JP2010171636A - 通信端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な回路構成及び送受信制御により、通信端末装置の低コスト化を図る。
【解決手段】ファクシミリ装置1等の通信端末装置内部の直流電流供給手段90より、半導体DAA40に対して直流電流を供給し、供給した直流電流が回線網85側へ流出しないように、直流電流供給手段90と回線網85側との間に、直流電流分離手段32−1,32−2を設けている。そのため、回線I/F部30に半導体DAA40を使用しているファクシミリ装置1等の通信端末装置を、直流電流が重畳されていない回線網85(例えば、専用線)へ接続しても、通信動作が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回線網との回線インタフェース部(以下「回線I/F部」という。)に、半導体DAA(Data Access Arrangement)を使用して通信データの授受を行う通信端末装置に関するものである。
従来、例えば、下記の特許文献1に記載されたファクシミリ装置等の通信端末装置では、電話回線とのI/F部に半導体DAAを使用して通信データの授受を行っている。
特開2003−298787号公報
しかしながら従来の通信端末装置では、半導体DAAが、回線からの直流電流を利用して動作しているため、直流電流が重畳された公衆回線の場合は問題がないが、専用線や、回線との間に暗号機等を入れた場合のように、回線に直流電流が重畳されていないと、半導体DAAが動作しない。そのため、回線とのI/F部に半導体DAAを使用している通信端末装置を、専用線のような直流電流が重畳されていない回線へ接続した場合は、通信ができないという課題があった。
本発明における第1の発明の通信端末装置の特徴は、例えば、回路網に直流電流が重畳されていない専用線や、回線との間に暗号機等を入れた場合のような回線網を使用する場合、半導体DAAに対して、回線信号に装置内の電源からの直流電流を重畳させることである。そのため、第1の発明の通信端末装置では、回線側とデータの授受を行う回線I/F部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手殴とを備えている。
第2の発明の通信端末装置の特徴は、例えば、直流電流が重畳されている公衆回線等の回線に対しては、回線からの直流電流を用いて半導体DAAを動作させ、直流電流が重畳されていない回線に対しては、装置内の電源からの直流電流を重畳させ、半導体DAAを動作させることを特徴とする。そのため、第2の発明の通信端末装置では、回線側とデータの授受を行う回線I/F部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、前記回線の種類を選択する選択部と、前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手段と、前記選択部により選択された前記回線に応じて前記回線及び前記半導体DAAとの接続状態を切り替える回線種別切替手段とを備えている。
第3の発明の通信端末装置の特徴は、前記第2の発明に加え、回線種別を自動的に判別し、回線種別に応じて回線からの直流電流又は装置内電源の直流電流のいずれか一方を用いることである。そのため、第3の発明の通信端末装置では、回線側とデータの授受を行う回線I/F部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、前記回線の種別を選択する選択部と、前記選択部における回線種別選択を自動的に行わせる回線種別自動認識手段と、前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手段と、前記選択部により選択された前記回線に応じて前記回線及び前記半導体DAAとの接続状態を切り替える回線種別切替手段とを備えている。
本発明によれば、通信端末装置内部の直流電流供給手段より半導体DAAに対して直流電流を供給し、供給した直流電流が回線網側へ流出しないよう直流電流供給手段と回線網側との間に直流電流分離手段を設けたので、回線I/F部に半導体DAAを使用している通信端末装置を、直流電流が重畳されていない回線網へ接続しても、通信動作が可能になる。従って、比較的簡単な回路構成及び送受信制御により、通信端末装置の低コスト化が可能になる。
