JP2010172915A - 異径鋼管の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1パスの芯引き加工時に多段の縮径加工を行わせて、軸方向で径及び板厚が異なる異径鋼管を効率的に製造する。
【解決手段】素管外径よりも内径が小さい孔部を有するダイスと、鋼管内部に挿入して板厚を制御するためのプラグを使用する芯引き加工により1本の鋼管から板厚の厚い大径部と板厚の薄い小径部と前記大径部及び前記小径部を連結するテーパ部を備えた鋼管を製造する際、少なくとも二回以上の多段で加工する場合において、複数段のダイスを加工方向に沿って直列に配置し1パスで成形する。
また複数段全てのダイスを使用して芯引き加工した後、上流側のダイスを順次分割して被加工素管から外して芯引き加工を続行し、最終工程で最終段のダイスのみを使用して芯引き加工してもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば運転席側にてステアリングを支持する板厚の厚い大径部と、助手席側にて内装部品を支持する板厚の薄い小径部と、当該小径部及び前記大径部を連結するテーパ部とを備えたインストルメントパネル用リインホースメントなどのように、板厚の厚い大径部と、板厚の薄い小径部と、当該小径部及び前記大径部を連結するテーパ部とを備えた異径鋼管を芯引き加工によって製造する方法に関する。
自動車のインストルメントパネルの補強部材として、例えば図1に見られるような、板厚が厚い大径部2と板厚の薄い小径部3が軸方向に並べて組合された、長手方向で断面積が異なる異径鋼管1が自動車のボディに取り付けられている。図中4はテーパ部である。
そして、断面積が大きいために十分な剛性を有している大径部には自動車のステアリングサポートやスピードメーターなどの重量物が取り付けられ、断面積が小さいために比較的剛性が低い小径部にはラジオなどの軽量な内装部品が取り付けられる。また、大径部と小径部との連結部分は、強度の関係上、直線的に屈曲した段付き部とするのではなくテーパ状とされている。
このような異径鋼管としては、通常、板厚の厚い大径部と板厚の薄い小径部及びそれらを連結するテーパ部をそれぞれ個別に作製し、その後これらの部材を組み合わせて溶接接合していた。あるいは板厚の厚い大径部を縮径加工し、板厚の薄い小径部を挿入して溶接接合していた。
しかし、その場合であると部品点数が多くなり、これによって各々の部材を一定長さ分だけ重ねて溶接するため、重ねた分だけ質量が重くなり自動車の軽量化が図れないとともに、溶接工程があるために工程コストが高くなるという問題がある。
そこで、コスト削減のために溶接工程を省略すべく、1本の鋼管を部分的に加工することによって、鋼管の長手方向において断面積が異なるように成形する方法が提案されている。
例えば、特許文献1では、大径部の板厚及び外径と略一致する大径部前段階部分と、前記大径部前段階部分に連接されたテーパであって、前記大径部の板厚と略一致する厚肉部前段階部分と、前記厚肉部前段階部分に連接され、小径部の外径と略一致する中間部とを備え、当該中間部は、前記厚肉部前段階部分の板厚から徐々に薄くなる徐変部前段階部分と、該徐変部前段階部分に連接され、前記小径部の板厚と略一致する小径部前段階部分とを備えた中空段付パイプを形成し、その後、当該中空段付パイプの前記徐変部前段階部分と前記厚肉部前段階部分とを内から外に向かって圧力を加えて前記大径部の板厚と略一致する厚肉部と前記厚肉部の板厚から前記小径部の板厚と略一致する板厚に徐々に薄くなる徐変部を形成し前記テーパ部とする方法が提案されている。
この文献では、中空段付パイプの徐変部前段階部分と厚肉部前段階部分とを内から外に向かって圧力を加えて大径部の板厚と略一致する厚肉部と厚肉部の板厚から小径部の板厚と略一致する板厚に徐々に薄くなる徐変部を形成してテーパ部を形成するために、所望のテーパ部の外周面形状と同形の孔部を有するダイスを用いている。そして、このダイスに挿通させた中空段付パイプの徐変部前段階部分と厚肉部前段階部分を前記孔部に位置させた状態で、高圧流体等を用いて徐変部前段階部分と厚肉部前段階部分を膨らませている。
