JP2012209154A - 燃料電池システムを制御する制御装置 - Google Patents

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裕嗣 松本
Koichiro Miyata
幸一郎 宮田
Takashi Sasaki
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Abstract

【課題】単一の燃料ガス濃度センサによりクロスリークを精度よく検出することが可能な燃料電池システムを制御する制御装置を提供する。
【解決手段】燃料電池20のカソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モード中に、換言すれば、カソードからアノードにクロスリークした水素がカソードで燃焼されにくい状況下で、カソード排ガス中の水素濃度Dhを検出するようにしたので、僅かなリークでもカソード排気中の水素濃度Dhが上昇しやすくなる結果、単一の水素濃度センサ75により水素のクロスリークを精度よく検出することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、酸化剤ガス及び燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を備える燃料電池システムを制御する制御装置に関し、特に、アノードに供給された燃料ガスの一部がカソード側に透過するクロスリークを好適に検出する燃料電池システムを制御する制御装置に関する。
燃料電池は、燃料ガス(主に水素を含有するガス、例えば、水素ガス)及び酸化剤ガス(主に酸素を含有するガス、例えば、空気)をアノード電極及びカソード電極に供給して電気化学的に反応させることにより、直流の電気エネルギを得るシステムである。このシステムは、定置用の他、車載用として燃料電池車両に組み込まれている。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード電極及びカソード電極を設けた電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持している。一方のセパレータと電解質膜・電極接合体との間には、アノード電極に燃料ガスを供給するための燃料ガス流路が形成されるとともに、他方のセパレータと前記電解質膜・電極構造体との間には、カソード電極に酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス流路が形成されている。
上記のように、燃料電池では、アノード側の燃料ガスとカソード側の酸化剤ガスとは、電解質膜によって分離されているが、一部の燃料ガスはアノード側からカソード側に透過し、一部の酸化剤ガスは、逆にカソード側からアノード側に電解質膜を透過している。
電解質を透過するガスの量、すなわちクロスリーク量は、電解質膜の劣化が進むにつれて増大し、燃料電池の発電性能が低下してしまう。
したがって、燃料電池においては、クロスリーク量を把握しておくことが重要である。
そこで、例えば、特許文献1に開示される燃料電池システムは、燃料電池のカソードオフガスの流れ方向に沿ってカソードオフガスの配管中に直列に第1及び第2の2つの水素濃度センサを設置し、第1の水素濃度センサによる検出濃度が所定濃度になったときから第2の水素濃度センサによる検出濃度が前記所定濃度になるまでの遅延時間を測定し、遅延時間が短い程、カソードオフガス配管中の水素濃度が高いと判定している。すなわち、電解質膜の劣化度合い、すなわちクロスリークが大きいと判定している。
特開2005−150007号公報(図1、[0015]、[0020]〜[0023])
しかしながら、特許文献1に係る技術では、クロスリークを検出するために複数の水素濃度センサを設置しておく必要があるため、コストが上昇するとともに、燃料電池システムが複雑な構成になるという問題がある。
この発明はこの種の課題を考慮してなされたものであり、単一の燃料ガス濃度センサによりクロスリークを精度よく検出することが可能な燃料電池システムを制御する制御装置を提供することを目的とする。
