JP2010193675A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑えるとともに簡易な構成で、小型にて高出力かつ高効率なモータを提供する。
【解決手段】周方向に10極に着磁されたロータ10と、巻線23を巻回した12個の突極22がロータ10に対面して周方向に配置されたステータ20とを備え、3相の交流で駆動するモータであって、隣り合う一対の突極22をペアとし、さらに、周の中心に対して互いに対称関係となる片方側のペアとその反対側のペアとを、1つの相に対応するペアの組として、3つの相にそれぞれ対応させ、ペアの組ごとに、片方側から反対側のペアに渡って、両ペアの一方の突極22それぞれに1本線で巻回した一方の巻線23と、両ペアの他方の突極22それぞれに1本線で巻回した他方の巻線23とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、m(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極を有するステータとを備え、U相、V相およびW相とする3相の交流で駆動するモータに関する。
近年、電気機器の小型高性能化、高精度化および低騒音化を実現するため、モータには更なる小型高出力化、高回転精度化および低コスト化が求められている。このような要望に対応して、高出力、低振動および低騒音を実現するため、10極に着磁したロータに対して、12個の突極を有したステータを組み合せることでコギングトルクを抑制した技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、6n±2極に着磁したロータに対して、6n個(nは2以上の整数)の突極を有したステータを組み合せ、その突極の内、モータの中心に対して機械的に180度近く異なる位置(対称な位置)の突極に巻回した電機子巻線を同相に選ぶことにより、空隙の不平衡の影響を少なくして、振動が小さなモータを提供する結線手法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、このような10極着磁のロータと12個の突極のステータとを備えた3相駆動のモータにおいて、巻線の巻回方法およびその結線方法を工夫し、巻線のスロット占積率の向上、巻線作業の効率化などとともに、モータの小型化や高効率化などを図る技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献2に開示されているように、1つの相に対応する4つの突極に対し、1本の巻線で直列接続となるように構成した場合、1本の線長が長くなり、巻線抵抗が高くなりやすかった。このため、例えば、巻線抵抗を減らすには、巻線を太くする必要があった。これに対し、特許文献3のような従来のモータの構成によれば、ステータを12個のコアピースに分割し、各コアピースに対して巻線を同一巻き方向に集中巻回し、このように巻線を巻回した各コアピースを環状配置している。そして、隣り合う同相巻線を直列接続した回路どうしがさらに並列接続された3相Y結線の回路構成となるように、各コアピースの巻線を多層の配線基板を介して結線している。このような構成とすることにより、配線基板を利用して各コアピースの巻線を結線できるため、コアピースへの巻線処理は、巻線を単に同一方向に巻回するような簡易な処理でよい。そして、1相に対する巻線の並列接続を含む回路構成としているため、巻線抵抗が等価的に低くなり、巻線の線径を細くできる。このように、特許文献3のような従来のモータは、並列接続を含むことで等価的に低抵抗値を確保しながら、細い巻線による巻回処理を可能とし、これによって、巻線作業の容易化を図るとともに巻線のスロット占積率も向上させている。
特開平9−219964号公報 特公平8−8764号公報 国際公開第2007/052385号パンフレット
しかしながら、特許文献3のような従来のモータは、コアピースごとの巻線を多層の配線基板を介して結線する構成であるため、配線基板の枚数が多くなり、小型化や軽量化に反するとともに、部品点数の増加となり、コスト増につながるという課題があった。また、コアピースごとの巻線を1枚の配線基板のみで結線したり配線基板を利用せずに結線したりする場合には、結線のための配線が交差するなど複雑となり、交差配線のための部品数が増加したり、またそれによって信頼性が低下するなどの課題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、部品点数の増加を抑えるとともに簡易な構成で、小型にて高出力かつ高効率なモータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のモータは、周方向にm(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極がロータに対面して周方向に配置されたステータとを備え、3相の交流で駆動するモータであって、隣り合う一対の突極をペアとし、さらに、周の中心に対して互いに対称関係となる片方側のペアとその反対側のペアとを、1つの相に対応するペアの組として、3つの相にそれぞれ対応させ、ペアの組ごとに、片方側から反対側のペアに渡って、両ペアの一方の突極それぞれに1本線で巻回した一方の巻線と両ペアの他方の突極それぞれに1本線で巻回した他方の巻線とを備えた構成である。