また、特許文献2では、金属からなる中空材の断面に対して外形寸法が小さい孔部を有するダイスを用意する工程と、前記中空材の端部を把持体で把持し、この中空材をダイスの孔部に通して前記把持体で引いて引抜き加工を行う工程と、前記中空材を前記ダイスを通して所定長さまで引抜いた後に、前記中空材をその引抜き方向とは逆向きの方向に押し戻して前記ダイスに通す前の前記中空材の断面に対して外形寸法が小さい断面部を有する部分を前記中空材に形成する押し戻し工程と、前記中空材における前記引抜き加工を行わない部分と前記引抜き加工を行った部分との間に生じた段付き部に対してスウェージング加工を行う工程を備えた方法が提案されている。
特許第3736865号公報 特開平5−293535号公報
前記特許文献1によれば、中空段付きパイプは、芯引き加工の利用により製造されている。しかし、加工性が優れているとはいえない鋼管を素材とし、芯引き加工により外径変化あるいは板厚変化が大きい異径鋼管を1回の加工で得ることは困難である。そこで、鋼管端部を小径化する工程、次いで鋼管内外に配置された金型によって所定長さに芯引きする工程、さらにテーパ部形状を修正する工程等を含む複数回の製造工程を経て製造されている。しかしながら、これらはそれぞれが独立した工程であるため作業効率が悪く製造コストを引き上げる要因にもなっていた。
また特許文献2では、アルミニウム管を用いた異径管の製造方法が提案されている。この文献によれば、二段の独立した芯引き加工を行い、その後テーパ部をスウェージング加工する製造方法が提案されている。しかしながら、この方法も特許文献1と同様にそれぞれが独立した工程であるため作業効率が悪く、製造コストを引き上げる要因にもなっていた。
1本の鋼管における加工部が比較的長いものを製造する方法としては、外径や板厚の制御のしやすさの面から特許文献1,2に記載されたような芯引き加工法が最適である。特に、鉄鋼材料を素材とする電縫鋼管を用いる場合には、加工に必要な荷重の確保の容易性や、母材部と溶接部との強度差に起因した加工部の曲がり矯正の目的からも、加工の出側から材料を引っ張る芯引き加工法を採用することが好ましい。
しかしながら、従来の方法ではいずれも各工程が独立した複数の工程を必要とするために、作業効率が悪く製造コストが高くなる問題を慢性的に抱えており、工程間の材料の取り回しも多くなるため鋼管への扱いキズなども発生しやすいといった問題があった。
本発明は、このような問題点を解消するために案出されたものであり、1パスの芯引き加工時に多段の縮径加工を行わせて、軸方向で径及び板厚が異なるインストルメントパネル用リインホースメントなどに用いられる異径鋼管を効率的に製造する方法を提供する。
本発明の異径鋼管の製造方法は、その目的を達成するため、素管外径よりも内径が小さい孔部を有するダイスと、鋼管内部に挿入して板厚を制御するためのプラグを使用する芯引き加工により1本の鋼管から板厚の厚い大径部と板厚の薄い小径部と前記大径部及び前記小径部を連結するテーパ部を備えた異径鋼管を製造する際、ダイスを加工方向に沿って直列に複数段配置し、1パスの芯引き加工により、少なくとも二段以上の多段で成形加工することを特徴とする。
複数段に配置したダイスのうち、最終段のダイス以外を分割ダイスとし、複数段全てのダイスを使用して芯引き加工した後、上流側のダイスを順次分割して被加工素管から外して芯引き加工を続行し、最終工程で最終段のダイスのみを使用して芯引き加工すると、所望形状の一つのテーパ部を備えた異径鋼管が得られる。
本発明方法によると、通常は2段以上の加工工程が必要なインストルメントパネル用リインホースメントなどの異径鋼管の製造法にあって、1回の引抜き工程を経ることにより同時に複数の加工が行われることで、目的とする異径鋼管を得ることができるため、従来方法よりも効率的に製造することができる。
図1は長手方向で断面積が異なる異径鋼管の全体図である。 図2は2段成形における芯引き加工工程を示す図である。 ただし(a)は素管挿入時 (b)はプラグを挿入した状態 (c)は芯引き加工の途中状態 (d)は一段目の加工終了後の状態 (e)は二段目の加工終了後の状態 を示す。 図3は3段成形における芯引き加工工程を示す図である。 ただし(a)は一段目の加工終了後の状態 (b)は二段目の加工終了後の状態 (c)は三段目の加工終了後の状態 を示す。 図4は実施例における異径鋼管の外径と板厚の推移を示す図である。
