JP2010238857A - スパンカー構造 - Google Patents

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【課題】母材に対する並行度を不具合無く維持することができるスパンカー構造を提供する。
【解決手段】リードフレーム上の半田を押圧する圧印体73の揺動中心91を、リードフレームに対向する圧印面84の中央に設定することで、リードフレームに押圧された圧印体73がリードフレーム2の表面に対して並行となるように回動する際に、圧印面84上に設定された揺動中心91を中心に回動させる。中空シャフト24の内側に中間部材61をY方向64へ揺動自在に支持し、この中間部材61の内側に圧印体73をX方向76へ揺動自在に支持する。圧印体73の基端に、揺動中心91を中心とした球面状の凸球面92を設定し、ホルダ25の圧印体73の基端に対向する部位に、凸球面92に適合した凹球面93を凸球面92と摺接可能に設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ワーク上に塗布された塗布剤を整形するスパンカー構造に関する。
従来、半導体等のチップを母材としてのリードフレームにボンディングする際には、予め塗布剤としての半田が塗布されたボンディングポイントにチップを載置してボンディングが行われており、前記ボンディングポイントに塗布された半田は、スパンカーによって均一の厚みに整えられていた。
この半田が塗布されたリードフレームは、温度や材料特性によって表面の並行度が変化することがある。このため、前記リードフレーム上の半田をスパンカーで押圧する際には、前記スパンカーの圧印体の圧印面と前記リードフレーム表面とを並行に調整する必要があり、この調整作業には苦労を要する。
そこで、調整作業が不要なスパンカー構造が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このスパンカー構造では、前記半田を押圧する圧印体が回転軸を介して支持部品に回動自在に支持されており、前記圧印体の圧印面がリードフレームの当接した際に、前記圧印体が前記回転軸を中心に回動することで、当該圧印体の前記圧印面を前記リードフレームに対して並行に保った状態で、前記半田を前記圧印面で押圧できるように構成されている。
特開平10−247665号公報
しかしながら、このような従来のスパンカー構造にあっては、圧印体を支持する回転軸が圧印面より離れた位置にあるため、傾き補正動作時において、前記圧印面のリードフレームへの接地位置が傾き補正動作に伴って、水平方向に大きく変位してしまう。
これにより、半田形成部の位置ずれが大きくなったり、母材への傷付きが懸念される。また、圧印体自体が受けるダメージも大きくなってしまう。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、母材に対する並行度を不具合無く維持することができるスパンカー構造を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1のスパンカー構造にあっては、スパンカー本体に揺動自在に支持された圧印体により母材上の塗布剤を押圧して整形するスパンカー構造において、前記印圧体の揺動中心を、前記母材に対向する前記圧印体の圧印面近傍に設定した。
すなわち、母材上の塗布剤を押圧する圧印体は、その揺動中心が前記母材に対向する圧印面近傍に設定されている。
このため、前記母材に押圧された前記圧印体が当該母材の表面に対して並行となるように回動する場合、前記圧印体は、前記圧印面近傍に設定された揺動中心を中心に回動する。
また、請求項2のスパンカー構造においては、外ブロックの内側に内ブロックをX方向へ揺動自在に支持し、前記内ブロックの内側に前記圧印体を前記X方向と交差するY方向へ揺動自在に支持する一方、前記揺動中心を中心とした球面状の凸球面を前記圧印体の基端に設定し、当該圧印体の基端に対向する対向部位に前記凸球面に適合して没入した球面状の凹球面を前記凸球面と摺接可能に設けた。