この構成は特許文献2の構成のうちn=2の場合およびそのm倍の相似形状に相当し、さらに1相の巻線を2つに分割して構成したもので、巻線の分割位置の工夫により、片方側ペア中の2つの巻線端部それぞれを電気的に接続し、その反対側ペア中の2つの巻線端部それぞれも電気的に接続することによって、相ごとに巻線の並列接続を含む回路が形成でき、巻線抵抗を等価的に低くできるため、巻線の線径を細くできる。さらに、ペア中の2つの巻線端部それぞれを電気的に接続すればよいため、単に隣り合った巻線端部の結線でよく、配線が交差するなどの複雑な結線処理は必要ない。さらに、3つの相それぞれの例えば反対側とするペアを、周方向に順に配置した構成とし、これらペア中の2つの巻線端部すべてを中性点として電気的に接続することによって、相ごとに巻線の並列接続を含む3相Y結線の回路が形成できる。このように、これら連続して並ぶ巻線端部すべてを単に結線することで、3相Y結線が構成できるため、これによっても複雑な結線処理は必要ない。
本発明のモータによれば、単に隣り合った巻線端部を結線することで、相ごとに巻線の並列接続を含む3相Y結線の回路が形成できる。すなわち、各巻線端部を電気的に接続するために複雑な結線処理は必要なく簡易な結線処理でよいため、本発明のモータによれば、部品点数の増加を抑えるとともに簡易な構成で、小型にて高出力かつ高効率なモータを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態におけるモータの要部を示す図である。図1では、回転軸11の長手方向から見た断面を模式的に示している。
本発明のモータは、周方向にm(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極がロータに対面して周方向に配置されたステータとを備えている。本実施の形態では、まず、m=1として10極に着磁されたロータと12個の突極を持つステータとを備えたモータを例に挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態のモータは、回転軸11を中心として、ロータ10と、ロータ10の外周側に配置されるステータ20とを備えている。
ロータ10は、S極とN極とが交互に配置されるように、周方向に等間隔で複数の永久磁石12を保持し、ステータ20に所定の空隙を介して対向するように配置されている。ロータ10は、S極とN極とを一対として5対の永久磁石12を保持しており、これによって周方向に10極に着磁されている。ロータ10は、回転軸11に連結され、ステータ20に対面して周方向に回転するように、回転軸11を回転中心として回転自在に保持されている。
一方、ステータ20は、略円環状のヨーク21と、ヨーク21から内周側に突出する複数の突極22とを含む構造のステータコア24に巻線23を巻回することで構成される。巻線23を巻回した突極22のそれぞれは、ロータ10に対面するように、周方向に等間隔で配置されている。ステータ20は、このような突極22を12個備えている。また、互いに隣接する突極22間に開口部であるスロット25が形成される。ステータコア24のこのようなスロット25を利用して、巻線23が突極22に巻回される。
また、本実施の形態のモータは、互いに120度位相が異なるU相、V相およびW相とする3相の交流で駆動されるモータである。このように3相駆動するため、U相、V相およびW相それぞれの交流電流が印加される交流入力端としてのU相入力端子26u、V相入力端子26vおよびW相入力端子26wを有している。また、詳細については以下で説明するが、本実施の形態のモータは、U相入力端子26u、V相入力端子26vおよびW相入力端子26wのそれぞれに、2本ずつ巻線23が接続されている。すなわち、図1に示すように、U相入力端子26uには1点鎖線で示す巻線23u1および23u2、V相入力端子26vには点線で示す巻線23v1および23v2、W相入力端子26wには実線で示す巻線23w1および23w2の一端が電気的に接続されている。また、巻線23u1、23u2、23v1、23v2、23w1および23w2の他端は、中性点Nとしてすべて電気的に接続されている。
