JP2010201395A - 酸化触媒及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば350℃の低温域であっても、優れた酸化性能を発現し得る酸化触媒及びその製造方法を提供する。
【解決手段】酸化触媒1は、ABX型ペロブスカイト構造をとり、一般式Pr(1−x)Ba(B1)O3−δ1[式中、(B1)はMn、Fe、Co等、δ1は酸素欠陥量を示し、xは0<x<1、δ1は0≦δ1≦1の関係を満足する。]で表される酸化物を含む第1触媒10と、ABX型ペロブスカイト構造をとり、一般式Pr(1−x)La(B2)O3−δ2[式中、(B2)はMn、Fe、Co等、δ2は酸素欠陥量を示し、yは0<y<1、δ2は0≦δ2≦1の関係を満足する。]で表される酸化物を含む第2触媒20とを少なくとも有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、酸化触媒及びその製造方法に関する。更に詳細には、本発明は、ABX型ペロブスカイト構造をとり、所定の成分組成で表される酸化物を含む第1触媒及び第2触媒を有する酸化触媒及びその製造方法に関する。
従来、ABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物において、原子価制御をすることによって、触媒活性を向上させることが検討されている。例えば、耐久性を向上させるために、耐還元性能の向上に効果のあるFeの含有量を多くし、ストロンチウムに代えてセリウムを置換元素とした触媒成分、La0.9Ce0.1Co0.4Fe0.63−δが提案されている。(非特許文献1参照。)。
田中、高橋、「自動車技術」、1993年、Vol.47、No.10、p.51−55
しかしながら、非特許文献1に記載された触媒のように、耐熱性を向上させる目的でFeの含有量を多くしたABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物においては、例えば350℃の低温域における酸化性能が十分ではないという問題点があった。
本発明は、このような従来技術の有する課題に鑑みてなされたものである。そして、その目的とするところは、例えば350℃の低温域であっても、優れた酸化性能を発現し得る酸化触媒及びその製造方法を提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた。
そして、その結果、ABX型ペロブスカイト構造をとり、所定の成分組成で表される酸化物を含む第1触媒及び第2触媒を有する構成とすることにより、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の酸化触媒は、次の一般式(1)で表されるABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物を含む第1触媒と、次の一般式(2)で表されるABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物を含む第2触媒とを少なくとも有することを特徴とする。
(A1(1−x)A1’)(B1)(X1)3−δ1…(1)
(式中、Aサイトに位置する(A1)はプラセオジム(Pr)、(A1’)はバリウム(Ba)、Bサイトに位置する(B1)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)及びコバルト(Co)からなる群より選ばれた少なくとも1種のもの、(X1)は酸素(O)、δ1は酸素欠陥量を示し、xは0<x<1、δ1は0≦δ1≦1の関係を満足する。)
(A2(1−x)A2’)(B2)(X2)3−δ2…(2)
(式中、Aサイトに位置する(A2)はプラセオジム(Pr)、(A2’)はランタン(La)、Bサイトに位置する(B2)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)及びコバルト(Co)からなる群より選ばれた少なくとも1種のもの、(X2)は酸素(O)、δ2は酸素欠陥量を示し、yは0<y<1、δ2は0≦δ2≦1の関係を満足する。)