すなわち、外ブロックの内側には、内ブロックがX方向へ揺動自在に支持されており、この内ブロックの内側には、前記圧印体がY方向へ揺動自在に支持されている。このため、前記外ブロックに対して前記内ブロックが前記X方向へ揺動するとともに、前記内ブロックに対して前記圧印体が前記Y方向へ揺動することによって、当該圧印体は、いずれの方向への揺動も許容される。
そして、前記圧印体の基端には、前記揺動中心を中心とした球面状の凸球面が設定されており、当該圧印体の基端に対向する対向部位には、前記凸球面に適合した凹球面が前記凸球面と摺接可能に設けられている。
これにより、前記対向部位に対する前記圧印体の揺動が自由に行われるとともに、母材押圧時に前記圧印体に生じた反力は、前記凸球面を介して前記凹球面へ分散される。
さらに、請求項3のスパンカー構造では、前記揺動中心を中心とした曲面状の凸曲面を前記内ブロックの基端に設定するとともに、当該内ブロックの基端に対向する対向部位に前記凸曲面に適合して没入した曲面状であって前記内ブロックの前記X方向への揺動を許容する凹曲面を前記凸曲面と摺接可能に設けた。
すなわち、前記内ブロックの基端には、前記揺動中心を中心とした曲面状の凸曲面が設定されており、当該内ブロックの基端に対向する対向部位には、前記凸曲面に適合して没入した曲面状であって前記内ブロックの前記X方向への揺動を許容する凹曲面が前記凸曲面と摺接可能に設けられている。
このため、前記内ブロックの凸曲面が、その対向部位に設けられた凹曲面に摺動することによって前記X方向への揺動が許容される。
そして、母材押圧時に前記圧印体に生じた反力は、前記凸曲面を介して前記凹曲面へ分散される。
以上説明したように本発明の請求項1のスパンカー構造にあっては、母材上の塗布剤を押圧する圧印体の揺動中心が前記母材に対向する圧印面近傍に設定されており、前記母材に押圧された前記圧印体が当該母材の表面に対して並行となるように回動する際には、前記圧印面近傍に設定された揺動中心を中心に回動することとなる。
このため、圧印体の回転軸が圧印面から離れた位置にある構造上、傾き補正動作時において、前記圧印面の母材への接地位置が傾き補正動作に伴って大きく水平方向に変位してしまう従来と比較して、母材に対する圧印体の横ずれを抑えることができる。
したがって、整形される塗布剤の位置ずれを抑えることができるとともに、前記圧印体による前記母材への傷付きを防止することができる。また、前記母材と前記圧印体との摺接を抑えることができるので、圧印体自体が受けるダメージを小さくすることができ、耐久性を高めることができ。
よって、母材に対する圧印面の並行度を不具合無く維持することができる。
また、請求項2のスパンカー構造においては、外ブロックの内側には、内ブロックがX方向へ揺動自在に支持されており、この内ブロックの内側には、前記圧印体がY方向へ揺動自在に支持されている。このため、前記外ブロックに対して前記内ブロックが前記X方向へ揺動するとともに、前記内ブロックに対して前記圧印体が前記Y方向へ揺動することによって、当該圧印体を、いずれの方向へも揺動することができる。
そして、前記圧印体の基端には、前記揺動中心を中心とした球面状の凸球面が設定されており、当該圧印体の基端に対向する対向部位には、前記凸球面に適合した凹球面が前記凸球面と摺接可能に設けられている。
これにより、前記対向部位に対する前記圧印体の揺動を自由に行うことができるとともに、母材押圧時に前記圧印体に生じた反力を、前記凸球面を介して前記凹球面へ分散することができる。
したがって、圧印体が回転軸を中心に回動する構造上、回動時に加わる荷重や、圧印体押圧時に生ずる反力の総てが前記回転軸に集中してしまう従来と比較して、耐久性を高めることができる。
さらに、請求項3のスパンカー構造では、前記内ブロックの基端には、前記揺動中心を中心とした曲面状の凸曲面が設定されており、当該内ブロックの基端に対向する対向部位には、前記凸曲面に適合して没入した曲面状であって前記内ブロックの前記X方向への揺動を許容する凹曲面が前記凸曲面と摺接可能に設けられている。
このため、前記内ブロックの凸曲面が、その対向部位に設けられた凹曲面に摺動することによって前記X方向への揺動を許容することができる。
そして、前記母材押圧時に前記圧印体に生じた反力を、前記凸曲面を介して前記凹曲面へ分散することができる。