この発明は、カソード側に供給される酸化剤ガスとアノード側に供給される燃料ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、前記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置と、前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、前記カソードから排出されるカソード排ガス中の前記燃料ガスの濃度を検出する燃料ガス濃度センサと、を備える燃料電池システムを制御する制御装置において、前記制御装置は、前記燃料電池の前記カソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モードを備え、前記酸素リーン発電モード中に前記燃料ガス濃度センサにより検出される前記燃料ガスの濃度が、予め定められる閾値以上の場合に、前記燃料電池にクロスリークが発生していると判定するクロスリーク判定手段を備えることを特徴とする。
この発明によれば、前記燃料電池の前記カソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モード中に、換言すれば、カソードからアノードにクロスリークした水素がカソードで燃焼されにくい状況下で、カソード排ガス中の水素濃度を検出するようにしたので、僅かなリークでもカソード排気中の水素濃度が上昇しやすくなる結果、単一の水素濃度センサにより水素のクロスリークを精度よく検出することができる。
この場合、前記酸素リーン発電モードは、前記燃料電池の運転停止指令を検出した際、前記燃料ガスの供給を停止する一方、前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給しながら、前記燃料電池を発電させる停止時発電処理を実施した後に前記燃料電池の発電を停止する停止時発電モードを備え、前記クロスリーク判定手段は、前記停止時発電モードで前記停止時発電処理が実施されているとき、前記燃料ガス濃度センサにより検出される前記燃料ガスの濃度に基づきクロスリークが発生しているか否かを判定することを特徴とする。
停止時発電処理を行うことによりカソード側が窒素ガスで充満して劣化が防止されるが、この劣化防止処理中にカソード中の水素ガス、すなわちクロスリークガスの濃度を併せて検出することができるので効率的である。
なお、前記燃料電池の前記カソード中の触媒は、Pt触媒、又はPt−Co触媒であることを特徴とする。カソード中のPt触媒、又はPt−Co触媒は、水素を酸素と反応させて燃焼させる燃焼触媒としても機能するため、カソードガス中に十分な酸素が含まれている通常発電中は、クロスリークした水素はカソード触媒上で酸素と反応して燃焼してしまう。このときには、カソードオフガス中の水素濃度はほとんど上昇せず、水素濃度からクロスリークの発生を判定することができない。
この発明では、燃料電池のカソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モード中に、換言すれば、カソードからアノードにクロスリークした水素がカソードで燃焼されにくい状況下で、カソード排ガス中の水素濃度を検出するようにしたので、僅かなリークでもカソード排気中の水素濃度が上昇しやすくなる結果、単一の水素濃度センサにより水素のクロスリークを精度よく検出することができる。
この発明の実施形態に係る制御装置により制御される燃料電池システムの概略構成図である。 前記燃料電池システムを構成する回路説明図である。 燃料電池システムの運転停止時の動作説明に供されるタイミングチャートである。 酸素リーン発電処理(停止時発電処理)の模式的説明図である。 クロスリーク検出の測定タイミングの説明に供されるフローチャートである。 クロスリーク検出の測定タイミングの説明に供されるタイミングチャートである。
図1に示すように、この発明の実施形態に係る制御装置(制御部)としてのコントローラ18により制御される燃料電池システム10は、燃料電池スタック12と、燃料電池スタック12に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、燃料電池スタック12に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、燃料電池スタック12に接続自由なバッテリ(蓄電装置)17と、燃料電池システム10全体の制御を行う前記のコントローラ18とを備える。
コントローラ18は、マイクロコンピュータを含む計算機であり、CPU(中央処理装置)、メモリであるROM(EEPROMも含む。)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、その他、A/D変換器、D/A変換器等の入出力装置、時計、計時部としてのタイマ19等を有しており、CPUがROMに記録されているプログラムを読み出し実行することで各種機能実現部(機能実現手段)、たとえば制御部、演算部、及び処理部等として機能する。