鋼製の素管を芯引き加工する場合は、種々検討した結果、材質の硬さから1回の加工で外径の25%程度の縮径が限度である。そのため、異径鋼管の外径差が25%を超える場合は二回以上の成形段数が必要であり、生産性が低下する一因となっている。
そこで、本発明の場合は、加工度が高く二段以上の成形段数が必要な場合において、加工方向に沿って直列にダイスを複数段配置することとした。このため、一回の芯引き加工で複数段の芯引き加工が行え、目的形状の異径鋼管を製造することができる。
複数段に配置したダイスを全て使用した状態で成形を行うと、1本の鋼管において各成形ダイス毎の異径部すなわち複数のテーパ部が形成されるため、所定の加工長さまでは全てのダイスを使用し、その後最終段のダイスのみで成形することによりテーパ部形状を修正することができる。無論、製品として複数のテーパ部が存在しても良い場合には、終始全てのダイスで成形してもよい。
以下、図を用いて本発明方法を具体的に説明する。
本発明方法では、図2に示すように、一段目のダイス7と二段目のダイス8及びプラグ9を配置した装置を用いる。この装置では、ダイスを二段で配置しているが図3に示すような三段あるいはそれ以上で配置しても良いことはいうまでもない。なお、上記装置では、最初の工程で被加工素管14をダイスに押込むための押込み装置10とダイスの先端に押し出された管先端11を引っ張るための引張装置12を備えている。
図2において、一段目のダイス7は分割ダイスであって、縮径する素管外径とほぼ同じ外径で、得ようとする異径鋼管のテーパ部角と同じテーパ角を有するダイステーパ13を有し、二段目のダイス8のダイステーパ13の外径と同じ径の貫通孔を有している。また二段目のダイス8は、一段目のダイス7の貫通孔径と同じ外径で、得ようとする異径鋼管のテーパ角と同じテーパ角を有するダイステーパ13を有し、得ようとする異径鋼管の小径部径と同じ径の貫通孔を有している。さらに、プラグ9は、得ようとする異径鋼管のテーパ角と同じテーパ角を有する載頭円錐形状部の前方に、得ようとする異径鋼管の小径部外径から小径部板厚の2倍分を差し引いた外径の円筒部と、その後方に一段目のダイス7の貫通孔径から素管板厚の2倍分を差し引いた外径の円筒部を備えている。
次に、上記のような装置により、被成形鋼管に軸方向で径及び板厚が異なる異径加工を施す態様を説明する。
図2(a)に示すように、直列に配置された一段目のダイス7及び二段目のダイス8に被加工素管14をセットし、押込み装置10により素管14の管先端11が二段目のダイス8から突出するまで押込む。続いて、押込み装置10を外し、プラグ9を被加工素管14内に挿入する(図2(b))。
その後、図2(c)に示すように、二段目のダイスから突出している管先端11を引張装置12で掴んで引っ張る。所定長(図中、L)引っ張った後、図2(d)に示すように、一段目のダイス7を分割して被加工素管から外す。
その後さらに引っ張って二段目のダイス8でのみ芯引き加工を続ける。そして、図2(d)に示す一段目のダイス7で形成されたテーパ部のコーナAが二段目のダイス8で形成されるテーパ部のコーナBと一致する時点で引張操作を終了し(図2(e))、異径鋼管1を得る。
次に3段で成形する場合の手順について図3で説明する。(a)で直列に配置された一段目のダイス7、二段目のダイス8および三段目のダイス15のうち一段目と二段目は分割ダイスである。これらに被加工素管14を挿入して、プラグ9を被加工素管14内に挿入した状態で引張装置12で所定長さまで成形する(図3(a))。
その後、図3(b)に示すように、一段目のダイス7を分割して被加工素管から外す。
その後さらに引っ張って二段目のダイス8および三段目のダイスで芯引き加工を続ける。そして、図3(a)に示す一段目のダイス7で形成されたテーパ部のコーナAが二段目のダイス8で形成されるテーパ部のコーナBと一致する時点まで成形する。
さらに、図3(c)に示すように、二段目のダイス8も分割して被加工素管から外す。
その後さらに引っ張って三段目のダイス15のみで芯引き加工を続ける。そして、図3(b)に示す二段目のダイス8で形成されたテーパ部のコーナCが三段目のダイス15で形成されるテーパ部のコーナDと一致する時点まで成形し、異径鋼管1を得る。
外径が70mmで板厚が2.3mm、全長2mの引張強さ270N/mm2の鋼管を素管として、部分的に外径が45mmで板厚が1.6mmとなる異径鋼管に芯引き加工を行った事例を紹介する。