このため、圧印体が回転軸を中心に回動する構造上、回動時に加わる荷重や、圧印体押圧時に生ずる反力の総てが前記回転軸に集中してしまう従来と比較して、耐久性を高めることができる。
本発明の一実施の形態を示す側面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2の要部を示すA−A断面の斜視図である。 図2の要部を示すB−B断面の斜視図である。 図3の要部を示す断面図である。 図4の要部を示す断面図である。 リング部材の斜視図である。 中間部材の斜視図である。 圧印体の斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかるスパンカー構造を備えたスパンカー1を示す図で、図2は、図1のA−A線に沿った断面図であり、このスパンカー1は、母材としてのリードフレーム2にチップをボンディングするボンディング装置の一部を構成している。
このボンディング装置で、前記リードフレーム2にチップをボンディングする際には、上流に設けられた半田塗布装置において、前記リードフレーム2のボンディングポイント11に塗布剤としての半田12を塗布する。次に、この半田12を、前記スパンカー1で押圧することで、所定の形状であって所定の厚みに整形する。そして、この整形された半田12上にチップを移送することより、当該チップを前記リードフレーム2の前記ボンディングポイント11に固定できるように構成されている。
このボンディング装置からは、図1に示したように、可動アーム21が延出しており、該可動アーム21には、固定ブラケット22が固定されている。該固定ブラケット22には、図2も示したように、スパンカー本体23を構成する外ブロックとしての中空シャフト24が固定されており、該中空シャフト24内には、有底筒状のホルダ25が上下動自在に収容されている。該ホルダ25の中空部26には、円柱状のヒータ27が収容されており、該ヒータ27上端と前記中空シャフト24に設けられたキャップ28天面29との間には、コイルスプリング31が弾持されている。
これにより、前記ヒータ27には、前記コイルスプリング31からの付勢力が伝達されており、当該ヒータ27は、下方へ向けた付勢力を前記ホルダ25に付与するように構成されている。
前記ホルダ25の先端部には、円錐台形状のテーパー部41が形成されており、該テーパー部41からは円柱部42が先端へ向けて延出している。
前記中空シャフト24の下端部は、図1及び図2に示したように、二股に形成されており、相対向する対向片51,51で構成されている。この対向片51,51の内側面は、図3に示したように、下端側が後退しており、この後退部52,52と一般部53との間には、段差54が形成されている。
前記両対向片51,51の間には、図3から図7に示すように、リング部材55が挟持された状態で固定されており、該リング部材55は、前記対向片51,51に挟持されたウエスト部56,56と、両ウエスト部56,56を連設する円弧部57,57とによって構成されている。
このリング部材55は、図3に示したように、前記ウエスト部56の外角部が前記段差54に当接した状態で位置決め固定されており、この固定状態において、図4に示したように、前記各円弧部57,57が前記両対向片51,51間に延在し各対向片51,51間と共に円筒形状を形成するように構成されている。
前記リング部材55の前記ウエスト部56,56の上部内縁は、図3に示したように、面取りされており、前記ホルダ25の前記テーパー部41と対面するように構成されている。これにより、このテーパー部41は、前記リング部材55の面取り部58によって下方への移動が規制されるように構成されている。
前記中空シャフト24の両対向片51,51の先端部間には、有底円筒状の内ブロックとしての中間部材61が設けられている。該中間部材61の側面には、円柱状のピン62,62が対向する二箇所に貫通した状態で固定されており、外側に延出した各ピン62,62の先端は、前記中空シャフト24の前記対向片51,51に設けられた横穴63,63に移動自在に挿入されている。該横穴63,63は、横方向に延在する長穴で構成されており、当該横穴63,63の幅寸法は、前記各ピン62,62の外形寸法よりやや大径に設定されている。これにより、前記中間部材61は、図3中、Y方向64に揺動自在に支持されている。