また、本発明の酸化触媒の製造方法は、下記の工程(1)〜(8)を含むことを特徴とする。
(1)プラセオジム(Pr)塩及び鉄(Fe)塩を含む水溶液とアルカリ金属塩を含む水溶液とにより、水酸化物の沈殿物を形成する工程
(2)形成された沈殿物を乾燥する工程
(3)乾燥された沈殿物に、バリウム(Ba)塩を含む水溶液を含浸させ、第1触媒前駆体を形成する工程
(4)第1触媒前駆体を焼成して、第1触媒を形成する工程
(5)プラセオジム(Pr)塩及び鉄(Fe)塩を含む水溶液とアルカリ金属塩を含む水溶液とにより、水酸化物の沈殿物を形成する工程
(6)形成された沈殿物を乾燥する工程
(7)乾燥された沈殿物に、ランタン(La)塩を含む水溶液を含浸させ、第2触媒前駆体を形成する工程
(8)第2触媒前駆体を焼成して、第2触媒を形成する工程
本発明によれば、ABX型ペロブスカイト構造をとり、所定の成分組成で表される酸化物を含む第1触媒及び第2触媒を有する構成としたため、例えば350℃の低温域であっても、優れた酸化性能を発現し得る酸化触媒及びその製造方法を提供することができる。
第1の実施形態に係る酸化触媒の概略的な構成を示す説明図である。 第2の実施形態に係る酸化触媒の概略的な構成を示す説明図である。 実施例1で得られたPr−Ba−Fe酸化物のXRD分析結果である。 実施例1で得られたPr−La−Fe酸化物のXRD分析結果である。 ABX型ペロブスカイト構造をとるPr−Fe酸化物のXRD分析結果である。 実施例1の酸化触媒のXRD分析結果である。 (a)及び(b)は、リーン雰囲気下、325℃及び350℃における各例の酸化触媒のCO転化率を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態に係る酸化触媒及びその製造方法について詳細に説明する。
本発明の実施の形態の酸化触媒は、第1触媒と、第2触媒とを少なくとも有するものである。
そして、第1触媒は、ABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物であり、次の一般式(1)で表される。
(A1(1−x)A1’)(B1)(X1)3−δ1…(1)
(式中、Aサイトに位置する(A1)はプラセオジム(Pr)、(A1’)はバリウム(Ba)、Bサイトに位置する(B1)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)若しくはコバルト(Co)又はこれらの任意の組み合わせに係るもの、(X1)は酸素(O)、δ1は酸素欠陥量を示し、xは0<x<1、δ1は0≦δ1≦1の関係を満足する。)
また、第2触媒は、ABX型ペロブスカイト構造をとる酸化物であり、次の一般式(2)で表される。
(A2(1−x)A2’)(B2)(X2)3−δ2…(2)
(式中、Aサイトに位置する(A2)はプラセオジム(Pr)、(A2’)はランタン(La)、Bサイトに位置する(B2)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)若しくはコバルト(Co)又はこれらの任意の組み合わせに係るもの、(X2)は酸素(O)、δ2は酸素欠陥量を示し、yは0<y<1、δ2は0≦δ2≦1の関係を満足する。)
このような酸化触媒とすることにより、例えば350℃の低温域であっても、優れた酸化性能を発揮することができる。つまり、原子価制御を行うに当たり、1種類の触媒において酸化と還元のバランスをとって触媒活性を向上させるのではなく、2種類の触媒において酸化と還元のバランスがとれるように原子価制御を行うことによって、1種類の触媒では得られない優れた触媒活性を得ることができる。
また、第1触媒及び第2触媒は、例えば350℃の低温域であっても、より確実に優れた酸化性能を発揮することができるという観点からは、混合物を形成していることが望ましいが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば第1触媒及び第2触媒が後述する一体構造型担体上に積層構造を形成していてもよい。