図1は本発明の実施例1における図2中の回線I/F部等の概略の構成を示すブロック図である。 図2は本発明の実施例1における通信端末装置(例えば、ファクシミリ装置)の全体の外観を示す斜視図である。 図3は図2の回路構成を示す概略のブロック図である。 図4は本実施例1の図1〜図3におけるファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。 図5は図3中における本実施例2の回線I/F部等の概略の構成を示すブロック図である。 図6は本実施例2の図2、図3及び図5におけるファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。 図7は図3中における本実施例3の回線I/F部及び制御部等の概略の構成を示すブロック図である。 図8は本実施例3の図2、図3及び図7におけるファクシミリ装置の動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1における通信端末装置の全体の外観を示す斜視図、更に、図3は、図2の回路構成を示す概略のブロック図である。
本実施例1の通信端末装置は、例えば、ファクシミリ装置1であり、回線網85に接続される。ファクシミリ装置1の内部には、データバス2が設けられている。データバス2には、受信した画像を印刷する印刷部3、送信する原稿を画像データに変換する読取部4、装置の動作状況を示すための液晶(LCD)や発光ダイオード(LED)等で構成された表示部5、操作部6、送信画情報と受信画情報を蓄積する画メモリ7、各種制御プログラムを記憶する読み出し専用メモリ(以下「ROM」という。)8、随時読み書き可能なメモリ(以下「RAM」という。)9、符号化/復号化部10、モデム11、及び、制御部20等が接続されている。モデム11には、回線網85側とデータの授受を行う回線I/F部30が接続されている。
ここで、操作部6は、ダイヤルするためのキーとしてのテンキー、各種動作をさせるためのスタート/ストップキー等で構成されている。RAM9は、各種必要なデータ、ファクシミリ装置全体制御のワークエリア等に使用されるメモリである。符号化/復号化部10は、送信画情報をMH(modified Huffman code)、MR(modified READ:modified relative element address designate)、MMR(modified modified READ:relative element address designate)符号化方式等の所定の符号化方式で圧縮することと、受信画情報をMH、MR、MMR復号化方式等の所定の復号化方式で伸長する機能を有している。
モデム11は、回線I/F部30を介して回線網85に送信するファクシミリ(以下「FAX」という。)データを変調する一方、回線I/F部30を介して回線網85から受信するFAXデータを復調する機能を有している。制御部20は、ROM8に記憶された各種制御プログラムに従ってファクシミリ装置全体を制御する機能を有し、中央処理装置(以下「CPU」という。)等により構成されている。この制御部20により、回線I/F部30の制御も行われる。回線I/F部30は、制御部20から発着呼の際に所定の網制御を行う機能を有している。
図1は、本発明の実施例1における図3中の回線I/F部30等の概略の構成を示すブロック図である。
制御部20は、回路I/F部30を制御するための切替信号S21,S22をそれぞれ出力する直流抵抗切替指示手段21及びインピーダンス切替指示手段22等を有している。
回線I/F部30は、回路網85に接続される一対の端子L1,L2を有し、この端子L1,L2間に、バリスタ等のサージ防護素子31の両端子31T1,31T2が接続されている。更に、両端子L1,L2には、直流電流分離手段32−1,32−2の一方の端子32T1,32T3がそれぞれ接続され、これらの直流電流分離手段32−1,32−2の他方の端子32T2,32T4に、半導体DAA40及び直流電流供給手段90が接続されている。
各直流電流分離手段32−1,32−2は、直流電流供給手段90から供給される直流電流に対し、回線網85への流出を阻止するための回路である。一方の直流電流分離手段32−1は、直流電流遮断用のコンデンサ32−1a及び突入電流阻止用の抵抗32−1bを有し、これらが両端子32T1,32T2間に直列に接続されている。同様に、他方の直流電流分離手段32−2も、直流電流遮断用のコンデンサ32−2a及び突入電流阻止用の抵抗32−2bを有し、これらが両端子32T3,32T4間に直列に接続されている。なお、これらの直流電流分離手段32−1,32−2は、コンデンサ32−1a,32−2a及び抵抗32−1b,32−2bによりそれぞれ構成されているが、直流電流を分離することが可能であれば、他の回路により構成しても良い。
