JP2010233328A - ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】広範囲な使用温度域でステータコアの固着力を確実に維持することができ、かつ製造コストを低減することができるブラシレスモータを提供する。
【解決手段】ステータハウジング11の内周面に、コイルが巻装されたステータコア12を内嵌固定したブラシレスモータ1において、ステータハウジング11とステータコア12との間に、径方向に向かってバネ性を有する円筒部材71を介装し、円筒部材71は、この内周面に複数の内側凸条部75が形成されていると共に、外周面に複数の外側凸条部74が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】ステータハウジング11の内周面に、コイルが巻装されたステータコア12を内嵌固定したブラシレスモータ1において、ステータハウジング11とステータコア12との間に、径方向に向かってバネ性を有する円筒部材71を介装し、円筒部材71は、この内周面に複数の内側凸条部75が形成されていると共に、外周面に複数の外側凸条部74が形成されている。
【選択図】図2
Description
この発明は、ブラシレスモータに関するものである。
一般に、ブラシレスモータは、コイルが巻装されたステータと、ステータに対して回転自在に設けられ、マグネットを有するロータとで構成されており、コイルへの通電制御を行うことでロータを回転させるようになっている。ブラシレスモータは、ロータがステータの外周面側を回転する所謂アウターロータ型モータと、ロータがステータの内周面側を回転する所謂インナーロータ型モータに大別される。
インナーロータ型モータのステータは、筒状のステータハウジングと、このステータハウジングの内周面に嵌合固定されるステータコアとで構成される。ステータコアは、例えば、電磁鋼板を積層することで略円筒状に形成されるものであって、このステータコアにコイルが巻装される。
インナーロータ型モータのステータは、筒状のステータハウジングと、このステータハウジングの内周面に嵌合固定されるステータコアとで構成される。ステータコアは、例えば、電磁鋼板を積層することで略円筒状に形成されるものであって、このステータコアにコイルが巻装される。
ここで、ステータハウジングの内周面にステータコアを嵌合固定するにあたって、焼嵌め固定を採用する場合が多い。すなわち、ステータハウジングの内径をステータコアの外径よりも僅かに小さくなるように形成し、ステータコアを組み付ける際、予めステータハウジングを加熱する。そして、ステータハウジングの内径がステータコアの外径よりも大きくなるように膨張させた状態でステータハウジング内にステータコアを挿入する。この後、ステータハウジングを冷却すると、収縮したステータハウジングがステータコアを外周側から押圧するので、ステータコアを固定することができる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述の従来技術にあっては、軽量化等の要望に応じてステータハウジングをアルミダイキャストで形成した場合、このステータハウジングの線膨張係数と、電磁鋼板を積層することで形成されるステータコアの線膨張係数とで値が大きく異なってしまう。このため、使用温度条件が高くなるとステータハウジングのステータコアに対する固着力を維持するのが困難なるという課題がある。
また、広範囲な温度域においてステータハウジングのステータコアに対する固着力を維持するために、ステータコアを焼嵌め固定すると共に、ステータハウジングとステータコアとの間に接着剤を塗布することも考えられる。しかしながら、接着剤を使用する分、製造コストが嵩んでしまうという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、広範囲な使用温度域でステータコアの固着力を確実に維持することができ、かつ製造コストを低減することができるブラシレスモータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、ステータハウジングの内周面に、コイルが巻装されたステータコアを内嵌固定したブラシレスモータにおいて、前記ステータハウジングと前記ステータコアとの間に、径方向に向かってバネ性を有する筒部材を介装し、前記筒部材は、この内周面に複数の第一凸条部が形成されていると共に、外周面に複数の第二凸条部が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、ステータハウジングとステータコアとの間に、第一凸条部や第二凸条部を弾性変形させた状態で筒部材を介装させれば、高温時にステータハウジングが膨張した場合であっても第一凸条部や第二凸条部の復元力によって生じる摩擦抵抗により、ステータコアの固着力の低下を補うことができる。このため、広範囲な使用温度域でステータコアの固着力を確実に維持することができる。
また、筒部材を使用することによって、ステータハウジングとステータコアとの間に接着剤を塗布する必要が無くなるので、製造コストを低減できる。
このように構成することで、ステータハウジングとステータコアとの間に、第一凸条部や第二凸条部を弾性変形させた状態で筒部材を介装させれば、高温時にステータハウジングが膨張した場合であっても第一凸条部や第二凸条部の復元力によって生じる摩擦抵抗により、ステータコアの固着力の低下を補うことができる。このため、広範囲な使用温度域でステータコアの固着力を確実に維持することができる。
また、筒部材を使用することによって、ステータハウジングとステータコアとの間に接着剤を塗布する必要が無くなるので、製造コストを低減できる。
請求項2に記載した発明は、前記複数の第一凸条部は、軸方向に沿って形成されており、前記ステータコアの外周面には、前記第一凸条部に対応する部位に、第一溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、第一凸条部と第一溝とが互いに係合した状態になり、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動を確実に阻止することができる。このため、ステータハウジングとステータコアとの相対位置関係の経年的なずれを確実に防止できる。
ここで、例えば、ブラシレスモータにロータの回転位置を検出するための回転位置検出装置を設ける場合にあっては、ステータコアとロータとの相対位置に基づいて回転位置検出装置の角度調整を行い、この回転位置検出装置をブラケット等を介してステータハウジングに固定する場合が多い。この場合、ステータハウジングとステータコアとの相対位置が経年的にずれてしまうと、これに伴ってロータの回転位置検出精度が悪化してしまう。このため、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動を確実に阻止することで、例えば、ロータの回転位置検出精度の経年低下を防止することが可能になる。
このように構成することで、第一凸条部と第一溝とが互いに係合した状態になり、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動を確実に阻止することができる。このため、ステータハウジングとステータコアとの相対位置関係の経年的なずれを確実に防止できる。
ここで、例えば、ブラシレスモータにロータの回転位置を検出するための回転位置検出装置を設ける場合にあっては、ステータコアとロータとの相対位置に基づいて回転位置検出装置の角度調整を行い、この回転位置検出装置をブラケット等を介してステータハウジングに固定する場合が多い。この場合、ステータハウジングとステータコアとの相対位置が経年的にずれてしまうと、これに伴ってロータの回転位置検出精度が悪化してしまう。このため、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動を確実に阻止することで、例えば、ロータの回転位置検出精度の経年低下を防止することが可能になる。
請求項3に記載した発明は、前記複数の第二凸条部は、軸方向に沿って形成されており、前記ステータハウジングの内周面には、前記第二凸条部に対応する部位に、第二溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、第二凸条部と第二溝とが互いに係合した状態になり、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動をより確実に阻止することができる。このため、フェールセーフ機能を備えた信頼性の高いブラシレスモータを提供することが可能になる。
このように構成することで、第二凸条部と第二溝とが互いに係合した状態になり、ステータハウジングに対するステータコアの回転移動をより確実に阻止することができる。このため、フェールセーフ機能を備えた信頼性の高いブラシレスモータを提供することが可能になる。