ここで、「第1触媒及び第2触媒が混合物を形成している」とは、例えば酸化触媒を走査型電子顕微鏡(SEM)や電子プローブマイクロ分析装置(EPMA)により観察したときに、それらの写真や処理画像に第1触媒及び第2触媒が観察されることをいう。
更に、特に限定されるものではないが、第1触媒及び第2触媒の合計質量(M+M)に対する第1触媒の質量(M)の比[M/(M+M)]は、0より大きく、0.8より小さいことが好ましく、0.25以上、0.70以下であることがより好ましく、0.40以上、0.60以下であることが更に好ましい。
上述の好ましい範囲であると、例えば350℃の低温域であっても、より優れた酸化性能を発揮することができる。
更に、特に限定されるものではないが、例えば第1触媒と第2触媒とは、酸素分圧に対する酸化性能が異なるものであることが望ましい。
具体的には、例えば、リッチ雰囲気からリーン雰囲気において、第1触媒が酸素分圧を上げても酸化性能があまり変化しないものであり、第2触媒が酸素分圧を上げると酸化性能が向上するものであることが望ましい。換言すれば、リッチ雰囲気からリーン雰囲気において、第1触媒が酸素脱離反応が触媒反応において律速であるものであり、第2触媒が酸素吸収反応が触媒反応において律速であるものであることが望ましい。
また、より具体的には、例えば、第1触媒と第2触媒とが、リッチ雰囲気下(A/F<14.6)においては第1触媒の酸化性能が相対的に高く、リーン雰囲気下(A/F>14.6)においては第2触媒の酸化性能が相対的に高いという関係を満足するものであることが望ましい。
現時点においては、このような酸化性能の傾向を示す第1触媒と第2触媒とを組み合わせることにより、酸化還元サイクルが加速して、より酸化性能が向上すると推測しているが、本発明は、このような第1触媒と第2触媒との組み合わせに必ずしも限定されるものではない。
なお、このような酸化性能の違いは、例えば各種の触媒について、リッチ雰囲気下からリーン雰囲気下において酸素分圧に対するCO転化率を測定することにより判別することができる。
また、Pr−Ba−Fe酸化物を含む第1触媒とPr−La−Fe酸化物を含む第2触媒とは、酸素分圧に対する酸化性能が異なるものであり、リッチ雰囲気下においては第1触媒の酸化性能が相対的に高く、リーン雰囲気下においては第2触媒の酸化性能が相対的に高いという関係を満足するものである。更に、リッチ雰囲気からリーン雰囲気において、第1触媒が酸素分圧を上げても酸化性能があまり変化しないものであり、第2触媒が酸素分圧を上げると酸化性能が向上するものである。
なお、Pr−Ba−Fe酸化物からなる第1触媒とPr−La−Fe酸化物からなる第2触媒とについても同様である。
以下、本発明の若干の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る酸化触媒の概略的な構成を示す説明図である。同図に示すように、第1の実施形態の酸化触媒1は、ABX型ペロブスカイト構造をとり、上述した一般式(1)で表される酸化物を含む第1触媒10とABX型ペロブスカイト構造をとり、上述した一般式(2)で表される酸化物を含む第2触媒20とを有するものである。
また、第1触媒10と第2触媒20とは、混合物を形成している。
第1触媒としては、上述した一般式(1)で表される酸化物を含むものであれば、特に限定されるものではないが、Bサイトに位置するB1は、350℃の低温域であっても、より優れた酸化性能を発揮することができ、更に、排ガス中のNOを浄化でき、且つ人体への影響が少ないという観点から、鉄(Fe)であることが望ましい。
また、特に限定されるものではないが、上述した一般式(1)において、xが0<x≦0.8であることが好ましく、0.1≦x≦0.4であることがより好ましい。
上述の好ましい範囲内であると、350℃の低温域であっても、より優れた酸化性能を発揮することができ、更に、リッチ雰囲気下の酸化性能が向上する傾向にある。
更に、特に限定されるものではないが、第1触媒は、その平均粒径が10nm〜2μmであることが、酸化性能の向上の観点から好ましい。
