JP2010200049A - 電子機器 - Google Patents
電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010200049A JP2010200049A JP2009043219A JP2009043219A JP2010200049A JP 2010200049 A JP2010200049 A JP 2010200049A JP 2009043219 A JP2009043219 A JP 2009043219A JP 2009043219 A JP2009043219 A JP 2009043219A JP 2010200049 A JP2010200049 A JP 2010200049A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- reference potential
- potential pattern
- key
- shield case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、一方の面70aに基準電位パターン72が形成された回路基板70と、回路基板70の一方の面70a側に配置される板状のベース部61と、ベース部61から基準電位パターン72側に突出して形成されるリブ部62と、リブ部62に連結される爪部63と、を有する導電性のケース部材60と、を備え、リブ部62は、基準電位パターン72と接触可能な接触部64を有し、爪部63は、基準電位パターン72と接触部64とが電気的に接続した状態において、回路基板70の他方の面70bと係合する、ことを特徴とする電子機器1に関する。
【選択図】図6
Description
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の電子機器の第1実施形態に係る携帯電話機1の基本構造について、図1及び図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。図2は、図1に示す携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。
図3は、図1に示す操作部側筐体2の分解組立図である。
図3に示すように、操作部側筐体2は、フロントケース21と、キー構造部40と、キー基板50と、ケース部材としてのシールドケース60と、回路基板70と、リアケース22と、バッテリQと、バッテリリッド24と、を備えて構成されている。
キー構造部40は、シリコンゴム製の基体シートの表面に操作キー群11のキートップを構成する機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15が接着剤により貼り付けられて構成されている。機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13b、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14b及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bは、キー基板50におけるキースイッチ51、52、53と対向する位置に配置されると共に、フロントケース21に形成されるキー孔13a、14a、15aから露出するように配置されている。
なお、シールドケース60については、後に詳しく説明する。
同様に、回路基板70の第1面70aと反対側の他方の面としての第2面70bには、第2基準電位パターンとしての第2基準電位パターン層75(後述の図7参照)が形成されている。第2基準電位パターン層75は、第2面70bの周縁部に形成されると共に、第2面70bに形成される各種回路ブロック(図示せず)を区画するように第2面70b上に形成されている。
図4は、図3に示すシールドケース60をリアケース22側からみた平面図である。図5は、図4に示すA−A断面図である。
図4及び図5に示すように、シールドケース60は、矩形板状のベース部61と、ベース部61から回路基板70側に突出して形成されるリブ部62と、リブ部62に連結される複数の爪部63と、を備えて構成されている。なお、本発明においては、爪部63は必ずしも複数設けられなくてもよい。
また、連結部66は、ベース部61における短軸方向(図5に示すY方向をいい、以下、「Y方向」という)における外側の面がリブ部62の外面と連続するようにリブ部62に連結されている。一方、連結部66の内側の面は、リブ部62の内面と連続しておらず、リブ部62の内面に対して凹状になるように連結されている。つまり、連結部66のY方向における長さは、リブ部62のY方向における長さよりも短くなるように形成されており、リブ部62の先端部に、連結部66と前述の接触部64とが、並列に設けられるように形成されている。
図6は、図4に示すシールドケース60に図3に示す回路基板70を固定させる状態を説明する説明図である。図7(a)は、図6に示すB−B断面図であり、図7(b)は、図6に示すC−C断面図である。
本実施形態に係る携帯電話機1は、第1面70aに第1基準電位パターン層72が形成された回路基板70と、リブ部62に爪部63が連結されたシールドケース60と、を備えて構成されている。そのため、回路基板70の両側から各連結部66が回路基板70を狭持することにより、ノイズ漏れが抑制されると共に、シールドケース60によるシールド効果を向上させることが可能になる。
また、例えば、ネジ部材73を用いて回路基板70をシールドケース60に部分的にネジ留めすると、回路基板70とシールドケース60との間に部分的な浮き(回路基板70の撓みにより生じる回路基板70とシールドケース60との隙間)を生じる場合があるが、本実施形態に係る携帯電話機1は、浮き部分(例えば、ネジ留め部を中心とした両側)に爪部63が設けられているため、回路基板70の浮き(隙間の発生)を抑えることが可能になる。その結果、確実に回路基板70(第1基準電位パターン層72)とシールドケース60とを接触(面接触)させることが可能になり、シールドケース60のシールド性を向上させることが可能になる。
また、ディスペンシングガスケット8は、弾性変形が可能であり、弾性変形した状態で接触部64と第1基準電位パターン層72に狭持される。そのため、ディスペンシングガスケット8がシールドケース60や回路基板70(第1基準電位パターン層72)からはがれることを防止することが可能になる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
本発明の他の実施形態においては、主として、第1実施形態と異なる部分を中心に説明し、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を省略する。また、他の実施形態において特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。また、他の実施形態において第1実施形態と同様の構成を有するものにおいては、第1実施形態と同様の効果が奏される。
まず、本発明の第2実施形態について、図8から図9(b)を参照しながら説明する。
図8は、第2実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。図9(a)は、図8に示すB−B断面図であり、図9(b)は、図8に示すC−C断面図である。
次に、本発明の第3実施形態について、図10から図11(b)を参照しながら説明する。
図10は、第3実施形態に係る回路基板にシールドケースを固定させる状態を説明する示す説明図である。図11(a)は、図10に示すF−F断面図であり、図11(b)は、図10に示すG−G断面図である。
本発明は、各実施形態を適宜組み合わせて適用することができる。例えば、本実施形態においては、ディスペンシングガスケット8は、第1基準電位パターン層72又は第2基準電位パターン層75のいずれかに配設する構成としたが、第1基準電位パターン層72及び第2基準電位パターン層75の両方に配設される構成であってもよい。また、ディスペンシングガスケット8は、例えば、第1基準電位パターン層72に部分的に配設する構成に限らず、接触部64と接触する第1基準電位パターン層72の全面に配設する構成であってもよい。
携帯電子機器以外の電子機器としては、例えば、電子辞書、電卓、電子手帳、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ等が挙げられるが、これらのみに限定されるものではない。
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
60 シールドケース(ケース部材)
61 ベース部
62 リブ部
63 爪部
64 接触部
70 回路基板(回路基板)
70a 第1面(一方の面)