本発明によれば、ステータハウジングとステータコアとの間に、第一凸条部や第二凸条部を弾性変形させた状態で筒部材を介装させれば、高温時にステータハウジングが膨張した場合であっても第一凸条部や第二凸条部の復元力によって生じる摩擦抵抗により、ステータコアの固着力の低下を補うことができる。このため、広範囲な使用温度域でステータコアの固着力を確実に維持することができる。
また、筒部材を使用することによって、ステータハウジングとステータコアとの間に接着剤を塗布する必要が無くなるので、製造コストを低減できる。
また、筒部材を使用することによって、ステータハウジングとステータコアとの間に接着剤を塗布する必要が無くなるので、製造コストを低減できる。
(ブラシレスモータ)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ブラシレスモータ1の縦断面図である。
同図に示すように、ブラシレスモータ1は、例えば、電動パワーステアリング装置(EPS;Electric Power Steering)に用いられるものであって、ステータ2と、ステータ2内に配置されたロータ3とを有し、ステータ2に固定されたブラケット4にロータ3が回転自在に支持されている。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ブラシレスモータ1の縦断面図である。
同図に示すように、ブラシレスモータ1は、例えば、電動パワーステアリング装置(EPS;Electric Power Steering)に用いられるものであって、ステータ2と、ステータ2内に配置されたロータ3とを有し、ステータ2に固定されたブラケット4にロータ3が回転自在に支持されている。
ロータ3は、中空シャフトからなる回転軸22を有し、この回転軸22の内部に不図示のラック軸が挿入可能になっている。ラック軸は、車両のギヤボックス内でラック・アンド・ピニオン機構を形成し、不図示のステアリングホイールの操作に応じてブラシレスモータ1の軸方向に移動自在になっている。ラック軸の両端は、ナックルアームなどを介して車両の車輪に連結されている。
回転軸22の一方の端部は、ブラケット4に圧入されたベアリング25に軸支されている。また、一方の端部側の外周面には、ロータ3の回転位置を検出するためのレゾルバ26の一方を構成するレゾルバロータ26aが固定されている。レゾルバロータ26aは、複数の突極(不図示)を周方向に等間隔で配置した略環状の永久磁石、または、略環状の積層鋼鈑により構成されている。
回転軸22の軸方向中央には、外周面に金属プレートの積層体32が外嵌固定され、さらにこの外周面には、マグネットホルダ34を介して瓦状のロータマグネット33が固定されている。ロータマグネット33は、複数の磁極が周方向に配置されている。
回転軸22の軸方向中央には、外周面に金属プレートの積層体32が外嵌固定され、さらにこの外周面には、マグネットホルダ34を介して瓦状のロータマグネット33が固定されている。ロータマグネット33は、複数の磁極が周方向に配置されている。
図2は、図1のA−A線に沿う断面図、図3は、ステータコア12の斜視図である。
図1〜図3に示すように、ステータ2は、略円筒形のステータハウジング11と、ステータハウジング11にバネ性を有する円筒部材71を介して内嵌固定されている略円筒状のステータコア12とで構成されている。
ステータハウジング11は、解放された両端部のそれぞれの周縁部にボルト孔13が形成されており、ブラケット4や、不図示の他のブラケットを固定できる。ブラケット4側の端部は、ブラケット4と印籠接合する際に使用されるインロー部11aが形成されている。
図1〜図3に示すように、ステータ2は、略円筒形のステータハウジング11と、ステータハウジング11にバネ性を有する円筒部材71を介して内嵌固定されている略円筒状のステータコア12とで構成されている。
ステータハウジング11は、解放された両端部のそれぞれの周縁部にボルト孔13が形成されており、ブラケット4や、不図示の他のブラケットを固定できる。ブラケット4側の端部は、ブラケット4と印籠接合する際に使用されるインロー部11aが形成されている。