直流電流分離手段32−1,32−2の端子32T2,32T4に接続された半導体DAA40は、複数の抵抗、及び複数のインピーダンス素子を有し、制御部20によるプログラム制御により、複数の抵抗及び複数のインピータンス素子の内、適切な抵抗及びインピーダンス素子の組合せが選択され、各規格で要求される回線(例えば、公衆回線)に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換することを可能にするシリコン等の半導体素子である。半導体DAA40を使用しない場合は、トランスにて回線網85と回線I/F部30とが接続される。この場合は、公衆回線の各規格に沿ったトランスを搭載すれば問題はない。しかし、本実施例1のように半導体DAA40を使用すれば、公衆回線の各規格によらない基板とすることができる利点がある。このようにトランスにするのではなく、半導体化したものが半導体DAA40である。
この半導体DAA40は、例えば、各直流電流分離手段32−1,32−2の両端子32T2,32T4間に接続され、回線網85(例えば、第2の回線である公衆回線)から供給される直流電流を整流するダイオードブリッジ50と、このダイオードブリッジ50の出力側に接続された回路網側回路60と、この回路網側回路60の出力側に接続された絶縁受渡部70と、この絶縁受渡部70の出力側に接続された制御部側回路80とにより構成されている。
ここで、ダイオードブリッジ50は、4つのダイオード51〜54を有し、これらが一対の交流入力端子50T1,50T2間にブリッジ接続され、その一方の交流入力端子50T1が直流電流分離手段32−1の端子32T2に接続され、他方の交流入力端子50T2が直流電流分離手段32−2の端子32T4に接続されている。ダイオードブリッジ50の+側出力端子50T3及び−側出力端子50T4には、回路網側回路60が接続されている。
回路網側回路60は、ダイオードブリッジ50の+側出力端子50T3及び−側出力端子50T4に接続されたハイブリッドネットワーク61と、このハイブリッドネットワーク61に接続されたアナログ/デジタル変換及びデジタル/アナログ変換部(以下「AD/DAコンバータ部」という。)62と、このAD/DAコンバータ部62に接続された絶縁I/F部63とにより構成されている。
ハイブリッドネットワーク61は、直流抵抗切替指示手段21から与えられる切替信号S21により直流抵抗の切り替えを行う直流抵抗切替手段61−1と、インピーダンス切替指示手段22から与えられる切替信号S22によりインピーダンスの切り替えを行うインピーダンス切替手段61−2とにより構成されている。直流抵抗切替手段61−1は、例えば、低直流抵抗61−1a及び高直流抵抗61−1bを有し、これらのいずれか一方を、切替信号S21で動作するスイッチ61−1cにより切り替えるようになっている。インピーダンス切替手段61−2は、例えば、低インピーダンス61−2a及び高インピーダンス61−2bを有し、これらのいずれか一方を、切替信号S22で動作するスイッチ61−2cにより切り替えるようになっている。
このハイブリッドネットワーク61には、AD/DAコンバータ部62、及び絶縁I/F部63を介して、絶縁受渡部70に接続されている。絶縁受渡部70は、回線網側回路60と制御部側回路80とを直流的に絶縁し、且つ、データ、信号等を伝達するものである。
制御部側回路80は、絶縁受渡部70に接続された絶縁I/F部81と、この絶縁I/F部81に接続され、モデム11に対してデータの送信(TX)及び受信(RX)を行う送受信インタフェース部(以下「TX/RXIF部」という。)82と、絶縁I/F部81に接続され、制御部20に対して制御信号の授受を行う制御インタフェース部(以下「制御IF部」という。)83等とを有している。
このような回路I/F部30に対して直流電流を供給するための直流電流供給手段90は、ファクシミリ装置1内の直流電流供給用の電源部91と、この電源出力インピーダンスを調整(例えば、増大)する電源調整回路92とにより構成され、この電源調整回路92の出力側が、ダイオードブリッジ50の交流入力端子50T1,50T2側に接続されている。電源調整回路92は、回路網85からの交流成分が電源部91へ入り込むことを防止する回路であり、例えば、一対のチョークコイル92a,92bにより構成されている。
(実施例1の動作)
本実施例1の特徴は、回線網85として直流電流が重畳されていない第1の回線(例えば、専用線)を使用する場合、常に,専用線に対して装置内の電源からの直流電流を重畳させ、半導体DAA40を動作させている。以下、図4を参照しつつ、本実施例1の動作を説明する。
図4は、本実施例1の図1〜図3におけるファクシミリ装置1において、相手先の送信側ファクシミリ装置から呼び出しがあり、受信側ファクリミリ装置1が自動受信に切り替わる場合の動作を示すフローチャートである。
