JP2010200049A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ漏れを防止し、シールド効果を向上させた電子機器を提供すること。
【解決手段】本発明は、一方の面70aに基準電位パターン72が形成された回路基板70と、回路基板70の一方の面70a側に配置される板状のベース部61と、ベース部61から基準電位パターン72側に突出して形成されるリブ部62と、リブ部62に連結される爪部63と、を有する導電性のケース部材60と、を備え、リブ部62は、基準電位パターン72と接触可能な接触部64を有し、爪部63は、基準電位パターン72と接触部64とが電気的に接続した状態において、回路基板70の他方の面70bと係合する、ことを特徴とする電子機器1に関する。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯電話機等の電子機器に関する。
携帯電話機などの電子機器には、筐体の内部に電子部品が搭載(実装)された回路基板が内蔵されている。回路基板に搭載される電子部品には、例えば、無線通信用の高周波回路部品のように電磁波などのノイズに影響を受けやすいものも多い。このようなノイズに影響を受けやすい電子部品については、導電性のシールドケース(ケース部材)で覆って、ノイズをシールド(遮蔽)する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−67524号公報
ここで、導電性のケース部材は、通常、ネジ部材により回路基板に固定される。回路基板にシールドケースをネジ留めすると、ネジ留めによる応力で回路基板が撓んでしまう。このような回路基板の撓みは、回路基板の撓んだ部分とシールドケースとの間に隙間を生じさせ、この隙間からノイズが漏れてしまうという問題があった。そして、このノイズ漏れは、回路基板に実装される電子部品に悪影響を及ぼすおそれがあった。
本発明は、ノイズ漏れを抑制し、シールド効果を向上させたケース部材を有する電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、一方の面に基準電位パターンが形成された回路基板と、前記回路基板の前記一方の面側に配置される板状のベース部と、前記ベース部から前記基準電位パターン側に突出して形成されるリブ部と、前記リブ部に連結される爪部と、を有する導電性のケース部材と、を備え、前記リブ部は、前記基準電位パターンと接触可能な接触部を有し、前記爪部は、前記基準電位パターンと前記接触部とが電気的に接続した状態において、前記回路基板の他方の面と係合する、ことを特徴とする電子機器に関する。
また、前記爪部は、複数設けられ、前記回路基板は、複数の前記爪部と前記回路基板の前記他方の面とが係合した状態における複数の前記爪部同士の間に配置されるネジ穴であって、前記回路基板と前記ケース部材とを固定するネジ部材を螺合可能なネジ穴を有することが好ましい。
また、前記基準電位パターンと前記接触部との間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることが好ましい。
また、前記回路基板の前記他方の面には、第2基準電位パターンが形成されており、前記第2基準電位パターンと複数の前記爪部と間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることが好ましい。
また、前記ベース部における前記リブ部が設けられる面と反対側の面には、複数のキースイッチを有するキー基板が配置されており、前記複数のキースイッチは、前記ベース部の厚み方向から視て、前記シール材と前記複数のキースイッチとが重ならない位置に配置されることが好ましい。
本発明によれば、ノイズ漏れを抑制し、シールド効果を向上させたケース部材を有する電子機器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機を開状態で示す斜視図である。 図1に示す携帯電話機を閉状態で示す斜視図である。 図1に示す操作部側筐体の分解組立図である。 図3に示すシールドケースをリアケース側からみた平面図である。 図4に示すA−A断面図である。 図4に示すシールドケースに図3に示す回路基板を固定させる状態を説明する示す説明図である。 (a)は、図6に示すB−B断面図であり、(b)は、図6に示すC−C断面図である。 第2実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。 (a)は、図8に示すD−D断面図であり、(b)は、図8に示すE−E断面図である。 第3実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。 (a)は、図10に示すF−F断面図であり、(b)は、図10に示すG−G断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の電子機器の第1実施形態に係る携帯電話機1の基本構造について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。図2は、図1に示す携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを備えて構成されている。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とがヒンジ機構を備える連結部4を介して、開閉軸Xを中心に開閉可能に連結されている。これにより、携帯電話機1は、連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能になる。