ステータコア12は、周方向に分割可能な分割コア方式が用いられている。ステータコア12から分割された分割コア14は、磁性材料の板材を軸線方向に積層したり、磁性金属粉体を加圧したりすることで形成されたものであって、周方向に延びるコア本体15を有している。コア本体15は、ステータコア12の環状の磁路を形成する部分であり、かつステータハウジング11の内周面に固定される部分であって、軸方向平面視で略円弧状に形成されている。
コア本体15の周方向の両端部は、他のコア本体15に圧入によって連結される連結部15a,15bになっている。一方の連結部15aは凸形状を有し、他方の連結部15bは、一方の連結部15aを受け入れ可能な凹形状を有している。これにより、各コア本体15を連結して略円筒状のステータコア12を形成することが可能になっている。
各コア本体15の内周側には、周方向の略中央部からティース部16が径方向に沿うように回転中心に向かって一体に延設されている。ティース部16は突極であって、ここにインシュレータ6を装着した上からコイル7が巻装される。このコイル7の巻き始め端、および巻き終わり端である端末部45は、ブラケット4とは反対側(図1における右側)に向かって引き出されている。
また、ティース部16の内周側の端部には、周方向に延びる内周部17が形成されている。この内周部17の内周面には、2条の凹部18が形成されており、これら2条の凹部18によって1つのコア本体15に対して3つのティースが形成された状態になっている。
一方、各コア本体15の外周側には、周方向略中央にコア本体15の長手方向(軸方向、図3における上下方向)全体に渡って溝19が形成されている。この溝19は断面略コの字状であって、かつ長手方向に沿って形成されている。溝19には、円筒部材71に形成されている後述の内側凸条部75が挿入される。
一方、各コア本体15の外周側には、周方向略中央にコア本体15の長手方向(軸方向、図3における上下方向)全体に渡って溝19が形成されている。この溝19は断面略コの字状であって、かつ長手方向に沿って形成されている。溝19には、円筒部材71に形成されている後述の内側凸条部75が挿入される。
(円筒部材)
図4は、円筒部材71の斜視図、図5は、図4のB部拡大図、図6は、ステータコア12の平面図である。
図3〜図6に示すように、円筒部材71は、バネ性を有する金属製の板材(例えば、SUS、SPCC)により形成されたものであって、円筒部本体72を有している。円筒部本体72の内径は、ステータコア12の外径と略一致するように設定されており、ステータコア12に外嵌可能になっている。また、円筒部本体72の長手方向(軸方向)の長さL1は、ステータコア12の長手方向(軸方向)の長さL2の約半分になるように設定されている。
図4は、円筒部材71の斜視図、図5は、図4のB部拡大図、図6は、ステータコア12の平面図である。
図3〜図6に示すように、円筒部材71は、バネ性を有する金属製の板材(例えば、SUS、SPCC)により形成されたものであって、円筒部本体72を有している。円筒部本体72の内径は、ステータコア12の外径と略一致するように設定されており、ステータコア12に外嵌可能になっている。また、円筒部本体72の長手方向(軸方向)の長さL1は、ステータコア12の長手方向(軸方向)の長さL2の約半分になるように設定されている。
円筒部本体72の一方の周縁には、内フランジ部73が形成されている。この内フランジ部73は、円筒部本体72の周縁からステータコア12のインシュレータ6が装着されている部位に至るまで屈曲延出している。内フランジ部73がステータコア12のブラケット4側の一端面12a(図1参照)に当接することによって、円筒部材71の軸方向の位置決めが行われる。すなわち、円筒部材71は、ステータコア12の一端面12aから軸方向略中央に至る間を被覆するように装着される。
また、円筒部本体72の外周面には、内フランジ部73の近傍から他方の周縁に至る間に長手方向に沿って延在する複数の外側凸条部74が周方向に等間隔で形成されている。一方、円筒部本体72の内周面には、外側凸条部74の両側に対応する箇所に、内側凸条部75が形成されている。この内側凸条部75も内フランジ部73の近傍から他方の周縁に至る間に長手方向に沿って延在している。
外側凸条部74は、円筒部本体72の外周面から径方向外側に向かうに従って徐々に先細りとなるように形成され、先端に弧状面74aを有している。一方、各外側凸条部74の両側に形成されている一対の内側凸条部75,75は、それぞれ外側凸条部74の根元から径方向内側に向かって突出形成されている。内側凸条部75は、円筒部本体72の内周面から径方向内側に向かうに従って徐々に先細りとなるように形成され、先端に弧状面75aを有している。すなわち、円筒部本体72の外周面は、外側凸条部74の表面76aと、内側凸条部75の裏面77bとが露出し、凹凸を有した状態になっている。
また、外側凸条部74は、内側凸条部75よりも大きく形成されている。より具体的には、円筒部本体72から外側凸条部74の弧状面74aの頂点までの高さH1は、円筒部本体72から内側凸条部75の弧状面75aの頂点までの高さH2よりも高く設定されている。
さらに、内側凸条部75,75は、外側凸条部74の両側に位置する2つの内側凸条部75,75を対として、これらの弧状面75aの頂点がステータコア12に形成されている溝19にそれぞれ挿入されるようになっている。
さらに、内側凸条部75,75は、外側凸条部74の両側に位置する2つの内側凸条部75,75を対として、これらの弧状面75aの頂点がステータコア12に形成されている溝19にそれぞれ挿入されるようになっている。
より詳しく図7に基づいて説明する。図7は、ステータコア12、およびステータハウジング11と、円筒部材71との取り付け状態を示す説明図である。
同図に示すように、一対の内側凸条部75,75は、この弧状面75aの頂点の間隔W1がステータコア12の溝19の溝幅W2よりもやや小さくなるように設定されている。また、円筒部本体72から内側凸条部75の弧状面75aの頂点までの高さH2は、溝19の溝深さH3よりもやや小さく設定されている。このため、一対の内側凸条部75,75は、それぞれ1つの溝19に挿入された状態になる。このとき、内側凸条部75の表面77aは、溝19の角部に接触した状態になる。
同図に示すように、一対の内側凸条部75,75は、この弧状面75aの頂点の間隔W1がステータコア12の溝19の溝幅W2よりもやや小さくなるように設定されている。また、円筒部本体72から内側凸条部75の弧状面75aの頂点までの高さH2は、溝19の溝深さH3よりもやや小さく設定されている。このため、一対の内側凸条部75,75は、それぞれ1つの溝19に挿入された状態になる。このとき、内側凸条部75の表面77aは、溝19の角部に接触した状態になる。
ここで、ステータハウジング11の内周面には、外側凸条部74に対応する部位に、溝10が形成されている。この溝10は断面略コの字状であって、かつ長手方向に沿って形成されている。すなわち、外側凸条部74は、ステータハウジング11の溝10に挿入された状態になっている。溝10の溝深さH4は、溝10の底面10aが外側凸条部74の弧状面74aに当接可能に設定されている。また、溝10の溝幅W3は、溝10の角部が外側凸条部74の表面76aに接触可能に設定されている。
このような構成のもと、ステータコア12の溝19に円筒部材71の内側凸条部75が挿入されることによって、ステータコア12に対する円筒部材71の回転移動が規制される。また、ステータハウジング11の溝10に円筒部材71の外側凸条部74が挿入されることによって、ステータハウジング11に対する円筒部材71の回転移動が規制される。この結果、ステータハウジング11に対するステータコア12の回転移動が規制される。
図1に示すように、ステータコア12に巻装されている各コイル7の端末部45は、それぞれバスバーユニット46に接続されている。バスバーユニット46は、ステータハウジング11のブラケット4とは反対側に、回転軸22の周囲を取り囲むように配置されている。バスバーユニット46は、ステータハウジング11の外周部に突設された電源コネクタ47に接続されている。
電源コネクタ47の一端部には、受け部48が一体成形されている。この受け部48は、不図示の外部電源から延びる電源ケーブル(不図示)の一端部を嵌着固定可能に形成されており、外部電源から電流をバスバーユニット46に供給できるようになっている。また、電源コネクタ47の他端側には、外周にステータハウジング11の外面に密着させるツバ部49が延設されている。さらに、電源コネクタ47には、一端部から他端部に貫通するコネクタ端子64が一体成形されている。各コネクタ端子64の他端(バスバーユニット46側端)は、バスバーユニット46に電気的に接続されている。
(ブラケット)