このような構成において、U相入力端子26u、V相入力端子26vおよびW相入力端子26wにU相、V相およびW相の交流電流を印加すると、各突極22とロータ10との間に磁気による吸引力と反発力が生じ、回転軸11を中心にロータ10が回転する。特に、本実施の形態のように、10極に着磁のロータ10と12個の突極のステータ20とを組み合わせた構成とすることにより、コギングトルクを抑制したモータを実現できることが知られている。
次に本実施の形態のステータ20の詳細な構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態におけるモータの巻線展開図である。図2は、図1に示す各巻線23の配線を展開して示しており、ステータ20での巻線配線をよりわかり易くするために示している。以下、図1および図2を参照しながら、特に、各巻線23の配線処理を中心にステータ20の詳細について説明する。
まず、ステータ20は12個の突極22を有するとともに3相駆動される構成であるため、1つの相あたり4個の突極22が割り当てられる。本実施の形態では、4個の突極22を次のように割り当てている。すなわち、隣り合う一対の突極22をペアとし、さらに、周の中心に対して互いに対称関係となる片方側のペアとその反対側のペアとを、1つの相に対応するペアの組として、3つの相にそれぞれ対応させている。本実施の形態では、図1に示すように、U相に対しては、隣り合う一対の突極22である突極Tu11と突極Tu12とを片方側のペアとしている。そして、この片方側のペアと回転軸11を中心に対称関係にある反対側のペアとしては、隣り合う一対の突極22である突極Tu21と突極Tu22とになる。このように、U相に対応するペアの組には、突極Tu11、Tu12、Tu21およびTu22が含まれる。
同様に、V相に対しては、隣り合う突極Tv11と突極Tv12とを片方側のペア、隣り合う突極Tv21と突極Tv22とを反対側のペアとし、V相に対応するペアの組には、突極22である突極Tv11、Tv12、Tv21およびTv22が含まれる。W相に対しては、隣り合う突極Tw11と突極Tw12とを片方側のペア、隣り合う突極Tw21と突極Tw22とを反対側のペアとし、W相に対応するペアの組には、突極22である突極Tw11、Tw12、Tw21およびTw22が含まれる。
このようにペアおよび組み分けされた突極22それぞれに対して巻線23が巻回される。本実施の形態のモータは、ペアの組ごとに、片方側のペアから反対側のペアに渡って、両ペアの一方の突極22それぞれに1本線で巻回した一方の巻線23と、両ペアの他方の突極22それぞれに1本線で巻回した他方の巻線23とを備えた構成である。すなわち、U相に対しては、図1に示すように、一方の巻線23としての1本の巻線23u1が、途中で切断されることなく、U相入力端子26u側からその反対側のペアへと延伸し、両ペアの一方の突極Tu11およびTu21に巻回される。そして、他方の巻線23としての1本の巻線23u2が、途中で切断されることなく、U相入力端子26u側からその反対側のペアへと延伸し、両ペアの他方の突極Tu12およびTu22に巻回される。
より詳細には、巻線23u1は、ペアとなる突極Tu11とTu12との間のスロット25からU相入力端子26uへと引き出されている。これとともに、巻線23u1は、逆方向に延伸して、まず突極Tu11に巻回されてコイルCu11を形成し、次に渡し線Cu1を経由し、さらに突極Tu21に巻回されてコイルCu21を形成し、そしてペアとなる突極Tu21とTu22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。また、巻線23u2は、ペアとなる突極Tu11とTu12との間のスロット25からU相入力端子26uへと引き出されている。これとともに、巻線23u2は、逆方向に延伸して、まず突極Tu12に巻回されてコイルCu12を形成し、次に渡し線Cu2を経由し、さらに突極Tu22に巻回されてコイルCu22を形成し、そしてペアとなる突極Tu21とTu22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。
