JP2010232387A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2010232387A
JP2010232387A JP2009077646A JP2009077646A JP2010232387A JP 2010232387 A JP2010232387 A JP 2010232387A JP 2009077646 A JP2009077646 A JP 2009077646A JP 2009077646 A JP2009077646 A JP 2009077646A JP 2010232387 A JP2010232387 A JP 2010232387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
state imaging
imaging device
pixels
overflow drain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009077646A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhisa Yokoyama
晴久 横山
Hiroshi Sako
宏 酒匂
Kazuhiro Yamashita
一博 山下
Mitsuo Yasuhira
光雄 安平
Yuichi Hirofuji
裕一 広藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009077646A priority Critical patent/JP2010232387A/ja
Priority to PCT/JP2010/000352 priority patent/WO2010109744A1/ja
Publication of JP2010232387A publication Critical patent/JP2010232387A/ja
Priority to US13/238,537 priority patent/US8395194B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/1462Coatings
    • H01L27/14623Optical shielding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/1464Back illuminated imager structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers
    • H01L27/14654Blooming suppression
    • H01L27/14656Overflow drain structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14625Optical elements or arrangements associated with the device
    • H01L27/14627Microlenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】ブルーミングを抑制できる固体撮像素子を提供する。
【解決手段】本発明に係る固体撮像素子100は、行列状に配置された複数の画素を有するMOS型の固体撮像素子であって、半導体基板130と、半導体基板130に形成され、半導体基板130の第1主表面から入射した光を信号電荷に変換するフォトダイオード121と、半導体基板130の第2主表面に形成され、フォトダイオード121により変換された信号電荷を転送する転送トランジスタ131と、半導体基板130の第1主表面上の複数の画素の境界上に形成される導電性の遮光膜162と、遮光膜162と電気的に接続され、半導体基板130の第1主表面に形成されるオーバーフロードレイン領域134と、オーバーフロードレイン領域134とフォトダイオード121との間に形成されるオーバーフローバリア領域136とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像素子に関し、特に、裏面照射型のMOS型の固体撮像素子に関する。
近年、CCDイメージセンサ及びMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子において、さらなる画素数増大への要求に応えるために、画素面積をさらに縮小する必要がある。それに伴い、撮像領域内の基板表面に電極及び配線を配置し、当該基板表面側より光を入射する表面照射型固体撮像素子では、電極及び配線によって光が遮られ、光電変換部(フォトダイオード)への十分な集光特性を得ることが困難になりつつある。これを解決するための技術として配線及び電極のない基板の裏面より光を入射し、基板内部で光電変換を行うことにより集光特性を向上させた裏面照射型の固体撮像素子が提案されている(例えば非特許文献1及び特許文献1参照)。
一方、固体撮像素子において強い光が照射された場合、フォトダイオードで多量の電荷が発生し、発生した電荷の電荷量が、フォトダイオードに蓄積可能な電荷量を越えることがある。この場合、隣接するフォトダイオードに当該電荷が漏れ出すことにより、本来の被写体にはない信号が出力される。この現象は一般にブルーミングと呼ばれる。このブルーミングを抑制する手段として、一般にオーバーフロードレイン構造が知られている。一例として、裏面照射型のMOS型固体撮像装置で採用されているオーバーフロードレイン構造を図10A及び図10Bに示す。
図10Aは、従来の裏面照射型のMOS型固体撮像素子10の画素構造の例を示す断面図である。この固体撮像素子10は、p型半導体基板30の内部に形成されたn型の光電変換部(フォトダイオード)21及び素子分離領域(図示せず)を備える。また、固体撮像素子10は、半導体基板30の第2主表面16(表面)上に形成されえたMOSトランジスタのゲート酸化膜(図示せず)、ゲート電極31及び32、コンタクト(図示せず)、及び配線層40を備える。また、固体撮像素子10は、半導体基板30の第1主表面15(裏面)上に形成されたカラーフィルター64及びオンチップレンズ65を備える。
このような裏面照射型固体撮像素子10のオーバーフロードレイン構造について図10Bを参照して説明する。図10Bは、図10Aに示した画素断面の内、主に半導体基板30内部の要部構造を示す断面図である。図10Bに示すように、半導体基板30には、n型フォトダイオード21から読み出された電荷を電圧に変換するためのn型フローティングディフュージョン領域33と、フォトダイオード21に過剰電荷が蓄積された時に過剰電荷をフローティングディフュージョン領域33に排出する通路となるオーバーフローバリア領域36とが形成される。ここで、オーバーフローバリア領域36の電位がその周囲のp型領域(半導体基板30)よりも高くなるように設計しておく。
フローティングディフュージョン領域33は、転送トランジスタ22と、フローティングディフュージョン領域33の電荷を排出するリセットトランジスタとに接続される。固体撮像素子10は、電荷を電圧に変換後(読み出し動作後)にリセットトランジスタをオン(導通状態)にすることにより、電源に電荷を排出する。このように従来の固体撮像素子10では、電荷読み出し時以外にはリセットトランジスタを導通状態にしておくことにより、過剰に蓄積された過剰電荷は、オーバーフローバリア領域36からフローティングディフュージョン領域33を通して排出される。これにより、他の画素のフォトダイオード21等に過剰電荷が漏れこむことはない。
T.Joy.,et al,"Development of a Production−Ready,Back−Illuminated CMOS Image Sensor with Small Pixels",IEDM2007,pp1007−1010 特開2006−49338号公報
しかしながら、フローティングディフュージョン領域33がオーバーフロードレインを兼ねる構造では、読み出し動作の時にはリセットトランジスタをオフにする必要があるため、強い入射光で発生したフォトダイオード21の過剰電荷を排出するオーバーフロードレイン動作が中断する。このため、従来の固体撮像素子10では、読み出し時に強い光が入射している場合、過剰電荷を吸収することができなくなる。これにより、従来の固体撮像素子10では、隣接する画素等への電荷の漏れこみによるブルーミングを抑制することが困難であるという課題がある。