ブラケット4は略円筒形状に形成されており、ステータハウジング11にボルト24によって締結固定されている。ブラケット4の端部には、ステータハウジング11に突き当てたときにインロー部11aに嵌合する接合部4aが一体成形されている。接合部4aの外周に刻まれた溝には、Oリングなどのパッキン23が装着されている。ブラケット4の他方の端部は、ラック軸を挿入可能に開口している。ブラケット4内には、開口側にベアリング25が圧入されている。ベアリング25よりもステータ2側には、レゾルバ26の他方を構成するレゾルバステータ26bが固定されている。ブラケット4の外周部には、レゾルバステータ26bからの電気信号を取り出すためのセンサコネクタ27が固定されている。
ブラケット4は略円筒形状に形成されており、ステータハウジング11にボルト24によって締結固定されている。ブラケット4の端部には、ステータハウジング11に突き当てたときにインロー部11aに嵌合する接合部4aが一体成形されている。接合部4aの外周に刻まれた溝には、Oリングなどのパッキン23が装着されている。ブラケット4の他方の端部は、ラック軸を挿入可能に開口している。ブラケット4内には、開口側にベアリング25が圧入されている。ベアリング25よりもステータ2側には、レゾルバ26の他方を構成するレゾルバステータ26bが固定されている。ブラケット4の外周部には、レゾルバステータ26bからの電気信号を取り出すためのセンサコネクタ27が固定されている。
レゾルバステータ26bは、磁性材料からなるプレートを積層して構成されたコア41を有し、コア41の径方向内側に向かってレゾルバコイル54が巻装されたティース(不図示)が延設されている。
このように、レゾルバロータ26a、およびレゾルバステータ26bにより構成されたレゾルバ26は、両者26a,26bの間のギャップパーミアンスがレゾルバロータ26aの回転角度と共に正弦波に変動することを利用してロータ3の回転位置を検出するようになっている。このため、レゾルバ26の検出結果は、レゾルバロータ26a、およびレゾルバステータ26bの取り付け精度に大きく影響される。
このように、レゾルバロータ26a、およびレゾルバステータ26bにより構成されたレゾルバ26は、両者26a,26bの間のギャップパーミアンスがレゾルバロータ26aの回転角度と共に正弦波に変動することを利用してロータ3の回転位置を検出するようになっている。このため、レゾルバ26の検出結果は、レゾルバロータ26a、およびレゾルバステータ26bの取り付け精度に大きく影響される。
各レゾルバコイル54の巻線の端部は、ブラケット4の外周部に突設されたセンサコネクタ27に電気的に接続されている。
センサコネクタ27は、一端部に信号ケーブルを嵌合可能な受け部61を有し、他端部がブラケット4内に挿入されている。また、他端部側の外周にブラケット4の外面に密着させるツバ部62が延設されている。さらに、センサコネクタ27には、一端部から他端部に貫通するコネクタ端子63が一体成形されており、この他端部(レゾルバステータ26b側端部)に、レゾルバコイル54が電気的に接続されている。
センサコネクタ27は、一端部に信号ケーブルを嵌合可能な受け部61を有し、他端部がブラケット4内に挿入されている。また、他端部側の外周にブラケット4の外面に密着させるツバ部62が延設されている。さらに、センサコネクタ27には、一端部から他端部に貫通するコネクタ端子63が一体成形されており、この他端部(レゾルバステータ26b側端部)に、レゾルバコイル54が電気的に接続されている。
(作用)
次に、図3、図8に基づいて、ステータ2の組み立て方法について説明する。図8は、円筒部材71の作用説明図である。
ここで、ステータハウジング11の内径は、ステータコア12の外径よりも僅かに小さくなるように設定されている。
このような状態において、まず、ステータコア12に円筒部材71を装着する。このとき、円筒部材71の内フランジ部73を手前に向けた状態で、ステータコア12に円筒部材71を挿入する。また、円筒部材71の内側凸条部75をステータコア12の溝19に合わせた状態で挿入する。そして、円筒部材71をこの内フランジ部73がステータコア12の一端面12aに当接するまで挿入する。
次に、図3、図8に基づいて、ステータ2の組み立て方法について説明する。図8は、円筒部材71の作用説明図である。
ここで、ステータハウジング11の内径は、ステータコア12の外径よりも僅かに小さくなるように設定されている。
このような状態において、まず、ステータコア12に円筒部材71を装着する。このとき、円筒部材71の内フランジ部73を手前に向けた状態で、ステータコア12に円筒部材71を挿入する。また、円筒部材71の内側凸条部75をステータコア12の溝19に合わせた状態で挿入する。そして、円筒部材71をこの内フランジ部73がステータコア12の一端面12aに当接するまで挿入する。