燃料電池システム10は、燃料電池自動車等の燃料電池車両に搭載される。バッテリ17は、燃料電池車両を通常走行可能であり、例えば、20A、〜500V程度であるとともに、後述する12V電源98よりも高電圧且つ高電力容量である。
燃料電池スタック12は、複数の燃料電池(セル又はセルペアともいう。)20を積層して構成される。各燃料電池20は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜22をカソード電極24とアノード電極26とで挟持した電解質膜・電極構造体(MEA)28を備える。
カソード電極24及びアノード電極26は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金(又はRu等)が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成された電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜22の両面に形成される。ここでカソード中の触媒としては、Pt触媒(白金触媒)、又はPt−Co触媒(白金合金触媒)であることが好ましい。
電解質膜・電極構造体28をカソード側セパレータ30及びアノード側セパレータ32で挟持する。カソード側セパレータ30及びアノード側セパレータ32は、例えば、カーボンセパレータ又は金属セパレータで構成される。
カソード側セパレータ30と電解質膜・電極構造体28との間には、酸化剤ガス流路34が設けられるとともに、アノード側セパレータ32と前記電解質膜・電極構造体28との間には、燃料ガス流路36が設けられる。
燃料電池スタック12には、各燃料電池20の積層方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガス(以下、空気ともいう。)を供給する酸化剤ガス入口連通孔38a、燃料ガス、例えば、水素含有ガス(以下、水素ガスともいう。)を供給する燃料ガス入口連通孔40a、冷却媒体を供給する冷却媒体入口連通孔(図示せず)、前記酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口連通孔38b、前記燃料ガスを排出する燃料ガス出口連通孔40b、及び前記冷却媒体を排出する冷却媒体出口連通孔(図示せず)が設けられる。
酸化剤ガス供給装置14は、大気からの空気を圧縮して供給するエアポンプ50を備え、前記エアポンプ50が空気供給流路52に配設される。空気供給流路52には、供給ガスと排出ガスとの間で水分と熱を交換する加湿器54が配設される。空気供給流路52は、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔38aに連通する。
酸化剤ガス供給装置14は、酸化剤ガス出口連通孔38bに連通する空気排出流路56を備える。空気排出流路56は、加湿器54の加湿媒体通路(図示せず)に連通するとともに、この空気排出流路56には、エアポンプ50から空気供給流路52を通って燃料電池スタック12に供給される空気の圧力を調整するためのバタフライ弁等の開度調整可能な背圧制御弁(単に、背圧弁ともいう。)58が設けられる。背圧制御弁58は、ノーマルクローズ型(通電されない時に閉じられる)制御弁により構成されることが好ましい。空気排出流路56は、希釈ボックス60に連通する。
燃料ガス供給装置16は、高圧水素を貯留し開閉弁であるインタンク電磁弁63が一体的に設けられた水素タンク62を備え、この水素タンク62は、水素供給流路64を介して燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔40aに連通する。
この水素供給流路64には、開閉弁である遮断弁65及びエゼクタ66が設けられる。エゼクタ66は、水素タンク62から供給される水素ガスを、水素供給流路64を通って燃料電池スタック12に供給するとともに、燃料電池スタック12で使用されなかった未使用の水素ガスを含む排ガスを、水素循環路68から吸引して、再度、前記燃料電池スタック12に燃料ガスとして供給する。