ファクシミリ装置1の端子L1,L2には、例えば、直流電流が重畳されていない専用線のような回線網85が接続されている。予め、直流抵抗切替指示手段21及びインピーダンス切替指示手段22から出力される切替信号S21,S22により、直流抵抗切替手段61−1及びインピーダンス切替手段61−2内のスイッチ61−1c,61−2cが切り替えられて、回線網85に対応した出力抵抗及び出力インピーダンスに設定されている。
ファクシミリ装置1が動作を開始し、ステップST1において、待機状態で、回線網85からの受信開始信号の到来を待つ。
ステップST2において、直流電流供給手段90にて直流電流を半導体DAA40に供給しているため、半導体DAA40は動作可能状態になっている。受信開始信号は、モデム11にて検出する。受信開始信号が回線網85から到来した場合、受信開始信号は端子Ll,L2から入力される。受信開始信号は、直流電流分離手段32−1,32−2、ダイオードブリッジ50、及びハイブリッドネットワーク61を経由してAD/DAコンバータ部62へ伝達される。受信開始信号がAD/DAコンバータ部62に伝達されると、アナログ信号である受信開始信号をAD/DAコンバータ部62がデジタル信号へ変換する。デジタル信号化された受信開始信号は、回線側絶縁I/F部63、絶縁受渡部70、制御部側絶縁I/F部81、及びTX/RXIF部82を経由して、モデム11へ伝達される。モデム11は、伝達されたデジタル信号化された受信開始信号の到来を検出する。
ステップST3において、モデム11は、受信開始信号を検出すると、この受信開始信号が、受信開始信号の周波数範囲に合致しているか否かをチェックする。受信開始信号の周波数範囲に合致している場合は、ステップST4へ進む。
ステップST4において、モデム11は、信号レベルの確認を行い、閾値以上のレベルを確保しているか否かをチェックする。閾値以上のレベルを確保していることが確認できたら、ステップST5へ進む。
ステップST5において、FAX通信を開始する。FAX通信は、ITU(国際電気通信連合)の国際標準としての勧告に従い行う。回線網85から到来する受信信号は、端子Ll,L2から入力される。受信信号は、直流電流分離手段32−1,32−2、ダイオードブリッジ50、及びハイブリッドネットワーク61を経由して、AD/DAコンバータ部62へ伝達される。受信信号がAD/DAコンバータ部62に伝達されると、アナログ信号である受信信号がAD/DAコンバータ部62でデジタル信号へ変換される。デジタル信号化された受信信号は、回線側絶縁I/F部63、絶縁受渡部70、制御部側絶縁I/F部81、及びTX/RXIF部82を経由して、モデム11へ伝達される。
回線網85へ出力する送信信号は、モデム11よりデジタル信号として出力される。モデム11より出力されたデジタル信号は、TX/RXIF部82、制御部側絶縁I/F部81、絶縁受渡部70、及び回線側絶縁I/F部63を経由して、AD/DAコンバータ部62へ伝達される。伝達されたデジタル信号は、AD/DAコンバータ部62にてアナログ信号に変換され、ハイブリッドネットワーク61、ダイオードブリッジ50、及び直流電流分離手段32−1,32−2を経由して、端子Ll,L2へ伝達され、送信信号として回線網85へ出力される。
ステップST6において、FAX通信が完了したら、ステップST2へ戻り、次の信号の到来を待つ。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(a)〜(c)のような効果がある。
(a) ファクシミリ装置1内部の直流電流供給手段90より半導体DAA40に対して直流電流を供給し、供給した直流電流が回線網85側へ流出しないよう直流電流供給手段90と回線網85側との間に直流電流分離手段32−1,32−2を設けたので、回線I/F部30に半導体DAA40を使用しているファクシミリ装置1を、直流電流が重畳されていない回線網85(例えば、専用線)へ接続しても、通信動作が可能になる。
(b) ダイオードブリッジ50に直列で、且つこのダイオードブリッジ50と回線網85との間で、回線と当該装置の電源部91からの直流電流を重畳できる特徴があるので、次のような比較例1、2に対して優位性や効果がある。
例えば、比較例1として、回路網85のラインとは別の入力ラインから、電源部91からの直流電流を直接、半導体DAA40へ供給する構成を想定する。この比較例1では、ダイオードブリッジ50が働かないので、送受信信号がダイオードブリッジ50を経由することができない。つまり、ファクシミリ装置1の送受信動作が行えないという欠点がある。