続いて、ステータハウジング11を加熱し、ステータハウジング11の内径がステータコア12の外径よりも大きくなるように膨張させる。そして、円筒部材71が装着されたステータコア12をステータハウジング11に挿入する。このとき、ステータコア12は、円筒部材71の内フランジ部73をステータハウジング11側に向けた状態で挿入する。また、円筒部材71の外側凸条部74をステータハウジング11の溝10に合わせた状態で挿入する。
この後、ステータハウジング11を冷却する。すると、ステータハウジング11が収縮し、円筒部材71の外側凸条部74を径方向内側に向かって押圧する(図8における矢印X参照)。円筒部材71の内側凸条部75は、外側凸条部74が押圧されて弾性変形することにより、周方向外側に向かって弾性変形する(図8における矢印Y参照)。
このため、外側凸条部74、および内側凸条部75のそれぞれに復元力が生じる。この復元力がステータハウジング11と円筒部材71との間の摩擦抵抗を増大させると共に、円筒部材71とステータコア12との間の摩擦抵抗を増大させる。摩擦抵抗を増大させる。これにより、ステータハウジング11内にステータコア12が確実に固着され、ステータ2の組み立てが完了する。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、ステータハウジング11の溝10に、円筒部材71の外側凸条部74が挿入されているので両者10,74が互いの周方向への移動を規制するように係合した状態になる。また、ステータコア12の溝19に、円筒部材71の内側凸条部75が挿入されているので両者19,75が互いに周方向への移動を規制するように係合した状態になる。このため、ステータハウジング11に対するステータコア12が回転移動を確実に防止できる。
また、各溝10,19にそれぞれ凸条部74,75が挿入されることで、これがフェールセーフとして機能し、ステータコア12の経年的なずれを防止できる。このため、レゾルバ26の検出精度の経年低下を防止することができ、信頼性の高いブラシレスモータ1を提供することが可能になる。
したがって、上述の実施形態によれば、ステータハウジング11の溝10に、円筒部材71の外側凸条部74が挿入されているので両者10,74が互いの周方向への移動を規制するように係合した状態になる。また、ステータコア12の溝19に、円筒部材71の内側凸条部75が挿入されているので両者19,75が互いに周方向への移動を規制するように係合した状態になる。このため、ステータハウジング11に対するステータコア12が回転移動を確実に防止できる。
また、各溝10,19にそれぞれ凸条部74,75が挿入されることで、これがフェールセーフとして機能し、ステータコア12の経年的なずれを防止できる。このため、レゾルバ26の検出精度の経年低下を防止することができ、信頼性の高いブラシレスモータ1を提供することが可能になる。
さらに、各凸条部74,75の復元力により、ステータハウジング11と円筒部材71との間の摩擦抵抗、および円筒部材71とステータコア12との間の摩擦抵抗が増大するので、ステータコア12が軸方向に移動することも確実に防止できる。
そして、ブラシレスモータ1の使用環境が高温下で、ステータハウジング11が膨張したとしても円筒部材71の各凸条部74,75が弾性変形した状態で組み付けられているので、弾性変形量の範囲内においてステータコア12に対する固着力を維持することが可能になる。このため、広範囲な使用温度域でステータハウジング11のステータコア12に対する固着力を維持できる。
そして、ブラシレスモータ1の使用環境が高温下で、ステータハウジング11が膨張したとしても円筒部材71の各凸条部74,75が弾性変形した状態で組み付けられているので、弾性変形量の範囲内においてステータコア12に対する固着力を維持することが可能になる。このため、広範囲な使用温度域でステータハウジング11のステータコア12に対する固着力を維持できる。