なお、平均粒径としては、ランタンを含有する粒子が、ほぼ均一に分散していることが観察されることから、SEMやEPMAなどによる任意の観察領域における写真や処理画像から直接測定、算出したものを適用することができる。
第2触媒としては、上述した一般式(2)で表される酸化物を含むものであれば、特に限定されるものではないが、Bサイトに位置するB2は、350℃の低温域であっても、より優れた酸化性能を発揮することができ、更に、排ガス中のNOを浄化でき、且つ人体への影響が少ないという観点から、鉄(Fe)であることが望ましい。
また、特に限定されるものではないが、上述した一般式(2)において、yが0<y≦0.8であることが好ましく、0.1≦y≦0.4であることがより好ましい。
上述の好ましい範囲内であると、350℃の低温域であっても、より優れた酸化性能を発揮することができ、更に、リーン雰囲気下での酸化性能が向上する傾向にある。
更に、特に限定されるものではないが、第2触媒は、その平均粒径が10nm〜2μmであることが、酸化性能の向上の観点から好ましい。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る酸化触媒の概略的な構成を示す説明図である。また、第1の実施形態において説明したものと同等のものについては、それらと同一の符号を付して説明を省略する。
同図に示すように、第2の実施形態の酸化触媒1’は、ABX型ペロブスカイト構造をとり、上述した一般式(1)で表される酸化物を含む第1触媒10と、ABX型ペロブスカイト構造をとり、上述した一般式(2)で表される酸化物を含む第2触媒20と、無機基材30とを含有するものである。
また、第1触媒10と第2触媒20とは、混合物を形成している。
そして、無機基材30は、第1触媒10や第2触媒20を包囲ないし固定している。
ここで、無機基材としては、例えばアルミニウム(Al)、ジルコニウム(Zr)、チタン(Ti)、ケイ素(Si)又はタングステン(W)を含む無機酸化物を挙げることができる。このような構成とすることにより、第1触媒及び第2触媒は、活性点としてより効果的に機能することができる。このような無機基材としては、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化ケイ素、酸化タングステンなどの酸化物を含むものを挙げることができる。更に、上記無機基材として、アルミナ、ジルコニア、チタニア、シリカ又は酸化タングステンを混合して使用してもよい。また、二種類以上の上記無機酸化物が固溶した酸化物を使用してもよい。
その中でも、ジルコニア、チタニア、シリカ及び酸化タングステンは、上記第1触媒及び第2触媒と複合酸化物(固溶体)を形成しにくい。従って、例えば、上記第1触媒と第2触媒とは、上記酸化物中に分散した状態で担持することができる。具体的には、図2に示すように、上記第1触媒10及び第2触媒20の粒子が、ジルコニア、チタニア、シリア、酸化タングステンなどの無機基材30の粒子により隔てられた区画内に内包されていることが好ましい。このように、上記酸化触媒において、第1触媒10及び第2触媒20が無機基材30により隔てられた区画内に含まれることにより、無機基材30により隔てられた区画を越えて第1触媒10や第2触媒20の粒子同士が直接接触し、肥大化することを防止できる。そのため、高温状態でも第1触媒10や第2触媒20の表面積の低下を抑制し、酸化性能を維持することができる。
なお、図示しないが、上記無機基材が多孔質体の場合には、第1触媒及び第2触媒の粒子の全体を包囲していてもよい。しかし、無機基材が多孔質体でない場合には、粒子全体を包囲した場合、第1触媒及び第2触媒の粒子と排気ガスとの接触率が低下するおそれがある。そのため、図2に示すように、第1触媒及び第2触媒の粒子を部分的に包囲し、隣接する第1触媒及び第2触媒の粒子同士が直接接触しないようにすることが好ましい。
上述のように無機基材を含有することにより、第1触媒及び第2触媒は、活性点としてより効果的に機能することができる。例えば、高温条件下、長時間の使用により起こり得る、第1触媒や第2触媒の凝集を抑制することができる。これにより、第1触媒や第2触媒は、高温条件下、長時間の使用時であっても、活性点としてより効果的に機能することができる。特に、高温条件下での安定性の観点からは、無機基材として酸化ジルコニウムを適用することが好ましい。