このように、ペアの両巻線23u1と23u2とは、ペアの両突極22間に形成されるスロット25から外周方向に引き出されている。そして、U相入力端子26u側へと引き出された巻線23u1および23u2の一方の端部は電気的に接続され、接続されたこの端部によって、U相の交流電流を印加するためのU相入力端子26uが形成される。またこれとは反対方向に引き出された巻線23u1および23u2の他方の端部も電気的に接続される。さらに、このように反対側に引き出された3相分の6つの端部は、接続部26nによって電気的に接続される。また、この接続部26nは、3相Y結線の中性点Nとなる。なお、中性点N側に引き出された巻線の端部は、ペアの両突極間のスロットの両隣のスロットから外周方向に引き出すような構成としてもよく、片方側および反対側のペアの両巻線の少なくとも一方は、ペアの両突極間に形成されるスロットから外周方向に引き出される構成としてもよい。
U相における上述の構成と同様にして、V相に対しては、一方の巻線23としての1本の巻線23v1が、V相入力端子26v側からその反対側のペアへと、両ペアの一方の突極Tv11およびTv21に巻回される。そして、他方の巻線23としての1本の巻線23v2が、V相入力端子26v側からその反対側のペアへと延伸し、両ペアの他方の突極Tv12およびTv22に巻回される。より詳細には、巻線23v1は、ペアとなる突極Tv11とTv12との間のスロット25からV相入力端子26vへと引き出されている。これとともに、巻線23v1は、逆方向に延伸して、まず突極Tv11に巻回されてコイルCv11を形成し、次に渡し線Cv1を経由し、さらに突極Tv21に巻回されてコイルCv21を形成し、そしてペアとなる突極Tv21とTv22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。また、巻線23v2は、ペアとなる突極Tv11とTv12との間のスロット25からV相入力端子26vへと引き出されている。これとともに、巻線23v2は、逆方向に延伸して、まず突極Tv12に巻回されてコイルCv12を形成し、次に渡し線Cv2を経由し、さらに突極Tv22に巻回されてコイルCv22を形成し、そしてペアとなる突極Tv21とTv22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。このように、ペアの両巻線23v1と23v2とは、ペアの両突極22間に形成されるスロット25から外周方向に引き出されている。そして、V相入力端子26v側へと引き出された巻線23v1および23v2の一方の端部は電気的に接続され、接続されたこの端部によって、V相の交流電流を印加するためのV相入力端子26vが形成される。またこれとは反対方向に引き出された巻線23v1および23v2の他方の端部は電気的に接続部26nに接続される。
同様に、W相に対しては、一方の巻線23としての1本の巻線23w1が、W相入力端子26w側からその反対側のペアへと、両ペアの一方の突極Tw11およびTw21に巻回される。そして、他方の巻線23としての1本の巻線23w2が、W相入力端子26w側からその反対側のペアへと延伸し、両ペアの他方の突極Tw12およびTw22に巻回される。より詳細には、巻線23w1は、ペアとなる突極Tw11とTw12との間のスロット25からW相入力端子26wへと引き出されている。これとともに、巻線23w1は、逆方向に延伸して、まず突極Tw11に巻回されてコイルCw11を形成し、次に渡し線Cw1を経由し、さらに突極Tw21に巻回されてコイルCw21を形成し、そしてペアとなる突極Tw21とTw22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。また、巻線23w2は、ペアとなる突極Tw11とTw12との間のスロット25からW相入力端子26wへと引き出されている。これとともに、巻線23w2は、逆方向に延伸して、まず突極Tw12に巻回されてコイルCw12を形成し、次に渡し線Cw2を経由し、さらに突極Tw22に巻回されてコイルCw22を形成し、そしてペアとなる突極Tw21とTw22との間のスロット25から外周方向へと引き出されている。このように、ペアの両巻線23w1と23w2とは、ペアの両突極22間に形成されるスロット25から外周方向に引き出されている。そして、W相入力端子26w側へと引き出された巻線23w1および23w2の一方の端部は電気的に接続され、接続されたこの端部によって、W相の交流電流を印加するためのW相入力端子26wが形成される。またこれとは反対方向に引き出された巻線23w1および23w2の他方の端部は電気的に接続部26nに接続される。
図3は、本発明の実施の形態におけるモータの巻線23の結線図である。すなわち、上述したような巻線23の結線処理を行うことにより、図3に示すような3相Y結線の回路接続が構成できる。