一方で、近年、1つのフローティングディフュージョン領域33を複数のフォトダイオード21で共用する所謂多画素1セル構造の固体撮像素子が知られている。このような多画素1セル構造の固体撮像素子では、複数のフォトダイオード21で1つのフローティングディフュージョン領域33を共用しているため、読み出しのためにリセットトランジスタをオフしなければならない期間が、さらに増加する。これにより、特に、多画素1セル構造の固体撮像素子では、上述した課題が顕著となる。
そこで本発明は、ブルーミングを抑制できる固体撮像素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る固体撮像素子は、行列状に配置された複数の画素を有するMOS型の固体撮像素子であって、半導体基板と、前記各画素に含まれ、かつ前記半導体基板に形成され、かつ前記半導体基板の第1主表面から入射した光を信号電荷に変換する光電変換部と、前記各画素に含まれ、かつ前記半導体基板の前記第1主表面と反対側の第2主表面に形成され、かつ前記光電変換部により変換された信号電荷を転送する転送トランジスタと、前記半導体基板の前記第1主表面上の複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成される導電性の第1遮光膜と、前記第1遮光膜と電気的に接続され、前記半導体基板の前記第1主表面に形成されるオーバーフロードレイン領域と、前記オーバーフロードレイン領域と前記各光電変換部との間に形成されるオーバーフローバリア領域とを備える。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子は、専用のオーバーフロードレイン構造を有する。これにより、本発明に係る固体撮像素子は、画素からの電荷の読み出し時、及び電荷の蓄積時に関わらず、常に過剰電荷を排出できる。このように、本発明に係る固体撮像素子は、動作状態によらず、常にブルーミングを抑制できる。
さらに、本発明に係る固体撮像素子では、半導体基板の第1主表面側にオーバーフロードレイン構造を形成する。これにより、面積を増加させることなく、専用のオーバーフロードレイン構造を形成できる。
さらに、本発明の固体撮像素子では、遮光膜を、オーバーフロードレイン構造に電圧を供給する配線として用いる。これにより、本発明に係る固体撮像素子は、面積の増加を抑制できる。
また、前記オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成され、前記第1遮光膜は、オーバーフロードレイン領域の上方を覆ってもよい。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子では、遮光膜の下にオーバーフロードレイン構造が形成される。これにより、面積を増加させることなく、専用のオーバーフロードレイン構造を形成できる。
また、前記第1遮光膜は複数あり、前記複数の第1遮光膜は、前記複数の画素の列方向の境界毎又は行方向の境界毎に、当該境界に沿って直線状に形成されてもよい。
この構成によれば、遮光膜に形成される開口部を大きくできるので、本発明に係る固体撮像素子の感度を向上できる。
また、前記第1遮光膜は、前記複数の画素の境界上に、格子状に形成されてもよい。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子は、隣接する画素における混色を防止する効果を向上できる。
また、前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、前記各オーバーフロードレイン領域は、行方向に隣接する2つの画素の境界線と、列方向に隣接する2つの画素の境界線とが交わる格子点上に形成されてもよい。
また、前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、前記各オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向の境界上及び行方向の境界上のうちいずれか一方に形成されてもよい。
また、前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、前記各オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向又は行方向の境界上を覆うように直線状に形成されてもよい。
また、前記オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向及び行方向の境界上を覆うように格子状に形成されてもよい。
また、前記オーバーフローバリア領域のポテンシャル障壁は、前記転送トランジスタの遮断時における、当該転送トランジスタのゲート電極下のポテンシャル障壁より低くてもよい。
また、前記固体撮像素子は、さらに、前記半導体基板の前記第1主表面上の前記複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成される導電性の第2遮光膜と、前記半導体基板の前記第1主表面に形成され、前記第2遮光膜と電気的に接続される基板コンタクト領域とを備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子は、半導体基板の電位を、例えば0Vに固定できるので、ノイズの少ない画像を得ることができる。
また、前記基板コンタクト領域は、前記複数の画素の境界上に形成され、前記第2遮光膜は、前記基板コンタクト領域の上方を覆ってもよい。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子では、遮光膜の下に基板コンタクト領域が形成される。これにより、面積を増加させることなく、基板コンタクト領域を形成できる。
また、前記第1遮光膜及び前記第2遮光膜はそれぞれ複数であり、前記複数の第1遮光膜及び前記複数の第2遮光膜は、前記複数の画素の列毎又は行毎に設けられた直線状の形状を有し、前記複数の第1の遮光膜及び前記複数の第2の遮光膜は、前記複数の画素の列又は行方向に交互に配置されてもよい。
また、前記固体撮像素子は、さらに、前記光電変換部に蓄積された信号電荷を、前記転送トランジスタを介して読み出す時に、前記第2遮光膜に前記半導体基板の電位より低い電位を供給する第1駆動部を備えてもよい。
この構成によれば、本発明に係る固体撮像素子は、光電変換部内の電荷を完全に読み出せないことにより生じる残像現象を抑制できる。
また、前記固体撮像素子は、さらに、露光期間の前に、前記第1遮光膜に第1電圧を印加することにより、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出し、前記露光期間中に、前記第1遮光膜に前記第1電圧より低い第2電圧を印加することにより、前記光電変換部に電荷を蓄積させる第2駆動部を備えてもよい。
この構成によれば、オーバーフローバリア領域の電位を制御することで、所謂電子シャッター機能と呼ばれる、電気的に光電変換部に信号電荷が蓄積しない状態を作り出すことができる。これにより、本発明に係る固体撮像素子を用いることにより、高機能なカメラを実現できる。
なお、本発明は、このような固体撮像素子を製造する固体撮像素子の製造方法として実現してもよい。
さらに、本発明は、このような固体撮像素子を含む半導体集積回路(LSI)として実現したり、このような固体撮像素子を備えるカメラとして実現したりできる。
以上より本発明は、ブルーミングを抑制できる固体撮像素子を提供できる。
以下、本発明に係る固体撮像素子の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1として、裏面照射型のMOS型固体撮像素子100の構造の一例を説明する。
本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100は、基板の裏面に専用のオーバーフロードレイン構造を形成する。これにより、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100は、面積増加を抑制しつつ、ブルーミングを抑制できる。さらに、固体撮像素子100は、オーバーフロードレイン構造に電圧を供給する配線に、遮光膜を用いる。これにより、固体撮像素子100は、さらに面積増加を抑制できる。
まず、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の構成を説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100の概略構成を示すブロック図である。
図1に示す固体撮像素子100は、撮像領域101と、垂直走査部102と、水平走査部103と、駆動部104とを備える。