これを解決するための比較例2として、例えば、ダイオードブリッジ50を経由しない別ルートの回路網ライン(即ち、ダイオードブリッジ50を経由しないで、端子L1,L2とハイブリッドネットワーク61との間を接続する別ルートの回路網ライン)を設け、交流信号のみを伝送する専用線に接続する場合は、ダイオードブリッジ50を経由しない前記別ルートの回路網ラインを利用して、専用線とハイブリッドネットワーク61との間で送受信を行う構成が考えられる。この比較例2では、ダイオードブリッジ50とは別ルートの回路網ラインを設けなければならないので、回路構成及び送受信制御が複雑になり、結果としてファクシミリ装置がコスト高になるという欠点がある。
これに対し、本実施例1では、ダイオードブリッジ50を有する通常のファクシミリ装置において、電源部91からダイオードブリッジ50の交流入力端子50T1,50T2へ、半導体DAA駆動用の直流電流を供給すると共に、回線網85側とダイオードブリッジ50との間に直流電流分離手段32−1,32−2を設けるだけで、比較的簡単な回路構成及び送受信制御により、前記比較例1及び2の欠点を解決でき、ファクシミリ装置1の低コスト化が可能になる。
(c) 電源部91とダイオードブリッジ50との間に設けた電源調整回路92により、ダイオードブリッジ50に対して電源出力インピーダンスを大きくできる。そのため、回路網85からの交流成分が電源部91側へ入り込むことを防止でき、これにより、電源電力の安定化や低ノイズ特性の向上を図ることができる。
(実施例2の構成)
本発明の実施例2における通信端末装置(例えば、ファクシミリ装置)1の全体構成は、実施例1を示す図3中の制御部20及び回線I/F部30に代えて、これとは機能あるいは構成の異なる制御部20A及び回線I/F部30Aが設けられている点のみが異なり、他の構成は実施例1と同様である。
本実施例2の制御部20Aでは、実施例1の制御部20における直流抵抗切替指示手段21及びインピーダンス切替指示手段22を有する他に、回線の種類を選択するための選択部23が追加されている。ユーザが操作部6を操作して回線の種別を設定すると、設定された回線種別の情報が選択部23に保存され、この保存された情報に基づき、選択部23から切替信号S23が出力される構成になっている。
図5は、図3中における本実施例2の回線I/F部30A等の概略の構成を示すブロック図であり、実施例1を示す図1の回線I/F部30等の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の回線I/F部30Aでは、実施例1の回線I/F部30において、半導体DAA40に対し、選択部23に保存された回線種別の情報に基づいて出力される切替信号S23により、直流電流供給手段90と接続するか又は直流電流分離手段32−1,32−2を有効にするかを切り替えるための2つの回線種別切替手段(例えば、切替スイッチ)33−1,33−2が追加されており、その他の構成は実施例1と同様である。
2つの切替スイッチ33−1,33−2は、スイッチ用トランジスタや選択用セレクタあるいはゲート回路等によりそれぞれ構成されている。一方の切替スイッチ33−1は、2つの端子33T1,33T2と、選択部23から出力される切替信号S23により切り替えられて端子33T1又は33T2のいずれか一方に接続される1つの端子33T3とを有している。同様に、他方の切替スイッチ33−2は、2つの端子33T4,33T5と、選択部23から出力される切替信号S23により切り替えられて端子33T4又は33T5のいずれか一方に接続される1つの端子33T6とを有している。
一方の切替スイッチ33−1において、端子33T1は、回線網85が接続される端子L1、サージ防護素子31の端子31T1、及び直流電流分離手段32−1の端子32T1に接続され、端子33T2は、電源調整回路92内のチョークコイル92aに接続され、更に、端子33T3は、直流電流分離手段32−1の端子32T2、及びダイオードブリッジ50の交流入力端子50T1に接続されている。
他方の切替スイッチ33−2において、端子33T4は、回線網85が接続される端子L2、サージ防護素子31の端子31T2、及び直流電流分離手段32−2の端子32T3に接続され、端子33T5は、電源調整回路92内のチョークコイル92bに接続され、更に、端子33T6は、直流電流分離手段32−2の端子32T4、及びダイオードブリッジ50の交流入力端子50T2に接続されている。
(実施例2の動作)
図6は、本実施例2の図2、図3及び図5におけるファクシミリ装置1において、相手先の送信側ファクシミリ装置から呼び出しがあり、受信側ファクリミリ装置1が自動受信に切り替わる場合の動作を示すフローチャートであり、実施例1を示す図4のフローチャート中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2を示す図6のフローチャートでは、実施例1を示す図4のフローチャートにおけるステップST1〜ST6の内の最初のステップST1の前に、ステップST11〜ST13が追加されている。
