JP2010172530A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. 生体の体腔内に挿入される挿入部と、
   前記挿入部の先端側に設けられ、観察対象となる生体組織に投与される蛍光薬剤の吸収スペクトル帯域に含まれる波長の励起光を前記生体組織に照射する励起光照射部と、
   前記生体組織からの蛍光スペクトルを観察して得られる蛍光画像情報を、前記励起光照射部が前記励起光を連続的に照射している間に時系列的に２回取得してそれぞれ記憶する蛍光画像取得・記憶部と、
   前記前後の蛍光画像情報を蛍光画像取得・記憶部から読み出したそれぞれの画像情報の蛍光強度を差分して差分情報として出力する画像処理部と、
   蛍光薬剤が光退色しているか否かを前記差分情報に基づいて判断する判定部と、を備えたことを特徴とする蛍光内視鏡システム。
2. 観察対象となる生体組織に投与される蛍光薬剤の吸収スペクトル帯域に含まれる波長の励起光を、励起光照射部から前記生体組織に照射するステップと、
   前記励起光を連続的に照射している間に、前記生体組織からの蛍光スペクトルを観察して時系列的に蛍光画像情報を２回取得してそれぞれ蛍光画像取得・記憶部に記憶するステップと、
   前記蛍光画像取得・記憶部から前後の蛍光画像情報を読み出したそれぞれ画像情報の蛍光強度を画像処理部で差分したものを差分情報として、前記画像処理部から出力するステップと、
   前記蛍光薬剤が光退色しているか否かを、判定部で前記差分情報に基づいて判断するステップと、を具備したことを特徴とする蛍光画像情報処理方法。