燃料ガス出口連通孔40bには、オフガス流路70が連通する。オフガス流路70の途上には、水素循環路68が連通するとともに、オフガス流路70には、パージ弁72を介して希釈ボックス60が接続される。
希釈ボックス60の排出口側には、排出流路74が接続される。なお、排出流路74には、水素濃度センサ75が配設される。水素濃度センサ75は、例えば、検出素子として酸化触媒(アルミナ担体にPd−Pt酸化触媒を焼結)表面で可燃性ガス、ここでは水素ガスが燃焼する際の発熱量(燃焼反応熱)を利用し、水素濃度に比例して燃焼反応熱が増大することで前記検出素子の素子温度が上昇し抵抗値が増加する接触燃焼式ガスセンサが用いることができる。つまり、抵抗値が水素濃度に比例する水素濃度センサ75を用いることができる。排出流路74は、図示しない貯蔵バッファを経て大気に連通する。
コントローラ18は、各種制御処理を実行するために、水素供給流路64に設けられたアノード圧力Paを検出する圧力センサ102、酸化剤ガス出口連通孔38bの近傍に設けられたカソード圧力Pkを検出する圧力センサ103、燃料ガス出口連通孔40bの近傍に設けられた水素温度Thを検出する温度センサ104、図示しない冷却媒体入口連通孔に設けられた冷媒温度Tcを検出する温度センサ106、排出流路74に設けられた水素濃度センサ75、各燃料電池20の電圧(セル電圧又はセルペア電圧という。)Vcを検出する電圧センサ108、及び燃料電池スタック12から流れ出る電流の電流値(負荷電流)Ioを検出する電流センサ110の各信号を取り込み、後述するFCコンタクタ86のオン(閉)オフ(開)、遮断弁65等の弁の開閉及び開度制御、及びエアポンプ50の流量(風量)の調整等のアクチュエータの制御等を行う。
図2に示すように、燃料電池スタック12には、主電力線80の一端が接続されるとともに、前記主電力線80の他端がインバータ82に接続される。インバータ82には、三相の車両走行用の駆動モータ84が接続される。なお、主電力線80は、実質的には、2本用いられているが、説明の簡素化を図るために、1本の前記主電力線80で記載する。以下に説明する他のラインにおいても、同様である。
主電力線80には、FCコンタクタ(主電源開閉器、燃料電池スタック開閉器)86が配設されるとともに、エアポンプ50が接続される。主電力線80には、電力線88の一端が接続され、電力線88には、DC/DCコンバータ90及びバッテリコンタクタ(蓄電装置開閉器)92を介してバッテリ17が接続される。電力線88には、分岐電力線94が設けられ、分岐電力線94には、ダウンバータ(DC/DCコンバータ)96を介して12V電源98が接続される。なお、12V電源98は、バッテリ17よりも低い電圧であればよく、12Vに限定されるものではない。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
先ず、燃料電池システム10の通常運転時(通常発電時、又は通常発電処理時ともいう。)には、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ50を介して、空気供給流路52に空気が送られる。この空気は、加湿器54を通って加湿された後、燃料電池スタック12の酸化剤ガス入口連通孔38aに供給される。この空気は、燃料電池スタック12内の各燃料電池20に設けられている酸化剤ガス流路34に沿って移動することにより、カソード電極24に供給される。
使用済みの空気は、酸化剤ガス出口連通孔38bから空気排出流路56に排出され、加湿器54に送られることによって新たに供給される空気を加湿した後、背圧制御弁58を介して希釈ボックス60に導入される。
一方、燃料ガス供給装置16では、インタンク電磁弁63及び遮断弁65が開放されることにより、水素タンク62から減圧制御弁(図示せず)により減圧された後、水素供給流路64に水素ガスが供給される。この水素ガスは、水素供給流路64を通って燃料電池スタック12の燃料ガス入口連通孔40aに供給される。燃料電池スタック12内に供給された水素ガスは、各燃料電池20の燃料ガス流路36に沿って移動することにより、アノード電極26に供給される。
使用済みの水素ガスは、燃料ガス出口連通孔40bから水素循環路68を介してエゼクタ66に吸引され、燃料ガスとして、再度、燃料電池スタック12に供給される。従って、カソード電極24に供給される空気とアノード電極26に供給される水素ガスとが電気化学的に反応して発電が行われる。
一方、水素循環路68を循環する水素ガスには、不純物が混在し易い。このため、不純物を混在する水素ガスは、パージ弁72が開放されることによって希釈ボックス60に導入される。この水素ガスは、希釈ボックス60内で空気オフガスと混合されることにより水素濃度が低下された後、貯蔵バッファ(図示せず)に排出される。
次に、燃料電池システム10における燃料電池20のクロスリーク(ここでは、アノードに供給された燃料ガスの一部が発電に消化されずに、電解質膜・電極構造体28を通じてカソードに透過することをいう。)の検知を行う運転停止時の動作について、図3に示すタイミングチャートに沿って、以下に説明する。
図示しない燃料電池自動車に搭載された燃料電池システム10は、上記のように、通常発電運転を行うことにより、所望の走行が行われている。そして、図示しないイグニッションスイッチ(運転スイッチ)がオフされると、コントローラ18は、これを停止指令として検出し(時点t1)、燃料電池システム10の運転停止処理を開始する。
先ず、後述する酸素リーン発電処理(ディスチャージ処理、低酸素ストイキ発電処理、停止時発電処理、O2リーン処理、又はO2リーン発電処理ともいう。)後に、燃料電池スタック12内の燃料ガス圧力(アノード圧力Pa)が設定圧力に維持されるように、水素ガス(燃料ガス)の供給圧力が、予め、設定される。
酸素リーン発電処理時には、空気は、酸素ストイキを、通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで供給する。
具体的には、低酸素ストイキは、値1前後に設定される。なお、酸素ストイキは、通常発電時には、1.2〜3.0の間に収まることが好ましい。一方、酸素リーン発電処理時に、水素ガスは、供給が停止される。アノード圧力Pa1は、ディスチャージ完了時に、一定圧力Pa2以上に維持されるように設定される。一定圧力Pa2は、水素の不足や過剰が発生しない程度の圧力である。
図3に示すように、イグニッションスイッチ(運転スイッチ)がオフにされると(時点t1)、インタンク電磁弁63及び遮断弁65の開放作用下に燃料電池スタック12に水素ガスが供給され、燃料電池スタック12内の圧力がアノード圧力Pa1まで上昇する(時点t1〜t2:昇圧処理)。
昇圧処理が終了すると(時点t2)、インタンク電磁弁63が閉じられ、インタンク電磁弁63の故障検知処理に移行する。この故障検知処理では、インタンク電磁弁63の直下流の圧力変化の有無により故障検知が行われる。圧力が低下した場合には、インタンク電磁弁63が正常とされる。すなわち、正常に閉弁されたと判断する。
インタンク電磁弁63の故障検知処理が終了すると(時点t3)と、カソード掃気処理が行われる。このカソード掃気処理では、カソード側の水滴を含む液滴等を吹き飛ばすため、及び希釈ボックス60に残留している水素を完全に希釈するための空気による(酸化剤ガス供給装置14による)掃気処理が行われる。この際、高回転数[rpm]に設定されるエアポンプ50を駆動するのに不足する電力は補充される。
カソード掃気処理後には、背圧制御弁58の開度制御が一旦停止されて開放されることで大気に連通し、カソード圧力PkがPk=0[kPag:gはゲージ圧を意味する。]にされる状態が作られる(時点t4〜t5)。さらに、カソード掃気処理終了時点(時点t4)で、酸化剤ガス供給装置14を構成するエアポンプ50は、通常運転時に比べて相当に回転数が減速され、酸化剤ガス中の酸素ストイキを、通常発電時の酸素ストイキよりも低い低酸素ストイキで供給する。具体的には、低酸素ストイキは、1前後に設定される。そして、圧力センサ103の学習処理(0点補正)がなされる。
その後、時点t5〜t7において、背圧制御弁58の開度を調整することで、圧力センサ103により検出されるカソード圧力Pkが、低酸素ストイキに対応する所定の低圧力Pk1とされ、さらに、その低圧力Pk1での背圧制御弁58の学習処理がなされる(時点t5〜t6)。以降、エアポンプ50のオフ時点(時点t7)まで、低圧力Pk1に制御される。
一方、燃料電池スタック12は、発電が継続されている(時点t1〜t7)。
背圧制御弁58の学習処理(時点t5〜t6)後の酸素リーン発電処理では、燃料電池スタック12から取り出される電流(FC電流)は、固体高分子電解質膜22を透過してアノード側からカソード側に燃料ガスである水素ガスが移動することを阻止する値に設定される。その際、図2において、FCコンタクタ86及びバッテリコンタクタ92がオンされており、燃料電池スタック12の発電時に得られる電力は、DC/DCコンバータ90により電圧を降圧させた後、バッテリ17に充電される。
