でピストン7と連結し、圧縮要素5の組み立てにも併用されている。本実施形態では、潤滑油供給部としてシリンダ5aの内周壁を一部カットして形成するテーパ溝14としたが、本発明はこれに限定されるものではなくテーパ溝でなく平行溝や断面円筒形状でなく断面V溝でもかまわない。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について、図10,図11を用いて説明する。本実施形態は、潤滑油供給部の形状をシリンダ内周面の一部に形成したテーパ溝に代えて、より簡便に加工が可能な給油穴構造を採用したものである。図10は、本発明の第2の実施形態に係る密閉型圧縮機の要部拡大断面図、図11は、図10におけるシリンダに形成された給油孔位置を示す斜視図である。
本実施形態では、シリンダ5aの外周上面部に形成された油溜まり部13からシリンダ壁を貫通する給油孔30が形成されている。この給油孔30の位置は、ピストン7が下死点近傍に位置する時にピストン7の上側の環状溝15に連通するように形成されている。図11の符号15′は、ピストン7の上側の環状溝15の下死点近傍での溝幅位置を二点鎖線で示し、給油孔30と連通する様子を示している。
本実施形態においても基本的なピストンとシリンダボア間の給油機能は第1の実施形態と同様に実現される。潤滑油供給部が単純な穴加工で構成されることから、加工工数が短縮され圧縮機のコスト低減に寄与することができる。
以上詳細に説明した実施形態では、ピストンとシリンダ間における油膜形成が確実となり、シール性が向上し、特に漏れの影響が大きいインバータによる回転数制御圧縮機における低速運転時の圧縮機効率を向上することができるとともに圧縮機の信頼性も向上した密閉型圧縮機を提供することができる。
また、本発明の密閉型圧縮機を適用するシステムとしては、冷蔵庫に限らず冷凍空調用途ではルームエアコンや冷凍機等のシステムに適用することも可能であり、これらの機器のシステム効率を大幅に改善することができる。
1 密閉容器
2 電動要素
2a ステータ
2b ロータ
3 圧縮要素
4 潤滑油
5 シリンダブロック
5a シリンダ
5b フレーム部
5c 軸受部
6 コンロッド
7 ピストン
8 クランク軸
8a 主軸
8b 偏心軸
8ba 給油溝
8bb 潤滑油放射孔
8c オイルポンプ
9 バランスウエイト
10 シリンダヘッド
11 ヘッドカバー
12 圧縮室
13 油溜まり部
13a 仕切り壁
14 テーパ溝
14a 連通部
15 環状溝
16 吸込パイプ
17 吸込サイレンサ
18 吐出サイレンサ
19 吐出管
20 吐出パイプ
30 給油孔
50 密閉型圧縮機
60 冷蔵庫
61 冷蔵庫本体
62 冷蔵室
63 上段冷凍室
64 下段冷凍室
65 野菜室
66 冷却器

Claims (7)