芯引き加工の長さは1mとし、図1に示すテーパ部4の傾斜角度6は7°、傾斜長さ5を100mmとした。つまり、成形する異径鋼管1の大径部2は外径を70mm、板厚を2.3mm、長さを1mとし、小径部3は外径を45mm、板厚を1.6mm、長さを1m、テーパ部4は傾斜角度6を7°、傾斜長さ5を100mmとした。
芯引き加工で外径を小さく、板厚を薄くしたことで余った材料は長手方向に伸びるため、加工後は素管よりも長くなっており、本実施例では約100mm伸びた。
芯引き加工のダイスは、素管外径の25%を超える縮径を行うため、二段の加工とした。図2に示すように二種類のダイス7、8を用意した。1段目のダイス7では外径を70mmから60mmまでの縮径率(=(縮径量/縮径前の管外径)×100%)15%とし、管内に挿入したプラグ9を使用して板厚を1.9mmとした。二段目のダイス8では外径を60mmから45mmまでの縮径率25%として、ダイスと管内に挿入したプラグ9を用い、板厚を1.6mmとした。
ダイス7、8は、縮径する管外径とほぼ同じ径で長さ100mmの孔部を有し、その孔部に連続して管挿入側に所定の異径鋼管1と同じ傾斜角度6、傾斜長さ5のダイステーパ13を設けた。つまり、一段目のダイス7の孔部の径は60mmとし、二段目のダイス8の孔部の径を45mmとした。このとき、一段目のダイス7とプラグ9とのクリアランスC1は1.9mmとし、二段目のダイス8とプラグ9とのクリアランスC2は1.6mmとした。テーパ部4の板厚は、プラグ9の長手方向の位置に大きく影響を受けるため、二段目のダイス8のコーナ点とプラグ9のコーナ点が長手方向で同一の位置になるように事前調整した。
芯引き加工は、まず図2(a)に示すようにプラグを使用しない状態で素管をダイス7、8内へ押し込み、鋼管先端11をダイス8の後面より50mm程度突き出させた。次にプラグ9を鋼管内の所定の位置にセット(図2(b))し、先端11を出側の引張装置12にチャッキングして管を引き抜いた(図2(c))。
加工長さLが1mに達した時点で、図2(d)に示すように一段目のダイス7を開く。さらに、図2(d)に図示した材料のコーナA点がダイス8のコーナB点に達するまで芯引き加工した(図2(e))。このとき管の引抜速度は、0.25m/sとした。
芯引き加工を行った結果、図4に示すように管外径や板厚分布はほぼ所定の値が得られた。また、素管14のダイス7への挿入開始から異径鋼管1の払い出しまでの時間は、20秒であった。
比較例
また、比較例として二段連続の芯引き加工ではなく、一段ごとの加工を行って素管のダイスへの挿入開始から異径鋼管1の払い出しまでの時間でもって生産効率を比較した。この場合の芯引き加工での素管や異径鋼管1の仕様、ダイス7、8やプラグ9の仕様、引抜速度は実施例と同じとした。芯引き加工を行った結果、実施例の場合とほぼ同じ管外径や板厚分布が得られたが、素管14のダイス7への挿入開始から異径鋼管1の払い出しまでの時間は、40秒であり、比較的生産効率が悪い結果であった。
本発明例と比較例との加工時間の差の要因は、一段目の加工終了後に鋼管を押し戻して金型から抜き取り、これを二段目の金型へ挿入する手間の有無である。
1:異径鋼管 2:大径部 3:小径部 4:テーパ部
5:傾斜長さ 6:傾斜角度 7:一段目のダイス
8:二段目のダイス 9:プラグ 10:押込み装置 11:管先端
12:引張装置 13:ダイステーパ部 14:素管 15:三段目のダイス

Claims (2)

  1. 素管外径よりも内径が小さい孔部を有するダイスと、鋼管内部に挿入して板厚を制御するためのプラグを使用する芯引き加工により1本の鋼管から板厚の厚い大径部と板厚の薄い小径部と前記大径部及び前記小径部を連結するテーパ部を備えた異径鋼管を製造する際、ダイスを加工方向に沿って直列に複数段配置し、1パスの芯引き加工により、少なくとも二段以上の多段で成形加工することを特徴とする異径鋼管の製造方法。
  2. 複数段に配置したダイスのうち、最終段のダイス以外を分割ダイスとし、複数段全てのダイスを使用して芯引き加工した後、上流側のダイスを順次分割して被加工素管から外して芯引き加工を続行し、最終工程で最終段のダイスのみを使用して芯引き加工する請求項1に記載の異径鋼管の製造方法。
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