上記のように、燃料電池スタック12では、低酸素ストイキの空気が供給される一方、遮断弁65の閉塞(時点t3)により水素ガスの供給が停止した状態で、発電が行われている。パージ弁72も閉じられている。そして、燃料電池スタック12による発電電力は、バッテリ17に供給されることにより、ディスチャージ(図3中、酸素リーン発電処理)される。従って、燃料電池スタック12の発電電圧が所定の電圧、すなわち、バッテリ17に供給不能な電圧(バッテリ17の電圧とほぼ同じ電圧)まで低下すると、エアポンプ50にのみ発電電力が供給される。
これにより、燃料電池スタック12内では、酸素リーン発電処理(時点t6〜t7)の間にアノード側の水素濃度が低下する一方、カソード側の酸素濃度が低下していく。そこで、例えば、アノード側の水素圧力(アノード圧力Pa)が所定の圧力Pa2以下となった際に、エアポンプ50がオフされるとともに、バッテリコンタクタ92がオフされる(時点t7)。
このため、燃料電池スタック12は、内部に残存する水素ガスと空気とにより発電される(時点t7〜t8)。この燃料電池スタック12の発電により発生する電力は、ダウンバータ96を介して降圧された後、12V電源98に充電(図3中、D/V DCHG)されるとともに、必要に応じて図示しないラジエータファン等に電力が供給される。さらに、燃料電池スタック12の発電電圧が、ダウンバータ96の作動限界電圧の近傍まで低下すると、FCコンタクタ86がオフされる(時点t8)。これにより燃料電池システム10は、運転停止状態、いわゆるソーク状態となる。
上述したように、イグニッションスイッチがオフされると(時点t1)、水素ガスの供給を停止する前に、燃料電池スタック12内のアノード圧力Paがアノード圧力Pa1まで上昇された後(時点t2)、背圧制御弁58、エアポンプ50、インタンク電磁弁63及び遮断弁65が操作されている。従って、燃料電池スタック12では、この燃料電池スタック12内に残存する水素ガスと低酸素ストイキの空気とにより発電が行われ、発電電力がバッテリ17に供給されてディスチャージされている(時点t2〜t7)。
これにより、停止時発電処理を模式的に説明する図4に示すように、燃料電池スタック12内のアノード側では、水素残量が低下して水素濃度が減少するとともに、カソード側では、低酸素ストイキであるので酸素濃度が減少して窒素濃度が上昇している。
その上、水素ガスの供給を停止する前に、燃料電池スタック12に供給される水素ガスの供給圧力を、アノード圧力Pa1まで上昇させている(時点t2)。このため、燃料電池スタック12内に適正な量の水素が充填された状態で、低酸素ストイキによる発電(酸素リーン発電処理)が良好に遂行され、ディスチャージ完了後に、燃料電池スタック12内に過剰な水素ガスが残存したり、水素ガス不足が発生したりすることを、確実に阻止することができるという効果が得られる。
さらに、エアポンプ50を停止することにより(時点t7)、空気の供給を停止した状態で、すなわち、燃料電池スタック12内に残存する水素及び酸素のみで、前記燃料電池スタック12が発電されている(図3中、D/V DCHG)。
このため、エアポンプ50を介して空気の供給を行いながら、燃料電池スタック12の発電を行った場合、システム内の窒素置換範囲が、燃料電池スタック12内に止まるのに対し、エアポンプ50を停止した後、燃料電池スタック12の発電を行うと、燃料電池スタック12の入口側まで窒素ガスによる置換範囲が拡大される。これにより、燃料電池システム10のカソード側は、比較的長期間にわたって停止されても、燃料電池20の劣化を可及的に阻止することができるという利点がある。
ここで、複数の水素濃度センサを設置することなく、クロスリークを検知する処理について、さらに、図5のフローチャート及び図6のタイムチャートを参照して詳しく説明する。
ステップS1において、発電停止指令を検出する。この発電停止指令には、燃料電池車両のイグニッションスイッチのオン状態からオフ状態への遷移の他、アイドリングストップ(アイドル停止)指令も含めてもよい。アイドリングストップ指令は、例えば、コントローラ18により、イグニッションスイッチングがオン状態で、かつ燃料電池車両が数秒停止したことを検知したときに発せられる。
ステップS1の判断が肯定的となったとき、ステップS2aにおいて遮断弁65が閉じられるとともに、エアポンプ50の回転数が極低流量エア供給(通常発電中の最低回転数での最低流量よりも低い回転数での流量)となるよう設定される(図3中、時点t4〜t7の回転数。)。さらに、ステップS2bにおいて、通常より低い酸素ストイキとなるように、DC/DCコンバータ90を通じてバッテリ17に小さな充電電流(負荷電流)を供給するように設定する。