撮像領域101は、行列状に配置された、それぞれが入射光を電気信号に変換する複数の画素を備える。
垂直走査部102は、撮像領域101の複数の画素の行を順次選択する。
水平走査部103は、撮像領域101の複数の画素の列を順次選択する。また、水平走査部103は、垂直走査部102により選択された行、かつ当該水平走査部103により選択された列に位置する画素により変換された電気信号を出力する。
なお、駆動部104に関しては後述する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100の画素の要部の断面図である。なお、図2は、隣り合う2つの単位画素を示す。
図2に示す固体撮像素子100は、MOS型固体撮像素子である。この固体撮像素子100は、半導体基板130と、フォトダイオード121(光電変換部)と、層間絶縁膜141及び金属配線142を含む配線層140と、フォトダイオード121に蓄積された光電荷を読み出す転送トランジスタ131と、フローティングディフュージョン領域133と、オーバーフロードレイン領域134と、オーバーフローバリア領域136と、コンタクトホール151と、絶縁膜161と、遮光膜162と、保護膜163と、カラーフィルター164と、オンチップレンズ165とを備える。
また、固体撮像素子100が有する複数の画素はそれぞれ、フォトダイオード121と転送トランジスタ131とを含む。また、固体撮像素子100の各画素は、他に増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、及びアドレストランジスタ等を備えてもよい。増幅トランジスタは、フローティングディフュージョン領域133の電荷量に応じた電圧を出力する。リセットトランジスタは、フローティングディフュージョン領域133の電荷をリセットするためのトランジスタである。アドレストランジスタは、増幅トランジスタを駆動させるか否かを選択するためのトランジスタである。
半導体基板130は、例えばp型シリコンエピタキシャル基板である。半導体基板130の厚さは、固体撮像素子の仕様によるが、可視光用の固体撮像素子の場合には4〜6μmであり、近赤外線用の固体撮像素子では6〜10μm程度である。また、半導体基板130の不純物濃度は、例えば、2×1015cm-3程度である。
フォトダイオード121は、半導体基板130にAs又はPをイオン注入することによって形成されたn型領域である。このフォトダイオード121のn型不純物濃度は、例えば1×1015cm-3〜2×1016cm-3程度である。また、フォトダイオード121は、半導体基板130の第1主表面から入射した入射光Lを信号電荷に光電変換し、光電変換した信号電荷を蓄積する。
半導体基板130の光Lが入射する面(第1主表面)とは反対側の面(第2主表面)には、転送トランジスタ131及び配線層140が形成される。
転送トランジスタ131は、ゲート絶縁膜とゲート電極とを含む。ゲート絶縁膜及びゲート電極は、半導体基板130の第2主表面上に形成される。このゲート絶縁膜は、例えば、シリコン酸化膜であり、ゲート電極は、例えば、多結晶シリコン等で形成される。この転送トランジスタ131は、フォトダイオード121により変換された信号電荷をフローティングディフュージョン領域133に転送する。
なお、半導体基板130の第2主表面の撮像領域101には、他に、上述した増幅トランジスタ、リセットトランジスタ、及びアドレストランジスタ等が配置される。また、半導体基板130の第2主表面の撮像領域101以外の領域においても、垂直走査部102及び水平走査部103等を構成するトランジスタ等の素子が形成される。
配線層140は、半導体基板130の第2主表面上に形成され、層間絶縁膜141と、当該層間絶縁膜141に埋め込まれた金属配線142とを含む。
さらに、第2主表面側の半導体基板130の表面には、n型のフローティングディフュージョン領域133と、転送トランジスタ131、及びその他のトランジスタのn型のドレイン領域及びn型のソース領域が形成される。
一方、半導体基板130の第1主表面側には、n型オーバーフロードレイン領域134と、オーバーフローバリア領域136と、コンタクトホール151と、絶縁膜161と、遮光膜162と、保護膜163と、カラーフィルター164と、オンチップレンズ165とが形成される。
絶縁膜161は、半導体基板130の第1主表面上、すなわち半導体基板130の光入射面上に形成される。この絶縁膜161は、例えば酸化シリコン膜である。
遮光膜162は、絶縁膜161上に形成され、導電性を有する。例えば、遮光膜162は、タングステン又はアルミニウム又は銅で形成される。この遮光膜162は、フォトダイオード121に光が入射し得るように形成された開口部を有する。言い換えると、遮光膜162は、複数の画素の境界上の少なくとも一部にのみ形成される。
保護膜163は、遮光膜162を被覆するように絶縁膜161上に形成される。この保護膜163は、例えば窒化シリコン膜である。
カラーフィルター164は、保護膜163上に形成され、所定の波長帯域の光のみを透過する。
オンチップレンズ165は、カラーフィルター164上に形成され、入射光Lをフォトダイオード121に集光する。
次に、本発明の特徴となるオーバーフロードレイン構造について説明する。本発明のオーバーフロードレイン構造は、半導体基板130の第1主表面側に形成される。また、オーバーフロードレイン構造は、隣り合う2つの画素の境界領域に形成される。
このオーバーフロードレイン構造は、オーバーフローバリア領域136とn型オーバーフロードレイン領域134とを含む。
オーバーフロードレイン領域134は、半導体基板130の第1主表面側の表面に形成されたn型拡散領域である。このオーバーフロードレイン領域134は、遮光膜162の下に形成される。言い換えると、遮光膜162は、オーバーフロードレイン領域134の上方を覆う。また、オーバーフロードレイン領域134は、遮光膜162と電気的に接続される。
オーバーフローバリア領域136は、オーバーフロードレイン領域134と、各画素のフォトダイオード121との間に形成され、オーバーフロードレイン領域134とフォトダイオード121との間に所定のポテンシャル障壁を形成するp型領域である。
コンタクトホール151は、オーバーフロードレイン領域134と遮光膜162とを電気的に接続する。
また、図1に示す駆動部104は、遮光膜162に所望の電圧を印加する。駆動部104は、例えば、遮光膜162に一定の電圧を印加する外部電源である。なお、駆動部104は、固体撮像素子100の外部より入力された電圧(例えば、電源電圧)を、遮光膜162に供給する外部入力端子及び配線等であってもよいし、電源電圧等を用いて所定の電圧を生成する電圧源であってもよい。さらに、駆動部104は、遮光膜162に供給する電圧を時間的に変化させる機能を有してもよい。
以上の構成により、固体撮像素子100では、導電性の遮光膜162に駆動部104から所望の電圧を印加することにより、オーバーフロードレイン領域134の電位を制御できる。具体的には、半導体基板130に対して正の電圧をオーバーフロードレイン領域134に印加することにより、フォトダイオード121とオーバーフロードレイン領域134との間のオーバーフローバリア領域136の電位を制御できる。これにより、フォトダイオード121に蓄積された過剰電荷を外部電源に排出できる。
図3は、オーバーフロードレイン領域134、オーバーフローバリア領域136、フォトダイオード121、転送トランジスタ131のゲート下、及びフローティングディフュージョン領域133のポテンシャル分布を示す図である。なお、図3は、転送トランジスタ131がオフ(非導通)時であり、かつ、オーバーフロードレイン領域134に所定の電圧(例えば、電源電圧)が印加されている場合を示す。
図3に示すように、オーバーフローバリア領域136のポテンシャル障壁を、オフ時の転送トランジスタ131のゲート下のポテンシャル障壁より低くすることにより、フォトダイオード121に蓄積された過剰電荷を、オーバーフロードレイン領域134を介して排出できる。
なお、ここでは、オーバーフロードレイン領域134に電源電圧を印加するとしたが、半導体基板130の電圧(例えば0V)より高い電圧であればよく、電源電圧以上、又は電源電圧以下の電圧を印加してもよい。つまり、オーバーフローバリア領域136のポテンシャル障壁がオフ時の転送トランジスタ131のゲート下のポテンシャル障壁より低くなればよい。