上述した第1の実施形態に係る酸化触媒の製造方法の具体例について詳細に説明する。
第1触媒及び第2触媒は、例えば沈殿法及び含浸法により調製することができる。
まず、プラセオジム(Pr)塩及び鉄(Fe)塩を含む水溶液とアルカリ金属塩を含む水溶液とにより、水酸化物の沈殿を形成する工程としては、具体的には、プラセオジム(Pr)及び鉄(Fe)の金属塩の水溶液を撹拌しながら沈殿剤を添加し、沈殿物を生成させる。また、逆に、沈殿剤の水溶液に金属塩の水溶液を添加し、沈殿物を生成させてもよい。金属塩としては、上記金属の硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩などを用いることができる。また、沈殿剤としては、炭酸ナトリウム水溶液や水酸化ナトリウム水溶液を用いることができ、これにより水酸化物からなる沈殿物を得ることができる。
また、形成された沈殿物を乾燥する工程としては、具体的には、不必要な成分を取り除くために、上記沈殿物を蒸留水などで洗浄、ろ過を繰り返す。その後、洗浄した沈殿物を乾燥する。
更に、第1触媒前駆体又は第2触媒前駆体を形成する工程としては、具体的には、乾燥された沈殿物を、バリウム(Ba)塩又はランタン(La)塩を含む水溶液に浸漬し、バリウム(Ba)塩やランタン(La)塩の水溶液を含浸、担持させる。
更にまた、第1触媒又は第2触媒を形成する工程としては、具体的には、得られた第1触媒前駆体又は第2触媒前駆体を400〜1200℃、好ましくは850℃以上の温度で焼成する。
なお、必要に応じて、平均粒子径を1nm〜2μmにするために、焼成後の第1触媒や第2触媒を粉砕する。粉砕は、ボールミルやビーズミルを使用することができる。なお、平均粒子径は、例えば、動的光散乱法を実行する動的光散乱式粒径分布測定装置(株式会社 堀場製作所製、LB−550)を用いて測定することができる。平均粒子径と上述した平均粒径とは、サイズの傾向としてはほぼ対応させることができる。つまり、作製時における平均粒子径を小さくすれば、製品における平均粒径も小さくなる。
また、必要に応じて、第1触媒及び第2触媒の混合物を形成するために、焼成後の第1触媒と第2触媒とを混合する。混合は、通常の混合機を使用することができ、ボールミルやビーズミルを使用することもできる。
なお、上記第1触媒及び第2触媒の製造方法は、上記の製造方法に限定されるものではなく、例えば沈殿法により調製することができる。
具体的には、まず、プラセオジム(Pr)、鉄(Fe)、バリウム(Ba)又はランタン(La)などの金属塩の水溶液を撹拌しながら沈殿剤を添加し、沈殿物を生成させる。また、逆に、沈殿剤の水溶液に金属塩の水溶液を添加し、沈殿物を生成させてもよい。金属塩としては、上記金属の硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩などを用いることができる。また、沈殿剤としては、炭酸ナトリウム水溶液や水酸化ナトリウム水溶液を用いることができ、これにより水酸化物からなる沈殿物を得ることができる。次に、不必要な成分を取り除くために、上記沈殿物を蒸留水などで洗浄、ろ過を繰り返す。その後、洗浄した沈殿物を乾燥し、焼成する。更に、必要に応じて、平均粒子径を1nm〜2μmにするために、焼成後の第1触媒や第2触媒を粉砕する。粉砕は、ボールミルやビーズミルを使用することができる。更にまた、必要に応じて、第1触媒及び第2触媒の混合物を形成するために、焼成後の第1触媒と第2触媒とを混合する。混合は、通常の混合機を使用することができ、ボールミルやビーズミルを使用することもできる。
また、第1触媒及び第2触媒の製造方法は、上記の製造方法に限定されるものではなく、例えば高周波誘導加熱を利用することにより調製することができる。
なお、高周波誘導加熱とは、交流電源に接続されたコイルの中に上記金属を挿入すると、コイルと金属が離れているにもかかわらず金属自体が発熱する現象である。つまり、交流電流によって被加熱物たる金属の表面付近に高密度の渦電流が発生し、そのジュール熱で被加熱物が発熱する現象である。なお、高周波誘導加熱は、市販の高周波誘導加熱装置を用いて行うことができる。