一般的に説明すると、図6に示すように、通常発電中と酸素リーン発電処理とを比較すると、停止指令(時点tsc)が発生される前は、エアポンプ50は、負荷に応じて、例えば、数万[rpm]程度以下に設定され、酸素リーン発電中は、例えば、数十以上〜数千[rpm]程度以下に設定される。負荷電流Ioは、通常発電中は、要求に応じて、例えば、ゼロ以上〜千[A]程度以下に設定され、酸素リーン発電中は、例えば、ゼロを超え〜数十[A]程度以下に設定される。
排気される水素濃度Dhは、通常発電中は、パージ弁72を間欠的に開放することで水素濃度Dhが変動するが、酸素リーン発電中は、数秒程度で安定するので、酸素リーン発電モードに入ってからクロスリーク判定のための水素濃度Dhを検出までの時間は、10秒程度から60秒程度の間の時間に設定される。
そこで、ステップS3において、ステップS2で設定された酸素リーン発電モードでの経過時間(時点tscからの経過時間)が規定時間(所定時間)Tth(時点tscから時点tmまでの時間)を経過したか否かがタイマ19により判定される。規定時間Tthは、予め車種毎に決められる。アイドリングストップ時と図3に示した停止処理時では異なる値に設定してもよい。通常、上述したように、10秒程度から60秒程度の時間に設定される。
次いで、ステップS4において、時点tm以降、時点tstopまでの時間の間に、水素濃度センサ75により排出ガス中の水素濃度Dhを検出し、この水素濃度Dhが閾値濃度Dthを上回る濃度であるか否かを判定する。水素濃度Dhが閾値濃度Dthを下回る濃度である場合には、ステップS5で正常と判断し、コントローラ18のメモリ(点検表)に判断時と、水素濃度Dhと、判断結果を記憶する。
その一方、ステップS4の判定において、水素濃度Dhが閾値濃度Dthを上回る濃度であった場合には、ステップS6において、クロスリークが発生しているとして、同様に、メモリ(点検表)に判断時と、水素濃度Dhと、判断結果を記憶する。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように上述した実施形態係るコントローラ18(制御装置)は、カソード側に供給される酸化剤ガス及びアノード側に供給される燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池20と、燃料電池20に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置14と、燃料電池20に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置16と、を制御する。
コントローラ18は、燃料電池20の前記カソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モード(ステップS2a、S2b)を備え、前記酸素リーン発電モード中に、燃料ガス濃度センサである水素濃度センサ75により検出される水素濃度Dhが、予め定められる閾値Dth以上の場合に、燃料電池20にクロスリークが発生していると判定するクロスリーク判定手段(ステップS4)を備える。
このように、燃料電池20の前記カソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モード中に、換言すれば、カソードからアノードにクロスリークした水素がカソードで燃焼されにくい状況下で、カソード排ガス中の水素濃度を検出するようにしたので、僅かなリークでもカソード排気中の水素濃度が上昇しやすくなる結果、単一の水素濃度センサ75により水素のクロスリークを精度よく検出することができる。
この場合、前記酸素リーン発電モードは、燃料電池20の運転停止指令を検出した際、前記燃料ガスの供給を停止する一方、前記酸化剤ガスを燃料電池20に供給しながら、燃料電池20を発電させる停止時発電処理を実施した後に燃料電池20の発電を停止する停止時発電モード(図3:時点t6〜t7、図6:時点tsc〜tstop)を備え、クロスリーク判定手段(ステップS4)は、前記停止時発電モードで前記停止時発電処理が実施されているとき、前記燃料ガス濃度センサにより検出される前記燃料ガスの濃度に基づきクロスリークが発生しているか否かを判定する。