  1. 密閉容器内に収納した圧縮要素及び電動要素を備え、前記圧縮要素はピストン及びシリンダを有し、前記電動要素で駆動されるクランク軸の下端部を前記密閉容器に貯留された潤滑油中に浸し、前記クランク軸の下端部に設けたオイルポンプの遠心力で前記潤滑油を上昇させ、前記クランク軸の上部に偏心して形成した偏心軸の給油穴から噴出する前記潤滑油を前記シリンダと前記ピストンの間に供給する密閉型圧縮機において、
    前記シリンダに設けた潤滑油供給部と、前記ピストンに設けた潤滑油保持部とを有し、前記潤滑油供給部から前記潤滑油保持部に潤滑油が供給される際に、前記潤滑油保持部における冷媒ガスの滞留を抑制するガス抜き部を前記シリンダに備えたことを特徴とする密閉型圧縮機。
  2. 密閉容器内に収納した圧縮要素及び電動要素を備え、前記圧縮要素はピストン及びシリンダを有し、前記電動要素で駆動されるクランク軸の下端部を前記密閉容器に貯留された潤滑油中に浸し、前記クランク軸の下端部に設けたオイルポンプの遠心力で前記潤滑油を上昇させ、前記クランク軸の上部に偏心して形成した偏心軸の給油穴から噴出する前記潤滑油を前記シリンダと前記ピストンの間に供給する密閉型圧縮機において、
    前記ピストン外周面に環状溝を有し、前記シリンダの前記クランク軸側端面に2か所以上の連通部を設け、該連通部は前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に前記環状溝と連通し、前記ピストンが上死点近傍に位置する場合にシリンダボア内周に連通することを特徴とする密閉型圧縮機。
  3. 前記シリンダ上面に油溜り部を構成する仕切り壁を設け、前記油溜り部の底面は前記クランク軸側に向けて下方に傾斜させたことを特徴とする、請求項1又は2記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記潤滑油供給部は前記シリンダの前記クランク軸側端面における上部シリンダ内壁に形成したテーパ溝とし、前記ガス抜き部を前記潤滑油供給部よりも下方に設けたことを特徴とする、請求項1記載の密閉型圧縮機。
  5. 前記連通部を前記シリンダの前記クランク軸側端面における上部シリンダ内壁に設けたことを特徴とする、請求項2記載の密閉型圧縮機。
  6. 電源周波数以下の運転周波数を含む複数の運転周波数でインバータ駆動される、請求項1又は2記載の密閉型圧縮機。
  7. 密閉型圧縮機と、該密閉型圧縮機と冷媒配管で連結された冷却器と、を備えた冷蔵庫において、
    前記密閉型圧縮機は、密閉容器内に収納した圧縮要素及び電動要素を備え、前記圧縮要素はピストン及びシリンダを有し、前記電動要素で駆動されるクランク軸の下端部を前記密閉容器に貯留された潤滑油中に浸し、前記クランク軸の下端部に設けたオイルポンプの遠心力で前記潤滑油を上昇させ、前記クランク軸の上部に偏心して形成した偏心軸の給油穴から噴出する前記潤滑油を前記シリンダと前記ピストンの間に供給して、
    前記ピストン外周面に環状溝を有し、前記シリンダの前記クランク軸側端面に2か所以上の連通部を設け、該連通部は前記ピストンが下死点近傍に位置する場合に前記環状溝と連通し、前記ピストンが上死点近傍に位置する場合にシリンダボア内周に連通することを特徴とする冷蔵庫。
JP2010184558A 2010-08-20 2010-08-20 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫 Withdrawn JP2012041879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010184558A JP2012041879A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010184558A JP2012041879A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012041879A true JP2012041879A (ja) 2012-03-01

Family

ID=45898473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010184558A Withdrawn JP2012041879A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012041879A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108799067A (zh) * 2018-07-11 2018-11-13 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 活塞压缩机及制冷***
JP2020033873A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 密閉形圧縮機及びこれを有する冷蔵庫

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108799067A (zh) * 2018-07-11 2018-11-13 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 活塞压缩机及制冷***
CN108799067B (zh) * 2018-07-11 2023-08-25 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 活塞压缩机及制冷***
JP2020033873A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 密閉形圧縮機及びこれを有する冷蔵庫

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100772767B1 (ko) 밀폐형 압축기
KR20060038921A (ko) 밀폐형 압축기
JP6938370B2 (ja) 密閉型圧縮機および冷凍装置
JP2012041879A (ja) 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
JP6132747B2 (ja) 密閉形圧縮機及び密閉形圧縮機を有する機器
JP2015004287A (ja) 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
JP2009197684A (ja) 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置
KR101646044B1 (ko) 밀폐형 압축기 및 이것을 이용한 냉장고
JP2014163299A (ja) 密閉型圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
JP2015081558A (ja) 密閉形圧縮機及びこれを搭載した機器
JP2008223604A (ja) 密閉型圧縮機
JP5781355B2 (ja) 密閉型ロータリ圧縮機
US20120308410A1 (en) Fluid Machine
KR102089805B1 (ko) 로터리 압축기 및 로터리 압축기의 제조 방법
JP3980623B2 (ja) 密閉型電動圧縮機
JP2018025142A (ja) 密閉型圧縮機およびそれを用いた冷凍装置
JP2011179452A (ja) ロータリ圧縮機
JP2009062954A (ja) 密閉型圧縮機
KR101410751B1 (ko) 밀폐형 압축기
JP2003293953A (ja) レシプロ式密閉型電動圧縮機
KR20080069171A (ko) 압축기
JP2012031769A (ja) 密閉形圧縮機及びこれを用いた冷蔵庫
JP2010053727A (ja) 密閉型圧縮機及び冷凍サイクル装置
JP2015034477A (ja) 密閉型圧縮機及びこれを備えた冷蔵庫
JP2013096350A (ja) 密閉型圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120518

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20131105