図3から明らかなように、本実施の形態における3相Y結線は、各相において、2つのコイルを直列接続した回路どうしをさらに並列接続した回路構成である。具体的には、例えば、U相の場合、巻線23u1によってコイルCu11とCu21とが直列接続された回路となり、巻線23u2によってコイルCu12とCu22とが直列接続された回路となる。そして、一方の巻線23u1の端部と他方の巻線23u2の端部とは、片方側とその反対側のペアそれぞれにおいて、その側の一対の端部どうしが電気的に接続される。すなわち、巻線23u1と巻線23u2との一端側それぞれ、および他端側それぞれを電気的に接続することで、このような並列回路が構成されている。また、さらに、各相の並列回路の他端側が接続部26nで中性点Nとして接続されることで、3相Y結線が構成される。
このように、本実施の形態のモータは、各相において、2本の巻線23を並列接続している。このため、例えばU相入力端子26uと中性点Nとの間の抵抗値は、1本の巻線23の抵抗値の半分となる。このように、本実施の形態のモータは、並列回路を含む回路構成としているため、等価的に巻線抵抗を減らすことができ、1本の巻線の線径を細くしても全体としての巻線の電流容量は高くなるため、モータの高出力化に対応できる。
また、本実施の形態のモータは、このように1本の巻線の線径を細くできるため、太い巻線の巻線作業と比較して巻線作業が容易となり、さらに、巻線作業が容易であるためスロット占積率を高めることも可能となる。
そして、さらに、本実施の形態のモータは、相ごとに、片方側のペアから反対側のペアに渡って、2本の巻線23が延伸するように巻線を配線すればよい。そして、このように配線した2本の巻線23の片方側の端部どうし、および反対側の端部どうしを単に接続するのみで、3相Y結線の構成が実現できる。このように、本実施の形態のモータは、ペア中の2つの巻線端部それぞれを電気的に接続すればよいため、単に隣り合った巻線端部の結線でよく、配線が交差するなどの複雑な結線処理は必要ない。このため、各巻線の端部を結線するための多層の配線基板や、交差配線のための部品などは必要ないため、簡易な構成のモータが実現でき、また、これによって、信頼性を高めるとともにモータの小型化を図ることができる。
また、ペア中の2つの巻線端部それぞれを、ペアの両突極間に形成されるスロットから外周方向に引き出すことによって、容易に入力端子や中性点を形成できるため、このような構成とすることによって、モータの簡易化を図るにはより効果がある。
図1ではm=1として10極に着磁されたロータと12個の突極を持つステータの例を示したが、このような巻線ペア中の2つの巻線端部それぞれをペアの両突極間に形成されるスロットから外周方向に引き出す構造はm(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極を有するステータを持つモータにおいて同様に構成することができる。
次に、本実施の形態のモータにおいて、各巻線23の巻回方向などを含め、巻線23の配線処理の詳細について説明する。
まず、ペアのそれぞれにおいては、一方の突極22と他方の突極22との巻線方向が互いに逆方向となるように、それぞれの突極22に巻線23を巻回している。例えばU相の場合、図1に示すように、突極Tu11とTu12とが異極となるように、コイルCu11の巻線23u1とコイルCu12の巻線23u2とは、互いが異方向となるように巻回されている。
さらに、それぞれの巻線23は、片方側のペアの突極22から、反対側のペアの周方向に最も近くなるほうの突極22へと引き渡されている。例えばU相の場合、巻線23u1は、コイルCu11から渡り線Cu1を経由して、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tu21へと引き渡される。また、巻線23u2は、コイルCu12から渡り線Cu2を経由して、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tu22へと引き渡される。言い換えれば、片方側の突極22から、周方向に(5π/6)ラジアンだけ離れた同一組中の突極22へと渡り線が延伸する。なお、このとき、巻線23は、片方側のペアの突極22から、反対側のペアの周方向に最も近くなるほうの突極22へと、最も近くなる周方向の経路を渡って、渡り線により引き渡される。このように、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極22へと引き渡すような構成とすることにより、ステータ20において巻線23どうしの交差を減らすことができ、巻線23の配線処理が容易となる。