つまり、携帯電話機1は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが連結部4を介して開いた状態(以下、「開状態」という。図1参照)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが連結部4を介して互いに重なり合う(折り畳まれた)状態(以下、「閉状態」という。図2参照)と、に変更可能に構成されている。なお、閉状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが互いに重ならない、あるいは操作部側筐体2と表示部側筐体3との重なる程度が小さくなるように配置された状態である。
操作部側筐体2は、外面がフロントケース21及びリアケース22により構成されている。フロントケース21には、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力される音声入力部12と、がそれぞれ設けられている。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成されている。
操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、あるいは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1の開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が設けられている。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキー(図示せず)と、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置されている。インターフェースは、キャップ(図示せず)により覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われて封止される。
表示部側筐体3は、外面がフロントケース30a及びリアケース30bにより構成されている。フロントケース30aには、各種情報を表示するためのメイン表示部34と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部31とが設けられている。メイン表示部34には、メイン液晶モジュール(図示せず)が配置されている。メイン液晶モジュールは、その一方の面に設けられた表示部が、透明部分を主体とするフロントパネル34aを介して、フロントケース30aに形成されたメイン表示部34から表示部側筐体3の前面に透過するように配置されている。
音声出力部31は、表示部側筐体3の長手方向における連結部4とは反対の端部側に配置されている。つまり、音声出力部31は、携帯電話機1の開状態における表示部側筐体3側の端部近傍に配置されている。
一方、リアケース30bには、各種情報を表示するためのサブ表示部35が設けられている。サブ表示部35には、サブ液晶モジュール(図示せず)が配置されている。サブ液晶モジュールは、その一方の面に設けられた表示部が、透明部分を主体とするリアパネル35bを介して、リアケース30bに形成されたサブ表示部35から表示部側筐体3の背面に露出するように配置されている。
次に、操作部側筐体2の内部構造について、図3を参照しながら説明する。
図3は、図1に示す操作部側筐体2の分解組立図である。
図3に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース21と、キー構造部40と、キー基板50と、ケース部材としてのシールドケース60と、回路基板70と、リアケース22と、バッテリQと、バッテリリッド24と、を備えて構成されている。
フロントケース21とリアケース22とは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合されている。また、フロントケース21とリアケース22の間には、キー構造部40と、キー基板50と、シールドケース60と、回路基板70とが、上述の順で内蔵されている。
フロントケース21には、携帯電話機1の閉状態において表示部側筐体3のメイン表示部34と対向する内側面に、開口部としてのキー孔13a、14a、15aと、が形成されている。キー孔13a、14a、15aそれぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13bの押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14bの押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bの押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b及び決定操作キー部材15bの押圧面を押下することで、対応するキースイッチ51、52、53それぞれに設けられる後述のメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
キー構造部40は、キー基板50に積層配置され、後述の複数のキースイッチ51、52、53を押圧可能な押し子と、操作面を有するキートップとが、弾性を有するシリコン等で構成されたシートに設けられて構成されている。