70b 第2面(他方の面)
72 第1基準電位パターン層(基準電位パターン)
75 第2基準電位パターン層(第2基準電位パターン)
Claims (5)
- 一方の面に基準電位パターンが形成された回路基板と、
前記回路基板の前記一方の面側に配置される板状のベース部と、前記ベース部から前記基準電位パターン側に突出して形成されるリブ部と、前記リブ部に連結される爪部と、を有する導電性のケース部材と、
を備え、
前記リブ部は、前記基準電位パターンと接触可能な接触部を有し、
前記爪部は、前記基準電位パターンと前記接触部とが電気的に接続した状態において、前記回路基板の他方の面と係合する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記爪部は、複数設けられ、
前記回路基板は、複数の前記爪部と前記回路基板の前記他方の面とが係合した状態における複数の前記爪部同士の間に配置されるネジ穴であって、前記回路基板と前記ケース部材とを固定するネジ部材を螺合可能なネジ穴を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記基準電位パターンと前記接触部との間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
- 前記回路基板の前記他方の面には、第2基準電位パターンが形成されており、
前記第2基準電位パターンと前記爪部と間には、導電性を有し、弾性変形可能なシール材が配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 前記ベース部における前記リブ部が設けられる面と反対側の面には、複数のキースイッチを有するキー基板が配置されており、
前記複数のキースイッチは、前記ベース部の厚み方向から視て、前記シール材と前記複数のキースイッチとが重ならない位置に配置されることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043219A JP5507863B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009043219A JP5507863B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010200049A true JP2010200049A (ja) | 2010-09-09 |
JP5507863B2 JP5507863B2 (ja) | 2014-05-28 |
Family
ID=42824292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009043219A Active JP5507863B2 (ja) | 2009-02-25 | 2009-02-25 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5507863B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508942A (ja) * | 2012-03-01 | 2015-03-23 | オートリブ ディベロップメント エービー | Pcbと2つのハウジング部分とを有する電子ユニット |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185888A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | シールドケース |
JP2001332872A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
JP2007266530A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Kyocera Corp | 電子機器及びその組立方法 |
JP2008131442A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kyocera Corp | 携帯無線機及びその製造方法 |
-
2009
- 2009-02-25 JP JP2009043219A patent/JP5507863B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001185888A (ja) * | 1999-12-27 | 2001-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | シールドケース |
JP2001332872A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
JP2007266530A (ja) * | 2006-03-30 | 2007-10-11 | Kyocera Corp | 電子機器及びその組立方法 |
JP2008131442A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kyocera Corp | 携帯無線機及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015508942A (ja) * | 2012-03-01 | 2015-03-23 | オートリブ ディベロップメント エービー | Pcbと2つのハウジング部分とを有する電子ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5507863B2 (ja) | 2014-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5356799B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2010081570A (ja) | 携帯電子機器 | |
KR20100108265A (ko) | 휴대 전자 기기 | |
JP5558012B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2010232899A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5507863B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2009182002A (ja) | 基板接続構造及び電子機器 | |
JP2014003540A (ja) | 電子機器 | |
JP2011114710A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5313767B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5294921B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2008182599A (ja) | 電子機器 | |
JP2007207686A (ja) | キーラバー、キー操作部及び電子機器 | |
JP4926921B2 (ja) | 携帯無線装置 | |
JP5368133B2 (ja) | 電子機器 | |
JP5197435B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2011130041A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP5547410B2 (ja) | 回路装置及び電子機器 | |
JP2008182532A (ja) | 携帯端末装置 | |
JP2012095059A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP6166133B2 (ja) | 携帯端末 | |
JP5335537B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2010258826A (ja) | 携帯無線装置 | |
JP2010232903A (ja) | 携帯電子機器 | |
JP2009260461A (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120130 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140320 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5507863 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |