JP2010176952A - 燃料電池システム - Google Patents

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浩己 田中
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卓睦 手塚
Nobukazu Mizuno
伸和 水野
Koji Fuji
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Abstract

【課題】 温度センサを用いることなく燃料電池の温度を精度良く求めること。
【解決手段】燃料電池システムFCの制御部40は、燃料電池10内部の反応ガスが封止された状態で、クロスリークによる内部圧力変化を排除して、燃料電池10の運転停止時における運転停止時内部圧力を求める。制御部40は、温度センサ311によって検出された運転時における燃料電池10の温度と、算出された内部圧力およびアノード圧力センサ301によって検出された現在内部圧力とを用いて燃料電池10の現在内部温度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、より具体的には、燃料電池の内部温度を検出する技術に関する。
燃料電池システムでは、燃料電池の温度を制御パラメータの1つとして用いて燃料電池の運転制御が行われている。燃料電池の温度は、例えば、燃料電池の冷却液温度、燃料電池の表面温度を温度センサによって検出することによって測定されてきた。温度センサを用いる場合には、燃料電池の運転開始時に迅速に温度を検出できないという問題があった。この問題に対して、温度センタを用いることなく、燃料電池の圧力変化量、ガス供給量とに基づいて燃料電池の温度を推定する技術が知られている。
特開2007−35563号公報
しかしながら、上記の温度センサを用いない従来技術では、燃料電池の内部圧力が直ちに大気圧と等しくなってしまうため圧力変化量を正確に測定することができないという問題があった。また、クロスリークの影響を考慮していないため検出した圧力低下がクロスリークに基づく圧力低下であるのか、温度低下による圧力低下であるのか判別することができず、燃料電池の温度を精度良く推定することができない。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、温度センサを用いることなく燃料電池の温度を精度良く求めることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は以下の種々の態様を採る。
第1の態様は、燃料電池システムを提供する。第1の態様に係る燃料電池システムは、燃料電池と、前記燃料電池の内部温度を検出する温度検出器と、前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の運転停止時における前記燃料電池の運転停止時内部圧力を求める圧力算出部と、前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の現在内部圧力を検出する圧力検出部と、前記温度検出器によって検出された運転時における前記燃料電池の温度と、前記算出された内部圧力および検出された現在内部圧力とを用いて前記燃料電池の現在内部温度を算出する現在内部温度算出部とを備える。
第1の態様に係る燃料電池システムによれば、燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で燃料電池の運転停止時における燃料電池の運転停止時内部圧力を求め、温度検出器によって検出された運転時における燃料電池の温度と、算出された内部圧力および検出された現在内部圧力とを用いて燃料電池の現在内部温度を算出するので、温度センサを用いることなく燃料電池の温度を精度良く求めることができる。
第1の態様に係る燃料電池システムにおいて、前記圧力算出部は、クロスリークを考慮して、前記運転停止時内部圧力を求めても良い。この場合には、クロスリークを考慮して、運転停止時内部圧力を求めるので、運転停止時内部圧力の算出精度を向上させることが可能となり、温度センサを用いることなく燃料電池の温度をさらに精度良く求めることができる。
第1の態様に係る燃料電池システムにおいて、前記圧力算出部は、クロスリークに伴う圧力低下が収束した後における前記燃料電池の圧力変化に基づいて前記運転停止時内部圧力を求めても良い。この場合には、クロスリークに伴う圧力低下が収束した後における燃料電池の圧力変化に基づくことによって、クロスリークの影響を排除した運転停止時内部圧力を算出することができる。
第1の態様に係る燃料電池システムにおいて、前記圧力算出部は、クロスリークに伴う水素および酸素のモル数の変動を考慮したモル数を用いて前記運転停止時内部圧力を求めても良い。この場合には、クロスリークに伴う水素および酸素のモル数の変動を考慮することによって、クロスリークの影響を排除した運転停止時内部圧力を算出することができる。
第1の態様に係る燃料電池システムはさらに、前記燃料電池に対する反応ガスの給排を許容または停止するための封止弁を備え、前記燃料電池内の反応ガスの封止は、前記封止弁を閉弁することによって実行されても良い。この場合には、容易に燃料電池内の反応ガスを封止することができる。
第1の態様に係る燃料電池システムはさらに、前記運転停止時内部圧力および運転停止時における前記燃料電池の温度を記憶する記憶装置を備え、前記現在内部温度算出部は、前記燃料電池の始動時に、前記記憶装置から前記運転停止時内部圧力および運転時における前記燃料電池の温度を読み出し、前記圧力検出部から現在内部圧力を取得して、前記現在内部温度を算出しても良い。この場合には、記憶装置に記憶されている運転停止時内部圧力および運転停止時における燃料電池の温度を用いて運転停止時内部圧力を算出することができる。
第2の態様は、燃料電池システムにおける燃料電池の現在温度取得方法を提供する。第2の態様に係る燃料電池の現在温度取得方法は、前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態での前記燃料電池の運転停止時における前記燃料電池の運転停止時内部圧力を取得し、前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の現在内部圧力を検出し、運転時における前記燃料電池の温度を取得し、前記取得した運転時における前記燃料電池の温度、前記取得した内部圧力および検出された現在内部圧力とを用いて前記燃料電池の現在内部温度を算出することを備える。
第2の態様に係る燃料電池の現在温度取得方法によれば、第1の態様に係る燃料電池システムと同様の作用効果を得ることができる。また、第2の態様に係る燃料電池の現在温度取得方法は、第1の態様に係る燃料電池システムと同様にして種々の態様にて実現され得る。
第2の態様に係る燃料電池の現在温度取得方法は、この他にも燃料電池の現在温度取得プログラム、燃料電池の現在温度取得プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能媒体として実現され得る。コンピュータ読み取り可能媒体には、ハードディスクドライブ、半導体メモリ、CDおよびDVDといった、磁気的、静電気的、光学的にプログラムを記録可能な種々の媒体が含まれる。
本実施例に係る燃料電池システムの構成を模式的に示す説明図である。 本実施例に係る燃料電池システムの適用例として車両に搭載されている様子を示す説明図である。 本実施例における制御部の内部構成を機能的に示すブロック図である。 本実施例に係る燃料電池システムにおける燃料電池の現在内部温度を算出するために実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。 第1の方法に用いられる経過時間と圧力との関係を示す特性線の一例を示す説明図である。
以下、本発明に係る燃料電池システムについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
図1は本実施例に係る燃料電池システムの構成を模式的に示す説明図である。燃料電池システムFCは、燃料電池10、燃料ガス供給系、酸化ガス供給系、冷却系、制御部40および負荷50を備えている。なお、本実施例において、反応ガスは、燃料電池10における電気化学反応に供する燃料ガスおよび酸化ガスの総称である。なお、燃料ガスとしては、例えば、純水素、水素含有量の高い水素リッチガスが含まれ、酸化ガスとしては、例えば、空気(大気)、酸素が含まれる。
燃料電池10は、燃料ガスが供給されるアノードおよび酸化ガスが供給されるカソードを有する。本実施例では、固体高分子型の燃料電池が用いられ、燃料電池10は、電解質膜のそれぞれの面上に、アノード触媒層およびカソード触媒層を備える膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)を備えている。なお、アノード触媒層およびカソード触媒層に加えて、アノードガス拡散層、およびカソードガス拡散層を備えていても良い。
電解質層は、固体高分子電解質膜、例えばパーフルオロカーボンスルホン酸を含むフッ素系樹脂からなるプロトン伝導性のイオン交換膜によって形成することができる。各触媒層は、電気化学反応を促進する触媒、例えば、白金、あるいは白金と他の金属からなる合金を含む。各触媒層は電解質層の表面に塗布されることによって形成されても良く、あるいは、各ガス拡散層に触媒金属を担持させることによって、各ガス拡散層と一体に形成されても良い。各ガス拡散層は、導電性及びガス透過性を有する部材、例えば、カーボン製多孔体、カーボンペーパを用いることができる。
燃料電池10は、アノードに燃料ガス供給部100aおよび燃料オフガス排出部100b、カソードに酸化ガス供給部100cおよび酸化オフガス排出部100dを備えている。燃料電池10はさらに、冷却液供給部100eおよび冷却液排出部100fを備えている。
燃料ガス供給系は、水素源18、燃料ガス供給管110、燃料オフガス排出管111、燃料オフガス循環管112を備えている。水素源18は、燃料ガスである水素を供給するための水素貯蔵部であり、本実施例では、高圧水素タンクが用いられる。この他に、水素貯蔵合金、カーボンナノチューブを用いた水素貯蔵部、液体水素を貯蔵する水素貯蔵部が用いられても良い。
燃料電池10の燃料ガス供給部100aと水素源18とは燃料ガス供給管110によって接続されている。燃料ガス供給管110には、圧力制御弁21およびアノード圧力センサ301が備えられている。圧力制御弁21は、水素源18から燃料電池10に供給される燃料ガスの圧力を所定の圧力に調整すると共に、制御部40からの閉弁要求に従って、閉弁状態を取り、水素源18から燃料電池10に対する燃料ガスの供給を停止する。なお、圧力制御弁21とは別に、水素源18から燃料電池10に対する燃料ガスの供給を許容・停止するための燃料ガス供給封止弁が備えられても良い。燃料ガス供給封止弁は制御部40によって開弁・閉弁が制御され、後述する現在内部温度算出制御において全封止弁を閉弁する場合には、燃料ガス供給封止弁も閉弁される。
燃料電池10の燃料オフガス排出部100bには燃料オフガス排出管111が接続されている。燃料オフガス排出管111にはアノード封止弁22が備えられている。アノード封止弁22は、制御部40によって制御され、開弁状態にて燃料電池10からの燃料オフガスの排出を許容し、閉弁状態にて燃料電池10からの燃料オフガスの排出を停止する。アノード封止弁22は、通常閉弁されており、アノード封止弁22を定期的に開弁することによって、アノードに滞留している窒素ガス、水蒸気といった非燃料ガスを大気中に排出し、アノードにおける燃料ガスの拡散性を向上して発電効率の回復を図ることができる。
燃料ガス供給管110における圧力制御弁21の下流部と燃料オフガス排出管111におけるアノード封止弁22の上流部とには、燃料オフガス循環管112が接続されている。したがって、アノードに対して燃料オフガスを再投入することが可能である。燃料オフガス循環管112には、燃料オフガス排出管111から流入する燃料オフガスを燃料ガス供給管110へ再投入するための燃料オフガス循環ポンプ321が備えられている。なお、アノード封止弁22を備えることなく、燃料電池の燃料オフガス排出部100bに燃料オフガス循環管112が直接接続されていても良い。
酸化ガス供給系は、酸化ガス供給管120、酸化ガスブロワー322、酸化オフガス排出管121、マフラ122を含んでいる。燃料電池10の酸化ガス供給部100cには、酸化ガス供給管120が接続されており、酸化ガスブロワー322と燃料電池10は、酸化ガス供給管120を介して接続されている。酸化ガス供給管120にはカソードを大気から封止するための第1カソード封止弁23が備えられている。燃料電池10の酸化オフガス排出部100dには、酸化オフガス排出管121が接続されている。酸化オフガス排出管121には、第2カソード封止弁24、カソード圧力センサ302、マフラ122が備えられている。第2カソード封止弁24は、酸化ガスブロワー322と協働してカソード圧力を調整すると共に、第1カソード封止弁と協働してカソードを大気から封止する。カソード圧力センサ302はカソードの圧力を検出する。マフラ122はカソードオフガスの排出に伴い発生する排気音を低減する。
燃料電池10の図示しない出力端子には、負荷50が接続されている。図2は本実施例に係る燃料電池システムの適用例として車両に搭載されている様子を示す説明図である。
燃料電池システムFCが車両60に搭載されている場合、負荷50として、例えば、車両60を駆動するためのモータが用いられる。
冷却系は、冷却液配管130、熱交換器131、温度センサ311および冷却液用ポンプ323を含んでいる。燃料電池10の冷却液供給部100eおよび冷却液排出部100fと熱交換器131とは冷却液配管130を介して接続されている。燃料電池10の冷却液排出部100fと熱交換器131との間の冷却液配管130には冷却液温度を検出するための温度センサ311および冷却液配管310内の冷却液を循環させるための冷却液用ポンプ323が配置されている。なお、冷却液は冷媒として用いられており、気体と液体との間で相変化することにより、例えば大気との間で熱の授受を行う冷却物質が用いられても良い。
制御部40は入力される要求出力に応じて燃料電池システムFCの動きを制御する。図3は本実施例における制御部の内部構成を機能的に示すブロック図である。制御部40は、中央演算装置(CPU)41、メモリ42、入出力インターフェース43を備えている。CPU41、メモリ42および入出力インターフェース43は双方向通信バスによって互いに接続されている。CPU41はメモリに格納されているプログラムを実行し、燃料電池システムFCの動作を制御する。メモリ42には圧力を用いて現在温度を算出するための現在温度算出プログラム421、燃料電池停止時における圧力を算出するための停止時圧力算出プログラム422が格納されている。これらプログラム421、422はCPU41によって実行されることによって、現在内部温度算出部、圧力算出部として機能する。また、メモリ42はCPU41による演算結果を一時的に記憶するための作業領域を備えている。入出力インターフェース43は、制御部40の外部に備えられている各種センサ、アクチュエータと制御部40とを接続するための信号線が接続されるインターフェースである。本実施例では、入出力インターフェース43には、圧力制御弁21、第1、第2カソード封止弁23、24、アノード圧力センサ301、カソード圧力センサ302、温度センサ311、燃料オフガス循環ポンプ321、酸化ガスブロワー322、冷却液用ポンプ323がそれぞれ制御用信号線を介して接続されている。
燃料電池システムFCの動作について簡単に説明する。水素源18に貯蔵されている高圧水素は、圧力制御弁21によって所定の圧力に減圧された後、燃料ガス供給管110および燃料ガス供給部100aを介して燃料電池10のアノードに供給される。燃料ガス供給部100aを介して燃料電池内に供給された燃料ガスのうち、起電反応に供されなかった燃料ガスを含む燃料オフガス(アノードオフガス)は、燃料オフガス排出部100bおよび燃料オフガス排出管111の一部を介して、燃料オフガス循環管112に流動する。燃料オフガス循環管112に流動した燃料オフガスは、燃料オフガス循環ポンプ321によって燃料ガス供給管110へと導かれ、水素源からの水素と共に燃料電池10に再投入される。なお、アノード封止弁22は、通常運転時には閉弁状態とされ、燃料電池10は、燃料オフガスを内部に止めた状態で運転(発電)する。
燃料電池10のカソードへは、酸化ガスブロワー322によって取り込まれた大気(空気)が酸化ガス供給管120および酸化ガス供給部100cを介して供給される。制御部40は、燃料電池10運転時には、第1および第2カソード封止弁23、24を開弁状態とする。
アノードに供給された水素は、アノード触媒層によって水素イオン(プロトン)ど電子とに分離とされ、水素イオンは膜電極接合体を介してカソードに移動し、電子は外部回路を介してカソード触媒層へと移動する。カソードに移動した水素イオンは、カソード触媒層において、カソードに供給された酸素および外部回路を経由した電子と反応し、水が生成される。この一連の反応によって、負荷50を駆動するための電流を得ることができる。
冷却液配管130内の冷却液は、燃料電池10内で起電反応に伴い発生した熱の一部を奪い、熱交換器131において熱の一部を放出する。すなわち、冷却液用ポンプ323によって、燃料電池10と熱交換器131との間で冷却液が循環させられることによって、燃料電池10は所定温度に冷却(または維持)される。
制御部40は、運転開始時には、後述する現在内部温度算出処理によって算出された現在温度を用いて燃料電池10の運転を開始する。制御部40は、始動後の運転時には、入力された要求出力、温度センサ311によって取得された燃料電池10の温度に基づいて、燃料オフガス循環ポンプ321、酸化ガスブロワー322による燃料オフガス循環量、酸化ガス供給量を調整して、燃料電池10の運転制御を実行する。
・燃料電池の現在内部温度算出制御:
図4は本実施例に係る燃料電池システムにおける燃料電池の現在内部温度を算出するために実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。本処理ルーチンは、燃料電池10(燃料電池システムFC)の運転停止要求が入力されると実行される。運転停止要求は、例えば、燃料電池システムが車両60に搭載されている場合には、スタート・ストップボタン、イグニッションスイッチといったスイッチを介して、あるいは、燃料電池システムが固定設置されている場合には、オン・オフスイッチを介して入力される。
CPU41は温度センサ311を介して燃料電池10の運転停止時温度T1を取得する(ステップS100)。ここで、運転停止時温度T1は、稼働中(運転中)の燃料電池10の内部温度であり、燃料電池10の冷却液排出部100fから排出される冷却液温度として取得される。燃料電池10の運転中であれば、冷却液は十分に循環しており、冷却液排出部100fから排出される冷却液の温度は燃料電池10内部の温度を十分に表していると共に、応答遅れもない。なお、運転停止時温度T1は、運転停止要求が入力される前、すなわち、燃料電池システムFCの稼働中の任意のタイミングにて取得されても良い。通常運転時における燃料電池10の内部温度は一定と見なすことができるからである。
CPU41は、運転停止時温度T1を取得すると、燃料電池システムFCの運転を停止する(ステップS110)。具体的には、燃料オフガス循環ポンプ321、酸化ガスブロワー322を停止すると共に、圧力制御弁21を閉弁して、燃料電池10内部への反応ガスの供給を停止する。さらに、負荷50と接続されている電力供給線上に備えられているスイッチを遮断しても良い。
CPU41は、全ての封止弁を閉弁する(ステップS120)。具体的には、アノード封止弁22、第1および第2カソード封止弁23、24を閉弁する。この結果、燃料電池10の内部は、大気から遮断され、封止された状態に保たれる。なお、圧力制御弁21は、ステップS120にて閉弁されても良い。
CPU41は停止時圧力算出プログラム422を実行して運転停止時内部圧力P1を算出する(ステップS130)。運転停止時内部圧力P1の算出には、燃料電池システムFC停止後における圧力低下特性線を直線補完することによって燃料電池システムFC停止直後の燃料電池10の内部圧力P1を算出する第1の方法、理想気体の状態方程式を用いて燃料電池10の運転停止後における水素および酸素のモル数の変動を考慮して燃料電池システムFC停止直後の燃料電池10の内部圧力P1を算出する第2の方法がある。
燃料電池システムFCにはアノード圧力センサ301、カソード圧力センサ302が備えられている。しかしながら、燃料電池10の運転停止直後は、燃料オフガス循環ポンプ321、酸化ガスブロワー322および圧力制御弁21によって圧力調整された高圧水素ガスによって、燃料電池10のカソードおよびアノードは満たされている。この結果、燃料電池10のアノードとカソード間においてクロスリークが発生し、クロスリークに伴いアノード圧力およびカソード圧力が変化する。したがって、アノード圧力センサ301、カソード圧力センサ302によっては、クロスリークの影響を排除して、温度変化(低下)に伴う圧力変化(低下)のみを適切に検出することができない。また、理想気体の状態方程式を用いる場合にも、クロスリークに伴いアノードとカソードのモル数が変化するため、クロスリークに伴うモル数の変化を考慮しなければ正確な圧力を算出することができない。そこで、第1の方法および第2の方法のいずれかによって、燃料電池システムFC停止直後におけるクロスリークの影響を排除した燃料電池10の内部圧力P1を推定する。
本実施例ではまた、燃料電池10のアノードおよびカソードを封止して大気との連通を遮断しているので、燃料電池システムFCの運転停止直後に、燃料電池10の内部圧力が大気圧となる事態を回避して、燃料電池システムFCの運転時の内部温度T1における内部圧力P1を正確に見積もることができる。
第1の方法は、クロスリークに伴う圧力低下が収束した後における燃料電池の内部圧力変化に基づいて運転停止時内部圧力を求める方法と言うことができる。図5は第1の方法に用いられる経過時間と圧力との関係を示す特性線の一例を示す説明図である。図5において縦軸はスタック圧力、横軸は経過時間を示す。図5において、経過時間0(s)は燃料電池システムFCの運転停止直後に対応する。燃料電池システムFCが停止すると、クロスリークに伴う圧力低下と温度低下に伴う圧力低下とが同時進行する。クロスリークに伴う圧力低下期間tcは、1000〜2000(s)程度である。そこで、本実施例では、CPU41は停止時圧力算出プログラム422を実行して、クロスリークに伴う温度低下の影響を受けない開始時間ts(s)以降の特性線を用いて直線補完を実行する。開始時間tsは、例えば、3600(s)である。図5の例では、直線補完によって、燃料電池システムFC停止時における燃料電池10の内部圧力P1が求められている。なお、特性線を直線補完することによって所望の値を推定(取得)する手法は公知の手法であるから説明を省略する。
第2の方法は、クロスリークに伴う水素および酸素のモル数の変動を考慮したモル数と理想気体の状態方程式とを用いて運転停止時内部圧力を求める。燃料電池システムFC運転時におけるアノードおよびカソードにおける理想気体の状態方程式は以下の(式1)および(式2)の通りとなる。
AnAn=nAnRT1 (式1)
CaCa=nCaRT1 (式2)
アノードの内部圧力PAn、カソードの内部圧力PCaは(式3)および(式4)の通りとなり、アノードのモル数nPAn、カソードのモル数nCaは(式5)および(式6)の通りとなる。
An=PH2+PH2O-An+PN2-An (式3)
Ca=PO2+PH2O-Ca+PN2-Ca (式4)
An=nH2+nH2O-An+nN2-An (式5)
Ca=nO2+nH2O-Ca+nN2-Ca (式6)
なお、PH2O-AnおよびPH2O-Ca並びにnH2O-AnおよびnH2O-Caは温度の関数である水蒸気圧曲線を用いて求めることが可能である。また、アノードにおいてはPN2-An およびnN2-An は0と近似することが可能であり、カソードにおいてはPN2-An およびnN2-An は空気における酸素および窒素の組成割合に基づいて求めることができる。
次にクロスリークの影響を考慮すると、アノードおよびカソードにおける残存酸素量および水素量の大小関係に応じて以下の通りモル数が変化する。なお、n’はクロスリークによって消費された後の各成分のモル数を示している。
*nH2/2>nO2 n’O2=0(全量消費) n’H2=nH2−2nO2
*nH2/2<nO2 n’H2=0(全量消費) n’O2=nO2−nH2/2
*nH2/2=nO2 n’H2=0(全量消費) n’O2=0(全量消費)
すなわち、クロスリークによりアノードにおいて生じる起電反応によってH2Oが生成された後に残存する酸素または水素のモル数が、クロスリークの影響によるモル数変化を示し、求められたモル数を考慮する(モル数から減ずる)ことによって、クロスリークの影響を排除したモル数nを用いて理想気体の状態方程式から燃料電池システムFCの運転停止時における圧力P1を求めることができる。
クロスリークによる水素または酸素の移動が収束するとアノードおよびカソードの圧力は同一圧力となる。以下では、アノードを例にとって、燃料電池システムFCの運転停止直後の圧力P1の算出手順を説明する。クロスリークに伴う水素のモル数の変化を考慮したモル数、燃料電池システムFCの運転中の圧力P0と燃料電池システムFCの運転停止直後の圧力P1との関係は式(7)、(8)に示すとおり
Figure 2010176952
ここで、式(7)において、PAnはアノード圧力センサ301によって検出された燃料電池システムFCの運転中の内部圧力であり、VAnは既知のアノードの容積であり、T1は温度センサ311によって検出された燃料電池システムFCの運転中の内部温度であり、いずれも容易に取得することができる値である。また、式(8)において(nH2−n’H2)の項が、クロスリークに伴う水素のモル数変化を補正するための項となる。
CPU41は検出した運転停止時温度T1と算出した運転停止時内部圧力P1とをメモリ42に格納し(ステップS140)、始動要求の入力を待機する(ステップS150:No)。始動要求の入力は、前述のスタート・ストップボタン、イグニッションスイッチといったスイッチを介して入力される。なお、運転停止時温度T1として、停止要求の入力とは無関係に、燃料電池システムFCの運転中の温度を用いる場合には、運転中の温度を取得するタイミングにてメモリ42に格納される。
CPU41は、始動要求の入力を検出すると(ステップS150:Yes)、アノード圧力センサ301を介して現在内部圧力Pを取得する(ステップS160)。なお、カソード圧力を燃料電池10の内部圧力として用いる場合には、カソード圧力センサ302を介して現在内部圧力Pを取得してもよい。
CPU41は、現在温度算出プログラム421を実行して、現在温度Tを算出し(ステップS170)、本処理ルーチンを終了する。現在温度算出プログラム421では、以下の式(9)を用いて現在内部温度Tを取得する。具体的には、アノードの体積VAnが一定であるため、PAn/T=一定であるという特性を利用して、燃料電池システムFCの運転停止直後における内部温度T1および内部圧力P1と現在内部圧力Pを用いて現在内部温度Tを求める。換言すれば、燃料電池システムFCの運転停止後における、クロスリークの影響を排除した圧力変化(圧力低下)に基づいて、現在内部温度Tを取得する。
T=T1/P1×P (式9)
以上説明した本実施例に係る燃料電池システムFCによれば、燃料電池10を封止した状態にて算出された燃料電池システムFCの運転停止直後における内部圧力P1と、内部圧力P1と燃料電池システムFCの運転停止直後における内部温度T1および現在内部圧力Pとを用いて現在内部温度Tを求める。したがって、内部圧力P1の算出精度を向上させることができる。この結果、正確に算出された燃料電池10の内部圧力P1と正確に検出された内部圧力Pとを用いて、燃料電池システムFCの始動時における燃料電池10の内部温度Tを算出することができる。
また、本実施例では、クロスリークの影響を除外して、燃料電池システムFCの運転停止直後における内部圧力P1を算出するので、クロスリークに伴う圧力変化を排除して内部圧力P1を算出することができる。したがって、内部温度の変化(低下)にのみ起因する圧力変化(低下)に基づいて現在内部温度Tを算出することが可能となり、算出精度を向上させることができる。
さらに、燃料電池システムFCの運転停止後であってクロスリークの影響を受けない時点して内部圧力P1を算出し、メモリ42に格納しているので、燃料電池システムFCの運転開始時には、記憶されている内部圧力P1を用いて、迅速に現在内部温度Tを算出することができる。
変形例:
(1)上記実施例では、アノードを例にとって燃料電池10の現在内部温度Tを算出しているが、カソードにおける内部圧力変化に基づいて燃料電池10の現在内部温度Tを算出できることは言うまでもない。
(2)上記実施例では、燃料電池システムFCの運転停止後であってクロスリークの影響を受けない時点して内部圧力P1を算出し、メモリ42に格納しているが、燃料電池システムFCの運転開始時に、内部圧力P1を算出しても良い。この場合には、内部圧力P1を算出するための圧力検出と、現在内部温度Tを算出するための圧力検出とを1回の圧力検出によって実現することができる。
(3)上記実施例では、燃料電池システムFCが車両に搭載されている場合を例にとって説明したが、間欠運転を行う固定設置式の燃料電池システムに対しても適用可能であることはいうまでもない。
(4)上記実施例では、固体高分子型の燃料電池を例にとって説明したが、運転停止後に、アノードとカソードとの間でクロスリークが生じる燃料電池であれば、どのような燃料電池であっても本実施例による効果を得ることができる。
(5)上記実施例では、燃料電池10の運転時温度は冷却液配管130に備えられている温度センサ311を用いて検出されているが、運転時における燃料電池10の内部温度を検出できる温度センサであれば、冷却液配管130に備えられている温度センサ311に限られない。すなわち、燃料電池10の運転中であれば、燃料電池10の外部壁面、アノードオフガス、カソードオフガスの温度は、十分に燃料電池10の内部温度と見なすことができる場合があり、そのような場合には、これら温度を検出し、燃料電池10の運転停止直後(運転時)の内部温度として用いても良い。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。
10…燃料電池
18…水素源
21…圧力制御弁
22…アノード封止弁
23…第1カソード封止弁
24…第2カソード封止弁
40…制御部
41…CPU
42…メモリ
421…現在温度算出プログラム
422…停止時圧力算出プログラム
43…入出力インターフェース
50…負荷
60…車両
100a…燃料ガス供給部
100b…燃料オフガス排出部
100c…酸化ガス供給部
100d…酸化オフガス排出部
100e…冷却液供給部
100f…冷却液排出部
110…燃料ガス供給管
111…燃料オフガス排出管
112…燃料オフガス循環管
120…酸化ガス供給管
121…酸化オフガス排出管
122…マフラ
130…冷却液配管
131…熱交換器
301…アノード圧力センサ
302…カソード圧力センサ
310…冷却液配管
311…温度センサ
321…燃料オフガス循環ポンプ
322…酸化ガスブロワー
323…冷却液用ポンプ
FC…燃料電池システム

Claims (7)

  1. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    前記燃料電池の内部温度を検出する温度検出器と、
    前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の運転停止時における前記燃料電池の運転停止時内部圧力を求める圧力算出部と、
    前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の現在内部圧力を検出する圧力検出部と、
    前記温度検出器によって検出された運転時における前記燃料電池の温度と、前記算出された内部圧力および検出された現在内部圧力とを用いて前記燃料電池の現在内部温度を算出する現在内部温度算出部とを備える燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記圧力算出部は、クロスリークを考慮して、前記運転停止時内部圧力を求める、燃料電池システム。
  3. 請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記圧力算出部は、クロスリークに伴う圧力低下が収束した後における前記燃料電池の圧力変化に基づいて前記運転停止時内部圧力を求める、燃料電池システム。
  4. 請求項2に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記圧力算出部は、クロスリークに伴う水素および酸素のモル数の変動を考慮したモル数を用いて前記運転停止時内部圧力を求める、燃料電池システム。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池システムはさらに、
    前記燃料電池に対する反応ガスの給排を許容または停止するための封止弁を備え、
    前記燃料電池内の反応ガスの封止は、前記封止弁を閉弁することによって実行される、燃料電池システム。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池システムはさらに、
    前記運転停止時内部圧力および運転時における前記燃料電池の温度を記憶する記憶装置を備え、
    前記現在内部温度算出部は、前記燃料電池の始動時に、前記記憶装置から前記運転停止時内部圧力および運転時における前記燃料電池の温度を読み出し、前記圧力検出部から現在内部圧力を取得して、前記現在内部温度を算出する、燃料電池システム。
  7. 燃料電池システムにおける燃料電池の現在温度取得方法であって、
    前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態での前記燃料電池の運転停止時における前記燃料電池の運転停止時内部圧力を取得し、
    前記燃料電池内部の反応ガスが封止された状態で前記燃料電池の現在内部圧力を検出し、
    運転時における前記燃料電池の温度を取得し、
    前記取得した運転時における前記燃料電池の温度、前記取得した内部圧力および検出された現在内部圧力とを用いて前記燃料電池の現在内部温度を算出する、燃料電池の現在温度取得方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012089409A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池システム
JP2013171737A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Honda Motor Co Ltd 燃料電池システムの漏れ異常判定方法
JP2015115227A (ja) * 2013-12-12 2015-06-22 株式会社デンソー 燃料電池システム

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