キー構造部40は、シリコンゴム製の基体シートの表面に操作キー群11のキートップを構成する機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15が接着剤により貼り付けられて構成されている。機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14b及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bは、キー基板50におけるキースイッチ51、52、53と対向する位置に配置されると共に、フロントケース21に形成されるキー孔13a、14a、15aから露出するように配置されている。
キー基板50は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んで形成されるフレキシブル基板である。キー基板50は、キー構造部40側に、キートップとしての機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15にそれぞれ対応して、複数のキースイッチ51、52、53を備えている。
キースイッチ51、52、53は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して、電気的に導通するように構成されている。なお、キースイッチ51、52、53は、操作部側筐体2の厚さ方向から視て、後述のディスペンシングガスケット8と重ならない位置に配置されている(図3参照)。
シールドケース60は、外部からの高周波等のノイズが回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等にノイズが作用することを抑制する。
なお、シールドケース60については、後に詳しく説明する。
回路基板70には、各種電子部品(図示せず)や上述の回路等が配置されている。各種電子部品や回路等は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、回路基板70の第1面70aには、RF回路、電源回路等を含む各種回路ブロック71が形成されている。
また、回路基板70には、各種電子部品及び基準電位を構成する基準電位パターン層が形成されている。基準電位パターン層は、回路基板70の表面に導電性の部材を所定のパターンで印刷することにより形成される。
例えば、回路基板70の第1面70aには、基準電位パターンとしての第1基準電位パターン層72が形成されている。第1基準電位パターン層72は、第1面70aの周縁部に形成されると共に、各回路ブロック71を区画するように第1面70a上に形成されている。
同様に、回路基板70の第1面70aと反対側の他方の面としての第2面70bには、第2基準電位パターンとしての第2基準電位パターン層75(後述の図7参照)が形成されている。第2基準電位パターン層75は、第2面70bの周縁部に形成されると共に、第2面70bに形成される各種回路ブロック(図示せず)を区画するように第2面70b上に形成されている。
回路基板70には、第1基準電位パターン層72及び第2基準電位パターン層75上における周縁部及び所定の位置に、回路基板70をシールドケース60にネジ留め(固定)させるネジ部材73を螺合するための複数の回路基板側ネジ穴74が形成されている(本実施形態においては4カ所)。複数の回路基板側ネジ穴74それぞれは、回路基板70がシールドケース60にネジ留めされる状態における、後述の複数の爪部63同士の間に形成されている。具体的には、複数の回路基板側ネジ穴74は、回路基板70の四隅の近傍に係止された爪部63それぞれの間に形成されている。また、回路基板側ネジ穴74は、それぞれが回路基板70上で対向する位置に形成されている。
また、回路基板70には、第1基準電位パターン層72上における所定の位置に、シール材としてのディスペンシングガスケット8が配設されている。具体的には、ディスペンシングガスケット8は、回路基板70がシールドケース60にネジ留めされた状態において、爪部63が連結されたリブ部62の先端に設けられる後述の接触部64と対向する位置に配設されている。つまり、ディスペンシングガスケット8は、回路基板70がシールドケース60に固定された状態における、上述の接触部64と第1基準電位パターン層72との間に配設されている。
ここで、ディスペンシングガスケット8は、シール材の一例であり、弾性変形可能に構成されると共に、室温硬化型シリコンを基にした塗付型の導電性ガスケットである。例えば、導通性の高い銀系フィラーが混入された液状シリコン樹脂を用いたシールドガスケットである。
リアケース22の凹状の内側面と反対側の外側面には、内側面側に突出したバッテリ収容部23が形成されている。バッテリ収容部23は、バッテリQを取り外し可能に収容すると共に、バッテリリッド24により封止可能に形成されている。バッテリリッド24は、バッテリ収容部23に装着される。
次に、前述のシールドケース60について、図3に加え、図4及び図5を参照しながら詳述する。
図4は、図3に示すシールドケース60をリアケース22側からみた平面図である。図5は、図4に示すA−A断面図である。
図4及び図5に示すように、シールドケース60は、矩形板状のベース部61と、ベース部61から回路基板70側に突出して形成されるリブ部62と、リブ部62に連結される複数の爪部63と、を備えて構成されている。なお、本発明においては、爪部63は必ずしも複数設けられなくてもよい。
ベース部61は、平板状に形成されており、回路基板70と対向する側の面には、リブ部62が配設されている。一方、ベース部61のキー基板50と対向する側の面は、キー基板50の載置部を構成している(図3参照)。
リブ部62は、シールドケース60が回路基板70の第1面70aに載置され、ネジ留めされる状態で第1基準電位パターン層72の上に位置するように形成されている。