具体的には、上記金属の酸化物は、酸素ガス中で、上記金属を高周波誘導加熱して蒸発させる。そして、蒸発した金属と酸素ガスを反応させることで、上記金属の酸化物を得ることができる。また、必要に応じて、得られた金属酸化物をビーズミル等で粉砕してもよい。更に、必要に応じて、第1触媒及び第2触媒の混合物を形成するために、焼成後の第1触媒と第2触媒とを混合する。混合は、通常の混合機を使用することができ、ボールミルやビーズミルを使用することもできる。
このように、第1触媒及び第2触媒は、含浸法や沈殿法、高周波誘導加熱などを利用することにより調製することができる。しかし、これらの製造方法に限定されるわけではなく、上記第1触媒及び第2触媒を得ることができれば、いかなる方法でも使用することができる。例えば、沈殿法において沈殿剤としてアルカリ金属塩の水溶液を挙げたが、これらに限定されるものではなく、例えばアンモニア水溶液を適用することもできる。
次に、上述した第2の実施形態に係る酸化触媒の製造方法の具体例について詳細に説明する。
まず、上述のように調製した第1触媒及び第2触媒を溶媒中に分散させ、スラリを調製する。例えば溶媒としては水を用いることができる。次に、上記無機基材の前駆体を溶媒に分散させたスラリを別途調製する。前駆体としては、上記無機基材がアルミナである場合にはアルミナゾル、ジルコニアである場合にはジルコニアゾル、チタニアの場合にはチタニアゾル、シリカの場合にはシリカゾルを使用できる。次に、第1触媒及び第2触媒を微粒子状で含有しているスラリと、前駆体のスラリとを混合し、高速撹拌することにより、無機基材の前駆体で第1触媒及び第2触媒の微粒子を包囲する。その後、前駆体により包囲された第1触媒及び第2触媒を含むスラリを乾燥、焼成することにより、酸化触媒を得ることができる。
また、上記前駆体の代わりに、無機基材をビーズミルで粉砕することにより調製したスラリを用いることもできる。具体的には、無機基材としてのジルコニア、チタニア、シリカ、酸化タングステン等を、ビーズミルを用いて、500nm以下、より具体的には60〜150nm程度まで粉砕して、無機基材のスラリを調製する。そして、この無機基材のスラリと、第1触媒及び第2触媒を微粒子状で含有しているスラリとを混合し、高速撹拌することにより、無機基材の微粒子で第1触媒及び第2触媒の微粒子を包囲する。その後、無機基材の微粒子により包囲された第1触媒及び第2触媒を含むスラリを乾燥、焼成することにより、酸化触媒を得ることができる。
なお、図示しないが、例えば得られた酸化触媒を含むスラリを一体構造型担体にコートして酸化触媒を含む触媒層を有する一体構造型の酸化触媒を形成してもよい。また、これに限定されるものではなく、例えば酸化触媒の前駆体の一例であるスラリを一体構造型担体に直接コートして酸化触媒を含む触媒層を有する一体構造型の酸化触媒を形成してもよい。更に、例えば得られた第1触媒を含むスラリ及び得られた第2触媒を含むスラリを別途調製し、これらを一体構造型担体に順次コートして、一体構造型担体上に積層構造を形成してもよい。
ここで、一体構造型担体としては、コーディエライトなどのセラミックスやフェライト系ステンレスなどの金属等の耐熱性材料から成るモノリス担体やハニカム担体が用いられる。
以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<Pr−Ba−Fe酸化物の調製>
硝酸鉄と硝酸プラセオジムとを、Fe:Pr=1:1(金属原子比)となるように秤量し、蒸留水に投入し、撹拌し、溶解させた。次いで、得られた溶液のpHを確認できるようにpHメーター(YOKOGAWA社製、MODEL PH81)を設置した。次いで、得られた溶液に別途用意した炭酸ナトリウム水溶液をゆっくりと滴下し、pH8.0〜8.5の間になるようにして、沈殿を形成させた。その後、一晩熟成させた。次いで、熟成により得られた沈殿物を吸引ろ過により分離した。次いで、ろ過により得られた沈殿物を蒸留水により洗浄した。なお、洗浄に際しては、洗浄後の蒸留水を受ける容器に硝酸を添加しておき、容器において硝酸と炭酸ナトリウムから発生する炭酸の発泡がなくなるまで、洗浄を繰り返した。次いで、洗浄して得られた沈殿物を80℃で一晩乾燥させた。更に、得られた乾燥物に、酢酸バリウム水溶液を含浸させ、80℃で一晩乾燥させた。その後、得られた乾燥物をマッフル炉において、空気中、1000℃で3時間焼成し、空気中で室温まで冷却して、本例で用いるPr−Ba−Fe酸化物を得た。