また、ここでは、フォトダイオード121に蓄積された過剰電荷が、転送トランジスタ131のゲート下を経由して、フローティングディフュージョン領域133に漏れこむ場合を想定しているが、フォトダイオード121から過剰電荷がその他の経路に漏れこむ場合には、当該他の経路のポテンシャル障壁よりもオーバーフローバリア領域136のポテンシャル障壁を低くすればよい。例えば、他の経路としては、同一画素の他のトランジスタのソース領域又はドレイン領域や、隣接する画素のフォトダイオード121、フローティングディフュージョン領域133、トランジスタのソース/ドレイン領域等が想定される。なお、図3において、負の電子をキャリアとして考えているため、電位は下向きが正である。つまり、ポテンシャル障壁が高いということは、電位が低いということである。
次に、固体撮像素子100の平面構造の例について、図4A、図4B、図5A、図5B及び図5Cを参照して説明する。
図4A及び図4Bは、撮像領域101の一部の、主に遮光膜162のレイアウト例を示す平面図である。
図4Aに示すように、複数の遮光膜162が列毎に設けられる。また、各遮光膜162は、破線で示す画素の境界上に列方向(図4Aの縦方向)に沿った直線状で形成される。また、複数の遮光膜162は、撮像領域101の外部で、例えば電源電圧線に接続される。また、複数の遮光膜162の下面には、オーバーフロードレイン領域134に接続されるコンタクトホール151が形成される。なお、遮光膜162は、破線で示す画素の境界上に行方向に沿った直線状に配置されてもよい。
また、図4Bに示すように、遮光膜162は、破線で示す画素の境界上に格子状に配置されてもよい。また、格子状の遮光膜162は、撮像領域101の外部で、例えば電源電圧線に接続される。
なお、図4Bに示すように遮光膜162を格子状に形成することにより、遮光性が向上する。これにより、隣接する画素における混色を防止する効果を向上できる。
一方、図4Aに示すように遮光膜162を直線状に形成することで、遮光膜162に形成される開口部を大きくできるので、固体撮像素子100の感度を向上できる。なお、撮像領域101に、例えば、R、G、Bの三種類の画素が配置される場合には、当該三種類の画素の配置に応じて、行方向及び列方向のうち一方に隣接する画素間の混色は発生し難くなる。よって、このように複数種類の画素が配置される場合には、図4Aに示すように遮光膜162を直線状に形成することで、混色の発生を増加させることなく、固体撮像素子100の感度を向上できる。
図5A〜図5Cは、オーバーフロードレイン領域134の位置と形状の一例を示す平面図である。
例えば、図5Aに示すように、オーバーフロードレイン領域134は、行方向に隣接する2つの画素の境界線と、列方向に隣接する2つの画素の境界線とが交わる格子点上に形成される。言い換えると、4つの画素の境界上にオーバーフロードレイン領域134が形成される。なお、オーバーフロードレイン領域134は、1つの画素の4つの角のうち、1箇所のみに形成されてもよいし、対角線上に位置する2つの角に形成されてもよいし、4つの角の全てに形成されてもよい。
また、図5Bに示すように、隣接する2画素の列方向にのびる境界線上にオーバーフロードレイン領域134を形成してもよい。なお、オーバーフロードレイン領域134を隣接する2画素の行方向にのびる境界線上に形成してもよい。また、オーバーフロードレイン領域134は、1つの画素の4つの辺のうち、縦方向の2辺、又は横方向の2辺に形成されてもよいし、4つの辺の全てに形成されてもよい。
また、図5Cに示すように、破線で示す画素の境界上に直線状のオーバーフロードレイン領域134を形成してもよい。つまり、オーバーフロードレイン領域134は、複数の画素の列方向又は行方向の境界線上を覆うように直線状に形成されてもよい。
また、図示はしていないが、画素の列方向及び行方向の境界線上を覆うよう格子状のオーバーフロードレイン領域134を形成してもよい。また、オーバーフロードレイン領域134の配置は、上記以外であってもよい。
なお、オーバーフロードレイン領域134の面積を増加させることで、フォトダイオード121で発生した過剰電荷を、電源等に排出する効果が高まる。
また、遮光膜162とオーバーフロードレイン領域134との平面形状は、上記のそれぞれの構成を組み合わせた中から選択できる。
以上より、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100は、専用のオーバーフロードレイン構造を有する。これにより、固体撮像素子100は、画素からの電荷の読み出し時、及び電荷の蓄積時に関わらず、常に過剰電荷を排出できる。このように、本発明に係る固体撮像素子100は、動作状態によらず、常にブルーミングを抑制できる。
また、固体撮像素子100は、専用のオーバーフロードレイン構造を有することにより、非常に強い光が入射しても十分な過剰電荷排出効果を得られる。さらに、本発明の構造は、1つのフローティングディフュージョン領域を複数のフォトダイオードが共用する画素構成にも容易に適用できる。
また、固体撮像素子100では、半導体基板の第1主表面側(裏面)にオーバーフロードレイン構造を形成する。これにより、面積を増加させることなく、専用のオーバーフロードレイン構造を形成できる。
また、固体撮像素子100は、画素の境界部に形成された遮光膜162を有するため、半導体基板130の第1主表面側に対して斜めに入射する光線が、半導体基板130内で吸収されないまま隣の画素に達して吸収されることにより光電子の発生を抑制できる。よって、固体撮像素子100は、この光電子の発生により生じる、所謂混色を抑制できる。
また、固体撮像素子100では、遮光膜162の下にオーバーフロードレイン構造を形成する。これにより、面積を増加させることなく、専用のオーバーフロードレイン構造を形成できる。
さらに、固体撮像素子100では、遮光膜162を、オーバーフロードレイン構造に電圧を供給する配線として用いる。これにより、固体撮像素子100は、面積の増加を抑制できる。
さらに、オーバーフロードレイン領域134の電圧を時間的に制御することにより、所謂電子シャッター機能を実現することもできる。すなわち、駆動部104は、露光期間の開始前に、一旦オーバーフロードレイン領域134を高い電圧を印加することによって、フォトダイオード121内の電荷を全て排出し、また、露光時間に相当する期間内は、オーバーフロードレイン領域134の電圧を低下させることによりフォトダイオード121に光電荷を蓄積させてもよい。これにより、電気的にシャッター時間を制御できる。
ここで、半導体基板130の第2主表面(表面)にオーバーフロードレイン領域134を形成した場合には、半導体基板130の第2主表面(表面)にオーバーフロードレイン領域134を駆動するための配線を形成する必要がある。この場合には、第2主表面(表面)には光電変換された微小な信号を伝播する配線が存在するので、オーバーフロードレイン領域134を駆動するための配線からの誘導ノイズの影響を受けて、撮像画像が劣化しやすいという課題が生じる。一方、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100では、半導体基板130の第1主表面(裏面)に形成された遮光膜162を、オーバーフロードレイン領域134を駆動するための配線として利用する。よって、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100では、第2主表面の配線がノイズの影響を受けることはない。
なお、電子シャッターとしては、全画素の電荷を同時に排出する所謂グローバルシャッターとして実現してもよいし、行毎に順次電荷を排出する所謂ローリングシャッターとして実現してもよい。なお、ローリングシャッターを実現するためには、遮光膜162を行毎に独立して形成する必要がある。また、上記駆動部104は、行毎に形成された複数の遮光膜162のそれぞれに対して、順次異なるタイミングで印加されるパルス信号を生成する。
また、上記駆動部104がオーバーフロードレイン領域134に印加する、フォトダイオード121内の電荷を全て排出するための高い電圧は、上述した過剰電荷を排出する動作時の電圧より高い電圧である必要がある。例えば、過剰電荷排出時には、電源電圧を印加し、フォトダイオード121内の電荷を全て排出する際には、電源電圧より高い電圧を印加すればよい。または、フォトダイオード121内の電荷を全て排出する際には、電源電圧を印加し、過剰電荷排出時には、電源電圧より低い電圧を印加してもよい。
また、本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子100では、駆動部104は、オーバーフロードレイン領域134に任意の電圧を印加できる。これにより、オーバーフローバリア領域136の不純物濃度等の構造設計の自由度が大きいというメリットもある。