リブ部62は、回路基板70に実装される各種電子部品(図示せず)のうち最も高い電子部品の高さと同等又はそれよりも高くなるように、ベース部61から回路基板70の第1面70a側に突出している。また、リブ部62の先端部(ベース部61側と反対側の端部)には、シールドケース60が回路基板70の第1面70aに載置され、ネジ留めされた状態で第1基準電位パターン層72と接触する接触部64が設けられている。接触部64は、直接又はディスペンシングガスケット8を介して、第1基準電位パターン層72と接触するように構成されている。
シールドケース60は、リブ部62の先端部に設けられる接触部64が第1基準電位パターン層72と直接又はディスペンシングガスケット8を介して接触することで、第1基準電位パターン層72と電気的に接続するように構成されている。そして、シールドケース60は、第1基準電位パターン層72と電気的に導通して第1基準電位パターン層72と同じ電位を有するように構成されている。
リブ部62には、回路基板70がシールドケース60にネジ留めされる状態において、回路基板70に形成された複数の回路基板側ネジ穴74と対応した位置に、複数のシールドケース側ネジ穴65が形成されている(本実施形態においては4カ所)。シールドケース側ネジ穴65は、回路基板側ネジ穴74と同様に、リブ部62に連結される各爪部63の間に形成されている。
シールドケース60は、シールドケース側ネジ穴65と回路基板側ネジ穴74とを重ね合わせた状態で、重なり合わされたネジ穴にネジ部材73を螺合させることにより、着脱可能に回路基板70を固定する。
また、シールドケース60におけるリブ部62の接触部64が第1基準電位パターン層72と接触することで、各回路は、リブ部62により囲われると共にベース部61の一部により覆われる。つまり、リブ部62は、各回路における隔壁として機能し、ベース部61の一部と共に各回路をシールドする。
図5に示すように、爪部63は、リブ部62の先端部に連結される連結部66と、回路基板70における第2面70bの周縁部と係合する係合爪67(後述の図7参照)と、を備えて構成されている。
連結部66は、直方体状に形成されており、基端部がリブ部62の先端部に連結されている。
また、連結部66は、ベース部61における短軸方向(図5に示すY方向をいい、以下、「Y方向」という)における外側の面がリブ部62の外面と連続するようにリブ部62に連結されている。一方、連結部66の内側の面は、リブ部62の内面と連続しておらず、リブ部62の内面に対して凹状になるように連結されている。つまり、連結部66のY方向における長さは、リブ部62のY方向における長さよりも短くなるように形成されており、リブ部62の先端部に、連結部66と前述の接触部64とが、並列に設けられるように形成されている。
係合爪67は、連結部66の先端部に設けられており、シールドケース60の内面側に突出するように形成されている。係合爪67は、第2面70bの周縁部と係合すると共に、第2面70bに設けられる第2基準電位パターン層75と当接する。
爪部63は、各係合爪67が回路基板70の第2面70bの周縁部と係合した状態で、回路基板70の両側から各連結部66が回路基板70を狭持することにより、回路基板70を固定するように形成されている。
なお、シールドケース60は、強度を確保する観点から金属から形成されていることが好ましいが、少なくとも一部が導電性を有して形成されていればよく、例えば、インサート成形により部分的に合成樹脂から形成することもできる。
次に、回路基板70のシールドケース60への固定状態について、図6から図7(b)を参照しながら説明する。
図6は、図4に示すシールドケース60に図3に示す回路基板70を固定させる状態を説明する説明図である。図7(a)は、図6に示すB−B断面図であり、図7(b)は、図6に示すC−C断面図である。
図6から図7(b)に示すように、回路基板70は、シールドケース60を回路基板70の第1面70aに載置させた状態でシールドケース60に取り付けられる。具体的には、回路基板70の第1基準電位パターン層72上にシールドケース60のリブ部62(接触部64)を位置させた状態で、回路基板70はシールドケース60に取り付けられる。
このとき、シールドケース60を回路基板70の第1面70aに載置させた状態における、爪部63と係合する回路基板70の第1基準電位パターン層72上には、導通性を有するディスペンシングガスケット8が塗布されている。そのため、係合爪67を回路基板70に係合させると、爪部63が連結されたリブ部62の接触部64と第1基準電位パターン層72とがディスペンシングガスケット8により面接触し、電気的に接続される。
更に、回路基板70とシールドケース60とは、ネジ部材73によりネジ留めされる。具体的には、図6に示す回路基板70の所定の位置に形成される回路基板側ネジ穴74と、シールドケース60の所定の位置に形成されるシールドケース側ネジ穴65とを重ね合わせた状態で、重なり合わされたネジ孔にネジ部材73を螺合させることで、回路基板70とシールドケース60とは固定される。
このとき、ネジ部材73によりネジ留めされた回路基板70は、ネジ留めによる応力で撓んでしまうが、ネジ穴を挟むように、その両側に爪部63が形成されているため、回路基板70が撓んだ場合においても、シールドケース60と回路基板70との間に隙間が生じにくい。
本実施形態の携帯電話機1によれば、以下に示す作用効果が奏される。
本実施形態に係る携帯電話機1は、第1面70aに第1基準電位パターン層72が形成された回路基板70と、リブ部62に爪部63が連結されたシールドケース60と、を備えて構成されている。そのため、回路基板70の両側から各連結部66が回路基板70を狭持することにより、ノイズ漏れが抑制されると共に、シールドケース60によるシールド効果を向上させることが可能になる。