停止時発電処理を行うことによりカソード側が窒素ガスで充満して劣化が防止されるが、この劣化防止処理中にカソード中の水素ガス、すなわちクロスリークガスの濃度を併せて検出することができるので効率的である。
なお、燃料電池20の前記カソード中の触媒は、Pt触媒、又はPt−Co触媒としているが、カソード中のPt触媒、又はPt−Co触媒は、水素を酸素と反応させて燃焼させる燃焼触媒としても機能するため、カソードガス中に十分な酸素が含まれている通常発電中は、クロスリークした水素はカソード触媒上で酸素と反応して燃焼してしまう。このときには、カソードオフガス中の水素濃度はほとんど上昇せず、水素濃度からクロスリークの発生を判定することができないが、アイドル停止中、あるいは発電停止直後に、カソードに極低流量のエアを供給する状態を作り出し、その際単一の水素濃度センサ75により検出される排気水素の濃度Dhの値によって、クロスリークを精度よく検知することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採りうることができる。
10…燃料電池システム 12…燃料電池スタック
14…酸化剤ガス供給装置 16…燃料ガス供給装置
17…バッテリ 18…コントローラ
19…タイマ 20…燃料電池
22…固体高分子電解質膜 24…カソード電極
26…アノード電極 28…電解質膜・電極構造体
30、32…セパレータ 34…酸化剤ガス流路
36…燃料ガス流路 38a…酸化剤ガス入口連通孔
38b…酸化剤ガス出口連通孔 40a…燃料ガス入口連通孔
40b…燃料ガス出口連通孔 50…エアポンプ
52…空気供給流路 54…加湿器
56…空気排出流路 58…背圧制御弁
59…排出弁 60…希釈ボックス
62…水素タンク 63…インタンク電磁弁
64…水素供給流路 65…遮断弁
66…エゼクタ 68…水素循環路
70…オフガス流路 72…パージ弁
74…排出流路 75…水素濃度センサ
86…FCコンタクタ 90…DC/DCコンバータ
92…バッテリコンタクタ 96…ダウンバータ
98…12V電源 102、103…圧力センサ
104、106…温度センサ 108…電圧センサ
110…電流センサ

Claims (3)

  1. カソード側に供給される酸化剤ガスとアノード側に供給される燃料ガスとの電気化学反応により発電する燃料電池と、
    前記燃料電池に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置と、
    前記燃料電池に前記燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置と、
    前記カソードから排出されるカソード排ガス中の前記燃料ガスの濃度を検出する燃料ガス濃度センサと、
    を備える燃料電池システムを制御する制御装置において、
    前記制御装置は、
    前記燃料電池の前記カソード中の酸素濃度がストイキ状態よりも希薄な状態で発電を行う酸素リーン発電モードを備え、
    前記酸素リーン発電モード中に前記燃料ガス濃度センサにより検出される前記燃料ガスの濃度が、予め定められる閾値以上の場合に、前記燃料電池にクロスリークが発生していると判定するクロスリーク判定手段を備える
    ことを特徴とする燃料電池システムを制御する制御装置。
  2. 請求項1記載の燃料電池システムを制御する制御装置において、
    前記酸素リーン発電モードは、
    前記燃料電池の運転停止指令を検出した際、前記燃料ガスの供給を停止する一方、前記酸化剤ガスを前記燃料電池に供給しながら、前記燃料電池を発電させる停止時発電処理を実施した後に前記燃料電池の発電を停止する停止時発電モードを備え、
    前記クロスリーク判定手段は、
    前記停止時発電モードで前記停止時発電処理が実施されているとき、前記燃料ガス濃度センサにより検出される前記燃料ガスの濃度に基づきクロスリークが発生しているか否かを判定する
    ことを特徴とする燃料電池システムを制御する制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池システムを制御する制御装置において、
    前記燃料電池の前記カソード中の触媒は、Pt触媒、又はPt−Co触媒である
    ことを特徴とする燃料電池システムを制御する制御装置。
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