具体的には、オーバーフロードレイン領域134とフォトダイオード121との間の距離に応じて、また、実用的な電圧(例えば、電源電圧等)を印加することで、オーバーフローバリア領域136のポテンシャル障壁が転送トランジスタ131のゲート下のポテンシャル障壁より低くなるように、オーバーフローバリア領域136の不純物濃度を決定すればよい。例えば、半導体基板130の不純物濃度が2×1015cm-3の場合、オーバーフローバリア領域136には特段不純物を導入しなくても、2〜8V程度のオーバーフロードレイン電圧を印加すれば、ブルーミング抑制効果を得ることができる。但し、フォトダイオード121がオーバーフロードレイン領域134と重なり合う構成の場合には、オーバーフローバリア領域136となる領域にBなどのp型不純物をイオン注入することにより、適切なオーバーフロードレイン電圧となるようにオーバーフローバリア領域136の不純物濃度を調整してもよい。
次に、上述した固体撮像素子100の製造方法を説明する。
図6A〜図6Dは、固体撮像素子100の製造過程における構造を示す工程断面図である。
図6Aに示すように、半導体基板130内にフォトダイオード121が形成され、次に、半導体基板130の第2主表面上に、転送トランジスタ131等のトランジスタ、配線層140が順次形成される。次に、半導体基板130の第1主表面に、絶縁膜161が形成される。
次に、図6Bに示すように、絶縁膜161上にフォトレジストパターン201を形成する。次に、フォトレジストパターン201の開口部にAsを例えば1×1015cm-2〜2×1015cm-2程度イオン注入することにより、オーバーフロードレイン領域134を形成する。
ここで、オーバーフローバリア領域136は、本実施例では特段の処理を施すことなく形成される。ただし、オーバーフロードレイン領域134に印加する電圧が適切な値となるよう、半導体基板130の不純物濃度、及びフォトダイオード121の形状などを鑑みてオーバーフローバリア領域136が形成してもよい。例えば、オーバーフロードレイン領域134とフォトダイオード121との間のp型不純物濃度が高い場合には、n型不純物であるAs又はPをフォトレジストパターン201のパターン開口から、オーバーフロードレイン領域134を形成するAsよりも深い位置までイオン注入する方法がある。また、オーバーフロードレイン領域134を形成するAsのイオン注入時に、オーバーフロードレイン領域134とフォトダイオード121との間の距離が短くなるように注入エネルギーを調節する方法を利用してもよい。これらのイオン注入終了後に、イオン注入した不純物を活性化させるために400℃程度の熱処理を施す。この熱処理には、短時間のレーザーアニール等を使用することも可能である。
次に、図6Cに示すように、オーバーフロードレイン領域134上の絶縁膜161に開口部を形成後、TiN膜とアルミニウム膜とをスパッタ法により順次積層することにより積層金属膜を形成する。その後、一般的なフォトリソグラフィ技術によって、上記積層金属膜を選択的にエッチングすることにより、上述の遮光膜162の形状を形成する。
次に、図6Dに示すように、半導体基板130の第1主表面上に、例えば、窒化シリコン膜をプラズマCVD法によって堆積することにより保護膜163を形成する。堆積後に400℃程度の熱処理を施すことにより、保護膜163に含まれる水素により、遮光膜162及び絶縁膜161のドライエッチング時のダメージを回復する。これにより、暗電流、及び所謂白キズといわれる画像欠陥を低減できる。
次に、保護膜163上にカラーフィルター164及びオンチップレンズ165を形成する。
以上の工程により、図2に示す固体撮像素子100の構造が形成される。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子200は、上述した実施の形態1に係る固体撮像素子100の変形例であり、固体撮像素子100の構成に加えて、さらに、基板コンタクト領域138を備える。
図7は、本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子200の画素の要部の断面図である。図8は、オーバーフロードレイン領域134及び基板コンタクト領域138の位置と形状との一例を示す平面図である。図9は、撮像領域101の一部の、主に遮光膜162及び262のレイアウト例を示す平面図である。なお、実施の形態1に係る固体撮像素子100と同様の要素には同一の符号を付しており、重複する説明は省略する。
図7〜図9に示すように固体撮像素子200は、固体撮像素子100の構成に加え、さらに、基板コンタクト領域138と、遮光膜262と、コンタクトホール251とを備える。
基板コンタクト領域138は、半導体基板130の第1主表面の表面に形成される。この基板コンタクト領域138は、B等のp型不純物をイオン注入することにより形成されるp型拡散領域である。
遮光膜262は、遮光膜162と同様に、絶縁膜161上に形成され、導電性を有する。例えば、遮光膜262は、タングステン又はアルミニウム又は銅で形成される。この遮光膜262は、フォトダイオード121に光が入射し得るように形成された開口部を有する。言い換えると、遮光膜262には、複数の画素の境界線上にのみ形成される。また、遮光膜262は、基板コンタクト領域138の上方を覆うように形成される。
また、遮光膜262には、半導体基板130と同電位が印加される。例えば、遮光膜262には、図1に示す駆動部104により0Vが印加される(接地される)。
コンタクトホール251は、基板コンタクト領域138と遮光膜262とを電気的に接続する。
一般に撮像領域101内では、フォトダイオード121の周囲のp型領域の幅(深さ)が浅いので、撮像領域101全体のp型領域の電位を固定できない。これに対して、基板コンタクト領域138を形成することにより、撮像領域101全体のp型領域の電位を、例えば0Vに固定できる。
また、図8に示すように、例えば、基板コンタクト領域138及びオーバーフロードレイン領域134は、行方向に隣接する2つの画素の境界線と、列方向に隣接する2つの画素の境界線とが交わる格子点上に形成される。また、基板コンタクト領域138とオーバーフロードレイン領域134とは、格子点上に交互に形成される。なお、基板コンタクト領域138とオーバーフロードレイン領域134とは、千鳥状に配置されてもよいし、ストライプ状に配置されてもよい。
また、基板コンタクト領域138及びオーバーフロードレイン領域134は、隣接する2画素の列方向にのびる境界線上に形成されてもよい。また、破線で示す画素の境界上に直線状の基板コンタクト領域138及びオーバーフロードレイン領域134を、列方向又は行方向に交互に形成してもよい。
また、図9に示すように、遮光膜162及び遮光膜262は、遮光膜162は、列方向に延在するような直線状に配置される。また、遮光膜162及び遮光膜262は、行方向に交互に配置される。なお、遮光膜162及び遮光膜262は、行方向に延在するような直線状に配置されてもよい。
以上により、本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子200は、上述した実施の形態1に係る固体撮像素子100の効果に加え、基板コンタクト領域138を形成することにより、撮像領域101全体のp型領域(半導体基板130)の電位を、例えば0Vに固定できる。これにより、固体撮像素子200は、ノイズの少ない画像を得ることができる。
また、固体撮像素子200では、基板コンタクト領域138を半導体基板130の第1主表面に形成する。これにより、面積を増加させることなく、基板コンタクト領域138を形成できる。
また、固体撮像素子200では、遮光膜262の下に基板コンタクト領域138を形成する。さらに、固体撮像素子200では、遮光膜262を、基板コンタクト領域138に電圧を供給する配線として用いる。これにより、固体撮像素子200は、面積の増加を抑制できる。
また、例えば、フォトダイオード121に蓄積された電荷を読み出す時に、基板コンタクト領域138に負電位を与えることにより、フォトダイオード121内の半導体基板130の第1主表面近傍の電荷(電子)を、半導体基板130の第2主表面近傍に形成された転送トランジスタ131側に追い出すことができる。つまり、駆動部104は、フォトダイオード121に蓄積された電荷を読み出す時に、遮光膜262を介して、基板コンタクト領域138に負電位を供給してもよい。言い換えると、駆動部104は、読み出し時には、遮光膜262に負電位を供給し、それ以外の動作時には、遮光膜262に半導体基板130と同電位(例えば0V)を供給する。ここで負電位とは、半導体基板130の電位より低い電位である。
これにより、固体撮像素子200は、フォトダイオード121内の電荷が完全に読み出されないことにより生じる残像現象を抑制できる。