また、例えば、ネジ部材73を用いて回路基板70をシールドケース60に部分的にネジ留めすると、回路基板70とシールドケース60との間に部分的な浮き(回路基板70の撓みにより生じる回路基板70とシールドケース60との隙間)を生じる場合があるが、本実施形態に係る携帯電話機1は、浮き部分(例えば、ネジ留め部を中心とした両側)に爪部63が設けられているため、回路基板70の浮き(隙間の発生)を抑えることが可能になる。その結果、確実に回路基板70(第1基準電位パターン層72)とシールドケース60とを接触(面接触)させることが可能になり、シールドケース60のシールド性を向上させることが可能になる。
また、ネジ部材73によりネジ留めされるネジ穴を挟むようにして、その両端に回路基板70と爪部63とが係合する係合箇所が設けられている。そのため、ネジ留めにより生じる回路基板70の撓みを、回路基板70と爪部63とを係合させることで矯正させることが可能になる。
また、リブ部62の先端には、第1基準電位パターン層72と接触する接触部64が設けられており、第1基準電位パターン層72には、導通性を有するディスペンシングガスケット8が配設されている。ディスペンシングガスケット8は、回路基板70がシールドケース60に固定された状態における爪部63の近傍に配設されている。そのため、携帯電話機1は、ネジ部材73によりネジ留めされた位置のみならず、爪部63が回路基板70と係合する位置(ディスペンシングガスケット8が配設された位置)においても、確実に回路基板70(第1基準電位パターン層72)とシールドケース60とを接触(面接触)させることが可能になる。その結果、シールドケース60のシールド性を向上させることが可能になる。
また、ディスペンシングガスケット8は、弾性変形が可能であり、弾性変形した状態で接触部64と第1基準電位パターン層72に狭持される。そのため、ディスペンシングガスケット8がシールドケース60や回路基板70(第1基準電位パターン層72)からはがれることを防止することが可能になる。
また、回路基板70(第1基準電位パターン層72)とシールドケース60とが面接触することにより、それぞれの接触が確実になるため、例えば、回路基板70とシールドケース60とを接触させるための導電シートやタブ等を設ける必要がなくなる。その結果、携帯電話機1の製造に係るコストダウンを図ることが可能になる。
また、携帯電話機1は、キー基板50がシールドケース60におけるベース部61におけるリブ部62が設けられる面と反対側の面に載置されるので、キー構造部40それぞれが押圧されることによる圧力や撓みは、シールドケース60の下方に配置される回路基板70に伝達されにくい。
また、キー基板50のキースイッチ51、52、53は、操作部側筐体2の厚さ方向から視て、ディスペンシングガスケット8と重ならない位置に配置されている。つまり、キースイッチ51、52、53は、ディスペンシングガスケット8と対向しない位置に配置されている。そのため、キースイッチ51、52、53のディスペンシングガスケット8の弾性力に起因するキー操作におけるクリック感を損なわせることがなくなる。
[他の実施形態]
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
本発明の他の実施形態においては、主として、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。また、他の実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。また、他の実施形態において第1実施形態と同様の構成を有するものにおいては、第1実施形態と同様の効果が奏される。
[第2実施形態]
まず、本発明の第2実施形態について、図8から図9(b)を参照しながら説明する。
図8は、第2実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。図9(a)は、図8に示すB−B断面図であり、図9(b)は、図8に示すC−C断面図である。
図8から図9(b)に示すように、第2実施形態は、第1実施形態に比して、「ディスペンシングガスケット8Aが塗布される位置」が主としてと異なる。具体的には、第2実施形態の携帯電話機1Aは、シールドケース60が回路基板70にネジ留めされた状態において、爪部63が係合する位置とは異なる第1基準電位パターン層72上に部分的にディスペンシングガスケット8Aが配置されることにおいて、第1実施形態と異なる。
このように、第2実施形態に係る携帯電話機1Aは、爪部63が係合する位置とは異なる第1基準電位パターン層72上にディスペンシングガスケット8Aを配設することにより、ネジ留めされた位置及び爪部63が係合される位置以外においても、確実に第1基準電位パターン層72とシールドケース60とを接触(面接触)させることが可能になる。その結果、携帯電話機1におけるシールド効果を向上させることが可能になる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図10から図11(b)を参照しながら説明する。
図10は、第3実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。図11(a)は、図10に示すF−F断面図であり、図11(b)は、図10に示すG−G断面図である。
図10から図11(b)に示すように、第3実施形態は、第1実施形態に比して、「ディスペンシングガスケット8Bが塗布される位置」が主としてと異なる。具体的には、第3実施形態の携帯電話機1Bは、回路基板70の第2面70bにおける第2基準電位パターン層75と係合爪67とが係合する部分にディスペンシングガスケット8Bが配設されることにおいて、第1実施形態と異なる。つまり、第3実施形態に係る携帯電話機1Bにおいては、第2基準電位パターン層75と係合爪67との間にディスペンシングガスケット8Bが配設されている。