前記中間部材61の底面71中央には、図5及び図8にも示すように、開口部72が開設されており、この開口部72には、図9にも示すような圧印体73の胴部74が遊嵌している。該胴部74には、前記ピン62,62に対応した二箇所に縦穴75,75が凹設されており、各縦穴75,75には、前記中間部材61の内側に延出した各ピン62,62の基端が挿入されている。前記各縦穴75,75は、縦方向に延在する長穴で構成されており、当該縦穴75,75の幅寸法は、前記各ピン62,62の外形寸法より大径に設定されている。これにより、前記圧印体73は、図3中、X方向76に揺動自在に支持されている。
前記圧印体73の上端部には、図5に示したように、前記胴部74より大径の頭部81が一体形成されており、前記胴部74に形成された鍔部82からは、直方体形状の整形部83が下方へ向けて延出している。該整形部83の下端面は、前記リードフレーム2に塗布された前記半田12を押圧する圧印面84を構成しており(図2参照)、当該圧印面84には、前記半田12を整形する為の矩形状の凹部85が形成されている。
そして、この圧印面84の中央には、当該圧印体73の揺動中心91が設定されており、前記中空シャフト24に前記中間部材61を介して揺動自在に支持された当該圧印体73は、前記揺動中心91を中心として揺動できるように構成されている。
すなわち、前記圧印体73の前記頭部81の天面は、前記揺動中心91を中心とした球面状に形成されており、当該天面には、中央が上方へ向けて突出した凸球面92が形成されている。この凸球面92が対向する前記ホルダ25の前記円柱部42の端面には、前記凸球面92に適合して没入した球面状の凹球面93が形成されており、前記圧印体73の前記凸球面92が前記ホルダ25の前記凹球面93に摺接することによって、前記圧印体73が前記揺動中心91を中心に前記X方向76及び前記Y方向64へ揺動できるように構成されている。
また、この印圧体73の前記胴部74及び前記頭部81の側部には、図4及び図6に示すように、前記X方向76に延在する平面部101,101が形成されており、各平面部101,101に対応する前記中間部材61の内側面には、前記平面部101,101に対向した対向面102,102が形成されている。これにより、この対向面102,102によって前記中間部材61に対して前記圧印体73の揺動方向を前記X方向76に規制する二面幅ガイド部が構成されている。
そして、前記中間部材61には、前記ピン62,62が設けられた部位の上端面が前記揺動中心91を中心とした曲面状に形成されており、当該中間部材61の上端面には、前記ピン62,62の真上部分が上方へ向けて突出した凸曲面111,111が形成されている。
この凸曲面111,111が対向する前記リング部材55の下面には、前記凸曲面111,111に対面する部位に、各凸曲面111,111に適合して没入した曲面状であって前記中間部材61の前記Y方向64への揺動を許容する凹曲面112,112が形成されている。さらに、前記中空シャフト24に設けられた前記横穴63は、前記揺動中心91を中心とした円弧状に形成されている。
これによって、前記中間部材61の前記凸曲面111が前記リング部材55の前記凹曲面112に摺接することによって、当該中間部材61が前記Y方向64に揺動するとともに、当該中間部材61に支持された前記圧印体73が、前記中間部材61に対して前記揺動中心91を中心にX方向76へ揺動できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、リードフレーム2上の半田12を押圧する圧印体73は、その揺動中心91が前記リードフレーム2に対向する圧印面84上に設定されており、前記リードフレーム2に押圧された前記圧印体73が当該リードフレーム2の表面に対して並行となるように回動する際には、前記圧印面84上に設定された揺動中心91を中心に回動することとなる。