ファクシミリ装置1が動作を開始し、ステップST11において、ユーザは、操作部6を操作し、ファクシミリ装置1を接続するための回線網85の回線種別(例えば、直流電流が重畳された公衆回線、又は直流電流が重畳されていない専用線)について事前に設定する。この設定は、ファクシミリ装置1の設置時に一度だけ行われる。設定された回線種別の情報は、選択部23に保存される。
選択部23に保存された情報に基づき、設定された回線種別(例えば、公衆回線又は専用線)に対応して、直流抵抗切替指示手段21及びインピーダンス切替指示手段22から切替信号S21,S22が出力され、直流抵抗切替手段61−1及びインピーダンス切替手段61−2内のスイッチ61−1c,61−2cが切り替えられて、回線網85の種類に対応した出力抵抗及び出力インピーダンスに設定される。
ステップST12において、制御部20Aは、選択部23に保存された情報が専用線か否かをチェックする。選択部23に保存された情報が専用線の場合は、ステップST13へ進む。ステップST13において、選択部23は、専用線に対応した切替信号S23を出力する。切替信号S23により、切替スイッチ33−1,33−2が直流電流供給手段90側に切り替えられ、ダイオードブリッジ50及び切替スイッチ33−1,33−2を介して、半導体DAA40と直流電流供給手段90とが接続される。これにより、直流電流供給手段90から出力された直流電流が、切替スイッチ33−1,33−2、及びダイオードブリッジ50を経由して、半導体DAA40へ供給され、この半導体DAA40が動作可能状態になる。その後、次のステップST1へ進む。
ステップST12において、選択部23に保存された情報が専用線でない公衆回線の場合は、ステップST1へ進む。このステップST1〜ステップST6までは、実施例1とほぼ同様のFAX通信動作が行われる。
この際、図5の回線I/F部30Aにおける端子L1,L2に、回線網85として公衆回線が接続されている場合、選択部23から出力された切替信号S23により、切替スイッチ33−1,33−2が公衆回線網85側に切り替えられ、端子L1,L2がスイッチ33−1,33−2を介してダイオードブリッジ50の交流入力端子50T1,50T2に接続される。そのため、公衆回線から、直流電流が重畳された受信開始信号が端子L1,L2に到来すると、その受信開始信号がダイオードブリッジ50で直流電流に整流され、整流された直流電流により半導体DAA40が動作可能状態になる。そして、整流された直流電流中のFAX信号に対し、半導体DAA等により、実施例1と同様のFAX通信が行われる。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、実施例1とほぼ同様の効果がある。更に、本実施例2では、回線網85の種類を選択するための選択部23と、選択された回線に応じて回線網85と半導体DAA40との接続状態と半導体DAA40と直流電流供給手段90との接続状態を切り替える回線種別切替手段である切替スイッチ33−1,33−2とを、実施例1に対して追加している。そのため、切替スイッチ33−1,33−2の切り替えにより、回線I/F部30Aに半導体DAA40を使用しているファクシミリ装置1を、直流電流が重畳されていないような専用線へ接続しても、FAX通信の動作が可能になる上、切替スイッチ33−1,33−2の切り替えにより、公衆回線へのFAX通信の動作も可能になる。
(実施例3の構成)
本発明の実施例3における通信端末装置(例えば、ファクシミリ装置)1の全体構成は、実施例2を示す図2中の制御部20Aに代えて、これとは機能の異なる制御部20Bが設けられている点のみが異なり、他の構成は実施例2と同様である。
図7は、図3中における本実施例3の回線I/F部30A及び制御部20B等の概略の構成を示すブロック図であり、実施例2を示す図5の回線I/F部30A及び制御部20A等の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3の制御部20Bでは、実施例2の制御部20Aにおける直流抵抗切替指示手段21、インピーダンス切替指示手段22、及び選択部23を有する他に、回線の種別(例えば、公衆回線又は専用線)を自動的に認識してその選択部23に回線を選択させる回線種別自動認識手段24が追加されている。
(実施例3の動作)
図8は、本実施例3の図2、図3及び図7におけるファクシミリ装置1において、相手先の送信側ファクシミリ装置から呼び出しがあり、受信側ファクリミリ装置1が自動受信に切り替わる場合の動作を示すフローチャートであり、実施例2を示す図6のフローチャート中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例3を示す図8のフローチャートでは、実施例2を示す図6のフローチャートにおけるステップST11に代えて、ステップST21〜ST23が設けられている。