そして、このように引き渡された巻線23は、反対側のペアの突極22に対して、片方側のペアの突極22と同一方向に巻回される。例えばU相の場合、図1に示すように、突極Tu11とTu21とが同極となるように、巻線23u1は、コイルCu11とコイルCu21との互いの巻回方向が同一方向となるように巻回されている。巻線23u2は、コイルCu12とコイルCu22の互いの巻回方向が同一方向となるように巻回されている。また、反対側のペアの突極Tu21とTu22とは互いに異極となる。
同様に、V相の場合、図1に示すように、突極Tv11とTv12とが異極となるように、コイルCv11の巻線23v1とコイルCv12の巻線23v2とは、互いが異方向となるように巻回されている。さらに、巻線23v1は、コイルCv11から渡り線Cv1を経由して、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tv21へと引き渡される。また、巻線23v2は、コイルCv12から渡り線Cv2により、最も近くなる周方向の経路を渡って、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tv22へと引き渡される。そして、突極Tv11とTv21とが同極となるように、巻線23v1は、コイルCv11とコイルCv21の互いの巻回方向が同方向となるように巻回されている。巻線23v2は、コイルCv12とコイルCv22の互いの巻回方向が同方向となるように巻回されている。また、反対側のペアの突極Tv21とTv22とは互いに異極となる。
同様に、W相の場合、図1に示すように、突極Tw11とTw12とが異極となるように、コイルCw11の巻線23w1とコイルCw12の巻線23w2とは、互いが異方向となるように巻回されている。さらに、巻線23w1は、コイルCw11から渡り線Cw1を経由して、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tw21へと引き渡される。また、巻線23w2は、コイルCw12から渡り線Cw2により、最も近くなる周方向の経路を渡って、反対側のペアの周方向に最も近くなる突極Tw22へと引き渡される。そして、突極Tw11とTw21とが同極となるように、巻線23w1は、コイルCw11とコイルCw21の互いの巻回方向が同方向となるように巻回されている。巻線23w2は、コイルCw12とコイルCw22の互いの巻回方向が同方向となるように巻回されている。また、反対側のペアの突極Tw21とTw22とは互いに異極となる。
ところで、以上の説明ではロータ10の外周側にステータ20を配置したインナロータ型のモータの一例を挙げて説明したが、ステータの外周側にロータを配置したアウタロータ型のモータであってもよい。
図4は、本発明の実施の形態におけるモータの他の構成例の要部を示す図である。図4では、本発明をアウタロータ型のモータに適用した一例を示している。また、図1と同一の構成要素については同一の符号を付している。図4に示すモータは、ロータ10が、ステータ20と所定の空隙を介して、ステータ20の外周側に対向するように配置されている。また、ステータ20は、ヨーク21から外周側に突出する複数の突極22を含む構造のステータコア24に巻線23を巻回することで構成される。そして、各突極22に巻回される巻線23を含むステータ20は、図1で説明したインナロータ型のモータと同様の構成である。
また、図5は、図4に示すモータの断面図であり、図6は、図4に示すモータの上面図である。
図5に示すモータは、ベース基板34上に、固定部材34aが装着されている。固定部材34aの外周側には、巻線23を巻回したステータ20が搭載されている。また、固定部材34aの内周側には、2つの軸受13の外周側が固定されている。一方、軸受13の内周側には、回転軸11が挿入されている。回転軸11の先端には、円筒状のロータフレーム14が固定されている。そして、ロータフレーム14の内周面には、永久磁石12が円筒状にステータ20と対面して固着されている。図5に示すモータは、ロータが回転軸11、ロータフレーム14および永久磁石12を含むような構成である。
また、ベース基板34上には、モータを駆動するための電子部品を実装したプリント基板35が搭載されている。そして、ステータ20から引き出された各巻線23の端部が、例えば半田付けによってプリント基板35に電気的に接続される。図5では、巻線23の入力端側がプリント基板35上の入力端子26で接続され、巻線23の中性点側が接続部26nで接続された構成を示している。また、図6は、プリント基板35上において、巻線23の入力端側がU相入力端子26u、V相入力端子26vおよびW相入力端子26wに接続されるとともに、中性点側がプリント基板35上に形成された接続部26nとしての配線パターンに接続された構成を示している。
図5および図6から明らかなように、本実施の形態のモータは、各巻線の端部を電気的に接続するために複雑な結線処理は必要なく簡易な結線処理でよい。すなわち、各巻線の端部間を結線するための配線基板などは必要なく、結線のための複雑な配線も必要ない。
図7は、本発明の実施の形態においてm=2としたときのモータの構成例の要部を示す図である。すなわち、図7に示すモータは、ロータ10が20極に着磁されているとともにステータ20が24個の突極を有している。図7は1相分の巻線を示しており、図1に対応する構成要素については同一の符号を付している。
図7では1つの相に対応するペアとして4個のペアから構成されている。すなわち、1つの相に対応するこれら各ペアが周方向に等間隔に配置されるように、1つの相に対応する2個の中間のペアをさらに設けている。具体的には、図7に示すように、ペアの中心が略90°の等間隔で配置されるように、片方側のペアである突極Tu11およびTu12とその反対側のペアである突極Tu21およびTu22とに加えて、片方側から反対側に向かって一方向側に中間のペアである突極Tu31およびTu41、さらに他方向側に中間のペアである突極Tu32およびTu42を設けている。
また、中間のペアも含め、隣り合って1つのペアを形成する突極は互いの巻回方向が逆方向となるように巻回されている。すなわち、図7において、一方の中間のペアの突極Tu31およびTu41に形成されるコイルCu31とCu41との巻回方向は互いに逆方向であり、また、他方の中間のペアの突極Tu32およびTu42に形成されるコイルCu32とCu42との巻回方向も互いに逆方向である。
また、図7に示すように、一方の巻線23u1は、片方側のペアの一方の突極Tu11、中間のペアの両突極Tu31およびTu41、反対側のペアの一方の突極Tu21へと順に巻回される。また、他方の巻線23u2は、片方側のペアの他方の突極Tu12、他方向側の中間のペアの両突極Tu32およびTu42、反対側のペアの他方の突極Tu22へと順に巻回される。そして、ペアの両突極間に形成されるスロットから巻線の一端が外周方向に引き出され、電気的に並列接続されて交流入力端であるU相入力端子26uとし、反対側の巻線の端部を接続部26nで電気的に接続して中性点Nとしている。図7ではU相のみを示しているが、V相およびW相も同様に形成し、これによって24個の突極を有する構成での3相Y結線が構成される。
以上、図7を用いて、m=2としたときのモータの構成例について説明したが、mが2以上のとき、1つの相に対応する各ペアが周方向に等間隔に配置されるように、1つの相に対応する2(m―1)個の中間のペアをさらに設け、一方の巻線を、片方側のペアの一方の突極、周の一方向側の中間のペアの両突極、反対側のペアの一方の突極へと順に巻回し、他方の巻線を、片方側のペアの他方の突極、周の他方向側の中間のペアの両突極、反対側のペアの他方の突極へと順に巻回すればよい。
なお、以上の説明では、巻線23を片方側のペアの突極22から反対側のペアの周方向に最も近くなるほうの突極22へと引き渡すような例を挙げて説明したが、m=1の場合には片方側のペアの突極22から、周の中心に対して対称関係となる突極22のほうへ引き渡すような構成としたり、このような構成を含んでもよい。すなわち、例えば、突極Tu11から突極Tu22、および突極Tu12から突極Tu21へと引き渡すような構成であってもよい。また、巻線23を片方側のペアの突極22から反対側のペアの周方向に最も近くなるほうの突極22へと引き渡すような例を挙げて説明したが、遠くなる経路を経由して引き渡すような構成を含んでもよい。このような構成により、ステータ20の配線処理での巻線交差数が増えたりするものの、本発明の効果を得ることができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態におけるモータは、周方向にm(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極がロータに対面して周方向に配置されたステータとを備え、3相の交流で駆動するモータである。そして、突極のペアの組ごとに、片方側から反対側のペアに渡って、両ペアの一方の突極それぞれに1本線で巻回した一方の巻線と両ペアの他方の突極それぞれに1本線で巻回した他方の巻線とを備えている。
このような構成により、片方側ペア中の2つの巻線の端部それぞれを電気的に接続し、その反対側ペア中の2つの巻線の端部それぞれも電気的に接続することによって、相ごとに巻線の並列接続を含む回路が形成できる。これによって、巻線抵抗を等価的に低くできるため、巻線の線径を細くできる。さらに、ペア中の2つの巻線の端部それぞれを電気的に接続すればよいため、単に隣り合った巻線の端部の結線でよく、配線が交差するなどの複雑な結線処理は必要ない。したがって、本発明のモータによれば、複雑な結線処理は必要なく簡易な結線処理でよいため、部品点数の増加を抑えるとともに簡易な構成で、小型にて高出力かつ高効率なモータを提供することができる。
本発明のモータは、簡易な構成によって巻線の占積率を高めるとともにコギングトルクも抑制したモータを提供できるため、家電製品や電装品など、小型かつ高出力で高効率、低騒音、低コストが求められるモータに有用である。
本発明の実施の形態におけるモータの要部を示す図 同モータの巻線展開図 同モータの巻線の結線図 同モータの他の構成例の要部を示す図 図4に示すモータの断面図 図4に示すモータの上面図 m=2のときの構成例の要部を示す図
10 ロータ
11 回転軸
12 永久磁石
13 軸受
14 ロータフレーム
20 ステータ
21 ヨーク
22,Tu11,Tu12,Tu21,Tu22,Tv11,Tv12,Tv21,Tv22,Tw11,Tw12,Tw21,Tw22,Tu31,Tu41,Tu32,Tu42 突極
23,23u1,23u2,23v1,23v2,23w1,23w2 巻線
24 ステータコア
25 スロット
26 入力端子
26n 接続部
26u U相入力端子
26v V相入力端子
26w W相入力端子
34 ベース基板
34a 固定部材
35 プリント基板
Cu1,Cu2,Cv1,Cv2,Cw1,Cw2 渡し線
Cu11,Cu12,Cu21,Cu22,Cv11,Cv12,Cv21,Cv22,Cw11,Cw12,Cw21,Cw22 コイル

Claims (8)

  1. 周方向にm(12±2)極に着磁されたロータと、巻線を巻回した12m個(mは1以上の整数)の突極が前記ロータに対面して周方向に配置されたステータとを備え、3相の交流で駆動するモータであって、
    隣り合う一対の前記突極をペアとし、さらに、周の中心に対して互いに対称関係となる片方側の前記ペアとその反対側の前記ペアとを、1つの相に対応する前記ペアの組として、3つの前記相にそれぞれ対応させ、
    前記ペアの組ごとに、前記片方側から前記反対側のペアに渡って、両前記ペアの一方の突極それぞれに1本線で巻回した一方の巻線と、両前記ペアの他方の突極それぞれに1本線で巻回した他方の巻線とを備えたことを特徴とするモータ。
  2. 前記mが2以上のとき、
    1つの相に対応する各ペアが周方向に等間隔に配置されるように、1つの相に対応する2(m―1)個の中間のペアをさらに設け、
    前記一方の巻線を、前記片方側のペアの一方の突極、周の一方向側の前記中間のペアの両突極、前記反対側のペアの一方の突極へと順に巻回し、
    前記他方の巻線を、前記片方側のペアの他方の突極、周の他方向側の前記中間のペアの両突極、前記反対側のペアの他方の突極へと順に巻回したことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ペアのそれぞれにおいて、一方の突極と他方の突極との巻線方向が互いに逆方向となるように、それぞれの突極に前記巻線を巻回したことを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
  4. それぞれの前記巻線は、前記片方側のペアの突極から、前記反対側のペアの周方向に最も近くなるほうの前記突極へと、最も近くなる周方向の経路を渡って、引き渡されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記片方側および前記反対側の前記ペアの両巻線の少なくとも一方は、前記ペアの両突極間に形成されるスロットから外周方向に引き出されていることを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 一方の前記巻線の端部と他方の前記巻線の端部とは、前記片方側とその反対側それぞれにおいて、その側の一対の端部どうしが電気的に並列接続されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記片方側で接続した一対の端部を各相の交流入力端とし、
    前記反対側の各相の巻線の端部すべてを電気的に接続して中性点として、
    3相Y結線を構成したことを特徴とする請求項6に記載のモータ。
  8. それぞれの相に対応する前記片方側のペアは、周方向に隣り合って順に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のモータ。
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