なお、上記実施の形態1又は2に係る固体撮像素子100及び200は、半導体集積回路であるLSIとして実現される。なお、図1に示す構成の全てが1チップ化されてもよいし、複数のチップで構成されてもよい。例えば、駆動部104のみが別チップに形成されてもよい。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、本発明は、上記固体撮像素子100及び200を備えるデジタルビデオカメラ又はデジタルスチルカメラ等のカメラとして実現してもよい。
また、上述した半導体層及び拡散領域の導電型(n型及びp型)を全て反転させてもよい。
また、上記各図は、本発明に係る固体撮像素子100又は200の構成を模式的に示す図であり、製造上の理由等により各構成が変形された構成も本発明に含まれる。例えば、垂直及び水平に記載している各構成要素の辺が、垂直及び水平から所定の角度傾いてもよい。また、各構成要素の角部及び辺を直線的に記載しているが、当該角部及び辺のうち少なくとも一部が丸みをおびてもよい。
また、上記実施の形態1〜2に係る、固体撮像素子100、200、及びその変形例の構成及び機能のうち少なくとも一部を組み合わせてもよい。
更に、本発明の主旨を逸脱しない限り、本実施の形態に対して当業者が思いつく範囲内の変更を施した各種変形例も本発明に含まれる。
本発明は、固体撮像素子に適用でき、特に、デジタルビデオカメラ及びデジタルスチルカメラ等に用いられるMOS型固体撮像素子に適用できる。
本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子におけるポテンシャル分布を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子における遮光膜の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子における遮光膜の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子におけるオーバーフロードレイン領域の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子におけるオーバーフロードレイン領域の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子におけるオーバーフロードレイン領域の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の製造過程における断面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の製造過程における断面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の製造過程における断面図である。 本発明の実施の形態1に係る固体撮像素子の製造過程における断面図である。 本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子におけるオーバーフロードレイン領域の配置例を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る固体撮像素子における遮光膜の配置例を示す平面図である。 従来の固体撮像素子の断面図である。 従来の固体撮像素子の断面図である。
10 固体撮像素子
15 第1主表面
16 第2主表面
21 フォトダイオード
22 転送トランジスタ
30 半導体基板
31、32 ゲート電極
33 フローティングディフュージョン領域
36 オーバーフローバリア領域
40 配線層
64 カラーフィルター
65 オンチップレンズ
100、200 固体撮像素子
101 撮像領域
102 垂直走査部
103 水平走査部
104 駆動部
121 フォトダイオード
130 半導体基板
131 転送トランジスタ
133 フローティングディフュージョン領域
134 オーバーフロードレイン領域
136 オーバーフローバリア領域
138 基板コンタクト領域
140 配線層
141 層間絶縁膜
142 金属配線
151、251 コンタクトホール
161 絶縁膜
162、262 遮光膜
163 保護膜
164 カラーフィルター
165 オンチップレンズ
201 フォトレジストパターン

Claims (14)

  1. 行列状に配置された複数の画素を有するMOS型の固体撮像素子であって、
    半導体基板と、
    前記各画素に含まれ、かつ前記半導体基板に形成され、かつ前記半導体基板の第1主表面から入射した光を信号電荷に変換する光電変換部と、
    前記各画素に含まれ、かつ前記半導体基板の前記第1主表面と反対側の第2主表面に形成され、かつ前記光電変換部により変換された信号電荷を転送する転送トランジスタと、
    前記半導体基板の前記第1主表面上の複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成される導電性の第1遮光膜と、
    前記第1遮光膜と電気的に接続され、前記半導体基板の前記第1主表面に形成されるオーバーフロードレイン領域と、
    前記オーバーフロードレイン領域と前記各光電変換部との間に形成されるオーバーフローバリア領域とを備える
    固体撮像素子。
  2. 前記オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成され、
    前記第1遮光膜は、オーバーフロードレイン領域の上方を覆う
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 前記第1遮光膜は複数あり、
    前記複数の第1遮光膜は、前記複数の画素の列方向の境界毎又は行方向の境界毎に、当該境界に沿って直線状に形成される
    請求項1又は2記載の固体撮像素子。
  4. 前記第1遮光膜は、前記複数の画素の境界上に、格子状に形成される
    請求項1又は2記載の固体撮像素子。
  5. 前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、
    前記各オーバーフロードレイン領域は、行方向に隣接する2つの画素の境界線と、列方向に隣接する2つの画素の境界線とが交わる格子点上に形成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、
    前記各オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向の境界上及び行方向の境界上のうちいずれか一方に形成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  7. 前記オーバーフロードレイン領域は複数あり、
    前記各オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向又は行方向の境界上を覆うように直線状に形成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  8. 前記オーバーフロードレイン領域は、前記複数の画素の列方向及び行方向の境界上を覆うように格子状に形成される
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  9. 前記オーバーフローバリア領域のポテンシャル障壁は、前記転送トランジスタの遮断時における、当該転送トランジスタのゲート電極下のポテンシャル障壁より低い
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  10. 前記固体撮像素子は、さらに、
    前記半導体基板の前記第1主表面上の前記複数の画素の境界上の少なくとも一部に形成される導電性の第2遮光膜と、
    前記半導体基板の前記第1主表面に形成され、前記第2遮光膜と電気的に接続される基板コンタクト領域とを備える
    請求項1又は2記載の固体撮像素子。
  11. 前記基板コンタクト領域は、前記複数の画素の境界上に形成され、
    前記第2遮光膜は、前記基板コンタクト領域の上方を覆う
    請求項10記載の固体撮像素子。
  12. 前記第1遮光膜及び前記第2遮光膜はそれぞれ複数であり、
    前記複数の第1遮光膜及び前記複数の第2遮光膜は、前記複数の画素の列毎又は行毎に設けられた直線状の形状を有し、
    前記複数の第1の遮光膜及び前記複数の第2の遮光膜は、前記複数の画素の列又は行方向に交互に配置される
    請求項10又は11記載の固体撮像素子。
  13. 前記固体撮像素子は、さらに、