ファクシミリ装置1が動作を開始し、ステップST21において、回線種別自動認識手段24は、端子Ll,L2に接続されている回線網85の種別(例えば、直流電流が重畳されていない専用線又は直流電流が重畳された公衆回線)を自動的に判別する。判別方法として、例えば、回線網85の電圧を検出して電圧の印加が認められた場合は公衆回線と判別し、電圧の印加が認められない場合は専用線と判別する。この判別方法は一例であり、回線種別の判別ができる方法(例えば、公衆回線におけるダイヤルトーン信号の検出等)であれば別の方法でも良い。
専用線と判別した場合は、ステップST22において、回線種別の情報「専用線」を選択部23に保存し、公衆回線と判別した場合は、ステップST23において、回線種別の情報「公衆回線」を選択部23に保存する。実施例2と同様に、選択部23に保存された情報に基づき、設定された回線種別(例えば、公衆回線又は専用線)に対応して、直流抵抗切替指示手段21及びインピーダンス切替指示手段22から切替信号S21,S22が出力され、直流抵抗切替手段61−1及びインピーダンス切替手段61−2内のスイッチ61−1c,61−2cが切り替えられて、回線網85の種類に対応した出力抵抗及び出力インピーダンスに設定される。
ステップST22,ST23の処理の後、ステップST12へ進み、実施例2と同様に、制御部20Bは、選択部23に保存された情報が専用線か公衆回線かのチェックを行い、その後は、実施例2と同様のステップST13,ST1〜ST6が順に実行される。
(実施例3の効果)
本実施例3によれば、実施例1とほぼ同様の効果がある。更に、本実施例3では、実施例2に対し、回線網85の種別を自動的に認識する回線種別自動認識手段24を設け、この認識結果により選択部23に回線を選択させる構成にしたので、ユーザが操作部6を操作して回線種別を選択部23に設定する必要が無く、その回線種別の選択部23への設定が自動的に行われる。そのため、回線種別切替手段である切替スイッチ32−1,32−2の切り替えにより、回線I/F部30Aに半導体DAA40を使用しているファクシミリ装置1を、直流電流が重畳されていないような専用線へ接続しても、FAX通信の動作が可能になる上、切替手スイッチ32−1,32−2の切り替えにより、公衆回線への通信動作も可能になり、使い勝手が更に良くなる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(1)〜(3)のようなものがある。
(1) 図3のファクシミリ装置1の全体構成を図示以外の構成に変更したり、ファクシミリ装置1中の図1、図5、図7の制御部20,20A,20B、回線I/F部30,30A、あるいは直流電流供給手段90を図示以外の構成に変更しても良い。
(2) 例えば、直流電流供給手段91における電源調整回路92において、各チョークコイル92a,92bに対して短絡用のスイッチを並列に接続したり、あるいは、各チョークコイル92a,92bに対して抵抗及びコンデンサ等のインピーダンス素子を並列に接続して、電源調整回路92のインピーダンスを可変可能な構成にすれば、ダイオードブリッジ50に対する電源出力インピーダンスの調整が容易になる。又、電源調整回路92を前記のようなチョークコイル92a,92b等を使用しないで、他の素子を用いて構成しても良い。その他、電源調整回路92は、電源電流を増幅する構成にしたり、あるいは、回路I/F部30内に設ける構成に変更しても良い。
(3) 実施例1〜3では、通信端末装置としてファクシミリ装置1について説明したが、本発明は、FAX機能を内蔵した電話機や複合機等の回線網85に接続して使用する種々の通信端末装置に適用が可能である。
1 ファクシミリ装置
20,20A,20B 制御部
21 直流抵抗切替指示手段
22 インピーダンス切替指示手段
23 選択部
24 回線種別自動認識手段
30,30A 回線I/F部
32−1,32−2 直流電流分離手段
33−1,33−2 切替スイッチ
40 半導体DAA
50 ダイオードブリッジ
60 回路網側回路
61 ハイブリッドネットワーク
61−1 直流抵抗切替手段
61−2 インピーダンス切替手段
70 絶縁受渡部
80 制御部側回路
85 回路網
90 直流電流供給手段

Claims (9)

  1. 回線側とデータの授受を行う回線インタフェース部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、
    前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、
    前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手殴と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記直流電流供給手段は、前記半導体DAAに対し前記直流電流を供給して前記半導体DAAを動作させることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  3. 前記直流電流分離手段は、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止して通信に必要な交流信号を通過させることを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  4. 回線側とデータの授受を行う回線インタフェース部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、
    前記回線の種類を選択する選択部と、
    前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、
    前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手段と、
    前記選択部により選択された前記回線に応じて前記回線及び前記半導体DAAとの接続状態を切り替える回線種別切替手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  5. 前記回線の種類は、直流電流が重畳されていない第1の回線と前記直流電流が重畳された第2の回線とであり、
    前記選択部により前記第1の回線が選択されたときには、前記回線種別切替手段により前記直流電流供給手段と前記半導体DAAとの接続を行い、前記直流電流供給手段からの前記直流電流を前記半導体DAAに供給して前記半導体DAAを動作可能にさせると共に、前記直流電流分離手段により、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止するよう切り替え、
    前記選択部により前記第2の回線が選択されたときには、前記回線種別切替手段により前記直流電流供給手段と前記半導体DAAとの接続を行わず、前記回線側と前記半導体DAAとを接続して通信を行う構成にしたことを特徴とする請求項4記載の通信端末装置。
  6. 回線側とデータの授受を行う回線インタフェース部に、前記回線に合致する出力抵抗及び出力インピーダンスに変換する半導体DAAを備えた通信端末装置であって、
    前記回線の種別を選択する選択部と、
    前記選択部における回線種別選択を自動的に行わせる回線種別自動認識手段と、
    前記半導体DAAに対して直流電流を供給するための直流電流供給手段と、
    前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止する直流電流分離手段と、
    前記選択部により選択された前記回線に応じて前記回線及び前記半導体DAAとの接続状態を切り替える回線種別切替手段と、
    を備えたことを特徴とする通信端末装置。
  7. 前記回線の種類は、直流電流が重畳されていない第1の回線と前記直流電流が重畳された第2の回線とであり、
    前記回線種別自動認識手段は、前記回線の種別を自動的に認識して前記選択部に前記回線を選択させ、
    前記選択部により前記第1の回線が選択されたときには、前記回線種別切替手段により前記直流電流供給手段と前記半導体DAAとの接続を行い、前記直流電流供給手段からの前記直流電流を前記半導体DAAに供給して前記半導体DAAを動作可能にさせると共に、前記直流電流分離手段により、前記直流電流供給手段から供給された前記直流電流における前記回線側への流出を阻止するよう切り替え、
    前記選択部により前記第2の回線が選択されたときには、前記回線種別切替手段により前記直流電流供給手段と前記半導体DAAとの接続を行わず、前記回線側と前記半導体DAAとを接続して通信を行う構成にしたことを特徴とする請求項6記載の通信端末装置。
  8. 前記直流電流供給手段は、電源出力インピーダンスを大きくする電源調整回路を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信端末装置。
  9. 直流電流分離手段は、抵抗及びコンデンサの直列回路により構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信端末装置。
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