このように、第3実施形態に係る携帯電話機1Bは、第2基準電位パターン層75と係合爪67との間にディスペンシングガスケット8Bが配設されることにより、第1基準電位パターン層72に加え、係合爪67が係合する第2基準電位パターン層75においても、確実に回路基板70とシールドケース60とを接触(面接触)させることが可能になる。その結果、携帯電話機1におけるシールド効果を向上させることが可能になる。
また、キー基板50はシールドケース60のベース部61に載置され、ディスペンシングガスケット8Bは、回路基板70の第2面70bに配設されている。そのため、例えば、ディスペンシングガスケット8Bのように弾性力を有する材料を用いて回路基板70とシールドケース60との接触性を向上させた場合においても、キー基板50は強固なベース部61に当接した状態で載置され、ディスペンシングガスケット8Bがキー基板50が載置される側と反対側に配設されているため、キー基板50等のキー操作におけるクリック感を損なわせることを低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
本発明は、各実施形態を適宜組み合わせて適用することができる。例えば、本実施形態においては、ディスペンシングガスケット8は、第1基準電位パターン層72又は第2基準電位パターン層75のいずれかに配設する構成としたが、第1基準電位パターン層72及び第2基準電位パターン層75の両方に配設される構成であってもよい。また、ディスペンシングガスケット8は、例えば、第1基準電位パターン層72に部分的に配設する構成に限らず、接触部64と接触する第1基準電位パターン層72の全面に配設する構成であってもよい。
また、本発明は、携帯電話機以外の携帯電子機器に適用することができ、また携帯電子機器以外の電子機器にも適用することができる。携帯電話機以外の携帯電子機器としては、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、操作部を備えるELディスプレイ又は液晶ディスプレイが挙げられる。
携帯電子機器以外の電子機器としては、例えば、電子辞書、電卓、電子手帳、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ等が挙げられるが、これらのみに限定されるものではない。
また、本発明の電子機器は、連結部4が表示部側筐体3と操作部側筐体2とを開閉軸Xを中心に開閉可能に連結しているが、連結部4は、表示部側筐体3と操作部側筐体2とを開閉軸Xを中心に開閉可能に連結すると共に、開閉軸Xに直交する回動軸を中心に回動可能に連結するいわゆる2軸ヒンジ機構を備えていてもよい。
また、本発明の電子機器は、前記実施形態のような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式の電子機器であってもよい。また、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(リボルバ)の電子機器であってもよい。
1 携帯電話機(電子機器)
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
60 シールドケース(ケース部材)
61 ベース部
62 リブ部
63 爪部
64 接触部
70 回路基板(回路基板)
70a 第1面(一方の面)
70b 第2面(他方の面)
72 第1基準電位パターン層(基準電位パターン)
75 第2基準電位パターン層(第2基準電位パターン)

Claims (5)

  1. 一方の面に基準電位パターンが形成された回路基板と、
    前記回路基板の前記一方の面側に配置される板状のベース部と、前記ベース部から前記基準電位パターン側に突出して形成されるリブ部と、前記リブ部に連結される爪部と、を有する導電性のケース部材と、
    を備え、
    前記リブ部は、前記基準電位パターンと接触可能な接触部を有し、
    前記爪部は、前記基準電位パターンと前記接触部とが電気的に接続した状態において、前記回路基板の他方の面と係合する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記爪部は、複数設けられ、
    前記回路基板は、複数の前記爪部と前記回路基板の前記他方の面とが係合した状態における複数の前記爪部同士の間に配置されるネジ穴であって、前記回路基板と前記ケース部材とを固定するネジ部材を螺合可能なネジ穴を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記基準電位パターンと前記接触部との間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記回路基板の前記他方の面には、第2基準電位パターンが形成されており、
    前記第2基準電位パターンと前記爪部と間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  5. 前記ベース部における前記リブ部が設けられる面と反対側の面には、複数のキースイッチを有するキー基板が配置されており、
    前記複数のキースイッチは、前記ベース部の厚み方向から視て、前記シール材と前記複数のキースイッチとが重ならない位置に配置されることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
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