    前記光電変換部に蓄積された信号電荷を、前記転送トランジスタを介して読み出す時に、前記第2遮光膜に前記半導体基板の電位より低い電位を供給する第1駆動部を備える
    請求項10〜12のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  14. 前記固体撮像素子は、さらに、
    露光期間の前に、前記第1遮光膜に第1電圧を印加することにより、前記光電変換部に蓄積された電荷を排出し、前記露光期間中に、前記第1遮光膜に前記第1電圧より低い第2電圧を印加することにより、前記光電変換部に電荷を蓄積させる第2駆動部を備える
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
JP2009077646A 2009-03-26 2009-03-26 固体撮像素子 Pending JP2010232387A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009077646A JP2010232387A (ja) 2009-03-26 2009-03-26 固体撮像素子
PCT/JP2010/000352 WO2010109744A1 (ja) 2009-03-26 2010-01-22 固体撮像素子
US13/238,537 US8395194B2 (en) 2009-03-26 2011-09-21 Solid-state imaging device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009077646A JP2010232387A (ja) 2009-03-26 2009-03-26 固体撮像素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010232387A true JP2010232387A (ja) 2010-10-14

Family

ID=42780446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009077646A Pending JP2010232387A (ja) 2009-03-26 2009-03-26 固体撮像素子

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8395194B2 (ja)
JP (1) JP2010232387A (ja)
WO (1) WO2010109744A1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013149712A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
US8836065B2 (en) 2013-01-08 2014-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Solid-state imaging device
JP2015060931A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ローム株式会社 光検出装置およびセンサパッケージ
WO2018173789A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像素子、電子機器
JP2020155892A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 キヤノン株式会社 撮像素子およびその制御方法、撮像装置
WO2022131109A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光検出器および電子機器

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8464952B2 (en) * 2009-11-18 2013-06-18 Hand Held Products, Inc. Optical reader having improved back-illuminated image sensor
FR2955700B1 (fr) * 2010-01-28 2012-08-17 St Microelectronics Crolles 2 Photodiode de capteur d'image
TWI439756B (zh) * 2010-11-17 2014-06-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd 面板導電膜配置系統及其方法
JP5644433B2 (ja) * 2010-12-02 2014-12-24 ソニー株式会社 固体撮像素子、および、固体撮像素子の製造方法
WO2013136981A1 (ja) * 2012-03-15 2013-09-19 ソニー株式会社 固体撮像装置、電子機器
US8940574B2 (en) * 2012-04-17 2015-01-27 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Metal grid in backside illumination image sensor chips and methods for forming the same
JP2014199898A (ja) * 2013-03-11 2014-10-23 ソニー株式会社 固体撮像素子および製造方法、並びに、電子機器
US9209216B2 (en) * 2013-08-07 2015-12-08 Globalfoundries Inc Passivation of back-illuminated image sensor
US20150097213A1 (en) * 2013-10-04 2015-04-09 Omnivision Technologies, Inc. Image sensor and pixels including vertical overflow drain
JP6274567B2 (ja) 2014-03-14 2018-02-07 キヤノン株式会社 固体撮像装置及び撮像システム
KR102410019B1 (ko) 2015-01-08 2022-06-16 삼성전자주식회사 이미지 센서
KR20170087580A (ko) * 2016-01-20 2017-07-31 삼성전자주식회사 이미지 센서 및 이를 제조하는 방법
JP2017168566A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 ソニー株式会社 固体撮像素子、および電子機器
US10818718B2 (en) * 2016-07-20 2020-10-27 Sony Corporation Light receiving element, method of manufacturing light receiving element, imaging device, and electronic apparatus
KR102401583B1 (ko) 2017-03-29 2022-05-24 삼성전자주식회사 이미지 센서
JP7134967B2 (ja) * 2017-07-27 2022-09-12 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 半導体装置および電子機器
JP2019192769A (ja) * 2018-04-25 2019-10-31 株式会社東芝 固体撮像素子
KR20220019548A (ko) 2020-08-10 2022-02-17 삼성전자주식회사 이미지 센서

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4547957A (en) * 1982-06-11 1985-10-22 Rca Corporation Imaging device having improved high temperature performance
JPS62232958A (ja) * 1986-04-03 1987-10-13 Toshiba Corp 半導体撮像素子
JP2867680B2 (ja) * 1990-10-17 1999-03-08 ソニー株式会社 固体撮像装置の駆動方法
JPH0778959A (ja) * 1993-09-09 1995-03-20 Sony Corp 固体撮像素子