このため、圧印体の回転軸が圧印面から離れた位置にある構造上、傾き補正動作時において、前記圧印面の母材への接地位置が傾き補正動作に伴って大きく水平方向に変位してしまう従来と比較して、母材に対する圧印体73の横ずれを抑えることができる。
したがって、整形される前記半田12の位置ずれを抑えることができるとともに、前記圧印体73による前記リードフレーム2への傷付きを防止することができる。また、前記リードフレーム2と前記圧印体73との摺接を抑えることができるので、圧印体73自体が受けるダメージを小さくすることができ、耐久性を高めることができ。
よって、母材に対する圧印面84の並行度を不具合無く維持することができる。
また、外ブロックを構成する前記中空シャフト24の内側には、内ブロックを構成する中間部材61がY方向64へ揺動自在に支持されており、この中間部材61の内側には、前記圧印体73がX方向76へ揺動自在に支持されている。このため、前記中空シャフト24に対して前記中間部材61が前記Y方向64へ揺動するとともに、前記中間部材61に対して前記圧印体73が前記X方向76へ揺動することによって、当該圧印体73を、いずれの方向へも揺動することができる。
そして、前記圧印体73の基端には、前記揺動中心91を中心とした球面状の凸球面92が設定されており、当該圧印体73の基端に対向する対向部位には、前記凸球面92に適合した凹球面93が前記凸球面92と摺接自在に設けられている。
これにより、前記対向部位に対する前記圧印体73の揺動を自由に行うことができるとともに、母材押圧時に前記圧印体73に生じた反力を、前記凸球面92を介して前記凹球面93へ分散することができる。
したがって、圧印体が回転軸を中心に回動する構造上、回動時に加わる荷重や、圧印体押圧時に生ずる反力の総てが前記回転軸に集中してしまう従来と比較して、耐久性を高めることができる。
さらに、前記中間部材61の基端には、前記揺動中心91を中心とした曲面状の凸曲面111,111が設定されており、当該中間部材61の基端に対向する対向部位には、前記凸曲面111,111に適合して没入した曲面状であって前記中間部材61の前記Y方向64への揺動を許容する凹曲面112,112が前記凸曲面111,111と摺接自在に設けられている。
このため、前記中間部材61の前記凸曲面111,111が、その対向部位に設けられた凹曲面112,112に摺動することによって、前記Y方向64への揺動を許容することができる。
そして、母材押圧時に前記圧印体73に生じた反力を、前記凸曲面111,111を介して前記凹曲面112,112へ分散することができる。
このため、圧印体が回転軸を中心に回動する構造上、回動時に加わる荷重や、圧印体押圧時に生ずる反力の総てが前記回転軸に集中してしまう従来と比較して、耐久性をさらに高めることができる。
1 スパンカー
2 リードフレーム
12 半田
23 スパンカー本体
24 中空シャフト
61 中間部材
64 Y方向
73 圧印体
76 X方向
84 圧印面
91 揺動中心
92 凸球面
93 凹球面

Claims (3)

  1. スパンカー本体に揺動自在に支持された圧印体により母材上の塗布剤を押圧して整形するスパンカー構造において、
    前記印圧体の揺動中心を、前記母材に対向する前記圧印体の圧印面近傍に設定したことを特徴とするスパンカー構造。
  2. 外ブロックの内側に内ブロックをX方向へ揺動自在に支持し、前記内ブロックの内側に前記圧印体を前記X方向と交差するY方向へ揺動自在に支持する一方、
    前記揺動中心を中心とした球面状の凸球面を前記圧印体の基端に設定し、当該圧印体の基端に対向する対向部位に前記凸球面に適合して没入した球面状の凹球面を前記凸球面と摺接可能に設けたことを特徴とする請求項1記載のスパンカー構造。
  3. 前記揺動中心を中心とした曲面状の凸曲面を前記内ブロックの基端に設定するとともに、当該内ブロックの基端に対向する対向部位に前記凸曲面に適合して没入した曲面状であって前記内ブロックの前記X方向への揺動を許容する凹曲面を前記凸曲面と摺接可能に設けたことを特徴とする請求項2記載のスパンカー構造。
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