なお、このときのプラセオジムとバリウムと鉄の金属原子比は、仕込んだ原料比でPr:Ba:Fe=1:0.5:1である。
<Pr−La−Fe酸化物の調製>
硝酸鉄と硝酸プラセオジムとを、Fe:Pr=1:1(金属原子比)となるように秤量し、蒸留水に投入し、撹拌し、溶解させた。次いで、得られた溶液のpHを確認できるようにpHメーター(YOKOGAWA社製、MODEL PH81)を設置した。次いで、得られた溶液に別途用意した炭酸ナトリウム水溶液をゆっくりと滴下し、pH8.0〜8.5の間になるようにして、沈殿を形成させた。その後、一晩熟成させた。次いで、熟成により得られた沈殿物を吸引ろ過により分離した。次いで、ろ過により得られた沈殿物を蒸留水により洗浄した。なお、洗浄に際しては、洗浄後の蒸留水を受ける容器に硝酸を添加しておき、容器において硝酸と炭酸ナトリウムから発生する炭酸の発泡がなくなるまで、洗浄を繰り返した。次いで、洗浄して得られた沈殿物を80℃で一晩乾燥させた。更に、得られた乾燥物に、酢酸ランタン水溶液を含浸させ、80℃で一晩乾燥させた。その後、得られた乾燥物をマッフル炉において、空気中、1000℃で3時間焼成し、空気中で室温まで冷却して、本例で用いるPr−La−Fe酸化物を得た。
なお、このときのプラセオジムとランタンと鉄の金属原子比は、仕込んだ原料比でPr:La:Fe=1:0.1:1である。
また、得られたPr−Ba−Fe酸化物及びPr−La−Fe酸化物を、次に示す装置及び条件で、X線回折(XRD)分析に供した。得られた結果を図3及び図4に示す。
・装置名:マックサイエンス社製 X線回折装置(MXP18VAHF)
・電圧、電流:40kV、300mA
・X線波長:CuKα
また、図5に、ABX型ペロブスカイト構造をとるPr−Fe酸化物のXRD分析結果を示す。
図5と図3及び図4とを比較するとほぼ同じピークが検出できているため、得られたPr−Ba−Fe酸化物及びPr−La−Fe酸化物はABX型ペロブスカイト構造をとっていることが確認された。
<酸化触媒の調製>
得られたPr−Ba−Fe酸化物とPr−La−Fe酸化物とを、Pr−Ba−Fe酸化物:Pr−La−Fe酸化物=0.5:0.5(質量比)となるように秤量し、乳鉢にて10分間混合して、本例の酸化触媒を得た。本例の酸化触媒の平均粒径は1.8μmであった。得られた酸化触媒のXRD分析結果を図6に示す。
(実施例2)
実施例1の酸化触媒の調製において、実施例1で得られたPr−Ba−Fe酸化物とPr−La−Fe酸化物とを、Pr−Ba−Fe酸化物:Pr−La−Fe酸化物=0.25:0.75(質量比)となるように秤量したこと以外は、実施例1と同様の操作を繰り返して、本例の酸化触媒を得た。
(実施例3)
実施例1の酸化触媒の調製において、実施例1で得られたPr−Ba−Fe酸化物とPr−La−Fe酸化物とを、Pr−Ba−Fe酸化物:Pr−La−Fe酸化物=0.75:0.25(質量比)となるように秤量したこと以外は、実施例1と同様の操作を繰り返して、本例の酸化触媒を得た。
(比較例1)
実施例1の酸化触媒の調製において、実施例1で得られたPr−Ba−Fe酸化物とPr−La−Fe酸化物とを、Pr−Ba−Fe酸化物:Pr−La−Fe酸化物=0:1(質量比)となるように秤量したこと以外は、実施例1と同様の操作を繰り返して、本例の酸化触媒を得た。
(比較例2)
実施例1の酸化触媒の調製において、実施例1で得られたPr−Ba−Fe酸化物とPr−La−Fe酸化物とを、Pr−Ba−Fe酸化物:Pr−La−Fe酸化物=1:0(質量比)となるように秤量したこと以外は、実施例1と同様の操作を繰り返して、本例の酸化触媒を得た。