JP2001127276A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Sony Corp 半導体装置及び固体撮像素子
JP2001257339A (ja) * 2000-01-06 2001-09-21 Texas Instr Japan Ltd 固体撮像装置およびその製造方法
JP4635291B2 (ja) * 2000-03-31 2011-02-23 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社 半導体装置の製造方法
JP3722367B2 (ja) * 2002-03-19 2005-11-30 ソニー株式会社 固体撮像素子の製造方法
JP4779304B2 (ja) 2004-03-19 2011-09-28 ソニー株式会社 固体撮像素子、カメラモジュール及び電子機器モジュール
JP4810806B2 (ja) * 2004-07-30 2011-11-09 ソニー株式会社 固体撮像装置
JP4680552B2 (ja) * 2004-09-02 2011-05-11 富士フイルム株式会社 固体撮像素子の製造方法
JP4742057B2 (ja) * 2007-02-21 2011-08-10 富士フイルム株式会社 裏面照射型固体撮像素子
TWI479887B (zh) * 2007-05-24 2015-04-01 Sony Corp 背向照明固態成像裝置及照相機
JP5167693B2 (ja) * 2007-05-24 2013-03-21 ソニー株式会社 固体撮像装置およびカメラ
JP2009021379A (ja) 2007-07-11 2009-01-29 Panasonic Corp 固体撮像装置およびそれを備えたカメラ、固体撮像装置の製造方法
JP5458690B2 (ja) * 2009-06-22 2014-04-02 ソニー株式会社 固体撮像装置およびカメラ
US20100327390A1 (en) * 2009-06-26 2010-12-30 Mccarten John P Back-illuminated image sensor with electrically biased conductive material and backside well
JP5509846B2 (ja) * 2009-12-28 2014-06-04 ソニー株式会社 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器
JP2011243753A (ja) 2010-05-18 2011-12-01 Panasonic Corp 固体撮像装置
JP2012084644A (ja) * 2010-10-08 2012-04-26 Renesas Electronics Corp 裏面照射型固体撮像装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013149712A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
US8836065B2 (en) 2013-01-08 2014-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Solid-state imaging device
JP2015060931A (ja) * 2013-09-18 2015-03-30 ローム株式会社 光検出装置およびセンサパッケージ
WO2018173789A1 (ja) * 2017-03-22 2018-09-27 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像素子、電子機器
KR20190129844A (ko) * 2017-03-22 2019-11-20 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 촬상 소자, 전자 기기
US10991734B2 (en) 2017-03-22 2021-04-27 Sony Semiconductor Solutions Corporation Imaging device and electronic device
KR102538711B1 (ko) * 2017-03-22 2023-06-01 소니 세미컨덕터 솔루션즈 가부시키가이샤 촬상 소자, 전자 기기
JP2020155892A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 キヤノン株式会社 撮像素子およびその制御方法、撮像装置
JP7250579B2 (ja) 2019-03-19 2023-04-03 キヤノン株式会社 撮像素子およびその制御方法、撮像装置
WO2022131109A1 (ja) * 2020-12-18 2022-06-23 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 光検出器および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20120037960A1 (en) 2012-02-16
US8395194B2 (en) 2013-03-12
WO2010109744A1 (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010109744A1 (ja) 固体撮像素子
TWI433308B (zh) 固態成像裝置及其製造方法、和電子設備
US9318520B2 (en) Solid-state image sensing device manufacturing method and solid-state image sensing device
US7855407B2 (en) CMOS image sensor and method for manufacturing the same
US8692303B2 (en) Solid-state imaging device, electronic device, and manufacturing method for solid-state imaging device
JP5564874B2 (ja) 固体撮像装置、及び電子機器
US8916917B2 (en) Solid-state imaging device
US8363141B2 (en) Solid-state image pickup device, image pickup system including the same, and method for manufacturing the same
US8803062B2 (en) Photoelectric conversion device having a light-shielding film
JP2012199489A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、及び電子機器
US8399914B2 (en) Method for making solid-state imaging device
CN1812112A (zh) 具有非平面晶体管的固态图像传感器设备及其制造方法
JP2010016114A (ja) 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器
JP2010114274A (ja) 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器
JP2013012551A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、及び電子機器
JP2008103668A (ja) 裏面照射型撮像素子及びこれを備えた撮像装置
JP2012094719A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、及び電子機器
JP4649390B2 (ja) 裏面照射型撮像素子の製造方法
TWI725484B (zh) 固態成像裝置,用於製造固態成像裝置的方法和電子設備
KR101476035B1 (ko) 고체 촬상 장치의 제조 방법 및 고체 촬상 장치
JP2009188380A (ja) イメージセンサ及びその製造方法
JP2011142188A (ja) 固体撮像素子
JP2013162077A (ja) 固体撮像装置
JP2011176366A (ja) 光電変換装置及びそれを用いた撮像システム
JP4115446B2 (ja) Cmosイメージセンサの製造方法