また、円筒部材71を用いてステータコア12を固定するので、従来のように、ステータハウジング11とステータコア12との間に、フェールセーフを目的として、例えば、接着剤を塗布するなどの必要がなくなる。このため、製造コストを低減できる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、自動車などの車両内に搭載される電動パワーステアリング装置にブラシレスモータ1を適用した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、他の電装品にも広くブラシレスモータ1を適用することが可能である。
例えば、上述の実施形態では、自動車などの車両内に搭載される電動パワーステアリング装置にブラシレスモータ1を適用した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、他の電装品にも広くブラシレスモータ1を適用することが可能である。
また、上述の実施形態では、ステータハウジング11の内周面に溝10を形成すると共に、ステータコア12の外周面に溝19を形成し、これら溝10,19に、それぞれ円筒部材71の各凸条部74,75を挿入した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ステータハウジング11の内周面に溝10を形成しなくてもよいし、ステータコア12の外周面に溝19を形成しなくてもよい。このように構成してもステータコア12の焼嵌め固定に加え、円筒部材71の各凸条部74,75による復元力によって生じる摩擦力によって、広範囲な使用温度域でステータコア12の固着力を十分維持することが可能である。
さらに、上述の実施形態では、円筒部材71において、円筒部本体72の長手方向の長さL1をステータコア12の長手方向の長さL2の約半分になるように設定した場合について説明した(図3参照)。しかしながら、これに限られるものではなく、ブラシレスモータ1の使用環境に応じて円筒部本体72の長さL1を設定してよい。すなわち、円筒部本体72の長さL1が長くなるほどステータハウジング11と円筒部材71との間の摩擦抵抗、および円筒部材71とステータコア12との間の摩擦抵抗が増大する。このため、ステータコア12に対して必要な固着力に応じて円筒部本体72の長さL1を設定すればよい。
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
4 ブラケット
10 溝(第二溝)
11 ステータハウジング
12 ステータコア
19 溝(第一溝)
71 円筒部材(筒部材)
74 外側凸条部(第二凸条部)
75 内側凸条部(第一凸条部)
2 ステータ
3 ロータ
4 ブラケット
10 溝(第二溝)
11 ステータハウジング
12 ステータコア
19 溝(第一溝)
71 円筒部材(筒部材)
74 外側凸条部(第二凸条部)
75 内側凸条部(第一凸条部)
Claims (3)
- ステータハウジングの内周面に、コイルが巻装されたステータコアを内嵌固定したブラシレスモータにおいて、
前記ステータハウジングと前記ステータコアとの間に、径方向に向かってバネ性を有する筒部材を介装し、
前記筒部材は、この内周面に複数の第一凸条部が形成されていると共に、外周面に複数の第二凸条部が形成されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記複数の第一凸条部は、軸方向に沿って形成されており、
前記ステータコアの外周面には、前記第一凸条部に対応する部位に、第一溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。 - 前記複数の第二凸条部は、軸方向に沿って形成されており、
前記ステータハウジングの内周面には、前記第二凸条部に対応する部位に、第二溝が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラシレスモータ。
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JP2009077596A JP2010233328A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | ブラシレスモータ |
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- 2009-03-26 JP JP2009077596A patent/JP2010233328A/ja active Pending
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