上記各例の仕様の一部を表1に示す。
Figure 2010201395
[性能評価]
上記各例の酸化触媒0.2gを秤量して、以下に示す反応試験を行った。
(反応試験)
ガラス反応管に実施例1の酸化触媒0.2gを設置し詰め、下記条件の下、触媒分析装置(日本ベル株式会社製、BELCAT)を用いて、反応試験を行った。また、実施例2、実施例3、比較例1及び比較例2についても同様の反応試験を行った。
・ガス組成:CO;0.5体積%、O;0.5体積%、He;バランス
・温度 :325℃、350℃
・ガス流量:50cm/分
・検出方法:Q・mass
そして、以下の式[1]によりCO転化率(%)を算出することにより、性能を評価した。得られた結果を表1に併記すると共に、図7(a)及び(b)に示す。
Figure 2010201395
表1及び図7から分かるように、本発明の範囲に属する実施例1〜実施例3の酸化触媒は、本発明外の比較例1及び実施例2の酸化触媒よりも、優れた酸化性能を発揮することが分かる。
特に、実施例1及び実施例2の酸化触媒は、325℃や350℃の低温域において、優れた酸化性能を発揮することが分かる。
1,1’ 酸化触媒
10 第1触媒
20 第2触媒

Claims (5)

  1. ABX型ペロブスカイト構造をとり、次の一般式(1)
    (A1(1−x)A1’)(B1)(X1)3−δ1…(1)
    (式中、Aサイトに位置する(A1)はプラセオジム(Pr)、(A1’)はバリウム(Ba)、Bサイトに位置する(B1)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)及びコバルト(Co)からなる群より選ばれた少なくとも1種のもの、(X1)は酸素(O)、δ1は酸素欠陥量を示し、xは0<x<1、δ1は0≦δ1≦1の関係を満足する。)で表される酸化物を含む第1触媒と、
    ABX型ペロブスカイト構造をとり、次の一般式(2)
    (A2(1−x)A2’)(B2)(X2)3−δ2…(2)
    (式中、Aサイトに位置する(A2)はプラセオジム(Pr)、(A2’)はランタン(La)、Bサイトに位置する(B2)はマンガン(Mn)、鉄(Fe)及びコバルト(Co)からなる群より選ばれた少なくとも1種のもの、(X2)は酸素(O)、δ2は酸素欠陥量を示し、yは0<y<1、δ2は0≦δ2≦1の関係を満足する。)で表される酸化物を含む第2触媒と
    を少なくとも有することを特徴とする酸化触媒。
  2. 上記第1触媒及び上記第2触媒が、混合物を形成していることを特徴とする請求項1に記載の酸化触媒。
  3. 上記第1触媒及び上記第2触媒の合計質量(M+M)に対する上記第1触媒の質量(M)の比[M/(M+M)]が、0より大きく0.8より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の酸化触媒。
  4. 上記(B1)及び上記(B2)が、鉄(Fe)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の酸化触媒。
  5. (1)プラセオジム(Pr)塩及び鉄(Fe)塩を含む水溶液とアルカリ金属塩を含む水溶液とにより、水酸化物の沈殿物を形成する工程と、
    (2)形成された沈殿物を乾燥する工程と、
    (3)乾燥された沈殿物に、バリウム(Ba)塩を含む水溶液を含浸させ、第1触媒前駆体を形成する工程と、
    (4)第1触媒前駆体を焼成して、第1触媒を形成する工程と、
    (5)プラセオジム(Pr)塩及び鉄(Fe)塩を含む水溶液とアルカリ金属塩を含む水溶液とにより、水酸化物の沈殿物を形成する工程と、
    (6)形成された沈殿物を乾燥する工程と、
    (7)乾燥された沈殿物に、ランタン(La)塩を含む水溶液を含浸させ、第2触媒前駆体を形成する工程と、
    (8)第2触媒前駆体を焼成して、第2触媒を形成する工程と
    を含むことを特徴とする酸化触媒の製造方法。
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